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はてなキーワード: psvrとは

2020-04-03

anond:20200403020147

悶々としながら激シコりしてるよ。PSVRで枢木あおいちゃん動画見まくってるよ。そして目元超美人のあの子のことを思い出しながら教習所に通ってる

2020-03-19

anond:20200319121246

いや「高画質化」は大した変化だよ。

今のVRゲームはかつてのゲームボーイアドバンスくらいの位置付けの画素感なので

「高画質」はそれだけで十分大きな効果を得られる。

あとPSVRはいいかげんキメラ構成を辞めて、1から設計した専用コントローラーを標準で付けるべき。両手コントローラー

そもそもいかもしれない、あってもチンコンという貧弱なものであるってのはゲーム制作側に

大きな枷になってると思うわ。

2020-03-17

Amazonは駄目だ

もう常識なんだろうけれど Amazon は駄目だ

ティッシュマスクキッチンペーパーも詐欺転売放置

正規品が売りに出ても瞬殺されて、売り場には転売品のみ

SwitchとかPS4PSVRでも話題になってはいたが、流石に日用品やらせるなよ

医療品(マスクガーゼ)の正規品は医療関係者か問い合わせるようになった

そうじゃねぇよ

家電製品は粗悪な中華製品が溢れて、まともな製品検索もできない

メルカリヤフオクでさえ出品を弾くってのに、そこ以下かよ

ビックカメラヨドバシで買えばいいって話でもないんだよな

Amazon楽天ヤフオクメルカリっつう転売市場問題から

3/15に法施行されたのに、まだマスク転売されてるから

これAmazonから逮捕者さないと、舐められるだろ

2020-01-28

アラフォーが選ぶテン年代俺的最強ゲームベスト10

このあたりに影響されて。ちなみに順不同。

https://anond.hatelabo.jp/20200127132401

https://mizchi.hatenablog.com/entry/2020/01/27/172334

https://kirimin.hatenablog.com/entry/2020/01/27/204453

ゼノブレイド (2010, Wii)

初めてガウル平原に出たときの感動を超える経験を、今後プレイしたRPGで、できるだろうか?

新しくRPGプレイするときに、いつも比べてしま存在。それがゼノブレイド

リメイクも今年出るらしいが、リメイクゆえにあのときの感動を超えられないだろう。

ゼノブレイド2は面白いゲームだったけど、自分的には大傑作とは言えなかった。3を楽しみにしています

DOAX3 (2016, PS4)

なぜこれがここにあるのか?それは誰にもわからない。

しかし、我々がデジタルダンスミックス安室奈美恵を買ったときから

CGモデル舐めるように下から見るという行為が大切だと思って生きてきたはずだ。

最近カメラ自由に動かせないゲームが多く、真下から見ることは難しい。

DOAX3はそんなことない。俺たちの自慢のモデル舐めるように見てくれ、という熱い思いがあった。

仕事から帰ってきた後に、仕事のように単調な作業プレイをして、水着を集め、配る。

DLC(という名のガチャ水着が直接売られていたら買ってただろう)は決して買わないという誓いのために、

アホみたいなプレイ時間を強いられる。当時の2chではプロデューサー早矢仕氏の悪口しか書かれていない。

ただ、スレではみんな一体となって、オートセーブを避けて、効率的水着を集める方法を共有してたんだ。

こんなゲームがあるだろうか?ちなみにスカーレットはやってない。

マインクラフト (2011, PC)

ゲームは綺麗なCG表現だけではない、ということを明らかにしたゲームであり、

またボクセルアートを一つの文化にまで昇華したゲームであり、

またインディーゲームからメジャーゲーム上り詰めたにもかかわらず、

コミュニティからも愛されている稀有ゲームである。それ以上の説明不要

ストロボット (2018, PS4 + PSVR)

このソフトを超えるPSVRゲームは出ないと思われるが、

このゲームのためだけにPSVRを買う価値がある。そういうゲーム

なぜSIEはこのゲームを真面目に押さなかったのか、いまいちよくわからないが、

マリオのようなベタキャラクターを持っていないSIEの欠点が出てしまったともいえる。

金でもバラまいてディズニーの有名キャラなりマーベルキャラなり使えばよかったのに、

素人ながら思わされるSIEのマーケティングの謎。

だが、ゲームの出来とは無関係なので、アストロボットやってほしい。

ニーアオートマタ (2017, PS4)

よくオールタイムベストゲーム選出でクロノ・トリガーが選ばれていて、

「実際、クロノ・トリガーそこまでのゲームじゃないだろ」という感想をよく見かける。

しかクロノ・トリガーはそこまでのゲームではないかもしれない。なら、なぜ選ばれるのだろうか?

それはクロノ・トリガー演出が異常に記憶に残りやすく、記憶の中で美化されているからだと思う。

オープニング、ドラゴン戦車での横向きの戦闘裁判魔王決戦など。クロノ・トリガーらしいゲーム画面がいつでも思い出せる。

ニーアオートマタプレイしながら、何も似ていないけど、これはクロノ・トリガー後継者だなぁと感じた。

「ニーアオートマタはそこまでのゲームじゃないだろ」

そうかもしれないしかし、私は十年後も遊園地廃墟のシーンを覚えているだろう。

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド (2017, Switch)

オープンワールドに対する任天堂の一つの答え。

あくまで一つの答えで、別の解もたくさんあるはず。

ある意味ストーリーを捨て、クエスト、サブクエストも大半を捨て、

マップ、祠のコンプリート欲求にすべてを振り切った感。

続編ではおそらく別解が示されることだろう。今から楽しみだ。

スプラトゥーン (2015, Wii U)

撃ち合いを塗り合いと呼ぶ詭弁によって、新たな次元昇華したゲーム

気持ちいいゲーム理由はいらない。3, はよ。

ジャッジアイズ:死神遺言 (2018, PS4)

龍が如く0と悩んだ。過小評価されている作品

徹夜してやったストーリー重視のゲームは、逆転裁判ダンガンロンパレイジングループなど数あれど、

リアリティのあるフィクションの中で、続きが気になるストーリーを作り上げたのは、これか龍が如く0だけ。

龍が如く0あくまで続編であり、桐生ちゃんと真島の兄さん人気を使っているが、これは完全新作。

その観点で、こっちを選んだ。ピエール瀧の代役だけが悲しい。彼が復帰したらピエール瀧DLCで売ってほしい。

ペルソナ5 (2016, PS4)

テン年代CSにおけるFF存在感がなくなった10年だと感じる (FF11, 14は除く)

JRPG (この言葉は好きではない)がいつのまにか蔑称となり、

和ゲーにおけるRPG存在感は小さくなる一方だった。

「量より質」という言葉対義語(?)に「量は質に転化する」という言葉がある。

JRPG進化の一つの方向性に、この量質転化があるのではないかと思う。

FE風花雪月でも似たようなことを感じたし、

フロム宮崎ゲーをしていても似た感覚がある。

まり、見た目のテクスチャに凝るよりも、膨大なテキストフレーバーテキストを含む)に凝った方が

ゲーム体験の質は高まるのではないかという仮説だ。ペルソナ5は確実に質に転化した新たなJRPGだ。

イース8 (2017, PS4)

いぶし銀シリーズから、傑作が生まれることがある。

ある意味では上記ペルソナそうかもしれない。(3で確変した)

シリーズの中で確変的なことが起きるのが、ゲーム面白さでもある。

実はイース7をプレイしたことはない。9もない。

でも、8は傑作なのだ。そんなゲーム

2020-01-27

テン年代俺的最強ゲームベスト10

いちゲーオタ中年男性ハートのど真ん中の最奥部に抜けないほど深く突き刺さった「テン年代ゲーム10本をランキング形式で挙げていきます。お付き合いください。

特別賞『Doki Doki Literature Club!(ドキド文芸部!)』(2017/PC

のっけから特別賞」から始めることをお許しあれ。ランキング発表後だと、1位よりもスペッシャルな空気を醸し出してしまいそうで。それを避けたかった。

でも、本作がとくべつな1本であるには違いない。だから悩んだ挙句の……「特別賞」。まんまでごめん。

個人的には『ノベルゲー」って昔からあんまやらないんです。ノベルゲーやる時間あったら小説を読むほうが(たいてい)有益だろう、という長年の思いこみ集積のせい。でも、『Doki Doki Liteature Club』は例外ゲームらしいインタラクティブな要素があるわけじゃないのだけど、小説でもマンガでもアニメでもこの表現絶対不可能

本作の凄さについてはもはや語り尽くされている感があるし、強く深い思い入れを持っている方が世界中にいらっしゃることも存じておりますし、まだプレイしていない方のためにも、内容については何も言いたくない。

でも、これだけは言わせてほしい。

本作は「神は存在を愛している」ってことをギャルゲー/ノベルゲーのガワで見事に顕してみせた一大叙事詩である。ここには生があって、性があって、詩があって、死があって……愛がある。さらには現象学的「彼方」をも開示してみせる。

その(一見破天荒、かつ強烈な内容に憤怒するかもしれない。ショックのあまりマウスを壁に叩きつけるかもしれない。号泣するかもしれない。戦慄するかもしれない。でも最後にはきっと宇宙大の愛に包まれる……絶対

ああ、すっきり。

では、こっから心置きなく2010年代・心のベスト10を発表させて頂きます

10位  『ASTRO BOT Rescue Mission』(2018/PSVR)

「……なんか妙に懐かしいな。子供の頃、お前と行った鵠沼海岸をまざまざと思い出したわ」

ゲームと本の山でとっ散らかった僕の部屋にやってきて、このゲームをしばらく遊んだ君は、いかにも重たいPSVRヘッドギアをつけたまま、そう呟いた。

僕はかなり潔癖症から、君が顔じゅうに汗をたっぷりかいてることがひどく気になって、除菌ティッシュ片手にそれどころじゃなかった。

けどさ、あの頃君と一緒に見つめた空と海の青さに、まさかVR新規アクションゲームの中で出会えるとは夢にも思わなかったよ。

ハタチん時、『スーパーマリオ64』を初めてプレイした時の驚きと、海辺自分の子と君の子が一緒に遊んでいるのをぼんやり眺めてるような、そのうちに自分たちも同じくらい小さな子供に戻って、一緒に無邪気に冒険してるような……切なくて温くて微笑ましい気持ちじわじわこみあげてきた。そのことに、僕は本当に心底驚いたんだよ。またいつでもやりに来てくれ。

9位  『ショベルナイト』(2014/PCほか)

「あー、なんかシャベル持ったナイトのやつでしょ。古き良きアクションゲームへのオマージュに溢れる良質なインディーゲーって感じだよね、え、あれってまだアップデートとかやってんの? なんかsteamセールん時に買って積んでんだけど、ま、そんな面白いならそのうちやるわー」

あなたが『ショベルナイト』をその程度のゲームだと思っているのなら、それは大きな大きな間違いだ。

プレイ済みの方はとっくにご承知と思うが、本作はレトロゲーもオマージュゲーもとっくに越えた、誰も登れない山頂に到達した類い稀な作品であるアイロニーと切り張りだけで作られた、この10年で数えきれないほど溢れ返った凡百のレトロゲームとは、かけ離れた聖域に屹立してゐる。

そして3つの追加アプデ(大胆なアイデアに溢れた全く新規追加シナリオ。今月でようやく完結)によって、本作は10年代下半期にリリースされた『Celeste』や『ホロウナイト』の先駆けとなる、傑作2Dアクションとしてここに完成したのだった。さあ、ショベルを手に彼の地へ赴け。

8位  『Undertale』(2015/PCほか)

このゲームの印象を喩えて言うなら、

久し振りに会って酒でも飲もうものなら、いちいち熱くてしつっこい口論になってしまう、共感嫉妬軽蔑と相いれなさのような感情腑分けするのが難しいくらい綯い交ぜになっている面倒きわまりない幼なじみ、みたいな。

正直、ランキングにはあまり入れたくなかった。が、初プレイ時の衝撃をまざまざと思い出してみると、やっぱり入れないわけにはいかぬと悟った。

もし未プレイだったら、このゲームはできればPCsteam)でやってみてほしいとせつに願う。当方バリバリコンシューマー勢なので、ゲームPC版を薦めることは滅多にない。だが、コンシューマー機ではこのゲームの持つ「鋭利ナイフ」のような「最後の一撃」が半減してしまうだろう。

作者トビー・フォックス氏は、かつての堀井雄二糸井重里系譜に連なる倭人王道シナリオコピーライターと感じる。

確認のために本作の或るルートを進めていた時、初期ドラクエと『MOTHER』と『moon』が携えていた「あの空気」が30年ぶりに匂い立ってくるのを感じて眩暈がした。会えば会うほど凄みを増す狂人のような作品だ。

2020年内に出る(であろう)2作め『DELTARUNE』において、トビー氏は堀井/糸井が書け(書か)なかった領域確信犯的に踏み込んでくるにちがいない。それが半分楽しみで、半分怖くて仕方がない。

7位  『デラシネ』(2018/PSVR)

その山の森の奥には古い洋館があった。

庭は川と繋がっていて、澄んだ水が静かに流れていた。

君は川沿いにしゃがみこんで1輪の花を流していた。

俺は黙って君を見つめていた。

君は俺に気づかない。

俺は木に上ったり、柱の影から君を見守ったり、触れられない手で君の髪を撫でたりしているうちに……君の可愛がってたシェパード犬がこちらにひょこひょこやってきて、ワン、と小さく吠えた。

ああ、なんだかこのゲームやってると批評目線がどんどんぼやけていくのを感じる。まるで透明な死者になってしまったような、奇妙で懐かしい感覚に否応なしに包みこまれるような……。

本作は「VRで描かれた古典的AVGアドベンチャーゲーム)」であると言われている。個人的には、そんな持って回ったような言い回しはしたくない。

VRしか描けない世界情緒に対して、あまり意識的な本作。その手腕はあざといくらいなんだけど、実際に本作をやってみるとあざといどころじゃない。泣くわ。胸の内に熱いものがこみあげてくるわ。

『Deracine』はプレイヤーの原風景をまざまざと蘇らせる。かつて失ってしまった友人を、失ってしまった動物を、失ってしまった思い出を、「ほら」とばかりに目の前に差し出してくる。そのやり口はほとんど暴力的でさえある。

6位  『バウンド 王国の欠片』(2016/PS4/PSVR

もしVR対応しなかったら、知る人ぞ知る良作(怪作)止まりだったであろう本作。

かくいう俺もPS Storeで見つけて何となく買った時は、まさか2010年代ベストに入れることになるとは思わなかった。怪しい仮面被ったバレリナ少女サイケ空間を飛び回ってんなあ……製作者はドラッグでもやってんのか?くらいの。

しかPSVR対応した本作を再度プレイして驚愕した。怪作がまごうことなき傑作に生まれ変わっていたのだ。あるいはコンテンポラリーアート作品としての本質を露にしたとも言える。ああ、VRというハードではこんな事態が起こり得るのか……。

画を作っているサンタモニカスタジオゴッド・オブ・ウォー風ノ旅ビト他)の仕事はいだって凄まじいクオリティでため息が漏れるのだが、VRとの相性は抜群だ。とりわけ今作での仕事白眉と言える。

とにかく、思わず自分少女の頬をつねりたくなるほど美しい。少女が、景色が、色彩が、確実に「もうひとつ世界」(夢、とは言いたくない)を現出させている。

そして本作は本質的な意味で——究極の恋愛ゲーでもある。誰も認めなくても、俺はそう強く感じる。あの少女と過ごした時間を、あの少女が内に秘めていた闇の部屋を、あの少女が戦っていた怪物を、そしてこの狂気と色彩にみちみちた世界日常生活の中で思い出す時、この胸に去来するのは——それは「恋」しか言い様のない儚い感情だ。

5位  『INSIDE』(2016/PCほか)

書き始めるまで、本作がここまで自分内上位に食い込むとは思わなかった。

が、確認のために軽くプレイしてみたら、やっぱりとんでもなかった。

実験施設内部に、そして自分の内側(Inside)に展開するめくるめく不穏な景色ディストピアの先にある、吐き気をもよおさせると同時に、穏やかな安寧に包まれるような、唯一無二のビジョン——を完璧に描ききった本作。

終盤の怒濤の展開と比類なき生命描写インパクトに心奪われるが、本作の真骨頂木々や空や雲や雨、海などの自然情景(それが何者かによって造型されたものであれ)の美しさだと思う。荒んだ世界の中、思わず立ち止まって、天に祈りを捧げたくなるような敬虔心持ちを強く喚起させる。

俺にとって『INSIDE』とは、自己内面に深く潜るための潜水艦、あるいは哲学書のページを繰っても繰っても掴めない、自分世界との乖離自覚するための尖った注射針であり、神なき世界宗教である

灰色にけぶった空の下、雨降るトウモロコシ畑で無心で佇んでいた時のあの安寧と絶望感に、これから先もずっとつきまとわれるだろう。

4位 『スプラトゥーン』(2015/WiiU

人の生には「もっと幸福な時期」というものがたしか存在するようだ。そして、それは必ずしも幼少期だったり青年期だったりする必要はない。

俺にとっては、傍らに愛猫がいてくれて、WiiUと3DSが現役ハードで、仕事から帰ってくると毎日のように今作にあけくれていたこの頃が——生涯でもっと幸福な時期だったと言いきってしまいたい。なぜなら、幼少期や青年期と違って、その記憶ははっきりと想起できるから

そして後から振り返ってみて、その時期がどれほどありがたいものだったか確認し、やるせない気持ちに包まれるのだ。「ああ、やっぱり」と。

プレイ時間は生涯最長となったし、この作品を通じて(自分にしては珍しく)老若男女多くの「オンラインフレンズ」ができた。

が、続編『スプラトゥーン2』は発売日に購入したものの、ろくすっぽプレイしなかった(できなかった)。

その理由は(おおざっぱに書くと)3つ。

ひとつは『2』発売時、先に述べた、俺にとってもっと幸福だった時代が過ぎ去っていたこと(ごく個人的理由だ)。

ふたつめは、初代スプラトゥーンが持っていた、俺を夢中にさせるサムシングが『2』には欠けているように感じられたこと(批評記事ではないので、それについてここでは掘り下げない)。

3つめは、次に挙げる同じく任天堂開発の対戦ゲームの登場である

3位  『ARMS』(2017/Switch

それは35年前に夢見た未来の『パンチアウト!!』だった。そして20年前に夢みた『バーチャロン』と『カスタムロボ』の奇跡的融合であり、同時にそれらとは全く別次元昇華された「理想的格ゲー」であった。

スプラトゥーン』で「共闘」の愉しさを味わった俺に、本作は「見知らぬ相手とサシで戦う」ことの妙味と厳しさをばっちり思い出させてくれた。

そして画面内のキャラをこの手で操る——そんなあまりにも原初的「ゲーム」の喜びが本作には隅々までみちていた。こればかりは「Just do it」(やるっきゃない)。

やがて俺は日々のオンライン対戦では飽き足らず、リアル大会にまで足を運んだ(あっさり敗退してしまったが……)。そんなゲームは、おそらく生涯最初最後だろう。

余談だが、Joy-con特性を生かした「いいね!持ち」による操作こそが本作の革新であると信じているのだが、革新性よりも「合理性」と「勝率」を求める猛者たちには殆ど浸透しなかった。

いいね!持ち」メリットをうまく調整できてさえいれば、本作は『e-sportsゲーム初の従来型コントローラーから離れた(両腕全体を用いた)操作形態を実現していたはずで、それについては至極残念だが、現在開発中であろう『ARMS2』に期待したい。

2位 『Rez infinite』(2016/PSVR

2010年代下半期は、俺にとっては「VRに初めて触れた年代」としていつまでも記憶されることになるだろう。

2017年冬、とにかく『Rez infinite』をプレイしなければならない——そんな義務感でPSVRを勇んで購入した。配線がややこしい機器PS4に繋げ、想像していたよりもさらに重たいヘッドセットを被り、本作をプレイすると——すぐに「ここには未来がある」と思った。いや、正確じゃないな。「未来に至る——今の時間自分」をばっちり感じたと言うべきか。現在可視化され、360度方位に顕在し、俺をユニバーサルに包みこんだ。

AreaXを初めてプレイした時の、重たい身体感覚から自由になり、魂だけが宇宙に放りこまれたような未曾有の感覚は、ゲームなるものと関わってから過去30数年を振り返ってみても、5歳の時に生まれて初めて電子ゲームに触れた時の体験と並ぶ、あるいはそれを越えかねない、空前絶後体験だった。

それは精神開放であり、身体解放だった。言葉遊びに非ず。

これだけ長いこと「ゲーム」なるものを続けてきて、ゲームからそのような感覚を初めて得られたことに深く感動し、ラストではほとんど泣いていたことがつい昨日のように思い出せる。

そして『Rez infinite』の「次の体験」を今か今かと待っている。

1位 『とびだせ どうぶつの森』(2012/3DS

Rez infiniteからまさかの……自分に驚き、何度も自身に問うた。

あれだけ昔からどうぶつの森』嫌いだったお前が。とび森を。テン年代1位に。据えるつもりか? 

お前はそんなにぶつ森好きだったのか? ありがちな中年男性みたいに「しずえ萌え」になったのか? それとも親子くらい歳の離れたフレンドと時々会えるからか? おいおい、かあいこぶってんじゃねーぞ、と。

だが本作を1位にした決定的な理由——それは、テン年代初頭に放たれた今作から仮想世界」における、人間存在理想的な在り方の萌芽をひしと感じたからだ。

一発で脳内に凄まじいヴィジョンを注入した『Rez infinite』と比べると、まるでアリが餌塚に砂糖を運ぶようなゆったりとした足取りだが、本作は確実に世界中ゲームファンに「もうひとつ世界」をキュートな顔つきと口調(しずえ嬢のような……)でじわじわと浸透させ、人々の無意識をしれっと変容させ、もうひとつ生活を愉しませ、ネット接続により文字通り「飛び出させた」。

どうぶつの森』は今年3月に発売する次作『あつまれ どうぶつの森』においてさらなる大きな広がりと変化を見せてくれるだろう。

が、俺は本作をとくべつに、個人的に、偏執的に、限定的に愛しているのだ。

それは故岩田社長が生み出した『3DS』というハードへの偏愛と、ゲーム機では3DSだけが備えた「裸眼立体視」——ARVRを折り合いし、先取りした——唯一無二の機能によって『どうぶつの森』というクローズド世界をまるで飛び出す絵本のごとく彩り、「夢の中で他者の森を訪ねる」という奇妙かつ魅惑的な通信世界を生み出し——

要は、全シリーズを振り返っても今作『とびだせ どうぶつの森』だけが持ち得た、この奇妙で牧歌的神秘的なアトモスフィアに由るものだ。

カフカ『城』や村上春樹世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』主人公のように、俺はある時、この森の中に、夢の中に、村の中に、これからも留まり続けることを選んでいた。

そういうわけで、本作を迷わずテン年代1位に据えたいと思う。

※※※※※※※※※※

長々とお付き合いくださって本当にありがとうございました

余談ですが、最初は「順不同」にしようと考えていたのです。これほど自分にとって大切なゲームたちに順位なんてつけるのは相当失礼な気がして。

でも、敢えてつけてみた。並べてみたら、なんとなく自分重要度みたいなものぼんやり浮かび上がってきたので。

異論提言はもちろん、よかったらあなたテン年代ベスト(5本でも20本でも1本でも)教えて頂けると、いちゲームファンとしてめっぽう嬉しいです。

ああ、10年はDECADE(でっかいど)。

2020-01-09

なにかモヤモヤしているので吐き出す

自分タイムラインとかそういう普段目に入っているネット上の情報にはVTuberとかVRChatといったような見た目を自分とは違う何かに変化させた何かといった物がよく観測されるのだけれど、こういうの、とひとくくりにして良いのかどうかもわからないけれどとにかく「こういうの」にどうにも馴染めなくて、でもタイムラインとかで見かける情報としては皆楽しそうで、何か楽しそうなんだけれど馴染めないのがもどかしい

VRという技術のものは楽しそうと感じたため、PSVRやOculusを購入して一人用のゲーム体験版みたいな物は少し遊んだVRでのゲーム一人称視点でのゲーム遊んだ時とは比べ物にならない没入感で、テレビ画面に表示されているゲーム主人公操作するのではなく、ゲーム主人公のものになるという感覚で凄いなと思った。ただ、操作が難しかったり腕を振り回さないと遊べなかったりですぐに疲れてしまって、何か思ってたのと違うなという感じで最近はあまりVRヘッドセットかぶることも少なくなってしまった。多分、自分の期待していたのはソードアート・オンラインで出てきたような、自分は寝転んでいるだけなのだけれどVR内の自分は飛んだりはねたりしている、みたいな物を期待していたっぽく、本当に自分が飛んだりはねたりしないといけない位なら、2Dの画面を観ながらコントローラを握ってポテチつまみながらダラダラと遊んだほうがいいや、とか考えているのだと思う。

昔、あるMMORPGで遊んでいた時に、なんとなく行動していたらなんとなく話しかけたり話しかけられたりした人たちとそのうち仲良くなって、数ヶ月の間一緒に遊ぶというような事をしたことがあった。そういう感覚楽しいなと思うので、またそうなれたら楽しいだろうという事は理解できる。だけれど、別のゲームを遊んでいる時に、最初に話しかける程までその新しいゲームに没入できなかった。というか、「このゲームはあのゲーム程は長く続けなさそうだから友達を作っちゃって毎日遊ばないといけなくなると嫌だな」みたいな事を考えてしまって他人に話しかけないであったり話しかけられてもテキトーにはぐらかしてしまったりしてしまい、あのMMORPGの時の楽しい仲間を作れたことはそれ以来無い。つまり根暗とかコミュニケーション能力が足りないとかいった感じの人間という事なのだと思う。

そんな自分であるので、VRChatで楽しむのは難しいのだろうと思う。実際、Oculusを被ってVRChatを起動していくつかのワールドに行ってみたことはある。けれど、誰もいないワールドであったり、誰かは居たのだけれど何か仲間内でワイワイキャッキャしてるなぁと遠巻きにしばらくその楽しそうぶりを眺めてからそっとワールドから離脱する、といった事しかしていない。こんな事では多分楽しいと感じる事は無いなぁと思ってしまって、以来VRChatを起動した事がない。

また、自分芸能人名前を覚えられない。覚えられないというか覚える気がないので覚えていない。バラエティ番組のような芸能人のもの人格を楽しむ番組をあまり観ずに、ドラマ映画アニメのような物語のある物を好んでしまうため、役者の顔や声は知っているけれど、その人の人となりといった物は知らないというか興味を持っていないので覚えようとしていないのだ。

そんな自分なのだが、VTuberというものを楽しむのが難しいというのは多分それに近いところが原因なのだろうと思う。自分が観てみたことのあるVTuberコンテンツは、ゲームを遊びながら喋っている物であったり、何かとりとめのない話をしているだけの物であったりしたのだが、それらの楽しみ方は恐らくバラエティ番組のそれと同じで、芸能人(VTuber)の人格を楽しむ物なのだと思う。なので、前者のゲームを遊びながらの方はゲームという物に興味が持てて、それへの反応という意味である程度は楽しめたのであるが、後者のとりとめのない話をしているだけのものは何を楽しめばよいのかわからず途方に暮れてしまった(こんな物を2時間も観なければならないのは無理だと10分位でタブを閉じてしまった)。

また、最近やっていたねほりんぱほりんバ美肉おじさんの回を観た。バ美肉おじさん達は自分美少女になれているのをとても楽しんでいるようだった。その時に昔遊んだMMORPGか何か(多分MMORPGだったのだと思うけれど違ったかもしれない)で自分アバター女性キャラクターにして遊んだ時の事を思い出した。自分男性であるのでアバター作成するような時には男性キャラクター選択している。ただ、そのMMORPGでは自分選択したい職業では女性キャラクターしか選択できなかったのだ。その頃はバ美肉という概念はまだ発生していなかったと思うけれど、ネカマ姫プレイといった概念は発生しており、「そういう世界もあるのだな」という理解はしていたため、物は試しと女性キャラクターで遊んでみたのだ。

しかし、女性キャラクターであるという事を変に意識してしまったのか、普段なら気にかけないような外見であるとか言葉遣いであるといった事が気になってしまって、「誰かにしかけられたらどう対応していいかわからんぞ」といった恐怖感に似た何かにまれしまい、1時間程度遊んだ時点で別の男性キャラクターで作り直して遊んでしまった。自分には女性のロールプレイは難しいと感じたのだ。なので、バ美肉おじさんが美少女になれて楽しんでいるのを、楽しそうな事はわかるけれど多分自分も同じように楽しむのは難しいのだろうな、という引いた目線番組を観てしまった。

とりとめもなく吐き出してみたところ、自分の考えはかなり整理できた。単にVTuberやVTChatは自分には向いていないのだ。not for me. それだけだ。向いてないだけなのだ

楽しんでいる人は本当に楽しそうだし実際楽しいのだろうし楽しんでいる人を眺めるのは心温まるので自分は好きであるので楽しんでいる人達は今後も存分に楽しんでいただきたい。

面白くもない愚痴のような物を読んでしまった人達、すまない。モヤモヤとしていたので書きなぐってしまったのだ。不快にさせてしまったのなら謝る。すまなかった。

2019-11-28

入力デバイス進化否定したヤツらがVR必死に担ぐ

うつくる側も消費する側も完全に下火になってるね。

というか、なんで大規模施設向けじゃなくて一般消費者向けに飛び込んだんだろう。

Oculusが焦って自爆したせいでビジネスが一つ潰れたじゃねぇか。

Oculusが出さなきゃPSVRだってあん中途半端製品さなかっただろ

2019-08-30

anond:20190827161927

ガチダイブしたいが、PSVRブーム時に買ってみることすらできなかった俺は、きっとガチダイブの時にも乗り遅れるだろう。

2019-05-05

anond:20190501172316

まあ確かに消費者としてはもうオワコン感やろなあ。

VR元年とは、HMDの民生品発売はもちろんやが、エポックはGTXが出たことで、最低限のVRインフラが民生品として出現したからこそと、UnityUnRealというゲーミングフレームワークが速攻で対応たからこそやでな。

それからVRは、一般人が目に見えるとこでは、PC方面Steamガバガバの開発窓口開放で、中国始めIT後進国ゴールドラッシュよろしくクソVRゲー(とも言えないデモにも及ばんレベル)を大量生産したことで、VR体験が最低最悪ならまだしも起動すらしなかった体験できない惨状状態化したのと、PSVRVR必要の無いゲームかどうかも分からんコンテンツをクソ高い金払う罰ゲームやったからなあ。w

ほんまここ数年は俺も含めてご愁傷様としか言いようが無い被害状況が残念。

しかVRというインフラ自体は、その間にもビジネスシーンにおいては高付加価値方面では開発現場でのコストや手間の削減、ひいては予算削減やリモート作業の完備として普及して行ってるし、低コスト方面ではVR動画での社員教育やコンセプト体験という体感コンテンツとして活用されて行ってるでな。

個人的にはVRはそもゲームで普及するには時期尚早、無理が多すぎると思ってる。ゲームっちゅうのはどこまでも日進月歩パフォーマンス必要としてるし。RTXが出てすらリアルタイムレイトレーシングとか新技術でそのパフォーマンスもあっというまに食い潰されてるからな。

しかVRとはCGでありインタラクションであり、分かりやすニーズとしてVR元年当初からゲームこそが最適解であったし、それで認知を高めていくしか無い程に「あー、VRね、知ってる」という認識が実際のVR体験と大きく乖離しているという現実こそ問題であり、現状その問題を解消できないままだからこその「オワコン扱い」というのがもどかしい訳でな。

まあまだまだCPUGPUも、デバイス解像度も重量もサイズ必要に不足しすぎてるし、5年前のゲームクオリティレベルですらパフォーマンス求めりゃあ現在の最高級ゲーミングPCでも足りん、何作るにしても360度きっちり作り込まんとあかんし、金&技術バカ食いインフラからなあ。

現状はまだまだ知識スキル&創意工夫が必要やが、それさえセルフでなんとかできるんやったなら、仕事ゲーム気分転換も、人類史上全くの未経験日常的に楽しめるようになってる現在はほんま素晴らしく未来やで。

そうした苦労をせずにお気軽に楽しむには残念ながらまだ数年を要するっぽいが、それまでは過渡期のARMRの方が楽しめたりするからまあそれらで遊びながら気を長くして待っとけばいいと思うで。

もちろん金積んでその筋の人探して頼めば現時点でも叶うやでな。

2019-05-03

PS4よりPCを買うべき理由

PS4「30FPS or 60FPS…」

PC「144FPS or 240FPS!」

PS4「720p or FHD or 疑似4K…」

PC4K or 8K!」

PS4レイトレーシング対応…」

PC対応してるよ!」

PS4MOD対応…」

PC対応してるよ!」

PS4「エ○規制グロ規制…」

PC規制は一切無いよ!」

PS4「起動時間ロード時間が凄く長い…」 PC「短いよ!」

PS4オンライン有料…」

PC無料だよ!」

PS4フリープレイ有料…」

PCSteamでウィークエンド無料プレイがあるよ!Origin、Battle.net、Uplay、Epic Games無料配布があるよ!」

PS4プレイ人口1位のLoLと2位のDota 2がプレイできない…」

PCプレイできるよ!」

PS4「同接60万人のCS:GOプレイできない…」

PCプレイできるよ!」

PS4グランツーリスモ上位互換Forzaプレイできない…」

PCプレイできるよ!」

PS4「エ○ゲがプレイできない…」

PCプレイできるよ!」

PS4PSPS2、PS3と互換性が無いから昔のゲームプレイできない…」

PCプレイできるよ!」

PS4「早期アクセスできない…」

PC「早期アクセスできるよ!」

PS4ソフトの本数少ない…」

PC「本数多いよ!」

PS4ソフトセール少ない…」

PCセール多いよ!」

PS4ソフトの返金できない…」

PC「返金できるよ!」

PS4「使いづらいデュアルショック…」

PC「使いやすキーボードマウスと箱コン!」

PS4デュアルショック 4のバッテリー持続時間がたったの5時間…」

PCXbox One コントローラーは40時間だよ!」

PSVR視野角100度…」

PCVR視野角210度!」

PSVR「FHD…」

PCVR「5K or 8K!」

PSVRMOD対応…」

PCVR対応してるよ!」

PSVR「エ○規制グロ規制…」

PCVR規制は一切無いよ!」

PSVR「起動時間ロード時間が凄く長い…」

PCVR「短いよ!」

PSVRオンライン有料…」

PCVR無料だよ!」

PSVRVRChatとFallout 4 VRとThe Forest VRVRのエ○ゲがプレイできない…」

PCVRプレイできるよ!」

PSVR「早期アクセスできない…」

PCVR「早期アクセスできるよ!」

PSVRソフトの本数少ない…」

PCVR「本数多いよ!」

PSVRソフトセール少ない…」

PCVRセール多いよ!」

PSVRソフトの返金できない…」

PCVR「返金できるよ!」

PSVR「使いづらいPS Moveモーションコントローラー…」

PCVR「使いやすいKnuckles!」

2019-05-01

今年もVR元年にならない理由

独自の規格(?)が乱立しすぎててVRのゴーグル一つで全部を体験できない

 スマホならAndroidiPhoneしかいから、そのどちらかを選べばいいだけ。しかVRのゴーグルHTCValve、Oculus、Daydream、PSVRとたくさんありすぎる。それぞれストアがあってその機器しか動かせないアプリからコンシューマーゲーム機と同じ。しかもOculusならPCVRRiftアプリスタンドアローン版のQuestで遊ぶことできないし逆もできない。せめてすべてのVR機器で使える統一アプリストアができない限り、5万円以上のゴーグルに手を出そうという人は少ないだろう。

ゲーム以外の用途がない

 スマホPCゲーム以外にも便利なアプリがたくさんあるから普及した。現状のVRゴーグルゲームで遊べることしか宣伝できていない。VRエロ動画を見るだけなら2万円で買えるGoスマホVRで十分。ゲームやらない人は5万円以上もする機器を買う理由がない。

2019-03-29

anond:20190329163348

Samsung「何言ってんだ? 表示デバイスで言えば俺らのスマホの方がPSVRとかなんかより数段上だぞ?」

2019-03-12

ニンテンドーラボ大爆死の記事で思ったこ

まず、ニンテンドーラボ発表時に大絶賛したものです。

いまもその考えは変わりません。(ちなみに任天堂信者と思われたくないので書いておくと、私はPSVRも大絶賛していますし、発売日に購入しました)

しかし、大絶賛したのは、これがWii fitや昔のドラクエのように社会現象のように売れるだろうということではなく、

どちらかといえば、SFCにおけるマリオペイントだったり、サテラビューに似た意味で絶賛しました。

サテラビューは多くの人が商業的に失敗したと評価しているはずなので、

ニンテンドーラボが(サテラビューと同様に)商業的に失敗するだろうという予測をしていた方はその通りではないかと思います

この意味で言えば、「商業的に失敗(=ハードを牽引するほどの成功ではない)」と「私が大絶賛した理由」は両立します。

私以外のはてなで大絶賛していた方々の考えはわかりませんが、私は次の3点でニンテンドーラボを大絶賛しました。

(1)初めての経験を与える(特にこどもにとって)

私が小学生ときSFCマリオペイントを購入しました。マリオペイント現在どのように評価されているのかわかりませんが、

作品名があまり挙がらない時点で、忘れられた商品の一つだと思います

しかし、マリオペイントで「初めてマウスを触った」という経験をした子どもたちは多いのではないかと思います

少なくとも私の周りでは、マリオペイントを持っている子供の家で、ハエ叩きをしたり、お絵かきをしたりしていて子供は多かったです。

これが将来的に、デジタル絵描きを増やした要因であるとは言いませんが、新しい道具に子どもを慣れさせるきっかけを与えるということは

マーケット全体を考えたとき尊いことです。

ニンテンドーラボは将来電子工作につながることを意図した工作主体にした作品だと思っているため、

この作品10年後、20年後に「ニンテンドーラボ、あったねー」という子どもたちを増やし、この原体験がなにか新しいものを生み出すと信じています

(2)移植不可能

現在、多くのゲーム機はあまり差別化できていない状況にあります

コントローラも似たり寄ったりで、横マルチも多いです。

Googleゲームストリーミングに参入するという話もありますし、

ゲームストリーミング時代に入ると、個別ハードウェアは無価値になりえます

一方で、ニンテンドーラボは別のゲーム機移植することができません。エミュもできなければ、PCで遊ぶこともできません。

これは「Nintendo switchらしさ」という個性を有しています

もちろんこれは必ずしもメリットではありません。

Wii特有操作によるゲームがその後リメイク移植がされにくかったのと同様、

扱いづらいソフトとなる可能性はありますしかし、(他では体験できないので)switchを買ってよかったという体験にもなるはずです。

この手の一過性をどう捉えるべきかというのはゲーム業界でも難しい問題ですが、

任天堂はあまり気にせずに果敢にチャレンジしているように見えます

(3)新しい面白さを追求する

そもそも工作面白ものです。それをゲーム機と組み合わせるという発想はとても面白いです。

そして、このような新しい面白さを追求することはゲーム業界では本当に難しくなっています

和ゲー洋ゲーともに発売されるタイトルがみな続編になっていることを思い出してください。

またはあるヒット作のフォロワーばかりになっていることを。

任天堂も同じでマリオゼルダポケモンスマブラマリカどうぶつの森、(FEカービィドンキーなど)を

サイクルで発売するだけになってきています

もちろんそこまでIPを大切に育ててきたということはものすごいことですが、

そこで新しいチャレンジをすることはもっとすごいことです。

みなさん、ニンテンドーラボが売れない、売れないと言っていますが、

売ろうと思えば、マリオキャラに使う、ポケモンキャラに使う、マリカで使う、など

他のIPを混ぜれば、いくらでも売ろうとすることができたはずです。

でも、これはあくま実験作だということを強調してのニンテンドーラボなのではないでしょうか。

このような3点で私はニンテンドーラボを絶賛し、また大爆死の声も気にせずに、4作目も出そうとしている任天堂に頭が下がります

この4作目のVRが売れなかったとしても、5作目をきっと出すでしょう。

(ちなみにこの4作目のVRはハコスコという先行者がいたため、個人的に発表時にはあまり驚きはありませんでした。)

また、この(1)(2)(3)の三つの理由は実はPSVRにも概ね当てはまります

PSVRkinectもそうですが、このような新しいチャレンジはだいたい商業的には失敗します。

それはゲームユーザー保守的であるというのも理由でしょうし、

追加で周辺機器を買わされるという経験ユーザーにとって、事実まり面白ものではありません。

ですが、このような取り組みが、次の面白ゲームにきっと繋がると信じて、私はお布施をしています

爆死だ、爆死だと評論家ぶるのも良いですが、爆死に付き合うのもなかなか良いですよ。

2019-03-10

VRDC2019でoculusとPSVR二世代目が発表されるかな?

現行の据え置きoculusとPSVRが売り切れが多いらしい。後継機の発表のための、在庫調整かな?

PSVRのほうは、携帯兼用GDCでも発表にもなりそうな気がするけれど、とにかく普及価格帯の二世代目据え置きVRヘッドセット早よ。

https://anond.hatelabo.jp/20190106142427

同じことを、結構前に書いたと思ってたけど、過去日記確認したら、2カ月しか経ってなかった。

2019-03-05

anond:20190305135507

PSVR用の「ASTRO BOT」っていうゲームが素晴らし楽しかったよ。

いわゆる3Dプラットフォーマーで、「VRで遊べるマリオ64」と表現している人が多い。まさにそんな感じ。

PSVRユーザー全員に遊んでほしいわ~

2019-02-20

VR三国時代

Apple(iMac)とHTC Vive → 本格的、高い

GoogleAndroidとOculus(Go/Quest) → 簡易的、比較安価

SonyPSVRクオリティは知らない。ゲームは圧倒的に強そう。自由コンテンツを作りまくれるわけではない

どれかの一人勝ちになるのか

それともうまく拮抗するのか

2019-02-10

VRを大々的に掲げたPSVRもだいぶ落ちぶれてきたな

ガッツリ予算つぎ込んでスタートダッシュ決めたはいいが、もうゲーム本編のおまけとしてしかVR出てねぇし。

大金かき集めてどぶに捨てたOculusに釣られて技術確立されてないのにコンシューマ市場に飛び込んで

仲良く自殺とは、なんとも情けない結末だな。

2019-01-07

anond:20190106173556

一番売れてるVR端末であるPSVR対応したライブ配信ゼロ

売れてないVR端末に対応したライブ配信は盛況なんだろ。

去年大晦日に人気vtuber大勢集めたVRライブイベントチケットがたった300枚なのに売り切れるのに時間がかかった (あげくの果てにトラブルで中止)

トラブルが予想されたから売れなかったんでしょ。

2019-01-06

今後のために貯めておけという正論は敢えて無視

いろいろあって向こう数日内に完全に自由に出来る金が3~4万円ほど入りそうなんだが、

  1. Switchを買い直す
  2. PS4ハードディスクを1TBか2TBに増強する
  3. PSVRを買う(なおANUBIS M∀RSとネプVIIRくらいしか興味のあるタイトルはない、3D酔いも酷い)
  4. XboxOneを買う(なお360は持っててOneソフトで興味があるのはエクスペリエンス黄泉裂クくらい)

どれが一番シアワセになれそうだろうか。

6dof対応の据置向けVRヘッドセット二世代目の機種早よ

PSVR/VIVE/Oculus liftのどれも性能がイマイチだと思って、結局買ってない。

からず、メジャーバージョンアップされた機種が出ると思ってたのだけれど、未だにその気配すらない。

しろFOVEやwindowsMRとかで盛り上がってた時の市場の熱が落ち着いてきた感すらある。

仕方がないので、春頃発売予定(日本は未定)のOculus Questは買うだろうなぁ。

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