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はてなキーワード: 学力とは

2024-04-03

anond:20240403130409

改善必要だが能力差別学力差別は公平な社会を実現するために必要ことなのでw

優秀な人間の生み出したデバイスの使い心地はどうだい?

anond:20240403124833

学力が高いとは言えても

頭がいいかどうかなんてわからんやろ

2024-03-31

anond:20240331150047

学力で振るいにかけるうちは大丈夫だろう

動物園経済力ではなく知力の問題で発生するだろうから

バカがお色気漫画エッチアニメを見ると、作者の手のひらの上で転がされているようで辛い

魔法少女にあこがれて一挙配信を観たが、弱みを握るのがうまく描かれていてかなり打算的だなと思った。

自分は、作者の悪意に気付く事や作者の打算を上回る事ができていないのでは?という事に危機感を感じた。この程度の話が理解できないと、自分は何か騙されてしまう事があるんじゃないか?と疑心暗鬼になった。

お色気漫画とかエロ漫画もそうだけど鼻の下を伸ばして作品自分は観てていいのだろうか?と思ってしまった。作者が引っ掻き回してる(悪意ある)のに自分は釣られてていいのだろうか?と。お色気なシーンで感情移入したように欲情してていいんだろうか?と。それに欲情して自慰をしてたらある意味自分が作者に負けた事になってないか?と時たま思う。(エロ以外なら例えば感動物作品も涙を流したら作者に負けた感じがする。)

あと、自分が知らない読み方や知らない意味漢字単語言い回しセリフにちょくちょく出てきて自分の基礎学力心配になった。

ちなみに、バカがアニメを見ると付いていけなくなって辛いという日記を以前に書いたが、読解とかの素質が無いのに自分創作物を見てていいんだろうか?と思う。

2024-03-30

anond:20240330015941

どんなに平易な教科書でも書いてないことは書いてないよ

たとえるなら、高校範囲数学物理を教えることを銘打ってる参考書である限り、どんな平易なものがあったとしても、四則演算の繰り上がり繰り下がりでつまづいていることに無自覚な人は、読む進められなくなりうる。

そういう参考書である限り繰り上がり繰り下がりの仕方が書いてあるページなどないのだから。それがあればまだ自動的フォローされるかもしれないが、そうじゃないなら自分がそこにつまづいていると気づくきっかけも与えられない。

自分計算した結果が参考書が示すものと違うからといって、繰り上がり繰り下がりの無理解にも無自覚なほど学力が低い人が「繰り上がり繰り下がりを理解してないからではないか」と原因を特定できる可能性は低い。

大学範囲学問なら高校以下の学習事項が身に着いて当然と思われている計算のコツなり解法の類型といったような発想力やひらめきについて同様のことが起こるだけ。

2024-03-29

スキップローファーをまとめ読みした感想 ネタバレ注意

持ってる人間と持ってない人間の関わりあいを狙って描いていそうなところに注目したい。

人間だれしも自分特権を持っていることには無自覚で、社会を生きる上で、持ってない側からそれを直接的に指摘されることはないから、

自分自分環境立ち位置理解できる程度の観察力や内省力がないと、「ああ自分は(相対的に)恵まれている」という考えには至らないし、そこに至るまでにある程度年を重ねるものだと思う。

高校生のみつみちゃんは「まだ」自分ちゃんと愛されて育ったことと、志摩くんが愛されずに育ったこと「まで」は気付いていない。

作品内で扱われている「人間関係ポジショニングゾーニング」についても、自覚的な側と、無自覚的な側、愛されている側と、愛されてもいない側、かなり繊細な部分まで、スキップローファーキャラクター演出をしている。

氏家くんの脆さと強さ、八坂さんの愛着への強かさと諦め、志摩くんの自己のなさ、みつみちゃんの自信ぶり。

作中では、稠密人物内面描写キャラクターを掘り下げる描写こそないけれど、彼らの言動を恐ろしくリアリスティックに感じるのは、人間相互作用することで起きる「トラブル」を上手に躱していることにあるかと思う。

グループで過ごす時間不協和音スレスレスクールライフコメディ”を謳っているだけあって、やっぱり、かなりとげとげしい描写もある作品なのに、大部分が牧歌的空気を持っているのは作者の技量だと思う。

スキップローファーが学園青春群像劇としての価値をもっているのは、それぞれの人物属性振りやキャラクター性に無理がないからだと感じる。

田舎と都会、陰キャ陽キャ、一軍と日陰者、現実では水と油のように混ざらない関係だと決めつけているのは「ああ、自分自身じゃないか」といえるくらい、みつみちゃん水と油をなじませる乳化剤としての機能をもっているし、こうあってもいいなと感じるまっすぐさは物語の中だけでなくてもいいじゃないかと思える。

そのみつみちゃんに、わざとらしくなく「あなたはでも、愛された経験をもっていますね」っていえる八坂さん、今後、彼女物語を大きく動かす役割もつ可能性は高いか

このストーリーは愛されて育ったみつみちゃんと、愛されずに人の顔色をうかがって生きてきた志摩くんをどう解決するかになっていくかというとこに落ち着くのか、正しさに生きるみつみちゃんを掘り下げるのか気になる。

恋愛漫画というフォーマットだと、主人公+未来パートナーのために舞台装置出来事が用意されていて、寄り道は誌面のためのフック、引きでの巧さとしてみてしまうけれど、

ここまで群像劇の色味が強いと、寄り道の寄せ集めこそが本題という印象になってきて、今後のストーリーがどうなっていくのか楽しみ。

本当はもっと掘り下げたり、メタ視点から感想を書きたい気もするけれど、ちょっと一気読みをするとキャラクター名前を憶えられないので、あの子があの子に対していった「少しのホントウ」をたくさんあつめたような作品でそういうがっつりした考察はしたくないな。

需要があるから、「らしく振舞う」とか、自我が強いから周りに合わせないとか、社会に対して協調性ありすぎることも、協調性がなさすぎることも、結構うんざりすることだと感じるけれど。

自分には価値自己肯定感がないから……自分肯定してくれる、承認してくれるあの子が好きなんだ」という解決にも、素直に納得できず「結局最低限、自己愛や社会的な地盤という下地必要だよね」という皮肉を放つ八坂さんに共感してしまう。

スキップローファーではそもそも都内進学校に通える学力があって、経済的問題に直面している子が出てきていないことも、この愛着(attachment)への問題を抱える青年という描写の分は物足りなく感じる面があるなと感じてしまう。

志摩くんがそういう意味で、単に幼稚・稚拙、初々しいという印象になってしまうのも、自分の中では頷ける。でも、やさぐれた感じとか、荒んだ感じを出したいキャラクターとしては彼は恵まれすぎている。

スキップローファーに感じる物足りなさは結局、それなりの予後可能性をもっているんだから。そんなに悩んでも君たちが最底辺世界とは無縁だよね。という強がりの業か。

アフタヌーン掲載漫画結構心理描写にも力をいれているように感じて、かなり好きなんだけれど。美大生とか高校生とかだと結局、上澄みの世界側だよね……って言いたくなってしまうらしい。

漫画を読んだ後、こうやって乱文でも書かないとやっていられない27歳誕生日

スキップローファーをまとめ読みした感想 ネタバレ注意

持ってる人間と持ってない人間の関わりあいを狙って描いていそうなところに注目したい。

人間だれしも自分特権を持っていることには無自覚で、社会を生きる上で、持ってない側からそれを直接的に指摘されることはないから、

自分自分環境立ち位置理解できる程度の観察力や内省力がないと、「ああ自分は(相対的に)恵まれている」という考えには至らないし、そこに至るまでにある程度年を重ねるものだと思う。

高校生のみつみちゃんは「まだ」自分ちゃんと愛されて育ったことと、志摩くんが愛されずに育ったこと「まで」は気付いていない。

作品内で扱われている「人間関係ポジショニングゾーニング」についても、自覚的な側と、無自覚的な側、愛されている側と、愛されてもいない側、かなり繊細な部分まで、スキップローファーキャラクター演出をしている。

氏家くんの脆さと強さ、八坂さんの愛着への強かさと諦め、志摩くんの自己のなさ、みつみちゃんの自信ぶり。

作中では、稠密人物内面描写キャラクターを掘り下げる描写こそないけれど、彼らの言動を恐ろしくリアリスティックに感じるのは、人間相互作用することで起きる「トラブル」を上手に躱していることにあるかと思う。

グループで過ごす時間不協和音スレスレスクールライフコメディ”を謳っているだけあって、やっぱり、かなりとげとげしい描写もある作品なのに、大部分が牧歌的空気を持っているのは作者の技量だと思う。

スキップローファーが学園青春群像劇としての価値をもっているのは、それぞれの人物属性振りやキャラクター性に無理がないからだと感じる。

田舎と都会、陰キャ陽キャ、一軍と日陰者、現実では水と油のように混ざらない関係だと決めつけているのは「ああ、自分自身じゃないか」といえるくらい、みつみちゃん水と油をなじませる乳化剤としての機能をもっているし、こうあってもいいなと感じるまっすぐさは物語の中だけでなくてもいいじゃないかと思える。

そのみつみちゃんに、わざとらしくなく「あなたはでも、愛された経験をもっていますね」っていえる八坂さん、今後、彼女物語を大きく動かす役割もつ可能性は高いか

このストーリーは愛されて育ったみつみちゃんと、愛されずに人の顔色をうかがって生きてきた志摩くんをどう解決するかになっていくかというとこに落ち着くのか、正しさに生きるみつみちゃんを掘り下げるのか気になる。

恋愛漫画というフォーマットだと、主人公+未来パートナーのために舞台装置出来事が用意されていて、寄り道は誌面のためのフック、引きでの巧さとしてみてしまうけれど、

ここまで群像劇の色味が強いと、寄り道の寄せ集めこそが本題という印象になってきて、今後のストーリーがどうなっていくのか楽しみ。

本当はもっと掘り下げたり、メタ視点から感想を書きたい気もするけれど、ちょっと一気読みをするとキャラクター名前を憶えられないので、あの子があの子に対していった「少しのホントウ」をたくさんあつめたような作品でそういうがっつりした考察はしたくないな。

需要があるから、「らしく振舞う」とか、自我が強いから周りに合わせないとか、社会に対して協調性ありすぎることも、協調性がなさすぎることも、結構うんざりすることだと感じるけれど。

自分には価値自己肯定感がないから……自分肯定してくれる、承認してくれるあの子が好きなんだ」という解決にも、素直に納得できず「結局最低限、自己愛や社会的な地盤という下地必要だよね」という皮肉を放つ八坂さんに共感してしまう。

スキップローファーではそもそも都内進学校に通える学力があって、経済的問題に直面している子が出てきていないことも、この愛着(attachment)への問題を抱える青年という描写の分は物足りなく感じる面があるなと感じてしまう。

志摩くんがそういう意味で、単に幼稚・稚拙、初々しいという印象になってしまうのも、自分の中では頷ける。でも、やさぐれた感じとか、荒んだ感じを出したいキャラクターとしては彼は恵まれすぎている。

スキップローファーに感じる物足りなさは結局、それなりの予後可能性をもっているんだから。そんなに悩んでも君たちが最底辺世界とは無縁だよね。という強がりの業か。

アフタヌーン掲載漫画結構心理描写にも力をいれているように感じて、かなり好きなんだけれど。美大生とか高校生とかだと結局、上澄みの世界側だよね……って言いたくなってしまうらしい。

漫画を読んだ後、こうやって乱文でも書かないとやっていられない27歳誕生日

2024-03-28

anond:20240328212409

なんかこの話思い出した

https://note.com/evjunior/n/n76457ea4b020

 私はある女子高で「舞姫」の感想文を書かせたことがある。

 女子であるいか,豊太郎の不人気は当然のことながら,悲劇のヒロインであるエリスの評判もまたよろしくない。

 豊太郎は「女の敵」であり,エリスは「女の恥」だというのである

 妊娠し,精神に異常をきたしたエリスを捨てた豊太郎を「女の敵」とするのは理解できるのだが,なぜエリスが「女の恥」なのか?

 ある生徒の感想文にはこう書いてあった。

 エリスは豊太郎のような男を選んだが見る目がなかった。私ならあんな男を選ばない。しかも,捨てられてしがみつくのがみっともない。私なら自分からさっさと別れて,後で慰謝料請求する。

 思わず「なるほど,だから,女の恥なのか」と納得したのだが,ここに今の国語教育の大きな問題点があると思ったのである

 結局,作品を正確に,客観的に,深く読解することなく,自分の狭い価値観から作品を歪めて解釈し,断罪する。そして,それを個性独創性だと勘違いする。このような国語教科書の読み方をしている限り,真の学力が身につくはずはないのである

anond:20240328180355

それごく普通だが…

国立大に入れる学力なかったら高卒就職させるとか思ってんの?

2024-03-27

anond:20240327135700

このトラバには異論はない。そこで最後に追加で言っておきたいことを書いて終わりにする。

大学レベル参考書(学術書)や論文を書く人も所詮受験競争経験した人で、受験勉強で得た知識が少なからずその後の思考の枠組みに影響を与えていると思うんだよね。

それで「枠組み」なんてものはなかなか自覚的認識できるものじゃないから、その枠組みを共有していない人にとってはより言葉を尽くさないとわからないことでも「既知の事項として」という感覚すら持たずにそういう言語化をはしょって文章を書いている部分があると思う。

特に幾何学に関する記述は、本人のセンスにとっては空気のように当たり前のことでその説明シンプルであったりしても、なんでそうなるのってことが枠組みの無い人にはわからない。ある人からすれば「なんかこいつすごく察しが悪いな」としか思えない。

これは大学高校の話ではなく高校とそれ以下の話なのでたとえが悪いのだが、たとえば高校物理である角度と別の角度が同じという事実から式を導出するのに、なぜ角度が同じかという説明まではされてないみたいなことがある。

これは中学までの数学を身に着けた人にとっては当たり前のように角度が同じだと認識できるが、そうでない人には説明必要

しか書き手はすべての読者のレベル対応することは不可能だし、「枠組み」さえあれば当たり前のようにしか思えない角度の同じさを説明しようという発想すら起こらないから、こうしたことがある。

こういうことはは中学受験レベル算数から差がはじまっていて、ああいうのが解けるような学力センスとしてあるいは勉強したことで枠組みとして身についてる人と、そうでない人とでは、同じ文章では伝わらない程度の断絶ができていると思う。

自分には大学レベルの本を理解する素地が足りているのか、と思うから、彼らが通っているはずの受験勉強から得た枠組みと同じもの自分にも構築すべく、高校レベルのことを勉強しなきゃという強迫観念がなくならない。学術書論文書き手も当然すべてのレベルの読者には対応してないし、かりに対応しようとしても「枠組み」は「空気」のようなものから、枠組みを持たない人間無自覚想定読者として排除してしまうだろうから

anond:20240326193935

アメリカ人学力の低さとか運動できなさとか不健康さとか犯罪率の高さとか破産の多さとかヤク中の多さとか

なんとかしてから人の国に口だしてほしい。

2024-03-24

↓いや、読んでないならそもそも回答するなよ…

リンク先読んでないし読む気もないですが、私は客観的視点から大卒を雇う理由」を説明したのであって、別に大卒以上の高卒や専門卒がいることは否定してません。

>具体的な彼らの知識の内容(それが高卒とかでは知らないと推測できる根拠も含めて)を一切示していません。

高卒では知らないとは一言も書いてません。同等以上の漫画知識を持っていて、学力は圧倒的に高い人間がいるので、新卒ではそっちを採用すると書いていますそもそも人気出版社大卒で何万人と応募が来るのに、それ以下に目をやる余裕はないからです。

中途採用で実績があるのなら学歴なんて関係なく採用されたりヘッドハントされたりしますよ。私の知り合いにも定時制高校から大手出版漫画編集してるのいますし。ヘッドハントで。

旧態依然とした惨状

これは具体的に何を指してるんです?

電子書籍データベース云々のミスのこと?

まぁなんにせよ、あなたが今の出版業界に疑問を呈していて、大卒無能だと思うなら一度会社を立ち上げてみたらどうでしょうか。

あなた正論ふっかけてもあん意味なさそうだし、丁寧に時間使ってたのもアホらしくなる態度なのでこれ以上は適当に返しますね。

anond:20240324165904 anond:20240324165509 anond:20240324170139 anond:20240324170707

大卒なのに気づけていなさそうことを具体的に示して実証していますが、あなたは「世の中には一流大学に入る学力があって、かつ引くほど漫画知識がある人も数えきれないくらいいます」と言いますが、「引くほど漫画知識がある」と呼べるその知識の具体的な内実、大卒未満より漫画知識があると推測できる、具体的な彼らの知識の内容(それが高卒とかでは知らないと推測できる根拠も含めて)を一切示していません。

この態度の方がむしろ学力という実績もないのに漫画知識はあると言ってる(だけの)人」と同質ではないでしょうか。

私は「こんなの気づいてたとっくに変わってるだろ」という論理で、彼らが大卒未満でも気づていることに気づけていないという根拠としていますが、あなた論法にはそれすらないです。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12295387337

2024-03-21

anond:20240321211457

「頑張って漢字を使ってるけど、使い方がおかし外国人」ってことでしょ?

どちらの文章矛盾してないけど、読み解けない学力レベルなの?

anond:20240321202423

読解力死んでるのか?

「最低限小学生レベル国語は身につけてくれ」

から中学生レベルでも全然問題ないだろ

なるほどな、そこまで学力が低いのか

anond:20240321170255

慶應中退して東大に入った身からすると、慶應東大の間には大きな隔たりがあるから、迷うことはおかしいと思う。頭が悪いなら慶應に行けばいいし、東大に行ける学力があるなら、特に理由がない限りは、行けば方がいい。高校生の頭でどう考えたところで、結婚とか彼氏とかベンチャーとか頭ちゃらんぽらん価値観しかないけど、自分価値観大学出るころには大きく変わる。割とがんばらないといけない時点で、東大通ればラッキー、滑り止めで慶應ってところか。

実際、東大青天井で、天才っぽいのがたまにいる。慶應より授業のスピードも二倍ほど違う。

安楽死のついての記事シロクマが書かなかったこ

おっす。オラ工業高校卒。以前に学力テストについて話をかいてみんなにいろいろ突っ込まれたおかげで知見がすげえ広がってうれしかったぞ。

あれ以来はてなを読む専しながらいろいろ社会勉強中なんだ。


最近はてなスターシロクマ先生が以下のような記事を書いてたんだ。


安楽死合法化されたら日本は姥捨て山になる

https://blog.tinect.jp/?p=85698


これ読んでオラすげえ違和感があったんだ。だってこの文章では

こうした認識があったものから、『安楽死合法の国で起こっていること』を読んだ私は安楽死の導入に大きな不安を抱くようになった。欧米、とりわけアングロサクソンの国々で安楽死制度化されるのはまだ理解できる。だが、日本のように自由責任の建付けの曖昧な国で安楽死制度化したら、その安楽死はいったい誰の自由意志によるものなのか、その安楽死はいったい誰のためのものなのか、やっぱり曖昧になるだろう。

と、人権感覚の進んだ欧米では安楽死制度運用可能かもしれんが、人権後進国の日本では無理」みたいな感じで書いてあったんだ。

でも、この文章ネタ元になっている『安楽死合法の国で起こっていること』では、安楽死制度を導入した国で起きたエグい問題についての話がガッツリ書いてあって、人権先進国だろうがなんだろうが、とても人間には運用不可能制度って印象なんだ。

でも、シロクマ先生記事だけ見ると「多少の問題はあるが、人権意識の進んだ国ならおおむね運用可能だし将来の有望な選択肢」みたいに見える。本を読んだオラからすれば、地球人を信用しすぎてないか?って気がするぞ!


シロクマ先生はこのあたりの事件センセーショナルすぎて、持論を書くには邪魔になると思ったのかもしんねえ。確かにこういう事件感情的な反応をする人が多いから、本質的議論ができなくなるってことはありそうだ!

でもオラは、シロクマ先生が書かなかったことはみんな知っとくべきだと思うんだ!ブコメでもあんま突っ込まれてなかったしな!

詳しくは『安楽死合法の国で起こっていること』を借りるなり買うなりして読んでほしいんだけど、本で挙げられている安楽死制度を導入した国で起きたエグい事件について参考リンクを示しながら書いてみるぞ!


参考:https://www.bbc.com/news/world-europe-49660525

最初に書いておくが、安楽死担当した医者安楽死ガイドラインを逸脱はしていないとして無罪となっているぞ!

アルツハイマーを患っていた患者は、以前から介護施設に入るようになるまで症状が悪化したら安楽死したい」「死ぬ時期については自分で決めたい」と意思表示していて、書面に残していたんだ。

で、実際に症状が悪化して施設に入ったんだけど、患者状態悪化していて意思疎通ができなったので、医師がほかの医師とも話し合って安楽死の日取りを決めたんだ。

当日、家族が見守られる中、鎮痛剤入りのコーヒー(これはガイドライン違反)で大人しくして安楽死をさせようとしたんだけど、安楽死用の薬剤を注射しようとしたとき、手を引っ込めちゃったんだ。

どうやら鎮痛剤が効かなかったようだ。そこで医者家族にその患者を押さえつけさせて、抵抗する中で薬剤を注射して安楽死を行ったんだ!

これが「本人の意思確認たか」という点で裁判になったんだ。死ぬ直前になって怖がるなんてこといくらでもあるからな!

結果、最初に書いた通り医者無罪になったぞ!ついでに安楽死前に鎮痛剤とか使って大人しくするのも合法化されたんだ!

うっひょー!そんな死に方はちょっとしたくねえな!


参考:https://www.frontiersin.org/journals/psychiatry/articles/10.3389/fpsyt.2022.933748/full

19歳のとき境界性パーソナリティ障害と診断された患者がその障害の重さから仕事私生活で苦労し続けていて、大学卒業してパートナー暮らし始めて安定したところで、薬物使用パートナーからDVとそれによる別れで鬱を発症、なんとかうまく行きかけてた人生で大きな挫折をしてしまうんだ。

もとからあった希死念慮さらに強くなってたところにセカンドオピニオンで他の医師受診するんだけど、その医師安楽死を推進する団体をやっているような人で、患者アスペルガー症候群であると新しい診断をしたうえで、それの治療を試みることなく、アスペルガーパーソナリティ

障害が併発していることを理由安楽死申請して、認められ、患者安楽死してしまったんだ。

この件は本だと無罪になったとされているが、現在は遺族が大陪審に上訴して現在も争ってるぞ。


たぶん、

こういう記事をふむふむって読んで知識仕入れてる層は原典どころか取り上げた本すら読まねえから適当に書いてインプレ稼いだもん勝ちだしどうせバレない。

って思われてるんじゃねえかな?Webで物書いて飯を食うには確かにこのスタンスは強いと思うぞ!でも見習いたくねえな!


ちなみに、本だと

あたりも書かれてる(むしろ、こっちのほうが議論になりうそうな問題が多い)ので、このあたりの知識がない人間安楽死制度問題を考えるなら、まず一読するべき本だぞ!

というよりこれすら読んでない人は””制度としての””安楽死の是非についてはあまり語らねえほうがいいと思うぞ!自分死にたいとか言うのは勝手だけど、他人を殺す基準を作るなら感情リブンで話しちゃだめだ!

Amazonリンク置いとくから、気になったら買ってくれよな!:https://www.amazon.co.jp/dp/4480075771/


あと、著者のインタビュー記事が本の内容に触れてるから、これ見た後で気になったら買ったらいいぞ!

https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/426/

2024-03-14

anond:20240314075251

都心でそんな家に住める層は幼稚園小学校から私立からむしろ中受しないだろ

あれは都心部在住の庶民=家が狭い層は田舎の広い家に住んでる庶民層より学力高いって話だよ

2024-03-13

anond:20240312223820

教育熱心な層はその統計学校所在地によるものであってその自治体住民学力を示さないことは当たり前にわかってるので

学校選びの参考にはしても居住地選択の参考にするわけないんよ

「あらぬ誤解」をするのは学力マウントが取れない層でしょ

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