2023-07-19

anond:20230718212533

自分も好きなシーンを挙げていこう

異世界に行く前の前半の方が好きなシーンが多かった。

 

1.旧家の玄関から洋館に入るシーン

だだっ広い玄関に豪華すぎる襖絵、異常に長い廊下の奥に蠢くおばあちゃん

どんな豪邸だよと思ったら辿り着いたのは全然違う洋館

とんでもねー映画始まったなと予感するには十分な導入だった

2.炎に飲み込まれ助けを求める母の夢を見て涙する眞人

どんなにベタであってもこういうのをやられると涙腺を直撃されてしま

3.「ダットサンで乗り付けてやるからな!」からいじめ

予想通りすぎて笑う。いまの目で見ると小さすぎるダットサンや冒頭出征シーンの豆タンクかわいい

4.突然殺意に目覚めてからの行動力

夢中で弓矢を作る男の子って素敵・・・

釘の頭を落としたり米粒を舐めながら糊にして鳥の羽をくっつけたり、

細部の描写が素晴らしい

宮崎アニメ真骨頂である

5.空から落ちてきた隕石の周りに塔を作ったという解説シーン

「ザ・児童文学」という感じのイマジネーションが素晴らしい

母が若い頃1年だけ行方不明になって帰ってきたんだという過去が語られる。

この時点で宮崎駿が今作で何がやりたいのか全て理解した

6.ワラワラ大量発生

質より量で勝負ワラワラデザイン宮崎駿が2秒で書いたスケッチに違いない。

宮崎駿デザイン小金井市公式キャラクター「こきんちゃん」と同じクオリティである

まっくろくろすけコダマポニョの妹たちと似てるようで次元が違う、小学生が描きそうな安易デザインである

7.産屋で急にブチ切れる義母

ここだけ絵柄が宮崎駿じゃない。あえて違和感を感じさせるために作画若いスタッフに任せているんだな。

違和感という記憶を辿ってあれはなんだったのか、ということをずっと考えるのが最高に楽しい映画

記事への反応 -
  • あまり同じような感想のレビューが無かったので共感できる人を探している。 この作品からは、幻想や理想の世界から現実に引き戻そうというメッセージ性を感じた。「意味がありそう...

    • 自分も好きなシーンを挙げていこう 異世界に行く前の前半の方が好きなシーンが多かった。   1.旧家の玄関から洋館に入るシーン だだっ広い玄関に豪華すぎる襖絵、異常に長い廊下の...

    • 「ご先祖様だぁ〜」 ↑ここが一番面白かった。「君らから見たら、そういう解釈なんやな〜」と。

    • 序盤のじっとりしたホラーみたいな雰囲気とそれに全然臆さない真人がかなり好きなジブリの主人公だった あとインコが包丁を舐めるシーンのユーモア

      • 下の世界に行くまではどう話が展開していくか読めない所が良かったね 不気味さとワクワク

    • 俺はドラえもんがタンクを破壊するために特攻したシーンかな

    • ワラワラを焼くヒミに眞人がやめろと叫ぶシーンが初見では理解できなかった なんで助けてもらってるのに口出してるんだ?と 母親が焼け死んだことを思い出してるってことなんだな ...

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