はてなキーワード: LOVEとは
・長すぎない
・複雑すぎない
・明るい曲調で盛り上がる
・イントロや間奏が長すぎない
以下の2曲が鉄板
次点で、Killer Queen、Another one bites the dust(ジョジョ好きならこの2曲もアリ)、Radio Ga Ga、Spread your wingsあたり。
Bohemian RhapsodyやLove somebodyはテクニカルすぎる。
I Want To Hold Your Hand
どれも親しみやすく歌いやすい。Hey Judeはアウトロが長すぎる。Yesterdayはやや暗い。
Yellow Submarine、All Together Now、Hello Goodbyeなんかも良い
Clocks
Hymn for the Weekend
聴いていると盛り上がる曲でも、実際歌ってみるとかなり歌いにくい曲が多い印象。
Give A Little More(ただし歌詞は破局を示唆する内容)
Wonderwall
…ないな
…ないな
I Still Haven't Found What I'm Looking for/U2、Can't Stop/Red Hot Chili Peppers、Walk/Foo Fighters、Basket Case/Green DayHarder Better Faster Stronger/Daft Punk
メタルは知らない。
というわけで昭和50年代生まれが自分のiTunes再生数トップ50を書きだしてみたぞ。
Yo I feel like a floater 右に左 Sign to get
You know S.O's flippin' on some o' layin' back
Fiery Monkey D's excursion like that
My feathers on my fiffer feffer feff
Back in tha 良き頃に Trip and いつでも Trip
I love Elizabeth But 振る舞え like Jo = Josephin
So, you say like this " Oh, Christopher Colombus! "
Sittin'on tha roof あかく翔んでく 宙見上げれば天地が逆さ
I do, I do, Ido 深呼吸 描く星座のサーカス move
どっから来たんだ 見つけに行く? 複雑? いや単純なはず
Tu - lulu, Tu - lulu 歌って地球人の Main amplifier
I wanna here you So good, So good, So good
アテカンで歩いて行く 'Cuz I'm crazy cool
Guess all I'll do 太陽を Steal and turn into
I'm tha parashootin' fool もしくはよく出来た Rocket
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP CLEAR UP THA 言語プロセッサー
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP JUST GIVE 'EM AN UPPER CUT
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP CLEAR UP THA 言語プロセッサー
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP JUST GIVE 'EM AN UPPER CUT
" Oh, Christopher Colombus! "
Your brain 着想開始 It's like a puzzle
E-Yo tell me 一体 Where is it born in?
Flame rain もしや Mid night radio?
You can do teleportation with me!
So so good,,, Supre freak でも OK よ
S と N を握り大胆にコラージュ
ユーモア満載 Scientific attack!
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP CLEAR UP THA 言語プロセッサー
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP JUST GIVE 'EM AN UPPER CUT
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP CLEAR UP THA 言語プロセッサー
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP JUST GIVE 'EM AN UPPER CUT
REVOLUTION GYEA GYEA GYEAH!
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP CLEAR UP THA 言語プロセッサー
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP JUST GIVE 'EM AN UPPER CUT
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP CLEAR UP THA 言語プロセッサー
POP THA BUBBLE IN THA TROUBLE OF FASHION
LISTEN UP JUST GIVE 'EM AN UPPER CUT
COZMIC TRAVELA POP THA BUBBLE IN THA RIDDLE TROUBLE OF FASHION
COZMIC TRAVELA POP THA BUBBLE IN THA DOUBLE TROUBLE OF FASHION
COZMIC TRAVELA POP THA BUBBLE IN THA TRIPPLE TROUBLE OF FASHION
COZMIC TRAVELA POP THA BUBBLE IN THA REAL TROUBLE OF FASHION
" Oh, Christopher Colombus! "
見てないのもそこそこ
一覧、大枠ストーリーはアニメイトのサイトが便利(https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=5806)
前期で面白かったのは vivy、オッドタクシー、ゾンビサガ、ダイナゼノン、聖女
感想には偏りが強い
しっかり作られててとりあえず間違いない
うらみちお兄さん
合う合わないが強く出る
暗いボケをしてツッコミなしのまま展開が変わるので実況など自分でツッコミする人向け
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X
相変わらずでよかった
1期が予想以上に面白かったので期待
かげきしょうじょ!!
宝塚ベースは馴染みがないと取っ付きにくいなんて思っていたが新規でも大丈夫そう
しばらくは説明のような展開が続きそうで一気に出たキャラを覚えるのが大変
勢いで突っ走るので何も考えず見るならこれ
現実主義以前に飛ばされた先がバカしかいないので見ててしんどい
Sonny Boy
このパターンは最後まで謎を引っ張って爆死するか大成功するかの二極化
全編CGのコレじゃない感
ジャヒー様はくじけない!
なぜかものすごいシャミ子を感じる…
ストーリーも重くない程度に波がありそうで落ち着いて見れそう
既視感の塊
過去1番ひどい導入転生
転生後スラムにいるので人探ししているサブキャラに「臭!近づくな!」的な反応をされるが、話の後半では全員忘れてるなど不安が残る
探偵はもう、死んでいる。
異能力バトルでもなさげ、ミステリーだけでもなさげ、まだジャンルがよくわからない
ヒロインは人気でそうなのに死んでるし2話見ると会話がキツい
何もかも安い
月が導く異世界道中
冴えない僕が異世界転生をキッカケに俺ツエーってのはもう充分
出会って5秒でバトル
今はタイマンだけどこの先協力戦など展開した先はどうなるか気になる
転生したらスライムだった件 第2期 第2部
NIGHT HEAD 2041
1話だと超能力系ってことしかわからない、でもこの枠らしい雰囲気
中盤まで様子見
展開が狂気じみてるくらいが良い
王道バトル系
謎解き編なんだけど沙都子が何もしなければ平和だった説
ぶらどらぶ
ぼくたちのリメイク
懐かしいラノベ感
記憶キープで過去に戻ったのに平凡なまま、むしろ無能よりな雰囲気
話の進みが今以上に遅くなると飽きが先に来そう
ギャグアニメとして楽しめる人が見よう、一部の人には辛いかもしれないが笑える
展開もサクサクでそこまで無理がない
1話の終わりは引きが強いので2話以降より期待
RE-MAIN
全国トップの主人公が事故で丸ごと記憶をなくした所からどうするかが1話
記憶ないのに周りが期待するからすぐ水球やるとならないのは良い
結局やるんだろうけどルールなど見てる側が馴染めるかどうかが鍵になりそ
>シティポップというのは1970〜80年代に日本で作られた特定ジャンルの歌謡曲だ
…おまえはそうおもうんだろう、おまえのなかではな
たいていの人の中ではそうだと思うけど…。wikipediaの「シティポップ」の記述、読んだことある?
シティ・ポップ (city pop) は、1970年代後半から1980年代にかけて日本でリリースされ流行した、ニューミュージックの中でも特に都会的に洗練され洋楽志向のメロディや歌詞を持ったポピュラー音楽。
英語版でも同じだよ。
City pop (シティ・ポップ, shitī poppu) is a loose category of Japanese pop music that emerged in the late 1970s and peaked in the 1980s. It was originally termed as an offshoot of Japan's Western-influenced "new music", but came to include a wide range of styles associated with the country's leisure class and nascent economic boom, such as AOR, soft rock, R&B, funk, and boogie. It was also identified with new technologies such as the Walkman, cars with built-in cassette decks and FM stereos, and various electronic musical instruments.
今回、そもそもシティポップが何なのかわかってない人達かなりいるんだなと改めて気づかされた。そもそも元増田のこの書き方も、そもそもシティポップとアニソンの区別ついてないのか?という気もする。シティポップの海外人気の話と、アニソンの海外人気の話が一緒になっちゃってる。
Plastic Love以前からアニメのOP、EDなどのカバー曲だらけだ。
シティポップ関連の記事を見ていると明らかにその点を強調するのを避けている記事が多い(言及しても流行している原因のメインに上げる人はいない)
「『お江戸』以前からアニメのOP、EDなどのカバー曲だらけだ。
KABUKI ROCKS関連の記事を見ていると明らかにその点を強調するのを避けている記事が多い」
ぐらいおかしなことを書いてる。
なんかブコメがいっぱいついてるけど、この記述はいただけませんね…。これはほとんど偽史・歴史改竄の類ですよ。
それはすべてアニメやゲームやライトノベルを筆頭とするおたくカルチャーに付随して流行したものだ。
https://anond.hatelabo.jp/20210710124113
そもそもvaporwave〜future funkで参照される日本のシティポップ楽曲の代表(たとえば『Plastic Love』、山下達郎『甘く危険な香り』『Sparkle』、杏里『Remember Summer Days』など)とオタク文化との接点の薄さを考えれば、元増田の主張の信憑性が乏しいことはすぐわかると思います。
まずシティポップの再評価についてです。日本のシティポップは、海外の一部AOR好事家には20世紀から注目されていました。特に山下達郎・吉田美奈子・竹内まりや・角松敏生-杏里ほかは、リズムセクションの黒さがエアプレイ向きな上に、和物ならではの楽曲の構築感(複雑な進行)に独特のエキゾチシズムがあって、2000年頃からJ boogieとかJ rare grooveって名前がついて評価されるようになりました。これはvaporwave云々の流れとは別の話です。日本のGS(グループサウンズ)にも昔からマニアがいて、海外では結構高値で取引されてるけど、それと同じような現象ですね。
次に、そもそもvaporwaveとは何なのか、ですが。以下の記事にあるこの要約は、端的だけどとてもわかりやすいと思います。
存在しない夢想のバブル時代、1980年代ネタをとにかくサンプリングとカットアップや回転数を落として、ありえない1980年代を表現した音楽ジャンル
https://note.com/myumafkd/n/nab12db7e40ca
この「存在しない夢想の」とか「ありえない1980年代」とかって感覚は、vaporwave系をリアルタイムで聞いてた人以外にはなかなか伝わらなくていつもモヤモヤするんだけど、vaporwaveは決して「埋もれてしまった良質な音楽を取り上げて、もう一度光を当てました」みたいな単純な再評価のムーブメントではなかったんです。あえて言うなら、皮肉っぽさ、諧謔性、メタ性、対象を突き放しながら愛でる感じ、などがvaporwaveの肝でした。たとえば東芝EMIやEmotionのビデオのオープニングロゴもSparkleの輝かしいイントロも2010年代には壮大な冗談にしかならないけど、でもこの時代錯誤感がいいんだよね…というような複雑な味わい方ですね。
そういう捻りを加えたミックスが、redditや4chanのマニアックな裏路地で、人知れず生産され、密かに鑑賞されていたわけです。この頃は、そもそも著作権関係が真っ黒だったので、vaporwaveは決してメジャーシーンには出られないだろうと思っているリスナーが多かったと思います。そういうアングラなムーブメントが、一部がFuture Funkに移行したり、アーティストとしてオリジナル曲を出すようになったりして毒気が抜けていくのと歩調を揃えて、徐々にオーバーグラウンド文化になっていったんですけど。
で、vaporwaveとその後継たるfuture funkでシティポップがよく取り上げられてたのは、シティポップがvaporwaveのレトロフューチャー的な世界観とリンクしてたからなんですね。だから、単にサンプリングするだけじゃなくて、何らかの形で批評的・破壊的な引用をされていた。具体的には、リヴァーブをガンガンかけたり、コンプをかけたり、ノイズを入れたり、回転数を引き延ばしたりして、その喪失性や虚飾性が際立つような音響処理がされてました。エキゾチシズムと回顧と皮肉こそがvaporwaveの真骨頂で、そこにぴたりとはまるパーツがシティポップだったんです。だからvaporwave=シティポップ再評価みたいな雑な認識を読むと「結局日本スゴイかよ」と言いたくなる人の気持ちもわかります。
vaporwaveの前身といえるseapunkでも、2011年頃の初期vaporwaveでも、アニメネタは主流じゃなかったです。一番使われてたのはメガデモ、windows95、amiga、ラインアート、粗いポリゴン、椰子の木、TVCM、RGB情報が潰れたVHSビデオ動画などのコラージュ、(多くの制作者・消費者には読めないエキゾチックな言語としての)日本語表記などなどじゃないかな。つまりオタク文化を参照してはいたけど、その多くは、アニメよりもコンピュータやゲームなどの方に寄ってました。こういう経緯は、木澤佐登志氏が何度かvaporwave小史を書いていて、vaporwaveを理解するには一番バランスが取れた内容だと思っています。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59738
で、vaporwave界隈の映像にアニメからの引用が増えていくのは、後期〜Future Funk以降の話なので、シティポップへの参照の方がアニメの参照よりも先行しています。その点で、以下の増田と自分の認識は一致してます。
おそらくvaporwaveから派生したfuture funkに対する影響のことを言ってるんだろうけど
future funkにおいてもジャンル内から有名になったアーティスト(Night Tempo、ミカヅキBIGWAVEとかのピンクネオン東京周辺etc.)
が多用しただけであって元々ジャンルとしてはシティーポップと呼ばれる音楽のほうがアニメよりも先にモチーフとして使われている。
https://anond.hatelabo.jp/20210711135919
しいて言えば「東京は夜の7時」か。
あれはシティだわな。でも、日本人はあまりシティであることを売り物に音楽活動はやってないと思うよ。
「有楽町で逢いましょう」とかは、ポップじゃない。
https://anond.hatelabo.jp/20210710192009
70年代末から80年代初頭のシティポップ(ス)って言われてた音楽は「街」のことばっかり歌ってました。山下達郎も吉田美奈子も荒井/松任谷由実も竹内まりやも大貫妙子もEPOも、みんな消費文化の極みともいえる当時の東京で生きる事への自負と強迫観念と焦燥と疎外感があったんでしょう。彼らの歌には、具体的地名を伴わない、抽象化された「街」「この街」「都会」「ダウンタウン」などの言葉が歌詞の中にバカスカ出てきますが、これはほぼ全部東京のことなんです(海外行って本格ファンク/RandB路線に転じた後の吉田美奈子は除きます)。シティポップ(ス)の名前は伊達じゃないですね。
『オレたちひょうきん族』がオープニング・エンディングにシティポップを盛んに使っていたのも、今にして思えば、テレビ業界・芸能界の内輪の目線を悪ふざけしながら曝露するという切り口が、虚飾の栄華に満ちた消費都市としての「東京」を象徴しているようで、まさにvaporwave的な世界観を体現する繋がりだなと思います。
wwwwwww
頭大丈夫なのか?はお前。
去年末の松原みきの再燃はオタクとは対称的な位置にあるtiktokerによってもたらされたものだし、数年前のyoutubeも同じこと。クラブに行くような音楽オタクにウケたってだけの話。
plastic loveが流行ったのはyoutubeのおかげだし
plastic love自体が流行ったのはアニメ関係ないやろうが。インドネシア人が歌う前から海外で有名な曲。それをインドネシア人のアニメオタクが偶々取り上げただけの話。
レトロ好きな人間もオタクではあるだろうけど、お前が言うようなオタクカルチャーとは一線を画すよね。
ナイトテンポだってただの歌謡曲&昭和音楽ガジェットオタクなだけだし、アニメ的な要素は表層としてしか利用されておらず(MV作る上でキャッチーなんだろう)、むしろアニメオタクが批判すべきような利用の仕方じゃん
そんなことは最早考えるまでもない。
それはすべてアニメやゲームやライトノベルを筆頭とするおたくカルチャーに付随して流行したものだ。
40歳以上のおたくカルチャーを毛嫌いしている人が多い世代には理解しがたいかもしれないがそれ以外に原因はない。
Vaporwaveもシティポップも全部海外のオタクカルチャーに興味があったり、オタクの人が広めたものだ。
Plastic Loveをyoutubeで歌ってバズっていたRainych Ranもチャンネルを見ればわかるが、Plastic Love以前からアニメのOP、EDなどのカバー曲だらけだ。
シティポップ関連の記事を見ていると明らかにその点を強調するのを避けている記事が多い(言及しても流行している原因のメインに上げる人はいない)
海外でJ-POPを聞いてる人はほぼいない。アニメ関連の楽曲を除いて。
チャンソーマンのyoutubeコメント欄は外国語だらけだし、邦画でこんなことは起こりえない。
日本の邦画はネットでごみのように罵倒されている、なろう系以下しか見られていない。
J-POPに限らないが、この日本の中年層以上にあるうっすらとしたオタク嫌悪を直さないと創作も批評も的外れなものしか出来上がらない。
不都合な現実を直視できないのであればシティポップがなぜ流行ったのかもまともに分析することはできない。
日本だのなんだの言う前にアニメすげえ、漫画すげぇ、テレビゲームすげえだろうが。
日本スゴイ論を警戒する前に自分の内面にある"日本の曲/音楽文化スゴイ論"を自省しろよ。
恋愛サーキュレーションのcoverが1億再生超えて、ただのMADが2000万再生されてる事実を直視しろよ。
Rainych RanのPlastic Loveはたったの300万再生だぜ(ちなみにRainych Ranの恋愛サーキュレーションのcoverは500万再生な)
※追記
こんだけいってもわかんね~のか。増田のツリーはひどすぎだろ。
おたくカルチャー以外のエンタメのレベルの低さの話をしてるんだ。
話そらしてそうやって慰め合ってりゃいいけどさ、一生海外で人気でねーよ。
んなことやってる限り全部おたくカルチャーにおんぶにだっこのままだぞ。
この少子化の時代、国内でしか人気ないってことがどういうことかわかってんのか。
このままアニメが海外で人気で続けたら実写邦画は出来不出来の前に金の力で全部叩き潰されるぞ。
もう、そうなりつつあるけど。
ちゃんと向き合あわないとやべーぞ。
宇多田ヒカルがクィア的であるというのは、コアなファンやクィアのファンの間ではかなり昔からの共通認識でありました。
もちろん、宇多田ヒカル本人がしばしば口にするように、宇多田ヒカルの歌詞というのは大衆の誰にでも伝わることについて大変真摯に考え抜かれており、決してクィア的な読みが介在しなくても成立するものがほとんどです。ですから、当事者の人間がひっかかりを覚えて、ある種の確信や疑念を抱いて聴き込むというような経験がなければ、宇多田ヒカルのクィア的な側面について、その通底する感触すら意識することがなくても不思議ではありません。そして、そういう構成である作品だからこそ、当事者にとっては強く胸を打ち、強く励まされるものでもあるわけです。『ブロークバック・マウンテン』や『ムーンライト』がちょうど、ゲイに限らない、誰にでも共感できる恋愛感情そのものを描いているといった具合で高く評されている、というのと似ています。
一方で、宇多田ヒカルが自身の内面を初めて強く出して制作したと語るアルバム『ULTRA BLUE』や、活動再開後に発表されている楽曲の数々において、勅裁にクィア的な表現の歌詞である楽曲や、クィア的な読みの方が自然と思える楽曲も増えつつあるように感じられます。以下では、そうした楽曲を見ていきましょう。
([ ]は収録アルバム、( )はシングルも含めた初出年です)
引っ越していく親友についての愛情を歌った歌です。愛情の対象として「友」が選択されているという状況は宇多田ヒカルの歌ではよくみられます。
「新しい部屋で君はもう Making Love」「ヤサシイカレトノケイザイガク」「ワタシガハジメテホレタオンナ」といった表現から、親友である女友達が彼氏と同棲を始めることについての喪失感といった情景が浮かんできます。
宇多田ヒカルの歌には「規範への疑念」「規範からの逸脱」を指向しているととれるような表現がしばしば現れます。たとえば、「不倫の恋」を想起させるような楽曲がちょくちょくあります(『誰かの願いが叶うころ』『One Night Magic』『二時間だけのバカンス』『誰にもいわない』)。『Passion』では、「昔からの決まり事」をどのように捉えるかというところに余白があるように感じられます。「ずっと前に好きだった人/冬に子供が生まれるそうだ」とある「好きだった人」は異性・同性どちらにも読むことができそうです。「わたしたちに出来なかったこと」という言葉は同性愛経験者には強い響きがあります(もちろん、失恋経験のある人にとっては、性指向に関わらず共感するところがあるでしょう)。
宇多田ヒカルのオリジナルキャラクターであるくまちゃん(チャン・くま)がゲイであるというのは、以前から公式ブログで発表されていました。それを念頭におくと、ゲイの男性がほんのり抱える困難がモチーフになっているように聞こえてきます。
「けんかはやだよ くま くま くま」
「冬は眠いよ くま くま くま」
どうでしょうか?
ドラマ『ラスト・フレンズ』の主題歌として、友達にたいする愛情や、性別を超えた愛憎のようなものを歌詞にしてほしいという依頼のもとで制作された歌詞です。それに応えるように、確定的にクィアな側面から見ることができるとはいえない構成が、ことさらに意識されていると感じられる楽曲です。しかし、裏を返すと、異性愛的でないという感覚がどれくらい読み取れるかというところに解釈の豊かさの入り口がありそうです。
「人知れず辛い道を選ぶ/私を応援してくれる/あなただけを友と呼ぶ」であるとか、「残酷な現実が二人を引き裂けば」といったバースはどうでしょうか? 異性愛的に読む、同性愛的に読む、どちらの方が、どれくらい可能でしょうか。そもそもそれぞれの読み方に違いはあるのでしょうか? 異性愛的視点と同性愛的視点というのは、線引きが必要なのでしょうか?
宇多田ヒカルと椎名林檎のデュエットであり、MVの印象も強いため、百合ソングとしての印象が初出から強く一般的に浸透していたと思います。また、冒頭の「クローゼット」というモチーフが、クィア界隈で「性指向をオープンにしていない状況」を表すのに用いられる言葉でもあったため、その点でも話題となっていました。
もちろん歌詞単体でみれば、家庭をもつ男女の不倫のような趣もあります。椎名林檎のパートでは一人称が「僕」となっているのも印象的です。
この歌詞でバカンスに繰り出す二人組を、どのようなペアであると想像するでしょうか?
個人的には、かつて親友で、いまは家庭をもつ主婦同士が、時間を縫って…という情景が浮かびます。
一方で、「ほら車飛ばして 一度きりの人生ですもの」「今日は授業サボって 二人きりで公園歩こう」といった並置からは、特定的な1組のカップルの情景ではないという余地をあえて作り出そうとしているのも感じ取れます。
宇多田ヒカル本人が「同性愛者の心情を歌っている曲だと気付いた」と語った楽曲です。
「君に触れるあいつ見てる/報われない想いばかりが募る夜更は/どうしたらいい?」
「気付かないフリとか/中途半端な優しさに 泣きたい」
など、全体を通して当事者的な感覚が非常につよい言葉で構成されている歌詞だと感じられます。
この楽曲が最初に発表されたのはNHKのSONGSで、楽曲の直前に宇多田ヒカルの上記の発言が挿入されたのですが、宇多田ヒカルがこの意図を隠し続けていたとしたらどのように受け取られていたのだろうというのは気になるポイントです。
「カレシにも家族にも言えない/いろんなこと/あなたが聞いてくれたから/どんな孤独にも運命にも耐えられた」
「大好きな人にフラれて泣くあなたを/慰められる only one である幸せよ/だけど/抱きしめて言いたかった、好きだと」
この楽曲も「友」が相手の曲ですが、その友に対する気持ちは「恋愛なんかの枠に収まる二人じゃない」と表現しています。この楽曲もまた、女性の友人同士の関係性についての情景が浮かぶのが自然であるような歌詞だと感じられるでしょう。異性愛的な恋愛・結婚よりもつよい愛情というのは『二時間だけのバカンス』と似ているところがあります。
先に、宇多田ヒカルは大衆の誰にでも伝わることを真摯に考えていると述べましたが、これは裏を返すと、クィア的な読みをする必要がないということでもあります。しかしながら、宇多田ヒカルの歌詞が全般的にクィア的であると当事者にとって感じることができるのは、ほとんどの歌詞において、巧妙に「異性同士」の歌であるとしか読めない状況を避けるような意識がこめられた言葉遣いがなされているからです。ポップスの歌詞における「あなたと私」という主題の問題や、女性シンガーが歌詞でつかう「僕」という一人称の問題など、ポップスの歌詞においてジェンダーを与えた解釈をするときに問題とすべきことは多々ありますが、それらは一度おいておきますと、宇多田ヒカルの歌詞は、とくに二人称において、特定の性に限定できるような状況が回避されているものが多いと感じられるわけです。こうしたものが通底している作家の楽曲は、当事者にとっては、異性愛的な恋愛を歌っているポップスとはやはりどこか感触が異なって聞こえるものです。
よく、「エヴァンゲリオンは鏡である」というようなことが言われます。エヴァンゲリオンについての解釈は、みた人自身の性質や考えがそのまま反映されてでてきたものでしかない、ということです。それは、製作者がつねに大衆に伝わるようにと心を砕く姿勢によってできあがった鏡なのだということが想像できます。宇多田ヒカルの歌についても同じことが言えるのでしょう。異性愛がベースがある人には異性愛的な歌に、同性愛的なベースがある人には同性愛的な歌に聞こえるというのは、「誰にでも伝わる」ということを目指した結果に他ならないと思います。庵野秀明と宇多田ヒカルの作家性が奇跡的に似通っているというのは、そういった点にも感じることができます。
このことからさらに思うのは、宇多田ヒカルとクィアを結びつけるような意見に対して人々がどのような反応を示すかというのをみると、その人が「『クィア』というものをどう捉えているのか」がよくわかるのではないか、ということです。
どうでしょうか? いろんな人の反応をみてみてください。異性愛者の人たちの反応も、クィアの人たちの反応も。どうしてその人は、そのように反応したのでしょうか?
しかもこれに加えて一般レーベルで40冊、トータルで70冊書いてるぞ
追記:ブコメみたわ20周年で70冊ってことは単純計算で毎年3冊以上コンスタントにだしてるってことかすげーな
スイッチ (富士美出版 <富士美コミックス> 2003年1月) ISBN 978-4-8942-1513-9
PURE-PURE! (一水社 <いずみコミックス> 2003年9月) ISBN 978-4-8707-6543-6
デリカシー (富士美出版 <富士美コミックス> 2003年12月) ISBN 978-4-8942-1554-2
淫らな素質 (一水社 <いずみコミックス> 2004年10月) ISBN 978-4-8707-6585-6
Cloudy (富士美出版 <富士美コミックス> 2004年12月) ISBN 978-4-8942-1605-1
えっちな恋の味 (ワニマガジン社 <WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL> 2006年5月) ISBN 978-4-8982-9994-4
Emotion (オークス <オークスコミックス> 2006年7月) ISBN 978-4-8610-5367-2
カノジョの媚態 (一水社 <いずみコミックス> 2006年9月) ISBN 978-4-8707-6645-7
Juicy 限定版 (富士美出版 <富士美コミックス> 2006年12月) ISBN 978-4-8942-1714-0[8]
カラダノ恋 (一水社 <いずみコミックス> 2007年8月) ISBN 978-4-8707-6676-1
ラブ・アフェア/LOVE AFFAIR (ワニマガジン社 <WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL> 2007年11月) ISBN 978-4-8626-9039-5
したいからスルの (一水社 <いずみコミックス> 2008年10月) ISBN 978-4-8707-6728-7
Horny (富士美出版 <富士美コミックス> 2009年2月) ISBN 978-4-8942-1860-4
欲しがりっ! (ワニマガジン社 <WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL> 2009年11月) ISBN 978-4-8626-9107-1
Guilty (富士美出版 <富士美コミックス> 2010年3月) ISBN 978-4-8942-1943-4
Juicy (富士美出版 <富士美コミックス> 2011年2月) ISBN 978-4-7995-0008-8
Girlie 限定版 (富士美出版 <富士美コミックス> 2011年7月) ISBN 978-4-7995-0037-8
肌色レンアイ (ワニマガジン社 <WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL> 2012年1月) ISBN 978-4-8626-9188-0
Girlie (富士美出版 <富士美コミックス> 2012年9月) ISBN 978-4-7995-0151-1
Heavenly (富士美出版 <富士美コミックス> 2013年3月) ISBN 978-4-7995-0194-8[9]
Yummy! (富士美出版 <富士美コミックス> 2014年6月) ISBN 978-4-7995-0275-4[10]
色めく彼女(ワニマガジン社 <WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL> 2014年7月) ISBN 978-4-8626-9314-3
やわらかなぬかるみ(ワニマガジン社 <WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL> 2016年12月)ISBN 978-4-8626-9464-5
Heavenly(通常版)(富士美出版 <富士美コミックス> 2017年1月) ISBN 978-4-7995-0492-5
Yummy!(通常版)(富士美出版<富士美コミックス>2017年4月)ISBN 978-4-7995-0494-9
Sultry(富士美出版 <富士美コミックス> 2018年12月)ISBN 978-4-7995-0593-9
ココがキミのカタチ (ワニマガジン社 <WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL> 2019年2月)ISBN 978-4-86269-616-8
Lyrically(富士美出版 <富士美コミックス> 2019年4月)ISBN 978-4-7995-0608-0
NASTY (スコラマガジン<富士美コミックス> 2019年6月)ISBN 978-4-902307-72-6
Raunchy (スコラマガジン<富士美コミックス> 2019年12月)ISBN 978-4-902307-91-7
INSULT(スコラマガジン<富士美コミック> 2020年2月)ISBN 978-4-7995-0636-3
TEMPTATION(スコラマガジン<富士美コミック> 2020年7月)
Hell or ease!
ビルメン151回辞めたキミもまだまだのキミも
ビルメン言えるかなに挑戦だ
アルチュウ ジコリュー ヤドナシ ビジョン
サギシダネ!
クサイヤツ!
ラ・ラ・ラ言えるかな?
き・み・は言えるかな?
ラ・ラ・ラ言えるかな?
プクリン ゼニゲバ ニョモレ クソキンギョ
ドブスハゲ!
ラ・ラ・ラ言えるかな?
き・み・は言えるかな?
ラ・ラ・ラ言えるかな?
メ・タ・ボ・リ・ク!
ベ・ト・ベ・ト・ン!
イ・シ・キ・タ・カ!
ネトラレ(メス)!ネトラレ(オス)!
ナ・ゾ・ノ・ガ・キ!
めっちゃ終わってんがな!
ラ・ラ・ラ言えるかな?
き・み・は言えるかな?
ラ・ラ・ラ言えるかな?
つぎは泣きながら歌ってみるってのはどう?
ビビリジャマ!
ふしぎなふしぎな生き物
まともな社会にはすんでない
ここまで読んでるなんてたいしたもんだ
よーし一気にラストスパートだ
オ・コ・リ・ザ・ル!
ラ・ラ・ラ言えたかな?
き・み・は言えたかな?
ラ・ラ・ラ言えたかな?
ラ・ラ・ラ言えたかな?
き・み・は言えたかな?
ラ・ラ・ラ言えたかな?
あれ?ちょっと待って!