はてなキーワード: 土地とは
昔からそういう風に言われ続けてる地域は昔から住む人が寄り付かなくなって土地が安くなるから、そもそも住む人の質がめちゃくちゃ低くなるから治安悪くなるよ
お前が住むなら勝手にしろという話だし自分も多分普通に住むけど、根も葉もある噂を差別だから消さなきゃいけないって人に押し付けるのはちょっと……
*文学以外も入っている。個人判定があやふやなので全部入りにした。すまん😭
*「書いた記事が圏外だった😢」と呟いたそこのあなた!当ランキング、はてブ数上から順で決めただけなので、おすすめ記事があれば
新規投稿⇒タイトル「anond:20210114162908」で本文に自薦他薦紹介を。みんなで増田文学2020をブラッシュアップできればとー✏️
叩きたいだけの増田やアンケート等は除外するとか
建設的な意見。明らかに増田文学でない投稿は「増田文学でないランキング」を作ってそっちに載せるか🤔
ただ気力がない+加えて2019ランキング作成に気持ちが移っている
順位 | ブクマ数 | タイトル | 日付 | 備考 | ||||
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432 | 512 | anond:20171010083534 | 12/24 | 3年前の私へ | ||||
519 | 479 | 高速道路のトンネルで漏らしそうになった話 | 10/29 | |||||
不明 | 307 | 足立区が滅びた日 | 09/04 |
|592| |451 | |anond:20200606114353| |06/06| |どこからか腐った肉の臭いがする|
不明 | 395 | anond:20200808105038 | 08/11 | どーも、あのときのトビウオです。楽園に行く夢は叶いましたか? |
参考:個人的にランキング入りしてほしい増田(解説付き)
何もわからないマンさんらはそれに気付かずにフェミニストに騙されてる
勝ち組なんてほんの数%で殆どが負け組になり貧困女子になるのにね
どうあれこうあれなにはともあれ何はなくとも
強者に有利に働くんだよ
そんでこの世はゼロサムなんだよ
誰かの利益ってのは誰かが損してることの
裏返しでしかない
強者がいっぱい集めるってことは
弱者がいっぱい失ってるってことに他ならんわけで
しかもゲームそのものが成立しなくなれば強者も全員負ける無効試合になる
フェミさんのやってることは、戦争に勝てないから自国領土内や敵国にドカドカ核兵器や生物化学兵器ばら撒いて100年は人間が住めない土地になってオメーらもアタイも死ぬがアタイは道連れだから勝ちだざま〜〜〜〜みろwとかやってるようなモン
砂は食べていないけど、土を食べていた事例(と考えられる場所)。
もちろんボリボリ食っていたわけではなくて、食材の調味料として、おそらくミネラルの補給あるいはあく抜きのために用いていたのだろう。
そして食文化は差別や偏見のもっとも見えやすいところの一つになるから一応書いておくけど、土を食べる文化は世界中にあるし、本州の文化にもある。
土を食べるから劣っている、あるいは土を食べないから優れている、という発想にはならない。
さて、チエトイという地名はアイヌ語に由来がある。「私たちが食べる土」という意味になるのだそうだ。
かなり小さな地名のため、漢字は当てられず現代にまで至る地名だ。
さて本別町は、町を流れる利別川によって河岸段丘が形成されている。
チエトイのあたりも段丘が存在しているのだが、ちょうど崖が崩れて大きな露頭が存在する。
もし段丘であっても林や草原になっていれば、土はそこらの土と変わらない。
露頭により太古に海だった地層が露出し、人々の営みに益することになり、地名が残った。
和人の建てたチエトイの神社には、この地区の由来を示した石碑が建っている。
ずっと不安だ。
感染対策をしっかりして、不織布のマスクで人と距離を取り、手洗いうがいをこまめにして消毒ができるところでは毎回して、無駄に外出せず買い物も人が少ない時間を選んで…
やれることを全部やってると思う。だけどいつでも不安が尽きない。見えないウイルスへの不安と、人への恐怖だ。
こんなご時世だから安易に遠出するのは駄目だとしても、大学なんて大きな選択まで制限されることはない、と思う。受験は現地に飛行機で行く。だからこそ、変なものを持ち込まないように、できる限りの対策を神経をとがらせてしている。
それでも、いや多分そうだから体調が崩れる。元々体は弱い方だから、偏頭痛も、定期的にやってくる腹痛も、乾燥してたらすぐイガイガする喉もずっと昔から付き合ってきた。だけど、そんな自分にとってはよくある症状が恐ろしい感染症の症状かもしれないというのが今の世界。大丈夫な保証などどこにもなく、ちょっとした体調不良でも気になってしまって、それがさらに受験でナイーブなメンタルをすり減らしている。メンタルが弱って、体も弱る。
コロナに感染しているかも、というのが怖いのもある。だけど、もっと怖いのは感染していた時に自分がいった全ての場所でウイルスをばらまいているかもしれない可能性があるということ。
去年の10月まではアルバイトをしていた。一人暮らしなので、生活費は親に援助して貰えるけどその他の自分が自由に使えるお金は稼がないと勿論ない。働いていたのはコンビニで、緊急事態宣言下でも休業はしなかった。飲食店が尽く閉じる中で遅くまで働いてマスクの下でヘトヘトの顔をした人が夜遅くにおにぎりを買いに来ていた。
コンビニの土日のシフト以外家の外にほぼ出ていなかったけど、もし自分が感染していたらこのコンビニすら閉じるのだろうと思うだけでお腹が痛くなった。
8月を過ぎた頃にはマスクをつけない人、電車で離れた大きな商業施設に行った話をしてる人、レジで咳をばらまく人、そんな人が沢山来るようになった。ここに何も持ち込まないように対策を徹底してる私にマスクをつけずにでかい声で飛沫を飛ばしてくる人はなんなの?と思った。
今も外出する機会はある。学校は電車通学なので電車に乗るし、そこそこ大きな商業施設が併設されてる駅を使うから沢山の人と会う。毎日登校しなくてもいいという形ではあるけど、それでも1度学校に行くだけでかなりの人と会うことになる。
受験予定日が、生理予定日とぶつかるかもしれないから、婦人科に行ってピルを処方してもらうことになった。
怖い。今日だってお腹が痛い。もし私がウイルスを持っていて、婦人科に妊婦さんがいたら?だけどピルは初めてだし、他にも服用している薬がいくつかあるので来院なしで処方してもらうことはできないという。
飛行機に乗って遠くの大学に受けに行って、その時私が機内に、離れた土地に、大学に、ホテルに、新幹線に、ウイルスを持ち込んだら?
クラスターの原因は明確になるべきだ。どれほど責められるのが怖くても、隠すのが1番悪だと思う。私が原因になってしまったとしたら、私に接触した人を特定しないといけない。
受験は人生の大きな節目だ。万全の体制で臨みたい。年々生理痛が酷くなっているから、生理がぶつかったら全力を出せないことは分かってる。ちょうど模試がどんぴしゃで、本当に辛いというのを身をもって知った。婦人科にいかない、という選択肢はない。正当な外出だ。こうやって言い訳を自分に言い聞かせている。だけど本当に怖い。もし私が原因で婦人科で患者が出てしまったら、不用意な外出をした若者が原因と叩かれるのではないか?発生源が若いだけで叩く人がどれほどいるかなんてネットを見てたらわかる。私がどれほど普段気をつけて心をすり減らして対策をして、そんなこと知ったこっちゃないと叩く人がきっと大勢いる。そんな国だしそんな生き物だ。
なぜ私がこんなに苦しい思いをしないといけないのだろう。私が元々メンタル激弱人間だからというのは大きな要因だけど、そういう生き方しか知らないのだから仕方ない。だけど、時々腹が立つ。私が苦しい気持ちをどうしようもなく抱えている間も、心臓に毛が生えたバカが会食をして騒いでいるという。人を殺してしまうかもしれないのに、省みず自分は重症化のリスクが低いからと宣う奴がいる。オリンピックを何としても開催することが使命だと寝言のようなことを真顔で言う老人が大きな権限を持っている。こんなご時世でも会食を出来るようなご身分の人はもし重症化したら病床を金でこじ開けられるとでも思っているのかもしれない。実際、金持ちの老人への医療は大変充実した国だし、そうならないなんて言いきれない。バカバカしい。こんな暴言を吐いてしまうほど心が荒んでいる。そんな自分もバカバカしい。愚かな人に振り回されている現実がバカバカしい。
幸い私はそこそこ健康で、そこそこの経済的余裕がある家に生まれ、正しいとされる情操教育、義務教育元でそこそこ素直に育った。選挙権を得たのでその時が来れば投票に必ず行くと決めているし、バカバカしいといいつつもヤケになってこれまでの対策をかなぐり捨てて騒ぐような愚かなこともしない。自分の良心に従って、正しい人であろうと生きている。くだらない人間だとしても、綺麗事と誰に言われてもそれでいい。正しい判断をして生きていると思えて生きているから。
私からすればバカバカしいと思えるような人達も自分の良心に従って正しい行動選択をしていると思えてそんな自分を愛して生きているのかもしれない。
だとしても、利他的になれない政治家は民主主義という概念に相応しくないと思う。
みんなの意見をできるだけ掬って、みんなの希望をできるだけ叶える。みんなの声で国を動かす。その舵取りをする人達こそ利他的に人の声を聞かねばならないはずなのに、この国の民主主義は歪んでいる。
この文章は、ストレスのはけ口だ。冷静に議論できるような余裕のない人間が、一方的な主張を吐き出しているに過ぎない。決して冷静ではない。だから、結論もまとまらない。こんな思いをしている若者がいることをわかって欲しい。そして、それぞれに苦心して生きている人達も、こうやって吐き出して欲しい。こんな時代に、こんな国に生まれてしまったけれど、私にはこの国に生きる理由があって、幸いな事に明るい話をする場がある。だからこそ、そこがずっと明るい場所であるためにこんな黒いものを吐き溜める場所が必要だと思う。
私の長い長い愚痴を最後まで読んでくれた人がいたら、本当にありがとう。同情してくれる人がいるとしたら、それも本当にありがとう。同じような気持ちを抱えている人、私と同じように不器用な生き方しかできない人かもしれない。でも、生きようね。
その土地の気配を察するのでおじゃる
寿司を食べている。
回らない寿司だ。
正確には元々回る寿司だけど、ウーバーイーツで頼んだものなので回ってはいない。
夫は、それを知らない。
私が夫に隠れて寿司を食べている事を知らない。
結婚して早2年。
元々の交際期間が長かったのもあるが2020年には新婚ムードも無くなり、3週間や1ヶ月以上の国内出張を任される立場となった夫。
酒も好きだし煙草も吸うけれどギャンブルと女には興味がない夫。Switch版のシュタゲを買ってもいいか、一緒にやらないかとラインをしてくる夫。
私のTwitterも知っており、メンブレした際は適度な距離感と客観的事実で静かに宥めてくれる。怒らず、感情的にもならず、事実を語る。歳を重ねてもニーハイを履いてほしいとしっかり意志を示してくれる。
優しく頼もしく、酒と煙草があったとしても引く手あまたであろう男 is 夫。
コロナの影響と物理的距離によりクリスマスも正月も無くなったし年度末には地方への転勤も決まっている。
途方に暮れた私に夫はこう言った。
「食費は先月と同じ額で渡すよ。余裕があるだろうから好きなものでも食べてね」
これがまずかった。
コロナで様々な事に自粛を求められている中、娯楽といえばアニメ・漫画・ゲーム・食事・資格・猫くらいしかない。
皆がやっているからという軽い気持ちでウーバーイーツに登録した。
はじめは地元の個人経営の飲食店からお取り寄せして、写真を撮っては夫とシェアしていた。コロナ落ち着いたら引越し前にお店にも行ってみたいね、などといいながら。
だけど気付いてしまった。
私は、家にいるだけで寿司が食える。
1000〜2000円くらいで寿司が食える。
夫は職場で半軟禁のような生活らしいのに、私は寿司を食ってしまっている。
それどころか「もう隠れて食べない!」と誓った翌日には出前館などのクーポンを眺めてしまっている。これ以上はまずいと我ながら思う。それなのに今日も寿司を食べてしまう。
恐らく、Twitterなどで私の生活情報を得ている夫にはこう見えているはずだ。
「人口100人未満の地方の限界集落で育った為、出前を遊園地のアトラクションみたいに思っている妻」
概ね間違っていないと思う。
しかし我々地方出身者の認識としては「宅配サービスがあるのは県庁所在地」。いいね?
私は自分にも夫にもそう言い聞かせ、今日も隠れて寿司を食っている。ここは関東ベッドタウン。
プラは金曜回収の為、証拠隠滅の手はずは整っている。体重も問題ない。寧ろ痩せた。
※シュタゲ:「別々にプレイしてお互いの感想で語り明かしたいから君もネタバレは避けてね」と言われた
※寿司:回る寿司でも回らない寿司でも認識はなんだか高価な食べ物なので、夫が頑張って働いているときにこっそりひとりで食べてることを思うとなにやら情緒不安定になる
※寿司:スーパーの握り寿司680円を半額で買うだけで緊張する。一度近所の回らない寿司屋に連れていかれて「一見さんだからここは特上でいこうよ!」と言われ情緒不安定になったことがある。1本99円の巻き寿司バイキングが心の友達。
※創作乙ブコメ:国道101号付近から地元の漁船を紹介するのでそっちで釣るといい。これより遥かに鮮度良いよ
※寿司:イカ・あんこう・鮭・イクラ・白子・ホッケ・カワハギ・キス・カレイ・キンメ・カサゴあたりは釣るor貰うという認識というか印象が未だに根強く残っているので、改めて正規の価格を知ると身震いを起こすのかなと、今思いました。
※バイト:あまりにも寿司が好きすぎて回らない持ち帰り専門チェーン店でのバイト経験もありますがそれでも寿司は憧れの食べ物
※猫:もはや寿司には全く動じず見下してくる。
※海鮮丼:材料は同じでも微妙に別のカテゴリーという認識。もちろん好き。今回は色々なものを少しずつ食べたくなって12種×2人前の暴挙に出てしまった
※回る寿司:流れるのを延々と見ているのが好き。だいたい12皿くらい食べる(1個だけのお皿も少し含む)
※食費:夫の分の食事を準備する必要がないと夕食に炭水化物中心の限界飯を毎日食べ続ける傾向があるので、適宜テイクアウトを利用して可能な範囲でバランスよく食べるようにとかなり念押しされていた。ex.無限雑煮
※寿司:絶対に今夜は寿司を食べるという意志で仕事も家事も頑張れた。ありがとう、寿司。ありがとう、ウーバーイーツ。
※ウーバー寿司:約1ヶ月で3回ほどお世話になったが、割引率と食費予算内を重視したので全て別店舗。また1食で2人前は今回が初めて。スーパー寿司の日も含めるともっと食べてる。
※寿司:ブコメもTBも皆お寿司好きでなんだか嬉しかった。お味噌汁も好きだけど店舗で飲みたいので自粛で無念。
※夫:好みのタイプが二次元なので「女性に興味がない」は語弊があったかもしれない。その点はごめんなさい。
※コロナ:怖いから外食・会食避けてるけど、やっぱり気を許してる人と食べるごはんが一番美味しいんだなあ、今住んでる土地はごはんが美味しいお店多くて好きだなあって前々からずっと思ってるので、難しいけど早く落ち着いてほしいな(政治経済は門外漢だから、思う事がないわけではないけど割愛します)
※寿司:今は蟹がただの繊維状の何かになるという話が本気で一番怖い。
小計 ¥2,100
サービス料 ¥210
プロモーション -¥200
合計 ¥2,310
僕のじいちゃんが起業して、僕の父ちゃんが引き継いで、さらに僕が引き継いだんだけど、
何度考えてみても二代目社長がおいしいところもっていきすぎてて悲しくなる。
初代が買った土地(ローンなし)に初代が建てた自社ビル(ローンなし)自社工場(ローンなし)で生産し、
そして俺の代になり、
もう寿命を迎えたビジネスモデル、新規事業は「リスクがー、コストがー」と言って何も挑戦しなかった二代目、
築50年を超えてるがまったく手入れしてないからもうボロボロの自社ビル自社工場、全部立て替えたら現預金すべて無くなるね。
まったく設備投資をしてないから30年以上前と同レベルの設備機器、さすがにもう寿命。壊れたら事業が止まる。
あと2年程度で軒並み定年を迎える幹部たち。後継は全然育ててないよね。
まぁ現金があって土地があるから、それを継げるのはありがたい話なのはもちろんなんだけどね。
会長となった二代目が、仕事をする気はないのに暇つぶしで出社してきて、いらない口出しばっかりするのが今の悩みですね。
つれぇつれぇ。
ワイ
地方のそこそこ大きい市に住んでる
嫁
よく腐女子仲間とイベントに行ったりしていたが新型コロナ渦でイベントが無くなり、ゲームに重課金するようになった(←課金するなら俺の小遣いもっと増やしてくれないかなぁ......)
2020年8月 夏のボーナスを手にして、ワイは嫁に「電動アシスト自転車を買わせてくれ」と懇願した。
ワイの自転車は新卒の時に買ったホームセンターで1.5万位のもので、最低限のメンテはしていたが10年近く経ってあちこちが錆びて、汚くなっていた。
また、結婚を機に引っ越した土地は坂がキツく、それまでデスクワークをしていた我が身にはキツかった。
そこでワイは嫁を説得し、子供が出来たら保育園の朝の送りだけでもワイがその自転車でやることを条件に、電動アシスト自転車の購入許可が下りた。
ワイは早速、近所のホームセンターへ向かい15万弱の電動アシスト自転車を手に入れた。
1週間ほど経ち、ホームセンターから「商品の用意が出来ました」と電話が来たときには、これでもう毎朝の心臓破りをしなくて済むと天にも昇る気分になったことを覚えている。
待ちに待った自転車が納車された後の初出勤は電動アシストの偉大さを噛みしめ、いつぞやにみたルビコンの決断のヤマハの電動アシスト自転車の開発の回を思い出し、静岡に足を向けて眠れないと思ったほどである。
2. それは突然起きた
2020年11月 ワイはいつものように家路についてた。最寄り駅を降り、自転車置き場へ向かうと異変に気づいた。
「ワイの愛車がない......」
自転車置き場においてある自転車をすべて確認しても愛車はどこにもなく、嫁に「愛車がない......どうしたらいい......?」と電話した。
嫁に自転車置き場の管理人に相談しろと言われて、ワイは大急ぎで管理人室へ向かった。
管理人に自転車がなくなったことを伝えると、半分あきれられた様な表情で紙を渡された。
この自転車置き場では無断駐輪や駐輪期限が過ぎた自転車を月1で市の保管所に回収される事になっているようで、今日がその日だったわけである。
だが、ワイは8月に愛車用にここの駐輪代を1年分まとめて支払い、駐輪シールも後輪の泥ハネに貼っていたはずである。
そのことを伝えたところ、だったら警察に行ってくれと言われ、駅前の交番に向かった。
3. 愛車発見
愛車が無くなり数日が経った頃、警察から自転車が見つかったと連絡が入った。
見つかったのはなんと、市の自転車保管所だった。
警察からの話によると、回収した自転車は盗難だったりの可能性があるので、一度登録番号を調べているらしい。その過程でワイが出した盗難届が引っかかり、見つかった。
警察がしてくれるのはそこまでらしく、自転車は自分で取りに行かないとならなかった。
保管所は平日しかやっていなかったので、有休を取りバスを乗り継ぎ、保管所に向かった。
保管所で自転車の受け取り手続きを進めるととんでもないことを言われた。
「回収代と保管代で1万円頂きます」
と。ワイはぶち切れそうになった。期限が切れてないのに勝手に持っていったあげく、回収代と保管代まで取るのかと。
だが保管所にはシルバー人材の派遣しかおらず、責任者がこの場にいないことも厄介だった。
保管所の人が責任者と電話をしてくれたらしく、とりあえずワイは責任者と話をするために市役所に行くことになった。
またバスを乗り継いで役所に着き、責任者と話をすることができた。そこで責任者は謝罪するどころか、こっちが思いもよらぬ事を言い出した。
「1年契約してる人があまりいないし、シールの年の表記が小さいから期限切れで持って行かれてしまったんでしょう。でも年間払いで、安くしてるんだから少しくらい不手際があってもまぁご愛敬ってことで」
これを聞いてワイはブチ切れて窓口で大声を上げてしまった。
わざわざバス代を払って、時間をかけて保管所まで行き、役所まで来て、この対応かと。
別室に行きしばらく待っていると、窓口の職員と別の職員が入ってきた。
その職員も物腰は丁寧でちゃんと謝罪はしてくれたが、1万払えという部分だけはどうしても引けない様子だった。
なんでも過去に事例が無いらしく、規約に沿った対応しか出来ないということだった。
ワイは自転車が手元に戻ってこないと困るので、渋々なけなしの1万を払うことにした。
5. これ終わる訳がない
保管所に着き、愛車と数日ぶりに対面したのだが、その姿は知っている姿とは違っていた。
外装が割れ、中身が見えているバッテリーパック、傷が入り塗装がはげてしまっているフレーム、それ以外にも様々なダメージが入っていた。
ワイは役所に電話をかけ、さっきの職員を呼び出し、修理代を出してもらえるのかと訊いたが、それはできないと言われ大激怒した。
とりあえず自転車の状況を写真で記録した後家に帰り、リビングで嫁の帰りを待ちながら安達としまむらを見ることで精神を落ち着けていた。
嫁が帰還したので事の顛末を伝えると相当お怒りになったらしく、二人で相談して弁護士に入って貰うことになった。
6. 嫁ネットワーク強し
幸運なことに嫁の知り合いに弁護士事務所に勤めている人がいて、その人経由で弁護士を紹介してもらえた。
弁護士に事のすべてを伝えたところ、引き受けてもらえることになった。
とりあえず、自転車は修理に出し、その修理代と回収・保管費用、その他を含めて民事訴訟で解決するという形になった。
7. 裁判所に初めて入った
テレビでよく見るようなところでやるのかと思ったら普通の会議室みたいなところに市の担当者とワイと弁護士が通され、そこで話し合いをすることになった。
訴訟という言葉に怯んだのか、こちらの要望はほぼ通りで和解になることになった。
弁護士費用を払っても若干プラスになったので嫁と焼き肉に行った。
8. その後
実の父から「『軒を貸して母屋を取られる』という諺の意味を知っているか!」と知識マウントを取りつつ反抗的な私に対して牽制しようとする発言をいただいたが、その文脈で言うと私は母家にいる方だし知ってるから知識マウントにもなってない。
で、なんでそれを言い出したかって言うと、家族で飯を食ってて、父がリビングから出る際に「自分はいずれ戻ってくるからドアは開けっ放しの方が楽」と利己的な理由でドアを開けっぱなしにしてしまいリビングがクソ寒くなるので家族がいちいち閉めなきゃならず、実際は数秒どころか数分は返って来ず最悪そのままトイレとかまで済ませてこようとしてしまうこと食事中に何度も私から注意されたから。
自分の決めたルールは自分にとって合理的に見えればよく、「他人がどう感じるか」はいくら説明しても理解できない。
父にとっては私が実家を乗っ取って追い出そうとしているように見えているらしい。
一方、父は母方の実家の近くに住みちょっとしたマスオさん状態で、祖父が認知症で施設に入るや否や、祖父の管理していた土地を勝手に使い始めて実効支配しようとして家族から怒られている実績がある。
おそらくそんな自分の姿が私にも投影されているのかもしれない。もしくは子供(37)が口答えするなと言いたかったのかもしれない。
現時点で体力や認知能力に対して要介護認定をもらうような状態にはないが、(特に自分の関わらない事柄への)記憶力の著しい欠如や思考放棄がここ数年目立つようになり、私の中では後期高齢の精神的な子供という位置付けになった。
先日は父が予定していた時刻を数分遅れそうになっただけで、焦りからか車の運転が無言で乱暴になり事故りそうになったりと、家族への実害が起こりかねない状況も見えてきた。
成人式に行かなかった。
田舎の鄙びた土地だったので、県外のそこそこの大学に行ったのはごく一握り。自分はその選ばれし一握りの人間なのだという謎の自負心があった。貧乏家庭だったので振袖代が勿体無いと思った。見知ったしみったれた公民館的なところで市長のジジイの話聞くために綺麗なおべべきて集合するのもなんか滑稽な気がした。
でも本当は、インキャで小中の友達が少なかったので、成人式の場でボッチになるのが怖かったのが一番の理由だったのだけど。
下宿先の市からも成人式の招待ハガキ来たけど、なんとなく、その市出身の人たちに遠慮して行かなかった。
でも今にして思えば、とりあえず行っておけば良かったかもしれない。しみったれた公民館に行くのも、小中の同級生と会うのも、あれが人生最後だった可能性が高いし。まあ行かなくてもよかったけど。