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はてなキーワード: ありがちなとは

2020-01-12

anond:20200112010203

まぁそういうことだね、「平等」と「公正」を履き違えて理解してる日本人ありがちな思考回路だと思う

オタク男女平等パーンチとか大好きだしな

2020-01-07

anond:20200107120809

なんでエンタメ作品に影響を受けたらダメなのか謎

エヴァ本質エンタメなんだっていうありがちな解釈業界に携わるレベル人間が気づいていないかのように語るのも意味不明

2020-01-04

ブラック校則VS弁護士1990年前後の戦い

1.まえがき

ここ数年、ブラック校則話題になっているが毎日新聞の記事に『中学校でどのような校則があったか』の年代グラフがある。

こちらのグラフでは特に帰宅途中の買い食い』『スカートの長さ』などの校則について、今(正確には2018年)の20台~30台で一度は緩和されたことが見て取れる。

まり毎日新聞記事にあるような『昔より今が厳しく』という一直線の構図ではなく、昭和から平成へと移った1990年頃に“管理教育”への批判とそれに後押しされた校則を巡る人権救済案件裁判があり、

その影響で1990年代後半~2010年頃には校則の緩和が行われていて、その揺り戻しが最近になって再び出てきているというのが正しい実態なのではないか

そして、ちょうどその頃の『1990年ブラック校則』をめぐる案件に関わった話をたまたま本で読んだので書いてみよう。

ちなみにその本とは、伊藤芳朗(弁護士)著・『ボクが弁護士になった理由』という本だ。

2.S女子高校管理教育事件

著者は「この事件前後して綾瀬女子高生コンクリート詰め殺害事件があった」と書いているから時期はだいたい想像できる。内容については少し長くなるが以下に引用する。

この事件は、当時問題になっていた管理教育の最たるものでした。まず、登下校時には、100メートル置きに教師が立って服装髪型、歩き方などをチェックする。もちろん決められたルート以外の道を通るのは許されない。

山手線の駅に近いため、駅には教師変装してスパイ活動をしている。髪型は三種類に決められており、おかっぱ頭可、中くらいか、長いかだけ。中くらいの時は黒のゴムで2つに縛らなければならず、長い髪は三つ編みにしなければならない。

もちろんワンレンとかポニーテールは不可。パーマや毛染め、脱色はもってのほか(即退学)。しかも、三種類の髪型を変える時は教師許可必要

また、下着の色が決められていて、肌色か白でないとダメピンクは不可。そのため、全校一斉の抜き打ち検査が度々あり、全校生徒が体育館に集められ、男性教師が並ぶなか、一人ひとり服をめくられてチェックされる。

もし決まった色の下着を着ていなかったり、夏の暑い時にスリップを着用していなかったりすると、壇上に上げられて教師たちから「この子たちは娼婦です」と罵倒され、笑いものにされる。(中略)

体罰は横行し、女生徒も平気で教師から下腹を膝蹴りされる。顔を殴るのは当たり前。言葉による暴力も凄まじい。(上掲書。p.224-226)

平成の初めの時期ですらこのような管理教育があったという。このケースでは、中退した元生徒を申立人として弁護士会に人権救済を申し立て、最終的には校則制服の全面改訂で妥結したそうである

3.S高校パーマ自主退学強要事件バイク退学処分事件

前者のパーマ事件があり、報道されたことを受けて別の生徒が『自分もこのような理不尽な退学処分を受けた』と訴えてきたのが後者であり、著者が主に関わったのは後者であったらしい。

男子生徒はS高校在学中にバイクに興味を持ち、免許を取得してときどきバイクに乗っていました。その後、先輩が事故したこときっかけに男子生徒はバイクに乗るのを止め、自主的にバイク免許証を担任に預けていたのですが、元来メカいじりが好きな男子生徒は他人バイクの修理などを自宅で行っていました。そのような経緯から男子生徒は今でもバイクに乗っているのではないかという疑惑が持たれ、免許証を預けていたなどの態度も一切考慮されず、弁解をする機会も与えられないまま退学願いを出すよう強要され、これを断ると退学処分を行ってきたというものです。(上掲書。p.241-242)

最近は見直されつつあるというバイク関係、いわゆる「3ない運動」を厳しく実施することに関する事件だったのだろう。そして

最初学校側と復学交渉しましたが、あまり学校側の弁護士(元検察官)の態度が悪いので(元生徒)本人が怒りだし、ボクたちも頭に来たので、たぶん全国でも初めてだったと思いますが、裁判所に申し立てて、学校に残っていた職員会議録や元生徒の生徒指導要録を証拠保全裁判が始まる前に相手方が持っている重要証拠を押さえてしまうこと。医療過誤訴訟カルテの書き換えを防止するため行うことが多い)したのです。(中略)これも全国初だと思いますが、校則を正面から争った裁判で、生徒側が勝訴したのです。

という結果となった。

4.ボンタン事件

ボンタンというのは幅広ズボンのことだが、制服を改造したりするのが流行っていた時期だったのかその辺の影響はわからない。

とにもかくにも、男子生徒が校則違反ボンタンを履いて登校したところ学校からブロックアウトされ授業を受けられないという事例が埼玉県千葉県で同時期にあったという。

学校側の理屈は、「授業を受けさせないと言った覚えはない。校門のところで『履き替えてきなさい』と指導したら家に帰ってしまっただけだ」というもので、まったくお話になりませんでした。

しかも、論争していると、驚いたことに両校とも言うことは全く同じで、「それじゃあ弁護士さんたちは女生徒トップレスで登校してもよいと仰るんですか?」もうこれには言葉もありませんでした。ホントはこいつら女生徒トップレスが見たいんじゃないか、と思わせるほど同じ言い方だったのには呆れるばかりでした。(上掲書。p.244-246)



5.ところで

増田がこんなことを書いた理由は2つある。

1つは、『ブラック校則場合によっては弁護士会の介入や裁判を招く』ことを多くの人に伝えたいと考えたから。

もう1つは、これらの事件に関して同書に興味深い記述があるから。その興味深い記述とは以下のようなものだ。

(2の事件学校で)

ある体罰教師は言いました。「ボクも、本当にこんなに暴力を振るっててよいのかと自問したことは何度もあります。でも、周囲が同じようにやっていて、自分も今まで体罰を繰り返していたのに、急に体罰をやめると、自分としてもやるべきことをサボっているという錯覚に陥り、やめることができなかったのです」(中略)

さらに、校長先生お話もっとも印象的でした。「私は、実は何度も管理教育を見直そうと悩んだんです。でも、もしウチが突然管理教育を止めたら、生徒は一時的にも荒れるでしょう。そうすると必ず親の方から、『なぜもっと厳しく躾けてくれない』とか、『学校が甘いからウチの子がだらしなくなった』とか、必ず学校が責められるんです。でも、今回は弁護士会という外圧がかかった。だから、親からクレームがついても、『弁護士から圧力がかかったから、仕方がないか校則を緩めたんです。文句があるなら弁護士会に言ってくれ』って言えるでしょう。助かりました」

結局、管理教育をやる側の教師たちも、何も悩んでいない訳ではないのです。むしろ、内実を知らず、やみくもに厳しくすることだけを望む親との間で苦しんでいる姿がそこにはあるのです。

(4の事件学校で)

埼玉の方の学校は、帰りがけに教頭先生がポツリと、「実は私つい最近までアメリカ研究留学していましてね、本当はこんな服装のチェックばかりやらされて『アホらしい』と思っているんですよ」と仰るのです。

結局のところ、『無意味から止めろ』というのは簡単だ。だが、実際には『管理を強化』が必ずしも安全の向上には繋がっていないとしても、『安全のため』を錦の御旗にされるとなかなか反対できない。

あるいは本当に止めようとなると始めた人の責任問題になったり、互いの空気の読み合いになったりする。だからなかなか止められない。学校に限らず、企業役所非営利団体でもありがちな話だ。

そのような構造を見ると増田は別のことも思うのだ。

管理の強化は、結婚のようなものである。始めるのは簡単だが、終わらせようとすると苦労する』

(2022年3月追記)同内容のtogetter増田(2ndGiteki)が作成したものです。

anond:20200104102854

そもそも通勤2時間残業1.5時間毎日固定化してる時点でアレ

小規模WEB系なら給料タカシレだし労働搾取猖獗を極める現場だろうからもっと都心に引っ越すとか自分裁量残業を減らすとかも無理なんだろう。

君の会社が君に求めるのは「金の卵を生む働き蜂」だが、原理的にそれは無理だよ。金の卵を生むには子供の頃からローヤルゼリー摂取を続ける必要があるし、一般の働き蜂はそもそも金の卵なんか一生かかっても生めない。

できることなら、そういう勉強ハイティーンのうちにやっておくべきだったね。どうせ大学受験にでもかまけていたのだろう?普通科高校出身者にありがちなキャリアプラン(あるいはその不在)だよ。

2020-01-03

2019 下半期面白かったマンガ

総じて良い半期だったと思う。

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・オレが私になるまで 2 佐藤 はつき

相変わらず構成力が高い。進行に無駄がないのもそうだけど、進行しつつ回収/再利用するの上手い。

今更だけどやっぱり表現しようとするメンタリティの選び方が群を抜いて上手いと思う。見せられるまで気づかないんだけど、見せられると「ああ。。」ってなる。「子供ってね」という感覚ではない。

それぞれのイベントはそれぞれの年頃の世界観ハイレベルに反映していて、一括りに語るのが難しい。

適切な言葉を探したけど見つからないので、ぜひ読んで感じてほしい。

このあたりの共感度の高低で本作への評価が大きく分かれるとは思う。

画についてはずいぶん明るくシュっとしたと思う。あとは枠線でこんなに印象変わるんだっていう。母さんに「ありがと」と応えるアキラの横顔が綺麗。

セーラーアキラかわいい。ブレザー派のおれがセーラー派に寝返りそうになった。危ないところだった。

印象的なイベントが沢山だけど、やっぱり最後アキラと瑠海かな。言ってしまえば10代の女性同士にありがちな痴情のもつれなんだけど、瑠海がそう思ってしまうのも無理も無い背景があり。しかし場当たり的な対応袋小路に向かうアキラを救うのはやっぱり瑠海で。

2 巻は電子書籍サイトランキングなんかでは結構良い位置にいるのも見かけたけど、もっと売れて良い作品なのでみんな読んで読んで。

出版社は電書サイトの良いとこに広告出して!書店天井に届く勢いで平積みにして!

個人的には 2019 は佐藤はつきの年でした。

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・スペクトラルウィザード 最強の魔法をめぐる冒険 模造クリスタル

前作も面白かったけど、本作はさら面白かった。ストーリー物では多かれ少なかれ都合よく話が進むと思うんだけど、本作はぜんぜん都合良くないんだよね。登場人物がそれぞれのイデオロギーに従って行動していて、なかなか収束する感じがしない。そこに生まれる摩擦や軋み、人間臭さにずっしりと覆われる感じ。

そう書くと重そうだけど、エンタテイメント感が増しているので読みやすくなってる。ファンタジークラシカルさとアメリカンアクション物感を混ぜたかんじ。

人間臭くて、静謐さ荒々しさユルさが混在する世界観ユニークでカッコいい。模造クリスタルらしい大仰なやり取りも映える。

画はパッとしたなあという印象。前作と比べると疎密とか引き寄りのバランスが良い気が。読みやすくなってるけど、ダークさや静謐さも前作以上に上手く出てると思う。フェニーとスペクトラは最高にカワイくてカッコいい。

おおむねスペクトラの内面フォーカスしつづけていた前作と異なって、ドラマの中にスペクトラの内面を埋め込んでいるように見えた。(前作もリレントレス~はそうだけど。)

良く消化されていて、このへんもエンタテイメント感に貢献していると思う。だけどやっぱり重要局面ではスペクトラの内面回帰していて、「板挟みにはうんざり」「日常に戻ろう」と言ったスペクトラを襲う展開の悲しさに言葉を失う。

模造クリスタルフォローしていない人はこの機会に是非トライ。高いと思った人はページ数を見れば納得!

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ヴァンピアーズ(1) アキリ

マンガ演出を新たなレベルに引き上げたと言ったら大げさ?

個人的にはそのくらいインパクトがあった。ここまでやるんだっていう。どこにもスキがないってゆーか。

画は見どころしかなかった。背景まで演出に動員しててスゲーし、ヒトはもちろん良い。

一花の表情がいちいち良い。「げぼく・・」の表情とか特に好き。

話としては一つ屋根の下でデッドロックした関係にあるカップルとその周辺キャラが繰り広げるドタバタってことで良いのかな。

この構図はなんとなく全盛期の高橋留美子っぽいなあと思った。

百合オタやマンガオタなら読まない理由はない。もちろんそれ以外の人も楽しめる。基本的には面白おかしく楽しく読める百合モノなのでオタからライトまでわりと広い層にアピールすると思う。

同時に凡庸マンガ表現バキバキに踏み砕いて進む戦車のような作品。強い。

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・僕の心のヤバイやつ 2 桜井のりお

京太郎カワイイなあ。おねえと山田京太郎カワイくてしゃーないな!おれも京太郎カワイイ!

最初のころは山田殺すとか言ってたのに、最近では女子コミュニティ平和維持活動とか山田の護衛がんばってるもんね。

ちゃんPKO部隊かよ~。

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・うちの息子はたぶんゲイ 1巻 おくら

ある状況を受け入れ可能にするのは(親子の間柄とはいえ)愛ではなくて聡明さなんだな。という感想。もちろん愛を否定するつもりは無いけど聡明さが無ければ愛は意味を持たない領域があるんだなあと。愛による理解を試みてハマったのがシロさんのカーチャンなわけで。

こうした構図を作品世界の中でさらっと表現してみせたのはインパクトあった。理解を求めるのではなく、気付きを提示したという点が新しさなのかな。理解と気付きは似ているようで違う気がする。

おれの感想で小難しい作品ぽく見えたらゴメン。作品テイストとしては重たい演出はなく、構えずに楽しめる良作だと思う。楽しい作品

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放課後ていぼう日誌 5 小坂泰之

引き続き面白い。安定感。

ロケーション釣りスキルの面でスケールさせていて飽きさせない。釣りのワクワク感が失われないのが凄い。

ところで夏海マンガ界で一番ハイカットのスニーカーが似合うと思う。上手い。

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エクレア orange

作品バリエーションが増えてて面白かった。SF百合的なのもフォローされてたりして。いろんな方向性作品があると保守的百合作品も輝きを取り戻すなあと思った。個別作品ではあらた伊里が良かった。「許してくれるまで」はニヤニヤせざるを得ない。

まあでも、最終的に百合界のモヒカン平尾アウリが全部持ってったけどね。種籾まで奪う勢いで持って行ったよ。最高。もちろん「推し武道館いってくれたら死ぬ」もね。6 巻は全方位にレベル高かった。

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・球詠 6巻 マウンテンプクイチ

まだ 3 回戦なのにこんなに盛り上がって大丈夫なのか心配になるアゲっぷり。

梁幽館にもドラマがあって、ゲーム残酷さと美しさが存分に表現されていたと思う。高代出塁のシーンはもう先が読めるだけに泣いた。

もちろん希のホームランシーンはエモエモで最高。画的にも一番の見どころ。

野球漫画史上に残る好ゲームだったのでは。

それはそうとスタンドお姉さま方ガラ悪すぎw。らしくて好きだけど。

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・さめない街の喫茶店 2 はしゃ

想像以上に動きがあって驚いた。固定的なフォーマット最後まで行くタイプ作品と予想してたんだよね。

でも 2 巻はゆっくりと、しっかり盛り上げてて。本作の"らしさ"が感じられる良い演出だったと思う。

画が良いだけのマンガだと思ってる人はぜひ手に取ってほしい。

とはいえ、やっぱり画は最高で。

画が良いと調理工程も楽しく読める。自分食べ物マンガ好きだけど調理工程はほぼ読まないので(シロさんが酢豚に入れたのがラー油なのかデスソースなのかわからない)、本作が唯一調理工程まで読む食べ物マンガだったりする。

2 巻はトルココーヒ淹れてるとことか、穴ドーナツ揚げ中のシーンとか印象に残った。

他にはスズメの表情も面白かった。笑顔イラッとしてるとことかブツブツ言ってるとことか。

スズメヒナのキャトルに舞台を移した続編とか出ないのかな。スズメヒナのキャトルもっと見たい。見たい。

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廃墟のメシ2 ムジハ

2巻はさら面白くなってた。相変わらず端々ににじみ出るコメディ感が可笑しい

突っ込むべきなのか突っ込んだら負けなのか。

ストーリーも先が気になる要素が色々で期待させる。

画も相変わらず良い。動きのある画も楽しいし、座ってるだけ、立ってるだけ、歩いているだけの画もいちいち良い。

上段見開きにハルカの後姿のシーンが2つあったけど、どちらも良かった。奥側も良いし、ハルカが少し膝を折ってる姿勢がぽくて良い。髪の流され方も。

エレベーターの前に立ったシーンみたいな背中に重心がある立ち姿が好き。

サンダルで塔から出てくるシーンがイイね。塔がカッコいい。家に帰ってきたシーンとかも良い。

俯瞰で寄った時のハルカもイイ。まあだからだいたい全部良いんだよ。

ストーリー物であっても、毎話毎ページいろいろな方向からしませてくれるのがうれしい。

(先が気になる以外に見どころの無いストーリー物も多いからね。もちろんひたすら丁寧にストーリーを追っていく良作もあるけど。)

かなり広い層が楽しめると思う。もっともっと話題になって良いと思うんだけどなあ。潜在読者かなりいるはず。

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・LIMBO THE KING(6) 田中相

ひたすら丁寧にストーリーを追った良作だった。完結。

ブレない世界観タイトな展開、ストイック表現。ここまで絞り込まれ作品は近年珍しいのでは。(おれがストーリーあんま読まないのでそう思うだけかもだけど。)

完結したし読んでない人はまとめて読むと良いんじゃないかな。最初は一気に読まないと追いにくい。

ガワは SF ではあるものの、テーマとしてはヒューマンってことで良いのかな。とは言え LIMBO という仕掛けは作品重要な土台ではある。

パンデミック物としてみた場合でも新しいアイデアじゃないかな。こういう攻めはマンガ小説みたいに読者に時間が与えらているメディアが向いてるなあと思った。

作画は狭い画角に人の表情を中心とした密度の高い画が続く独特な感じ。作品の内容にマッチしている。というかそういう狙いでそうなってるんだろうけど。大きな流れの中にあって、全体像をつかみかねる登場人物たちが何が起きているのか模索するという構図がすごくそれらしく表現されてる。

人の表情や人体はさすがに上手い。作画バリエーションに乏しくてカオばっか描いてるマンガとは違う。イケメンたちのイイ表情をたっぷり楽しめる。

個人的にはセスが好きかな。表情に乏しいんだけど、そのせいで余計に思ってる事が出てる感じとか上手い。

ヒューマニズムとしての構図や展開はよくあると言えばよくあるんだけど、そんな批判を「だから何?」と軽く払いのけるタフさがあり、このタフさこそが王道と呼ばれる何かなんだろうと思う。

ルネの記憶の中で、アダム希望を与えたものが、アンジェラから受け取った自身言葉が、ルネに希望を与える。アダムの望みがルネの心を捉える。このシーンは何度でも胸をつかまれる。

最近では珍しいドストレートで良質なヒューマンなのでみんな読むといいよ。マンガにこだわらず良いコンテンツを探している人なんか特に

anond:20200102163416

一粒ダイヤネックレスありがちなので、自分光学製品専門店でSWALOVSKIの一番小さな双眼鏡を買いました。

軽くて小さくて丈夫なケースもついてるから持ち運びも楽で、観劇野鳥観察、旅先での星空など感動が倍増します。

2019-12-29

anond:20191229151903

なろう系にありがちなザマァ系の方がレアという認識を持ってるよ

そしてなろう系でもザマァじゃないほんわかするのあるぞ

2019-12-27

ラノベ好きってなんで嘘つくの

ラノベだのなろうがアニメ化する度

これはありがちな~じゃない!凄い面白い!っていうけど

なんで嘘つくの?

2019-12-24

anond:20191224144027

育児辛いワンオペ辛い昨日3時間しか寝てない疲れた体調悪い休みたいってありがちな母親愚痴

専業主婦だとバレると「寄生虫のくせに」で終わるもの

育休中だと(今仕事してないって意味では同じなのに)ヨシヨシされるけど

今でも第一出産した女性の半数は無職だけど、それでも「少数派だから考慮する必要なし」扱いだもんな

んで嫌なら働けの大合唱

子供入れられる保育園なんかなくて働きようがないのに

祇園笑者で徳井と亮の回を見ている。この二人の組み合わせ…。

話の中で亮が「入江と飲んでて~」と言っているのを聞いて、「ヤメロー!!」と思ってしまった。

徳井も亮も「なんか世渡り下手」という感じがした。

「先輩を楽しませることが出来ないから、誘われても飲みに行かない」

陰キャありがちなやつだ。

自分と飲んでも相手は詰まらないだろう」ってやつ。

そういうタイプ社会生活を巧く回せない。回そうとしてもストレス溜まってやっぱり巧くいかない。

そんなんだから陰キャ一見扱い辛くて無価値と思われるが、彼らを口車に乗せるのが巧い幇間が偶に居る。

そんな幇間の遣り口にハマって下手を打ってしまう。或いは、自ら気の迷いをそのまま実行するという失態を犯したりする。

損得勘定で考えたら普通はやらないだろうことをやってしまう。

キャリアを溝に捨てる様な。

(入江幇間の類なのかどうかは知らん。ジュニアの話を聞く限り、悪意があってああいうことになったのでは無いのかもしれない。

が、悪意の有無は兎も角、人の懐に飛び込むのがとても巧いのは事実だろう。金を集めるのも巧いのだろう)

人間、「手が後ろに回らないこと」を前提に生きないといけないが

誰しもその大前提が揺らぐ瞬間てのは必ずあるだろう。

もしその瞬間が訪れたら、

「天網恢恢~」を思い出すよりも先に

自分不器用ですから(必ず露見しちゃう・必ず失敗しちゃう)」

ということを思い出したいもの

(絶対の自信を持って悪事を働く阿呆は論外。

大抵の人間はうっかりでバカたれだという自覚を持つべきだ。

慢心が身を滅ぼすことなんて小学生でも知っている)

2019-12-21

○○作品としての『ぼくらの7日間戦争

いや衝撃だった、あのシーンは。
自分としては、今年観た映画の中で最も衝撃的なシーンだった。


原作小説実写映画は未読・未見だったのもあってあまり期待せずに劇場に来て、

  • 予告の時点で薄々わかってはいたが、劇場アニメとしては作画が若干……だったり(「作画崩壊」とまではいかないが)、
  • ネットについて功罪両面描いてるんだけど、「罪」の方の描写が「それ10年くらい前のノリでは…?」という感じだったり(全くリアリティがないわけでもないが)、
  • 主演の2人に非声優を起用してて、「棒」とまでは言わないけど……最近だと『天気の子』『空の青さを知る人よ』とか、非声優ももっと上手い映画もあるしなあ……とか、
  • そもそもこの内容なら冬より夏に公開した方が良かったのでは……あ、それこそ『天気の子』とバッティングするのを避けたのか…?
    じゃあ、いっそ来年公開にして、もっとブラッシュアップするとかできなかったのか…?

……というような感じで、元々低かった期待値は終盤になっても更新されることはなく、自分の中では「駄作」ではないけど、せいぜい「凡作」くらいの評価で終わるのかな…
と思っていた。終了15分前のあのシーンまでは。


作品がいよいよクライマックスに入ろうかというタイミングで、突然ある登場人物がとった行動。

(え、ちょっと待って、まさか……いや、でも深夜アニメならともかく、これは「そういう作品」ではないだろう…………え、嘘、マジで!!!!?????)

それまでのあまりポジティブではない印象が全部吹っ飛んでしまった……。


しかしあまりにも唐突過ぎないだろうか……いや、確かにあとになって思うと「伏線」と言えなくもない描写はいくつかあった。(深読みすると、公式サイトのキャッチコピーも…)
でも、その登場人物が「そっちの選択肢」ではなく、無難な、というかありがちな選択肢を取ったとしてもなんらおかしくないくらいさりげなかったし……

いや、やっぱり取ってつけた感は否めないぞ…。それに、○○要素を入れるならもっと作品全編を通して描くべきでは?
…と思ったが、そうなると完全に○○作品なっちゃうよな…。特に思い入れがない自分としては大歓迎だが、原作実写版ファンからすれば
原作きじゃなくてオリジナルでやれよ」ってことになるのかな…。だとすればこれがギリギリラインだったのか…?
(ただ現状でも星雲賞のメディア部門やコミック部門に並ぶいくつかの作品が「SF作品である以上には、この映画は「○○作品」だったとは言える)

でも、この作品に○○要素を持ち込む理由は…? チェーホフの銃原則からすると、あの登場人物が○○である必然性はなかったのではないか…?
……いや、そもそもそんな「必然性」なんていらないのかもしれない。ダブル手帳氏がブログ

そんな普通障害者が、何の理由もなくアニメに登場してもいいのではないか

と書いていたように、○○も「何の理由もなくアニメに登場してもいい」のかもしれない。
実際「あのシーン」のあと、どの登場人物も茶化したり、嫌悪感を示したりすることなく、ごく当たり前のこととして受け入れていた。
これを「ありえない、非現実的だ」と思う人もいるかもしれないが、ダイバーシティ観点からすると極めて真っ当な描写なのかもしれない。
(だがその一方で××を笑いものにするシーンがあったりするので、脚本家の人そこまで考えてないのかもしれないが…)

2019-12-15

anond:20191215164215

最近LINEとかでますます可視化されにくくなってるからまあ治安は悪いわな。

小1のクラスLINEグループでも幼稚園卒と保育園卒が別々っていうのもありがちなんで、そういうところから分断は始まってる。

彼女ができないやつにありがちなこと

髪型モッサリ・眉毛ボーボー・唇カッサカサ・眼鏡レンズ汚れすぎ・チェックのシャツミリタリーテイストコート・薄汚れた靴・服にポケットが多い・口が半開き猫背反り腰・ガニ股・独り言・爪を噛む・ウォレットチェーン・トートバッグ・常時イヤホン(ヘッドホン)付けてる・全身黒・爪を噛む癖

思いついたら追加するよ。言及してくれたやつも追加していく。

2019-12-12

ライブチケットが1万円だった。

立場自分ブログに書けない愚痴を聞いてほしい。これから話す業界仕事をすることが多く、こんなこと実名で書けないし飲みながらの愚痴でも言えないのだ。

先日オリジナルメンバーでPRESENCEというバンドワンマンライブをやると発表があった。

このバンドベースは後にジュディーアンドマリーというバンドをやるし、ボーカルの奥様は多田かおるという漫画家なので有名は有名なのだメジャーデビューのあと三枚しかアルバムを残さずに解散した程度のバンドである。(というか、ものすごいライブバンドだったのでインディーズでの音源デモテープ一本しかない。)

当時のバンドブームデビューは割とできるが、売れなきゃ解散するというのが当たり前だった。

ここ10年ほど、この時代のいわゆる「ジャパメタ」と呼ばれるジャンルバンドの復活ブームではある。

あの当時のロッキンFに載っていたようなバンドはだいたい一度解散して復活している。

それは先程言ったように当時は「売れないか解散」みたいなのが当たり前だったので別にロックバンドありがちな不仲による解散みたいなものが少ないのだ。(実際不仲なメンバーもいるがそれは仕事が上手く行かなくてギクシャクしてる…みたいな不仲で恨みつらみの不仲ではなく、時間解決してくれる不仲が多かった。)

もしくは訃報が多くなってきてみんなが集まる機会がふえたりして同窓会がてらセッションをやったりしてたのだ。

人が死ぬと人が集まり新しいものが生まれるというのは不思議ものである

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長い前置きが終わりここからが本題。

今回のPRESENCEのワンマン公演のチケット代がべらぼうに高いのである

なんと一万円、一万円ポッキリだ。(よく調べたらポッキリじゃなかった。)

どんな大きなホールでやるのかと思えば

東京は2公演、場所高田馬場CLUB PHASE

キャパティ300人程のライブハウスだ。

できて20年ほどなので古くもなく新しくもないライブハウスである

ここのライブハウスのチケット代の平均は

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平日の何バンドも出るようなイベントで2500円

週末(金土日)のイベントで3500円

平日のワンマンで4000円

週末のワンマンで5000円

(すべて会場で500円のドリンク代がかかる)

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が大体の相場ライブハウスである

この、ライブハウスのチケット代というもの企画者がいなければほとんどがバンドに支払われる金額である

なので一つのバンドしか出演しないのであればそのバンドが、企画者がいるのであれば企画者がチケット代を決めるのだ。

出演するバンドライブハウスにノルマだったり機材費だったりホールレンタル料だったりを支払ってライブをする。

バンドがお客さんを呼べなくてもライブハウスは一定お金をもらっているしドリンク代の売上があるので正直関係ないのだ。

ライブハウスのオーナーに「もっとお客さん呼んでよ」と小言を言われるのはいわゆるライブハウス企画ライブで、ライブハウスによっては近年一切やっていない。メリットがないし昔のようにライブハウスがバンドを面倒見る時代ではない。)

さて上記チケット代は平均である

説明のようにチケット代は自分で決めれるので自分もっと価値があると思えば別にいくらにしてもいいのだ。

所謂大御所と呼ばれるジャパメタのおじさんたちは平気でライブハウス規模のライブで7000円8000円のチケット代を提示する。

もちろんそれでも会場はそれなりにいっぱいになるのでその値段でもいいのだろう。

来るお客さんの年齢層が40代以上というのも関係していると思うがはっきり言って7、8000円のライブ代なんて外国から来るアーティストである

プレゼンスの1万円で言えば、あと5000円足せば世界的有名なKISS東京ドーム公演が見れるのである。(ちなみにこのKISSライブも今回は1.5万、2万、2.5万のチケット販売で高かった。)

プレゼンスメンバーにはミュージシャンとして生活をしているメンバーも居る。その「ジャパメタ」と呼ばれていたバンド出身人達にはそういう人たちが結構多いのだ。

有名な人で言えばLAZY影山ヒロノブMAKE-UP山田信夫(共にアニソンシーンで有名)だったり専門学校講師をしている者、母体バンドが数百人お客さんを呼べるからとほそぼそとセッション活動地方ソロ公演(所謂ドサ周り)で生活する者、完全に裏方で楽曲提供レコーディングだけで生きている者、母体バンドよりも楽曲提供のが有名な人など様々なんとか皆が当時のまま音楽で食べていこうと今まで続けているのだ。

CDが売れない今、ライブによる収益というのは彼らにとってとても重要収入源ではある。

だがしかし、この一万円というチケット代は絶対自分たちの首を締めることになるのだ。

ミュージシャンのギャラが上がれば、いずれはどこからも呼ばれなくなり、自分たちで何かをするしかなくなる。

はっきり言ってジャパメタなんてシーンはただでさえ日本では小さなシーンであるHM/HRシーンの中の物凄く小さなさなシーンである

その価値があると思っているのはもう数千人しかいないのだ。その数千人もほとんどが40代以上となるともう無くなっていくしかないシーンなのである

大御所と呼ばれるメンバーたちはまだ50代~60代だ。まだまだミュージシャンとしては引退するには早い。

ファンとして、死ぬ寸前までステージに立てとは言わない。年齢やキャリアとともにギャラが上がるのも当然である

だけどもその一万円は違う。見る側、ファン立場で言えば30年ぶりにツアーをする彼らに一万円の価値がないとはこれっぽっちも思わない。

仕事上のお付き合いで言えば、はっきり言って自分たちの首を自分たちで締めてるだけにしか思えないのだ。

それぐらいお金を取らなきゃこのバンドをやりたくないのであればやるべきではない。

今のミュージシャン収入源の殆どライブ収益だ。大事収入源を減らすことはしちゃいけない。

企画する側、彼らに仕事を作る立場としては、はっきり言ってその価値はないのだ。

ローディー根性丸出しの人たちが企画する地方ライブだって君たちのギャラで常に赤字なんだ。

ただで働けなんてこれっぽっちも言わない。そんなことは自分がさせない。でももっと全員が幸せになれる方法はあるはずだ。

一人のジャパメタオタクとして、ジャパメタファンとして本気で悲しくなった出来事だった。

2019-12-10

Twitterちょっと炎上していた賀東招二ツイートにウワーッと思ったんだけど、オタクの露悪的表現でわりとありがちな感じもした。

自分ちょっと不愉快に思ったものを、面白おかしユーモアを込めてツイートしたというのが自己認識なんじゃないか想像する。

「影の支配者」って書いているんだから冗談ってわかるだろ、わからないやつは冗談のわからないバカと思っているのではないだろうか。

色々感覚アップデートできていなそう。

2019-12-07

2.5次元舞台ありがちなこと

歴は長くないが、2.5次元舞台が好きである

だが、舞台は沢山観に行ける待遇でもないので、配信ライブビューイングを駆使したりもしている。

とある作品から1人の俳優さんを好きになった。

とても真面目で素敵な人だと思った。

その人の出てる作品はなるべく観にいきたい。他の人物を生きている推しを観にいきたい。

チケットを取って毎作品1度はなんとか…くらい観にいけてる。

半年新参者であるが、沼の落ち方が尋常ではなく、オンリーイベントにも足を運んだ。

過去作品を観ていたのだが、

ここで立ちはだかってくるのが

推しは好きだけど、原作が苦手問題

稽古現場や公演後の写真をその役でSNS等で拝見するのはOK

その人の生きているそのキャラが嫌いな訳でもない。が好きーともなれない。

世界観がどうしても受け入れられない。

推しが出てるところ以外はしんどい

その世界観よくわからない…。

配信で観つつ、推しの出演シーン以外は見事に飛ばしました。

演じてる俳優さん全員好きな人である

けれど作品自体世界観がわからない。

推しが出てるからと割り切れるタイプなら悩みもせず、推しだけ見てかっこいいー!と言えるのだけれど、物語大好き人間に取っては、世界観意味不明さは致命傷なのである

推しを拝みたい……でもその作品世界観意味わからん……こんな私がチケットを取ってしまったら本当にその作品好きな人の席がなくなってしまう……と思い、まぁ配信たらみてみよう、円盤出たら悩もう…くらいに治まってる今日この頃です。

この

推しは観たいけど作品世界観がわからない問題

舞台大好き俳優大好き沼の方は、1度はぶつかると思うのですが、どうでしょう

私は、現場で観に行くことはやめました。交通費も高い地方民なのもあるので……。

観に行けなくても推しを好きなのには変わりはない。自分のペースで応援していこうと、これを書きながら心に誓いました。

2019-12-05

常にゾーンに入ってるサラリーマンありがちなこと

●飯を食ったかどうかわからなくなりその日はじめての食事が18時になる

●一日を4部構成で考えてる

 ・1部 始業〜13時

 ・2部 13時〜18時

 ・3部 18時〜21時

 ・4部 21時〜終電

他人より予算が2.5倍くらいある

2019-12-04

わが子を番号で呼ぶ親が苦手

おもしろ育児アカウントありがちな

長女次女三女ではなく娘①娘②娘③という表現が苦手

意味的には長女次女三女と変わらないはずだけど何か苦手

2019-12-03

anond:20191201230123

工作員(いわゆるネトサポ)だったとして、何が歪みなの?

お金をもらってブクマカをしていること?

時間関係なくブクマしてること?

お金をもらって、と言うならプロライターセルクマするのも歪み?

PRエントリも歪み?

時間関係なく≒無職が歪みって話なら、それこそネトサポ活動に勤しんでるやつじゃなくてもいくらでもいるだろう

特定話題にある傾向の反応を示すってだけならブクマカにはありがちなことで、それこそネトサポ連中がはてサって揶揄してる奴らもそうだし、表現の自由戦士団もそう、フェミニストもそう、大喜利すらそうだよね

xevraなんてほぼbot

〇〇はネトサポ!なら分かるよ

まぁ間違いなくそうだろって奴はいくらでもいる、突如湧いてくる全然ブクマしてない新規アカウントとかな

でも別に歪みではなくない?

互助会のようなムーブ含めあくまはてブ通常運行ひとつしかない

低能先生のような既存機能を削除させるほどのイレギュラーには遠く及ばないよ

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