はてなキーワード: 貝木泥舟とは
女子高生2「え?え?ほんまに!?わたしも化物語大好き!!で、で、誰が好き?」
女子高生2「忍野メメやろ!!それに腿て、ずれてるやん!!大惨事なるでそれ!!!」
女子高生1「ほんまに好きやよ」
女子高生2「じゃあ、今度は私が好きなキャラの名言言うから、誰か当ててみて」
女子高生1「ええよ」
女子高生2「ほないくで。”何でもは知らないわよ、知ってることだけ”」
女子高生1「わかった!骨川翼!!」
女子高生2「ドラえもん!?なんで急にドラえもんみたいになっとんねん!てかなんやねんそのドラえもん、もったいぶっててなんか腹立つわぁ…」
女子高生1「好きやよ」
女子高生1「戦場ヶ原ひたぎ、斧乃木余接、貝木泥舟、剛田武、臥煙伊豆湖」
女子高生2「ほんまかぁ…?期待せんけど、じゃあやってみて」
女子高生2「ドラえもんなっとるやん!!それになにそれ!?アララギやろ!ラしかあってへんやないか!!」
女子高生2「だからなんでドラえもんやねん!!その口調、腹立つ…未来デパートに返品したいわぁ」
女子高生1「あとあの子も好き!ほら、吸血鬼の女の子の…名前は…ええと、なんだっけ」
女子高生2「忘れたんか?もぅ、なら適当に言ってみぃ。ヒントあげるから」
女子高生1「それじゃ…忍野まなぶ!!」
女子高生2「え…?待って、どういうこと?」
女子高生1「惜しいっていうから…だって一番学んでるのは出木杉君でしょ?」
女子高生2「ドラえもんになっとるやん!え…待って、怖…お前の思考、狂ってるやろ」
女子高生1「そんなことなぃて!だって、今、鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼の名前、思い出したもん!」
女子高生2「…ほな、言ってみて」
女子高生1「キスショット・アセロラオリオン・ガールフレンドカタログメーカー」
女子高生2「最後、将来知り合う女性のいまの写真がいろいろなデータ付きで出てくる秘密道具の名前になってるやんけ——っっ!!」
物語シリーズを読み、そしてアニメも見終わったので感じたことを書いていく。
最初に物語シリーズ自体は好きであり、主要キャラは阿良々木暦を除いてほとんど好きである。
さて、いつか読もう、見ようと思っていたのをようやく終えた。
そして一番最初から最後まで感じたのは阿良々木暦という存在に嫌悪しているという事だった。
なぜにそこまで嫌いになってしまったのかを下記に述べる。
ヒロインたちに対して、必要以上の関与をする所がとにかく鬱陶しかった。
そうしなければストーリーは進まないというのは分かるが、おせっかいも過剰だと目障りになるという典型的なキャラだった。
撫子が神になった際に貝木泥舟に「お前に出来ることはない」と言われても下がらない所は非常に嫌悪した。
(※追加でピシャリと言われ、ようやく引いたが)
正義の味方のようなおせっかいをしている割に、ここ一番というところで日和ってしまい曖昧なやりとりにするのが卑怯と感じた。
最後まで貫くのかと思えば、一気に日和って避けようとする所はそこまでおせっかいしてきてそれか…と思う場面は多々あった。
大人になりきれず、子供のままでもないというファジーな状況であれば、これもまた仕方ないのかとは思うが。
男はスケベ。それは間違いないんだ。しかし阿良々木暦のセリフは正直引く。描写がなければ、そこまで阿良々木暦を嫌悪する事もなかったと思える事。
いきなり羽川のパンチラやら羽川に対してのセクハラ視点は、受け入れられなかった。
この辺は、もともとそういうのがあまり好きではないという事もあって、阿良々木暦じゃなかったとしても引いていた。
物語シリーズの大半は阿良々木暦の語りから始まるわけだが、セリフにおいても語りにおいても痛々しい考えが出てくる度に嫌悪してしまった。
良くも悪くも阿良々木暦は子供まっさかりであり、大人には程遠い存在を表現していたと感じた。
でも、駄目です。受け入れられない。人間強度ってなんだよ。
とぼけていると言うよりも、言葉にしないと物事を考えられないくらいの鈍感さが目立った。
回答がわかったところで自分が納得いかないと他人を気にせずに我道を行く姿は好きになれない。
結局の所、阿良々木暦は主人公であり、物語をややこしくしていっただけの男だった。
青春がどうたらというよりかは、そこまで踏み込まなければややこしくならなかっただろうという内容だったので
最後に物語シリーズを読み、見終えて一番良かったのは【貝木泥舟】だった。
金に素直であり、ひねくれているが真理は付いている。
感情的にはほぼほぼならず、自業自得をもある程度受け入れている。
もがきすぎず、関与はほどほどにし考え方も合理的でわかりやすい。
時々間が抜けているところも実に人らしい人だと感じる。
少なくとも言っていることは阿良々木暦と違い、はっきりと物言いが出来ているキャラと感じた。
色んなアニメ(時代問わず)見てて、なんかバッドエンドの作品が少ないなぁと感じる。もっとバッドエンドのアニメが見たい。ジョージ・オーウェルの「1984年」みたいな終わり方の作品無いのかな。
出来不出来のバッドエンドじゃなくて、悲しい結末の方のバッドエンド。バッドエンドの作品は「どうしてこんなことに…」とか「どこで選択を間違えたんだ」「あの時のあれはフラグだったんだ…」みたいな余韻を楽しむのが好き。一方ハッピー・エンドは「いろんな困難もあったり、選択を間違えたりしたけれど、とりあえず良い結末になってよかった」みたいに感じてしまって、そういう余韻を楽しむ気が起きないのが寂しい。ハッピーエンドもバッドエンドも、最後「登場人物の未来に思いを馳せる」という余韻は共通なのだけれど、それは作品を何度も見返すようなモチベーションに繋がりにくいところがあるので…。
アニメはマンガやラノベを原作として採用している事が多いけれど、そもそもマンガやラノベはハッピー・エンドの作品が多いのかも。ターゲットの年齢層が比較的若年で、彼らにはシリアスな作品があんまり受けない、みたいな傾向があるんだろうか。以前アニメのトークショーでとあるプロデューサーさんがおっしゃってたのは「アニメは明るい話からシリアスな話になると視聴率が下がる傾向にある」だそうで、アニメを見る人の多くは「観てて楽しいアニメ」を求めているのかな。
「クロノトリガー」「ディスガイア」「アーマード・コア」「Fable」「フォールアウト」なんかを遊びながら思春期を過ごしたのだけれど、こういうゲームのエンドはよくハッピーエンドともバッドエンドとも言えない感じの終わり方があって、「ほんとにこの終わり方でいいの?」とプレイヤーに訴えかけることで、何周も遊びたくなるように出来てる。ハッピーエンドもなくはないけど、それは大抵「あらゆるルートを攻略した人へのご褒美」みたいな形で用意されていて、一発で到達するのが難しい仕様なことが多い。そういう原体験を持ってるがゆえに、アニメがハッピーエンドを迎える度「えー、一発でそのルート引いちゃうの?」と思ってしまうのかもしれない。
機動戦士ガンダム0080 ~ポケットの中の戦争~(1989)
30年位前の作品。アルを演じる浪川大輔少年の演技がグロテスクに映える。登場人物がみんな身勝手で、とても悲しくなる。続編ではないけれど、DVDとBD発売時のCM演出がとても救いのある内容で、思わずガチ泣きしてしまった。
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』 スぺシャルPV(バンダイチャンネル公式)
郷田に超法規的措置しなかったらバッドエンドだった。かといって良い結末を迎えられたわけでもなく。
「人生に劇的なことを期待してはならない」とは貝木泥舟の台詞だけれど、喜劇とも悲劇ともいえない結末を迎えるのが西尾維新作品の好きなところで、特に「しのぶタイム」「なでこメドゥーサ」「傷物語3部作」がとても良い。いや、悪い結末なのだけれど。
「どうしてこうなった」「ゆっくりバッドエンドに向かっていく物語」「幼女を愛でるアニメの皮をかぶった社会風刺」違う意味でもバッドエンドなのだけれど、それに目を瞑っても悲しい結末を迎えた作品。田舎創生をテーマにした作品はハッピーエンドが少ない印象。
近年まれに見るバッドエンド。劇場版として公開された作品だけど、映画館で観た人たちはどうなってしまったのだろうか。1期に至るまでの2年間に思いを馳せると非常に趣深い。
ろくでもない恋愛の末に以下略。音楽の先生が女優の遠野なぎこに見えて、まだまだ受難が続きそうな感じが良い。いや悪いんだけど。
最後、花火大会開けにおける学校シーンの解釈によってはバッドエンドではないのだけれど、あれはおまけみたいなもんなので。ちょっと調子に乗っちゃった子どもとちょっとマセた子どもの間に、何もなかった物語。
教えてよ、素敵なアニメの終わり方
追記
ブコメトラバ全部目を通してます。まず、お礼をば。こんな与太話に付き合っていただいて本当にありがとうございます。ここまで多様な作品を教えていただけるとは…。あとで可能な限り観てみようと思います。ありがとうございます。
mur2 そこにくまみこを入れてほしくない。
くまみこ原作をまだ読んでいないのだけれど「これ、作者に『これそういう作品じゃねえから!』って怒られないんだろうか?」って思いながら観てた。なので原作買おうと思ってる。
yuatast 高山文彦さんがお好きなのかな
高山文彦脚本の作品が好きなのか、好きな作品の脚本がたまたま高山文彦なのかまだ分からないので、一通り観てみようと思う。「アリスと蔵六」(ハッピーエンド)はいいぞ。
paradisemaker バッドエンドって作るの簡単だけど、「観てよかった」と思わせるのが難しいんだよね
正直言って、ゆゆゆなんて観なければよかったとか思ってる。とても好きだから勇者の章も観るけど。
minoton 主人公側の活躍でいったんイベントは解決するが、本質的な問題は残る体の "ビターエンド"が好み。エンターテイメント性とリアリティが両立できるから
俺たちの戦いはこれからだ!は続編も作りやすいしとても合理的なので、作品の数はバッドエンドよりも多いはず。がんばって探してみる。
liposo メリーバットエンドとかぞくって来て好きだけどアニメじゃ記憶にないな。
key_llow 20年二次創作畑のオタクを続けて辿り着いた結論は「バッドエンドは物足りなかったらいくらでも自分たちで作れるけど、推したちを幸せにしてやれるのは公式しかいない」です。ご査収ください。
逆転の発想。たしかにそうかも。そういう伏線を貼る作品ならなおさら楽しめそう。「Anotherだったら死んでた」メソッド。
LuneC「長編はラストは必ずハッピーエンドでなくてはならない。読者にそれだけの時間つき合わせたのだから作者には読んでよかったと思わせる義務がある。しかし短編なら後味の悪いものも自由に書ける」Jeffery Deaver
物語が長くなるほどに主要な登場人物が悲しい経験を重ねたとき、その経験量に応じて「救い」が最後にあって欲しいなぁ、とは思う。救いがあればバッドエンドでも良いのだけれど。救いのあるバッドエンドて。
twikkun ひたぎエンドの最後は最高だったよなぁ……あの余韻たまらんわ 僕と友達になってよ
例には挙げなかったけれど、大好きな終わり方の一つ。いわゆるダークヒーローモノのバッドエンドって、良いよね。
deep_one 「バッドエンドの作品が少ないなぁと感じる」いや、全くそう思わない。というか、そのタイムスパンでなぜコードギアスとかが入ってないんだ?単に視野が狭いだけだろう。
そう。実は以前最近のアニメはおもんないって言ったじゃん、嘘つき! 的なアレを書いたのだけれど、アニメをよく観るようになって1年とちょっとくらいなので、まだまだ観てない作品が沢山あって分からないことだらけなんだ。ここ1年ちょっとで観たのはせいぜい120作品くらい。なので、もっと色んな作品を知りたくて、この与太話を書いた。ちなみにコードギアスは近いうちに観る。
REV 「バッドエンドの作品は「どうしてこんなことに…」とか「どこで選択を間違えたんだ」「あの時のあれはフラグだったんだ…」みたいな余韻を楽しむ」 けもフレのことですか
はい。12話はバッドエンドになるのを期待してました。ごめんなさい。ちなみに実際の12話は大好きです。
nomitori ハッピーエンドがいいというよりもあんまり作品に引きずられたくないというか、感情を揺さぶられたくないという思いが年々強くなってきた。これが老いなのかな…
感情を揺さぶられるあの感じが大好きでバッドエンドを求めているフシはある。ちなみにそういう作品は大抵観ててくっそ辛いので、「大好きだけどサムネでさえ二度と見たくない作品」とかがあったりする。「四月は君の嘘」とか。
全部に返信できなくて心苦しいけど、こんなかんじ。