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はてなキーワード: 学位とは

2012-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20120322131436

それはない。

修士新卒で入れば普通に出世する。

途中で学位取りに行くことはあるだろうけどね。

でもって大学教員学生の「推薦」に言及するってことはほとんどは理系就職であって研究職が中心だろうと言える。

http://anond.hatelabo.jp/20120322130300

なんかこういう、「社会は超厳しい、一度失敗したら死ぬしかない、お前なんかには無理」

みたいな煽り方を学生に対してしちゃう社会人(?)ってどうなの。

こいつは学生じゃなくて世間知らずの教員

転職サイトに登録すると研究系の求人も時々出てるよ。

ときどきは出てるだろうが、博士号必須で正規の研究者キャリアを積んできた人間じゃないと達成できないくらいの業績が求められる。

新卒ならただの修士卒で就けるようなポジションなのにね。

でもってじゃあってことで学位取りに行ったりしてると「年齢がねえ~」で蹴られて終わり。

あと、「大手に新卒入社する」だけが人生成功ルートじゃないよ。

んなこたーわかってるし、俺だって大手を辞めた組。

今話ししてるのは一般的な学生の持ってる情報から人生リスク/リターン比を最小化する選択について。

2012-03-19

学界塔士 サ・ガ

きょうじゅ「やっときましたね。

 おめでとう。この博士課程を かちぬいたのは

 きみたちがはじめてです。

 

1番目「博士課程?

 

きょうじゅ「わたしが つくった

 そうだいなメンバーの 博士課程です!

 

2番目「どういうことだ?

 

きょうじゅ「わたしは へいわな大学

 あきあきしていました。

 そこで アカハラを よびだしたのです。

 

4番目「なに かんがえてんだ!

 

きょうじゅアカハラは 大学をみだし

 おもしろくしてくれました。

 だが それもつかのまのこと 卒論修論指導にも

 たいくつしてきました。

 

3番目「そこで 博士課程‥か?

 

きょうじゅ「そう!そのとおり!!

 わたしは アカデミアを うちたおす 博士

 ほしかったのです!

 

1番目「なにもかも あんたが かい

 内規だったわけだ。

 

きょうじゅ「なかなか りかいが はやい。

 おおくの モノたちが 学振特別研究員になれずに

 きえていきました。

 

 しすべき うんめいをせおった

 ちっぽけな若手研究者が ひっしに

 いきていく すがたは

 わたしさえも かんどうさせるものが ありました。

 わたしは このかんどうをあたえてくれた

 きみたちに おれいがしたい!

 どんな学位でも かなえて あげましょう。

 

2番目「おまえのために ここまで

 研究したんじゃねえ!

 よくも おれたちを みんなを 高学歴ワーキングプア

 してくれたな!

 

きょうじゅ「それが どうかしましたか

 すべては わたしが つくった モノなのです。

 

主人公「おれたちは モノじゃない!

 

きょうじゅ「きょうじゅに 論争を挑むとは‥‥

 どこまでも たのしい 若手たちだ!

 

きょうじゅ「どうしても 書く つもりですね。

 これも 野良博士の サガ か‥‥

 よろしい。しぬまえに きょうじゅのちから とくと

 めに やきつけておけ!!

2012-01-31

山内太地さんが相手にされないたった一つの理由

タイトルは文字数制限の都合で短くしましたが、正しくはこう書きたかった。

山内太地さんが一定以上の大学からまり相手にされないたった一つの理由』

答えは簡単。この方、博士号持ってないから。これに尽きます

http://ump.p.u-tokyo.ac.jp/

印税もほどよく貯まったら、このへんで学位を取得されてみては如何でしょうか。

2011-11-27

http://anond.hatelabo.jp/20111127203143

お返事。修士学部給与で違いがあるかもね。

修士博士はどうなんだろう?研究職でなければ明確な差はないかも?

学位があることを試すために仕事を振られる可能性がある分、チャンスは多いと言えるかも。

2011-10-04

何でもできる30代。何もできない30代。

20代の頃に努力して国家資格を取ったおかげで、今、無理をしなくてもそれなりに生活できる環境はある。

お金に走るという手もある。

大学同業者の同期は月に12回勤務するだけで150万稼いでいる。

開業すれば、もっと稼げるかもしれない(もちろんリスクはあるけど)。

研究に励んで、後世に名を残すという選択肢もある。

ただ、教授を目指す出世レースで生き残れるのはただ一人だけど。

仕事はそこそこに、家族との楽しい生活を第一に考えるのも悪くはない。

嫁や子供を連れて海外旅行なんてのも悪くない。

現実自分はといえば、

どれもこれもと欲張り過ぎて、学位はとれないわ、お金はないわ、家族は寝顔しか見たことないわ・・・

30代は何でもできるけど、何にもできない。

そんな大学勤務医ぼやきでした。

2011-09-06

もはや学位経済的安定を約束してくれない

原文: Schumpeter blog: Angst for the educated(http://www.economist.com/node/21528226)

裕福な国の何百万人もの卒業生が、泣く泣く両親に別れをつげて、大学での新生活を始めようとしている。学生の一部は純粋学問への愛ゆえに大学に向かうのだろう。しかし、ほとんどの学生は、大学で3年か4年過ごせば、そのために多額のローンを組むことになったとしても、実入りのいい安定した職に付ける見込みが強くなるのだと信じて大学に進んでいるのだ。

大人たちは常に「教育こそがグローバル化した社会成功をつかむための最良の道だ」と子供たちに言い聞かせてきた。そしてこのお馴染みの話は次のように続く。ブルーカラー仕事はやがてオフショアされるか機械化されてしまうし、中退したら金に困る一生を送ることになる、世を勝ち抜くのは学士号を手にしたエリートだ、と。これは証拠によって支持されている見解でもある。ジョージタウン大学教育労働力センター最近発表した研究によれば「中等教育以上の学位を取得すれば、ほぼ必ず十分なリターンが得られる」という。学歴収入には強い相関関係があるのだ。専門学位をもつアメリカ人生涯賃金360ドルだが、高卒場合はせいぜい130万ドルしかない。さらに、学位を持てるものと持たざるものの差はますます広がりつつある。2002年研究では、大卒高卒の1.75倍の生涯賃金を得ているという結果が得られたのだが、今日ではこのプレミアはさらに大きくなっている。

しかし、過去というガイド未来において役に立つだろうか? むしろ、私たちは仕事教育の関係が変化する時代の境目に立っているのではないだろうか? 実際のところ、古いパターンが変わりつつあり、今は不況によって引き起こされている西欧社会大卒需要低迷という事象構造的なものに転化しつつあるのだと考えるべき根拠は十分にある。数十年にわたって多くのブルーカラー労働者を揺さぶり続けた創造破壊強風は、今や教育エリートにも牙を向こうとしているのだ。

大卒者の供給は急速に増大しつつある。高等教育統計によれば、1990年から2007年の間に、大学に進学する学生の数は、北アメリカでは22%、ヨーロッパでは74%、ラテンアメリカでは144%、アジアでは203%に増大したという。2007年には世界中で1億5000万人もの人が大学に通い、そのうち7000万人はアジア大学に在学している。経済新興国、中でもとりわけ中国欧米エリートに対向しうるだけの大学の育成にリソースを注いでいる。この新興国では、タタ・コンサルタンシー・サービスやインフォシスのような専門サービスを業とする会社も生まれつつあり、これらの会社新卒生を世界クラスコンピュータープログラマコンサルに育て上げている。詰まるところ、富かな国の最優秀層は、より少ない賃金で沢山働いてくれる貧しい国の最優秀層と競合しつつあるのだ。

同時に、教育を受けた労働者需要のあり方もテクノロジーによって変わりつつある。この状況は19世紀に農業労働者が直面し、20世紀工場労働者が直面したそれと非常に似ている。コンピューターは反復的な知的作業のみ成し得るというわけではない。コンピューターは、アマチュアプロのごとく仕事をこなせるようにする力を与えるのだ。どうして生身の会計士を雇って納税申告をしてもらう必要があるだろう? そんなものは、Turbotaxを使えばわずかな費用でやれるのだ。今後、論調と言語曖昧さを処理できる機能が備わるようになれば、コンピューターがこなせる仕事の種類は今の何倍にもなるだろう。

Paul Krugmanを含む経済学者の一部は、ポスト工業社会の特徴は絶え間なく続く知的労働者需要の増大ではなく、巨大な「空洞化」にあるのだと論じている。この「空洞化」は、中級職が賢い機械によって取って代わられ、上級職の増加が鈍化することによって起こるのだという。MITのDavid Autorによれば、このコンピューター時代におけるオートメーション化の主たる効果は、ブルーカラー職の消失というより、ルーチン化できるあらゆる職の消滅にあるという。プリンストン大のAlan Blinderは、低賃金仕事よりも、大卒伝統的にこなしてきた仕事の方が比較的「オフショアしやすい」と論じている。配管工やトラック運転手はアウトソースすることができないが、プログラマ仕事ならインドに頼むことができるからだ。

大学教育は、未だに医療・法・学問といった巨大なギルドの入会資格になっていて、このギルドは安定した高賃金な職を生み出している。これらのギルド前世紀において非常に強力な参入障壁として機能してきた。この障壁は時には正当な目的に出たものだったが(誰も床屋に手術されたいとは思わないしね)、他方で自分たちの利益目的としたものでもあった。しかし、ギルドは次第に没落しつつある。新聞ブログとの戦いに負けつつあるし、大学はテニュア付きの教授をテニュアの無い職に置き換えつつある。法律事務所は「discovery」(訴訟に関係のある資料を探し出す仕事)のようなルーチンの仕事を、Blackstone Discoveryに代表される電子検索の専門集団に外注しはじめている。医者ですら安泰ではない。患者たちはオンラインアドバイスを受けた上で、ウョルマートの新しい医薬品センターを利用して治療を求めるようになりつつあるからだ。

オックスフォード、ピン工場出会

MITのThomas Maloneは、このようなオートメーション化・グローバリゼーション・自由化といった流れは、もっと大きな変化 - すなわち「知的労働の分業化」という流れの一局面かもしれないと論じている。アダム・スミス工場マネージャがピンの生産を18の手続きの分割したように、企業ますます知的労働を細切れにしつつあるのだ。例えば、TopCoderITプロジェクトを小さな塊に分けたあと、その細切れをフリーランスコーダーに分配するという方式を採用している。

このような変化は間違いなく知的労働者生産性を高めるだろう。消費者サービスに対して高い対価を要求する専門家ギルドを避けて通れるようになるし、多くの知的労働者は退屈な仕事外注することで自分の最も得意な仕事に集中できるようになるのだ。しかし他方で、この知的労働の再編の流れは、次の世代の大卒者の人生を、はるかに不確定で安住できないものにするのだ。

2011-08-18

おら旧帝さ行くだ

ハァ

学位も無エ 仕事も無エ

業績それほど貯まって無エ

技術も無エ 職歴無エ

研究毎日ぐーるぐる

朝起ぎで タモリ見て

10分ちょっとの通学路

やる気も無エ カネも無エ

ボス毎日仕事振る

おらこんな院いやだ おらこんな院いやだ

東京へ出るだ 東京へ出たなら

銭コア貯めて 旧帝で学位取るだ

 

ハァ

過去も無エ 未来も無エ

生まれてこのかた 見たこと無エ

余裕も無エ 出会いも無エ

学振とったの 俺一人

老人と おっさんが

足を引っ張り ただ怨む

成長無エ 知識も無エ

たまにやるのは 猿芝居

おらこんな院いやだ おらこんな院いやだ

東京へ出るだ 東京へ出たなら

銭コア貯めて 民間で職得るだ

 

ハァ

夢も無エ 希望も無エ

博論副査は何者だ?

研究はあるけれど

出せるジャーナル見たことア無エ

論文無エ 書く気も無エ

たまに来るのは 報告書

信用無エ ある訳無エ

おらの院には元気が無エ

おらこんな院いやだ おらこんな院いやだ

東京へ出るだ 東京へ出たなら

銭コア貯めて 銀座で酒飲むだ

 

おらこんな院いやだ おらこんな院いやだ

東京へ出るだ 東京へ出たなら

銭コア貯めて 旧帝で学位取るだ

2011-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20110812084328

くだらないことにツッコミ

単に大学卒、というだけじゃなくて、「○○学部」とかの指定。日本では理学系は有効でしょう。ソフトウェア開発なのに物理学部が来ても困るから

学士工学)、学士情報学)の学位をもつ方」と指定したら?

でも土木工学科卒とか生命工学科卒とかに来られても困るなぁ。

2011-06-24

[][]タイケン学園鳩ヶ谷市議会議員本多正樹

http://anond.hatelabo.jp/20110623162550 の続き。

利用者の投稿記録に「一般社団法人福祉相談支援センター」とあります。これも実はタイケン学園と関係あるのです

  2011年6月19日 (日) 23:55 (差分 | 履歴) Nm 福祉相談支援センター ‎ (←新しいページ: ''''一般社団法人 福祉相談支援センター'''(いっぱんしゃだんほうじん ふくしそうだんしえんせんたー)は、少子高齢...') (タグ:参考文献(出典)に関する節がない記事の作成)
    2011年6月19日 (日) 23:52 (差分 | 履歴) 一般社団法人福祉相談支援センター ‎ (→外部リンク)
    2011年6月19日 (日) 23:51 (差分 | 履歴) m 一般社団法人福祉相談支援センター ‎ (→外部リンク)
    2011年6月19日 (日) 23:51 (差分 | 履歴) m 一般社団法人福祉相談支援センター2011年6月19日 (日) 23:51 (差分 | 履歴) 一般社団法人福祉相談支援センター2011年6月19日 (日) 23:48 (差分 | 履歴) N 一般社団法人福祉相談支援センター ‎ (←新しいページ: ''''一般社団法人 福祉相談支援センター'''(いっぱんしゃだんほうじん ふくしそうだんしえんせんたー)は、少子高齢...') (タグ:参考文献(出典)に関する節がない記事の作成)

一般社団法人福祉相談支援センターについて

公式サイトに次の記述があります

一般社団法人 福祉相談支援センター
  理事代表   本多 正樹
  メンタルケア心理士
  メンタルケア心理士学会会員

一般社団法人
福祉相談支援センター334-0003
埼玉県鳩ヶ谷市坂下町3-6-15
TEL/FAX 048-283-5884
[]fukushi-soudan@waveone.jp[]

http://fukushi-soudan.com/guide.html

eメールアドレスの@の後ろにwaveone.jpとあります。これは本多 正樹氏のドメインです

鳩ヶ谷市議会議員 本多正樹(ほんだまさき、38歳、無所属)は平成22年度鳩ヶ谷市議会議員一般選挙で3位当選正義感が人一倍強く、世代交代鳩ヶ谷市の改革を進め、市民のために全力で戦う正統派の議員です

http://waveone.jp

タイケン学園本多正樹を応援

鳩ヶ谷市議会議員の熱血イケメン議員本多正樹(ほんだまさき、38歳、無所属) [ カテゴリ未分類 ]     鳩ヶ谷市議会議員の熱血イケメン議員本多正樹(ほんだまさき、38歳、無所属タイケン学園の後援者でもある本多正樹にいていろいろとお話しよう。 本多正樹議員は、議員になる前からタイケン学園パンフなどを手がけていた業者の方で、タイケン学園の柴岡理事長とも親しい間柄。

http://plaza.rakuten.co.jp/taikenkun/diary/201105210000/

一般社団法人福祉相談支援センター」とタイケン学園と関係ある団体というのはわかりました。

支援するのはかまいません。問題はこのあと。

本多正樹とディプロマミル

一般社団法人 福祉相談支援センター
  理事代表   本多 正樹
  メンタルケア心理士
  メンタルケア心理士学会会員

本人のプロフィールに「メンタルケア心理士・メンタルケア心理士学会会員」とありますが、これはどこから貰ったものかが問題になります

さすがに沿革の中に記載は無いようだが、拡大の過程のなかで、”タイケンウイルミントン大学”と称する”大学”も、「タイケン学園グループ」は経営していたようである。

殆どの学位が選り取りみどりと言った感じだが、”職歴、実務経験”等も”本学の単位として換算評価”する”今最も未来型の大学教育システムであるから、居ながらにして、まるでコンビニで買い物でもするように好きな米国学位が入手可能という、夢のような”総合大学”だったとなるだろうか。

規制の緩いハワイ州に”Universityー大学”名の法人登記のみをして、そこと国際間の提携をしたとして、日本で”米国学位”と称するものを発行するやり口はイオンドと同様である

http://d.hatena.ne.jp/Bandoalpha/20100211

親しい関係にある柴田氏を通じてタイケン学園から学位を受け取ったとしたら?

2011-06-17

そもそも卒業式って必要か?

欧米でも大学学位授与の式典はあるが、各学校の修了ごとに祝う式典は日本韓国でのみ見られる習慣である

日本国外でも学位授与のための卒業式存在するが、西欧諸国など学校過程終了が公的試験によって認定される国では、卒業という概念はなく、そのため卒業式存在しない[1]。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%92%E6%A5%AD%E5%BC%8F

2011-06-01

[][]

学校法人タイケン学園関係者によるスパムが見つかりました。

http://d.hatena.ne.jp/taiken02/

http://d.hatena.ne.jp/taiken01/

http://d.hatena.ne.jp/taiken03/

http://d.hatena.ne.jp/taiken04/

http://d.hatena.ne.jp/taiken05/

http://d.hatena.ne.jp/taikenkun/

http://d.hatena.ne.jp/akibasyslink/

タイケン学園ディプロマミル学位商法

1997年2月19日の設立から、2003年11月21日付けで登録抹消される迄、米国ハワイ州に「TAIKEN WILMINGTON UNIVERSITY」と称する”大学”をもっていた(http://hbe.ehawaii.gov/documents/business.html?fileNumber=107617D1&view=info)。

同法人設立定款によれば、その設立目的には、「To operate a university to provide educational services to international students」とあるが、日本日本人を対象に”学位サービス”を行うというのが、行為の実態というところだろうか。

http://diplomamill.webs.com/TAIKENWilmington.pdf

そのほか、カリフォルニアに「Wilmington University」と称する大学もあったと言う。

http://web.archive.org/web/20000607100153/http://www.taikenwu.edu/

そのほかにも、「Taiken University」や、「Kensington University (Taiken Kensington University?)」と称する大学もあったという(Bears' Guide他)。

”国際的な大学”の運営には、相当な手腕と実績があることになるが、米国に「ペーパー大学」を設立し、その「日本絞」で、「米国大学学位」と称するものを発行・販売するという、あからさまな学位商法行為(ディプロマミル)と言うほかないであろう。

スポーツ大学設立に関わる報道では、柴岡理事長による、これらディプロマミル行為の報道はされていないようであり、一般には知られていない事と思われる。

http://d.hatena.ne.jp/Bandoalpha/20100611

タイケン学園 学位商法」で検索

2011-05-29

高専への進学を考えている中学生とその保護者の方へ

私は某高専卒業したです

昨年、某国立大学の3年次に編入し現在大学4年生です

少し長い文章になってしまいましたが、高専の特徴とその後の進路、メリットデメリット高専に向いている人、向かない人)をまとめました

最後高専入試がどのようなものかも書いておきます

高専への進学を考えている方に少しでも参考になれば幸いです

6/1追記・想像以上に多くの方が読んでくださったようで、嬉しく思っております。その中のコメントで数点ご指摘を頂きましたので、訂正および追記をいたしました。少々見づらくなってしまいましたが、ご了承ください。コメント及びご指摘をしてくださった方々に感謝いたします。

高専で学べること

まず、高専はご存知のとおり普通高校とは違い5年間の学校ですですが、普通科高校+短大のような学び方をする学校でもありません。エンジニアを育てるという目的をもつ高専では、入学したからすぐに数学英語国語のような一般科目の他に、その学科の専門科目の授業が始まります

もちろん専門といってもいきなり高度なことをするのではなく、中学校卒業してすぐの学生高専では「生徒」ではなく「学生」と呼ばれます)でも出来る内容から始まるので、入学からなにか特別なこと(例えばプログラミング電子工作、製図など)ができないといけないという訳ではありません。

ちなみに私のいた学科情報科だったので、簡単なプログラミングや簡単な電子回路を学ぶ授業(というよりも「体験」に近い)が1年目からありました中学生の頃からパソコンが好きだった私にとっては専門科目は楽しい授業でした

この専門科目は高学年になるにつれて増えてゆき、4、5年生のころには一般科目よりも多くなります

一般科目はどのような事を学ぶのかと言いますと、1〜3年生で学ぶものは「基本的には」普通の高校(理系)と同じです数学英語国語はもちろん、物理化学生物地理歴史なども学びますしかしここで注意して欲しいのは、良くも悪くも高専生には大学受験がないという事です。5年制ですので3年生が終わっても4年生になるだけです地理歴史、古文や漢文などは普通の高校よりも低いレベルまでしか学べません。高専生は英語が苦手、と世間ではよく言われるのですが、それも大学受験がないためでしょう。

逆に専門科目に直結する数学物理、(物質・材料系の学科では化学)は3年間で高校生よりも高度なところまで学びます

高専目的は「5年間でエンジニア養成すること」ですので、そのための勉強をするというわけです

専門は学年が進むごとに時間も増え、内容も高度になります。また毎週のように専門の実験・実習があり、レポートを書くことになります。これによってかなりレポートの書き方、まとめ方を鍛えられるのですが、この力は卒業してからも非常に役に立ちます。実際に内部生(普通に大学受験して1年生から大学にいる人)よりも、高専卒業した編入生のほうがずっと良いレポートを書いているように思います。

また高専では専門や高校よりも高度な数学物理を学ぶわけですが、その内容ゆえに学校の他に勉強を教えてくれる、いわゆる「塾」のようなものはありません。そのため自分でしっかりと勉強する、分からないところは友達先生に聞く、という自立学習の習慣がないと厳しい環境だと言えます

高専生活

高専はやはり普通の高校とは異なった環境であり、個性的学生が集まっています。

6/1追記・高専生はオタクだ、と言われることがありますしかし、高専生=オタクというとこれにはかなり語弊があるので、個性的学生、と表現しました。もちろんアニメフィギュアなどの趣味を持っている人もいます。しかしながらそういったものに興味がない学生ももちろんたくさんいます。”どんな趣味も否定されることはな環境”と言えば分かりやすいでしょうか。音楽プログラミングサッカーアニメ、工作、麻雀カメラ、銃、ゲームバスケなどなどいわゆる”オタク趣味”を含めた様々な趣味を持った学生がおり、こういった学生らが高専の自由な校風を作り出しているとも言えます

またエンジニアを目指す学生が集まるところですので、どうしても女子の数は普通高校よりもかなり少なくなります男子女子の比率が1:1、ということはまずありえないと思ってもよいでしょう。(6/1訂正・学校学科によっては1:1もありえるそうです高専ホームページで確認してみてください)機械系の学科では男子38人、女子1or0人、などということも珍しくはありません。

クラス編成は学科単位なので、5年間クラス替えはありません。(6/1訂正・学校によっては混合クラスの編成もあり、クラス替えがあるところもあるようです。)ですので確かに刺激は少ないのですが、クラスメイトとはかなり親密な仲になります

校風は自由で服装などの制限はほとんどありません。

また大半の高専には学生寮があります学校によっては全員が必ず入るところもありますし、学校によっては希望者のみ、あるいは1年間は必ず入る、などのルールがあります。ちなみに私は寮に5年間入っていましたが、一晩中友達と部屋で喋ったり、勉強会したり、週末に談話室で夕飯を作ったりと楽しい環境した

6/1追記・高専によっては寮が厳しいところもあるようですね。ちなみ私の高専の寮では1年生から基本的に自由で毎日楽しく過ごしておりました。ただ挨拶と消灯に関しては厳しく、1年生のうちはきちんと挨拶をし、消灯時間には寝るよう指導されました。また風呂掃除などの当番も基本的に1年生の仕事した。2年生になると当番や消灯の拘束はなくなりました。いわゆる「寮のルール」は高専によってかなり差があると思いますので、知り合いがいれば聞いておくとよいでしょう。

部活動もちゃんとあり、3年生までは普通の高校の大会にも参加できますし、高専大会では4、5年生も参加できます

もちろん体育祭学祭、寮祭などの学校行事もあります

その後の進路

高専卒業後は就職するか進学するかの二択になります。このご時世でも高専就職率は非常に高く、ほぼ100%を維持しているところがほとんどです高専から就職は基本的に「推薦」という形で行われるので、大学生のように就職活動をする必要がありません。企業の方から来た求人学生希望を担任の先生が調整してくれるのです。これが高専が高い就職率を維持している理由でもあります

自分で行きたい企業に応募する(自由応募といいます)ことも出来ます。(ただし、自由応募で就職する人はほとんどいません)また、人によっては公務員試験を受ける人もいます。(地方上級、国家二種、三種など)

しかし、ここで注意して欲しいことは、高専卒はあくまで高専卒であって、大卒とは違うということです。高い就職率ではあるものの、給料や昇進の面からみて高専卒が大卒と同じように扱われることはなようです

さて、進学の方はといますと、基本的に高専が設置している専攻科へ進むか大学3年への編入するかのどちらかです

専攻科とは高専が作ったさらなる専門の学習機関で、2年間あります。基本的には自分がいた高専に設置された専攻科に進むことが多いです卒業後は学士(4年制大学卒と同じ学位)がもらえます

もうひとつ大学3年次(大学によっては2年次)編入です地元国立大学に編入する人もいますが、東京大学京都大学をはじめとした旧帝大のような難関校への編入も全く珍しいことではありません(もちろん受験勉強は必要です)。高専によっては毎年かなりの学生東大京大に送り込んでいるところがあります。(各高専ホームページの進学状況を見てみるといいでしょう)ちなみにどの大学でも高専からの編入生は優秀だと言われるそうです

6/1追記・普通大学入試とは違い編入試験の日程は大学ごとに異なっており、そのため日程が被らなければ何校でも受験できます。(例えば、6月広島大学を受けて、7月筑波大学を受けて、8月大阪大学を受ける、など)複数の国立大学受験できるのも高専の大きなメリットの一つです。ただし、大学によっては「入学確約書」の提出や「(入学金を振り込むなどの)入学手続」を求められるところがあるので、この期限を確認して受験することになります

メリットデメリット高専に向いている人、向かない人)

メリット

・早くから専門をみっちり勉強でき、技術が身につく

・圧倒的な就職

大学編入も可能勉強次第で難関大学へも編入できる)

個性的学生が集まる

・自由な校風

就職や進学の場で、普通の人とは違う、というアピールポイントになる

高専卒は優秀、という一定の社会的評価がある(らしい

(6/1追記・編入試験で複数の大学受験できる)

デメリット

・学んでいる専門が嫌いになると非常に辛い

留年、という普通高校ではほとんどありえないことがそれほど珍しくない

大卒とは昇進や昇給の面で待遇が異なる

女子学生が少ない(6/1追記・学校によっては女子学生が多いところもあるようですが、ほとんどのところが少ないと思われます

・5年間クラス替えがない(6/1追記・学校によってはクラス替えがあるところもあるようです

普通高校が羨ましくなる

大学1、2生が羨ましくなる

高専に向いている人、向かない人

これまでの説明で高専いか普通高校と違うかがわかっていただけたと思います。この違いを楽しめる人が高専に向いている人といえます

高専は5年間で一つのパッケージになっているため、3年で退学して大学入試に挑むことも可能ですが、やはり普通高校に比べると難しくなってしまいます(一般科目の学力が足りない、など)。大学編入でいい大学にいけるから、という理由で高専に入るのはやめた方がいいでしょう。5年間ずっと専門を学びますし、特殊な環境なので一度嫌になったらかなり辛い場所です。毎週のようにレポートがあり、テストで求められる点数もそれなりに高いので、留年するということが普通高校ほど珍しくありません(もちろん、普通に勉強していれば大丈夫ですが)。遊びすぎたり、無気力になって留年や退学していった人を何人も見ました

しかし逆に、専門が好きでエンジニアになりたい、という人にはとても良い環境だと思います。先生個性的で距離も近いので、親身になって教えてくれます

高専入学するには

当然ながら高専への合格基準は明確に示されているわけではないので、あくまで参考として読んでください。

まず、高専への入学方法は推薦と学力試験の2つがあります

推薦は中学校の内申点と面接、作文などが評価されます。出願には一定の成績(5段階評価の平均が4以上、など)が必要なところもありますので、推薦を狙う人はきっちりと定期テストで成績をキープしておきましょう。作文では専門に関すること(例えばインターネットの将来を予想しなさい、自分の住んでいる街の良いところと悪いところを説明しなさい、など)をテーマに出されるところもあるので、普段からいろんなことを観察したり本を読んだりして視野を広げておきましょう。

中学生に専門知識を求められる事はないはずなので、面接では自分がどうして高専に行きたいのかということを明確にしていれば大丈夫でしょう。

学力試験過去問が7割程度解ければ良いと言われています。高専の問題は普通高校入試問題とはすこし変わっているので、過去問は絶対に解きましょう学習指導要領を超える難関私立高のような問題は出ないので、基礎をきっちりと押さえておけば大丈夫だと思います。

さいごに

中学生に戻れるなら、また高専に入りたい?」

こんな質問をされることが高専生(あるいは卒業生)の間で必ずあります。即答で「うん!」という人はあまりいないのですが、なんだかんだで入ってよかったと思っている人は私の周りでは多いです。私自身、在学中は「普通高校に行っておけばよかった」、と思うこともしばしばあったのですが、卒業して大学に編入してから振り返ってみると実はい環境だったんだな、と思います。大学に入ってから高専出身の人と出会うと仲間意識が芽生え、「高専トーク」で盛り上がりますし、高専卒というのは自分の中のアイデンティティにもなっています。

中学3年生の人はそろそろ進路を決めなければならない時期かと思いますが、高専のことが気になる人は夏のオープンカレッジにぜひ参加してみてください高専の雰囲気がよくわかると思います。

繰り返しますが、高専に進学するという選択は良くも悪くもかなり特殊な選択です。しっかりと自分の将来を考え、情報収集をし、保護者の方ともよく相談して決断してください


では、最後まで長文にお付き合いいただきありがとうごいました

2011-05-07

モテる機電系高専女子力を磨くための4つの心得「Airを知らない女を

こんにちは、専攻科でJABEE取得を目指してるSPARCです。私は学位も知名度もありませんしモジョですが、恋愛に関してはプロフェッショナル。今回は、モテる女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。

 

1. あえて2~3世代前のポケコン講義に持っていく

あえて2~3世代前のポケコンを使うようにしましょう。そして場で好みの男がいたら話しかけ、わざとらしくポケコンを出していじってみましょう。そして「あ~ん! このポケコン本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「関数電卓とか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ使ってるんですけどぉ~! 使いにくいんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの男は新しいマイコンを持ちたがる習性があるので、古かったとしても1世代前のPDAを使っているはずです

そこで男が「新しいマイコンにしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近Newton PDAが人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 新しいの欲しいですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「HP 200LXでしょ? Appleからは出ないよ。本当に良くわからないみたいだね。どんなのが欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりでマイコン選びのデートに行けるというわけですあなた女子力が高ければ、男がZaurus買ってくれるかも!?

 

2. 実習用端末でSKKを使うとモテる

「Kya-!」とか「KanaSii」などと入力する「SKK」を端末に入れると、男性ATOKユーザーは「なんかこの子マメやなぁ」や「自動で複文節変換してあげたいかも」と思ってくれます計算機上では現実世界よりも言葉音節・文節のイメージが相手に伝わらないので、音節ごとにハッキリ物申すことによって、男性あなたをしっかり物の女の子勘違いしてくれるのです。そういうキャラクターにするとほぼ絶対に同性にも嫌われますが気にしないようにしましょう。

 

3. とりあえず男には「えー! なにそれ!?  知りたい知りたーい♪」と言っておく

飲み会などで男が女性に話すことといえば美少女ゲーやパチンコの話ばかり。よって、女性にとってどうでもいい話ばかりです。でもそこで適当に「へぇーそうなんですかぁ~?」とか「よくわかんないですけどすごいんですねぇ」と返してしまうと、さすがの男も「この女ダメだな」と気がついてしまいます。ダメ女だとバレたら終わりです。そこは無意味テンションをあげて、「えー! なにそれ!?  知りたい知りたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に話を聞いてくれる女性に男は弱いのです

いろいろと話を聞いたあと、「おまえはオレで、オレがおまえなんですね! わかります! アッー!」とコメントすればパーフェクト。続けて頭に指をさしてくるくる回しつつ「みすずちんハァハァみすずちんハァハァ…」※と言って、「もう…ゴールしてもいいかな?」※と男に言わせるのもアリ。そこで「私のバブルメモリ記録しているのでありますっ☆」と言えば女子力アップ! そこでまた男は「この子おもしろくてカワイイかも!?」と思ってくれます。私は学位単位もありませんしモジョですが、こういうテクニックを使えば免疫がない私のようなバカ女のほうがモテたりするのです。男は優越感に浸りたいですからね。

 

4. 教官室ではMacが好きな女をアピールせよ

教官室に入ったら、真っ先に計算機マウスを確認して、「あーん! 私Macじゃないと使えないんですよね~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? これ(DEC Alpha)もUN*Xだよ?」と聞かれるので、「マウスボタンが3つも有ったら迷っちゃうんです><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「でもコンソールで使ってたら関係ないよ?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって漢字Talkからマウスで使うじゃないですかぁっ! Welcome to Macintoshですぅ! まだ爆弾も出てないのにぃぃ~(悲)。coreすら吐けないんですよ……」と身を震わせて言うのです

その瞬間、あなた女子力がアップします。きっと男は「なんて優しい天使のようなコなんだろう! 絶対にLisaプレゼントゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけAdobe製品を買って大丈夫です。「漢字Talkなんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「慣れた」、「そんなこと言ってない」と言っておけばOKです

(文=JABEE認定コース対象・SPARC嬢)

※一部訂正しました年齢に関するツッコミが多いですが、ドリームモーニング娘。メンバー年齢の平均&分散ぐらいの範囲です

2011-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20110502011737

ある意味学者から一番遠い人だと思うんだけどな。自分学者に体系だった理解みたいなのを期待しすぎかな。

確か学位は政策・メディアで、経済学はないよ。

所属学会がどこかも知らないし、Googleで検索しても査読論文は無いように見える。

2011-03-31

再発しないように?

 我が国の首相。再発しないように?とか安全基準がうんたらとか。

 事故、とくに冷却と閉じ込め機能の損失が再発することは想定し、仮に再発したとしても迅速に終熄させることのできるしくみの構築と、そういう事故が再発する状況下で、代替の冷却のしくみ自体が損なわれることのないような設計と実装。だろうが。

 それが難しいにせよ、今国内にある原発すべてを即座に停止したにせよ、即座に“無害化”できないのは確定なのだから、大震災とか大津波対策はまだまだ必要でいずれにせよなんらかの金と人をつぎ込む必要はある。

 フランス語はわからないのだが同時通訳から聞こえてくるフランス大統領はわりかたまとも。翻って我が国の首相の言は、まだ完全に安全を目指すかのような口ぶり。全然わかってないような気がする。間抜けすぎ。東工大は全力で学位を取り消せ。

2011-02-18

http://anond.hatelabo.jp/20110217231311

元増田は院に進学した方がいいと思う。

はいっても学者を勧めているのではなくて今やりたい研究をやれる環境にあるならお勧めする。

(今までの内容からするに金銭的な問題は無いようだし)

あとリスクの内容でふれられていたことなんだけど

>最も避けたいリスクは、例えばJALパイロット失業してしまい、全く関係ない職業に就かざるを得ない、というようなシチュエーションです

そもそもパイロットってなるまでに、相当身検査で落とされていくんです

頑張ってもどうにもならないものが視力。

これで脱落せざるを得なくなる。

アメリカ養成大学に行ったけど視力が落ちてダメになり学位は取得したけど、普通会社で働いている人います)

(あと自衛隊でもパイロットになれなくて地上勤務を選んだ人、民間で普通会社員している人もかなりの数います)

からパイロットにまでなった人は定年までパイロットでいられないと思っている。

加齢で身体検査を通らなくなるとよくて養成所の教官や他の地上職になることも自覚ある。

からJALパイロット失業して困っているのは「JAL待遇」の人生設計が狂わされたということ。

(特に自衛隊戦闘機パイロットから転職した人は転勤の不安がなくなったと思ったらこうだと脱力しているはず)

あと就職活動企業見学とおもって続けておいた方がいい。

こんなに情報開示される機会はないから色々尋ねておいたり、卒業生のつて辿って訪問して見たほうがいいよ。

ちなみにグローバルか否かという壮大な話ではないけど、身近な例として

・男女比

出産/育児休暇取得者の有無

障害者雇用知的、四肢、精神

留学生雇用日本への留学生日本人海外大学卒業した人の雇用

といった身近な分かりやすいバロメーターがあります。(経済の方ならご存知かもしれません)

これらは単に平等や福祉の問題ではなくて、会社がどれだけ異なる存在を受け入れられるかの指標です

障害者雇用出産/育児休は能力や状況に応じて仕事の分担が円滑にできるかの指標になります

(障害の内容に応じて仕事を割り振れるか、出産/育児休は業務の引継ぎや穴埋めができる体制が整っているか分かります


思慮深い元増田に輝かしい未来がありますように。

2011-02-17

学位審査終わった。

学位審査が終わりました

いろんな意味で終わりました

研究内容だけど、新しいことはそこそこ見つけたし論文もそこそこ出したけど、でもこの系が完全に解明されました、というところまでは到底持っていけなかった。

博士学位って、新しいものを確立しきって初めてOKのようなイメージがあったし、修士のような途中経過じゃ許されないと思ってたので、卒業は延ばそうと思ってた。

しかし、D3の春にお会いし先生からお声がかかり、ぜひ来年からポスドクできてくれ、と言われた。

そこでうちのボスは快く承諾。

大丈夫です、出しまから!」

電話で元気な返事をしているのを聞いた。

いや、声かけてくれたのはすごく嬉しいし、こんなご時勢に就活もせずにオファーが来るなんてありがたいものだ、とは思ったけど。

学位どうすんのよ?」っていうのが素直な気持ちだった。

すでに研究は行き詰っていたし、不完全な結果しかない。

更新しいことできるわけもないけど、なんとか知恵をしぼって新しい仮説を創造して検証をする。

まあ、散々考えた末に行き詰ってたわけで、無理やり考えた説をもとに急に頑張っても成功するはずもなく。

結局、不完全なまま、そこそこ確立されたかのように博士論文を書いて挑むことに。

から自分研究の足りなさは自分が一番わかっているし、ただ卒業するためだけのための日々の作業でストレスたまりまくる。

この作業って研究とはかけ離れてるし、学問的な価値もない、ただ学位だけのためだよなあ、と思うほどつらい。

でも、こうなってしまった以上、学位は欲しい

からしなきゃいけない。

でも、本当はきちんと完成してからたい

でも仕事があるならそこに行きたい

同じラボに何年もいたら腐ってくるし。


で、そういう雰囲気が伝わってたのか、准教授先生はなぐさめてくれた。

学位を出さないってことにはならない。文句を言われるのは俺らの役目だから

そう言ってくれた。

ボスは、大丈夫大丈夫! しか言わないしクリティカルアドバイスもなし。

ああ、発表は炎上するだろうな、と思いながら今日審査会へ。

思ったとおり、大炎上

さすがに教授陣、迫力があって圧倒される。

そしてそんなに間違ったことは言わないので、つい認めそうになる。

でも、先生の指摘は正しくても、俺の説を否定するのは間違ってるんじゃないかな、ということに途中から冷静になって気付く。

一応、いや、このデータは僕は意味があると思います、とだけ貫いて終了。

いや、これはもう炎上したな、というにふさわしい発表だった。

やれることはやった。

から、ハラハラして結果を気にしたりはしなかった。

もう何もできないなあ、どうしようもないなあ、という気分で、すごくねむいような、頭の電源がきれるような気分だった。

准教授先生が言ってくれた「俺らの役目だから」って言葉を思い出す。

今頃先生、血を吹いてるかもしれん……

先生寿命縮めてごめん。

時間がたつほど、ダメかもしれんな、という気分になってドキドキ、というか、ズキズキしてきた。

でも、なんとか先生審査会でがんばって通してくれた。

これで学位取得は確定。

本当だったら、ほっとしたり、解放された感じになるんだろうけど、消耗しきっていたので、まだどんよりしている。

「なんとか大丈夫だった」

「すいません」

これが審査会後のボスとのやりとり。

なんだかなあ。


しかし、これで鬱々した生活が終わる。

行き詰って二年たつテーマから解放される。

しかも、行き先は新しく立ち上がるラボポスドクなので、テーマも考え放題、なんだと思う。

これで、行き詰った過去と向き合わないで、これから未来だけを見て生きていけるんじゃないか

小2から20年間住んだこの土地から解放される。

彼女とは遠距離になるけど、新しい土地での暮らしは少し楽しみでもある。

ああ、学位をとらなかったら、来年度も鬱々として変わらない生活を送ったんだろう。

研究は少しずつ完成に近づいたかもしれないけど、完璧仕事をすることに、何の意味があるだろう。

学位は、とってしまえばただの資格なんだ、内容じゃない。

就職から声をかけてもらって以来、学位を得る前提の未来を見ていたんだなあ、と気付く。

いい研究をして出たかった気持ちも嘘じゃないけど、やっぱり僕は、そんな理想より、泥臭くていいか学位が欲しかったんだと思う。

研究に生きている人間は、人生選択肢理想を選びやすい傾向があると思うし、それは自分過大評価することでもあると思う。

から、半ば強引にでも出してくれてよかった、と今は思う。


今日から言える。

研究を前提とせず、人間として生きることを一番の前提として考えなきゃいけない、それが研究のためでもある。

そして、学位はできるだけはやくとったほうがいい。


ボスが今晩は飲もうと張り切っている。

ムカついたり、頭おかしいんじゃないかと思ったこともあるけど、振り返れば6年間で、ボスには感謝してもしきれないほどの恩をうけたなあ、と改めて思う。

先生ありがとう。

今日は飲んだら、まどかマギカ見れる時間に帰ってゆっくります

次の大学では、今以上に頑張ります

2011-02-05

トップスクールMBAの出身なのだが、その時に気になったのは、精神的な病気になって潰れる人の多いこと。

だいたい、入学者の5~10%くらいがこれで潰れる。

一応、学位を取って卒業する人が多いけど、人間として潰れてる。

なので社会復帰というか、企業人としてはもう使い物にならない状態で出ていく。

うつ病になる原因はだいたい

企業派遣における、上司との関係(企業派遣MBAホルダーは役員コース)

学内人間関係

・ワークライフスタディバランス

の3つに挙げられるわけだけど

この3つの理由で精神的に参ってうつ病になるところまでは良い。

でも、周りにケアできる人材の配置が無かったり、自分自身の立ち回りで状況改善できずに潰れる人

これはビジネスエリートになる資格が無いと思う。

こういう個人的なプレッシャー人間関係で潰れる人は、きっと、経営判断プレッシャーにも、社内の政治にも耐えられない。

実際、この手の人はビジネススクール内でも人間関係に難がある。

大学が持っている問題は、こういう不適格な人材を入学させてしま適性試験であって、プレッシャーのかかる教育をしてしまうことではないと思う。

というか、ビジネスエリートになることを企業も期待して派遣してくるわけだから大学側は鞭を振るう手を休めるべきではないのだ。

それを、学内うつ病かになった人を甘やかしてる傾向が見て取れて、ちょっと違和感を覚えた。

エリートは強い人材がなるべきである

なぜかというと、その人材が下す経営の決定で、その企業雇用される多くの労働者の生活が左右されるから

出世希望するならそれだけのリスクは背負うべきだし、それに耐えられないなら背負ったリスクの結末を受け入れるべきだろう。

2011-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20110201140403

修士課程博士課程を分ける

修士課程2年目では今までどおり修士論文を書く

博士課程2年目は修士論文はな総合テストリポート審査

ここはまあいいや。博士課程の人がこれでいいならいいんじゃないの。

修士論文って、自分の2年間のまとめ論文たいなもんだと思ってたけど、なんか違うみたいだ。

でも、D2で見切りをつけて就職すると、最終学歴修士じゃなく学部卒だよね。

だって修士論文も書いてないし、そもそも学位いでしょ?院は中退も有効なんだっけ?

博士課程では指導教員を特定せず複数研究室・複数指導員とする

ふつう、所属としては研究室1つでも、研究内容によっては他のとこへも出入りするよね。

ちょこちょこ入り浸ってれば席ができたりするよね。

指導教員だって、名目上は1人だけどその時々で教えてもらうよね。

研究の方向によっては途中で研究室変わったりもあるよね。

それじゃだめなの?

ゼネラリストになるならないはまったくもって個人の自由であって、

大学院はそもそもスペシャリストの育成のためにあるんだと思うけど、違うのかな。

自分研究の役に立つことなら専門外でも学ぶ、というのは別にゼネラリストでもなんでもないし

社会の多様な方面で活躍しうる」は「研究しかできない」人間にはしないってことで、

要するに「大学院にたくさん受け入れるけど、研究ポストは限られてるから、優秀な一握り以外はあきらめてね」。

大学院博士課程はどうなるべきなのか?

id:aionarapです自分ブログがなく,ブコメじゃ情報を書き足りないのでこの場をお借りしました

エントリを書くきっかけ

“徒弟制度”や修士論文の廃止求める 大学院博士課程で中教審答申 - MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/life/news/110131/edc11013122040003-n1.htm

はてなブックマーク - “徒弟制度”や修士論文の廃止求める 大学院博士課程で中教審答申 - MSN産経ニュース http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/life/news/110131/edc11013122040003-n1.htm

この中教審答申に関して,ブコメでは否定的な意見が多数,というか肯定意見は皆無ですね.しかし,私個人はある程度この試みに賛成です.あ,先に書いときますが,完全肯定じゃないですけどね.修論は書いたほうがいいし,徒弟制の完全廃止もどうかとは思っています.

じゃぁ何が賛成なのよ,という話ですが,Qualifying Examの導入,及び広い範囲の教育に関してです.これは必須,と私は考えています.この辺りのお話に関するご意見を皆さんに聞いてみたいと思い,当エントリを書くことにしました

要約

今回の中教審答申は,博士の現状の問題を反映した意欲的な取り組みに感じる.丸呑みにするには良くない部分もあるが,期待しても良いのではないのか.

博士はなんなのか

さて,そもそもの出発点ですが,博士は「スペシャリスト」でありさえすれば良いのでしょうか?私は否と考えます博士こそ「ジェネラリスト」にもならねばならない.…と書くと誤解を招きますね.要は専門馬鹿なっちゃいかん,ということです

勿論,博士課程の人間自分の専門分野に関して,国際的な第一線に立てるような知識と経験が必須です一生懸命自分研究に取り組む必要がありますですが,それだけではダメで,最低限隣接領域(まぁ定義微妙ですが)に関して,可能であればもっと大きな枠組で知識を深めなきゃいけません.科学技術はどんどん煮詰まってきて,先に進むためには学際分野の融合による新しい概念の創出が必要です.それをイノベーションと呼ぶこともあるでしょう.それを生み出すためには,少なくとも2つの分野に関してよくものを知っていないといけません,そうですよね?

テクニシャンとして分野を極めるのもひとつの道かもしれませんが,博士に求められているのはそういうことではないと私は考えています.

国はどういうつもりで博士を育てているのか

加えて,博士が「スペシャリスト」のみを意識していると,博士課程の人材の活用先は研究者,それもかなり狭い分野に限定されます

ここで,大学院設置基準が定めている博士課程の役割を見てみましょう.昭和49年の時点では,

「専攻分野について,研究者として自立して研究活動を行うに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。」

というものでした.それを,平成元年の時点で

「専攻分野について,研究者として自立して研究活動を行い,又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。」

と,敢えて変更を行っています.差分は,

「又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力

が必要,と明文化したところ.その意図を,

社会の多様化,複雑化等に対応し,博士課程において,大学等の研究者のみならず,社会の多様な方面で活躍し得る高度の能力と豊かな学識を有する人材養成する必要から明確化」

した,と説明しています.

(以上,http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/05090501/021/003-3.pdfの2ページ目より引用.)

平成元年の時点で,大学院設置基準は博士課程学生に「社会の多様な方面で活躍しうる」人材たることを求めているのです

博士はどこで活躍できるのか / あるいはすべきなのか

「おいおい,博士研究者にならなくてどうするのよ…」という意見もあるでしょう,それは理解します.ですが,包含関係を取り違えてはいけません.研究者として生きて行けるのは,博士号を取得したうちの一部の人です研究者になるのは博士号取得者でしょう.です博士号取得者は全員研究者はなれません.国家として,限られた国庫の中から博士を全て取り込めるほどポストを恒久的につくるのなら別ですけどね….

それに,(ありえませんが)もしそうなったとしても,全員研究者になるのもどうかと思います.一人ひとりが研究テーマを持って,プロジェクトリーダー的な役割を果たしつつ,世界最先端を突っ走ってきた人間が,その経験と知見を他の分野に持っていくことは非常に意義があるでしょう.ある意味,一人でプロジェクトチームに求められる役割を全て果たす必要があるのですから,その能力は推して知るべしです.是非,社会のあちこちで活躍するべきです

非常にポピュラーなのは,専門を活かした職業でしょう.企業での研究開発を初めとした「明示的に博士を求めている」職業は多いです.…まぁ敢えて書く必要はないですね.

初等,中等教育の教師もいいでしょう.勿論高専も.起業もいいですね.

そして,本当はその他の「博士が求められていない」と考えられている職業にも行ったほうがいいと思うんですだって,ずっと知的体力を鍛えてきたわけですから,同年代博士号非保持者と比較してその辺りは大きくリードしているはずです

彼ら/彼女らが持っている問題発見能力は,必ずや企業にとって大きな助けになります

現状はどうなのか

前節の内容に関して,同意して頂けましたでしょうか?して頂けた方も,そうでない方もいらっしゃるでしょう.

でも,同意/非同意にかかわらず,ほとんどの人は「夢物語乙!www」という感想を抱くのではないでしょうか.いえ,私もそう思います.

だって現状が全く異なるのですから

例えば,id:scicom 氏の快著,「博士漂流時代「余った博士」はどうなるか?」(http://goo.gl/Pd0ls amazonへのリンク)には現状の博士号取得者,特にポストドクター(PD)の状況が整理されています.

簡潔に言えば,現状は散々たる物です企業博士号に魅力を感じていません.これは伝聞ですが,採用担当者は「博士は当たり外れが大きい」と感じているようです.ハズレを引くリスクを恐れて採用を控えるそうです

そもそも,皆さん,博士号をとっている人間が「最低限」「共通して」何を出来るか,分かりますか?

言い換えると,博士号が担保しているものは何か,知っていますか,ということです

公開されたばかりの中教審の資料から引用しましょう.

特に,博士課程では,①学生特筆すべき顕著な研究業績を求める大学院もあるなど,博士学位が如何なる能力保証するものであるかについての共通認識確立されていないこと,②博士課程(後期)の教育が,個々の担当教員がそれぞれの研究室等で行う研究活動を通じたものにとどまり,学位プログラムの整備という観点から不十分であること,③大学産業界等との間において,大学院養成する人材像と産業界等の評価や期待に関する認識の共有が十分でなく,修了者が産業界等の社会の様々な分野で活躍する多様なキャリアパスが十分に開かれているとは言えないこと,といった問題点が見られる

(http://goo.gl/Jq0LU, pdfファイル,5ページ目)

文科省は,博士号が担保するものに関する共通理解は無い,と述べています.また,教育の質もバラけていることを指摘しており,このことも共通理解の妨げになるかと思います.

個人的には,博士号は「専門知識」と「プロジェクト(研究)遂行能力」は担保していると思います.…が,サンプル数が少ないので断言はできません.

この「一般的な博士像の不存在」が,世間一般への博士の浸透を妨げていることは想像に難くありません.

現状は問題なのか

敢えて節を作って強調しますが,現状は問題です

当の本人たる博士号取得者は活躍の場が減る,すなわちたつきの道の選択肢が減ります

納税者の皆さんは,せっかくお金をつぎ込んで育てた人材が有効に活かされず,「税金無駄だ!」と感じるかもしれません.

後進の学生は,この惨状を見て博士に進まなくなります(というかそうなってます).

こうして,本丸たるアカデミック世界ごとジリジリと衰弱し,…あとは言わずもがな.

どうすればよいのか

勿論,「これさえやれば万事解決!」みたいな簡単な処方箋はないでしょう.でも,チャレンジは出来ます

私は,そのチャレンジの一環が今回の中教審答申だったのではないか,と考えています.(というか資料はそれを物語っています)

すなわち,博士の質を担保すれば良いのです

専門の知識だけではなく,基礎知識や計画力語学力倫理観などもちゃんと持っていることをQualifying Examで保証しましょう.

教育の質がばらけない様に,たくさんの先生教育しましょう.

どこに放り出しても生きて行けるほど強くするために,総合的な教育もちゃんとしましょう.

そういった取り組みが,今回の答申意図はないのでしょうか.

この新課程を出た博士がその有用性をアピール出来れば,在野の博士号取得者にもスポットが当たり始めるでしょう.

さて,ここで,「大学院に進んでまで人に教育を受けるとかwww自分で学べよそれぐらいwww」という気持ちになる人もいるかもしれません.

正直,私も「それぐらいじぶんでするわい」と思ってたりします.

でも,主眼はやっぱり「質の保証」なんだと思います.ちゃんと大学院は「最低限」「共通して」一定の能力を持った博士を輩出しますよ,という保証

さぁ,雇用者の皆さん,安心して雇用してください.

さぁ,経営者の皆さん,安心して共同事業を博士経営するベンチャーと行って下さい.

さぁ,保護者の皆さん,安心して博士教員を迎え入れてください.

そういう事を,皆が自信を持って主張できるように,ということでしょう.

ちょっとやりすぎじゃないのか?

ええ,上記の効果を狙ったとしても,逆効果になる部分もあるでしょう.

徒弟制を完全廃止すると,一本軸の通った研究ができなくなって,結果として「スペシャリスト」にもなれなくなります

(念の為に再度主張しますが,博士は「スペシャリスト」の能力を最低限備えてなければなりません,と考えています)

博士課程に進学希望学生修士論文書かないと修士/博士の間のフレキシビリティを損なうことになります

なので,細かい部分は考える必要があるでしょう.

でも,今回みたいに,現在抱えている問題に対してちゃんとコミットメントしたということで,私は文科省をちょっと見直しました

というかなんか雰囲気で「お役人は肝心なことに取り組まない」みたいな思い込みがあったのですが,やっぱりそんなこともないよなぁ,と思いました

なんせ,前述の「博士漂流時代」を読んで気になったことを調べ始めたら,殆ど中教審の資料にまとめられていたのですから

さて,長くなりましたが,これにて本エントリはお終いです.お付き合い下さり誠にありがとうございます

意見コメント,批判,大歓迎です.皆さんの意見を知りたいです

私のtwitterアカウントhttp://twitter.com/aion_a_rapですので,何か有りましたら.

http://anond.hatelabo.jp/20110201024648

いくら優秀でも論文書かないと学振当たらないよ。

でも、人より数出せば当たるし、それは今後の競争的資金もそだし、小さい仕事でもビッグジャーナルじゃなくてもとにかく出せばいいんだよ。

「そんなしょうもない論文出しても経歴汚すw」って言いたい気持ちはわかるけど、現実的に生き残るにはそうしたほうがいい。

それか就職するのもひとつではあるけどね。

研究で生きるなら、理想に生きてギャンブルに勝つか朽ち果てるか、ってスタンスと、仕事としてこつこつ論文をためるか、ってスタンスがあるよね。

俺は前者として生きてしまってるけど、後者になろうと頑張ってる。

そうじゃないと今後はきついし

おととしDC2だけど幸い学振も当たりましたし、来月学位とって春から花の(闇の)PD生活だじぇい!

九州に飛ばされるじぇい!

まあ、彼女が県立高校の教員なので、死ぬこはないと信じたい

給料もらってる数年のうちにはやく結婚したい……

2011-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20110112162155

そういうストレートな話が聞きたかったです。どうも。

俺ももう結構歳食ってしまったし、元の専門が純粋理学系なので、今更どうにもならんですね。ちなみに修士です

仮に無理矢理入ったとしても業績面で同世代と圧倒的に差があるし、企業に行くような専門じゃないし

どうにかこうにか学位くらいは欲しいですけどね。仕事とも元の専攻とも関係無いことをシコシコ勉強してますが、一人でテーマ決めて論文書くとかは実際かなり困難ですね。

日本のどっかのよくわからん大学院博士課程くらいなら入れるような気もしますが…。

GPAは昔計算したとあるけど忘れました。学部時代なら専門科目が全部優だったので、3.5くらいはあるかもしれないです。

親の話は、経歴とか入試上は関係ないですけど、やっぱ生育環境で圧倒的に差がつくなあと感じますよ。

俺なんて中高生の頃は右も左も何もわから数学の本とか読んでましたけど、あそこで少しでもまともなガイドラインを示してくれる人がいたら違っただろうなあと思います。

親は俺が中学生くらいの時点でもう何も分からなくなったようで、人生アドバイスとか貰ったことないですね。

2011-01-09

昔々、Fラン私大から僕らは地方国立の院に編入した

その後僕は就職し、彼はドクターコースへ進んだ。

6年が過ぎ、久々に彼の所属していた研究室のページを覗いてみたら、

彼は見事学位をゲットしたらしくポスドクとして在籍していた。

めでたいので久々に彼にメールを打とうと考えたが、

止めることにした

なぜなら、彼が学位を得た時に、僕は妻と子供x2と家を得ていて

近況とか話した時に、自分の今の近況を話すとなると申し訳無い気持ちに

なってしまう気がしたから止めた。

僕は彼にメールを打つことをやめて、匿名などこかにその鬱憤

放つこととした

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