はてなキーワード: 検品とは
アベノマスクに不良品が多い理由なんだけど、なんとなく理由が想像付く。
受注したのは興和、伊藤忠商事、マツオカコーポレーションと報道が出ている。
https://www.asahi.com/articles/ASN4P6GRPN4PUTFK022.html
前2社は総合商社で、マツオカはアパレルOEM;どっかのブランドや服屋から受注して東南アジアの現地会社に作らせて納品する業態だ。
で、アパレルOEMはいつも同じ現地企業と取引してて品質管理も継続してやってる。だからこういう事はちょっと起こりにくい。
なので総合商社経由の納品分がトラブってるんだと思う。
幾ら総合商社と言っても急にガーゼマスク数百/千万枚とか用意できる訳じゃない。そういうルートを持ってるわけじゃないから。
専門商社というのは沢山あって零細で個人経営のバイヤーと区別が付かいのまである。スポットなのでそういうところに下請で頼んだのじゃないか?
15~20年前に対中貿易が拡大した時に対中貿易商社が沢山出来たが通常、商社は国内販路を持たない。だから製造業や流通業に営業に来る。
それで腰をすえて商品OEM化するんじゃなくてスポットで雑貨やノベルティグッズを依頼してみるか~なんてのが流行ったのだが、この時問題になったのが不良率の多さ。
不良率なんて1%以下とか思ってしまうのだが、この手のスポット取引で送ってくる商品では6割とかとんでもない不良率になったりするんである(特に電気/電子デバイス)。
そうなると商社の営業は呼び出され「これどうすんだよ、出荷できないよ!」となる訳なんである。
それで出荷停止して全部大元の倉庫に戻して全数検品、検品費用は商社持ちなんて事が続出した。
要するに向こうの工場が誠実に西側基準で検品してくれるかどうかというのはスポットじゃ判らない。取引先が近くで担当が怒鳴り込んで来ない場合は手を抜かないかどうかは不明なのだ。
そして日本で検品するとコストが大変にかかるんである。オフショアの意味がない。
今回の汚損アベノマスクはこれに引っ掛ったんじゃないかなという気がする。
または総合商社じゃなくて上の例のような取引ばかりやってる個人経営に近い商社に投げていて、その会社がオトモダチ(笑)経営とかかもしれない。
だから日本で検品するようになると更に数億円増し積みになったりするかもね。
あと忘れられてるが、貿易で虫の混入って防疫上マズイよね。だから税関が抜き打ち検査重点的にやるハメになって更に時間がかかるようになるかもしれない。
創案進言したのが通産省官僚だそうだが、普通はこの辺の、スポットでかき集めた場合に起こる貿易問題の機知があるはずだけどそうじゃない人なのかもね。
PCR検査を、ソフトウェアのテストとか工場の検品みたいなものと勘違いしている人が多いようだ。
検品は不良品を出さないために必要な工程であり、出荷される製品については何かしらの形で行われることになるだろう。また、最終組み立ての後での不良はそこまでに注ぎ込んだ多くのコストがみんな無駄になるので、そういうことがないように中間の検品で早め早めに問題を炙り出して行って大きな品質の問題が起きないようにするものである。
だけど、PCR検査はそういうものではない。検査で陽性患者を見つけてしまったら医師としては対応しなければならないので、検品で不良を見つけるが如く陽性患者をかたっぱしから見つけてしまうと対応しきれない。そうならないように、陽性患者であることが検査で証明されるようなことは避けなければならない。検品に例えていうなら、事前の検品にあたるような行為は避けて、出荷後に実際に製品が事故を起こしたときだけ対応するようにするのだ。それは医療崩壊を防ぐために必要なことだ。
ソフトウェアのテストにしたって同じだ。エンジニアはソフトウェアも自動化テスト技術などを駆使して、ソースツリーが常時漏れなくテストされている状態などを作ろうとしているが、テストでバグが見つかったらこれには対応しなければならない。テストで見つかるバグに都度対応していたらプログラマーは新機能に取り掛かることができない。これは医療崩壊に相当する。
ハードでもソフトでもいいが、ものづくりに携わる人間はどうも医療をわかっていないようだ。欠陥に気づかずに製品を出荷して重篤な事故を起こしたら製造者の責任が問われるために上記のような態度には抵抗があるかも知れないが、識別されなかった患者が病気で死んでもそれは医療の責任ではないのだ。そんなことよりも大事なことが今あるのだ。
いまの医療のミッションは、目の前の患者に対峙することではない。現時点では治療法などないのだから、現時点で重症になった人間には基本的にそのまま死んでもらうしかないのだ。では何のために最低限の治療をやっているのかというと、臨床データを取得して研究開発を急ぐためだ。だけど、医療者だって人間なので、重症患者が病院に運び込まれたらそのまま死んでくれとは言えない。その言えなさが単純に研究開発の足を引っ張っている。すでに臨床データは有り余るくらい病院に患者は運び込まれているわけだから、これ以上患者が増えることは問題の解決につながらず、邪魔でしかない。
だから医師は言う。とりあえず罹らないようにしろ(=手洗いが重要)、いま一生懸命治療法を開発している、だけどいま粗忽にも罹った人間については手の施しようがないので我々の手を煩わせずに黙って死んでくれ(=検査はしない。本当は治療もしたくない。)、と。
最後の部分だけをボカしていうからとかくわかりにくくなるのだが、平たくいうとそういうことなのだ。
(あ、ちなみに僕は医者じゃないので)
https://anond.hatelabo.jp/20200419134206 の続き
・466億は金かかりすぎ
→1枚260円、2枚配布、世帯数は5500万人とすると286億円。残りの180億円が配達費や人件費諸経費になる。180億円を世帯で割ると327円。配達費56円として271円
これが高いか安いかはわからないが半額くらいにはなりそうか?(自分の感想)
466億円とマスク1枚260円のソース https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000181950.html
→ポスティングで全戸配布はできない。カバー率は80% https://www.asahiposting.com/posting-type.html
→全戸配布するには配達地域指定郵便物として送るしかなさそう https://www.post.japanpost.jp/service/discount/townmail.html
→工場を建てて生産設備を買って人員をそろえてだと時間がかかりすぎる
→アイリスオーヤマが政府の要請で国内工場で生産開始できる時期が6月 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2003/31/news117.html
→シャープが早いのは、元々遊休状態だった工場があり、鴻海の技術提供で設備がすぐに確保できたから https://getnavi.jp/zakka/483734/
→やはり急遽稼働できる工場が布マスクくらいしかなかったのではないか(根拠なし)
→とはいえアイリスオーヤマが政府要請で稼働する以上、マスク工場にも金をかけているのではないか(根拠なし)
・医療費
→人工呼吸器を増やしても扱える人員が足りない
→PCR検査機器も増やせばいいと思うが、同じく人員が足りない
→とはいえさすがにマスクとは別で予算組んでいるはずだが(根拠なし)
・2枚とか中途半端ではなく、世帯で使い捨てサージカルマスク50枚送料込み3000円程度を配布、もしくは購入券。そうすると概算で1650億円となる
・マスクを配布せず、マスク工場にすべてつぎ込み増産、医療費につぎ込む。新工場のマスクが市井に出回るのは6月以降で、医療器材はメーカーの許す限り納入されそう。人員と報酬がどうなるかは未知数
・スタンス的には「全戸配布なら百歩譲って布マスクで良かったけど異物混入とかはしてほしくなかった。今後は改めて検品して異物混入は無いようにするみたいだから様子見。本当は台湾みたいな購入制度がよかったな」という感じで
・布マスクは届いたら買い物程度なら布マスクを使って、他は備蓄しているマスクをつけると思う。衛生用品なのに異物混入とかがある生産ラインでできたものが嫌だというのもわかるので、届いたら一度洗うかアルコール消毒してから使う予定
・金をかける先の話は別として、マスクを増産する工場を作るのにかかる費用と、マスクを全戸配布する費用は規模が全然違うというのは感じてほしかった。マスク1枚だろうが全戸に配ったら100億はすぐ超えるから
・あとマスクを増産する方に金かけても自分達が手に入らないとダメなわけで、いくらドラッグストアやネットショップが策を講じても手に入れるのはジジババと転売ヤーになりそうとは思っている
・支持者ではないしアベノマスク擁護でもないんだけどね。とりあえず10万もらう手続きして明日からシャープマスク争奪戦しような!
・追記で適当なこと書いたらやたらブコメついて草。ホッテントリ入れてくれてありがとう
https://anond.hatelabo.jp/20200419134206
→https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/cloth_mask_qa_.html#Q3
自分への感染予防ではなく、自分から他人への感染防止のためにつける。そもそも症状がなくてもウィルスを持っている可能性があることを念頭に入れる
・洗うと縮む
→そもそもガーゼマスクは縮むもの。普通に干すだけだと縮むので、たたいたり伸ばしてから干すと割とマシ、アイロンをかけるのが理想
そこまでしてつけるか?というのはあるけれど、長期化することを考えたら配布マスクを洗い使いまわすことも考える必要があるかもしれない(自分の感想)
・世帯につき2枚じゃ足りない
→就学児向けに学校経由で配布。介護施設などにも配布。世帯で2枚は毎日洗うにしても足りないのはわかる。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/cloth_mask_qa_.html#Q2
→布マスクは顎まで覆うものではない。配布されたマスクの大きさである縦9.5cm、横13.5cmは市販品大人用と同等
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/cloth_mask_qa_.html#Q4
一般男性であれば口も鼻も隠れないというのはさすがにないと思うけど、皆さんいかがですか?小さくてダサいとかは除いて
→サージカルマスク並みの大きさに型紙引き直して生産しろというのも出ていたけれど、大きさを変えたら設備ごと変える必要があるのでは?市販品と同等だからこそこのスピード感だと思われる(根拠なし)
→日本人全員が手芸の才能があるわけではない。人との関わりが皆無で作ってもらえる知り合いもいない場合はどうすれば?
手芸が苦手な人、買えない人、時間がない人にとっては無いよりマシな選択肢かもしれない(根拠なし)
靴下とはさみだけで作る方法はある https://togetter.com/li/1492558
・飛散防止ならタオルとかですればいい
→言ってることはわかるけど、実際タオルで覆ったまま外に出られるか、通勤できるか、仕事できるかというお話。
自分は家の中でならいいけど、勤め先ではやりたくはないから出先ではマスクをしたい(自分の感想)
→サージカルマスクの工場はフル稼働で政府経由する分が確保できない。急遽稼働できる工場が布マスクくらいしかなかった(根拠なし)
→買い占めて世帯に配布もありかもしれなかったけど、市井にマスクが回らなくなるので反発が大きそう(自分の感想)
・サージカルマスクじゃないとウィルスを吸ってしまう可能性があるから布マスクはいらない
→N95マスク>>>[ウィルスが入らない壁]>>>>>>>>サージカルマスク>>布マスク
https://news.yahoo.co.jp/byline/katoatsushi/20200402-00171127/
→ここは今回残念なところ。とはいえ判明したのは市町村に配られた妊婦用マスクの話。全世帯配布する分は検品しているというが、どうなんだろう https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-00000037-asahi-soci
→少なくともSNS上では洗うと縮むというのは回っているが、ゴミが入っていたというのは見ていない。入っているツイートがあればはてブにすぐ上がってくるはず(自分の感想)
「ここんちはまだビニールのあれ(仕切りのこと)付けてないんな。他のスーパーやコンビニはどこも付けてるよ!」
と仰るので、
と答えたりなどしていた時に丁度オーナーが事務所から出てきた。そしたらお客様が同じことをまたでっかい声で仰るので、私もでっかい声で同じことを答えた。
そしたら、翌日オーナーから「レジに透明な仕切りを付けました。安心して出勤してください」的なLINEがきたので、前回は安心して出勤したら、ベテランのパートさんが辞めていた、たぶん。シフト表に名前がなかった。
オーナーが言うには、ベテランのパートさんは最近の店の業務の劇的な変化についていけなくなってやる気を喪ったらしい。いやいやいや絶対違うだろそれ、と思ったけど私は「へぇ、そうなんですか」とだけ答えた。
最近、当店の近隣のコンビニがあちこち深夜営業を取り止めていて、当店もその流れにして乗っかるようにして深夜は休むことになった。そのせいでこれまで夜勤の仕事だったことが無くなったり他の勤務時間帯に割り振られることになった。
夕勤は普段暇か忙しいかといったら比較的暇な方なので、夕勤にかかる負担が増えるかもと身構えていたのだけど、実際時短が始まってみると意外と変わらなくて、切羽詰まらずに閉店業務を終えることが出来るらしい。私は閉店時間までは居ないので、知らんけど。私はやるべき仕事が完了しないまま上がりの時間になるということはない。
ただしこれはオーナーが居ない時は、という話。いつものようにバイト同士で組んで仕事をすると、いつも通り取りこぼしなく仕事は捗るのである。むしろ、結構客の入る時間帯だった早朝ぶんの米飯とサンドイッチが納品されなくなったぶん、時間に余裕が出来たくらいだ。
オーナーと組むと何で皆も仕事が捗らなくなるのかといえば、オーナーは毎朝することにしているオーナーだけしか出来ない業務を前倒しでやっていて、そのせいで全く事務所を出て来なくなるからだ。
当初、オーナーが夕勤にわざわざ入る理由を、夕勤のタイムテーブルを大幅に変更しなくてはならないからだ、と言っていた。タイムテーブルを作り直すために現場を自分の目で見たいということか、なるほど。と私は思ったのだけど、オーナーは全く私達の仕事を見ている気配がない。レジが込んだ時に呼び出しブザーを何度も鳴らしてやっと姿を表すくらい。そして自分の仕事を邪魔されたことでイライラしてバイトに盛大に八つ当たりをしてから、事務所に引っ込む。
そんな訳で、私などバイトはオーナーと組むと一人で店番をしているのと同じになる。それでも、以前はこの時間帯、人手不足の為に一人で店番を任されることも多かったので、レジで接客する片手間でカフェマシンやフライヤーや中華まんの什器を洗ったり、検品や品出しをやっていたのだ。
ところがオーナーは、お客様の来店の多い時間帯、夜8時までに什器の片付けとかそういう雑用をやるのは見映えが悪いからといって、あれはやるなこれもやるなと命令してくる。そういう時だけイライラしながら事務所から出てきて「何で今そんな事してるの!」「それはしなくていいです!」「今すぐ止めて!」とか怒り散らしてまた事務所に引っ込んでいく。私どもも別に敢えて忙しい時間帯にそれをしている訳ではなく、暇になった隙を見てやっているのに、中断させられる。
それで何も雑用が出来ないまま、上がりの時間になるという事が続いたので、私はバイト歴の長い人に相談した。そしたらバイト歴の長い人は、
「ここはオーナーの店だから、オーナーの好きにさせればいいんですよ。俺は金を稼ぐために来てるんで、働かずに時給だけもらえるなんてむしろ儲けものです」
と言った。ここまで潔いバイト人、私は初めて見た。まあそうか、と思って、私もバイト歴の長い人に倣って、オーナーと組む時はウルトラ暇だなと思ってもオーナーが何か言って来ない限りは何もしないことにした。
するとオーナーは、私が本当に何もせずに立っていると(一応スプーンとかレジ袋の補充くらいはオーナーの目を盗んでやってるけど)、イライラしながら事務所を出てきて雑用を言い付けるのだが、それが今やること?って感じのものが多いのだ。どの時間帯にやってもいいがワンオペ状態の時には暇でもやらない方がいい類いのもの。急に混んだらはかどらないので中途半端に投げて帰るしかないようなやつだ。例えば、納品されたカフェのカップとか蓋とかFF商品を入れる袋やお手拭きなどを所定の位置に仕舞う、みたいな。それを始めると、ただでさえ狭いレジ裏が物資だらけでごちゃごちゃに狭くなる。急に混み始めると、レジ対応の度に堆く積まれたコンテナや箱を一々どけながら行動しなければならなくなる。お客様がそれを見て、「お忙しい所すいませんねぇ」と、すまなそうに仰る。いいえ此方こそ、お見苦しい所を見せてすみません!!
いやマジでそれ今すること?夕方4時ごろに暇過ぎてダベってる子達にやらせればいいのに。
そんな仕事をやらされる一方で、カフェマシンの掃除とか、ホットドリンクの補充とか、夕勤の人しか手順を知らなかったり、今やらないと朝のスタート時に売り物がなくて困る仕事が出来ないまま、どんどん時間ばかり過ぎていく。が、ここはオーナーの店だと自分に言い聞かせて、見てみぬふりを決め込んでいる私だった。
そんな日があるかと思えば、本来早朝勤務の新大学一年生新人アルバイトの子を「馴らしのため」とかいって夕勤にぶっ込んで来て、オーナーも新人の子がいる時間はヘルプでいるとか言いつついつもの如くに全く店頭に姿を現さない、そんな日もあった。そんな時に限って店が混み、しかも「新人にレジを任せて増田さんは雑用全部やって」と命じられ、新人の子は案の定レジ打ちと袋詰が亀のようにのろい、という。雑用どころかレジも捗らず店内に長蛇の列が。三密が。そんな日もあって、私はベテランの癖に新人のフォローしながら仕事を回せない無能の烙印を押されてしまった。
夜勤帯が無くなってしまったために、去年の暮れから夜勤早朝に入っていたお兄さんが夕勤になった。お陰で夕勤の人手が充実し、私は毎回イライラしたオーナーに八つ当たりをされながら働かずに済むようになった訳だが、オーナーは元夜勤のお兄さんが出勤した時に、私の悪口を言いながら仕事の引き継ぎをして帰るようで、元夜勤のお兄さんは困惑しながら店に出てくる。
「何か俺がリーダーやって増田さんに命令して上手く回せって言われたんスけど、俺夕勤の仕事まだ良く分かってないし、増田さんの方がずっと先輩だし仕事速いのに、いいんスか?」
「オーナーから信頼されてるんですねーウフフ。それでOKですよ。私もその方が心強いです」
と答えた。内心、一寸の虫にも五分の魂って言うんだけどな。まさか私にはプライドの欠片もないとでも?オーナーの野郎め……と思いつつも。でもまぁ、歳上の男性は後輩だからって後輩扱いするよりあげあげ↑↑↑しておくに限るからいいけど。幸い、元夜勤のお兄さんはオーナーに引き摺られて私を小馬鹿にしてくるようなタイプではなかったのでよかった。
夕勤の人手が充実したのでオーナーと組む日は減るか無くなるかと思ったら、むしろ増えた。何故かというと「コロナ対策」で店の全従業員が隔日出勤になったからだ。元々断固として隔日出勤だった私以外の全員が仕事日を変更されて、減らされてしまった。それで、夕勤は隔日でオーナーがシフトに入ることになった。そんな訳で、日曜日以外毎回オーナーと組むことになってしまった。
私以外でシフトに影響なかったのがベテランパートの人で、最近彼女は週二くらいしかシフトに入っていなかったのだから、彼女を週三にすればオーナーが夕勤に入る日数は減るんじゃないかなあと思ってた矢先、ベテランパートの人はオーナーと激しく揉めてしまい、シフト表から完全に名前が消えた。
そんな、急に一人減ってしまったシフト表をオーナーは私に見せながら、
「今はコロナの影響で客の入りが正常ではないから、夕勤のタイムテーブルを今決めることはできなくて、最短でも半年は様子を見なきゃならないって彼女には言ったんだけど、そしたら彼女は怒ってしまってね。でも最近暇だから一人欠けても大丈夫でしょ」
なんて言っていた。コロナの影響で、夕方のラッシュの客の入りが減ったのは本当なのだけど、世の中の人々が暇をもて余していて、特に幼い子供連れ客が顕著だが、夜遅くに多く来店するようになったので、全体としては客の入りは変わらないだろうし、たぶん売上は逆に増えているくらいだと思う。
混む時間帯と空いてる時間帯が日によってコロコロ移動しがちなこの頃、臨機応変力の高かったベテランパートの人が抜けるのは結構痛手なのでは?と思う。けど、ここはオーナーの店だからまあいいかと思って、私は口をつぐんだ。
相変わらず、店のマスクとか一部衛生品の品揃えは無のままだ。なお、店で什器の手入れなんかに使う業務用ペーパーとか、FF商品買ったお客様に渡すペーパーも何でか不足していて、雑貨の納品日につき1個しか納品されなくなっちゃったので、あとちょっとで在庫が切れそうなピンチ。とはいえ紙おしぼりは普通に入荷しているので、お客様はペーパーがなければ「お手拭きください」と言えばいいだけだ。なんか窮地とは思えないアントワネットぶりだな、お手拭きに関してだけ……。
マスクは雑貨の納品日に、お高い製品だけがちょっとずつ入荷しているだけで、安い何十枚入りの箱のやつは、自社ブランドなのに全く入荷しない。
雑貨が納品される時間帯は決まっているものの、平時から凄い忙しい時間帯に来るために、納品もままならずに放置されがちだ。今月上旬辺りはコロナ騒ぎもたけなわでハイパー暇だったので、検品品出し作業が捗り、私の勤務時間帯にマスクも全部品出しされた。
ところが、全部っていっても合計10パックあればいい方。なので、私の勤務時間中に全部が売れてしまう。お客様誰も買溜めなんかしていない。それぞれいつものようにぶらりと来店して1パックずつ買っていく。それだけでマスクは品切だ。
そんな日々が少し続くと、オーナーが怒り出した。夕方納品されたマスクは一晩もたずに店頭から消えるわけだが、マスクの在庫を確認したがるお客様は昼に集中している。昼が来客のピークなんだから当然だ。
オーナーは納品直後のマスクの品出しを禁止した。それで、マスクは「欲しい人に届くように」昼間、店頭に小出しに出されることになったのだが、そしたら今度は夕方からは全くマスクがない状況が続いている。オーナーはマスクを欲しがる人は昼にしか来ないと思っているのか、それについては全く対策をしない。
オーナーが今頃になってやっと、店頭の衛生品コーナーに「マスクの購入は一人一つまで」と書いていなかったことに気づいたのだそうだ。
「ぼちぼち入荷してるのに、次の日には全部売れちゃってるの、おかしいと思ってた!」
衛生品は週に二回、夕方に入荷して、検品ののち早ければ深夜までに品出しが出来るのだけど、翌日にオーナーが出勤すると、もうないのだ……。
以前、派遣の人がシフトに入っていたときに、衛生品を含む雑貨の検品品出しをしていたら、途中で派遣の人が、
「後でマスクを品出しする前に見せてくれません?私が買うので」
と言われた。それは、どうなのか……?と思って首を傾げている間に、店が混み始めたので、結局マスクはその日のシフト中には出されず、派遣の人も私と同じ時間に上がった。なので派遣の人はマスクを買えず仕舞いだったということだ。
何かが品薄だという時、店員が自らその品物を買うということがしばしばある。今月の上旬も、フリーターバイトの人が、休憩時間の途中で何でか唐突にマスクを一箱買っていたので、何で?って思ったのだけど(この人自分のマスクやティッシュその他を事務所の高い所に置いているのである。マスクもその時すでに一箱置いていたはずだ)、そのときは普通にどこの店頭にもあったマスクが、翌日はすってんてんに無くなっていた。フリーターバイトの人は恐らく、休憩中にスマホでネットニュースかなんかを見て、マスクが店頭から無くなる恐れがあることを知って、早めの確保をしたのだろう。こういう事が出来るっていうのは小売り店に勤めることのメリットかもしれない、けど、そんなん運よくタイミングが合えばこそで、勿論バカ売れ最中に手が空かなければ、品物がすっかり得れて行くのを横目に、あーあと内心嘆くしかない。
私はフリーターバイトの人がマスクを買っているのを見た翌朝に近くのドラッグストアに行った。もう既にマスクはきれいさっぱり品切れだった。
私自身は夕勤で働く者なので、夜勤のことって、あまりよくは知らない。夜勤の人にざっくりと聞いたことはあるけど。
などをやっている。こう書くと簡単なことをちょっとしかやっていなくて、あとはただボーッと店番しているみたいだが、どれも中々の重労働だし、接客の片手間にするのは容易ではない。
私の勤める店では、本当はオーナーからはダメだと言われているのだけど、半夜勤と夜勤の人達の独断で、夕勤の時間帯(17~22時)に客足の途絶えた隙を見て夜勤の仕事をガンガン進めている。レジが混んでお客さんを怒らせることもあるんだけど、夜勤が重労働になりすぎないように、そうしているのだ。
夕勤と早朝に、夜勤の仕事が回って来るのだろうなあと思う。返本作業なんかは、以前勤めていた店では昼勤がやっていたので、今の店でも昼にやろうと思えばできそう。
今まで、オーナーに禁止されながらも夜勤の仕事の一部を夕勤でやっていたけど、それが堂々と夕勤でやれる仕事になる。
まあ、それはいいのだけど、夕勤の時間帯って、基本的にはレジ打てればそれでいいみたいな、それこそただのお店番みたいなものだった。それでも回っていたのは、夕方出勤して夜勤の入れ違いに帰る生粋の夕勤の人と、夕勤と同時か少し遅れて入り、夜中に帰る半夜勤や朝まで勤める夜勤の人が組んで働いていたからだ。
今までは、夕勤専門の人しか夕勤にいないという日がしばしばあった。そんな場合、夜勤の人が夜勤の仕事をフルでやるという地獄を見るわけだ。一応それが夜勤の本来の姿なわけだけど、週に二三回しか勤務しないんならともかく、今は人手不足なので、同じ人が夜勤で4~6日も連勤するんだから、たまらないだろう。
夕勤に夜勤の仕事を正式にやらせるとなると、夕勤バイトにもそれなりのスペックが求められる。接客もしながら、作業も完遂出来る能力だ。今までは、ただボーッと立ってるだけの学生バイトでも良かったけど、夜勤のお兄さん達くらいタフな人がいないといけないわけだ。
けど、今時点で夕勤も人手不足で、お客さんが沢山来るのにワンオペする日がしょっちゅうみたいな状況で、人を更に雇うって、しかも体力のある人を雇うって、どうやって?給料だって、夕勤は昼勤よりは高いとはいえ、夜勤よりはずっと安い。なのに誰が応募して来るというのか?仕事がキツイと分かれば、すぐ辞めるのでは?どうせ夕勤なんて長くて6時間くらいしか、勤務時間がないから、さして稼げない。
多く稼げても困っちゃうという主婦バイトが勤めに来れる時間でもない。人材の確保、マジでどうするのだろう。
そして、今は夜勤が早朝勤務も兼ねているから、夜勤がなくなったら、新たに早朝勤の人を雇うことになるのだが、朝5時とかに起きて、9時頃に帰るなんていう人が、どんだけいるかよ?っていう。今だって散々募集かけてるのに、誰も来ないっていうのに。
夜勤の人が早朝勤のみにシフト変更を喜んでするかっていうと、それはないと思う。夜勤にわざわざ勤める人には大体、敢えてその時間に働く理由があるのだ。
派遣の人の話では、コンビニ専門派遣は皆、通常のコンビニ業務の経験があって研修も受けてきたプロだ…………プロなんだけど、コンビニって同系列の店舗でも、店によって仕事内容や作業手順が細々と違うため、初めて勤めるお店でいざ働こうとしても、そこで常勤している人達には、全然全然、及ばないらしい。なので、派遣はどの店に行っても、レジ打ちとレジ周りの仕事しか基本的に任されない。だから永遠にルーキー状態なのだそうだ。
実際、一緒に組んでみると、知識面ではただバイトしてるだけでは知り得ないことをよく知っているし、トラブル解決にかけては本当にプロで頼もしいんだなぁ、と思う。しかしやっぱり雑用を頼むとかなり時間がかかってしまうので、派遣の人にはレジにずっと居てもらった方が、組むこちらとしては楽は楽だ。
けれども、派遣の人としては、どの店に派遣されてもお客さん扱いされて、相棒があくせくホールやバックヤードで働いているのに自分はレジのとこにずっと立っているだけ……というのは心苦しいのだそうで、雑用でも少しは割り振って欲しいと、内心ずっと思っていたのだそう。でも指示待ちしてる方が無難で揉めないので、普段は自分から仕事を下さいとは言わないということだった。
私は根が不精に出来ているので、立ってる者はつい使ってしまう。そんな訳で派遣の人にもホイホイ仕事を任せてしまっている。そんなの、当店では私だけだ。他のバイトの人達は皆、派遣の人にはレジ打ち以外何もやらせない。皆ベテランなので、慣れない派遣の人にやらせるよりも自分でやる方が速いと思っているし、実際速いので、一人で全部やってしまうのだ。
昨日は、派遣の人に雑用までして貰えたお陰でかなり助かった。オーナーからは、レジを全面的に派遣の人に任せて、検品や品出しその他雑用は全部私がやるように言われてたのだけど、一人じゃどう考えても終わらない量の仕事があったので、どうしても派遣の人にも割り振るしかなかった。私以外のバイトだったら皆一人で抱え込んで、残った仕事は次の日の昼勤をあてにするんだろうけど。
ちょっと問題だったのは、私も派遣の人も仕事を相棒と分担してやるということにあまり慣れていないということで、互いに自分の仕事に夢中になってしまって、お客さんがレジに並んでるのに気付かない、という場面が何度かあったこと。自分と相手の仕事のうち、優先度が高いのはどっちか?手が放しやすいのはどっちか?判断するのが難しかった。けれども、しばらくしたら慣れた。
お互いに自分が自分がっていうタイプだったら、険悪になってしまっただろう。しかし、何も言わないだけで「この人と組むとやりづらい……」と思われている可能性もなくはないよなぁ、なんて想像した。普段は、仕事が終わったらすぐに仕事のことは忘れてしまうようにしているけど、こうも何も悪い事が起きた訳でもないのに反省に時間使うなんて、精神的に自主残業してるみたいだな。効率のいいこととは言えないのかもしれない。
この店の先輩として、派遣の人に上から圧力かけ気味に命令してしまった方が、効率がいいのかもしれない。お互い気が楽かもしれない。でも、派遣の人はずっとレジ打ちさせられるよりもやりがいがあると言って、嬉しそうに雑用を請け負ってくれる。物珍しいから喜ぶのであって、すぐ慣れて面倒臭いと感じるだろうか?よくわからない。
私の方としても、派遣の人との仕事のバランスに気を遣って働くのは、戦略ゲームでもしているようで面白いと思ったけど、これが日常になってしまったら疲れるだけかもしれない。
楽しい、けれどこれって、たった時給900円でする仕事?という疑問が湧く。楽しいのは今だけかもしれない、時間外頭脳労働を発生させてしまって、良かったのだろうか?
派遣の人の為にもなったのだろうか?本人は楽しんでたみたいだけど、他では指示待ちでただ使われるだけの立場だというし、私とたまたま組んだことで、他の人と組んで指示待ちする事が苦痛になったりはしないのだろうか?
コンビニでバイトしているというと、馬鹿にされるか尊敬されるかの両極端なのだけど、実際どんな感じのことをしているのか、粛々と書く。
コンビニのシフトは、早朝、昼、夕、深夜の四つにざっくりと別れている。仕事は、共通のものと、それぞれの時間帯に特有のものがある。
隣接した勤務時間帯を掛け持ったシフトにも出来ないことはないが、大概は特定の時間帯プラマイ1~3時間勤務。
そのため、コンビニバイトは自分の勤務時間帯以外の時間帯の仕事は知らない場合が多いと思う。コンビニ店員はマルチタスクだというが、実はそんなに多くの仕事を受け持っている訳ではない。
各種受付業務含む
商品を綺麗に並べること
はたきをかける、床をモップで拭く
この4つだけが共通の仕事で、あとはシフトによっては覚えなくて済んだり、お店によっては、オーナーや店長がやっていてバイトには委されていない仕事もある。
一日の中で一番きっちり掃除する。
接客業務メインで、他はオーナー夫婦がやってたりもするのではないだろうか。
夜勤はがっつりとやる。
店によっては、夕勤はほとんど接客業務しかしないかもしれない。
カフェマシンの掃除は、以前は夜勤の仕事だったが、夜勤は仕事量が多いので、今は前倒しで夕勤がやる店が多いと、コンビニ専門派遣の人から聞いたことがある。
責任者しかやっていない店もあるようだ。バイトにもやらせている店では、部門ごと(米飯、サンドイッチ、お酒、タバコ、お菓子など)に担当させられる。
マメにやる店とそうでもない店がある模様。
普通は責任者がやることだが、バイトが委されていることもある。
写真プリンターの用紙とインクが3ヶ月に一回くらい切れるのだけど、その時に当たると結構面倒くさい。
もしかすると、他にもなんか色々仕事があるかもしれないけれど、私は夕勤なので知らない事が結構ある。
④夕勤
たぶんダントツに楽。そこそこ混むけど。
③早朝勤
②昼勤
12時くらいがとにかく忙しい。
面倒くさい客がよく来る。
受付業務が多い。
でも五人くらい体制でやれるので、苦手なことは出来る人に巻かせられる利点あり。
①夜勤
何しろ、全部一人でやらなければならない。
納品量が膨大。
力仕事が多い。
しかも当店は運送業のお客さんが多いので、午前五時にピークがあって、それを独りで乗りきらないといけない。
接客力よりも体力と防御力が求められる。
その2となります。
とある会社へ契約社員として就職が決まったので、めでたく(?)コンビニバイトから卒業することができた。
もしこの就職が決まらなければ、まだ続けていただろうと思うのでとてもホッとしている。
少し話はそれるが、セブンイレブン自体の勤務経験は約7年といったところだ。
今ではおなじみの電子マネー「nanaco」がまだ無かった時代にアルバイトを始めた。
そして、揚げ物調理器(いわゆるフライヤー)もなく、現在「フランク」と呼ばれる
とても良い香りがするのだ。
自宅近くの新店スタッフ募集の際に、思い切って自営でやっていた店をたたみ
この行動に後悔はなく、むしろ学ぶことが多かった。
話を戻そう。
いくつかご紹介いただいた。
住宅街は6時か7時まで、オフィス街は8時ないしは9時までの枠となっている印象。
もちろんスタッフ側は終わりの時間を仕事予約の際に申し出ることができる。
初めは稼ぎたいと22-7の枠でスタッフを探している店舗さんをご紹介いただいた。
しかし
ヒマ、なのだ
毎回レジ+洗い物+廃棄チェック+雑誌検品陳列+チルドやパン、冷凍納品など
一通りの作業をさせてもらえることはない。
レジは基本だが、店舗側からすれば「よけいな仕事をふやすな」ということだろう
派遣がミスしてもカバーできる範囲の仕事しかまかせてもらえないのが現状。
例えば、洗い物にいたっては
固定で勤務しているのであれば一例に過ぎないが
フライヤー調理器、フライヤー什器、コーヒーとカフェラテマシン
など、深夜でレジしながらこれだけの量をこなすだけでもあっという間に朝が来る。
深夜はあまりお客さん来ないでしょ?と言われるが
それがやがてストレスとなってゆくのだ。
店舗によっては夕勤が先取りして行うケースも多々見受けられるが
概ね冬場はこれだけの洗い物を、商品をスキャンして袋詰めするだけじゃない
宅急便やチケット発券といった他のレジ業務も、いつくるかわからないので
頭の休まる暇がないのだ。
そこで派遣にはレジ専門かつ、洗い物の一部をやってもらうパターンが多かった。
お箸やタバコの補充といった、レジに張り付いてでもできる作業は
慣れると鼻をかむのと同じくらいあっという間に済んでしまう。
するとどうなるか
できることがあればお手伝いします、と申し出ても
できることといえば、入店チャイムが聞こえたら「いらっしゃいませ」と挨拶
何も買わないお客さんが退店しても
「ありがとうございました またおこしくださいませ」
(ヒマでお客さんの行動を見る余裕ができるからこそ言える)
そのぐらいしか、できることがない。
勝手にやること見つけてやれば?
指示されたこと以外の作業を勝手にやることで店舗側とトラブルになれば
その日の交通費や働いた分の賃金はパーになってしまう可能性がある。
万全の態勢で勤務に臨むべく
ささいなことでトラブルとなり、賃金が泡と消えるのだけは避けたい。
勤務前からぐったりすることもあるのに。
休憩をこまめにとらせてくれた。
そのかわり、レジだけやっててください、という。
(無論、パワハラは許されないが)
これに尽きる。心得て仕事をしていてトラブルは一度もなかった。
しかしながらレジで立っててヒマな時間がどーもしんどくなったので
翌週からは22-6の枠で募集されてる店舗があればご紹介いただくよう
予約したのだった。
ここで問題が起こった。
「ご紹介できるお仕事が見つかりません」という連絡だった。
理由は推測にすぎないが
(応募者多数のため抽選、みたいな)
といったところだろうか。
「急に依頼がくることもあるので
待機するか、お休みしていただいて構いません」
とのことだった。
一度目は待機し、連絡がきたものの
22-6で定期的に勤務できないとなると、生活費にも支障が出るので
これが、正解だった。
退職するまでの間、おかげさまで希望した日の夕勤全てご紹介いただくことができた。
心理について書いてみようと思う。
読んでくださってありがとうございました。
最初に言っておくが洋服の販売員に賛成という人はこの記事に腹が立つだろう。
就活で20社以上をたらいまわしにされて100000%受かるであろうアパレルを受けた。
今は転職して楽しく元気に働いている。
そこで働いた4ヵ月は、今でも鮮明に思い出せるくらい毎日が胸糞だった。
同じような経験をしている人たちに、はよ辞めろと背中を押すためにこの記事を書いた。
☆大体の勤務先スペック☆
ファミリー向け
ノルマ達成できないから洋服を買い取るとか、時間外労働とかは無かった。
配属先は片道2時間の隣の県だった。
都内に無限に店舗があるのに面接で「関東県内勤務を希望です!」と言ったため、
最果ての地に飛ばされた。
6か月の定期代が20万近かった。(交通費は会社が負担。しかし4ヵ月で辞めたため、定期代の2ヵ月分がきっちり給料から天引きされた。)
初手、手術をしたため、最初の2週間は欠勤。
営業は治療に専念しろという判断をしたが、結局迷惑かかるのって店頭スタッフなんだよね。
でも研修は行ってた。研修先は家から1時間。沢山歩いたし同僚に支えられながら行った。
これらを思えば人事には人の心が無かった。
望んでいなかったアパレルの販売員という仕事の気が重すぎて初日から3分くらい遅刻した。メッチャ怒られた。そりゃそうだ。
・副店長…BBA。ほぼこいつ1人で仕事がまわってる。子持ち。
・スタッフA…BBA。性格が悪すぎる。気分がコロコロ変わる、増田のような若い女が嫌い。パニック障〇らしいが、だったら人を傷つけていいんか?ダメだろ。
・その他営業などがたまに
こんな感じだった。初日から4月いっぱいはほとんど説明だった。
接客はバイトでやってたので、仕事はメモを取ればなんとかなってた。
GWのやや忙しい時期は、新人はあんまり戦力にならんので忙しさは感じなかった。
ほとんど裏で商品の検品作業(サイズとか、不備が無いかとか、お店に出す前に1つずつ確認する)やってた
スタッフ全員は新卒の私に声をかけてくれるが、いかんせんオタクとは全く話が合わなないし若い人と話すのって疲れるんだろうなというのをひしひしと感じていた。
※売り上げの横取りとは?
まず、増田がお客さんに声をかける(声をかけられるのが苦手なみんな!あれは〇秒以内に声をかけないといけないルールがあって、売り上げも上がるんだ。すまんな。セルフレジは神だ。)
↓
試着室に案内
↓
購入
という流れがある。だが、購入の段階で案内した増田が忙しかったりするとスタッフAがレジを打つ。
スタッフAはレジ担当を増田にすると、売り上げが増田に加算されるのだが、「間違えた」とか、「レジを打ったのは自分」とかで、スタッフAの売り上げになる。
頑張る気力を失いつつあった。
店長には「物覚えが悪い」と言われたり、副店長には「この前説明した」と言われたり、自信を失う言葉をかけられていた。
商業施設のセールは超大規模で、広告にものすごく力を入れている。
セール用の商品は入荷してすぐ値下げが入る物もあって、人を騙してるなあと思う。
春物は大体70%オフになってる。それ以上売れないとアウトレットに行く。
走り回る子供を注意しない親、フタのついていない飲み物を持って服屋を歩く女、ゴミくずを渡してくるおばさん。私ゴミ箱じゃないんだけど?
ちなみにファンデーションがついた服は本部に戻す事になってて、売るものが無くなるから売り上げも減るよ。だから試着の際はフェイスマスク付けてね。
そんな忙しい時期は副店長からお客さんの前でレジ打ちを「早くして」と言われて、新人に求められる技量じゃないと思った。
でも忙しい時は何も考えずもくもくと仕事ができるので良かった。
問題は暇な時だった
店長に「ヒマな時期に有休使って休みたい」と伝えると「俺は有休を使ったことが無い」と言われた。
「俺の時は就職氷河期だった」話をとにかくされて、「俺がアパレルの店長止まりなのは氷河期のせい」と言ってるようにしか聞こえなかった。
こいつが営業からの指示で「とにかく新人を褒めろ!」と言われていて、頑張って褒めててめちゃめちゃ気持ち悪かった。バカの一つ覚えみたいに全部褒めてんじゃねえよ。
次の上司はこんな頭の悪いヤバい奴じゃないといいなと思っていた。
スタッフAには、売り上げを横取りされたり、お客さんを横取りされたり、服が被ると機嫌を悪くしたりなど、とにかく一番のストレスだった。
自分は裏でずっと泣いていた。
それでもお客さんに対しての愛想は良くて、ヒマそうなおばさんの相手をしていた。
店員と会話しに来るヒマなおばさん、店員にチップ渡すようになんないかな。会話料金として。
あまりにも会話が苦痛なので、朝に吐き気を起こして当日欠勤した。
副店長は仕事はできるけどすごく厳しくて、「仕事が厳しいのは当たり前!」って感じの人だった。
この人が親じゃなくて良かったと思った。
そんな感じで誰とも馴染めなかった。
ひたすら無心で「綺麗に畳まれた服」を「綺麗に畳み直す」作業をしていた。
本部の人間を交えて店舗移動したいと伝えたが、偉い人に「周りも変わらないといけないし、増田も変わらないといけない。あと1ヵ月頑張ってみてダメだったら移動を検討する」と言われた。毎日がしんどいと伝えたのに、自分には人権が無いんだと再認識した。
意外にもすぐに次の就職先が決まったので「辞めたい」と言った。
辞めるという情報が広がる前には「新人ちゃんを店舗になじませよう!」という活気があって本当に気持ちが悪かった。
会話を振られたりした。続かなかった。
辞めるって決まった社員の心持は楽だ。
辞める直前には各自からメッセージが届いて気持ち悪かったけどちゃんと返した。偉い。
正直言って学ぶことは一つもない。
長くやってりゃ誰でもできるような仕事に社員を定着させたいだけだ。
お客さんも本当にキツい。
早く機械で体の採寸ができるようになって、店頭に足を運ぶのをやめてくれ。
セルフレジは神だ。
以上。