はてなキーワード: 経済的負担とは
大学・大学院とのんびりと生きてきた。その後シンクタンクに就職したが出来ない仕事を振られ精神的に摩耗し精神病を発症。
最終的に復職できずそのまま解雇され、実家から離れた遠い東京砂漠の片隅で親の経済的支援と公的保障で何とか一人暮らししながら食いつないでいる(無職)。
結局自分は失敗作だったんだなと。誰の期待にも応えられていない。親に経済的負担ばかりかけている。
『月刊少年ガンガンJOKER』を近所の本屋で買うという禁忌を犯したし、もうだめです。
IBJ系の結婚相談所に入って3ヶ月、一回真剣交際に入って振られ先日また振られって感じだけどまぁ元気にやってる。
うん元気元気、ちょー元気だよ
相談所の無料相談に行けばええやんって感じだけどとりあえず答えるね。
いやー、高いね!料金だけでもトータルで50万くらいかかるんじゃないかと思う。
あと料金に見えない費用として、男はお見合いはスーツだから新しくおろしたり、プロフィール用の写真取るのにスタジオ行って2万くらいかけたりした。
スタジオ眉毛描かれたの初めてで楽しかった!友達に見せたら確実に笑いが取れる超さわやか写真が取れて笑う。
あとお見合いは成立したらお金取るところもあるが、それは料金表に書いてある。
だいたい新宿とかのホテルラウンジを使うことになるので交通費と、飲み物代は男持ちになるのでそれくらいかな。
コーヒー一杯1,300円とかする!調子乗ってお見合い組みまくったら地味に効いたけど、ホテルラウンジは普通に居心地が良いので良い。
とはいえ金かかるじゃん!とは思うんだけど
Pairsエンゲージ - ペアーズがつくった結婚コンシェルジュアプリ
相談所とアプリのいいとこ取りをした上で忙しい現代人のために最適化したっぽいサービスでして
お前回し者かよってくらい何度も書いてしまってるんだが
俺はもう入会金も払ったしこのまま行く
相談所での交際中のHはアリかなしか(#なんでも許せる人向け) | 結婚物語。ブログ
https://ameblo.jp/kekkon-monogatari/entry-12447357496.html
いやまー俺も色々考えるんだけど、そこはちゃんとしよ?って感じ。
同棲しないと不安って話と婚前交渉禁止が繋がってる時点で何言ってんだお前と思うが、まぁわかる。
相談所のロジックとしては、期限を決めて短時間で集中してやった方がダラダラ付き合うより良い、と。
俺はこの理屈一理あるとは思いつつ、女性側は感情が盛り上がるのが遅いからうまくいかないじゃんと思わなくもないが
ともあれ男女ともこのルールに沿って動いているんだしその前提で動くことになると思う。
まぁそんなんだから、わりと早い段階で結婚後の生活の話をしたりできるのは大きいな。
あと退会はプロポーズして双方合意の上でする事になる。婚約だから即結婚じゃない。
実際はそこから同棲の準備して、挙式までは1年くらいはかかるんじゃないかなあというイメージを持っている。
別にその間でやっぱりダメでしたというのも普通にありえると思う。
特に女性はまだまだ賃金格差もある中で、成婚料の経済的負担は大きい。だからこそ退会時の決断の意志は固い。
って相談所の人が言ってた。
まぁーーー別れたらしゃーないわな!
まー知りもしねーで勝手に決めつけてくる奴はどこにでもいるよなーこのはてなにもよぉ〜
登録数も多いから色んな人がいるが、確実にアプリとかよりはいい人が多い
確実に、アプリよりは、いい人が、多い
そらまぁ中にはこりゃ合わんって人もいたけど、そういう人も一回会えばわかるからぱっとお断りできるし
お見合いは強制的に会わさせられる仕組みなので、お互いかける労力も最低限でよいという利点がある
まぁ、結婚相談所は身元保証があって安心という人が多かったかな会った感じ
逆に俺が気になったのはここで、
この一人で生きていくのに何の障害もないような時代にあえて結婚をしたいのはなぜか? という
そういう話が出ないじゃん
俺はまぁ人生100年時代にお互い支え合えるパートナーが欲しいとか、そういうのが理由なんだけど
その辺の気持ちによって取る戦略や女性に対するアプローチも変わってくるんじゃないかなあ
と思った
書いてるうちに追記されてた
つかまぁ俺より貯金もあるし家事もできるのになーって感じなんだけど、その辺が難しい所ではあるよね
外見とかも問題なさそうな気がするんだけど
つか俺鏡見るたび結構いいじゃん腹回りさえ見なければっていつも思ってるんだがそこまで気合入ってないぞ
そんなんでも170cm/65kg/Fat17%とかなんだが
170cm/60kgなら相当鍛えてるんじゃないの
これ見てて気になったのは、20人もいい感じの関係になれてるのになんでそんな劣等感持ってるんだろうと
それだけ場数踏んでたら普通に女性ともコミュニケーション取れてんじゃないの
言うて自分も彼女とか居たことないけど、まぁ普通に話せるしなー
恋愛的なものにがっついてしまう所はあるから気をつけてるけど……
とにかくそこは問題じゃなくて、もう合うか合わないかでお互い悪くない感じになんじゃないかと思うんだけどどうだろう
確かに気になるね!
俺も正直めっちゃいちゃいちゃしたいよなって気持ちはあるけど、そういうの嫌がる女性もいるよな
すげー間抜けな気がするけどな。でも今ひとつ締まんなくてもお互い話し合っていく必要があるんだと思う。結婚してからもずっと
で、その上でレスになってうまくいかないんだとしたら、それはもう体の相性とか以前にコミュニケーションの問題だったりするんじゃないのと思ってしまうんだが
音楽大学を出て10年、どうしても音楽活動を続けたくて就職せずに
アルバイトや派遣をしながらレッスンに行ったり、演奏会に出演したり細々と活動をしてきた。
周りの音楽を続けられてる人たちとは違って、そこまで実家がお金持ちじゃなかった。
これ以上実家に経済的負担をかけるわけにはいかないし、自分の才能もなんとなく限界が見えてきたので
音楽は今までお世話になっていた先生のもとで細々と続けようと思っていたら、突然破門された。
私はあまりツテやコネがないし、就職してしまったせいもあって、活動場所を他へ求められない。
音楽活動が絶たれたと思っている。
音楽を完全にやめたいわけではないので、練習は続けているけど「だれも聴いてくれる人がいないのに」と
虚しさがこみ上げる。
音楽だけじゃない。もう夢も希望も失ってしまって、毎日虚しさしか感じない。
前はものすごく心が躍ったようなことも、今は一瞬心がわき立った後にすぐにすっと冷めてしまう。
人付き合いもしなくなった。前は自分から友達を誘ってご飯に行ったりしていたのに
今はそういうこともしなくなった。
私は友達や周りにいるひとたちのことが好きだったけど、みんなは全くそんなことなかったんだと思う。
恋愛も好きだったのに、今は誰のことも好きになれない。
誰かと1から関係を築いていくのがめんどくさいし、自分が人を好きになったり
なられたりすることになんの価値も見出せない。前はこんな自分じゃなかった。
頑張っていたようで、実は全てに甘えていたのだと思う。
人も夢も、取り戻そうにももう取り戻すことはできない。
遠い沖へ流されて、もう2度と手の届かないところへいってしまったんだと思う。
このまま生きていくのは本当につらい。
人生をやり直したい。
ただの愚痴です。
でももう、しんどすぎて書く。
前職は契約社員で、たまに休日出勤や残業があり、私の負担もあったけど、
これといったスキルがないまま、アラフォーに突入する旦那としては妥当かなと思い、許容してた。
給料は若干上がった。
しかし、2年目になると途端に旦那の残業が増加。2人の子供の世話をワンオペでやり、
精神的に辛かった。
それにかぶせて、旦那が個人で活動していることに集中することが増え、休日もほぼワンオペ。
愚痴レベルで私が旦那言った「これだったら、あなたは前の仕事のほうがよかった。私が稼ぐからあなたが家事、育児をして」
契約社員を3月で退職すると会社に伝え、その間、私に相談もなく、転職活動をしていたらしい。
結局、これといったスキルもないアラフォーの男性を採用する会社も簡単に見つかるわけもなく、
4月になって無職になるとさすがにまずいと思った旦那は結局、介護職の派遣で働き始めた。
そう、発覚するまで私はまったく知らなかった。転職したこと。派遣になっていること。ものすごくショックだった。そんなこと、ネットの書き込みや非常識な人の間で起こることだと思ってた。
それが自分の身に起きた。信じられない。
こんなに常識のない人だったのかと、そんな人を結婚相手に選んだ私はバカなんじゃないかと思った。
自分の能力のなさ、定時で帰ってしまうことのアウトプットの少なさ。自分の持っている知見の少なさでチームメンバーより
周回遅れをしている感と昔から私個人が持っているダメな部分がなかなか改善されない具合などで自信を失いかけていた。
あ、あ、
夫婦揃ってバカなんだなって思って、私が今、限界だと感じている仕事を本当は辞めたいけど、
辞めたら、この家庭はどうなっていくんだろう、子供たちに満足なものを与えられれだろうかって。
思って、今、途方にくれて
少子高齢化を解決するにはこれしかない。若くして生むほど金額が増える。2人目3人目でも金額が増える。20〜25歳なら小学校から大学まで私立、しかも医学部進学にかかる費用相当の金額でも出してやればいい。2人目は1人目の20%増し、3人目は30%増し。若いうちに生んでもらったほうがメリットが大きいから生んだ年齢が高いほど金額はもちろん減らす。
もちろん子供が生まれても働きたい女性もいるだろうから、そのためにも保育所託児所の増設。いっそ保育士は公務員扱いにして高賃金にしてしまえばいいと思う。でも子供を作っても経済的負担が増えないだけでも出生率は上がるんじゃないかねと思う。もちろん問題も生じるだろうけど。
生まれた子供が税金払うまでにストレートでも22年はかかるわけなんだけど、今50歳でも22年後はまだ72歳、60でも82歳だ。医療の進歩も考えたら全然ピンピンしてる。そう考えたらメリットは大きい。もちろんすぐ効果はでないだろうけど、若者ばかりが得をする制度ではない。
まず、以下の記事を見てほしい。
https://togetter.com/li/1058347
タイトルは「男性にとって恋愛や結婚は、危険で割に合わない。でも、女と社会は、男性叩きだけ。こりゃ草食は続くしかない」。
面白いのは、【反男性差別を掲げ、恐らくはフェミニズムなど「今の女尊男卑社会」の悪しき慣習として唾棄するであろう彼の主張が、
その実、フェミニズムと非常に親和性の高いものである】ことだ。
当記事ではこの問題について、具体的な引用を交えながら考えてみることとしたい。
なお、このまとめで述べられている意見が、dsa0【男性差別が溢れてる2】 @dsa0自身のものなのか、あるいは別記事からの引用なのか、判断が付かなかった。
このまとめ自体はツイートを集めたものだが、ツイートの内容はどこかからの引用にも見えたからだ。
しかし、当記事では、これを統一して<彼>の意見と呼ばせてもらう。
便宜上の意味もあるが、これらの言葉が彼自身のものであるにしろ違うにしろ、今の社会で苦しむどこかの<彼>の主張ではあるのだろう、と考えたからだ。
では、内容に入りたい。
男のチキン化
命かけることができないわけ。
恐らくどこかの記事(元記事はURL失効のため参照不可)から引用したものであろうこの文言に対して、<彼>は以下のようにコメントしている。
恋愛離れ語るのに、【恋愛離れの原因になってる男性差別的な価値観】で考察してるアホ多すぎ。←これじゃ、恋愛離れなくなるわけないわ
<彼>は、「チキン化」した男性を「ホモみたいな男」と非難する価値観を、「男性差別的な価値観」と呼んでいる。
しかし、【「男はかくあるべき」という規範は、元来家父長的な価値観によって生み出されてきたものである】ことを忘れてはいないだろうか。
「女らしくあるべき」という束縛を破壊することは、「男らしくあるべき」という押し付けをも打ち砕くことである。
彼がまとめの中で嘆いている、男性の経済的負担に関しても、同じことが言える。
<彼>は、「男性の立場で言うとね 「女様様」の今の女尊男卑社会では、おっかなくて結婚なんてできない」と述べながら、結婚についてこう語っている。
・女に甲斐性ない
続けて、<彼>は女性にこう求める。
「お金のことは何とかなるよ」とか「一緒にがんばろうよ」とか言えば
男も少しは気が楽になるだろうに
<彼>の視点に、極端な部分や、視野の狭い部分があるのは事実である。被害妄想的な傾向も。女性が聞いて腹を立てても仕方がない内容だ。
しかし、「男も少しは気が楽になるだろうに」というぼやきは、<彼>の「負担や義務」の体感からくる切実なものではあるのだろう。
それは、耳を傾けられてよいように思う。
ただ、ひとつ言っておかなければならないことがある。
それは、<彼>の求める新たな男女関係の構築が、<彼>の今しているような【女性への非難】によっては到底実現されにくい、ということだ。
非難すべきは誰なのか?戦うべきは誰なのか?
このことを考えるにあたり、例によって、<彼>の言葉を参照したい。
<彼>はここで、「老害バカマッチョ」が己に「家畜奴隷になれ!」と命じる、と述べている。
彼に「奴隷」になることを強いているのは、「老害バカマッチョ」なのである。
とは、何か。
「マッチョ」のもつ意味については、この記事(http://y-uki.hatenablog.com/entry/2015/07/16/034652)がわかりやすい。
英語で ”macho な男性” と呼ばれるのは、昔ながらの ”男らしい” 価値観を重視する人たちで、
これが、フェミニズムの戦ってきた最大の敵であることは、特筆するまでもないことだろう。
「老害バカマッチョ」を、【旧態的な男尊女卑】として言い換えることが出来るならば、<彼>も、女性も、等しくその被害者である。
<彼>が、「おまえも結婚して、家畜奴隷になれ!」という台詞を、「老害バカマッチョ」に言わせたのは、的を射ている。
【家族を養うために男は外で働き、女は内で家事労働に励む、という仕組み】は、高度経済成長期に完成したという。
(ちなみに、この記述を私が見たのは平田厚『虐待と親子の文学史』(論創社)である。時代に伴う家族形態の変化と、その文学への反映を概観した良著。)
この仕組みは、既存の男性優位な価値観の延長線上にあったうえ、その価値観を強化するものであった。
<彼>は女性に対して、「「お金のことは何とかなるよ」とか「一緒にがんばろうよ」とか言」ってくれることを、求めていた。
「お金のこと」を「一緒にがんば」るためには、女性にも安定した収入源のあることが不可欠だ。
しかし、それを難しくしているのが、先に述べた構造である。【家族を養うために男は外で働き、女は内で家事労働に励む、という仕組み】だ。
この仕組みの後遺症は、未だに消えていない。男女間の賃金格差、管理職の割合の格差を見れば、それは事実として明らかだ。
その打開を目指すのが、男女平等思想であり、フェミニズムであった。
【<彼>の目指す「男性差別」の解消は、「女性差別」の解消によってしか実現され得ない】と言える。
また、【真の敵は、「老害バカマッチョ」、すなわち、旧態的な男尊女卑的価値観と構造】である、とも。
<彼>は反男性差別を掲げ、女性を非難している。しかし、抵抗すべき対象は他にある、と言いたい。
女性は、またフェミニストは、本来<彼>の同志なのだ。手を取り合って、ともに戦うべき仲間なのである。
インターネット上では、熾烈な男女対立の激化とともに、「フェミ」を巡る議論が後を絶たない。
匿名はてなを小一時間も見ていれば、その議論が実のところ非生産的な憎悪のぶつけ合いに陥りがちなことは、すぐ了解されるだろう。
今回取り上げたまとめも、一見、そういった動きのひとつ、単なる憎悪の噴出に見える。
原発性無月経じゃなくて続発性無月経で10代〜20代前半にかけて合計6年間くらい無月経の期間があったが、骨密度は正常だったなあ。運が良かったのか。
17歳くらいのころかな? さすがに心配になって、親にも言わずに1人で下北沢の産婦人科に受診した(保険証もないので、全額自費。バイト代で支払い)。
そこは女医さんのクリニックだった。お腹の上からエコーは受けたけど内診も触診もなかったよ(色々と失礼な発言は受けたが。「子宮がこんなに縮んじゃってるわよ!」は私も言われた)。週1だったか、2週に1回だったか、女性ホルモンの注射を尻に打って(超痛い)無理矢理月経を起こしていたが、そのうち女医の失礼な態度と看護師の冷たい態度と経済的負担に嫌気がさして行かなくなった。
今はまったく別の病気で副腎皮質ステロイドを服用しているのだが、これは副作用として骨粗鬆症があるため、予防的にビスホスホネート製剤(アレンドロン酸)を週1で服用中。ビスホスホネート製剤を使わない人の場合はアルファカルシドールという活性型ビタミンD3製剤を使う場合もあるとか。元増田はそういう骨粗鬆症治療薬を何も処方されてないみたいだけど、原発性無月経の治療ではそれが当たり前なの?
まあ人間いろいろあるけど、頑張っていきましょ。
セクハラの問題点は、それがセクハラか否かの基準がはっきりしない点だ。
女性は、「そんなのわかりきっている」というかもしれないが、男性からしてみると戦々恐々である。
男性が何気なく言った冗談が、女性にとってはとんでもないセクハラと感じられることもあろう。
私は中年男性なので、個人的に思うのは、公的な場では、女性とのかかわりは必要最小限に留めるのがよい、ということ。
特に地位のある男性にとっては、落とし穴になりやすい。セクハラ容疑でキャリアをダメにしてしまうのは、あまりにもったいない。
もしこういう主張に女性が不服を感じるなら、ぜひセクハラの基準を明確にしてほしい。
「ここまでなら言ってもやっても大丈夫」と明示してもらわないと、男性としては不安である。
それができない限り、男性が女性を敬遠する傾向は続かざるを得ないだろう。
セックスして性欲が満たされることくらいが利点でそれ以外はデメリットが多い。
女性にアプローチしても、そのやり方に問題があれば、セクハラだの何だとの社会的批判を受け、最悪、地位や財産を失う。
男性の視点から、女性の主張に対して疑問を呈すれば公的な場で徹底的に批判される。
「触らぬ神にたたりなし」という状況に近い。
性欲は本能の一つだから、男性が女性をまったく意識しないというのは難しいが、少なくとも要求が多い現代の三次元女性を相手にするのは、あまりおすすめできない。性欲はもっと安全な方法で満たすべきだ。実際、日本では若い男性はそういう方法に向かいつつある。アニメやゲームやアイドルの女性を追いかけて、身の回りの女性には関心をもたない男性も増えているが、こういう社会情勢では当然の帰結とも言えるだろう。
元の主張からはずれるかもしれないけど、 子供の育成にかかる費用を社会全体で負担すべきという考えには賛成している。
そもそもの始まりは親子の関係が、 人類の起源(よりもずっと前)から存在する社会的に特別な人間関係だから それに引きずられた社会システム上(経済上)の問題がいつまでたっても解決できないのではないか。
だからこそ、 親子の関係を特別視することをやめるほうに進むべきではないかという主張だ。
民族の風習や個々人の生まれによってはそうではないこともあるが、 現在の主要国のほとんどが親が子を育て、 子は親に育てられることが当然のこととして社会が成り立っている。
生みの親と育ての親が違うということはあるし、 いわゆる孤児というかたちで育った人もいるが、 社会的には弱者(少数派)としてとらえられることが多い。 (実際どうかではなく、多数派の人々が彼らにその社会観を押し付けるのだ)
そういう価値観のもと社会が形成されているので、 親は子供を産めば育てなければならない義務を負うことになり、 子供も親に育ててもらっている以上、 家族として拘束されるという力関係が生まれる。
子供が一人、成人するまでにかかる費用は莫大だ。 実際のところ、日本でもこの経済的な問題は認知されていて、 教育費の無償化や子供手当、だとかまあ色々な経済対策は取られている。 (独身税というのが導入されるとしたら、この一環になるだろう)
ではなぜ親が子供を育てるのかという議題もあるが、 それは人の価値観それぞれなので省略する。 ここでは、教育費無償化や子供手当(さらにいうと独身税とやら)を負担する社会側にとって、 出生率が下がり人口バランスが崩れることが、 社会全体にとってリスクや損失になることを考慮しておく。
では、親が一切子供を育てる費用を出さなくてよいと仮定してみよう。 これなら子供を出産できる環境にある人が、 経済的な理由で出生を拒むことはないだろう。
残念ながら、子供が一人で生活していくことも困難だ。 そもそも働くだけの十分な能力を持っていることは稀で、 能力が十分だったとしても、児童労働は法律で制限されている。 他、子供は多くの社会的活動に「親の許可」が必要だ。
親は子供を育てることで、かなりの経済的負担を強いられているが、 子供はそれ以上に親によって自分の人生を左右されているのだ。 (奪われていると言っていい)
親の子育てに対する経済的負担の軽減は、当然主張されるべきことだが、 これは、親が子供の人生にどれだけ影響を与えるか考慮しなければならない。
親ではなく社会が子育ての経済的負担を支払うようになるなら、 親が子供から搾取しないことが担保されなければならない。 仮に子供を産んでから成人するまでの費用(育児時間含)を100%社会が負担するなら、 親が子供の職業選択や進学選択に口出ししたり、 老後の介護を期待することはナンセンスになる。
ここまでの主張はこういう形でまとめたい。
という認識のもと、生みの親・育ての親に対して十分な報酬を与え、 さらに親が子供を自分の所有物だと誤解しないように、 子供の経済活動を社会側が支援し、親に搾取されないようにする必要がある。
今では私たちは自由な経済活動を謳歌できるようにっている。 職業選択は自由になり、手続きを踏めば住居の移動や国籍を変えることだって不可能ではない。 同性婚は認められつつあり、かつての社会的性差による不自由は取り払われてきている。
親子の関係から経済的な拘束を取り払おう。 そして、出産と育児に携わった人に対して社会から十分な報酬が支払われるようにしよう。
さて、最後にここまでの話を前提のもと、具体的な施策をまとめる。(時系列順)
おしまい。