はてなキーワード: 軽犯罪とは
外資系企業(米系/NOT金融)に転職してもう10年経つが日本企業に戻りたいと思うことはもうない。
はっきり言って給料が安すぎる。もはや日本企業の給与水準は東南アジアにも負けていることを社会は広く認識すべき。
この前のNTT退職の件にもあったけどあまりに多くの人が不当に搾取され続けているので、人道的見地から人民を奴隷的低賃金労働から解放すべく真実を記す目的でこのエントリを立ち上げる。
給料は日系と比べると天と地ほどの差がある(除く商社・キーエンスなど)。うちの会社に新卒で入るとだいたいこんな感じ。
2年目 700 = 基本給550 + ボーナス150
3年目 900 = 基本給700 + ボーナス200(昇進後)
5年目 1100 = 基本給900 + ボーナス300(昇進後)
10年目 1500 = 基本給1100 + ボーナス400(昇進後)
これが年間総支給額かというとそういうわけではなく現物株が支給されたりストックオプションがもらえたりする会社も多い。大体現場レベルだと200万 - 500万くらいの付与が毎年されてそれを4分割とか3分割で1年毎に行使できる権利が確定する。
なので、気前のいい会社でかつ会社全体の業績が上げ調子であれば新卒3年目でも余裕の1000万円超えも狙える。いい時期に入ると10年働いただけで資産3億とか無いこともない。これは正直運。
また、営業のコミッションが大きめの会社だと基本給は上記の1 - 2割引きということもあるが、コミッションが売上金額の10%程度もらえる。中にはコミッションが「青天井」の会社もあって、億単位のディールを決めるとそれだけで家が建つほどだ。
ちなみに当然給与水準は業界・職種によって大きく左右されるが会社の規模はあまり関係ないことが多い。例のGAFAのエンジニアだと上記水準の1.5 - 2倍が相場になる。人によってはもっと。
※追記
自分の中であまりにも当たり前過ぎて書かなかったのだが勘違いしている人がいるので追記。
基本的には成果主義なので入社年数と給料は直接的にリンクしない。あくまで上は例であって大体新卒で入って上から25−40%くらいの評定をコンスタントに取っていて、かつ、2, 3年に一回順調に昇進している場合のモデルケースである。
だから、同じ入社年数であっても3年目でいうと +/- 200〜300万円、5年目なら +/- 300〜500万円、10年目なら +/- 500〜1000万円くらいの上下の幅があってもおかしくない。
繰り返すが重要なのは仕事のパフォーマンスを発揮することを通じて定期的に昇進していくこと。その人の職位と職種によって基本給は決まり、さらに仕事の出来によってボーナスや株の割当数が変化することを忘れないでほしい。
中途の場合は、前職の給料と実質的に背負っていたであろう責任を勘案して現職での職位が決まることが多い。あと、採用時点でこの空きはこれくらいのレベルの人を取ろうと決まっている事が多いので要注意。
外資系はすぐクビになるとよく言うが本当だろうか。
半分正解で半分不正解。
確かに外資金融やコンサルなど暗黙的にアップオアアウトの人事制度が採用されている業界もある。上にあげたコミッション高めの営業職の場合もこれに近い場合もある。
しかし、それ以外の大多数の外資系企業はそこまで苛烈な首切りをシステムとして採用していることは少ない。意外にも、のほほんと仕事をしている外資系社員が大多数なのだ。
とはいえ、日本の大企業ほどのルーズさはない。例えば、セクハラ/パワハラの常習犯や軽犯罪者が解雇されることもなく社史編纂室でヒモのように会社に養ってもらえるようなことは断じて無い。こういったケースは外資系では容赦なくクビになる。
一方、仕事の出来がいまいち振るわないくらいであれば結構長くいられる。仕事の出来が悪くてどうも使えないからクビになる事例は50人に1人あるかないかくらいではないだろうか。
こればっかりは職種や部署によるとしか言えないが、まあ日本企業よりはサラっとしてるんじゃないですかね。自分は自分で他人は他人というスタンスの人が多いので、私生活に干渉されないように一定の距離を保つことは簡単。
飲み会もあんまり無い。あっても行かなくても別にいい。行きたければ行けばいい。
あとは、前職で後輩だった/部下だった人が現職では上司なんてこともあったりするので、上下関係で縛るようなコミュニケーションは基本的には得策ではないかな。
部下であっても後輩であっても一人の人間として接する態度を心がける方が後々トラブルを避けられる。
前提として、その会社の本社の言語、少なくとも英語は喋れるに越したことはない。ただし、営業など英語ができなくても人手不足であればタイミング次第で入れることも多い。
とはいえ、社内資料、メールは基本英語なのでどのみち英語力は必要。
順番はどっちでもいいから英語は勉強しよう。それだけで給料2倍になる。
残業代は一定職位になるまで基本出る。もちろん意味なく残業してると評定が下がったりするから要注意。金融やコンサルはガチで3時間睡眠1ヶ月とかあるらしいが普通の事業会社ではそんなこと普通無い。9時とか10時に出社して6時とか7時に帰れる職場って結構ある。
そもそも本社とか欧州のオフィスに出張してみればすぐわかるけどビックリするぐらいみんな遅く来て早く帰る。アメリカ人なんかは昼飯はデスクでサンドイッチで済ませてその分早く仕事終わらせることに命かけてたりする。
そもそも成果主義だからデスクに座ってりゃいいというもんじゃないのでその辺は人それぞれで適当。
ただし時差は乗り越えられないので本社とのコールで朝早く起きなきゃいけなかったり、夜遅くに家から会議ということは仕事上発生する部署や職位もあったりする。こればかりはどうしようもない。
事業会社だとある程度までは誰でも頑張れば行けるラインってのが何となくある。
ただし、人によってそこに到達するまでの時間が大きく前後する。
数年で部長格まで行っちゃうサイヤ人級の人もいれば、同じ期間で1回しかプロモーションできない人もいるのは事実。
まあ、中にはオレは昇進には興味ないよって感じで好き勝手やってそこそこの給料って人もいる。
そもそも入って1 - 2年すれば自分はどこまで行けるか・行きたいかってのが大体分かったりするもんなので、必死で最短距離でそこにめがけていく人もいれば、それを受け入れて気楽にやろうぜって感じの人もいる。
何が言いたいかと言うと出世に対するスタンスは自分で決める必要がある。これが非常に重要。昇進したいなら上司にいつ頃昇進したいですと宣言した上で必要な条件を満たしていく必要がある。重要なのは自分のスタンスについて上司とすり合わせを行うこと。
ちなみに管理職になるのは結構難しい。なぜなら管理職ポストは外から採用されることが多いから。担当レベルと管理職は明確に異なるスキル、責任、職務内容が定義されているため、担当から管理職に昇進するには高いハードルがあることが一般的。
一度でも管理職を経験しているか否かはその後の転職の際にも大きく関わるので、運良く管理職になれそうなタイミングが来たら全力で取りに行くことが大切。
こいつばっかりは人によって多種多様なので一言で言えない。よくあるパターンは次の通り。
これまで観察した限り、会社を辞めてものすごい不幸に陥った人は見たことがない。転職した先が業績悪化に伴い解雇されたりするケースはままあるが、その後すぐ再就職できるケースがほとんど。
同業種であればどこかで再会することも多いのでやっぱり人間関係は大切にしたほうが良い。あと、今の会社でダメでほとんどクビみたいな人でも次は結構見つかる。何なら会社を変えたら全然前より偉くなることもある。
もっと楽しいことに時間使えばいいのにとも思うけど、それはその人の自由なのでまあ自由にやってもらえばいい。
問題は、ちょっと失敗したり不謹慎だったりするだけの特定個人に対し、正義を盾にTwitterやはてブで責め立てたり個人情報を暴こうとしたり職場や学校に電話をしようとしたりする連中だ。
彼らは、自分の行いがコンビニでミスをした外国人店員を怒鳴りつける老人と同じだということに気づいているだろうか。
別に、彼らが100%間違ってるというつもりはない。大抵の場合、そのとき責め立てられる個人には非がある。軽犯罪を犯していたり、ポリコレに抵触していたり、あるいはそれらの直前だったりする。
ただし、このとき考えないといけないのは「ミスをしたコンビニの外国人店員や炎上した彼や彼女のしたことはどの程度の悪なのか」「それに対し、与えられるべき罰や責めの重さはどの程度なのか」「自分は彼らを責めるべきなのか」だ。
また、様々な宗教や文学や偉人の教えを引くまでもなく、一切の悪や失敗を行わずに生きている人間はいないし、その罪には軽重がある。それは、今正義の側に立っている人々だって、私だって同じだ。
正義は世の中を良くする行いであり、同時に娯楽だ。正義を主張することは気持ちいいものなのだ。我々は、正義を娯楽として使っていないか、自分自身に対して批判的であるべきではないだろうか。
全ての悪や失敗が許されない世界、品行方正な人間しかいない世界はディストピアでしかない。私には正義の肥大化、悪の許容度の低下が進んでいるように見える。そして、それが恐ろしい。
何が言いたいかというと、もう少しやんちゃや迷惑やルール違反に寛容になろうよ、あるいは適度なところでやめようよ、って話です。
答がでないので増田で吐き出してる。
前にホームレスにまで墜ちた人が自助努力で立ち直った人の話が話題になってた。
あの人は本当にすごいと思う。なぜならここまでどん底に堕ちても自力で立ち直れる精神を保っている人は稀だからだ。
元々のメンタルが強い方なのかもしれない、または文面になかっただけで精神的に頼れる親族や恋人がいて、見守ってくれていたのかもしれない。
残念ながら大抵の人はこうはならない。心を徹底的にたたき折られて自力で立ち直ることが不可能になる。
僕の知っている限りここまで墜ちてダメになった人がたどるパターンは2つ。自分を責め続けて鬱状態になって自殺願望の塊になる。もしくは責任を他者や社会になすりつけてに被害妄想の塊になる。精神が荒廃した状態になる。
ここまで墜ちて心を折られた人は、もう自力で立ち直るのが不可能になる。親しい家族や親族がいたら彼らに支えてもらって回復を試みることも可能であるが、そこまで墜ちる過程でそういった大切な人間関係を自身の暴言や暴力でぶち壊した人も少なくなく、家族や親族も誰も近づこうとしない。
こういった人が生活保護案件になると、「国の金で支えてもらっているのに感謝するどころか周りに悪態つきまくって刹那的に金を使い果たす生活しかできない」というネットでもフルボッコな案件ができあがる。心がある程度正常でないと将来に備えてお金を管理して使うということができないのである。そしてそれを注意してくれる家族もいないのである。
僕の身内にも後者のケースが一人いる。何度も話し合いをしても被害妄想の塊で、彼自身の言動や行動で家族との絆を粉々にして、年老いた両親とあいつの息子はあいつを残して他県に引っ越した。そして彼は現在住む場所もなく軽自動車の中で寝泊まりしてる。
僕からも何度か仕事を紹介したが、初めて数日で「俺をだました両親やお前に落とし前つけるまで仕事なんてする気にならない」とバックレてもう紹介するのも無理になった。
なんとか彼が通えそうな病院や施設への入居を勧めたら激怒されて、それっきり連絡も途絶えた。
何を話しても過去の自身の失敗を認めることができず、結局他者や両親に責任をなすりつける。
正直彼がどうやって立ち直ったらいいのか見当もつかない。生活保護でも受けたらいいんだろうが、そうしたら彼が大事にしてるあの軽自動車も手放すことになるので申請してないらしい。
僕も彼の件があっていろいろな制度を調べたが、どれも当人が自発的に動かないと使えないものばかり。
世の中の制度というのは「自分のことは自分で解決できる大人」むけに設計されていて、彼のようないいおっさんなのに自分では何もできないクズが使える制度は見当たらない。
精神病院などの強制入院も人権侵害に引っかかるのでハードル高い。そりゃ俺や周りの人間が素人判断で「精神病案件だわ」って思っても、医者の診断なしで入院させることなんて無理筋だろう。だがこういった人間は自分で精神科に診察すら行ってくれない。心が壊れているのに自分が正常で回りがオカシイと思い込んでいる人間に何ができるのか。
高校時代はあんなに活発で面白かったあいつが、あそこまで墜ちて、それをみて僕や両親すら何もできないのが現状である。このままだと万引きなどの軽犯罪を犯して刑務所に入れられるのがベストシナリオなんじゃないかとすら思えてくる。
彼のように心が折れてしまった人はどうやって生きていけばいいのだろうか。答が出ない。
追記:これの末路です
家に侵入した米兵に、少女は「殺される」と妹を抱きかかえてはだしで窓から飛び出し、近隣の知人宅に逃げ込んでいた
当然ひどい事件で加害者は死ぬべきだと思うが、あえて地元マスコミを批判しよう。
まずは統計だ。
実のところ、こうした犯罪は日本人か米軍かを問わず日常的に起きている。
http://www.police.pref.okinawa.jp/docs/2018091100187/
俺が疑問なのは、
「なぜ8000件のうち米軍関係者の犯罪だけ詳細にディティールが報じられ、
その他数千件はほとんど報じられもしないのか?」という一点だ。
誰だって、こんな事件のディティールを知れば義憤に駆られるだろう。当たり前だ。
上の統計じゃ去年は殺人・強盗・放火・強制性交等が71件もあったらしいが、
取材しようってんなら全部日本語で完結する8000件の方がよっぽど楽だろうに、なんで報道しないんだ?
そうこうして、俺たち一般市民は身の回りで起きている米軍と無縁な8000件の事件がどれも悲惨だってことを知らないピュアな状態で、
いきなり今回の読谷みたいなヘビーなディティールを知るわけだ。
8000件の中身を知ってる状態と知らない状態で、怒りの質も量も向きも同じだったと自信をもって言える?
認知バイアスにハマってなかったと断言できる?
自民党政権下においては弱者排他主義が推し進められ性差に関する公平な国家としては国際的には後進国レベルの水準に陥っている。それにも関わらず、安倍政権は大企業経営者から成る経団連や就職活動に強い興味を示す若者年代からの強い支持を中心に、依然として最大支持政党として盤石な体制を築きつつある。社会的弱者への排他主義(国際男女平等ランキグン114位)・経団連の駒となる労働者からの権利剥奪(働き方改革)・基礎科学の根幹からの弱体化(ネイチャー誌による2017年の批判・及び国立大学縮小改革)などこの政権下において進められた改革という名の行政行動に従って、この国は福祉・人権・科学に於いて再起不能とも言えるダメージを負った。この世で真に正しいはずの自由と平等・権利といった概念は、多数決という名の暴力に取ってすげ替えられた偽りの民主主義によって地に落ちたのである。これらが示すことは、この国家は安定した負のスパイラルの潮流の上に乗り、2度と戻ることのできない底無し沼で沈み続けるということである。未来はすでに失われた。
一方で、洗脳教育においては一定の成果を挙げ、教育水準が格段に低下しているにも関わらず(https://www.asahi.com/articles/ASKC36GYCKC3UTIL01K.html)、軽犯罪を中心とする犯罪率は格段に減少した(https://www.nippon.com/ja/features/h00068/)。人々は自分を取り巻く世相への理解に鈍くなる一方、穏やかになり荒げた行動を示さなくなった。オウム心理教によるサリン事件実行犯への一斉死刑執行などにも妥当であると理解を示した(http://news.livedoor.com/article/detail/15080532/)。オウム心理教への破防法適用以降、組織的な強硬的無差別殺人は起こっていない。
一見して、世の中穏やかな人々が増え平和になりつつあるように見えるが、冒頭で示した通り国家の未来の礎を築くための萌芽は摘み取られつつある。ここにある仮説を立てたい。即ち人々は自分の意識の外で、いつの間にか国家にその精神を支配されてしまったのである。社会的弱者への排他・排除への批判に理解を示し、後退しつつあるはずの国際的な評価を無視して、極めてニッチでかつバブル期までに成長を築き上げた分野における国際的存在感(https://seattley.hatenablog.com/entry/2017/11/04/141432)への強制的共感(いわゆるホルホル)による自己陶酔。大中小企業で強制残業が深い問題になっているも関わらず、労働者の芽を摘む施策への支持。この国家の国民は爽やかな笑顔で自分自身の首を締め付け自死に追いやっているのである。
恐怖の無い平穏な雰囲気を形成した上での国民の支配。まさに映画「マトリックス」の世界。かつて世界で猛威を奮った共産主義国家が、未来の先に思い描いたユートピアのその先、ディストピアが今の日本でないだろうか(https://ja.wikipedia.org/wiki/ディストピア)。いや、支配的状況を平和と自由と錯覚している人々が大多数のこの国はディストピアさえ凌駕した修正ディストピアと言っても過言は無いかもしれない。この先起こりうる具体的なディストピア事象としては、東京五輪への強制(ボランティア)参加であろう。すでに粛清の対象も挙げられている(https://togetter.com/li/1212415)。もうすでに始まってしまって、予言もへったくれもないが...さらにその先、この国には何の救済も無い絶望を突き進むのは間違いない。
北朝鮮とアメリカの武力衝突、中国との東南シナ海での覇権争いなど破滅的武力行為による日本の国家崩壊を期待して自民党に投票された方もいらっしゃるかもしれないがそれらすら期待できなくなりつつある。安定的負のスパイラルに乗りディストピアを突き進む日本。一体全体、いつディストピアに陥ったのだろうか...僕のようなド素人ではなく有識者に論を讓りたい。
ここで挙げられた死刑への反対理由は冤罪についてのみだ。現行犯逮捕等冤罪の心配が無ければ死刑は問題無いという立場なのでしょうでしょう。ならあなたは死刑制度そのものに反対しているとは言えない。
冤罪は実際問題だけど、これはやはり理想的には刑罰の重さを軽くする方法ではなく警察の捜査の確度を上げる方法で対応して欲しい。
犯罪への刑罰の軽重を設定するにあたり冤罪の可能性を基準として採用すると、社会的被害や影響という点が二の次にされてしまう。冤罪の起こり難い軽犯罪と冤罪の起こり易い重犯罪が有った場合、前者の刑罰が冤罪可能性の低さ故に後者より重く成ってしまったとしたらちぐはぐだ。
個人的には死刑制度には賛成。受刑者を服役させるには年間50万円の費用が発生する事と、重大犯罪への抑止効果が有る為。もっと言えば無期懲役刑を廃止して無期刑の受刑者も死刑にする事で国家の無駄な税支出を減らして欲しい。
Hagex氏に関して、私が思うことは主に2つだ。
b. しかしながら、Hagex氏は自ら殺される原因を作った。
c. 最悪の犯罪を犯した。罪の意識を感じ、罪を償ってほしい。
d. 殺人という罪を犯すほど歪んでしまった彼の精神に同情を感じる。
そして、この様な事件が起こる度に以下のことを思う
順に書記す
a)なぜHagex氏が殺されたのは因果応報ではないと思うのは、彼が行った通報行為というのが松本の言うネットリンチや"いじめ"というほど非難されるほどの行為ではないからだ。
Hagex氏が松本容疑者に行った事は簡単に例えると、「禁煙場所で喫煙している人を注意した」様なものだ。
もちろん、iDコールをして他のはてなユーザーに話を振るという行為自体は禁じられた行為ではない。
しかし話をする気のない人に対して、何度も罵詈雑言を含む言葉を浴びせることは、明らかに迷惑行為である。
その様な迷惑行為を繰り返す人がいるということ、またその迷惑行為に対する対処法を他のユーザーに知らせることはリンチやいじめとは言えない。
b)しかし、その様な行為をいじめと捉えるかどうかは人それぞれである。
たとえ禁煙場所で喫煙している人を注意したとしても、多少ムカッとする人はいるだろうが注意した人を殺すほど恨む人など0.01%もいないだろう。
松本容疑者はHagex氏の行為をいじめと捉え、彼を恨み、彼を殺す行為に至った。
結果としてHagex氏は自ら殺される原因を作ったといえる。
c)松本容疑者に関してのことだが、彼が起こした罪に関して言えることは少ない。
彼は人の命を奪うという最悪の犯罪を犯した。
d)彼が犯した罪に対して、ただただ怒りを感じる。同時に松本英光という歪んだ人間に対して同情を感じるのはなぜか。
無敵の人とはひろゆきがブログに発して一部で広まった言葉で、簡単に言えば「失うものがない人」のことである。
無敵の人は人を傷つける事に抵抗がない、なぜなら今まで散々人に傷つけられたからだ。
無敵の人は簡単に罪を犯す、なぜなら刑務所に入り自分の自由が奪われようと構わないからだ。
己を愛することが少ない。
その様な人物を私は同情する。
e) 誰かが松本英光容疑者を愛し、彼が自分をコミュニティーの一員だと感じることが出来ていれば、今回のような悲劇は起こらなかったかもしれない。
小さい頃から短気だったかもしれない。受験や就職に失敗して自尊心を傷つけられたかもしれない。
経緯はわからないが、彼は人の話を聞かず、罵詈雑言で相手を貶し、自分の主張を執拗に繰り返す迷惑な引きこもりで無職の42歳のオッサンであった。
はてなて言う「キモくて金のないオッサン」をもっと悪くした奴だ。
そんな彼を誰が仲間として迎えることが出来ただろうか。
ネット上で迷惑行為を繰り返すキモいおっさんの話を聞いてあげる人などあまりいない。
少なくとも私には無理だ。
恐らく無理であろう。コストに目合う利潤がない。
はてなは今回の悲劇が起こった場であったが、また同時に松本英光容疑者にとっては数少ない社会との繋がりの場であった。
彼は増田でこう書いている。
"逆に言うと散々ガス抜きさせてもらった恩がある"
なので、はてなが事件の原因だと決めるのは些か早計ではないかと思う。
はてながなかったなら松本容疑者と社会との繋がりはされに薄くなり、なにかしらの犯罪に及ぶ時期が早まっていたかもしれないとも考えられるからだ。
もしかしたら、民間のボランティア団体や、地域や国家行政団体が彼らのような罵詈雑言を繰り返す弱者に対して手を差し伸べる事をしていたら今回のような悲劇を防げたかもしれない。
ネットがあったから起きた悲劇ではなく、ネットで可視化された事をチャンスだと考え、今後はある程度防げる事柄になってほしいと思うが中々簡単にはいかないだろうし、完全に犯罪を防ぐことは出来ないだろう。
あまり思い浮かばないが、リアルでキモい奴がいたとしても、簡単に仲間外れにせず彼らの言っていることに耳を傾ける事は出来るんじゃないかと思う。
ネット上では罵詈雑言を繰り返す人は数限りなく見つかるのでミュートしてしまうが、リアルではそんな人そこまで多くないので、対応できると思うからだ。
オタクや、格好のダサい奴、言動が意味不明な人や価値観の違う人はただキモいだけでこちらに害はない。私も十分キモいし友達だ。
嘘つきや、悪態つき、すぐに恐喝や暴力を振るうやつ、軽犯罪をなんとも思ってないやつら。彼らとは私に害があるので正直あまり関わりたくない。ストレスが非常に溜まる。
しかし、彼らが私を仲間と認識すれば意外に良いやつだったり、私の意見に多少は耳を傾けてくれる様になる。ストレスは溜まるが付き合っていくほうがより良い選択なのだろう。
松本英光容疑者が再び自分を大切に思い、私達の事をはてなコミュニティー、ネットコミュニティー、日本人コミュニティー、なんでも良いからコミュニティーの大切な仲間だと認識することを強く願う。
またはリアルで大切な仲間を見つけてほしいと願う。
そうならない限り、彼が己の犯した罪の大きさを自覚し、反省することが出来ないと思うからだ。
2018.06.29
2018.06.30 追記
https://gyazo.com/23d6f448e6792ae053f326339f2e4a98
低能先生が無敵の人であるって事を一番伝えたかったんだけど、原因や責任の話題で盛り上がっているので図を作ってみた。
私はこの事件の一番の原因(つまり要因)は「低能先生=無敵の人」だったからだと考えている。