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はてなキーワード: 物質とは

2023-09-23

anond:20230923114918

イノシン酸ナトリウムが体に悪いという科学的根拠はありますか。

イノシン酸ナトリウムが体に悪いという科学的根拠はありません。世界保健機関WHO)の組織等が安全性を認めています。

イノシン酸ナトリウムは、自然の食物に含まれ物質で、肝臓などで代謝されるので体内に蓄積されません。そのため、長期間わたり食べ続けても問題はありません。

イノシン酸は、リポ核酸という核酸の中にも存在し、蛋白質の合成に重要役割果たしてますさらに、うま味の正解に相乗効果作用を揮発し、うま味を強く感じさせる効能を持っています。

2023-09-21

重力物質みつけた!

手で抑えてるけど、やばばばばどうしよビューンっていっちゃうビューンって

プログラマー箴言 (AI生成)

1. コード宇宙対話であるコード宇宙との無限対話であり、私たち理解進化するにつれてその対話も深まっていく。

2. 真のプログラミングは無自己である。 真のプログラミング自己概念を超越し、全体性に根ざす。

3. コード形而上学的な鏡であるコード物理的なものではなく、実在の鏡であり、抽象的なアイディアを映し出す。

4. プログラム人間知識限界を探求する試みであるプログラム知識限界に挑む試みであり、その結果は常に新たな謎を解き明かす。

5. エラー現実の一部であり、学びの機会であるエラー完璧さへの旅路における重要ランドマークであり、深化の機会でもある。

6. コード共感言葉であるコードは他の人々や文化との共感を通じて、共感言葉として機能する。

7. プログラム無限創造力の表現であるプログラム無限創造力を持つ人間の魂の表現であり、その限界はまだ知り尽くされていない。

8. プログラマー宇宙音楽家であるプログラマー宇宙音楽を奏でる音楽家であり、コードはその楽譜である

9. コード情報としての存在であるコード物質的な存在ではなく、情報としての存在であり、知識と結びついて意味を持つ。

10. プログラミング永遠の旅であるプログラミングは終わりのない旅であり、私たち理解永遠進化し続ける。

2023-09-20

anond:20230920235249

性欲から始まる恋愛がなんでダメなんや

フィクション物質に恋い焦がれるのはなんで恋愛じゃないんや?

ただ単に普通と呼ばれることに恋しとるだけやろ自分

2023-09-19

anond:20230919112540

なんか色々ごっちゃになってるね。

化学的には物質って電子1個の増減で振る舞いが全然変わるので、

ナトリウム塩素イオンと単体はまるで別物で、イオンが単体になったり、単体がイオンになったりするには、けっこうなエネルギー化学反応する相手必要になる。

水気がない時の固体の塩はNa+とCl-が交互に並んで引き付け合うような形になってるが、水に溶けると(水和すると)バラバラ

ところでNaClっていうのはそもそも塩として袋に入ってる状態でも分子ではない。

電子大好きなCl電子を1個拾ってCl-になってて電子大嫌いなNa電子を1個捨ててNa+になってるから電気的に引き付け合う力で結晶になってるだけで、

どこからどこまで分子という明確な区切りがあるわけじゃない。だから1:1の割合ですよって意味組成式と呼ぶ。分子式と呼ばない。

H2O共有結合と呼ばれる状態でこれは分子。液体中でも分子の形だが、電気陰性度の差によってHは+っぽくOは-っぽく分極してる極性分子なので、Na+が-っぽいOの部分に囲まれCl-が+っぽいHの部分に囲まれる。これが溶けるメカニズム

基本的に極性は似た者同士が溶けるから、極性がほとんどない油は水に溶けない。何なら水分子自分たち自身の分極があるから、水分子同士ゆるやかに引き付け合ってるので無極分子が入る隙がない。

食塩水の中でNa+Cl-がナトリウム塩素としてそれぞれの働きを行わないのは、

そもそもNa単体とNa+が似て非なるものから

Na単体は金属ナトリウムと呼ばれるが、空気中で放っておくと勝手酸素と反応してしまうから灯油の中で保存するし、

水に投げ込んだらものすごい勢いで反応する。https://www.youtube.com/watch?v=SpoAOzDmndk


原子はとにかく最外殻電子を8個に揃えたがるのでナトリウムのような最外殻電子が1個になってる金属単体はすぐに電子を投げ捨てようとする。つまり反応性が高い。

でも投げ捨てた後のNa+は希望通りに最外殻電子が8個なったので大人しい。元素の中でもトップクラス電子を投げ捨てたがるやつなので、普通にしてる限りはNa+からNaに戻ろうとすることはない。

NaClを超高温にしてドロドロに溶かした状態電気分解したりしないと金ナトリウムには戻らない。

不安定で反応しやす状態っていうのはその物質自体が持ってるエネルギーが大きい状態で、安定した状態エネルギーが低い状態なので、

不安定→安定になった反応を逆戻ししようとすると高いエネルギー(超高温とか)と電子を送ってくれる何か(電気分解の場合陰極電子を送り込んでくれる)が必要になるので、普通に水の中で煮てる程度じゃどうにもならん。

塩素も第17族のハロゲンと呼ばれる原子で「あと電子が1個あれば最外殻電子が8個で安定なのに……」と欲求不満なので、すぐに電子をどこかから奪ってCl-になろうとする。

Cl-をCl2に変えるのはNaほど大変じゃないけど、塩水を煮てる程度じゃ変わらん。

もちろん塩水をずっと煮続けたら塩の結晶が手に入るが、これは化学反応ではなく、沸点が100℃の水だけ蒸発して、溶ける先がなくなって沸点がずっと高い固体の塩だけ残ったってこと。



食塩水から電気分解で塩素を取り出してるのは気体の塩素ガス(Cl2)でこれは毒性がある(塩素漂白剤を混ぜるな危険と言われる理由も、塩素ガスを発生させる反応があるから

しかし塩水に溶けてる塩化物イオンCl-は安定で特に害はない。ハロゲン電子があと1個あれば最外殻に電子が8個入って安定するのに……と元々電子をとても欲しがっているから陰イオン状態が一番安定してる。



塩化物イオンはたしかに銀や鉛などの金属イオンにくっついて沈殿を作ったりする。

から塩酸は謎の液体Xに溶けてるもの判別する工程に使える

anond:20230919074423

物質的には多くの人間が豊かな時代から

かわりに精神的・社会的貧困になるようにしてバランスとってるってワケ

2023-09-18

anond:20230918195757

こいつと戦わせる。

【名 前】増田太郎

【大きさ】りんご18個ぶん

攻撃力】あらゆる能力無効化物質素粒子レベルで分解するビームを放つ

【防御力】自身に関するすべての不利益干渉無効化する

【素早さ】未来予知時間停止が可能

特殊能力自身にとって不利な状態に陥ると自動時間を巻き戻す。無限ループを検知すると因果律を改変してループから脱出する

2023-09-17

anond:20230917172022

もう面倒だしオンライン開催にしよう

感染対策とか、物質的な豊かさの時代は終わったとか、SDGs時代万博とか言っておけば良いね

エンタルピーエントロピー関係について

承前https://anond.hatelabo.jp/20230916001142

前回の記事反響の中で、「エンタルピーについても解説して欲しい」というご意見複数いただいた。

エンタルピーエントロピーと同じく熱力学統計力学に登場する概念で、名前の紛らわしさもあってか、初学者がしばしば「分からない」と口にする用語の一つである

だが、実は、エンタルピーの難しさはせいぜい「名前が紛らわしい」くらいのもので、エントロピーと比べてもずっと易しい。

記事では、「エンタルピーエントロピーとどのように関連するのか」というところまでをまとめておきたい。前回の記事よりも数式がやや多くなってしまうが、それほど高度な数学概念を用いることはないので安心して欲しい。






まずは、円筒形のコップのような容器に入っている物質を考えて欲しい。

容器の内側底面の面積をAとし、物質は高さLのところまで入っているとしよう。物質の表面には大気から圧力Pがかかっており、物質もつエネルギーはUであるとする。

この容器内の物質に、外から熱Qを与えると、物質が膨張し、高さが⊿L高くなったとしよう。このとき物質もつエネルギーはどれだけ増加しただろうか?

熱をQ与えたのだからQ増加したのか、と言えばそうではない。物質が膨張するとき大気を押し上げる際に物質エネルギーを消費するからである。このエネルギーはそのまま大気が受け取る。

力を加えて物体を動かしたとき物体には、力と移動距離の積に等しいエネルギー仕事)が与えられる。

物質に与えられた熱Qは、物質がした仕事Wの分だけ大気に移り、残った分が物質エネルギーの増加分となるから

⊿U = Q - W

となる。これを「熱力学第一法則」と呼ぶ。

いま、物質大気に加えた力は F = PA であるから物質がした仕事は W = F⊿L = PA⊿L となる。

物質の体積は V = AL であり、その増加量は ⊿V = A⊿L であるから仕事の式は W = P⊿Vと書き直せる。従って

Q = ⊿U + P⊿V

とすることができる。


さて、ここで

H = U + PV

定義される状態量を新たに導入しよう。

この状態量の変化量は

⊿H = ⊿U + (P + ⊿P)(V + ⊿V) - PV

  ≒ ⊿U + P⊿V + V⊿P

となるが、圧力一定 (⊿P = 0 ) の条件下ならば

⊿H = ⊿U + P⊿V

とすることができる。

これは先程のQと同じ値である。つまり圧力一定の条件では、物体が受け取った熱は単純に状態量Hの増加分としてしまってよい。この状態量Hが「エンタルピーである

既にお分かりと思うが、この「エンタルピー」は「エントロピー」とは全く異なる状態量である

だが、熱力学においては、この二つはしばしばセットで登場するのである。それは、前回記事最後に述べた「エントロピー増大の法則」と関係がある。

しかし、それについて述べる前に、エントロピーについて一つ補足をしておきたい。







前回記事では、エントロピー変化と温度関係を「エネルギーのみが変化する場合」について考えた。

T = ⊿E/⊿S (体積・物質一定の条件で)

エンタルピーとの関係を考えるにあたっては、体積が変化する場合についても検討しておく必要がある。


そこで、「エネルギーと体積が変化するが、物質量は不変」という場合を考えよう。

(ここで、「物質量が不変」とは、物体構成する各成分の物質量がそれぞれ全て不変、という意味である。すなわち、化学反応相転移などが何も起こらないような変化を考えている。)

この場合には、エントロピー絶対温度関係はどうなるのだろうか?

結論を先に言えば、物質が外にした仕事」に関係なく、エントロピー一定量増加させるために要する「熱量」で絶対温度が決まるである

T = Q/⊿S (物質一定の条件で)

仕事の分だけエネルギー流出するにも関わらず、なぜそうなるのだろうか?

その理由は「膨張」という現象にある。

体積の増加によって物質構成分子の配置パターンが増加し、その分エントロピーも増加するのだ。この増加分が、エネルギー流出によるエントロピーの減少分をちょうど補うのである


このことをきちんと示すには、体積一定物体A(エントロピーSa)と、体積が変化するがAに対しては仕事をしないような物体B(エントロピーSb)を考えればよい(どちらも物質量は不変とする)。

両者を接触させ、絶対温度がどちらもTになったとしよう。このとき、AからBへ流れる熱とBからAへ流れる熱が等しく、巨視的には熱が移動しない「熱平衡」という状態になっている。

このとき、AからBに移動するわずかな熱をqとする。物体Aは体積一定なので、T = ⊿E/⊿S が適用できる。すなわち

T = -q/⊿Sa

となる。

熱平衡はエントロピー最大の状態であるから、微小な熱移動によって全体のエントロピーは増加しない。また、エントロピー自然に減少もしないので、

Sa +⊿Sb = 0

である

従って ⊿Sb = -⊿Sa より

q/⊿Sb = -q/⊿Sa = T

としてよいことになるのである

(この論法がよく分からない読者は、Aのエネルギー Ea を横軸に、全エントロピー Sa + Sb を縦軸にとった凸型のグラフを描いて考えてみて欲しい。エントロピー最大の点での接線を考えれば、ここで述べている内容が理解できると思う。)






では本題の、「エントロピーエンタルピー関係式」を見ていこう。

ビーカーのような容器に入った物質Xと、その周囲の外環境Yを考える。

Xは何らかの化学変化を起こすが、Yは物質量不変とする。X,YのエントロピーをそれぞれSx,SyエンタルピーをそれぞれHx,Hyと定める。X,Yの圧力はP、絶対温度はTで一定とする。

Xが化学反応を起こして熱Qを放出したならば、エンタルピー変化はそれぞれ

⊿Hx = -Q , ⊿Hy = Q

となるであろう。

一方、Yについては物質量不変より

T = Q/⊿Sy

であるので、

Sy = Q/T = -⊿Hx/T

と表せる。

これを用いると、エントロピー増大の法則

⊿Sx + ⊿Sy ≧ 0

T⊿Sx ≧ ⊿Hx

と書き直すことができる。これが最初に述べた「エントロピーエンタルピー関係式」である

エントロピー増大の法則」をこのように書き直すことにより、自発的な変化が起こるかどうか」を「物質自身状態量の変化」のみで考えることができるである。これが、エンタルピーエントロピーとセットでよく出てくる理由である

導出過程を見直せばすぐに分かるが、エンタルピー変化は「物質放出した熱による外環境のエントロピー変化」を表すために用いられているに過ぎない。

本質的には、「自発的に反応が進行するかどうか」はエントロピーによって、すなわち、微視的状態パターン数の増減に基づく確率によって決まっているのである

2023-09-16

エントロピーとは何か

エントロピー」という概念がよくわかりません。 - Mond

https://mond.how/ja/topics/25cvmio3xol00zd/t242v2yde410hdy

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mond.how/ja/topics/25cvmio3xol00zd/t242v2yde410hdy


エントロピー」は名前自体比較的よく知られているものの、「何を意味しているのか今一つ分からない」という人の多い概念である。その理由の一つは、きちんと理解するためには一定レベル数学概念特に微積分と対数)の理解必要とされるからであろう。これらを避けて説明しようとしても、「結局何を言いたいのかすっきりしない」という印象になってしまやすい。

エントロピー」を理解し難いものにしているもう一つの理由は、「エントロピー」という概念が生まれ歴史的経緯だと思われる。

エントロピー提唱された時代は、物質構成する「原子」や「分子」の存在がまだ十分に立証されておらず、それらの存在を疑う物理学者も少なくなかった。エントロピー提唱クラウジウスは、「原子分子存在を前提しなくても支障がないように」熱力学理論を構築し、現象の可逆性と不可逆性の考察からエントロピー」という量を発見し、非常に巧妙な手法定義づけたのである

その手法は実にエレガントで、筆者はクラウジウスの天才性を感じずにはいられない。だが、その反面、熱力学における「エントロピー概念簡単イメージしづらい、初学者には敷居の高いものとなってしまったのだ。

その後、ボルマン分子存在を前提とした(よりイメージやすい)形で「エントロピー」を表現し直したのだが、分子存在を認めない物理学者達との間で論争となった。その論争は、アインシュタインブラウン運動理論確立して、分子実在が立証されるまで続いたのである





現代では、原子分子存在を疑う人はまず居ないため、ボルマンによる表現を心置きなく「エントロピー定義」として採用することができる。それは次のようなものである

「ある巨視的状態を実現しうる、微視的状態パターンの多さ」



例えば、容積が変わらない箱に入れられた、何らかの物質を考えて欲しい。

箱の中の物質の「体積」や「圧力」「物質量」などは具体的に測定することができる。また、箱の中の物質の「全エネルギー」は測定は難しいが、ある決まった値をとっているものと考えることができる。

これらの量を「巨視的状態量」または単に「状態量」と呼ぶ。


ここに、全く同じ箱をもう一つ用意し、全く同じ物質を同じ量入れて、圧力や全エネルギーも等しい状態にするとしよう。このとき、二つの箱の「巨視的状態」は同じであるでは、内部の状態は「完全に」同じだろうか?

そうではあるまい。箱の中の物質構成分子の、それぞれの位置運動状態は完全に同じにはならない。これらの「分子状態」は刻一刻と変化し、膨大なパターンをとりうるだろう。

このような分子レベル位置運動状態のことを「微視的状態と呼ぶ。


「微視的状態」のパターンの個数(場合の数)はあまりに多いので、普通に数えたのでは数値として表現するのも難しい。そこで「対数」を用いる。


例えば、巨視的状態Aがとりうる微視的状態の数を1000通り、巨視的状態Bがとりうる微視的状態の数を10000通りとする。このとき、Aの「パターンの多さ」を3、Bの「パターンの多さ」を4、というように、桁数をとったものを考えるのである

この考え方には、単に「とてつもなく大きな数を表現するための便宜的手法」という以上の意味がある。

先の例では、AとBを合わせた微視的状態の数は1000×10000=10000000通りであるが、「パターンの多さ」は7となり、両者それぞれの「パターンの多さ」の和になるのである


この「パターンの多さ」がすなわち「エントロピー」Sである

「微視的状態パターンの個数」をΩ通りとしたときエントロピーSは次のように表現できる。

S = k*logΩ

(ただし、kはボルマン定数と呼ばれる定数であり、対数logは常用対数ではなく自然対数を用いる。)

この「エントロピー」は、同じ巨視的状態に対して同じ数値をとるものであるから、「体積」や「圧力」などと同じく「状態量」の一つである





このような「目に見えない状態量」を考えることに、どのような意味があるのだろうか?

その疑問に答えるには、エントロピーエネルギー関係について考える必要がある。


再び箱に入った物質を考えよう。この箱に熱を加え、箱内の物質エネルギーを増加させると、エントロピーはどうなるだろうか?

まず、総エネルギーが増加することにより、各分子に対する「エネルギーの分配パターン」が増える。さらに、個々の分子の平均エネルギーが増えた分、可能運動パターンも増える。このため、エネルギーが増えるとエントロピーは増加すると考えていいだろう。

では、エントロピーの「上がり方」はどうか?

エントロピーは微視的状態パターンの「桁数」(対数をとった値)であるからエネルギー継続的に与え続けた場合エントロピーの増加の仕方はだんだん緩やかになっていくだろうと考えられる。


ここで、多くのエネルギーを与えた「熱い物質A」の入った箱と、少量のエネルギーしか与えていない「冷たい物質B」の入った箱を用意しよう。箱同士を接触させることで熱のやりとりが可能であるものとする。

物質Aには、熱を与えてもエントロピーがさほど増加しない(同様に、熱を奪ってもエントロピーがさほど減少しない)。言いかえると、エントロピー一定量増加させるのに多くのエネルギーを要する

物質Bは、熱を与えるとエントロピーが大きく増加する(同様に、熱を奪うとエントロピーが大きく減少する)。つまりエントロピー一定量増加させるのに必要エネルギーが少ない


箱を接触させたとき、AからBに熱が流入したとしよう。Aのエントロピーは下がり、Bのエントロピーは上がるが、「Aのエントロピー減少分」より「Bのエントロピー増加分」の方が多くなるので、全体のエントロピーは増加するだろう。

もし、逆にBからAに熱が流入したとするとどうか? Aのエントロピーは上がり、Bのエントロピーは下がるが、「Aのエントロピー増加分」より「Bのエントロピー減少分」の方が多いので、全体のエントロピーは減少することになる。


エントロピーが多いとは、微視的状態パターンが多いということである。従って、「AからBに熱が流入した」状態パターンと、「BからAに熱が流入した」状態パターンとでは、前者のパターンの方が圧倒的に多いエントロピーは微視的状態パターン数の対数なので、エントロピーの数値のわずかな差でも、微視的状態パターン数の違いは何十桁・何百桁にもなる)。これは、前者の方が「起こる確率が圧倒的に高い」ということを意味している。

これが、「熱は熱い物体から冷たい物体に移動する」という現象の、分子論的な理解である

冷たい物体から熱い物体へ熱が移動する確率は0ではないが、無視できるほど小さいのである


物体が「熱い」ほど、先程のエントロピー一定量増加させるのに必要エネルギーが多いといえる。そこで、この量を「絶対温度」Tとして定義する。

T = ⊿E/⊿S (体積・物質一定の条件で)

エントロピー定義ときに出て来た「ボルマン定数」kは、このTの温度目盛が、我々が普段使っているセルシウス温度(℃)の目盛と一致するように定められている。



さて、ここで用いたエントロピーが減少するような変化は、そうなる確率が非常に低いので現実的にはほぼ起こらない」という論法は、2物体間の熱のやりとりだけでなく、自然界のあらゆる現象適用することができる。

すなわち、「自然な(自発的な)変化ではエントロピーは常に増加する」と言うことができる。これが「エントロピー増大の法則である


ただし、外部との熱のやりとりがある場合は、そこまで含めて考える必要がある。

例えば、冷蔵庫プリンを入れておくと、プリン温度は「自然に」下がってエントロピーは減少する。

しかし、冷蔵庫が内部の熱を外部に排出し、さら冷蔵庫自身電気エネルギーを熱に変えながら動いているため、冷蔵庫の外の空気エントロピーは内部の減少分以上に増加しており、そこまで含めた全体のエントロピーは増加しているのである





最初に、「エントロピー理解には微積分と対数理解必要であると述べたが、なるべくそうした数学概念に馴染みがなくても読み進められるようにエントロピーの初歩的な話をまとめてみた。如何だったであろうか。

筆者は熱力学統計力学専門家でもなんでもないので、間違ったことを書いている可能性もある。誤りがあればご指摘いただけると幸いである。


クラウジウスによる「原子分子存在を前提としない」エントロピー定義については、筆者よりはるかに優秀な多くの方が解説記事を書かれているが、中でも「EMANの熱力学https://eman-physics.net/thermo/contents.html個人的にはおすすめである。興味ある方はご参照いただきたい。

続き

エンタルピーエントロピー関係について

https://anond.hatelabo.jp/20230917090022

2023-09-13

anond:20230913221418

これが分かってない物質に対してならまだしも、重水でそれ言ってるから嗤われてるんだよ

anond:20230913141911

市販ミネラルウォーターですら、マイクロプラスチック汚染されているし、

ヒトの血液からマイクロプラスチックが検出されている。

女性の尿ホルモンなんかは、もともと体内に存在しえる物質なので実害はほとんどない。

anond:20230913075855

②について横田基地のPFASは反論にならない

なぜなら、「横田基地のPFASは無害であるから放出する」とは言ってないか


そもそもあれは、漏出していれば問題のある化審法対象の薬物で

PFOS含有消火器等の取扱いにあたっては、化学物質審査及び規制に関する法律(化審法)に基づき、屋内保管、容器の点検、保管数量の把握、譲渡提供の際の表示等の遵守義務がある

希釈たか大丈夫なんて言ってない

問題のあるものが、問題のあるものとして検出されただけだ

状況証拠の積み上げだよ。

   横田基地のPFASがいい例だよ。

状況証拠の積み上げだよ。

   工学数学のような厳密な証明必要ないし一般にできるとは限らないから詳細なメカニズムの解明は後で十分だよ。

   その状況証拠統計的否定する責任東電政府にあるので第三者は詳細メカニズムの解明までする必要はないよ。

違う

例えば、福一の事故の後、「全数検査を始めたら」ビックリ仰天甲状腺ガンが多数発見された、と言う事実があったとしても

これはヨウ素の影響に違いない、とはならない

PFASは有害物質とされているから、存在が認められれば「ほら見た事か」と言えるが

似たような事象で、今回の件の、何に反論するつもりだ

「前提条件が違うものを同じであるかのように語るな」

悍ましい

anond:20230913100538

ちんこ射精判定して睾丸から出た物質が脳に作用して賢者化してるのか、脳が射精判定して脳から出た物質賢者化させるとともに射精させてるのか、どちらだろう

2023-09-12

処理水放出安全論の反証可能性について 最初から

https://anond.hatelabo.jp/20230908154902 

を書いた者だけど、反証可能性という概念自体イマイチ理解されてない気がするので

最初から書きますね。

例として「トリチウム生物濃縮しない」という命題を扱うよ。

あくまでも例であって、トリチウム安全性危険性について述べたいわけではないので注意してね。

トリチウム生物濃縮しない」という命題科学理論であり、

その根拠は今までに理論及び実験で確かめられたトリチウムという物質性質

海洋生物トリチウム蓄積量等の観測結果に基づいてるよ。

https://www.kaiseiken.or.jp/publish/reports/lib/2022_27_12.pdf

この命題の偽は「トリチウム生物濃縮する」であって、例えばトリチウムの蓄積量が有意に多い海洋生物発見されて、

それが生物濃縮の結果だったことが判明すれば(そんな簡単な話でないことは承知の上で)

トリチウム生物濃縮しない」という命題反証されたことになるよ。

この元の理論が間違いであ可能性、元の命題が偽である可能性を反証可能性と言います

反証可能性がない理論とはどういうものか?

例えば「トリチウム生物濃縮がされないことは理論によって証明されている」だと、

トリチウムに関する実験も観察もその後一切行われないことになる。だって証明済みなんだからそんな事する必要ないでしょ?

たまたまトリチウム生物濃縮に繋がりそうな事例が発見されてしまったら、

いかにその発見が誤ったものか、価値のないものという攻撃に終始するようになる。

こういうのはみんなが知ってる科学じゃないよね。

科学は新たな知見を取り入れながら、より正しい理論のあり方を追求するものです。

いま通用している科学理論反証される余地がありながら反証されていない事実を持って、

その正しさを示していることになる。

なのでトリチウムの話も含めてあらゆる科学理論証明されておらず、すべての理論は仮説だと言えるよ。

個人的証明という言葉は、厳密な意味では数学以外の分野では使えないと思う)


では本題の「処理水放出安全である」という命題だけど、これも上のトリチウムの話を含め、

多くの科学理論によって構成された科学理論です。

この理論反証は「処理水放出安全ではない」だけど、この命題、どうやったら証明できる?

元増田でも書いたけど、今後太平洋沿岸海洋生物摂取を要因とした健康被害が発生したとして、

どうやってそれが2023年日本海洋放出が原因だと断定できる?

現状そんな技術日本にないよね。

海域モニタリングも同じ話。現在多くの国が原発処理水を放出し続けている中で

今後のモニタリングで異常値の原因なんか特定できるはずもない。

仮に今後異常値が出たとして、「処理水放出が原因とは断定できない」というしかないんじゃないかな。

まり「処理水放出危険だった」という判定できる条件が見当たらない。

となると日本政府は今後のいかなる関連事象に対しても処理水放出危険だった、という判定を下せないわけだよね。

で、ここで一つ考えていただきたいんだけど、


危険」の判定を下せない審判の出す「安全」という判定って、何か意味があるの?


処理水放出危険だったという判定を下す、つまり反証をできないのであれば、反証に繋がりそうな事例を否定するに終止するしない。

そうすると日本政府による「処理水放出安全である」という主張は、

「今後処理水放出による健康被害政府として一切これを認めない」という政治的ステートメントになってしまうんだけど、

あれだけ科学科学だ言っていた人がそんなわけないよね?

なので処理水放出安全論を唱える人は、いかなる条件を満たせば元の命題反証されるか教えて下さい。

上で私は無理だ、といったけど、健康被害者の調査または海洋モニタリングの結果から処理水放出危険だと判定できるならそれでもいいです。

というか、科学を主張するならそれを言うのは義務だと思うよ。

まとめると

①処理水放出科学理論だよ。主張する当の日本政府がそう言ってるよ。

科学理論であれば反証可能性を持つはずだけど、現状は反証される条件が見当たらないよ。

③なので日本政府またはその主張の支持者は、反証されうる条件、処理水放出危険だったと認めうる条件を明示してね。

です。

以上、id:p__o__n でした。よろしくねがいしま

2023-09-11

anond:20230911232709

から、具体的に何が含まれててどのように問題なのか指摘してよ。それがアカデミックでしょ。

「なんかわからん物質が含まれてて怖い。きっと何か悪いことが起きるに違いない」って言ってるだけじゃん。

anond:20230911103633

男女の感覚の違いなんだろうけど、

異性愛にしても同性愛にしても、男性が感じ取ってるのは物質的な接触であり性愛だと思うのね。

女性に言わせるとそもそもそこは概念であり、愛が発生するのは男女でも男男でも女女でも○×でもなんでもええらしい。

2023-09-09

日本の中でも未だに汚染水って言ってる人たちがいるの見るといわゆる自然派アンチをやってきた人たちの「天然のものから体にいいわけないだろw自然の中にも体に悪い物はありまーすw」煽りが効いてきたんだなと思う

そりゃ自然界に存在する物質でも普通に体に悪い物あるしな

そんなに平気なら東京湾に流せよとか飲めよとか言いたくなるよな(そもそも輸送が大変だし処理水以前に工業用水そのまま飲めるわけないか無茶振りだが)

anond:20230909150219

食事に関して、人間には二種類居るのは間違いない。

一方は、料理食文化として楽しむ人達

もう一方は、栄養学的に不可欠な物質を餌として摂取する人達

彼氏は、後者グループに属する人間で、

あなたが、料理食文化の楽しみを分かち合いたいと思ってるなら、もう別れるしかない。

逆に二人で話し合って、お互いの食に対する感覚の違いを理解したうえで、相互に受け入れられるなら

別に気にすることは無い。

あなたは楽しみ、相手栄養をえるだけ。

2023-09-06

anond:20230906113315

食品加熱調理する過程において、食品中では様々な化学物質が生成されたり、分解されたりしています。このとき生成する化学物質の中には、食品を食べやすくする、好ましい風味を醸し出す、保存性を高めるなど有用効果をもたらすものがある一方で、私たち健康に悪影響をもたらす可能性のあるもの副産物としてできることがあります。そのような加熱食品に含まれ有害化学物質ひとつが「アクリルアミド」です。

ですって

2023-09-05

二次元しかシコってないロリコンの俺が本当に清く正しい存在だったと再認識して誇らしい

小児性愛者だけど生きるのが辛い

まだ三次元に執着してるの?

ンモー

視姦は「Yes,Lolita! No,touch!」に該当しないと思ってた?

そんなことないよ。

お前みたいな奴から怪しい視線を向けられることで女児本能的に怯えるし、親は不安になってストレス子供無駄に叱るようになる。

お前らが三次元相手に性欲を燃やし続けてるせいで、いつもどこかのロリが不幸になってる。

たとえばお前みたいな奴らが大好きなイメージビデオ

あれが市場存在することでどこかにカネに困った親が子供ビデオ会社に売り払うわけだよ。

そして出演させられた女児は一生心に傷を負うわけ。

まあ確定ってわけじゃなくて中には生まれながらのビッチ実在してると思うんだけど、そうじゃない子の方が圧倒的に多いと思う。

顔出しで出演してるIVは一生消えることのないデジタルタトゥーだ。

ネット検索してみればAVIVの出演歴を公開してる人が沢山見つかるよ。(リアルがつらくて創作物で済ませたいなら、スマホを落としただけなのにファブル辺りがオススメ。それ以外の要素も面白いので)

ロリコンの自覚があるなら全ての性欲を二次元で使い切れよ。

同性愛者と違ってロリコンに救いの道はない。

幼少期に一生分の恋愛セックスを済ませでもしない限りは、非対称性の性欲に死ぬまで固執することになる。

SとMみたいに実際にはどこかで対等であるなんてことはロリコンには存在しないよ。

ナボコフは「ニンフェット」という存在定義することで、さも中年の側がロリに振り回されることで対称性ロリコンにも生み出せると考えたけど、そんなのは「幼さの割には賢いので生まれつきのスペックでは相手が上なはずだ」という部分によって無理やり下駄を履かせただけで、結局は大人子供非対称性はいまだ存在し続けてるわけだよ。

そもそもロリコンがある種の純粋であるというのはロリータのオチ物語っているだろ?

出産適齢期でない人間セックスをすることはどうしようもない悪であり、これは前田利家だろうがムハンマドだろうが単なる無知理由に許されていただけの絶対的悪徳なんだよ。

二次元世界けがロリコンが性欲を発散して良い唯一の場所なんだ。

三次元相手でもテレビパンチラ画像集を集めたサイトを見てシコシコするぐらいなら大丈夫だと思っているのか?

そんなことはないぞ?

お前がそうやってアクセスしたサイトはお前らが稼がせてくれたアフィリエイトに味をしめてドンドン過激画像投稿するようになる。

自分はそういうのでシコシコしないか大丈夫だなんて本当に思っているのか?

倫理ストライクゾーンはずり下がるものだ。

特に性や薬のような強烈な快楽物質を引き起こす存在の前では。

大抵のロリコンがストライクゾーンの低下を経験している。

「上にも広がっているので単に何でもアリになっただけだ」と主張するなら、それはむしろよりアウトなんだよ。

なんでもアリになったということは、倫理的にアウトなものもアウトになっているってことじゃないか

より刺激的であればいいと考えれば、それは過激さを求めてドンドン低年齢なものに寄っていくし、より貴重なものを求めてリアル盗撮なんかに手を出すのも時間問題だ。

三次元に性欲を感じてはいけないのは、この世界結構無防備であり、同時にすぐに犯罪に関わってしまうからってのもあるんだ。

たとえばキミが遂にペドフェリアになったとき女児のスジマンを拝見したいと思ったとしよう。

するとキミは「子供写真をただネットにアップしただけなのに児童ポルノで捕まった人がいるらしい……閃いた💡」となるわけだ。

グーグルに「プール 子供 裸」と打ち込んだりするわけだな(❗まさかこれだけでは出ないだろと試しにググったんだけど、辞めたほうがいいかも知れません。試すと変な足跡が残るリスクがあるので皆さんは検索しないことをオススメします❗)

そしてそのあとは検索ワードをどんどん最適化させて遂には、「ビニールプールで我が子を水浴びさせている様子を正面から撮った画像をそのままアップしている無防備ブログ」なんかに出会うわけだ。

そしてキミはそれでオナニーをする。

するとここでキミの脳に恐ろしいことが起きる。

人間オナニーしたもの学習してそれを性と結びつける最悪の学習機能を持っているんだ。

キミがオナニーするたびにどんどんリアル女児まんこが君の中で性の対象になっていう。

同時に耐性もついていくのでどんどん刺激的なものを求めるようになる。

たとえば幼児の泌尿器手術について教える学術的な動画なんかを検索したりするわけだな。

そして最後にはダークウェッブに行って、マジでヤバイ動画を見て、最後にはるろうに剣心の作者みたいにそれを買う側になるわけだ。

終わりだよ終わりこうなったらもう終わりだということは分かるよな?

でもその前、君が単なる無防備ブログアクセスした時にもう君はこの世界の敵になっているんだぜ?

君がアクセスしたことでそのブログが少しだけ検索エンジンで上位に来るようになり、君のようなロリコンにどんどん目をつけられる。

加速度的にアクセスが伸びればどんどん簡単ワードでひっかかるようになり、最後にはそのブログの知り合いに見つかるわけだ。

女児マンコを晒してるページだけやたらアクセスが伸びているのを知った親はきっとショックを受けるだろうし、当の本人が知ったら心にモヤモヤが残るだろうな。

下手したら「隣のクラスのAの子供の頃のマンコがネットに上がっていたぜ!俺それでシコシコしちゃったぜ!」なんて学校で騒ぐ奴が出てきたりしたらもう地獄だろ?

悪なんだよ悪。

三次元ちょっとでも興味を持つ時点で悪なんだ。

ネットを使わなければ大丈夫なんてことはなく、ネットを使わずリアルでやったらもっとヤバいのは分かるよな?

小学校プール双眼鏡で覗きこむとか、幼稚園の出したゴミを漁ってオムツやおもらししたから捨てたパンツを拾ってくるとか、銭湯女児が入ってくるまサウナ時間を潰して入ってきたらシレっと近くに座って横目で乳首を見るとか、そういったことをするのはもう一発レッドカードなわけだ。

君ね、三次元に興味を持つのは本当に辞めなさいよ。

吹き上がった性欲のコントロールのしづらさは「明日テストからオナニーしてる場合じゃないんだけどな~~~」と思いながらもダラダラとシコってしまった学生時代記憶とかを数えてみなさいよ。

あのね、脳を調教するんだよ。

脳に「俺は二次元しかオナニーしない人間なんだ。二次元セックスが出来ないから、俺の人生セックスはもう存在しないんだ」と刷り込みなさい。

365日のうち1日たりとも三次元でシコらずに過ごした年月が5年もすれば、自然と脳が三次元への性欲を忘れ始めるから

ロリコンの生きる道はそれしかないの。

君ね、ロリコンの癖に二次元一直線でないというのは今の時代においては紛れもなく悪だよ。

二次元が発達してるから日本性犯罪は少なく、多くの子供がロリコンから守られているのを知りながら、自分三次元に性欲を向け続けるなんてのはね、犯罪者予備軍であり続ける愚行権行使しかなく、その愚行権のあり方は悪そのものなんだよ。

何度も言うが、二次元でだけシコれ。

三次元エロイと思うこともなるたけ控えろ。

エロ目的三次元ロリに近づくのは絶対禁止だ。

わかったか

これが令和流のロリコン流儀

ロリコンSDGs(持続可能なDont touch 自慰)だぞ。

anond:20230904160511

ALPS処理水って何?本当に安全なの?(経済産業省

https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/shirou_alps/no1/


IAEAALPS処理水海洋放出安全性を確認経済産業省

https://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/hairo_osensui/shirou_alps/reports/02/


国際原子力機関IAEA

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/atom/iaea/index.html


1. 処理水をどんなに手元で薄めようと、数十年後には全部捨てることになるのだから、そのとき放射性物質の総量が重要である

トリチウム生物濃縮されない

日本に降る雨水にはトリチウムが年間220兆ベクレルまれてる

かに、総量が重要だな

うん、重要

2. 海流は表層的なものしかないので、全ての処理水が全世界の海に拡散して希釈されるわけではなく、福島近海に留まり続けるものがある。

そうなんだ

じゃあ、私生徒会室いくね

これがあるとする立場に立つとしても、この影響を恐れるなら、飛行機乗るなって話だよ

体内に滞留しないトリチウム(それも半減期は僅か12年で、年間220兆ベクレル自然に「排出」されてる物質

3. 処理水に含まれているのはトリチウムだけではないのに、政府トリチウムしか測定しないし、「トリチウム生物濃縮しないか安全だ」としか言わない。

通常の水素構成された水と同じ性質を持つトリチウムは、「同じ性質」なので除去できない

そこまで持ち込んだのがALPS「処理水」なんだ

そして、水と同じ性質を持つトリチウムは、体内では水と同じように代謝される

汗で、尿で、呼気で体外に排出され、生物濃縮できない

(できればやっている、そこに濃縮すれば除去できるからな、除去方法募集中だ)

4. だから福島近海に残った放射性物質(具体的にはヨウ素129)が生物濃縮されて、その基準値超えの魚が中国などで捕獲されたらどうする?福島漁師たちにまた危害が及ぶぞ?

ここまでくると、ALPS処理水を信頼しないっていう話になって

海流だの、濃度だの、総量だのの下らん話は全部どーでもいー事になるんだよ

ただただ、「ボクハシンジナイ」というだけの話

少なくとも政府IAEA並みのデータを出して語ることで

そうでないなら単なる「お気持ち」に過ぎず

語るに値しない

その言説の妥当性くらいは判断できるようになってよ、、、

生物濃縮はトリチウムでは起こらないよ。摂ったものの一部が何らかの理由で体の中に留め置かれ、出ていく量が摂ったより少なくなることで初めて濃縮が起きる。そしてそれが食物連鎖の中で繰り返された場合、大型の捕食者には高濃度物質が蓄積されていることになる。だけどこれはたとえば水銀脂肪によって体の中に留め置かれるようなケースでしか発生しない。トリチウムのように体がそれを選んで蓄積する能力を持っていないもの生物濃縮なんて出来ないわけだ。こんなの高校生物物理化学範囲で分かる話でしょう。

しかも、トリチウム以外は検査していないなんていうのは単純にウソで、トリチウム以外のもの検査していることはちゃん報道されている。トリチウム以外はまとめてやっていて個別原子ごとではないから、たとえばストロンチウム検査はしていないが、ストロンチウムを含むトリチウム以外の多々の物質を全部合わせてチェックし合計で問題ないことをチェックしているわけだ。

さらに言えば、薄めても総量が変わらないというのも、それが総量が変わらなければ危険性が変わらないという話なら大きな誤り。弱いβ線しか出せないトリチウム場合、そのトリチウムからミリ離れるだけで一切影響が無くなるわけだが、薄めれば、崩壊してβ線を出すタイミングで人体の皮膚や内蔵の数ミリ範囲の間にくるトリチウムの量が減る。普通の水分子が防御壁になる確率高まるわけだ。そして何より、30年間での総量というのは、一年間に自然に発生するトリチウムの量と比べても僅かでしかない。放出が実際には100年200年続いても総量は僅かな上に、崩壊によって無くなっていくので総量を考えること自体が頓珍漢なこととなる。たとえ放出永遠にやめられなくてさえ、無限に海中のトリチウム量が増えるわけでなく、新規放出によるもの崩壊によって無くなっていくものが均衡してそれ以上は増えない状態が続く。そしてその時の量も僅かだ。仮にその程度で何らかの健康被害が発生するのであれば、かつて核実験等によってトリチウムが身近にずっと多くあった時代健康被害確認されていただろう。

anond:20230904160511

anond:20230905051508

まあこういう系は色々出るんだが

そもそもトリチウム核融合で使われる高い物質から効率良く抽出出来るならとっくにビジネスになってる

なぜ学歴厨は内容を軽視し、人を見下すのか

1980 年代心理学者のリチャード E. ペティとジョン T. カシオッポは、説得がどのように機能するかを説明する「精緻化尤度モデル」を開発した。ここでの「精緻化」とは、その情報をどれだけ注意深く考えるかという意味である。人々に注意深く考える意欲と能力がある場合、「推敲可能性」は高くなる。これは、人々が関連情報に注意を払い、メッセージ議論の利点に基づいて結論を導き出す可能性が高いことを意味する。

他人を説得するには少なくとも2つの方法がある。最初方法は「中央ルートと呼ばれ、聞くメッセージを注意深く熟考することから生まれる。中央ルートが関与している場合提示された情報積極的評価し、それが真実かどうかを見極めようとする。一方で「周辺」ルートが関与している場合、実際の情報メッセージの内容以外の手がかりにさらに注意を払う。たとえば、誰かのメッセージの実際のメリット考慮せずに、その人の魅力や教育を受けた場所に基づいてその人の主張を評価する可能性がある。

周辺ルートを通じてメッセージを受け入れる場合中央ルートを通じてメッセージを受け入れる場合よりも受動的になる傾向がある。

有名な心理学者スーザン・フィスクシェリーテイラーは、人間を「認知守銭奴」と特徴付けている。彼らは「人間情報処理能力には限界があるため、できる限り近道をするのです。」と書いている。

動機議論を処理する能力が低下するにつれて、説得には周辺的な手がかりがより重要になってくる。

議論(中心ルート)の実際の利点を比較検討して信念を更新すると、周辺処理を通じて信念を更新する場合比較して、更新された信念は持続する傾向があり、反論に対してより堅牢になる。慎重かつ思慮深い検討を通じて何かを信じるようになると、その信念は変化しやすくなる。

まり、周辺ルートを通じてより簡単操作される可能性がある。周辺ルートを通じて何かを確信している場合操作者は周辺ルートをもう一度使用して最初の信念を変えることに成功する。

心理学者レオンフェスティンガーは、社会的比較プロセスに関する影響力のある理論の中で、人は自分意見他人意見比較することによってその意見の「正しさ」を評価すると示唆した。他の人が自分と同じ信念を持っているのを見ると、その信念に対する自信が高まる

これらの考えを総合すると、人間の心の中には何らかのメカニズムがあることが示唆される。たとえそれが真実であっても、自分地位を下げるようなことを言わないようにする。そして、たとえそれが嘘であっても、自分地位を高めるようなことを言うように彼らを駆り立てる。

さらに、自身の評判がどうなるかという考慮私たちの信念を導き、私たち社会的地位を維持または強化するための一般的見解採用するように導くこともよくある。暗黙のうちに「この信念を保持すること(または保持しないこと)が社会にどのような影響をもたらすだろうか?」と自問する。

説得の周辺ルートに戻ると、多くの人がそれを信じている場合だけでなく、その信念の提唱者が権威ある人物である場合にも、何かを信じるかどうかを決定する。

オックスフォード心理学者セシリア・ヘイズは、著書『認知ガジェット』の中で次のように書いている。彼らは、同じ年齢と性別の同じくらい身近な人よりも、大人社会的地位が高いと考えるモデル、たとえば学校校長模倣する可能性が高い。

それでも、私たちが高い地位を持つ他人を真似するのは、彼らを模倣することで自分地位が向上することを期待しているからだけではない。権威ある人ほど有能であると信じがちであるが、プロミネンススキルヒューリスティックである

研究者アンヘル・V・ヒメネス氏とアレックスメソウディ氏は、威信に基づく社会学習に関する最近論文で、能力を直接評価することは「騒がしくコストがかかる可能性がある」と書いている。代わりに、社会的学習者は、モデルの外観、性格物質的な所有物などから推測することによって、ショートカット使用できる。

ここで、次のような疑問が生じる。周辺的説得による操作の影響を最も受けやすいのは誰か? 教育を受けていない人々のほうが操作されやすいと信じるのは直感的に思えるかもしれないが、研究によると、これは真実ではない可能性がある。

心理学教授キース・スタノビッチは、「マイサイド・バイアス」に関する自身研究について論じ、次のように書いている。「あなたはそれに属しているのは、それらはあなた気質生来心理的傾向に適合しているからです。」

一流大学学生卒業生は、自分側の偏見に陥りやすい。彼らは「自分自身の以前の信念、意見、態度に偏った方法証拠評価し、証拠を生成し、仮説を検証する」可能性が高くなる。

アメリカジャーナリストであり、『第三帝国の興亡』の著者であるウィリアムシャイラーは、ナチスドイツ従軍記者としての自身経験をこう語った。シャイラーは次のように書いている。「ドイツの自宅やオフィスで、あるいは時にはレストランビアホールカフェで見知らぬ人と何気ない会話をしているときに、一見教養があり知性のある人たちの突飛な主張に出会うことがあった。彼らがラジオで聞いたり新聞で読んだりしたナンセンスオウム返ししているのは明らかでした。時には同じことを言いたくなることもあったが、まるで全能者を冒涜しているかのような不信感を抱かれた。」

同様に、ソ連崩壊に関する研究では、大学教育を受けた人々は高卒者よりも共産党を支持する可能性が2〜3倍高いことが研究者らによって判明した。ホワイトカラーの専門労働者も同様に、肉体労働者に比べて共産主義イデオロギーを支持していた。

今日米国内のパターンはそのような調査結果と一致している。政治アナリストデビッドショールは、「高学歴の人々は、労働者階級の人々よりもイデオロギー的に一貫した極端な見解を持つ傾向がある」と述べている。これは、問題に関する世論調査イデオロギー的な自己認識にも見られる。大卒有権者穏健派であると自認する可能性がはるかに低い。

この理由の 1 つは、時間場所関係なく、社会富裕層の方が地位を維持したり、地位さらに獲得したりするために正しいことを言う可能性が高いためであると考えられる。

カリフォルニア大学バークレー校キャメロン・アンダーソンが主導した最近の一連の研究では、社会階級が社会的地位への欲求積極的に関連していることが判明した。より多くの教育を受け、お金を持っている人は、「他人意思決定に影響を与えることを楽しんでいます」や「名声や社会的地位を得られたら嬉しいです」などの発言同意する可能性が高かった。

ケイト研究所がYouGovと協力して行った調査では、全米を代表する2,000人のアメリカサンプルを対象自己検閲についての質問を行った。

その結果、高校教育以下の学歴を持つ人の25%が、政治見解のせいで解雇されたり、雇用の見通しが損なわれることを恐れているのに対し、大学院卒の学歴を持つ人の割合は44%であることが判明した。

政治学者のジェームズ・L・ギブソンとジョセフ・L・サザーランドによる「口を閉ざす:米国における自己検閲のスパイラル化」と題された最近論文の結果は、Cato/YouGovの調査結果と一致している。彼らは、自己検閲が急増していることに気づいた。マッカーシズム絶頂期だった1950年代には、アメリカ人の13.4パーセントが「以前よりも自分意見自由に言えなくなったと感じている」と報告した。2019年までに、アメリカ人の40%が自分意見を気軽に言えないと回答。ギブソンサザーランドは、「自分意見を言うことを心配している民主党員の割合は、自己検閲を行う共和党員の割合とほぼ同じで、それぞれ39%と40%である」と報告している。

この増加は特に教育を受けた層の間で顕著である研究者らは次のように報告している。「自己検閲に従事する人々が限られた政治資源を持った人々ではないことも注目に値し、おそらく予想外である自己検閲は最高レベル教育を受けた人々の間で最も一般的である…この発見は、以下のことを示唆している。社会学習プロセスであり、教育を受けた人ほど、自分意見表現を妨げる社会規範をよりよく認識している。」

興味深いことに、教育自分権力意識マイナスに関連していることを示す示唆的な証拠がある。つまり教育を受けていればいるほど、「自分意見を表明しても、自分意見ほとんど揺るがない」「自分の考えや意見無視されることが多い」といった意見同意する可能性が高くなる。

ミュンスター大学のリチャード・ラウ氏が率いる「他者の最良または最悪の見方一般化された他者認識尺度」というタイトル論文を考えてみる。

研究者らは参加者に、ソーシャルメディアプロフィール動画に登場する人物評価するよう依頼した。参加者は、「この人が好き」「この人は冷淡だ」などの発言にどの程度同意するかを尋ねた。その後、参加者自分自身についてのさまざまな質問に答えた。

高等教育は一貫して、人々に対するあまり肯定的見方関係していなかった。この論文は、「人々の感情、行動、社会的関係理解するには、彼らが他者に対してどのような一般的見方を持っているかを知ることが非常に重要です…人々がより良い教育を受ければ受けるほど、他者に対する認識肯定的ではなくなります。」と結論付けている。

したがって、裕福な人々はステータスを最も気にし、自分にはほとんど力がないと信じており、仕事や評判を失うことを恐れており、他人に対してあまり好意的見方をしていない。

まり意見は、その真理値に関係なく、ステータスを与えることができる。そして、自分地位を維持したり高めたりするために特定意見を表明する可能性が最も高い人は、すでに社会はしごの上位にいる人でもある。

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