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別増田です。映画秘宝について検証できない?やる気がないだけでしょ?
雑誌『映画秘宝』の記憶(8)、雑誌『映画秘宝』の記憶(10)のコメント。
このシリーズ全体的に引用元が曖昧なので検証できない。「切り株映画ファンは悪い事をしないが、美少女アニメを見るような奴らは犯罪者予備軍だからドンドンお上に通報しよう!」は具体的にどの本のどの記述ですか?
俺の事かな。ホモソに対する批判は大筋合ってると思う。ただ「切り株映画ファンは悪い事をしないが、美少女アニメを見るような奴らは犯罪者予備軍だからドンドンお上に通報しよう!」とかは結局どこに書かれてるの?
どの本?どの記述?どこに書かれている?
そういう疑問ってネット検索で解決できる(こともある)よね!「美少女アニメ 犯罪者予備軍 映画秘宝」で検索すると、嫌オタク流・私評 〜80年代・フジテレビ・お笑い・ヤンキー・スクールカースト!に
『映画秘宝』04年5月号P48および6月号P124の萌え系マニアを「犯罪者予備軍」と一方的に決めつける論調や、06年8月号P76の『メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー』(05年・ASIN:B000JVSVHY)のサム・ダン&スコット・フェイデン両監督への質問
「ところで、あなたたちは未成年の女性が好きですか?」
「美少女アニメやフィギュアには興味がありますか?」
など、ここ数年の『映画秘宝』はアキバ系オタクを「仮想敵」にした一大キャンペーンを展開していますが、「男らしい」どころかかえって「不健康」なものを感じます(反社会的な行動で人様に迷惑をかけるのならともかく、個人の趣味や価値観は人それぞれですし……)。
という記述があります。論調の解釈に幅がある(かもしれない)ことから、断定はできませんが、ページまで具体的に書いてあるので、「どの本?どの記述?どこに書かれている?」という疑問に答えているかもしれません。「ここ数年はー一大キャンペーンを展開しています」ともあるので、2004年から2006年あたりを通しで読んでみると、その手の記述が見つかるかも?この時期は、
さて、私が反発を招いた「切り株映画のファンは悪い事をしないが、美少女アニメが好きな人間は犯罪者予備軍なのでお上に通報しよう!」と昔の『映画秘宝』が書いていたか否かと云う点についてですが、私の記憶では『悪魔のいけにえ』のリメイク作品『テキサス・チェーンソー』が公開されたり、別冊『実録殺人映画ロードマップ』が出版されたりした頃の前後の時期だったと目星を付けています。
と増田さんが書いている時期(テキサス・チェーンソーの日本公開は2004年3月、実録殺人映画ロードマップの出版は2004年4月)とも一致してるね!
疑問を呈した8x8さん(idを呼ばないほうがいいんですかね?)が、該当するページのスクリーンショットを図書館なりでとってきて、ブログエントリーをあげてもらえると、映画秘宝や町山智浩氏への理解が深まるのではないでしょうか?もちろん、「そのページはなんも関係なかったよ!」ってこともあるかもですが、「ドンドンお上に通報しよう!」とは書いていない程度で「論外!」とか、いいませんよね、8x8さんは?
8x8さんだけじゃなく、あのコメントにスターをつけたブクマカも気になるでしょ?スクリーンショットをとれるよう、もちろん探すよね?もちろん他人任せにせずに。
増田の蛮勇には敬意を表したいが、さすがに突っ込みどころが多すぎる。
同種の百選としては2005年の新建築・臨時増刊『日本の建築空間』(asin:B00GUJ1HIE)がある。
https://japan-architect.co.jp/shop/special-issues/book-110511/
2005年なので現存しないものや非公開の私邸が含まれるけれども、優れた選出だと思うので紹介したい。
■古代 592-1180
法隆寺西院伽藍 | 飛鳥時代 | 奈良 |
新薬師寺本堂 | 奈良時代末期 | 奈良 |
榮山寺八角堂 | 763年 | 奈良 |
平等院鳳凰堂 | 1053年 | 京都 |
浄瑠璃寺本堂 | 1107年 | 京都 |
三仏寺投入堂(三仏寺奥院) | 平安時代後期 | 鳥取 |
高蔵寺阿弥陀堂 | 1177年 | 宮城 |
■中世 1180-1543
浄土寺浄土堂 | 1194年 | 兵庫 |
東大寺南大門 | 1199年 | 奈良 |
長寿寺本堂 | 鎌倉時代初期 | 滋賀 |
西明寺本堂 | 鎌倉時代初期 | 滋賀 |
熊野神社長床 | 鎌倉時代初期 | 福島 |
法界寺阿弥陀堂 | 鎌倉時代初期 | 京都 |
厳島神社社殿 | 1241年 | 広島 |
永保寺開山堂 | 1352年 | 岐阜 |
東福寺龍吟庵方丈 | 1387年 | 京都 |
正福寺地蔵堂 | 1407年 | 東京 |
吉備津神社本殿・拝殿 | 1425年 | 岡山 |
慈照寺東求堂 | 1485年 | 京都 |
■近世 1543-1853
妙喜庵待庵 | 1581年 | 京都 |
園城寺勧学院客殿 | 1600年 | 滋賀 |
園城寺光浄院客殿 | 1601年 | 滋賀 |
妙法院庫裏 | 1604年 | 京都 |
大崎八幡宮本殿・石の間・拝殿 | 1607年 | 宮城 |
三渓園聴秋閣 | 1623年 | 神奈川 |
二条城二の丸御殿 | 1626年 | 京都 |
西本願寺飛雲閣 | 1628年 | 京都 |
西本願寺書院 | 1633年 | 京都 |
延暦寺根本中堂 | 1640年(再建) | 滋賀 |
三渓園臨春閣 | 1649年 | 神奈川 |
曼殊院書院 | 1656年 | 京都 |
桂離宮 | 1663年 | 京都 |
慈光院書院 | 1672年 | 奈良 |
江川家住宅 | 江戸時代前期 | 静岡 |
閑谷学校講堂 | 1701年 | 岡山 |
東大寺大仏殿(東大寺金堂) | 1705年(再建) | 奈良 |
大峰山寺本堂 | 1706年 | 奈良 |
大国家住宅 | 1760年 | 岡山 |
岡山後楽園流店 | 江戸時代後期 | 岡山 |
栗林公園掬月亭 | 江戸時代後期 | 香川 |
角屋 | 1787年 | 京都 |
さざえ堂(旧正宗寺円通三匝堂) | 1796年 | 福島 |
大徳寺孤篷庵忘筌 | 1799年 | 京都 |
渡邉家住宅 | 1817年 | 新潟 |
羽黒山三神合祭殿 | 1818年 | 山形 |
旧高野家住宅 | 江戸時代後期 | 山梨 |
旧金比羅大芝居(金丸座) | 1835年 | 香川 |
岩根沢三山神社本殿・庫裏 | 1841年 | 山形 |
柏倉家住宅座敷蔵 | 1866年 | 山形 | |
旧大明寺聖パウロ教会堂 | 1879年 | 愛知 | ブレル、大渡伊勢吉(棟梁) |
宝山寺獅子閣 | 1882年 | 奈良 | 吉村松太郎(棟梁) |
旧風間家住宅 | 1896年 | 山形 | |
旧武徳殿 | 1899年 | 京都 | 松室重光 |
旧花田家番屋 | 1905年 | 北海道 | |
吉島家住宅 | 1907年 | 岐阜 | 西田伊三郎ほか(棟梁) |
古谿荘 | 1909年 | 静岡 | |
高松城披雲閣 | 1917年 | 香川 | 清水組 |
住友ビルディング | 1926年 | 大阪 | 住友合資会社工作部(長谷部鋭吉・竹腰健造) |
聴竹居 | 1927年 | 京都 | 藤井厚二 |
旧大倉精神文化研究所本館 | 1932年 | 神奈川 | 長野宇平治 |
軽井沢 夏の家 | 1933年 | 長野 | アントニン・レーモンド |
※両関第二工場酒蔵 | 1933年 | 秋田 | |
旧日向別邸 | 1936年 | 静岡 | ブルーノ・タウト |
近江神宮 | 1940年 | 滋賀 | 角南隆、谷重雄 |
旧前川國男邸 | 1941年 | 東京 | 前川國男 |
旧吉田五十八邸 | 1944年 | 神奈川 | 吉田五十八 |
神奈川県立近代美術館 | 1951年 | 神奈川 | 坂倉準三 |
斎藤助教授の家 | 1952年 | 東京 | 清家清 |
コアのあるH氏のすまい | 1953年 | 東京 | 増沢洵 |
南台の家(吉村順三邸) | 1957年 | 東京 | 吉村順三 |
八幡浜市立日土小学校 | 1956年 | 愛媛 | 松村正恒 |
香川県庁舎 | 1958年 | 香川 | 丹下健三 |
スカイハウス(菊竹清訓邸) | 1958年 | 東京 | 菊竹清訓 |
※ホテルオークラのメインロビー | 1962年 | 東京 | 谷口吉郎 |
日本生命日比谷ビル(日生劇場) | 1963年 | 東京 | 村野藤吾 |
国立屋内総合競技場 | 1964年 | 東京 | 丹下健三 |
大学セミナー・ハウス | 1965年 | 東京 | 吉阪隆正 |
旧千代田生命本社ビル | 1966年 | 東京 | 村野藤吾 |
白の家 | 1966年 | 東京 | 篠原一男 |
塔の家(東孝光邸) | 1966年 | 東京 | 東孝光 |
※虚白庵(白井晟一邸) | 1970年 | 東京 | 白井晟一 |
KIH7004 | 1970年 | 東京 | 鈴木恂 |
中銀カプセルタワービル | 1972年 | 東京 | 黒川紀章 |
※大分県医師会新館 | 1972年 | 大分 | 磯崎新 |
※プロジェクトマグネット | 1973年 | 店舗模型 | 倉俣史朗 |
阿部勤邸 | 1974年 | 埼玉 | 阿部勤 |
北九州市立中央図書館 | 1974年 | 福岡 | 磯崎新 |
幻庵 | 1975年 | 愛知 | 石山修武 |
上原通りの住宅 | 1976年 | 東京 | 篠原一男 |
※中野本町の家 | 1976年 | 東京 | 伊東豊雄 |
小篠邸 | 1981年 | 兵庫 | 安藤忠雄 |
弘前市斎場 | 1984年 | 青森 | 前川國男 |
SPIRAL | 1985年 | 東京 | 槇文彦 |
※バーオブローモフ | 1989年 | 福岡 | 倉俣史朗 |
海の博物館 | 1992年 | 三重 | 内藤廣 |
豊田市美術館 | 1995年 | 愛知 | 谷口吉生 |
ウィークエンドハウス | 1998年 | 群馬 | 西沢立衛 |
せんだいメディアテーク | 2000年 | 宮城 | 伊東豊雄 |
横浜港大さん橋国際旅客ターミナル | 2002年 | 神奈川 | アレハンドロ・ザエラ・ポロ、ファーッシド・ムサヴィ |
金沢21世紀美術館 | 2004年 | 石川 | 妹島和世、西沢立衛 |
マジで杉山登志郎先生 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E5%B1%B1%E7%99%BB%E5%BF%97%E9%83%8E のところとかで脳の画像診断とかしてもらった方がいいと思う。
あと東田直樹さんの本 自閉症の僕が跳びはねる理由 asin:4900851388 も読んでみるといいと思う。
東田直樹さんは割と重めの自閉症で発話も困難なんだけど、実際には本が一冊書けるくらい高機能で、文字盤を一文字ずつ指でさすというやり方で会話できてる。
元とらのあな店員が決める 漫画10選と成年漫画10選 http://anond.hatelabo.jp/touch/20141222015250
元とらのあな店員が決める 漫画10選と成年漫画10選2 http://anond.hatelabo.jp/touch/20160201015410
の続き。
①Osaka.sora
ふたりの掛け合いが楽しそうでなにより。くだらないゲームとかできる人いるのいいなぁー。
あと、背景が大阪の街が出てきて懐かしいって感じになる(一時期関西にいたので)。しかも、わかる人にはわかる感じで描かれてるのがなお良い(フェスティバルホールとかね)
③バイナリ畑で捕まえて
④地底旅行
緊張感が、しっかりと描写されて、表現されて、こっちも息を呑むようにして読んだ。
昔の日本ってこんな感じだったのかなぁーって思うと、現代に生まれてきて良かったって思う作品。
日本を再発見っていう意味で言うと、英国一家、日本を食べる的な面白さがある感じ。
無用力っていう思春期の女の子だけが持ってる能力(イライラすると手がゲソになっちゃうような、無意味な能力。しかも制御不可)がある世界を描いた、1話完結の日常系ほんわかまんが。
絶対あり得ない事が起こるのに、無用力だからしょうがないね、みたいなゆるい雰囲気が良い、優しい世界。普通だったら手がゲソになってたらニュースどころの騒ぎじゃないんだけどね笑
どの話も構成がしっかりしてて、引っ掛かりがなく、気持ちよく読めるのもいいね。
ぬいぐるみのことを、ぬいって読んでるんだとか、そんな普通のことでも、渡辺さんってそうなんだ!みたいに裏側が覗ける感じがして、楽しい。
⑧銃座のウルナ
人を選ぶ作品かもしれない。僕は好きです。
⑨辺境で
短編集です。
非常に詩的な作品。
なんか非常に興味深い作品。
ニコニコ漫画で読ん出るのだが、まだ3話くらいしか読んでないが面白い。
魔女ってこんな感じだったらいいなぁー。
てか、テレビアニメ化してたのか!!知らなかったです。
あと毎回、成年漫画も紹介してたんだけど、最近成年漫画読んでません。すみません。
代わりと言ってはなんですが、
こと経済畑は、専門家の質が酷すぎるから。とくにTVに出るのは。
例えば浜矩子とショーンKと、どっちが酷いことを言ってるかってのはもう調べなくてもわかっちゃう。
酷いこと言ってる方が、国会議員もありがたがったりしてるわけhttps://twitter.com/nagatsumaakira/status/353131944298549248 https://twitter.com/koike_akira/status/649785865586143232
「消費税増税しても影響は限定的、増税しよう」とか言ってたエコノミストは未だに仕事を失わないasin:4532261619
特に成年漫画とかいい作品(いろんな意味で楽しめる作品)多いと思うので、紹介します。
1.かげきしょうじょ 斉木久美子
歌劇団のトップっていう一番を目指すっていう、わかりやすいストーリーなのがまず良い!!
一生懸命だからぶつかり合えるし、一生懸命だから一緒になって喜べるし。
本当に面白いのに、いまいち知名度がなかったりするから、今一番、お勧めしたい漫画!!
とにかく、ただただ、たのしくてどんどん読んじゃう。
笑止っ!には笑った。素直でいいね。
「やっとこっち向いた。」っていうセリフにやられました。
4.Ascene 武富智
絵柄がお洒落。
ちなみにBsceneとCsceneもあります。
たぶんあんまりメジャーじゃないと思うのだけど、めっちゃ続巻(スピンオフとか)が出てるから、根強い人気があるんじゃないかと推測してる。
なんか心理戦とか繰り広げたりしてて、おもしろい。そして最後は王子が必ず勝利して、サッと店から出る様式美が好き。
6.ちおちゃんの通学路 川崎 直孝
単純に一般誌に連れてきただけでなく、誰が読んでも楽しめる作品にしたのは、メディファクは良い仕事したなぁーって思う。
(成年誌出身作家ってどうしても、ただのエロ成分を弱めた感じの作品になりがちだと思うのです。。。)
読んでて、大人の仲間入りできた感じがする様な、ちょっと背伸びした感じになれる。
8.うきわ 野村宗弘
不安な気持ちとか、なにかにつかまっていないとダメになりそうな気持ちとか、そんな気持ちを
言葉とかセリフとして表現するんでなく、うきわっていうメタファを使った表現にしたのが、すごく腑に落ちて、心が揺れ動かされた。
単純にうわきとうきわっていう駄洒落なんだけども。。。いや、シンプルだからこそスッと腑に落ちたのかも。
靴がその人の人生を変えるっていう、ちょっとファンタジーみたいな世界も、本当にそういう実話があったような気持ちになる。
ひとつひとつのエピソードが丁寧に描かれてて、ストーリーにちょっと無理あるだろー、とか思わせない。すごい。
いやぁ。なんていうか脚の描き方がすごい綺麗だなぁって思います。
そして、こういう作品にドキッてしまう感じが、私生活のこじらせっぷりを露呈した感じになる(笑)
名作!!
女のひとが読んでもおもしろいと思うのでは?と勝手に思ってる。
いや、さすがにそれはないか。。。
Hを楽しんでるのが、とにかく良い!!
絶倫っぷりと、謎の使命感に笑ったw
それにしても、出す作品、出す作品どれもおもしろいのが、凄い!
どの作品も楽しめる!!
「こんなのくらっちまったら、やられる」みたいな格闘漫画みたいなセリフが好き。
isbn:489465621
楽しそうでなにより!
8.NON VIRGIN 織田non
Xerosで巻頭カラーになってたの(slave-fantasy)を初めてみたとき本当に、感動した。
絵がめちゃくちゃカッコいい!!
すごい好みの作品。
めっちゃやってたのだけど、
10.びゅーびゅーびっち 五月 五日
https://www.toranoana.jp/mailorder/article/20/0011/15/05/200011150513.html
これは、ちょっと読む人を選ぶと思う。
僕は好きです。
http://anond.hatelabo.jp/20100327202020 のブコメが盛り上がっているのを見て便乗したくなった。
ピアソン・エデュケーション発行『C++プログラミング【第二版】vol.1』 asin:489471115X という本のP206~207に、次のような文章がある。
定数変数は名前付き定数もしくは読み出し専用変数と呼ばれることがあります。お気づきのように、「定数変数」という用語は、「小さな大根」や「冷凍焼け」などと同様に形容矛盾です(あなたが気に入っている形容矛盾があったら、まえがきに挙げた筆者らの電子メールアドレスに送ってください。よろしく!)
この本は訳書でオリジナルの英文ではなんと書かれていたかは調べていない。「小さな大根」や「冷凍焼け」は訳者が考えた日本語の形容矛盾だろう。
もっとないか考えてみた。
「裏表紙」…同じ本を読んでいる同僚に話したら「表紙の表というのは表面と内部という対立を表すもので、裏というのは背面と前面という別の対立を表すものだから、矛盾しないのではないか」と熱っぽく反論された。
「若年寄」…筒井康隆の『色眼鏡の狂想曲』( asin:4122025168 所収)という短編で指摘されていた。
「変光恒星」…「変光星」とだけ言うことが多そうだけど、検索したら少しはあったのでコレクションに加える。
「新古車」…これも普通に「未使用車」ということのほうが多いかもしれないが一応。
「新規解約」 …はてなキーワードに項目がある http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%B7%B5%AC%B2%F2%CC%F3
「黒朱肉」…増田 http://anond.hatelabo.jp/20140423112348 から仕入れた。検索したら「黒肉〔こくにく〕」というのもあったが通じるのか?
「緑茶」「紅茶」…増田と言えばこんなのもあった http://anond.hatelabo.jp/20150717224315
その他、地名がらみでいっぱいあるかもしれない。「西東京市」とか「南北海道」とか。東北地方の南西部を「南西東北」と言ったら一見ではなんのことかわからない。
英語では、「チャーリーとチョコレート工場」の原作の小説に"Squair Candies That Looks Round"というのが出てくる。講談社英語文庫版 asin:4770028407 だとp131~132だ。
日本語に翻訳不可能なので、英語がわかるやつだけ読んで楽しんでくれ。
"Oh, do shut up," said Mr.Wonka. "Now watch this!" He took a key from his pocket, and unlocked the door and flung it open...and suddenly...at the sound of the door opening, all the rows and rows of little square candies looked quickly round to see who was coming in. The tiny faces actually turned toward the door and stared at Mr.Wonka.
"There you are!" he cried triumphantly. "They're looking round! There's no argument about it! They are square candies that look round!"
「3巻以内完結のおすすめマンガ」にブコメしてもよかったが、語りたかったので増田にする。
この増田で言いたいことを一行で書くとしたら、これが大傑作だったと思ったということだ。
四コママンガ形式だけど長編。台詞が写植ではなく手書きであることを嫌う人がamazonのレビューにいたから人を選ぶかもしれない。だけど読んで損はない。
舞台は女子高。とある一日、校舎の屋上に、偶然、様々な生徒が集まってくる。主人公格の漫才研究会のコンビ、ソフトボール部員、漫研、生徒会、保健委員、不良少女、ぼっちの引きこもり少女…
漫才研究会コンビを主人公格と書いたのは、彼女ら以外の登場人物のほぼ全員にも、背景となるドラマがあるからだ。
ふと彼女らが屋上から校庭や校舎を見回すと、恐るべき光景が! 街がゾンビの大群に襲われ、彼女らは孤立してしまったのだ…という設定だ。
初めのほうは軽やかなギャグが連発される。それが徐々に、残酷なスプラッタに変わる。登場人物たちが次々に、容赦なく殺されてゆく。
笑いが恐怖に変わるというと中島らもの傑作戯曲『こどもの一生』が思い出されるが、あれより救いはない。救いは全然ない。『まどマギに』似ているかもしれない。それも違うか。
マンガを読む価値が現実では体験できない感情をかき立てられることにあるとしたら、この作品は見事にそれに成功していると思った。それを言いたかったのだ。
「舞台っぽいな」と思ったら元は戯曲でそれをコミック化したものだそうだ。原作者は麻草郁という人で、やはりはてなーだった。idはscreammachine。
ネタバレになるから書けないが、あのラストを読んだ時、なんとなく作者は絶対に女性に違いないと思ったが、はてなブログやプロフィールの写真を見ると男性だった。
他にも…
・となりの801ちゃん+(3巻続刊)
“+”はプラスと読み、ヒロインがお母さんになったという意味だと思う。
先行の『となりの801ちゃん』(6巻完結)の巻末には京都御薗橋801商店街のゆるキャラ「801ちゃん」とのコラボページがついていたが、“+”ではそれがなくなっていた。
とか…
『はてな村奇譚』だけの小島アジコ先生じゃないのだ。本業で頑張ってる人がはてなで我々に構ってくれることに、たまにはちょっとぐらい感謝してもバチは当たるまい。
今むしょうに読みたいと思っているのが、ヨコハマ買い出し紀行のようなマンガか小説。
ような~、と言ってもいろいろだけど、
何かないかな?
(7/24追記)
わかりにくい例や条件で申し訳ありませんでした。たくさんのトラバ、ブクマ嬉しいです。ありがとうございました。
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http://lite-ra.com/2015/02/post-832.html
まず、最初に認識しておかなければならないのが「イスラム国」の“製造物責任”はアメリカにあるということだ。「イスラム国」の前身にあたるISISの創始者はヨルダン出身のアブ・ムサブ・ザルカウィという人物で、1989年当時、ソ連のアフガニスタン侵攻に抵抗するイスラム義勇兵としてオサマ・ビン・ラディン指揮下のゲリラ訓練所だった「アル・カイーダ」(アルカイダ)に入り、テロリスト人生をスタートさせた。アルカイダはいまでは世界的な反米テロ組織としてその名が知れ渡っているが、もとは米CIAがアメリカの対ソ戦略上の必要からパキスタンの諜報機関ISIを使ってつくらせたものだ。
よい子のはてなーならアフガニスタン撤退が1989年2月であることは覚えているだろう。
ザルカウィとビンラディンがあったのは1989年だったのは確かなようだが、その時の、そしてその後の二人の関係ははっきりしていない(ザルカウィがビンラディンに忠誠を誓っていて、ザルカウィの組織をアルカイダ系と見なすのも間違いではないが、ザルカウィの組織は国際活動には積極的ではない)
ビンラディンがCIAから資金提供を受けISIの協力を受けていた時期があるのは確かだが、アルカイダの元はビンラディンらが独自に作ったムジャヒディンをアフガニスタン闘争に送り込む「サービス局」(マクタブ・アル=ヒダマト。MAK)であり、そこでの路線対立からアルカイダが独立したのである。
1980年代を通じてアメリカが武器、弾薬、資金、軍事訓練などの支援を受け続けたことで、アルカイダは9.11テロを起こすほどの“化け物”に育ってしまった。
CIAからの資金は90年代にはなくサウジの財閥からの資金も90年代前半には止まっている。90年代のビンラディンの資金源は「テロ・マネー アルカイダの資金ネットワークを追って」asin:4532164818に詳しい。
やがてザルカウィはイラク入りして、ISISの前身に当たる「イラクの聖戦アルカイダ」を結成する。このきっかけをつくったのもアメリカだった。
ここらへんは、まあ、アメリカのイラク軍の武器管理が悪かったのが原因の一つなのは確かだろうということで
アメリカはイラク占領後、脱フセイン政策を徹底的に推し進めた。サダム・フセインがイスラム教スンニ派だったことから、シーア派をひいきにして革命に近い状態をもたらした。
シーア派を贔屓にはしていない。ただ、人口比に応じてポストを割り振るようにしただけである。ただし、そうすると、シーア派が6割なので(以下略
この後のバース党の公職追放はその通り。連合軍最大の失態の一つであろう。
スンニ派部族の一部がザルカウィの支持に回り、過激派武装組織はしだいに「国家」としての体裁を整えていった。これが「イスラム国」の始まりだ。確実に言えるのは、アメリカのイラク侵攻がなかったら「イスラム国」の誕生もなかったということだ。
早えよ。ザルカウィ時代は特に国としての体裁などない。ザルカウィ死亡後も米軍が本気出し始めたためろくな活動もできず、2010年には幹部が殺されるhttp://www.afpbb.com/articles/-/2719532?pid=5639532(記事ではアルカイダと書いてあるが、ザルカウィが作った「イラクの聖戦アルカイダ組織」である)などどんどん弱体化していった。2011年、アラブの春がシリアに届くまでは。
米オバマ政権は14年6月に「イスラム国」と戦う“穏健な武装勢力”を支援するため5億ドルの資金提供を決めた。“穏健な武装勢力”とは、具体的にはシリアの反政府勢力「自由シリア軍」のことだ。アメリカはこれまでもシリアのアサド政権打倒のため、反政府勢力に武器、弾薬、資金を与えて支援してきた。ところが、その豊富な資金と武器の一部がなんと「イスラム国」にも流れていたのだ。ルートはいろいろあって、武器の供与を受けていた組織が丸ごと「イスラム国」に吸収されてしまったり、戦利品として奪われたり、あるいはイラクのシーア派主体の政府軍から米国製武器がブラックマーケットに流れることもあったという。アメリカがアテにしていた「自由シリア軍」の兵士たちも腐敗していて、貰った兵器を「イスラム国」に売却して現金を手にする者も続出した。
もっと直接的にISISを支援していた国がある。http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/348.html「特にサウジアラビアとカタールは、ISISへの軍事訓練、資金援助、そして武器供給に深く関わっていた。」
疲れた。終わる。
『路上の人』つながりでキリスト教関係の書を読んでいる。今回取り上げるのは『人と思想 パウロ』(八木誠一・著 asin:4389410636 )。キリスト教を現在につながるものに体系化した人物であるパウロがどのような人生を歩んで、どのような思想を持つようになったのかが解説されている。
パウロを通して語られるキリスト教の「赦し」や「愛」の観念の解説が新鮮だった。キリスト教というと、同性愛の禁止といった聖書の教えを忠実に守ろうとする人びとの宗教というイメージが勝手に合ったのだけれども、そういう教えを厳格に守ることを重視するのはユダヤ教的発想で、そういう態度への批判から生まれたのがキリスト教であるとしている。
なぜ教えを守ることにこだわることが問題なのだろうか。
ユダヤ教では旧約聖書にある様々な律法を守ることで神に救われると信じる。そこでは律法を守ったか否かが重要だ。しかし、自身も厳格なユダヤ教信者であったパウロはそれを否定した。律法を完璧に守ることができる人間はごく少数であり、たいていは律法を守ることができず、絶望に陥る。または律法を守り切ったことの優越感が、やがては本来の神への信仰を忘れさせてしまい、そのことを自覚した時そこでも絶望に陥る。つまるところユダヤ教の律法主義は必然的に絶望へと至ってしまうのだとパウロは考えた。
そこでパウロは、イエスを神の子と信じる原始キリスト教に意義を見出す。すなわち、人間の罪はイエスの十字架によってすべて赦された。だから人はただ神を信仰することに集中しさえすれば救われるという理屈を展開したのである。パウロはユダヤ教の持つ厳格な律法を踏襲しつつ、それを守りきれない人間の心も考慮に入れて、堕落も絶望もしない状況に人を導くように教義を設計したのだ。
以上がパウロのキリスト教の教義への貢献であり、それがゆえにキリスト教の教義を学ぶうえで重要な人物足りうるのだという。まあキリスト教についてまともに学ぶ人からすれば当たり前なのだろうけれども、無学な自分にはパウロに対する自分の偏見が訂正されたので面白かった。
堀田善衞の小説『路上の人』( asin:4198618230 ) を読んだ。
13世紀のヨーロッパが舞台で、カタリ派と呼ばれるキリスト教の異端教派の十字軍による征伐を背景に、路上を放浪する中年の男ヨナがキリスト教世界を放浪する物語である。
読了後に知ったのだが、最近ジブリの森美術館で、もし映画化するとしたらという前提のもと宮崎吾朗氏が作成した絵コンテやポスターが展示されていたらしい。来年夏公開予定の新作がこの『路上の人』なのではという噂が流れているが、私はそれは到底できないと思う。もし映画化するとしたら、ジブリは子供向けアニメを届けるスタジオというイメージを完全に捨て去ることになるだろうなと思う。
『路上の人』というタイトルはキリスト教世界において安住する場所の無い東洋人である堀田善衞自身を指している。堀田の分身であるヨナの目線で、当時のカトリック僧院の生活をかいま見て、そこで当たり前のように行われている不正や腐敗を描き出す。そして、カトリック教会とは異なる教義を持ち、慎ましく暮らすカタリ派の信者が異端審問にかけられ、虐殺されていく様を描く。これは書籍に挟み込まれた堀田と誰かの対談において、堀田自身が述べているのだが、『路上の人』は「ヨーロッパへの異議申し立て」なのである。
ここで題材となっているカタリ派について、あまり作中では詳しく語られていないので、簡単な副読本として『カタリ派 ーー中世ヨーロッパ最大の異端』( asin:4422212206 )を読んでみた。これによると、カタリ派とは現世は悪によって生み出された地獄そのものであり、この世には一切の価値がないと考え、ただただ世界の終わりに神によって救済されることだけを願って一生を生きるという教義を持つ教派であるらしい。現世に生まれることは地獄に居ることと同じなので、生殖を目的とする性交を禁じている(ただしそれ以外の性交は禁じていないというところがユニーク)。カタリ派にとって死ぬことととは救済であるが、自殺は禁じられているので、信者はただ死が訪れることを希望として生きる。カトリック教会が特に問題視したのはキリストの人性を否定したこと、洗礼などのサクラメントの必要性を否定したことにあるようだ。
異端という考えは正統があるからこそ生まれる。宗教の正統性は日本人にはピンと来ない問題だからこそ、『路上の人』で描写される凄惨な異端審問の様子にやるせない気持ちが生まれる。