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2024-07-28

十二国記をひさびさに通してみた

テイストは大好きだ。でもエンタメとしてはちょっとしんどい。なぜ好きかっていうと下敷きにしている山海経とか西遊記みたいな文化に深みと親近感を感じるから

山田章博さんの絵もいい。異世界だけど温泉とか夏祭りとか水着とかおっぱいとかありがちなテンプレ要素が薄いのもいい。

しんどいのは、テーマが結局女子高生内面成長みたいな細けぇ話がうじうじと長々と展開されるところ。まあ他の文芸でもこういう感じのうじうじ話はけっこう多いから耐性はあるけど。漢字の読みが現代日本と違う読みで出てくるのも少し疲れる。(雁とかいてエンと読ませたり)

2015-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20150722104339

ちょっと挙げられてる例がバラバラすぎて何を推せばいいのかわからん。こういう列挙系の質問をなげるときには「〜ではない」系で言わないほうが回答の幅が広がってよいぞよ。

ので「世界観が(理屈っぽく)作りこまれているSFファンタジー漫画」をならべてく。

ちょっとゲームライクかもしれんが『メイド・インアビス』かな。世界観の作り込みが他と比較してもずば抜けている。

理屈で作った世界観SFなら『きのこ人間結婚』。ブライアンオールディスの『地球の長い午後』みたいなワイルド森林世界だ。一巻完結で読みやすいのも◯。

最近では『てるみな』みたいなレトロ世界ファンタジーが地味に流行ってるっぽいけれど、その系統で段違いに理屈っぽいのが panpanya(『足摺り水族館』、『蟹に誘われて』)。説明はしてくれるようで、してくれてないが。

みんな最近忘れがちだけどピーキー世界観だと『ドロヘドロ』もおさえておきたいね

二次創作的な世界(各種神話ごった煮)もOKなら『エリア51』もいい。ただ、ハードボイルドアクションなので元増田が好きくなるかはわからん


ヨコハマ買い出し紀行』みたいな「女の子! 雰囲気漫画! ゆるSF!」みたいなのは枚挙にいとまがないし好みのレンジが人によってバラけているし、なまけず適当自分で探そう。

すでに出てるけど大石まさるとか、鶴田謙二とか、山田章博とか、五十嵐大介とか、岩岡ヒサエとか、粟岳高弘とか、まあ色いろだ。アフタヌーンを読め。


小説はそれこそ無限にあるし基準がよくわらんので手っ取り早くハヤカワか創元を読めとしか

2015-07-22

ヨコハマ買い出し紀行のようなマンガが読みたい

今むしょうに読みたいと思っているのが、ヨコハマ買い出し紀行のようなマンガ小説

ような~、と言ってもいろいろだけど、

何かないかな?


(7/24追記)

わかりにくい例や条件で申し訳ありませんでした。たくさんのトラバブクマ嬉しいです。ありがとうございました。

現在までに挙げられているものをまとめておきます

マンガ

小説

絵本

イラスト

2010-11-16

イカ娘の作者は何で絵が上手いと言われるのか

イカ娘の作者は絵は上手いけど話が…」といった感想をたまに見る、そのたびに「ただの萌え絵に見えるけど何が上手いんだろう?」と不思議になる。

例えば山田章博みたいな、あの辺の漫画家ならそう言われても、まぁ確かに絵が売りになるくらい上手いねって思うんだけど、イカ娘の絵ってどういう上手さなの?他の萌え絵からどこが飛びぬけてるの?

2008-06-07

森博嗣が終わる5

コカコーラキャンペーン小説ドラマ化されて私はあせった。世間の人が森を知れば、私は今よりもずっと仕事のできない人間になると思って恐れた。相対的に順位が下がる、それもドラマティックに下がることを真剣に恐れた。

素人目に見てもキャンペーンは陳腐で大失敗どころか、マーケティングとかブランドイメージ確立とかそれらの全く出来ない人たちがありもしない勢いで作ったかのような「顔の見えない」キャンペーンで、そもそもキャンペーンではなく、ただのコマーシャルのいち形態なのかと思うほどでやっぱりドラマもどうにも中途半端で少なくとも森を感じさせる映像作品ではなかった。

スカイ・クロラ監督の作品となったときも少し怖くなったが、やはり杞憂だろうと思う。

そして私はいまこう思う。

森博嗣の熱い世代がうらやましい。オタク第一世代というのかフロンティア気概はやはり私を、いい時代だったんだなと思わせるのです。

私は今のファンや若者に力も熱もあると思うし、仮になくてもその中で自分を全うしたいと真剣に思い、そうあることを願います。

ちょっとわかってきました。私は森博嗣鶴田謙二庵野秀明たちに置いて行かれると思っているのかもしれません。いや消えるのは森さんだけでしょうが、彼らの中には共有する時代があって、それを持ったまま森さんの声は私に届かなくなってしまうのです。

庵野秀明ゼロ年代を越えてもいくばくかの創作はするだろうし、山田章博も作品を発表するはずで、岡田斗司夫唐沢俊一社会に伴走し続け、鶴田謙二は相変わらず早送りにしても微動が確認できないくらいの遅筆でしょう。

私の妄想はとどまらないようです。

森博嗣日記の終わりは、きっと創作への別れなのだと思います。漫画から研究、そして小説を経て、工作への傾注は私の前を通り過ぎる電車のようで私はそれを見送るより他ないのです。工作も創作だろうし、いやただ消えてもう見えなくなってしまうことの失いはどれほどの遺産があっても私には大きすぎるのです。

グッドバイと言えればいいのでしょうが。もともと日記の終わりをリアルタイムで経験しなかった私は、一度の別れで済むのです。覚悟して二度目を迎えるほうが幸せでしょうか、今こうして吐き出しながら覚悟をしきれないでいるほうが幸せでしょうか。

2006-12-22

http://anond.hatelabo.jp/20061222043639

あああごめんなさい、色々と文章考えたんですけど言葉足らずでしたorz

僕は本とかあまり読んだことないので、なので「うーん、何を持ってファンタジーとしているのかわからないからなんともなんだけど、」とか書いちゃったわけですorz

その人にはその人なりの「ツボポイント」みたいなのがあると僕は思ってて、

そのツボポイントによって「こういうお話が好み!」「こういう世界観好み!」と価値観が決まっていくものだと思うので、

そういう意味で何を持ってファンタジー??、みたいな文章書いてしまったわけですねorz

まぁ、何がいいたいかというと、山田章博版「ロードス島戦記」は読んでなかったらすごくおすすめなんです。ごめんなさい。

追記:あと、皇国の守護者は僕も大好きです。ウーランツァーリ!

http://anond.hatelabo.jp/20061222081235

人様にファンタジ−を勧めると無闇に煽られると聞いてやって参りました。

そりゃそんな反体制的なことしてたら煽られるわなぁ。

どこを読めばそう取れるのか分かりませんわ。

念のため、中学生に説明するように説明してみよう。

(1)まず、以下の記事がある。

http://anond.hatelabo.jp/20061222035314

うーん、何を持ってファンタジーとしているのかわからないからなんともなんだけど、

山田章博版「ロードス島戦記」は読んでなかったらすごくおすすめですよ。


(2)それに対して、こう書いた。

http://anond.hatelabo.jp/20061222043639

うーん、何を持ってファンタジーとしているのかわからないからなんともなんだけど、


…いやー、ファンタジーの定義の議論なんて死ぬほどあるし、中途半端な知識で語ってもグダグダになるだけでしょうし(SFとかゲーム性の定義の議論なんかと同じ)、そういうことを知っていて、かつ、自分のファンタジーの定義に対する考えも書かずにそういうことを書くあなたは、相当、人が悪いですな(笑)。煽っているようにしか見えないですわ。

つまり、(2)は、(1)の文の、

うーん、何を持ってファンタジーとしているのかわからないからなんともなんだけど、


に対して、ツッコミを入れた。

もちろん、

山田章博版「ロードス島戦記」は読んでなかったらすごくおすすめですよ。


に対しては何も語っていない。(否定も肯定もしていない)

それに対する、あなたのツッコミは、

人様にファンタジ−を勧めると無闇に煽られると聞いてやって参りました。

そりゃそんな反体制的なことしてたら煽られるわなぁ。


である。意味不明だ。ご理解していただけただろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20061221090301

うーん、何を持ってファンタジーとしているのかわからないからなんともなんだけど、

山田章博版「ロードス島戦記」は読んでなかったらすごくおすすめですよ。

 
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