「RSSリーダー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: RSSリーダーとは

2022-01-31

[]静的リソースブラウザキャッシュ有効にする

自分用のRSSリーダーをちまちま開発している。

CSSとかJSブラウザキャッシュされていないことがわかったので、有効期間を設定してキャッシュされるように改修した。

https://treewoods.net/meta-ch/

2022-01-11

5年ぶりにRSSリーダーを開いた

Gigazineでその存在を思い出したFeedly。そういえば以前はブログ用として大量のフィードをツッコんでいた。

ブログ更新することもなくなりSNSがメインとなってしまったので、本当に5年くらい放置していた。

久々に開いたfeedly全然変わっていなくて、ただ昔登録したフィードの内多くは更新が滞っていた。

それでも今も更新しているブログがあって切なさと懐かしさがある。

少年漫画では、主人公が鎖を引きちぎって世界を壊そうとする描写がよくある。殻を破ったり縛りを解いたりするのだ。

でもこの年になると鎖は冷たく重い物では無く、むしろかいスープのようだ。窮屈な世界で生きていたくなかったのに、いつのまにかその世界自分から浸ろうとしている。

昔の残滓をみて、とにかく何でも情報を集めようと苦闘して少しでも使える物が無いかとあがこうとしていた自分と諦めた自分を見つけてしまった。

2022-01-05

RSSリーダーなくなってからはてブ情報源偏ったんじゃない?

どこかでバズった記事ばかりになったのはRSSリーダーなくなったからじゃねーかなー。

いや細々とはRSSリーダー残ってるけどさ。

とりわけ更新頻度は低いけれど、作成労力が凄いかかっている個人マイナー記事ってのが減ってる気がするのね。

2021-12-21

今のはてブ(ブコメ)って見る価値あると本気で思ってる?

もうRSSリーダーニュースサイト接見るか、英語Python勉強でもしてた方が有意義じゃないか

年末年始にかけて全く見ない期間をもうけてみれば、二度と戻ってくることもなさそうな気がするんだ

2021-10-10

Googleなどと米メディア情報戦に負けてるのでは

機械学習流行っているがGoogleなどの特定企業情報戦略に乗っかている気がしてならない。

Googleからすると、

①大量の計算機需要が生まれればよい。大学企業研究費でGoogleは稼げる。最終的に商業的に成功しようが失敗しようがGoogleとしては短期的に利益になる。

Google社外での研究結果をGoogle活用できる立場にいる。(研究無料でアウトーソースしている)GoogleWebなので間違えてもクリティカルにならない、もしくは結果を人の目で確認が入る。

③大量の計算機個人が所有できないため、急に天才が現れてGoogleの驚異になることがない。

Google社外で有用活用方法が生まれ場合計算機必要になるのでGoogle兆候キャッチできる。

機械学習流行が過ぎたとしても、計算機は汎用品のため別の活用方法が出来る。

国家政府機関でもAI大事だと税金を促すだけの、焦りを生じさせられている。

といった具合で、かなり良い立場にいる。


これはもちろん米メディアの成果だ。(Googleエンジニアが、社外へのエンジニアへのアピールもあるが)

機械学習を例に出したが、米メディアの「次はこれが流行る」という力は強い。


日本メディア政治米メディア受け売りになってしまっている。

メディアに頼らなくてもネットがあるというが、情報発信したとしても簡単に見つけてはもらえない。炎上のような歪んだ状態にしないと拡散されないし人の目にも止まらない。

日本にある技術なり、人なりをメディアが把握出来てない。

政府メディアを通じてしか情報把握できてないようで、メディアに取り上げられる人に意見を聞くとった状態になっている。


個人情報収集能力も減っている。

RSSリーダーがなくなり、大手ニュースサイトで取り上げられないと知られなくなった。

個人にも投資を、と勧めた結果、株やら投資やらに時間を取られるようになった。

早期FIREといったものや、株やら、一部の界隈以外からすると情報ノイズが多くなった。

2021-05-26

情報Slackに集めて見たくないものを除外したら精神が安定した

一人で使うSlackワークスペース情報を集めて、見たくないものを消していったら精神が安定したので報告します。

やり方

  1. Slackに一人用のワークスペースを作る
  2. RSSTwitter連携して好きなサイトフィードTwitterアカウント登録する
  3. 1.で作ったワークスペースブラウザ(※)で開く
    • アプリでも直接手を入れたらできるのかもしれないけど、有り物の組み合わせで妥協した
  4. ブラウザ拡張などで投稿内容に「このワードが入っていたら投稿ごと消す」処理を入れる
    • 既存拡張ならChromeだとCustomBlockerとかがこれに近い
    • ソース内には残っててもいいのでdisplay: none;相当のことができればOK

こうすれば、見た目上「はてブフィードNHKツイートを集めるけど、『ウマ娘』『VTuber』『小泉進次郎』のいずれかが入っている情報非表示」にすることができる(表記揺れもあり得るので上手く弾かないといけない)

こうなった経緯





  • 生きづらそう

anond:20210525094510

・kidleで本読む(おすすめ

RSSリーダーサイト巡回(結局まとめサイトになりがち)

漫画アプリまとめサイトよりはマシ)

・あえて何もしない(結構大事だと思う)

2021-05-23

結局今でのネットテキストベースなわけでして

なら低速でも通信できればいいわけだよね。長波とか使って。

ここで思いつくのが、フルテキストブラウザとそれ専用のメッセンジャー

端末ディスプレイは白黒で電子書籍としても使える。

機能AndroidiOSほどではないけど、単価は\4000~\5000くらいに抑える。

打ち出し方は電子書籍ではなく、小型RSSリーダーのような立ち位置

RSSTwitter などのスピードの早い媒体を整形して読み込んでくれる。

この機器の利点は、帯域的に(許可下りれば)どこでもつながる遅い電波でも十分利用可能ということ。

下手すると宇宙でも利用可能レベルにする。

ノリとしてはIoTを所持する感じ。

2021-05-08

プログラマ自分なりのニュース収集方法

ニュース情報収集って必要なことだと思うけど今の時代何も考えないでニュース追ってるとソシャゲ以上の時間泥棒な娯楽になりかねんから自分なりに工夫してる収集方法をまとめてみる。


情報源は多分皆とほぼ変わんないけどTwitterとかのAPI駆使したり自前サーバ収集してNGワードノイズ情報除去したりして独自RSS作ってFeedlyで読む形にしてる。

NGワード調整とかTwitterから収集とかここまで細かく無料で行えるRSSリーダーは多分ないかプログラミングできないと真似は難しいかも。

まあでも多分大したことはやってない。

ちなみにキュレーションアプリとかAI自分にあったニュース配信~的なサービス多いけどほとんど合わなかった。

あの手のものはどう調整したってゴミみたいな情報が混ざりすぎる。(特にまとめサイトやら見出し煽りまくりネットニュースやら)

そらそういう風に時間を奪うように設計されてるんだろうけども。あの手のものスマホに入ってた奴含め全部消した。



情報源としてまずははてなブックマークITカテとアニメゲームカテゴリトップエントリ。良い具合にニッチ目なITサブカル系ニュースは結局ここより良い収集場所を知らない。

新サービス技術仕事に関わる法改正情報や、人気作のアニメ情報だったり話題Web漫画配信情報とかが全部手に入る。

はてなブックマークは上位に載ってる記事限定RSSとして提供されてるんだよね。これを収集スクリプトで再度内容を精査する。

大事なのは増田痛いニュースTogetternoteはてなブログ辺りはドメイン単位個別に除外すること。

ドメイン以外もはてな特有の「このエロシーンが性的消費で云々」みたいなフェミニスト対立記事とかヤマカン炎上ネタとかはあんま視界に入れても良いことなさそうだから個別NGワード使ってる。

正直これやってないはてなとかとてもじゃないけど見てられないレベル

基本のニュース情報共同通信LINEニュース公式Twitterから取得するようにしてる。いろいろ調べたけどここが調度いいって結論に至った。

事件スポーツ経済政治など、テレビ新聞で主要に扱ってるような内容は共同通信から収集見出し読むだけでも概要は把握できると思う。

公式RSSじゃなくて公式Twitterからの取得。共同通信公式サイトのRSSだと記者コラムとか東京の人気店出店情報とか重要度低いニュースも流れがちだからツイートされてるもの限定にするといい感じに絞れる。

LINEニュースはたしかRSS提供してなかった(もしくはしてるけど内容が微妙だったか)気がするから仕方なくTwitterから収集

共同通信と重複も多いが何故LINEニュースも取得しているかというと芸能ニュースとかも会話のネタとしては追っておきたいから。

LINEニュースの良いところは「有吉結婚」「オリラジ退社」くらいの芸能ニュースちゃん流れるけど、

松本人志ワイドナショーで若手女優に苦言」とか「坂上忍バイキングでの発言炎上レベルゴミみたいなネットニュースは入ってこないんだよね。

あとは住んでる地域コロナ情報とか個別に興味あるトピックGoogleニュースキーワード設定して収集した後それをまたNGワードとかで除外しつつ取得。

今の時代って必要情報を調べるテクニックはとても重要だけど、逆に情報過多だからこそ見たくない情報を視界に入れないテクニック重要だと思うんだ。

皆は皆でこの辺で良い感じのテクニックがあったりするんだろうか。

はてなや5chの対立対立煽り疲れたら”見ないテクニック”を身につけるのはどうだろうか。

2021-04-14

どうもパソコンが便利になった気がしない

当方プログラマーではないので、プロでやっている人からすると違うのかもしれない、という言い訳を先に書いておく。


流行になっている間は便利になっていくが、メンテナンスフェーズになると全然便利にならないという印象がある。

Googleリーダーがなくなり、RSSリーダーは減って、RSSすら出さないところが多くなってきて、サイト更新を知るのがTwitterだったりする。

Photoshopイラレパソコン版は、それほど便利になった気がしないし、むしろプラグインなどが減ってしまった。

YouTube動画編集も盛り上がっているが、アニメーションとなるとAdobe Animateなどを使うことになるが、Flash時代から便利になった気がしない。

もう使っている人がいないのか、ググってもノウハウなどがなく解決しないことが多い。日本語じゃなく英語検索かけても情報が少ない。


時代AIだと言われて、それなりの時間が経ったが、ニュース話題になるような一発ネタは沢山出てくるが、

3,40万くらいのパソコンだと全く役に立たないようなものばかりで、現在進行系で求めるスペックが高くなっていっている。

2020-12-16

anond:20201216154242

RSSリーダーFeedlyというがあって、普通RSSリーダーブログごとに記事を見るけどFeedlyは、ツイッターみたいに一つのタイムラインに購読してる複数ブログ記事流れる仕様だった。

マストドン流行ったときに、オープンツイッターみたいのが欲しかったら、フォーマットを決めて、それぞれが自分httpサーバーつぶやきを公開して、Feedlyみたいにクライアント側でタイムラインを作れば、わざわざオープンツイッター風のサービスかいらんのにって思ったわ。

自分サーバーつぶやきを公開するから運営バンされるとかなくなるし。

2020-12-10

anond:20201209200321

問題解決はサブであって、本来目的ではない

読む方としては、人に依存する手軽なRSSリーダー

発信する方としては、手軽に承認欲求を満たせるツール

2020-11-10

anond:20201110195924

サイト更新をチェックするという行為自体あんまりなくなった気がする

普段やってること

Google検索して読むとか

はてブとかHacker NewsとかGitHub Trendとか

他人ブログを定期的に読み続けるというのがなくなった気がする

RSSリーダーを使うことがなくなった

2020-10-26

Twitter適応しつつあるオタクの進捗

はじめに

前回、Twitter適応できないオタクの行く末(anond:20191011160414)を投稿した者である。前回の増田では、トラバ/ブコメ共に様々な意見を頂き、自身を見つめる良い機会となった。とても感謝している。

前回の投稿からもう1年近く経っているが、その間に、というかつい最近オタク的消費活動が大きく変わってきたためここに記録しておきたいと思い書くことにした。これが改善であるかどうかはさておき、これから先にまた変化があったら比較できるため、その意味でも詳しく書いておきたい。

書き終えてみて、改めて見るととても長い文章になってしまった。一応内容は節ごとにまとまっているので、読み飛ばして気になる所だけ読んでくれても構わない。

本題に入るが、まず俺はTwitter垢を作成した。俺にとってこれは大きな一歩だった。この大きな一歩に繋がる積極的な変化があったのかというと、そんな事はなく、きっかけは極めて消極的ものであったと思っている。この消極的でありながら重い腰を動かすきっかけについて簡単説明するとするなら、それは定点観測型の消費に限界を感じたためであると言える。

定点観測限界

具体的には、過剰消費による虚無と、巡回サービスの変化がある。それぞれについて軽く書いていきたい。

過剰消費による虚無

前回述べたように、俺はtwitter検索エンジンとして活用し、気に入った作品二次創作を拾っては消化、拾っては消化して楽しんでいた。自分が発信側になれない一種の「諦め」を持ちながらもそれが一番快適で自身に合っていたからだ。これについて、ブコメで「尊大羞恥心と臆病な自尊心」と指摘されたが、まったくその通りだったと思っている。消費する側として一方的評価、消化しかしなかった事が自身完璧主義にしてしまい、いざ自分が発信しようとするとそれが頭を持ち上げて邪魔をしてくるのだった。

とはいえ、それでもいいと開き直っていればよかったのかもしれない。今までそうしてきたように、これからもそうしていくことは不可能ではなかった。しかし、ここで虚無感がドッと湧いてきて、とうとう音を上げてしまうことになった。

どれだけ色んな作品を見て、なにかを感じても何も言うことが出来ない。発信する媒体もない。仮に、何か言おうとした所でどうしようもない駄文が出来るだろうが、それを流す場所も無かった。ただただ感情は吐き出される事もなく喉の奥に押し込まれSNSタイムライン同じく次のまた次の情報の波に流されていくのだった。(もっとも、どのタイムラインにも俺は文字通り存在しなかったわけだが)

常に蚊帳の外である事を自覚させられ、これは「お前はずっと傍観者で、何にも関われないし、誰もお前を知らないだろう」といった気持ちを起こさせるのに十分すぎるものだった。

これを読んで考えすぎだろうと思う人も居るだろう。実際そうだと思う。おそらく、一人で消費するということ自体が、考えすぎてしまう原因なのだと思う。自問自答は、最終的には問題から目を背けさせてくれない。そしてこれはコロナ禍の状況によって更に悪化した。そういうわけで、最終的にこれと俺は向き合うことになる。

巡回サービスの変化

Twitterをメインにした定点観測はいくつかの方法があるが、俺は専らRSSリーダーSlackを用いて情報を集約していた。なぜTwitterクライアントを用いずにこれらを用いるかと言うと、Twitterタイムラインは9割以上ノイズからだ。要らない「いいね」が表示され、知らないユーザおすすめされ、加えて不安を煽ってくる広告ツイートも混入してくる。どうでもいいご飯写真が上がる。クソつまらない診断メーカー。とにかくノイズノイズノイズ。それがタイムラインだと思っていた。(過去形なのは、この認識が変化していった為だが、それは後述する。)

で、これの何が限界になったかといえば、観測に用いていたツールが軒並み使えなくなったことが大きい。特に影響が大きかったのがIFTTTとintegromatの一部有料化である。どちらも、ベビーユーザーとして利用していた。(あまり知られていないintegromatについて説明しておくと、IFTTTと同様の作業自動化サービスである。)

これらの主な利用方法としては、該当ツイート巡回検索だった。IFTTTツイート検索の定期巡回に優れており、integromatは特定ユーザいいねしたツイートの取得で便利だった。この二つのサービスがほぼ同タイミングで一部有料化を掲げたため、俺は快適な創作ツイート巡回を諦めることになる。

(IFTTT有料化について : https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1276755.html )

(integromatについては記事にされていないが、今年Twitter連携機能のみ有料化された。)

結局は無料サービスフリーライドしていただけなので文句は言わないが、IFTTT依存しない情報収集を考える事はいきっかけだったのかもしれない。

Twitterで某界隈に入るまで

こうして心理的、仕組み的に方向転換を強いられてTwitter垢を作成してみることになった。どうせ作るなら少数の人でいいか交流してみたいな…くらいのお気持ち。ちょうど追っていたコンテンツの専用垢としてそれっぽい推しアイコンを用意し、無難プロフィールを何度も書き直しながら書いた。恥を忍んで #○○と繋がりたい タグを付け、初心者のフリをしたツイートをした。勢いがあるそのコンテンツは凄まじくて、数時間ツイートは数百のいいねが付いていて、少し怖くなった。恐る恐るフォローすると、フォローを返してくれて、なぜかそれだけで安心した。大げさかもしれないが、久々に新しいアカウントを作って界隈に入るのは、そういうことである

ツイートいいねした人をフォローしていくうちに、俺は巨大な相互フォロー網(以下、巨大FF網と書く)に取り込まれている事が理解できた。プロフィールを開く度に見る「○○さん、他○人がフォローしています」みたいな数字フォローするたびに雪だるま式に大きくなっていく。タイムライン自分が思った通り煩雑になっていき、一度の更新シークバーが小さくなった。更新の度に米粒のような大きさになるそれは、俺の心のようだった。

あたふたした俺はくそまらない無難ツイートしか出来なかったが、それでも反応してくれる人が居てくれたため、徐々に萎縮が和らいでいった。推しについて拙い言葉を書くと、誰かがいいねを送ってくれた。恥を忍んでアホらしいタグを付けたツイートをすると、誰かが返信してくれた。界隈の巨大FF網、その集団意識はそのようにして俺を取り込んでいった。そしていつしか、俺も誰かのどうでもいいツイートいいねリプライを送るようになる。しかし、ふとした瞬間に定点観測時代の俺がこう囁いてきた。「それって互助会と何が違うの?」と。

快適なTLは互助会のものである

定点観測時代推し関連のタグツイート巡回してる時によくこう思ったものだった。「なんでこのツイートいいねが沢山付くの?」「この人のイラスト、毎回同じ人が持ち上げてるな」「定型文のような褒め文句互助会みたい」

はてブにおいては互助会は悪とされている。互助会の人たちで持ち上げられた記事は大体つまらないし、並ぶコメントも「参考になりました!」ばかり。これと同じ感情定点観測時にTwitterでも感じていた。いいねの数でツイート巡回していたので、価値のあるツイートだけ伸びてほしかった。どうでもいいツイートが伸びて、それを拾うと、ゴミを拾った気がして、イライラしていた。

しかし、後に巨大FF網に取り込まれた俺はそれを体現するように振る舞っていた。フォロワーのどうでもいいツイートに気軽にいいねRTを送り、また自身ツイートも同じように扱われていた。気軽な反応は心理的障壁を無くし、より安心感を強化していく。もはや「価値のあるツイートこそ伸びるべき」といったグツグツと煮詰まった思想は、火が消された鍋のように静かになった。会話をする当事者たちからすれば、そんな事はどうでもよかったのである

互助会が嫌われる訳-当事者観測

俺ははてブ互助会擁護したいとは思ってはいない。ただ、互助会がなぜ生まれるのか、その一端は理解出来たように思っている。

評価指標となるいいねブクマといったものは、当事者間ではカジュアル肯定に使われるが、観測者側からは質の良さでソートする時の指標として重く受け止められている。そのため価値に見合わない評価を付ける事を当事者間では歓迎され、観測者側は嫌うのではないだろうか。これが正しいかは分からないが、この価値観の違いが互助会の生まれる原因であり、またそれが害悪である糾弾される理由ではないか、と俺は薄々感じるようになった。

それでも、どこか脳裏には「質の良いツイートが伸びるべき」という意思存在したようだが、属する巨大FF網が持つ互助会文化に、それも破壊されることになる。

互助会文化との遭遇-おはツイの洗礼

ここで述べる"互助会文化"はあくまで俺の属したFF網で存在しただけで、Twitter全般で起きている事ではない事を先に明記しておく。

それは決まって形式的挨拶ツイートだった。(以下"おはツイ"と称する)夜明けと共にタイムラインが動き出す時、皆揃って、おはツイをする。これを初めて見たとき、なんだかむず痒い思いをした。形式的挨拶ツイートと、それにつくいいねインフレツイートに付けられるタグ画像から得られる情報はほぼ無だった。属する界隈は、某ソシャゲコンテンツだったため、おはツイにはそのソシャゲ推しスクショがよく貼られているのだが、これも理解出来なかった。単なるゲーム画面だ。#○○が今日も□□ みたいなタグがだいたい付いている。なんだそれは?

とにかくおはツイの絶対的特徴として挙げられるのがその情報量の無さと明らかに釣り合わない評価(いいね/リプライ)だった。これが午前中、FF網全体で再生産され続ける。インフレするいいね欄を見ていると、次第に俺は「質の良いツイート」の定義がわからなくなった。

そして、このツイート群がもたらす特異性は、その連帯感にある。すなわち、同じFF網に居たとしても、おはツイをする/しない でうっすらと交流関係に壁が出来上がっていくのだ。それもそのはず。形式的とはいえ、毎朝話すフォロワーと話さなフォロワーが居たら、自然とそうなるのだ。現実社会でそうであるように、Twitter上でも変わらなかった。どんな環境であろうと、挨拶は変わらず有効で、逃げられない

俺はこのFF網に取り込まれた時点で界隈に受け入れられた、一員だと勘違いしていたがそれは違った。毎朝行われるこの儀式じみた挨拶ツイートをこなしてこそ、この集団意識の一員となれるのである

先頭で"洗礼"と書いた意味が、ようやく理解出来たと思う。この儀式内包者のツイートへの価値観を塗り替え、統一しているのだ。誰かがこれを強制したりはしない。だが、いうならば集団意識がそれを催促しているのかもしれなかった。そしてこれを通過した頃には、俺の価値観は一新された。

自分はつまらない」を許容するために

ここまで聞くと、「おいおいそんな所、面白いのか?」も疑問が湧くだろう。先に結論を言うと、面白い

しかに、そのタイムラインは常に情報量の無いツイートで溢れていた。冗長挨拶周りが毎朝再生産されていた。しかし、これらは俺自身が発信する時の障壁を限りなく低くすることにも作用したのだ。

前回の増田までは、俺は自分の思いを発信するにあたり、「完成された感想文」が必要であると、そう信じていた。自身が求める質と同等のものを発信するべきと考えていたためである。誰が見ても分かるが、明らかにこれは長続きしない。自分理想と実際の質の乖離に耐えられないからだ。

だが自分がその"レベルの低さ"を許容すると、話は変わる。煩雑タイムラインを受け入れた時、自分煩雑な発信が出来るようになるのだ。そしてこれは、"発信したいけど出来ない"を大きく上回る。俺に必要だったのは高等な「完成された感想文」などではなく、低俗な「エモいメモ書き」で十分だったのだ。

定点観測だと分からないこと

ここまで書いてみて、改めて以前の考えが独りよがりであるかと痛感した。消費専門で二次創作を漁っては、一方的評価したり、ノイズイライラしたりする。これはこれで楽しかったが、視野が狭くなりすぎていた。

本当に好きなコンテンツ摂取して、発信も含めた消費を楽しむには定点観測では全然足りない。自分がつまらない事しか書けない事を自覚したうえで、色々な人の発信、二次創作を許容して楽しむ。こうした先に、もっと良い発信が出来るヒントがあるのではないかと、今はそう思っている。

先述したとおり、これが改善であるかどうかは分からない。またこの先に、「あの発想はどうかしてた」と目が覚めるかもしれない。もしそうなったらそれはそれでまた書いてみようと思う。

ここまで長い文になってしまった。読んでくれてありがとう

2020-10-11

ネットコンテンツの目利きはどうやったら育てられるのか

Twitterでバズっている、炎上している、煽っているといった類ではない、

まだ日の目を見ていないコンテンツクリエイターを見つけてくる目利きがいなくなったと感じている。


数字検索して流行りそうな兆候を見つけるのは発達したものの、

有象無象の中から見つけてくるというのが出来なくなっているのではないか

はてブヤフーニュースで流れているニュースと同じものしかなくなっている。


ツールとしてはRSSリーダーが下火になったのがあると思う。

Twitter拡散させると言っても、文字数制限やら長い動画は嫌われるとかで、なんで面白いのかを説明しきれない。

ニコニコ広告といった宣伝方法は、ニコニコが大注目されているときには成り立っていたが、内輪でしかなくなっている。


次に多くの人が既に流行ってるものしか見なくなった。

有象無象から面白い物を探してくるのは大変なわけで、それより政治家ヒデーと皆と同じ感想を言い合っている方が、

自分感性が間違っていないと確認できて安心できる。

いかに酷いかを、論理的だったり、茶化したり、そういう方が引力が強いのだ。


2020-06-11

最近ブログとかみてる?

おれのRSSリーダー、まったく増減がないんだが。

まとめブログはちょいちょい見てるけどね

2020-05-25

自分が利用中のサービス

https://anond.hatelabo.jp/20200525021541

そういえば自分が使ってるサービスソフトウェアは定期的に棚卸しすることにしてるんだけど、ここ何年かやってなかったのでこの機会にやってみる。

アプリとかもあったりするけど基本的Webサービス提供されているもの

順番は適当

仕事効率化(ってAppStoreなら言われそうなやつ)
Google KeepTodoist
ToDo管理メモに。
個人用は主にKeep、仕事やそれに近いタスクTodoistと使い分けている。
Googleカレンダー・TimeTree
Googleカレンダー個人用。
職場でもカレンダー系はあるが、TimeTreeは職場以外も含めた仕事関係の人との情報共有に使っている。
DropboxPaper ・ Notion ・ Code(vscode-gist) ・ Code+GoogleDrive
ノートサービスとか。
Paper個人用でスマホでも見たいもの、Notion趣味仲間での共有用
長文や思考整理メモはなんとなくマウス触らずに考えたいので markdown + VS Code で、GistGoogle Driveに保存している。
全部Gistに投げたいけど、vscode-gist並べ替え出来なかったりと不便も多くて使い分け。
Google Drive
Dropboxから乗り換えた。Dropboxは同期出来る端末制限がキツくなったのと小規模プランがないのがね。
Googleは100GBからあるのがありがたい。Gmail等にも反映されるし。使い勝手微妙に悪いところあるけど。
Pushbullet
ブラウザスマホ間でメッセージ画像をやり取り出来るサービス
スマホ1台しかなくても入れた方がいいし、タブレットも含めて2台以上あるなら是非。お勧め
あと通知も割と使いやすいので自作した何かの通知を投げる先にも。
Freedom
自分を縛って仕事させるサービス
流行ったポモドーロテクニックの応用で、指定した時間仕事関係ないもの封印してくれる。
かったるい仕事してるとついついニュースはてブを見てしまうような人にお勧め
1Password
パスワード管理サービス
前はChromeに投げっぱなしだったけど、UIが貧弱なスマホアプリログインでこそ使いたいと乗り換えた。
IFTTTAWS LambdaGoogle App Script
リガから何か実行するサービス系。
LambdaGASは違う事にも使うけどここではこの用途として。
簡単なことはIFTTT、複雑になってきたらLambdaGAS
Inoreader
RSSリーダー。私はあまりこだわりないのでキーボードで使えればなんでもいいんだけど。
CamScanner
スキャナアプリスマホアプリだけど一応Webサービス部分もあるのでついでに。
書類適当スマホで撮ると、適切にトリミングして長方形に変形してモノクロ強調してくれる。便利。
年額6k。個人でも紙の書類が多くて片っ端から取り込んで捨てたい人にお勧め
情報収集とか
Pocketはてなブックマーク
Pocketは「後で読む」に特化してるのでこれから読みたいものはてブは読んだものと使い分けている。
朝日新聞デジタルデジタル毎日(毎日新聞)
共に月1k程度でWeb版の全記事が読めて便利。
Google Alerts
指定したキーワードニュース毎日メールで送ってくれる。
最近だと「WH-1000XM4」を指定し、いつ発売かとやきもきしているw
AlexaYahooニュースNHKニュース
少し違うけど元増田情報収集に興味ありそうなのでついでに。
前者はYahooニュース自動音声読み上げ、後者は直近のNHKラジオヘッドラインニュース部分をそのまま流してくれる。
毎朝毎晩「アレクサ、今日ニュース」と無機物に語りかけている。
その他趣味とか
Spotify
音楽は今はこれだけ。Alexa関係Amazon Music Unlimitedも入ってたけどやめてしまった。
Sptifyはレコメンドがとても良い。
毎週Discorver WeeklyとRelease Readarを聴きつつ、あとは気分に合わせたDaily Mix流してたら音楽関係欲求が大体満たされてしまう。
Discord
コミュニケーションサービス。主にゲーム系・OSSコミュニティで使っている。最近Slack使ってないなぁ。
今昔マップ on the web
明治頃の地図とかと今の地図を比べられるサービス
からブラタモリ的な事が趣味なので使ってるけど、一般の人も引っ越しときかにこういうの調べるのは良いと思う。
周囲より少し盛り上がった道は大抵元自然堤防田んぼのあぜ道だったりとか分かったり。
weblio 類語辞典
文章書くとき類語辞典は欠かせないのでありがたい。
なんでもPodcastサービス(自作 非公開)
言葉通り。radikoとかagqrとか音泉とか。
色々アレなので公開してないけど、似たようなのはgithub探せば出てくるので興味ある人は運用すると幸せになれると思う。

以下は有名だし説明不要かと。

有料プランがある物は月500円ぐらいまでなら応援を兼ねて払うことにしているので、結構色々なサービスの有料ユーザになってる。

はてブ見てて使ってみたくなったサービス
HackMD
ノート系は一生理想を探すんだろうなと思う。ノートエディタ人生
draw.io
前に少し触ったけどそのまま忘れてた

自分用のまとめではスマホアプリ編・ブラウザ拡張編・ソフトウェア編もあるけど、長くなるのでこの辺で。

5/27 追記

意外と読まれたようで驚いた。言及ブコメに少し返事。

RoamResearchとかどう? まだβだけどメモに良いよ。

ありがとう、良さそうだし少し試してみるよ。

ぜひ続きをお願いしたいわ

ありがとう

ただ自分用のやつは説明がないかあっても自分向けで簡素から、書き足す時間があればまた増田にでも投げるよ。

yzkumayzkuma PushbulletがiOSDLできなくなったのは痛い。360円までなら出す。

え、マジすか、それは痛い。

iPhone次に買い換えるまでに復活して欲しいなぁ。同じく金なら出す。

takun71 1Password便利だよなあ。万一情報流出したら死ぬけどw

同じく流出を警戒してたけど、スマホ使う割合が増えるほどに、複雑なパスワード入力が不便で……

全部PIN+指紋ぐらいになればいいのにね。

普段使ってる便利なWebサービス教えて

有料無料、有名無名問わず

ブコメで見かけたRAINDROP.ioを知らなかったのがきっかけなんだけど

自分ネット環境が相当古くさくなってるようで、なんとか更新したい


ミーハで恥ずかしいけど自分普段使ってるものを何個か上げる

情報収集ははてぶとRSSリーダー情報の整理はScrapbox文章Dropbox Paper(NotionやOneNoteは合わなかった)

音楽YoutubeSpotify暇つぶしはてブDiscordチャットPodcast


追記:出先なのであまり反応できない、たくさんありがとう、帰ったら読ませてもらいます

追記:1000とかまじか。練に練ったうんこネタはぜんぜん反応ないのに…素朴に思ったことを書くのって大切だね

多すぎて試していくだけで半日かかりそうだ、とにかくありがとうトラバありがとう

id:pptppc2 RSSリーダーTiny Tiny RSSを使ってます、色々試したけどコスパを考えるとこれしか選択肢がなかった

2020-05-21

anond:20200521110025

はてなダイアリー原住民2003年〜)

古くからネット活動していた人たち。

ブログという新しいサービスにすぐ飛びついた人たち。

オタクプログラマサヨクが三大属性。

モヒカン族

はてな原住民活動は徐々にTwitterに移り、はてなダイアリーは衰退して2019年に終了。「はてなブログ」に移行。

はてブ原住民2005年〜)

はてな原住民がそのまま使いはじめる。

RSSリーダーなどを使って大量のブログ巡回していたネットウォッチャーたちが中心。

はてな村」と揶揄される閉鎖的な文化

ネットイナゴ」と称される凶暴性。

やがてはてなダイアリーを経由していない新規利用者が増加して「村意識」は薄れていく。

増田原住民2006年〜)

はてな原住民がそのまま使いはじめるがすぐに衰退。

その後は徐々に「増田からはてなを始めた人」が増えてはてな民と乖離していく。

2020-04-21

IFTTT とZapierの価値

複数WEBアプリをつないで作業自動化するなんて馬鹿げたアイデアだと思っていたが技術に詳しくない人間ネット効率よく情報を集めるにはこれを使うしかないことがわかった。

とりあえず「RSSリーダー+ニュースアプリ」とPocket(またはInstapaper)をつないで大量の記事をまとめ読みしようと思う。記事自動で保存する方法もあるようだが読み終わった記事価値はないためそれはスルーする

他にできることがないか考える。

2020-04-20

グーグル未来は無い

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51292386.html

検索エンジンとしては、今やグーグルは断然トップというわけではない。他の検索サイトも、

グーグルと同じようなアルゴリズム採用して精度を上げているし、日本ではヤフーページビューグーグルのほぼ2倍だ。

グーグル検索結果は、ノイズが多く日付順ソートもできないので、最近は私はRSSリーダーテクノラティなどを使うことが多い。

グーグルビジネスモデルも、しょせん(GDPの)1%産業といわれる広告業にすぎないから、限界が見えてくるのは意外に早いだろう。

まさしく卓見のものの論考。

グーグルノイズの多さは呆れるし、ヤフーの牙城は当分崩れないだろう。

テクノラティ現在、洗えるマスクを紹介しててすごいと思った。

2020-04-19

anond:20200419000913

ほんと、なんで絶滅しかけてるんだろ。あれほど情報収集に便利なものはなかったのに。

WEBRSS集めて表示するにも、なんか嫌なんだよな。自分サイト見られるのって。

良きRSSリーダー無いかね。

2020-02-26

意識の低いフリーランス生存戦略

意識の高い人々がブログ等で書く「生存戦略」はだいたい、いかにして金を稼ぐかの話をしている。俺のような意識の低いフリーランスにとっての「生存戦略」は文字通り、下手をすると死んでしまうかもしれない罠だらけの生活において、なんとか死なずに生き延びようという話である。厳密にいえば俺は個人事業主でなく一人会社だが、どちらにしても一人きりなのは同じだ。マイクロ法人とか色々と呼び方はあるらしいが何でも良い。意識の低い孤独人間がどうやって仕事を得て、どうやって心をすり減らさずに仕事と向き合うか。そんな話を書きたいと思っている。

俺は一人きりの株式会社Webエンジニアをやっている。他の業種にも当てはまるのか、あるいは全く普遍性が無いのかは分からない。

電話

電話には出なくていい。気付かなかったことにして、あとでチャットワークSlackで「先ほどはすみません」と言えばいい。そのまま文字コミュニケーションが取れるなら取ればいい。相手がどうしても電話にこだわるクライアントであれば、そのときは仕方ない、徐々に距離をとっていき、最終的にはフェードアウトする。電話好きな人に構っている心の余裕はない。

だけど、たまに人の声が聞きたくなるときはある。この人と話をすると楽しい、と思えるクライアントであれば、その人から電話には出る。孤独が紛れて、ふっと心が軽くなる。そんなときがあってもいい。ついうっかり「クライアント」などと意識の高い用語を使ったが、普段クライアントなんて言わない。お客さんと言っている。

チャット

メールよりチャットのほうが効率が良いというのは、同業者うしの会話に限るのではないか。お客さんからの細切れのチャットは、電話以上に精神を摩耗させる。LINEチャットワークの未読が10件や20件になっていると、見なかったことにして帰りたくなる。自宅作業だと帰りたくても帰れない。仕方ないので開いてみると、やはり見なかったことにして帰りたくなる。

頻繁に通知が来るのも辛い。スマホPCどちらもチャットの通知はOFFにして、日に2~3回チェックすれば十分だ。間違ってもスマートウォッチなどに通知を飛ばしはいけない。タスク優先順位が狂って混乱する。

チャットで細切れの言葉を送りつけてくるお客さんより、メールで丁寧な長文を書いてくるお客さんのほうが、自分にとっては有難い。ちゃんとした文章を書ける人は、発注者としての能力も高いし、仕事に手戻りが少ない。メールを書ける人を大事にしよう。

案件

100万円の案件を1つより、10万円の案件10個のほうが遥かに楽だ。前者が10日間で片付くことはないが、後者が1日で片付くことは度々ある。見積もりを誤って工数が3倍に膨れたときプラス2日で済むか、プラス20日になってしまうか、というリスクも考えると、小さな案件をたくさん回していくほうが絶対にいい。

絶対にいいと分かっていても、金に目がくらんで100万超の案件をいくつも請けた。幸いにも見積もり通りの工数で収まった案件と、不幸にも3倍に膨れ上がった案件があった。他の案件スケジュールが圧迫されて精神的に追い詰められた。今後はもう小さな案件しか請けたくない。

営業

なぜ大きな案件を請けてしまうかといえば、営業の手間が省けるからだ。小さな案件を求めて東奔西走するよりも、一つの大きな案件を取ってきて、じっくりと腰を据えて作業できたほうがいい、と思ってしまたからだ。

これは必ずしも間違っていたわけではない。たしか営業には行きたくないし、作業に費やせる時間を増やしたほうが売上は増える。どうやってバランスを取ればいいのか、まだ答えは出ていない。営業に行くたびに当初は自己嫌悪で死にたくなったりしたが、何年もやっていると徐々に慣れてきた感じもある。もうしばらく様子を見てみようか。

収入

さな案件なら納品翌月にはお金がもらえる。これはとても精神衛生に良い。それでも度々、預金残高が厳しくなるときはある。生活費を差し引くと、税金健康保険料を払うお金が残っていない、あるいは生活費すら確保できないときもある。この段階で早くも死んでしまう人がいるかもしれない。俺もメンタル豆腐だけど、ここで死ぬのはあまりに早い。

意識の低さには自信があるのだが、ここだけの話、俺が起業の元手にしたお金キャッシングである会社勤めをしていたある日の昼休み、当分の生活費として50万円を引き出し、そのまま自宅に帰って二度と出社しなかった。このとき経験を活かして、いざとなれば借金があるじゃないか大丈夫大丈夫自分に言い聞かせている。借金くらいで人は死なない。

もちろん借金が積み上がれば経営破綻するから一時的な「つなぎ」として利用する。借金の総額は、生活費1~2ヶ月分が上限だった。小さな仕事をたくさん請けて、入ってきたお金ちゃんと返済に回す。少しづつでも返済できていれば、精神的な負荷はだいたい許容範囲に収まる。

税金健康保険

親族貧乏人が多いおかげで滞納についての知識を持っていたこと、これが幸か不幸かは分からない。親が裕福であれば金を借りれたかもしれないが、親は俺以上に意識が低く、公共料金税金保険料を滞納している。しかしそんな親でも還暦を過ぎてまだ元気に働いている。つまり公共料金税金保険料は「滞納しても大丈夫」ということだ。

具体的にどうすればいいか。窓口へ相談に行けばいい。今は支払えないが〇月頃にまとまった入金予定があるから、その頃までに〇分割で払う、などの具体的な返済計画を、役所の人も一緒になって考えてくれる。役所の窓口の人から個人的お金を借りている訳ではなく、この人はあくま仕事で窓口に立っているだけなのだからこちらもまったく萎縮する必要はない。

社会保険料、本当は口座振替にすべきだけど、収入ないとき生活費を引き落とされたくないから、未だに振込用紙をもらっている。早く振替できるくらいに収入を安定させたい。

タスク管理

意識の低い人間にとって最大の難関であるタスクが山積みなのに朝は起きれない、夜は寝てしまう、昼はネットばかり見ている。いつ仕事をするのかといえば、〆切ギリギリ徹夜をする。そんな生活をずっと続けてきて幸いにも問題なく乗り切れてしまい、さら仕事を増やしたところ、あっけなく破綻した。やはり仕事スケジュール通りに規則正しく進める必要がある。夜は眠らなければ心身が壊れる。

初めのほうに書いた「案件」と被るが、大きなタスクを小さなタスクに分割するのは、意識の低い人間にはハードルが高い。そういうのが得意な人に任せてしまったほうがいい。小さなタスクだけを割り振ってもらい、それが終わったらまた次のタスクを与えてもらう。小さなタスクどうしが重ならないようにスケジュールを組む。それがいい、というより、それしかできない。

タスクを何で管理するかは「ツール」の章で書く。

パソコン

ノートPCデスクトップPC、どちらも一長一短あるが、映像画像処理などの重い作業でなければノートで十分だ。デスクトップにつないだ4Kの広大な画面は、自分にとってはあまりに広大すぎた。広い画面を活用するためにTwitterとかRSSリーダーとか開いてしまって仕事が進まない。ネットサーフィンが効率化されてしま仕事効率は落ちていた。それに気付くまで何年も無駄に費やしたが、今はノートPCに落ち着いている。人間が集中するには、ある程度は視野を狭める必要がある。

もうひとつの切実な問題として、広大なモニタを見続けていると眼精疲労が激しかった。そしてなぜか精神的な負荷も高く、ついにはデスクトップPCを立ち上げるだけで激しく憂鬱になった。おそらく情報量が多すぎるのだ。見るべきもの・処理すべきものが大量に迫ってくる。これはよくない。ノートPCの小さな画面であれば、適度に分割されて仕事が押し寄せてくる。意識の低い人間の脳には有り難い。

ツール

ツールは何でも良いのだが、考え方としてGTDには助けられた。気になっている物事をすべて書き出してしまう。優先順位をつけたあとは、いったん頭を空にする。これを習得してからは脳の負荷がとても減った。山積みのタスクに苛まれて頭を抱えることが少なくなった。とにかく人間の脳には限界がある。余計なことを考えずに、一つのことだけ考えればいい状況にしたい。

タスク管理ツールは ClickUp https://clickup.com/ が使いやすい。大きな会社場合には分からないが、フリーランスなら他の選択肢はたぶん無い。

案件管理ツールは Board https://the-board.jp/ が良い。小さな案件をたくさん登録しても、上手いこと整理してくれる。請求書を郵送したり、メールを送ったり、自分ではやりたくないことを代行してもらえる。

チャット等をまとめるツールは Biscuit https://eatbiscuit.com/ja が良い。

まとめ (まとまらない)

いい加減もう眠いので書くのをやめたい。この記事で何を訴えたいわけでもなく、自分自身の思考の整理のために書いたような気がする。本当はもっと書きたいことがあった気もするが今日はもう眠たい。

ひとつ重要なことを書くと、フリーランスは気をつけないと簡単に病む。自覚したときにはすでに相当追い詰められてる場合があり、なるべく早めに自分自身の病に気付いて対処する必要がある。そして何より、病まないためには「無理をしない」ことが大切だ。

苦手なことからは逃げる。危ないと思った仕事は請けない。狂ったお客さんの電話には出ない。地雷を踏んだらサヨウナラ地雷さえ踏まなければ、意識が低くともなんとか生きていける。生活は貧しくとも、たとえ税金を滞納しても、還暦過ぎまで働くことができる。

金を稼ぐことは意識の高い人々に任せることにして、意識の低い俺たち私たちは何よりも死なないことが大切なんじゃないですかね。まとまらないけど、もうちょっと仕事してから寝ようかな。

4/24追記

続編を書きました。「意識の低いフリーランスの在宅勤務」

https://anond.hatelabo.jp/20200424131857

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