はてなキーワード: 大義名分とは
国連総会で演説されたグレタさんの話題を耳にして、思う所があったので雑記。
グレタさんの主張は詰まる所
「自分たちだけが良い思いをして、そのツケを将来の世代に押し付けるな!」
という話になるのだと思うけれど、
この手の話って突き詰めれば「科学技術・工業活動をやめよう」にしかならないと思う。
人間活動の持続可能性を鑑みた際の最大の難題は、資源の枯渇、すなわちエントロピーの増大であり、
科学技術はこの根幹的な問題との相性が致命的なレベルで最悪であるから。
逆に、何故地球温暖化は昨今これほど脚光を浴びているかと言えば、それが環境ビジネスになるからだろう。
環境問題は「将来のことを踏まえてやめよう」と言っても金にならない。そういうものは見向きされない。
逆に「将来のことを踏まえてこういう技術を取り入れよう」は金になるから、ビジネスの大義名分としてもてはやされる。
その点、エントロピーの増大問題は、工業活動を停止させる以外に解決方法はない(現状の技術学術では
もし明日、何かの奇跡で地球温暖化問題が解決しても、熱死の環境問題は何も解決せず、
グレタさんの言う所の「自分たちだけが良い思いをして、そのツケを将来の世代に押し付けるな!」という構図は変わらない。
そういう根幹的な部分を避けた環境問題云々の議論を見ても、ポジショントークの衝突にしか映らないし、
グレタさんも正直、博士号を取得している訳でもない以上、思い込みの強さから担ぎ上げられたジャンヌ・ダルクにしか見えない。
現状の地球温暖化政策を単なる延命治療や子供騙しと揶揄するなら、その本質は地球温暖化が解決した所で何も変わらない。
どんな在り方も一興。
軽減税率のせいでインボイスが義務化されるし、自営業も殺されに掛かっている。自民党支持者って自殺願望あるようにしか見えん。
これは違う。
税理士のブログの要点まとめなんかではまだ本当のずぶの素人には理解できないんだろう。
ない。
インボイス制度は何のために導入するのかというと、「益税」を見逃さないようにするってこと。
益税というのは事業者なのに消費税納めないってこと。なお自分がもの売る時はきっちり消費税とる。つまり美味しい。
そもそも消費税は我々最終消費者が負担して(俺もさっきコンビニで水を買って8円払った)、それを受け取った事業者が当局に納める仕組み。
8円を俺が負担してるんだけど、納めるのは俺から8円受取ったコンビニオーナーなわけ。
ただしコンビニオーナーもその水を25円で仕入れるときは2円の消費税を仕入れ元に渡してる。
だからコンビニオーナーが当局に納める消費税は6円で、残りの2円は仕入れ元が納める。
要するに各事業者は代金と一緒に消費税を預かって、それを当局に納めてるわけ。
で益税とは何か?
さっきの例でいえば、コンビニオーナーがもし免税業者なら6円は納めず懐へ入れてよかった。
これけっこうでかいよ?
なんでこんなことになってたかというと
まあ免税業者って言うのは売上が少ない業者なので手続きも事務処理も大変だろうって言うお目こぼし。
過去のことはそれでいいんだけど、まあ公平ではないのでそろそろやめましょうかと。
インボイス制度で何が起きるかというと、免税業者がいなくなるんです。
売上が年1000万円以下の事業者も、みんなと同じく消費税納めなさいねってこと。
おおざっぱに売上-費用×10%か。
まあ従来に比べると納めなきゃいけない税が増えるのでずっと免税業者で益税状態だった事業者は増税感を持つと思う。
客から消費税預りながら実はぽっけに入れてたってことで、免税業者以外の経済主体からのイメージも良くない。
「増税だ―」って騒いでも支持を得られにくいと思う。
軽減税率が含まれるような商売だと、税率ごとに記載しなきゃいけなくてめんどくさい。
ただ、どんな自営業のお店でもレジや簡単な会計システムぐらい入れてるから
さほど大変にはならんと思うよ。
軽減税率との絡みはそれだけ。
https://www.zenshoren.or.jp/zeikin/chouzei/180219-08/180219.html
twitterでこれで騒いでる人はみんなここのイラストだし。
確信犯的に絡めてるコアと、内容よくわからずにぼんやり「これも軽減税率と関係あるんだ!」と思って広めてるライト層がいる。
全商連の狙いは自営業者の多い免税業者に対する益税廃止(実質増税)に対する抵抗。
まあ町の自営業の爺さま婆さまです。
当たり前の選択肢を並べてるだけだけど、要するに消費税を払いなさいと言われてるからそりゃそうです。
これだと新しい制度なんか一切導入できないでしょう。
こうやってほとんど関係ない問題を絡めて巧みにtwitterで流してるのです。
今の若い子は優秀な人がたくさんいる。
早かれ遅かれポジションを譲る機会が訪れると思っていたがその時が来たようだ。
今宵はわたし一人のやけ酒だ。
就職しておよそ15年になるが、今思えば割り振りされる仕事内容からこうなる兆候は感じていた。
引き継ぎの仕事や新しい仕事は成長を感じないクレーム処理、先輩尻拭い。私が悪くないのに、周りに頭をぺこぺこ下げ続けなければならない苦痛はこみ上げるものがある。だが、健気に周りの意見を吸い上げて着々とこなしてきたつもりだ。
新人が配属されて、後輩に修行と言う大義名分のもと、後ろ向きな仕事が引き継がれると思えば、期待を裏切られるかのように前向きな仕事が任命されるのを見るととてもとても目頭の熱さを感じてしまう。めんどうで調整が多い仕事はどうやら私に処理させるようだ。
さて、愚痴は終わりにしよう。
前向きな仕事は全力を尽くす。他が分かるような過程資料ほなるべく残さない。結果のみを残す。
後ろ向きな仕事は誰か一人付けてメンテナンスを任せる。ただし数値の成果は吸い上げる。
朝のようだ
日韓関係がこじれている。戦後ずっとこじれ続けている。竹島、日本海、慰安婦、徴用工...日韓の間に横たわる問題は尽きることはない。「もう謝った」「まだ謝りたりない」これがずっと続いている。
日韓併合から終戦までは35年、しかし南北は約70年分裂したままで、いまだ再統合はできていない。
「朝鮮半島が南北に分裂した時、日本はまだ占領下だった。それを日本に言われても...」と日本人なら当然そう思うし、それが正論だ。だからこそ根深い。
日本は戦争で焼け野原になった後、驚異的なスピードで復興を遂げ、経済大国になった。戦後復興の最大の要因は朝鮮戦争だ。朝鮮戦争で兵站を必要とする米軍に物資を送ることで日本の産業は早期に復活した。米国の都合で復活させられた、とも言えるかもしれない。
日本は西側陣営にとっての極東の後方基地だった。そして前線基地は韓国だった。この役割分担によって、片方は発展を遂げ、もう片方は戦争で発展が遅れた。韓国と北朝鮮は、日本...いや東日本と西日本のifの世界だ。
しかしこの事に韓国人は文句を言えない。「分裂を決めたのは日本じゃないから」というのもあるが、それ以上に根深いのは南北融和が韓国にとってタブーでもあるからだ。
「分裂したのは日本のせい。我々は望まない対立を強いられた」というのは「じゃあ南北で争う必要もないよね」という話ともセットになる。徴兵制で国防を担っている韓国にとってこれはタブーだ。徴兵制拒否者の大義名分になる。
だから韓国は南北分裂について日本を責められない。責められないから別の大義名分で責める。しかし別のテーマでいくら話し合っても、本当の問題が解決されることはない。韓国はいつまでも怒り続け、日本は途方にくれる。
加えて韓国は、北に対する敵国意識と同胞意識を両方抱えている。自分たちの命を狙う敵国と隣接しているという恐怖のフラストレーションと、でも同じ民族で争いたくないという感情を抱えている。
相手が多民族ならフラストレーションを単純なヘイトとしてぶつけやすいが、それをしたくないという感情がそれを踏みとどめている。その一部が日本にぶつけられているという側面もあるかもしれない。
民主主義のために香港の若者たちが結束し中国政府には屈しない、自由を勝ち取る、みたいなストーリーが出来上がっているのだけど。
それで中国国内の世論としては、中国政府からいつもの言論統制、ネット情報規制がしかれ、中国政府寄りのストーリー、つまり、暴徒化した香港の若者たちによる不法行為には屈しない中国政府、みたいなストーリーになっている。
うーん、私的にはどちらもピンとこない。
中国人って、中国人本人も自覚しているけど、出身差別が結構酷いんですよね。
地元民じゃなくて、遠方からの旅行者とか移住者と分かるやいなや、野菜をいつもより高い値で売ったり、平気で嘘をついたり、とか。
香港の人たちって、いわゆる中国人の人のことを「大陸人」とよく呼ぶ。つまり、俺たちは香港人であって、大陸人とは違う、という意識。
「大陸人」という言葉のニュアンスとしては、田舎者みたいな差別的な意味を多く含んでいる。
最近特に成金になった大陸人が香港に流れ込んできて、ことあるごとに香港人たちは彼らの粗暴ぶりなどを写真にとりネットで拡散したりしてきた。
日本のメディアではとりあげられないけど、デモに参加している香港人グループが、大陸人の旅行者を見つけ、タコ殴りにして写真をとり、中国政府の犬みたいな感じでビデオや写真を拡散したりしている。
民主主義を守る、というのは建前になってしまって、ただただ普段から抱えている差別意識を発散させている不良グループも多く混じっているのである。
こうなると、大陸人の感情としては、このクソ香港人め、となってしまい、中国政府のストーリが相当現実的なものとして受け入れられる。
あくまで平和的手段でデモを行ったところで中国政府が動くとは思えないが、そういうストレスからなのか、こういう自分に不利になることは容易に想像ができることまでも自らの手で拡散してしまっている香港デモの人たちって何なの?って思うわけ。
大陸人側としても、普段から「俺たちは大陸人より上」アピールをし続けている香港人が鬱陶しくて仕方がない。
それは台湾にしても同じだね。
反体制とか、自由とか、そういう大義名分はあるけども、根本的な感情の部分でこういう対立があるので、綺麗には解決できないでしょう。
どもども(・∀・)ノシ
今日は増田が専業主夫になった経緯をぽまえらにきいてもらおうと思うお(^ω^ ≡ ^ω^)
増田はそう裕福ではないものの、教育費を惜しまない家庭に生まれたんだお!増田はわりかし学校の勉強が得意だったから、中学受験も大学受験も第一志望に合格したで!進学したら周りが賢くて、自分なんか全然・・・みたいな話をたまに聞くけど、幸か不幸か増田は進学先でもデキる方やったんや。女の子にもそこそこモテたし、就活も無双やったんで(※無理なところは狙わなかったのもデカイ!)、人生楽勝ワロリンコ〜!!!と・・・思ってた・・・んやけど・・・・・・・
就職後、わいの配属先はざっくり言うとバックオフィス系やったんや。人生で初めて(社内とはいえ)望んだところに行けなかったわいは、人生初の挫折を味わった、と、当時は思ったもんだお(^ω^)わいの行きたかった部署に配属された同期はひぃひぃ言いながら連日残業三昧で、「俺なら絶対もっとやれる」と根拠なく思っていた・・・んだお・・・・・・・・・・
2年後、増田は自分から希望を出して、花形の部署に異動したんだお!それが地獄のはじまりだったお〜〜〜!!
端的に言うと、増田は仕事ができなかった!!その仕事では、計画を立てることや計画通りの進行はもちろんのこと、なにより臨機応変な行動が求められたんや。その柔軟さとか空気を読んだ駆け引きとかが、わいには難しかったんや・・・。
上司との相性も悪かった。上司は昔ながらの「根性があれば何でもできる!」「やる気!元気!いわき!」ってタイプで、面倒見がいい代わりにパワハラポケモンだったんだお。出来る部下、可愛い後輩のミスは全力でフォローする一方、一度ダメなやつ認定した部下の扱いはゴミ以下で、もちろん増田はゴミ側やった。
同期たちとも仲良くやってるつもりやったが、デキる面してた増田がからっきし使えないとわかって、同期の中の扱いも変わってきたんや。簡単に言えばいじられキャラになった。今思えば、いじってくれるだけマシだったしそれも気遣いだったのかもしれんが、わいには耐えられんかった・・・。その場では笑って過ごせても、家に帰ると涙が止まらんかった。こうして少しずつ、わいの心は壊れていったんや・・・。
休職を余儀なくされたわいには、復帰できる保証もなかった。当時の彼女は「支えられる自信がない」とすたこら逃げて、1年後には弁護士の奥さんになってたお。
1年後に復職したものの、すぐにまた休職するはめに・・・部署も変えてもらったんだけど・・・あからさまな窓際で、「もう自分の人生は終ったんだなぁ」と、生産性のないクリックとスクロールを繰り返すのが、情けなくて情けなくて・・・1番死にたかった時期だお・・・。
そんな時、同期の女子に飲みに行こうと誘われたんや。この同期は武士のような女で、忠義!礼儀!剛毅!みたいな・・・。とにかく自分に自信があってひるまないタイプというか、上司からのパワハラも「出るとこでんぞゴラァ」ができるし、それでいて基本は忠実・「お世辞は言わぬが上司を立てる」をやるもんだから、不思議と可愛がられているというわけのわからない女であった。増田の苦手な臨機応変が得意で、ちょっとガサツなところもあるけどとにかくデキる女やった・・・。
実は増田、この同期には一度告白されているんや。まだバックオフィスにいた頃で(女武士は最初から花形配属やった)、入社1年経ってなかったと思う。同期数人との飲み会帰りに、普通に「好きだから付き合わない?」って言われた。いやマジでびびったし、彼女がいたし、タイプじゃなかったから断った。武士は「そう」とだけ言って、その後は普通に会話して帰った。その後も態度は変わることなく、部署が一緒になってからもメチャメチャ助けてくれたんや。パワハラポケモンに理不尽精神論(まあでも一理あるっちゃある)で詰められて、軽いいじめみたいのにあった時、表立ってかばってくれたのはこの女武士だけだった。当時は「女子に守られて・・・鬱だ氏のう・・・」という思いもなくもなかったが、それをきっかけに味方が増えたし、それきっかけで「パワハラポケモンは上司であって神ではない」ってのが増田を含めて部署のみんなにも伝わったのではなかろうか。神に嫌われたら死ぬしかないが、上司に嫌われるなら道はいろいろあるのである。結局休職したんだけどね(^ω^)(ドッ)
二度目の休職はさすがにセカイノオワリ感がすごくて、出世はおろか会社にも長くはいられないとは思ってて、転職も・・・くだらないと思うかもしれんが、自分のプライドを満たすような転職先にはもうありつけない。増田を「デキるお兄ちゃん」として誇りに思ってくれてる実家に帰って腫れ物に触る扱いをされるくらいなら死にたい。金銭的な問題もあるが、今思えば当時の増田を殺しかけていたのは、他でもない自分のプライドやったんや。
会社の同期たちとは疎遠になっとった。みんなデキる子で、それぞれ活躍していたし品の良い奴らが品よく向ける「無理すんなよ」が一番プライド(←またこれ)にクるからだお。でも女武士との交流は続いていた。なぜならす女武士は規格外すぎて既に自分と比べる対象ですらなくなっていたし、女武士は憐れむ素振りを全く見せなかったからだお。気は使ってくれてたと思うが。
久しぶりの飲みの席で、女武士は転職すると話してくれた。外資のでかいとこ。海外転勤あり。素直に寂しくなるなと思った。女武士は、その頃の増田が唯一かっこつけずに話せる友人だったので・・・。
そこで「ついてくるか」と聞かれた。あっけにとられたが、「結婚して専業主夫やらないか。少なくとも金銭面での苦労はかけない」という話だった。かっこよすぎね????流石に即「抱いて・・・」とはならんし戸惑ったが、女武士に会えなくなるのは嫌だった。これが恋愛感情かはわからなかったし、まぁたぶん違うんだけど、なぜか自然に「それもありやな」と思った。
その後のことは、結論から言うと増田と女武士は半年たたずに結婚した。親は死ぬほど驚いていたし、父親は一時キレていたけどまあそれは・・・仕方ないね・・・。増田は専業主夫を数年、そこから自宅でちょっとした仕事を始めた。でも基軸は子育てと家事。専業主婦の女性が抱く不満を増田も抱き、片働きの夫が言うようなセリフをたまに女武士が吐くが、わりかし仲良くやっている。
プライドの高い増田が、どうして専業主夫の道を選べたか。それは自分でもちょっとわからない。「激務の妻を支える」という大義名分のある、単なる逃げ道だったのかもしれない。専業主夫は思ったよりも大変で(特に子供が産まれてからは)増田がヒス起こしたりもしたけれど、臨機応変な対応が身についたようにも思う。外で働くのとは違うプレッシャーがあるが、増田はこちらの方が向いていたっぽい。
妻に対する感情は、今でもよくわからない。付き合っても結婚しても、いわゆるときめき?みたいなものはほとんどなかったが、安心感がぱない。妻と一緒に住み始めたら不眠が治った。かたじけない、かたじけない・・・。増田に対しては基本的にはよきにはからえスタイルだが、たまに「いざ出陣!!!!」って場面があって振り回されるけど、妻のことはすごく信頼している。恋愛をすっとばして家族になったって感じだろうか・・・
終わり方がわからなくなってきた。とりあえず、来週は妻の誕生日なので、レモンケーキを焼くつもりだお(^ω^)(^ω^)(^ω^)!
貞本義行の件のツイッター発言、言い草は問題あるが、内容としては正直、同感だった。
被害者たちの活動には、痛み入るところはある。性的搾取などあってはいけない。
しかしアレをアートの領分にまで出張って祭り上げて、そこに対するいかなる批判も、ヘイトだ!差別だ!被害者蔑視だ!ということにして、殴りつける大義名分にする連中には辟易する。
なるほど便利だ。そういう「無敵の棍棒」が欲しいだけで、被害者のことなんて、どうでも良いんだろ。
表現の不自由展だってそうだ。あれを潰したのは間違いなく「悪意」だが、開催側も、結局表現の自由の為なんてのはタテマエもいいとこで、気に入らない相手を挑発するためにアレらを「悪意」的に利用したに過ぎなかった。コンテクストだの被害者のことだのは、どーでも良かったんだよ。
だいたい津田氏は、自身への批判した人を「殺すリスト」なんてものを作ってそれを公言するような人間らしいですし?そんなヘイトまみれの人間の正義ヅラした「表現」に、一体何を期待できるというのか。
そんな連中の手垢にまみれたあの像の歴史をこそ貞本氏は「キッタネー」と評したのだと思うし、自分もそう思う。「あの像のコンテクストを汲め」というならば、散々歪な形で利用されてきたことも前提にすべきだ。
自分としては、少女像はどーでもいいし、性的に他人に何かを強要する立場になるくらいなら死ぬが、とにかく、攻撃的に正義を喚いて、その実被害者に目もくれず喧嘩を楽しんでるヤツらが、目障りでしょうがない。
どうしてこんなことになったのだろう。
小学生でも分かる単純明快な政策と、確かに国民を苦しめ続けるNHKの視聴料取り立てへの不満から、
新政党ながらもN国——NHKから国民を守る党——は1議席を得ることとなった。
そこまでは(有権者にとっては意外だったかもしれないが)何の変哲もない結果でしかなかった。
しかし政界に落ちたこの小さな雫の一滴は、静かに政局の水面を揺らし、やがて大きな波紋をなす。
ある小政党の合流。
次から次へとN国に関するニュースが舞い込み、ある人は面白がり、ある人は失望を表明した。
NHKをぶっ壊す。それだけを主要な政策に掲げ、他の政策は自由。
政党にしては極めて束縛の少ない集団に、その束縛に疲弊した議員が大勢集まった。
N国の代表は分け隔てなく彼らを迎え入れた。
それから幾年が過ぎた。
今やN国が第一党となり、衆議院・参議院共に2/3の議席をゆうに越える勢力となった。
今でも政策はただひとつであり、他の政策は自由。見方によっては一党独裁だ。
しかしそれは、政党の頂点に立つ者たちが他の議員の意見を事実上封殺して、
数の暴力を以って行っていたかつての政治よりも、はるかにマシな政治をしていた。
政党政治というシステムを、党として政策をほとんど持たない党が破壊したのだ。
人々も政治に興味を持つようになり、地域の議員に意見を送る市民も増え、
政党ではなく政策で議員を選び、投票率も増え、政治を堂々と話せる風潮が広がりだし、世の中も良くなった。
多くの政策を実行していたN国だったが、一つだけ実現できないものがあった。
この政策を実現してしまえば、この政党を続ける大義名分がなくなってしまう。
誰も口には出さなかった。誰もがこの政治の体制を続けて欲しかった。
でもNHKだけはぶっ壊せない。
どうしてこんなことになったのだろう。
消費税増税には反対なのに自民党に投票するのは異星人のように思う、みたいなのを何件か読んで思ったんだが、
まあ、言われてみると確かにそのとおりだ。
翻って考えてみると、政党が掲げる目標に合致するのは「NHKから国民を守る党」だけだった。
オレNHKってもうちょっとどうにかならんかな、と思ってるもの。ニュース以外はスクランブルでええやん。
とは言え、選挙が終わるたびに「オマエは〇〇に投票したということは、××に同意したということだ!」と言われ続けると、調教もされる。
ロシア中国に接してるアメリカ寄りの国として、自衛隊の解消は無理だと思うから。
特に今の時期は、揉めるのですら止めて欲しい。
なお、日本共産党自体は存在しててもらわないと困る党だと思っている。
一番「市民」に近い党だと思っているから。平和な世の中ならな……
(反ワクチンについては、自民党にも立憲民主党にも「再開すべきでない派」が居るので、考慮外にした。ワクチン接種で「どちらとも言えない」も基本NGだろう)
のだが、「参議院」って、「人」の府だって学校で習ったんだよね。
多様な意見を持つ人が集まる、衆議院に対してチェック機能を要する事実上の上院だって。
そうするとさ、自分の投票する場所の「立候補者」を見るわけだよ。
具体的には書けないけど、例えばさ、擁壁問題に困ってる地区で「擁壁問題を解決できる人物です」って書いてあるのが、自民党の立候補者だけだったりする。
こういう選挙のときに、写真一枚でも、実際に擁壁の前でおばあちゃんと写真撮ってる議員の写真をスマホで見ると、やっぱ好印象なわけだよ。
参議院選挙はさ、党名じゃなくてポスターの名前で話ししてくんねえかな。
「自民党はこういう党」ってのは、衆議院選挙で言ってくれませんかね、とか思うわけさ。
だから、名を売って実を取った山本太郎とかは、スゴイと思うと共に、参議院議員になってくんねえかな、とも思う。
現状を鑑みるに、参議院なんてのは名前ばかりで結局衆議院の増槽タンクみたいなモンなんだろうさ。
とはいえさ、せっかくの投票権なんだから、自分の主義主張のために投票したいわけよ。オレは人を見て投票したって。
結局の所、オレは浮気を繰り返すけど好きな相手との結婚を選んだ、みたいな感じよ。
結婚したら、止めてくんねえかな浮気は。親族も居るし、みたいな。
だからさ「絶対浮気するに決まってんじゃん理解できない」って言われてもな。ヤツの中のごく一部は反対してるわけだし。
消去法で無難な結婚するってのも、バランスは取れてるけど譲れない一線を超えたヤツと結婚するってのも、当てつけで結婚するってのも、オレは嫌なわけよ。
(結婚したら本人が「浮気はOKってことだよね?」とか言い出したら腹も立つだろ。仕方ないとは言え)
マジな話、党名外してスマホで調べてみろって。
ニンジャスレイヤーこそが現代日本のリアル忍者だということを主張したい。
ニンジャスレイヤーは一見奇天烈な道化師を装っているがその実徹底してネットユーザーの逆鱗に触れぬよう賢く立ち回っている。
あたかも儀礼的チャドーのイエモトがムラハチトラップをかいくぐる様のようだ。
ちなみに私は一部とwikiを読んだだけのにわかヘッズなので新章では以下の駄論が否定される展開があるかもしれないことをここに断っておく。
私は原作者が本当にアメリカ人かどうか怪しんでいるが、というのも普通欧米人は日本の物と朝鮮の物を区別できないからだ。
愛国者の方々からすれば憤懣やるかたないであろうが外国人からはアジア諸国の区別などつかないし日本人が信じているほど特別扱いしてもいない。
アメリカ人も日本について全然知らない。スシと日本車の国でしかない。重要なパートナーという思い込みは日本人の片思いなのだ。
カラテやその他の武術にはあらゆる流派が含まれているがテコンドーだけは省かれている。
テコンドーはアメリカではかなりメジャーな武術で軍隊の教本でも言及されているほどだ。
日本のネット事情をわかっていて意図的に省いたとみるべきだろう。
それも有名すぎるほど有名なマジックモンキーとか鉄拳などでおなじみのポンパンチ(崩拳)のような『安牌』に限っている。
日本人がギリギリ許す線をイアイドのタツジンのごとく完全に見切っているのだ。
第二にパチンコの扱い。
パチンコ店が襲撃されるシーンがあるがこれも日本のネットユーザーの怨嗟の対象を知った上でのことだろう。
企業批判という大義名分を装うことで差別性がないことを弁明しつつネットユーザーの留飲を下げる展開に持っていくのだ。
ヨゴレ役も我らがニンジャスレイヤーではなくキリステ可能な戯画的な共産主義者であるイッキウチコワシに押し付けているという点もワザマエ。
はっきり言えばニンジャスレイヤーは日本ネットユーザーに媚びているのだが、しかし差別性はなるべく出さないように注意が払われている。
ただ媚びたいだけなら数多あるヘイトコンテンツの後を追えばよいが、それは客層を狭める上に炎上の危険が付きまとうゆえに避けられているのだろう。
ニンジャスレイヤーで悪役を務めるのは大企業だがこれはサイバーパンクの伝統というだけでなく『安全に批判できる』対象であるという点も大きいのだろう。
一方かませ犬役にはヤクザ、ジョック、無軌道ヤンク、カルトなどのネットユーザーの敵を的確に選んでいる。
ここでも彼らがカチグミまたは横暴であることを強調して差別性を薄れさせる細工を怠らない。
マケグミたちは地の分で同情しつつ弄ぶことで観客の嗜虐心を満たしつつ涙させる感動ポルノの王道を行っている。
日本批判的な文言は少なくないのだがいずれも『効きすぎない』程度の物、日本人自身が自虐的に言及できるものに限っている。
あるヘッズが「ニンジャスレイヤーを楽しめる俺たちは寛容。韓国版があったら大炎上していたことだろう」と言っていた。
彼は完全にジツ中にはめられている。
あたかも道化師が王が耐えられる程度に嘲ることで王の寛容さを衆目に喧伝するかのようだ。
ニンジャスレイヤーは破天荒な展開と素っ頓狂な忍殺語を吐きつつも『誰も敵に回さないように』綱渡りの曲芸師のごとく的確に立ち回っている。
ネオサイタマは炎上させてもニンジャスレイヤーは決して炎上しない。
みんな、人の姓についてあれこれうるさいと思う。
離婚をして数年経ち、子供が小学校に上がる前に姓の変更手続きをしてきた。
弁護士には依頼せず、①離婚時に姓の変更を行わなかった(元配偶者の姓を使い続けた)理由、②姓の変更が必要な理由及び、①で述べた理由が現在では考慮外になることを書類に書き出したものを一緒に提出した。
裁判所に呼び出しされることもなく、暫くして姓の変更を認める判決が出たと書類が届いた。
元夫の姓を名乗り続けたのは「疲れていたから」が大きな理由だったからのように思う。
離婚前からずっと仕事や育児に追われ、離婚を切り出してからは更にやることが増えて、ぎりぎりだった。
実家の助けも借りながら、幼子を守りながら、生活を切り開きながらの離婚調停は精神的に辛いものが多かった。
離婚理由は単純なもので、「性格の不一致」といってしまえばそれまで。
今にして思えばいわゆるモラハラ夫だったのだけれど、当時はそんな言葉は知らなかった。
元夫に情も何もない状態で離婚は成立したけれど、ボロボロだった私には、もうそれ以上事務的に何かをする気力はなかった。仕事でも責任者から役員へ、という佳境に立たされていたのもあり、姓の変更はマイナスに働くのではないか、なんていう考えも後押ししていたように思う。
ただ、いい加減実家に戻った時に婚姻関係や姓について探りを入れられたり、子供に対して父親のことを問われることが苦痛で、子供の入学に合わせて、という大義名分もあって、旧姓に戻した。
それまで探りを入れてきていた人達がぴたりとそういった話題を私に振ることが減り、親戚への探りもなくなった。代わりに何を言われているのかわからないけれど。
当時の私の姓が元夫の姓であることを知ると、その人は激昂した。気持ちは分からなくもないけれど、そこまで怒ることか?とわだかまりを抱えた。苗字なんてただの記号なのに。姓の変更がどれだけ気力を削ることなのか、この人には想像ができないんだろうな、と思った。そんな態度が透けて見えたのだろう、その人の友人からも糾弾された。糾弾した本人も離婚経験があり、旧姓に戻せた人だった。「私だったら絶対嫌だよ!」なんていう価値観を押し付けられたのが苦しかった。"あなたはできる人だったんだね。"と苦しかったのを覚えている。
参院選を前に、夫婦別姓だとか、同性婚合法化だとか、いろいろ騒がれているけれど、当事者が生きやすくなるならそれが一番だとおもう。少なくとも私は、姓の件で無駄に気力を削り、傷つき、疲弊した。最初から夫婦別姓が許される世の中だったら、こんなことにはならなかったんだろうなと思う。同じように、同性婚合法化も、当事者にとってはとても切実な問題だと思う。だから、こういう人達も生きやすくなってくれたらいいなと思う。
話がそれた。
結婚したら夫の姓を名乗り、戸籍に入らなくてはならない、みたいな今の状況は、私にはとても苦痛だった。