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2024-02-14

ヒロシのひとりキャンプのすすめ永野ゲスト回を見て

スチャダラの「ぼいー」はパブリック・エネミーの「ぼいー」から来てると知った

すごい情報を有難う

番組では永野が好きな曲をランキングで紹介してたけど、色んなジャンルの昔の有名所を挙げていて良かった

音楽って古びないから良いよな

(古びる曲もあるけど、逆にそれが良いと後世でもてはやされることもあるし。シティーポップとか。

自分学生時代大滝詠一とか細野晴臣とか聴いて悶絶していた。面白い可愛い絶妙過ぎる。細野天才過ぎで芸風多岐にわたり過ぎ)

You Tube Musicドナルド・フェイゲンからミックスリストを聴いているんだけれども、YESのOwner of a Lonely Heart(1983)がかかっていて、こんなのいつの時代に聴いても新鮮よなと思う(どの時代にあってもプログレッシブ)

それにしても人生の中で好きな曲をランキング付けするってすごく難しいわ

常に更新されてるってのもあるけど。あと、年齢によって変遷するし

「これは不動の1位」なんてのは無いなあ

「疲れるとイヤーワームとして現れる曲」とかならあるけど(それは何故か日本のクセが強い曲が多い。というか大体は杉良太郎江戸の黒豹で、最近ではB'zのultra soulだ。疲れすぎだ)

「雨が降ってると現れる曲」は「Raindrops Keep Falling on my Head 」

あと、「夜に星空を見上げるときに現れる曲」はTMの「Here, There & Everywhere

「薄曇りの日に歩いているときに現れる曲」は「エイリアンズ」か「Letters」(椎名林檎ver.)

イヤーワームベタ

2023-09-10

大量購入が特典券目当てなら良かったのに

ジャニーズ事務所の会見で話題に上がった、Mステ忖度問題ドルヲタの間では随分と前からそんなことは常識だったけれど、どうも世間では売れていないから出ていないだけという認識らしい。

この件に関して、オリコンの上半期シングルランキングに基づき、「ジャニーズグループにはファンが多いから出ているだけだ」という投稿がX(旧Twitter)にあったけれど、そのランキングで9位に入っていたINIはMステに出演したことがない。

その点について指摘するリプライに対して、「特典商法複数枚買わせているから」という声があった。ああ、本当にそうならばどれだけ良かっただろうかと思った。

オリコンで1位を獲るようなアイドルに限って言うならば、そういう人たちを対象とした今の「推し活」の根底には、間違いなく「見栄」がある。アイドル側にも、運営側にも、ヲタク側にもある。

CDの売れないこの時代アイドルだけはCDが売れる理由は特典―――ではなく、「見栄」だ。推しに良い結果を届けて見栄を張らせたいというのも、人気のアイドル推している自分でいたいというのもあるだろう。推しオリコン1位以外を獲るのなんて見たくないとか、前回の売上枚数を越えさせないととか、そんな類のものもあると思う。

「見栄」が顕著だった事例として、Sexy ZoneTHE RAMPAGEシングルリリース日がほぼ被った件が挙げられる。

THE RAMPAGEの方は購入者が参加できるリリースイベントを開催していたことと、Sexy Zoneメンバーの匂わせ疑惑が重なった結果、オリコンデイリー1位がTHE RAMPAGE、2位がSexy Zoneとなる日も続き、発売日が1日早かったとはいえTHE RAMPAGEの方がSexy Zone売上枚数よりも多く、このままいけば週間1位という状況にまで至った。

結局のところ、Sexy Zone側のヲタク必死の呼び掛けの甲斐もあり、1位はSexy Zone2011年から続く連続1位記録を守り抜いた。

わけなのだが。

推しの1位のために、なんの特典もないのに必死で頑張るセクゾヲタクを見て、正直言って怖くなった。いや、正確に言えば後に購入者が応募できるファンミーティングの開催が発表されたため、なんの特典もないわけではなかったのだが、発売されたのが3日、ファンミ発表が7日だったことを考えると、少なくともその間は、なんの見返りもなしに大量購入していたヲタクが多くいたわけだ。

ヲタクからすれば、推しが今回も1位を獲ることこそが見返りなのだろうと思う。私自ドルヲタなので、その気持ち理解できる。

けれども、大量購入付加価値としての特典がある方が、分かりやすい見返りがある分幾らかマシなのではと考えてしまったのだ。

ホストアイドル、そしてVtuberは並べて語られることが多い。

ホストアイドルは擬似恋愛を取り扱う職業という点で、ホストVtuber大金が動くという点で、同列に扱われることも多かった印象だったけれど、最近の界隈の状況を見るとアイドル後者の側面が強くなっている気がする。

オリコンで1位を獲らせるために、Billboard JAPANのHOT 100で1位を獲らせるために、国宝級イケメンランキングで1位を獲らせるために、モデルプレスが開催する1位になったところで特にどうにもならない謎のランキングで1位を獲らせるために。

担当ナンバーワンを獲らせるためにシャンパンをいれるホス狂と、なにが違うのだろう。

規模と反比例するように、ヲタク個人への見返りは小さくなっていく。特にジャニーズなんかは、規模に関わらずデビューからずっとメディアへの露出があるわけだから推しが「売れる」ことでたくさん見られるようになるかと言われれば元が多い分微妙なところだし、ライブの会場が広くなればなるほど双眼鏡モニター越しの推ししか見られなくなる。

ならなぜ応援するのか。見返りなど求めていないからだろうか。「アイドル」でいることこそが見返りなのだろうか。それとも実は見返りがあるのかな。形に残る自分宛の見返りが欲しいドルヲタには、分からない。

人によっては嫌な気持ちになってしまうかもしれないことを書いたからお詫びにセクゾの曲を宣伝しておく。セクゾシティーポップはいいぞ。

https://youtu.be/hNHNfF_rqKA?si=u8yf87r6oF-paa_6

2023-06-25

アド街(与野回)見てたら「kiss of death」がかかったので、これ、誰の曲だっけ?と思って検索

Dokkenの曲なんだが、それよりも上位候補として中島美嘉のやつが出てきた。ダリフラの曲

しらね

kiss of deathDokken

https://www.youtube.com/watch?v=CAi2R9NxMnU&t=2s

このいにしえ感、たまらんわ

80年代なのかな?

80年代HRは良いよなー。元気が出るわ

ゆっくりだし、うるさすぎないし、メロディアスだし。vo.も「低」より「高」を重視してる

アニメとの親和性も高いと思うので、是非とも80年代90年代HR/HMを主題歌に使って欲しいっすわー

そんで日本だけでそこに回帰していったら良いなと思う。海外流行シティーポップみてえに

(70年代HRはなんか…格好良すぎるのでアニメを選ぶだろうなあ。かなり深刻な感じで雰囲気有りすぎる作品に合うかもな)

2023-04-12

AIボケているのか真顔なのか分からない増田住まいなら川化のなおガマか乗る射てけ簿がIA回文

おはようございます

田中みな実です。

うそです。

本当に毎日連日続けざまにニュースで取り上げられてるChatGTPちゃんなんだけど、

すごくない?

ほぼ毎日どっかでニュースでというかどこでも聞くわ。

ももちろん使ってお話相手になってもらってるし、

昨日だって

ヒヨコ豆とトマト缶と鶏ムネ肉でなにか考えて!つって

シンキングタイムを5秒ほど与えてみたら、

3秒で返ってくるくらい優秀で

さらにはジャンピングチャンスでいきなり3位から1位で優勝できるぐらいの衝撃!

おかげで昨日は鶏ムネ肉とヒヨコ豆のトマトスープが美味しく出来ちゃった山脈に向かってヤッホー!って叫びまくったのよ。

珍しく夜にそうやって料理するのって珍しいのよね私的には。

なので

よっぽどGPT-4ちゃんは優秀で人を動かす気持ちの現れがあるのかも知れないことを表明してもいいかもしれないわね。

たくさん話すのですぐに止まっちゃうけど、

これもまた改善されるのかも知れないわね。

でも本当に毎日毎日ChatGTPちゃんの話しニュースでよくやってるわよね。

パソコンあんまり使えないポンコツな私でさえ上手に対話して使えるんだから

それが画期的なのよ!

寝ても覚めてもみんなChatGTPちゃん!って言ってるもんね。

でも身近に使うとなると

なんかある具材を言って料理を考えてもらうのとかが便利かも知れないわ。

不思議人間をやる気にさせるマジックがあるのかもしれない級のよっこいしょういちろう!って感じの。

私は今でも忘れないここでも何回でも書いているけど、

2人連れ定食屋さんで立ち上がるときに1人の方がよっこいしょういちろう!って言いながら立ち上がったのを!

多分10代後半20代前半よ!

もう一周してめぐり巡ってるのかしら?

よっこいしょういち!じゃなくてよっこいしょういちろう!なのよ!

もうどちらでもいい感じがするけど、

そのレシィピ提案には定評のある回答を出してくれるわよ。

あんまり縛りなくたずねると、

やれジャガイモ買ってこいマッシュルーム買ってこいピーマン買ってこい!ってだんだんない食材ハードル上がってくるんだけど、

もう限定いて、

ヒヨコ豆とトマト缶とタマネギと鶏ムネ肉しかない!って縛りで言った方が具体的にフォーカスを絞った答えを出してくれるのよね。

そんで

ヒヨコ豆とヒヨコ豆とヒヨコ豆があるんだけど、

なにかレシィピ考えて!って言うと

ヒヨコ豆とヒヨコ豆の挟み焼きを提案してくる

これなんて白鶴まる?ってそれはお母さんとお母さんの挟み焼きでお馴染みの矢崎滋さんじゃない!って思うほどの

ヒヨコ豆とヒヨコ豆の挟み焼きを猛烈にプッシュして提案してくるのよ。

そんで、

さらミックスビーンズもあるといいでしょう!って

豆尽くしね!なかなかやるわね!って思ったわ。

あとさ、

これGPT-4ちゃんボケているのかマジなのかよく分からないんだけど、

なんだっけ?って映画タイトル訊ねてみる

えーっと監督リュックベッソンヨーロッパニュース番組のお天気キャスターの人が主役に大抜擢された映画って何だっけ?ってきくと

それはスカーレット・ヨハンソンが主演した『ルーシー』ですって言うの、

違う違うそうじゃそうじゃないの!ってマーチンも真顔でいいそうなほど

高度に発達したAIの回答は正解なのかボケなのか区別が付かないのよ。

私がなんとなく話をしている途中で、

それもしかしてアデル』じゃない?って言うと「そうでした!」ってGPT-4ちゃん

なんか急にすっとぼける時ってあるのよね。

なので完全に鵜が鵜飼い指示されて川から魚を捕ってきたものを喉に貯めていて船に戻ってきて、ほれ魚捕ってきたよ!ってぐらい鵜呑みにしちゃいけないのよね。

鵜飼いの鵜はちゃんと喉元で魚を止めてるから

まだちゃんと漁には役立っているけど、

GPT-4ちゃんの事をまともにそうやって鵜飼いの如く、

もしくはタニコーの五徳のように鵜呑みにしていたらとんでもないことをイスタンブールだわ。

流行シティーポップなのよ。

から人間ちゃん研鑽して正しいかどうかを見極めることが必要よね。

でも人間もそんなにバカじゃないから、

なんとなくこれ素のAIっぽい文章じゃね?って見極められるようになると思うんだけど、

それを上行くようなAI文章の書き方を人間ぽくやってね!って教え込んだらまさにメロス激怒するぐらいの太宰治作品が完成するかも知れないわ。

あとどんなきっかけでそうなるか分かんないけど、

急に今まで話していたことも忘れちゃったり、

随分前に話したことも覚えててくれたりと

なんかそこら辺もまだまだ曖昧なところがあるから

まあヒヨコ豆とヒヨコ豆の挟み焼きをレシィピ提案するのは白鶴まるの矢崎滋さん級としてまあ致し方ないのかしらね

先日私の文章を読み込ませて学習させようとして分からないことがあったら私に質問してねって言うと、

重いコンダラーって何ですか?って私のデータベースにはありませんって

これまた真顔でGPT-4ちゃんは答えるんだけど、

この重いコンダラーってなんて伝えたらいいのかしら、

あれよあれ、

県立西高校テニス部に入部した岡ひろみさんがテニスコートをならして平らにするコンクリートの丸い塊の引っ張って使うやつ!っていうと、

それはトンボですね!って

思いも寄らないその長渕剛さんに思わずルービーと美味しくできたヒヨコ豆と鶏ムネ肉とトマトスープとで乾杯してしまったわ。

全くよく分からないわね。

うふふ。


今日朝ご飯

昨日の作ったヒヨコ豆と鶏ムネ肉とトマトスープ

シナモンパンと一緒にいただいたわよ。

自分でも教えてもらったとおりちゃんとできて美味しかったわよ。

晩ご飯つくる意欲は驚異的にアップして上がりまくりまくりすてぃーね。

デトックスウォーター

久しぶりにルイボスティーウォーラー水出しのやつ昨晩仕込んでおいたので

からごくごく飲むわ!

だんだん陽気が暑くなってきたか

寒暖の差が激しく差が付くわ!

体調管理には気を付けないと、

着るものに困るわよね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2022-11-17

マツコの知らない世界で「80'sJapanesePOPの世界」をやってた

ちょっと前、海外流行ったシティーポップだけでなく、アイドルの曲や演歌寄りの歌謡曲等色々紹介されていた

この番組の中でマツコが

ラジオを途中から聴いててわからない曲があると『●時●分』てメモっておくのね

で、ラジオ局に電話かけて日時を伝えて曲名を教えて貰ってたの」

と言っていた

それは楽な方法だけど、確か昔って音楽雑誌だかラジオ雑誌かに毎日プレイリストを載せてたよな?

その局でその日にかけた曲総てをラテ欄状にして載せてた気がする

今となってはネットラジオから情報は総てネットに上がってるし、なんなら後から聴くってのも簡単

勿論、「エアチェック」もな(この言葉って今でも使われているのか?)

今はサブスク音楽垂れ流しで、耳に残る物をお気に入りに入れておくとかって感じで熱意が無いけど

昔はラジオとか友人からとかレンタルとかで貪欲音楽を探して聴いていたよなあ

そんで、ジャンル結構広がっていたけれども

現在の聴き方だと、ネットニュースと同じで「あんたこれ好きでしょ」ってプレイリストYou Tube Musicトップ画面に出て来るっていう

「似たようなもんばっか集まっちゃう状態なんだよなあ

これじゃいかんと思うから、新着はなるべく色々聴くようにしてはいるけれども

やっぱり熱意が無い

そして自分の中に残る音楽が少ない

逆に知らない古い曲とかも聴きやすいから、その点は良いなと思うけど。ほんとなんでも好きなだけ聴けるもんなあ

有り難いけど深堀りしづらい感じ

単純に年のせいで熱意が目減りしてるだけかもしれんがな

関係ないけどこの番組に出てた韓国人DJさん、良い声で良いこと言う

声も語り方も(勿論訛りも含めて)すごく良い

レトロスペクティブな感覚が、彼の日本語を柔らかい感じに仕上げたのかなあ

2022-09-16

増田♂52歳のナントカ

(´・ω・`)「…みてた夢の中で考察してたことが上手く言い当ててるような気がするので書き遺してみるべぃ。カウンターだけの呑み屋に連れられて入ったところ、そこはアマチュアデビューした歌手レコード(!)を展示販売してる、いやその店が手掛けた多数の歌手レコード販売してるところだった。レコードや曲は昭和の昔によくあった歌謡曲みたいなシンガーソングライターみたいな演歌みたいなそんなやつばっかりで、連れて来てもらった人に歌手連中のデビューの経緯をいろいろ聴かされてる最中、いやワイはシティーポップが好きやからなー、とモヒトツその話にノリきらない言い訳をしようとおもってて、その時に閃いたってか巧いレトリックを生み出したような気がしたんや」「『なんだぃキミは音楽ジャンルで聴いているのかね(失笑)』て返されたとしたときに、ワイの好きな音楽は布団に似てる、自分の体温でヌクヌクした冬の布団からは居心地がよくて出たくないやろ?つまり狭い範囲ジャンルの中でウロウロして探してるけどそこから出て行かないときの嗜好や、やけどユーチューブやらラジオとかで偶然に耳にした知らんジャンルの曲もエエなぁとおもうときもあるんや、それは冬の風呂上がりとか夏の夜に入ったときの布団、あの冷たいとこを探してイゴイゴと手足を動かして快適性を求めてるとき感覚や、」てなかんじの~(´・ω・`)モーオジーチャンダカラアサハヤクメガサメテネランナイノ

2022-02-16

増田♂51歳の日常

割と本気で、

シティーポップの紹介画像で揚げてある街の高層建築の夜の灯りの景色になりたいだけの人生だった…

増田♂51歳の日常

いやぁ、そういうもんだといえばそうなんだが、わかるべきなんだろうが、

DJ23曲もコンピしてくれたシティーポップCDYouTubeでその中の2、3曲を見つけて、知らん曲ばっかりだったんで『コ、コレハ!!』てAmazonで探して新品なかったんでもうなんでもいいや!て送料込みだと新品かるく上回るナニでアレして、でも封書で郵送してくるので追跡も途中は引っ掛からないのでマダカマダカと数日まってて、届いて破り裂いてトレイに放り込んで(感覚的にはね)、・・・

ちゃんと全曲最後まで流してくださいよ!!』

DJ君のドヤ顔で夜に立ってるアー写から予想するべきだった。「オレの見立てでここでこう斬ってこの順で配置したんや」ウヘェ)

※それで前の買い主も気にいらんと中古で流れてたんかもしれん、とか要らん中傷をしてまうやん

2021-07-12

アニメとは特に関係のないシティポップの再評価

なんかブコメがいっぱいついてるけど、この記述はいただけませんね…。これはほとんど偽史歴史改竄の類ですよ。

それはすべてアニメゲームライトノベルを筆頭とするおたくカルチャーに付随して流行したものだ。

40歳以上のおたくカルチャーを毛嫌いしている人が多い世代には理解しがたいかもしれないがそれ以外に原因はない。

Vaporwaveもシティポップも全部海外オタクカルチャーに興味があったり、オタクの人が広めたものだ。

https://anond.hatelabo.jp/20210710124113

そもそもvaporwave〜future funkで参照される日本シティポップ楽曲代表(たとえば『Plastic Love』、山下達郎『甘く危険香り』『Sparkle』、杏里『Remember Summer Days』など)とオタク文化との接点の薄さを考えれば、元増田の主張の信憑性が乏しいことはすぐわかると思います

海外でのシティポップ評価前史

まずシティポップの再評価についてです。日本シティポップは、海外の一部AOR好事家には20世紀から注目されていました。特に山下達郎吉田美奈子竹内まりや角松敏生-杏里ほかは、リズムセクションの黒さがエアプレイ向きな上に、和物ならではの楽曲の構築感(複雑な進行)に独特のエキゾチシズムがあって、2000年からJ boogieとかJ rare grooveって名前がついて評価されるようになりました。これはvaporwave云々の流れとは別の話です。日本GSグループサウンズ)にも昔からマニアがいて、海外では結構高値取引されてるけど、それと同じような現象ですね。

vaporwaveのアングラ

次に、そもそもvaporwaveとは何なのか、ですが。以下の記事にあるこの要約は、端的だけどとてもわかりやすいと思います

存在しない夢想バブル時代1980年代ネタをとにかくサンプリングカットアップや回転数を落として、ありえない1980年代表現した音楽ジャンル

https://note.com/myumafkd/n/nab12db7e40ca

この「存在しない夢想の」とか「ありえない1980年代」とかって感覚は、vaporwave系をリアルタイムで聞いてた人以外にはなかなか伝わらなくていつもモヤモヤするんだけど、vaporwaveは決して「埋もれてしまった良質な音楽を取り上げて、もう一度光を当てました」みたいな単純な再評価ムーブメントではなかったんです。あえて言うなら、皮肉っぽさ、諧謔性メタ性、対象を突き放しながら愛でる感じ、などがvaporwaveの肝でした。たとえば東芝EMIEmotionビデオのオープニングロゴもSparkleの輝かしいイントロ2010年代には壮大な冗談しかならないけど、でもこの時代錯誤感がいいんだよね…というような複雑な味わい方ですね。

そういう捻りを加えたミックスが、reddit4chanマニアックな裏路地で、人知れず生産され、密かに鑑賞されていたわけです。この頃は、そもそも著作権関係が真っ黒だったので、vaporwaveは決してメジャーシーンには出られないだろうと思っているリスナーが多かったと思います。そういうアングラムーブメントが、一部がFuture Funkに移行したり、アーティストとしてオリジナル曲を出すようになったりして毒気が抜けていくのと歩調を揃えて、徐々にオーバーグラウンド文化になっていったんですけど。

vaporwaveでのシティポップの取り上げ方

で、vaporwaveとその後継たるfuture funkでシティポップがよく取り上げられてたのは、シティポップがvaporwaveのレトロフューチャー的な世界観リンクしてたからなんですね。だから、単にサンプリングするだけじゃなくて、何らかの形で批評的・破壊的な引用をされていた。具体的には、リヴァーブをガンガンかけたり、コンプをかけたり、ノイズを入れたり、回転数を引き延ばしたりして、その喪失性や虚飾性が際立つような音響処理がされてました。エキゾチシズムと回顧と皮肉こそがvaporwaveの真骨頂で、そこにぴたりとはまるパーツがシティポップだったんです。だからvaporwave=シティポップ再評価みたいな雑な認識を読むと「結局日本スゴイかよ」と言いたくなる人の気持ちもわかります

vaporwaveとアニメの結び付き

vaporwaveの前身といえるseapunkでも、2011年頃の初期vaporwaveでも、アニメネタは主流じゃなかったです。一番使われてたのはメガデモwindows95amigaラインアート、粗いポリゴン椰子の木、TVCM、RGB情報が潰れたVHSビデオ動画などのコラージュ、(多くの制作者・消費者には読めないエキゾチック言語としての)日本語表記などなどじゃないかな。つまりオタク文化を参照してはいたけど、その多くは、アニメよりもコンピュータゲームなどの方に寄ってました。こういう経緯は、木澤佐登志氏が何度かvaporwave小史を書いていて、vaporwaveを理解するには一番バランスが取れた内容だと思っています

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59738

で、vaporwave界隈の映像アニメから引用が増えていくのは、後期〜Future Funk以降の話なので、シティポップへの参照の方がアニメの参照よりも先行しています。その点で、以下の増田自分認識は一致してます

おそらくvaporwaveから派生したfuture funkに対する影響のことを言ってるんだろうけど

future funkにおいてもジャンルから有名になったアーティスト(Night TempoミカヅキBIGWAVEとかのピンクネオン東京周辺etc.)

が多用しただけであって元々ジャンルとしてはシティーポップと呼ばれる音楽のほうがアニメよりも先にモチーフとして使われている。

元々vaporwaveは曲名等で変な日本語や全角アルファベットを使っていて

これはvaporwaveのニューエイジ茶化す側面のためにねじれた東洋感のモチーフに使っただけだと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20210711135919

シティポップと街の関係

日本シティポップなんてあるのかね?

しいて言えば「東京は夜の7時」か。

あれはシティだわな。でも、日本人はあまりティであることを売り物に音楽活動はやってないと思うよ。

有楽町で逢いましょう」とかは、ポップじゃない。

https://anond.hatelabo.jp/20210710192009

70年代から80年代初頭のシティポップ(ス)って言われてた音楽「街」のことばっかり歌ってました。山下達郎吉田美奈子荒井/松任谷由実竹内まりや大貫妙子EPOも、みんな消費文化の極みともいえる当時の東京で生きる事への自負と強迫観念と焦燥と疎外感があったんでしょう。彼らの歌には、具体的地名を伴わない、抽象化された「街」この街」「都会」「ダウンタウン」などの言葉歌詞の中にバカスカ出てきますが、これはほぼ全部東京ことなんです(海外行って本格ファンク/RandB路線に転じた後の吉田美奈子は除きます)。シティポップ(ス)の名前伊達じゃないですね。

オレたちひょうきん族』がオープニング・エンディングシティポップを盛んに使っていたのも、今にして思えば、テレビ業界芸能界の内輪の目線を悪ふざけしながら曝露するという切り口が、虚飾の栄華に満ちた消費都市としての「東京」象徴しているようで、まさにvaporwave的な世界観体現する繋がりだなと思います

2021-07-11

anond:20210710124113

おそらくvaporwaveから派生したfuture funkに対する影響のことを言ってるんだろうけど

future funkにおいてもジャンルから有名になったアーティスト(Night TempoミカヅキBIGWAVEとかのピンクネオン東京周辺etc.)

が多用しただけであって元々ジャンルとしてはシティーポップと呼ばれる音楽のほうがアニメよりも先にモチーフとして使われている。

元々vaporwaveは曲名等で変な日本語や全角アルファベットを使っていて

これはvaporwaveのニューエイジ茶化す側面のためにねじれた東洋感のモチーフに使っただけだと思う。

初期の作品で言うと

世界から解放され▣ / 新しいデラックスライフ (https://internetclub.bandcamp.com/album/-)

とかはアニメジャケだけど上記のような日本っぽい昔のもの~という流れで使われていただけかと

(そのころvaporwaveのオリジネーターVektroidの変名Fuji Grid TV80年代(?)の日本テレビ番組CMモチーフに使っていたりする。)

またその後vaporwaveからfuture funk(初期の呼び名はvapor boogie)への転換期となった作品である

Hit Vibes / SAINT PEPSI (https://saintpepsi.bandcamp.com/album/hit-vibes)

にもアニメネタは使われていないが、特筆すべきことに山下達郎ネタ(!)は使われている。

ここでできたフォーマットに対してアニメネタを乗っけたのが

先にあげたアーティスト達の作品群であって

どっちかっていうとfuture funk(vaporwave)的にはアニメ文化の方が後付けでは?

2021-04-17

anond:20210417203350

カメラ万年筆、ってやつ見かけたんだけど、どんな内容?買うべき?(AOR渋谷系シティーポップなら聴けます

2021-03-16

『いい音楽、みつけよう』

う~~ん、

種ともこシティーポップでは、ないような...

フクロウのおにいちゃんたちへ)

2021-03-05

(あまりベタな80年代シティーポップなので

ほしいもリストにはかなり前から入れてたけど

カートに運ぶのは躊躇してたが)

とうとう購入してしまった東北新幹線

検索よけかよ!ってくらい探しづらい、

まんまなユニット名の東北新幹線

ネーミングの理由がわかっただけでも、

買った意義はあった。。。

2020-09-29

anond:20200929220957

ポプラ通り』は長じてフリーソウルシティーポップ文脈理解してから自分名曲リストの上位に常にあるが、リアルで視聴してた当時は『大人が昔を想い出してる曲がなんで今バリバリ活躍してるカッコイ知的お兄さんヒーローの歌なんだろな?』と、その歌詞おっさん趣味にピンとこなかった記憶がある

2020-09-27

シティーポップの前にフリーソウル

あったことすらもう忘れ去られかけている

2018-09-21

長らく続いたバンプフォロワーみたいなバンドブームでなくようやく別のブームが来たようだ。ここ数年はバンプシティーポップ(笑)を混ぜたような感じのが若干流行っていたっぽいし今でも流れは続いているっぽい。でもなんでこう半端なサブカル野郎達が好きになる音楽はこういうスカスカなやつなのか。大抵の人間の中身がスカスカからか。

一時期GReeeeNみたいなの流行ったけどそれを例示すればわかりやすいかな。結局それを一段(たった一段のみ)表現を深くしたのがシティーポップ(笑)の流れなんだろうし、結局ファンはまだスカスカ民族の層であることには変わりはないんだろうな。別にここで言う「人間の中身」というのは「いか精神的にいろんな論理武装を備えているかの量」的な尺度なので別にそれがミッシミシに詰まっていても現実社会では全く偉くはないんだけど。

なんで流行音楽って、わざわざ表現が浅いやつなのいちいち。なぜいちいち文化的に少しレベルが低いやつが流行ってしまうのか。それはやっぱ最初に書いたとおり「大衆文化的レベルいか統計的に売上がそうなっていってしまう」ってことに収束ちゃうんだろうか。どうでもいいな

2017-11-01

ひきこもりが外出したはなし

ひきこもり歴、5年目突入

今までコンビニカラオケ以外で外出したことはあまり無かったが、そろそろ本格的に外に出ないともっと恐ろしい未来が待っている気がしていた。

そこで、勇気を出しておしゃれな雰囲気のお店に行ってみた。

地元ではちょっと有名なカフェ

垢抜けた店員、楽しそうな女の子かわいいお菓子メニューが並んでいる...

普通の人ならすんなり頼めそうな注文も、セルフサービスコーヒーカスタマイズをしにいくだけでもかなり緊張して手が震えてしまった。

周りの女の子たちの会話が、時々妙に静まり返る瞬間があったので、ひょっとしたら自分バカにされているんじゃないか不安にもなった。

実際に見た目だってニキビだらけで太り気味の上、挙動不審になっていてしまっている。店内では明らかに浮いていた。

(必要以上に自意識過剰なのはひきこもり典型的パターンだと思う)

外の世界自分があまりにもズレていることを実感させられた。

最近JamiroquaiとかNulbarich的なおシャンティー・シティーポップにハマっていたからって調子に乗りすぎた。

曲を聴いていて、あんな風にサラッと現実出来事をこなせる感じに自然となれているものだろうと思ってた。

よく考えたら5年も外に出なかったのに、すんなりいくわけがない。バカ。考えが甘い。

ひきこもりの人なら経験していると思うけど、家にいるときは「自分は外に出ても多分普通に過ごせるだろう」みたいな妙な安心感がある。だってずっと安全場所いるから。(もちろん全員がそういう訳じゃないけど)

そこで、実際に外に出ると緊張しまくりで、劣等感とあらゆるものへの自信の無さから人目を気にしてしまう...

それまででも自分は、対人恐怖症とかHSPとか社会不安障害とかうつ病とか色んな病気を探したし、ひきこもりになった原因も人間関係が嫌になったからというものだったので、余計に考えた。

でもなんだかんだで、個人的にはみんな似たようなものだと思う。病名をつけるだけで結局逃げてるだけな気がした。

とりあえず外に出て少しずつ慣れてきたら、バイトに応募してみる。

最終的にはカラオケ店や居酒屋で働いてみたいけど、今の見た目と態度では絶対に受かりそうにない。

3年後までに経験したい。

まずはハードルの低いバイトから探していこうと思う。

貯金もある程度しておかないとやばいし、DVDプレイヤー買って早くVシネマとか観たい。

あと、結局甘えっぱなしな所も改善したい。

...父さん母さん、本当にごめん。

もう少しだけ迷惑をかけさせてください。

 
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