はてなキーワード: 恋愛弱者とは
女をあてがってほしいというのはそうなんだけど、でもそれをすると人権侵害がーとかになっちゃうんだよな。
そもそも仕事上で女性とたま~に話すことがあっても、事務的な話しかできないし、
そこから恋愛とかセックスまでできる関係性に昇華させる振る舞いができる気がしない。
あとは同年代の女性は人づきあい、恋愛、セックスとかを含めて成熟してるんだよね。
異性との人づきあいに自信がない俺としては、同年代の女性から見ると俺たち恋愛弱者は「ガキかコイツ」みたいな評価なんだよ。
世代が違うから話題が合わず、流行りのリサーチ不足で言ってることが何もわからず
究極的に独り身じゃないとストレスで生きていけない奴じゃない限り、
どこかのタイミングで寂しいって思うことがみんなあるはずだ。
昔のようにお見合いとか組まされるとか当時はストレスだったろうけど、今のように恋愛弱者として生きていくよりはマシだったろう。
もう恋愛弱者男性はパートナーを得ることは、コンプラや男女平等やジェンダーの気が強い現代では寂しさを埋めるのは不可能だよ。
普通に存在すると思うし、俺も含めて諦めきっちゃて、女をあてがって欲しいなんて、ちっとも思ってないはずだけどね。
10代で一人、20代で一人、30代で二人に告白されて付き合ったけど、なんとなく燃えるものもなく、それぞれ最長でも2年には満たない期間しか付き合ってないし
自分から好きになって猛アタックした人とは一度も付き合えたことがないので、本当に人を好きになるって感情を知ることもないまま過ごしてきた上に
流されるまま出来ただけの彼女すらいない期間の方が圧倒的に長くなっちゃって、今さら誰かと付き合いたいって気持ちもなくなった。
結婚なんかとは無縁で、独身のまま仕事人間で来たってのに、40超えて1000万にちょっと届かない程度しか年収もないし、
40超えてからはずっとリモート勤務で、そこそこ出来る人間なのを良い事に、週に三日しか働かないダラっとした人生送ってるしw
お世辞にも心身ともに豊かとは言えない中途半端な人生だけど、今さら結婚しても仕方ないとしか思ってなくて、今や恋人も要らんかなぁという感じですよ。
どうしても人肌恋しくなったら、10万も出せば美人っていえるくらいの女性を風俗があてがってくれるしさ。
若いころに、風俗なんかで発散してたら本気で恋人つくらなくなるぞ、って忠告受けたけど、本当だったね。一回満足したら、何か月かはどうでもよくなるんよね。
結婚して、子供を持つ人生に、かつては憧れたけど、誰とでも結婚したかったわけじゃなくて、自分が好きになった誰かとしたかったよね。
そういう意味では、これからもずーっと好きになった人に愛されなかった敗北感をもったまんま生きていく訳だけど、
だからって、俺が惚れることが出来る女をあてがえなんて暴論は言わないよw そんなの馬鹿も休み休み言えって感じだね。
女性にも、もちろん敗者の俺にも選ぶ権利があるし、選びたくないものを押し付けられて、互いに幸せになれるはずもないしね。
俺も貯金してるし、親が資産家なので、そのうち十分な金額は相続するとは思うから経済的な不安はないんだけど、それも子供がいる妹夫妻に多めに割り振って貰って
その代わりといっちゃあなんだが、老いさらばえて死んでった後の事を甥っ子に頼めないかなぁとか思う位が、今の不安だね。
死んだら親父とおふくろが入った墓に入れてくんねぇかって、実家で会うたびに言ってて、甥っ子は冗談としか今のところ考えてなさそうなのだが、
俺が君に何かにつけてプレゼント送って、入学祝に10万円する時計とかあげたりするのも、遺骨を両親と同じ墓に入れて欲しいからだぞw
何か欲しいものがあれば、義弟に代わって買ってやるから、恩に着てくれ。そして墓に入れてくれw
まぁ、人から見れば俺を羨ましいと思う一面はあると思うよ。学歴も、職歴も、収入も、労働環境も十分なんでしょうよ。
だけど、俺から見たら400万程度の年収だけど、好きになった人(それが、あの妹だから不思議なんだがw)と、ひいひい言いながら、二人の子供を育ててる義弟のが羨ましいね。
一人で完結するなら何をやっても、そこそこ上手く行く俺が、あれほど必死になっても手に入らなかったたった一つの成功が、相思相愛になって結婚する事だった。それを手にした義弟の方が人としては偉いね。
人生の勝ち負けは小さな成功でもないし、はした金でもなく、受け取った愛情ですよ。その点、俺は条件が恵まれてた分だけ、完全な負け組なんですよ。共感しづらいかもしれないけどさ。
その噛み合わなさに強い違和感を感じていたけど、メロンダウトの記事を読んで、その違和感が決定的なものになった。
https://plagmaticjam.hatenablog.com/entry/2021/04/05/093629
フェミニストが求める女性の政治家や管理職比率の是正と、弱者男性が訴える結婚や仕事での救われなさの救済とは、雑に恋愛が~と言って同じテーブルに乗せていい物じゃない。
だが、いずれも第三者が他人の選択を強制することは許されないという一点でのみは同じだと考える事も出来るだろう。
現状の女性の管理職比率を是正しようと思えば、アファーマティブアクションのようなことをしなくてはならないだろう。
アファーマティブアクションというのは、アメリカの大学で黒人の学生が白人よりもアジア人よりも入学しやすくなっている、という有名な不公平の権化だが、社会的には
「黒人は差別の歴史によって文化的な背景から家庭において十分な教育を受ける機会に恵まれないケースが多くみられる。黒人が白人と同じ得点をテストで獲得するには、より多くの努力を必要とする。」
なんて言って正当化されるわけだ。
現在においては、貧しい白人学生は、豊かな黒人学生よりも幼少期の学習環境にハンデを背負っているはずで、もう黒人優遇にたいして意味はないと思うが、
アファーマティブアクション自体、アメリカにおける黒人奴隷の歴史等を考えれば強く異議を言えるはずがない、という強制力のある不公平で今や誰も抗えない。
だが、そんなことを言ってる一方で、同じ基準で選べば楽々とテストをクリアするアジア人学生には通常より高い壁が与えられている。
こんな試験に公平も糞もないんだが、大学は自分たちの意志で自分たちが必要とする学生を選ぶし、その基準は選考者である大学が定めるものだと考えれば
ちょっと前に医学部の試験で女性は合格しにくくなっていた事が問題となったが、それも同じことだ。
「現場は、より体力があり出産などで離職しない男性医師を求めている」
という理由で、選考者である大学が恣意的な選択をしたに過ぎない。
医師の数に対して異様に多い病床数によって医師の過重労働が続いている事と、医師の数が充足してない地域があるという医療行政上の問題を、現場が選考の基準でいなそうとしてるというだけにしか俺にはみえない。
これに対して女性に対する差別だ、などと吹き上がる向きには、黒人も白人も全く同じ基準で選ばれるべきだと思うのか?と問いたい。
医療現場が男性医師を求めているという理由と、歴史的な理由で黒人は環境にハンデが残っているという理由
どちらも選考する権利を持っている大学が、試験結果に加えて加味する理由としては、十分に理解できるものだし、誰かにとっては不公平だと感じても、納得しておくしかない。
同じ様に、弱者男性が女性に選ばれない。女性は下方婚をしない、なんていう非難も、女性には自分が好きになる相手を選ぶ自由がある、という一点で考えて意味がない。
全ての人間に、自分が好きでもない人間とは結婚しないですむ権利はある。
人事考課が同程度の男女がいれば、ちょっと劣っても女性を積極的に管理職にしろ。
成績が許容範囲内であれば、ちょっと劣っても黒人を積極的に合格させろ。
年収学歴などが近しければ、より恋愛弱者の経験に乏しい男を伴侶に選べ。
俺から言わせれば、どれもこれも同じで、どんな理屈で正当化したとしても、ただの迷惑極まりない押し付けに過ぎない。
女性が、同じ年収のイケメンとKKOが選択肢にある中で、KKOを選び取らされれば人権侵害だと荒れ狂うと思うし、それは応援したくなる怒りだが
大学教授が、優秀なアジア人と成績の劣る黒人とがいて、成績が劣る黒人学生を研究室に当てがわれて怒ってはならんのだろうか?
俺はどっちも、本来は選べたベストな選択肢を不当に奪われたという理由で、怒っていいと思う。
弱者男性が言う不平等ってのは、要はこういうことなんではないのか。
女性は女性であると言うだけで、アファーマティブアクションによって有利にすべきだと、能力もないのに社会における競争相手である男に強制しようとする。
ならば、女は恋愛や結婚において、魅力もない弱者男性を積極的に選ばされるとしたら、どう思うんだ?と、こういうことなんじゃないのか。
女性は歴史的に不当な扱いを受けてきたら、そもそも競争の減資となる力がまだまだ男に劣るし、そういった偏見が社会にある。
多少は強制しなくては社会は変わらないと、フェミニストは叫ぶ訳だが、医療の現場に男性を必要としてる病院にとっては迷惑でしかないだろうし
女子高が多すぎるがゆえにやむなく公立高校では男子学生を増やすしかなかった学区の担当者にとっては、怒りすら湧いてくる存在だろう。
弱者男性側の理屈を見ていると、自分の境遇に対してはとっくに諦観を持っていて社会に対して救えと言いいたい気持ちもないが、
お前は男だ自助努力が足りないだけだと、弱者男性を踏みつけながら、能力がなくても管理職になったり救われるべき存在だと主張してるフェミが目に余るだけなのだろうと思うよ。
そんなことを言うなら、まずは弱者男性に女をあてがってみろ、と皮肉もいいたくなるってもんではないか。
女性の管理職比率だなんて言っても、他社にそれをやれとさかんに報道したがるメディアからして、女性の管理職比率は低い。自分たちですら使えないと分かってるものを押し付けるのは不条理すぎるだろ。
フェミニストの皆さんは、不公平で他者に不利益を押し付ける社会的正義を、一緒になって社会に押し付けて抑圧しようと、弱者男性を誘ってみてはどうだ。
労働弱者保護:非正規の場合の最低賃金2割増し・退職金月給3か月分保証、労基の大幅増員+権限強化など
結婚弱者保護:子なしでも婚姻手当毎月3万円(子供手当は別枠維持)、市有建物の式場使用無料(歴史的な建物だとより良い)、離職保母さん達の学童運営補助など
恋愛弱者保護:なし。自由主義的発想から言わせれば、国が価値観に口出しするのは、気色悪い。
表現の自由等:同じく基本的に介入しない。憲法の伝統的学説を支持し、私人間の不法行為に基づく損害賠償責任の問題で処理。
経済政策:大企業それ自体への盲目的な攻撃はしない。大企業やその関係会社の従業員も弱者。自動的なベア年1パーセントを強制→強制インフレ。
環境政策:無理のない範囲で、できるところから。とにかく科学的合理性を重視して。原発ゼロは最終目標としてはいいかもしれんけど、巻き添えで弱者が死なないように軟着陸で。
社会福祉:基本現状維持。ただし、老人も医療費3割負担してね。
財政政策:低金利維持+インフレが長期的に借金を解決してくれる。あと、コロナが落ち着いたら、米欧と足並み揃えて債務減免交渉をやってみてもいいんでない?
自分のことを喪女とか言っといてモテた途端に「こんなんじゃなかった…」
とか言う奴~
喪女ほどこれだよ
恋愛経験していない30過ぎた喪女を落とすのは非モテ男の方が難しいからな?
この増田みたいな女ばっかだぞ、恋愛にコンプレックス抱えて喪女になった女の末路なんて
勝手に夢見て、好かれたらこんなんじゃなかった恋愛なんてクソのクソとかいってたった一回の出会いで幻滅して
そのたった一例を元に自分の中で汎化させて「はいはい私の中の恋愛終了~(上から目線で喪女の恋愛論を語る私カッコイイ)」
あ、もうモテたから喪女じゃないっすねwwご卒業おめでとうございます!!
人間の内面も見ずに、もうすべてが私の妥協点を超えてないとダメとか言い出す
いや、こいつらは卑怯だからそういうことは絶対に言葉には出さない
男を批判したら自分にブーメランというのはズル賢いからちゃんとおくびにも出さない
そんな恋愛コンプレックス喪女の相手なんて30過ぎた非モテの男に務まるわけがない
いや、本当に恋愛弱者同士で付き合えとか言ってくるはてブのクソみたいなインテリどもは、完全に天上人が、
「ほれ、犬どもそこら辺との交尾ショーを見せたまへ、あそこにいるぞよ、ほれ腰をへこへこふっておじゃれ」
って言っているのと同じだからな
俺は生まれてこの方ずっとキモいが、中学で女比率の高い部活に所属していたときは若干モテた
自意識過剰ってことは多分ない 「先輩ちょっとモテてますよ」と言われたり、ラブレターまがいのものを受け取ったりした
全然嬉しくなかった なんなんや、やめてくれや、キショいねん と思っていた記憶がある
・部内の数少ない男に惚れるのは気の迷いだろという思い
・内面を知らんし、知ってもそんなに仲良くなれない予感がする人間と付き合うもなにもないという思い
・なんかいろいろめんどくさそう
一切まったく嬉しくなかったわけではないが、総合するとイヤさのほうが多かったのは事実
当時俺に好意を寄せてくれていた(?)人たちは個人的に全然タイプじゃなかったが、タイプの人にモテていても結果は変わらなかっただろうと思う
そんなに興味ない人から好意を寄せられるのってわりとイヤなんだよな
俺は大半の女の非モテ語りが嫌いだ
喪女、モテない、非モテ、恋愛弱者なんて言葉を使いつつ、サラッと「元恋人」だの「告白された」だのの要素が出てくるからだ
俺だって喪男を名乗りたいが、中学時代にマヤカシみたいなものとはいえ一瞬モテてしまったのでその自称は封印しているんだ
嬉しい・嬉しくないに関係なく、少しでもモテたことがあったら非モテを名乗ってはいけないだろ
……と思いつつ、好きじゃない人間にモテたのをノーカンにしたい気持ちもわかるんだよなあ!
全然嬉しくねえもんな
というか、好意を寄せられて嬉しい人間なんてかなり限られてるよなあ
もう6年以上出来る気配がない(ちなみに友達も0人)
ネットでは決まってこう言う「ブスでない限り若い女はよりどりみどり」
だから彼氏が出来ない自分はブスなんだ!と思ってずっと努力してきた
容姿を褒められるようになってもモテるどころかどこでも孤立し仕事も長続きしない
それに体重三桁、ボサボサの髪にノーメイクそんな女性にも彼氏が居て珍しくないのだ
じゃあ性格か
人の悪口を言ったりとあからさまなマイナス行為はしていないし笑顔に優しくをモットーにしてきたがASDなので無意識にやらかしまくっている可能性がある
それをうまく対策すれば道が開けるかな
何なんだもう
1人なのは私ぐらいじゃないのか?
誰か何がまずいのか教えてよ
マッチングアプリ、相手が一瞬で見つかる人、残念ながらマッチすらできない人と様々な人がいると思う。
幸い自分は月に数人は新たにマッチングできて月一回程くらい会うことはできているのだけど、ここから先がどうもうまく行かない。
一度会っても自分の振る舞いや容姿、トーク力に問題があるのか見切られてしまい2回目に会ってくれる人がいないのだ。
少し自己紹介
自分は20代後半の男性で身長は平均よりは低くて体重は運動をしながら普通を維持するのに精一杯。
友達は少ないかも。(最近はリアルよりネットの付き合いが多いけどこの辺世間体的に良くないのかな?)
大学の後半でこじらせたり仕事に追われていたけど頑張ったのである程度余裕をもって生活できている。
本題に戻るとお茶したり軽くお出かけした後に2回目を誘おうとしてもはぐらかされたりひどい時はストレートにもう会えない、会いたくない様な言葉や態度をされたりすることもある。
(もちろんこれは自分視点だし相手がお互いのために親交を深めないほうがいいと思ってくれているのかもしれない。どっちかが正しい悪いの話はしたくない。)
それで一回しか会えないのでまたマッチして他愛もない会話をして多少ノリが会えば会って話すのを繰り返している。
最近恋愛弱者や非モテなどが話題に上がりやすくて自分もそれに類するのだろうなあとは思っているけれど、
それら投稿を自分には毒になると思って意図的に避けているし、辛い時は美味しいものや欲しかったものを自分に与えてご機嫌を取るように心がけている。
こんな感じでなかなかうまく行かないのだけれど卑屈にだけはなりたくなくて、会話の内容や頻度を見直したりして、
自分自身できる限りの努力はし続けようと思いながらも楽しく過ごすためになんで苦しんでいるのだろうとふと我に返る時がある。
つらい思いをしたくなくて感情をあまり出さないようにしてるのも良くないかな?
ちなみに周りに聞いてみると意外と1回しか会えないという人もそこそこいるっぽい?
みなさんどうでしょう?
あと1年だけ続けてみる。
(以下本文)
この仕事を始めて2年が経とうとしている。
それ以前は全然違う仕事をしていたけど、ある日突然、マッチングアプリの運営会社に出向することになった。
楽しくやってると言えば嘘になる。
最初の頃は何もかもが新鮮だった。出会い系に代わる、新しい形の人と人とを繋ぐサービスの管理・運営を担うんだという自負があった。
今では心に澱が溜まっている。愚痴のようになるけど聞いてほしい。三点ある。
これを書いている今はなんとも言えないけど、もしも気分が乗ったら、最後にアプリの攻略法みたいなものを書いてみようと思う。俺も他社のマッチングアプリをやりこんだ身として、真剣に恋愛を考えている人のためになればと思う。
1.マッチングアプリをやっている人たちへの所感
これを読んでいるあなたは、マッチングアプリをやったことがあるか、または興味のある方だと思われる。
…インターネットの掲示板を見たことがあるだろうか。マッチングアプリの。
どんな印象があるだろうか。とんでもなく偏った考えをもった連中が、とんでもなく毒のある書き込みをしまくっているみたいな印象があるのでは?
まさにそのとおりだ。最初にそれを見た時に悲しい気分になった。というのも、まさにマッチングアプリで活動している人たち(特に男)の一般的な行動傾向にそっくりだったからだ。
・圧倒的なまでの卑屈さ。自分はどうせダメだと思いながらも、恋愛を諦めきれない思いでマッチングアプリをやっている。でも、ちょっとしたことでダークサイドに落ちてしまって、メッセージ画面で相手に非常識な言葉をぶつけたりする(ex 死ねやブサイクなど。もちろん一発で警告を飛ばす)
・欲望の権化。悪質な場合、免許証などの身分証を偽造して登録し、嘘の経歴を盛り込んだプロフを作って経済力重視の女性を狙う。彼らの面白いところは、ほとんどがメッセージのやり取りすらままならずに失敗する一方で、ごく一握りの、悪い意味で知的レベルが高い人(※後述)が成功をおさめていることだ。
・恋愛弱者が多い。上二つは男性を非難するものだったが、ここでは女性について言わせてもらう。「それじゃ彼氏なんてできんやろ」みたいなアプリ内行動をしている人が多かった。プロフの傾向でいうと、運営が用意したテンプレをそのまま使っていたり、主体性を感じない文章(ex 友達に誘われて登録しました、出会いがないので登録しました、こういうところに登録するのは抵抗がありましたが~など)だったり、マッチングしてもほとんど受け身の状態だったり、短文でしかメッセージを返さなかったりする。
マッチングアプリに登録しているのは、まさにこの『恋愛弱者』と呼ばれる層が多い。リアルで恋愛をする意思や能力を欠いている、あるいは恋愛できる環境がまったく整っておらず、修行をする機会がなかった人達だ。
恋愛力のある人はリアルで恋人を作れるし、恋愛力はあっても、(物理的な意味で)出会いがゼロの人は結婚相談所で伴侶を見つけることができる。
蛇足になるが、「出会いがなくて登録した」みたいなことをプロフに書いている人達がいる。その大半は間違っている。実際に出会いはあるが、出会う対象に満足できないからマッチングアプリに登録している。
彼ら彼女らを見ていて哀れな気分になることがある。
と思わされてしまう。つまり、実際に出会いはあるのに、出会う相手の質に満足できない自分に気が付いていない。
俺は色んなモノを見過ぎて疲れてしまった。これまで多くの会員を見てきたが、その度に心が蝕まれて今に至る。
2.ヤバい人について
上に挙げた、『ごく一握りの、悪い意味で知的レベルが高い人』について説明する。ダントツで記憶に残っているのが1人いる。これは2年も前の話だし、俺はもうこの会社から退職しようと思っているし、時効といっていいだろう。そういうことにしておいてくれ。頼む。
その彼は、マッチングアプリで二度生まれたと言っていい。どういう意味かというと、1周目(?)と2周目で違う人間になっていた。
1周目の彼は、なかなかのスペックだった。東京生まれの東京在住で、慶応義塾大学を卒業していて、総合商社に勤めていて、資格をいくつか持っていて、年収も高かった。写真もイケメンだ。遠景から友人に撮ってもらった風の写真だったが、少なくとも俺にはイケメンに映った。
後の通報をきっかけとして行った調査の結果、彼は毎日数百人に足跡をつけていた。それでいて、1日に10~15程度のいいねを獲得し、登録日から一か月後にはいいね数は300を超えた。
東京から地方へと現住所を変更し、プロフから慶応義塾大学という文字を消し、総合商社という文字を消し(大手企業なのはわかる仕様)、資格の一部を消し、年収を一回り下げた。
プロフ写真も変えた。遠景のイケメンから、ちょっと顔が近づいた感じになった。こちらはイケメンではない。ブサメンではないけど、女性にとっては笑顔が素敵なのかもしれない。そんなイメージだ。わかるかな?わかんないだろうな…。
彼は地方でもモテた。相変わらず毎日数百人に足跡をつけていた。もらえるいいねの数は段々と減っていったが、彼が退会する時までいいね数は200を超えていた。
どうして通報されたのかは言うまでもない。プロフを詐称しているという通報が数件あったからだ。メッセージの履歴を見ると、それなりに会っていたのかなという印象はあった。
彼に警告を与えることはできなかった。違反行為の確たる証拠がなかったからだ。出身地は東京のままだったし、現住所が変わったのは引っ越した可能性があるし、プロフから大学名や保有資格を消すことに問題はないし、勤め先を総合商社から大手企業に変えるのも問題ない。年収が下がったのは転職したからかもしれない。
写真についても、絶対に別人とは言い切れなかった。そういう微妙なラインを突いていた。限りなく黒に近いグレーだった。彼は経歴を偽っている!
毎日数百人、多い日で千人以上に足跡をつけていたのは特におかしい。日中は働いているはずだからだ。巡回ツールのセンサーにはかからなかったので、多分もっと単純なツール(フリーソフトの自動クリックとか?)を使っていたのではないかと思う。
ある時、異業種交流会でフリマアプリの運営をしている人と話したことがある。
その人は、今年の初め頃にあったマスク転売問題について、酒を飲みながら悔しそうにクダを巻いていた。
その人が所属する部署では、マスクの転売で医療従事者が困っているニュースが報道された時点で、自主的にマスク転売を取り締まろうとしていたらしい。でも、偉い人が、「ちょっと待て。協議するから」と止めに入って、さらに2週間以上が経過し、ついに国が動いて、有名各社にマスク転売を規制する旨の通達が届いて、それで今に至るわけだが…
どこまで本当の話かわからない。でも、本当だとしたら悔しかったのではないか?というのも、日本の社会の一部を自分達で守ろうと判断したにもかかわらず、事実上の保留になって、しまいには国から尻尾に火をつけられたみたいになったんだから。彼女は口惜しかったに違いない。
俺も、気持ちだけなら同感だ。自分の仕事が社会の役に立っている気がしない。マッチングアプリは社会に必要なんだろうか?ツイッターでたまに見る画像に、藤沢数希が作ったようなマッチングアプリを皮肉っている図表があるだろう。いらすとやのやつだ。
https://togetter.com/li/1359921
10/31 追記 togetterに図表を上げていた人が消していた。この記事からの流入数に驚いたのだろう。謝罪する。
https://neputime.com/matching-app-himote/
ここには図表が残っている。ブログ自体もマッチングアプリをよく研究している。
あれを見たとき、心がガクッとなった。自分たちは社会に役立つものを作れてないんじゃないかと。あの図表でいうところのイケてる男子というのは、はっきりいって女を食うことしか考えてないし、イケてる女子はただ承認欲求を満たしたいからやってるだけで、出会う気はさらさらない(ほとんどいいねをしない)。現実世界に彼氏がいるからだ。非モテ男子と非モテ女子は、上の1.に述べたとおりの状況だし、実際に現在のマッチングアプリはこの構造に近いものがある。
もう疲れた。どうすればこの状況を打ち破れるのか想像がつかないし、打ち破れるルールを作ったとしても、今度はマッチングアプリそのものの収益が低下して運営が成り立たなくなるのではと思う。
気分は乗らないがちょっと書いてみる。
概観的なものになる。登録後、基本操作をマスターした後の流れを掻い摘んで説明する。
検索欄に「マッチングアプリ 攻略」と入れると、いろんなアプリの攻略法が書かれたページが表示されるはずだ。そのうち、気に入ったやつを一個くらい見つけてくまなく読んでいこう。それで終わりだ。
なぜひとつのサイトでいいかというと、どこも似たり寄ったりだからだ。
例えば、どこのサイトもマッチングアプリのランキングを載せているが、あれはすべてアフィリエイトだ。すなわち営利目的。だから、男女向けに恋愛指南をしているサイト(Smartlogなど。ほか多数)みたいに、どこのサイトも記事の内容が似たり寄ったりになる。コンテンツ・記事を楽に作るため、他社の掲載内容をパクリ合っているのだ。だから、あなたが気に入ったひとつだけを読めばいい。
5ちゃんねるなどの掲示板も読まなくていい。少し前にプチバズッた増田風に言うなら、あれを読んでいると「精神的に不健康」になってしまう。覗かないこと。
上で見たサイトに、いいねをもらうために一番大切なことは何て書いてあった?写真が一番大事と書いてあったはずだ。
そのとおりだ。いいねをされる最大要因は写真なので、とことんこだわろう。
男性の場合:清潔感のある服装(できれば白系で。簡素がいい)で、日中に他撮りな感じで笑顔。地鶏はだめ。
女性の場合:顔が大事なので、とにかく顔を可愛く撮る。体形に難があると感じたら隠す。会ってしまえばどうにでもなる。あなたの恋愛力を信じよう。
③プロフィール文を作る
上で挙げた2周目の人の特徴として、プロフィール文を作り込んでいた。ほかの男性会員を研究している様子が感じられた。
・簡潔な文体で、具体的な表現を心がける。あなたのプロフを読む人は、隅から隅まで読んだりはしない。大抵は流し読みだ。流し読みでも理解されて、面白い内容にすることを心がけよう。女性の場合もそうだ。
・文章量は200字~300字がいい。あまり長いと読んでもらえない。人気会員に限っていえば、みんな大体このぐらいだ。女性はもっと少ない。
・【】や『』や〇などの記号や、改行を駆使して分かりやすくする。上にも書いたが、あなたのプロフは基本的に流し読みされる。必要な情報がすぐに読み取れるようにする。
差別化は大事だ。この人は違う!と思われるようにする。女性の場合はそこまで拘らなくてもいいが、プロフ文は必ず書こう。テンプレではなく自分の文章で書く。いいね数が多くて現実でもモテる男(かつヤリモクではない)は気合いが入っている女性でないといいねを送らない。
男性向け;
女性は、男性のいいね数を見る傾向にある。最低でも平均レベルのいいね数を求める。「この人は私だけじゃなく、ほかの人もいいと感じている」という保証がほしいのだ。だから、まずは平均以上のいいねを集めよう。
いいねをしまくる作戦はおすすめしない。いいねはすぐになくなるからだ。節約してもすぐになくなるので、目当ての人にしか送ってはいけない。
まずは毎日ログインして、無料のピックアップは必ず押す。学校や会社から帰ったら、頑張ってスワイプやクリックをしよう。販売されているツールは絶対に使うな。バレたら一発で退会になる。
女性向け;
男性の場合、あなたの年齢と容姿が許容範囲内で、ほかに難がなければいいねを送る(いいねが残り少ない時と、毎日更新のピックアップは除く)。写真とプロフ文を用意して静かに待とう。男性は、タイプであれば相手のいいね数が少なくても気にしない。むしろ、タイプだった人のいいね数が少ないと喜ぶ。ライバルが少ないからだ。
男性みたいにあしあと巡りをしてはいけない。どんどんいいねがついて、あっという間に数百にはなるだろうが、男だってアホじゃない。賢い奴は、「この女はいいね乞食だな」とすぐに見抜く。あしあとを巡るのであれば、厳しい条件で絞込検索をかけてからにする。
これ以降は一般論に留める。①~④までは誰に対してもこうした方がいいと言えるのだが、⑤はその人と相手のキャラクターによって答えが違うので、誰に対しても通用する答えは出せない。
ここでは、男女別に恋愛の一般論を述べる。男性向けに3つ、女性向けに1つ。人によっては耳が痛いかもしれない。
・恋愛は常に男から行くものだ。交際までに必要なステップが10あったとすると、すべて男から仕掛ける必要がある。女から仕掛けてくれることもあるが、まずないと言っていい。気分が乗らない時も自分から話しかけよう。断られたら嫌だなと思っても食事に誘おう。恐怖を感じたとしてもあなたから告白しよう。女は待っている。
※1 厳密には、女性もあなたにアプローチをしている。バーベキューの時、紙コップに氷を入れに行く際にその子も同じタイミングで取りに行くのが続くとか、後ろから二の腕や肩甲骨に触られたりするとか、あなたと目が合った時に大きく見開くとか、そういうレベルだが。あなたを気になっている女性は、できるだけあなたに近づいたり目につこうとする。それが女性からのアプローチだ。
※2 恋愛初期には女から積極的にアプローチすることもある。挨拶する必要がないタイミングで「おはようございます」と声をかけたり、満面の笑みで男の顔を見たりする。
・女性は毎日違う人間だ。気分がいい時もあれば悪い時もある。話しかけた時の反応が悪くても終わりじゃない。次は態度が変化するかもしれない。接触する回数をとにかく増やす。頑張ってソツのない用事を作ろう。
・好き避け。女には気になる男を避けようとする性質がある。具体的には、廊下で挨拶をしてもぶっきらぼうな返し方(ex 顔を背けながら「お疲れ様です」)だったり、症状がひどい子だと声をかけたら小走りで逃げたりする。見分け方は視線だ。好き避けする子も、しない子も、あなたと目が合った時、気があるのであれば――真下か斜め下にサッと目を逸らすことが多い。真横に逸らしたり、だるそうに逸らすのはだめだ。気がない。
・男性が何から何までグイグイ引っ張ってくれるなんてことはない。気になる相手がいるのなら、ちゃんと行動で気持ちを示そう。男でも嫌われたり振られたりするのは怖い。女からモテない奴は集団内で馬鹿にされる。モテないのは嫌なのだ。だから、気になる男性が話しかけてきたら、どんな時でも笑顔でいよう。もっと話しかけて、という雰囲気を表現する。食事に誘われたいなら、それっぽい言葉で誘導する。「外食はいつもどんなものを食べる?」みたいに、男性が誘いやすいように導線を張ってみよう。
最後に
もういっそ、『恋と嘘』の世界みたいに、政府がマッチングアプリ的なサービスを運営したらいいんじゃないか? 病院で生まれた時に、その子の遺伝子をちょっともらって、データベースに登録して、相性バッチリな2人が大人になったら通知を送り、結びつけるというのはどうだろう。
あの世界ではマッチングは半強制だけど、現実世界では希望制にすればいい。人権問題は回避できる。
そんな世界ができたらいいな、と思いながら日記を締めることにする。
ここまでお読みいただきありがとうございました。今年度中に辞表を出します。さようなら…
当初は、ffrogさんに関する疑問をここに書いていた。でも、こういう公開の場でみんなに質問をするのは、やはりffrogさんに失礼だと思って削除した。今朝起きたら、fの意味が閃いたよ。教えてくれようとした人がいたならごめんなさい。