「物質」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 物質とは

2021-11-29

anond:20211129091538

そんな恐怖は覚えた事無いけど

化学物質ってなんだ?

2021-11-26

anond:20211118012515

そらもう地球上に存在し得ないかってぇ物体に纏わるすっごいファンタジーですよ

もう信じらんないぐらい硬いから本も開かない、だからと言って電子書籍で読もうとしてもパソコンスマホも固まる。そんな固い物質

2021-11-23

anond:20211122102416

ツッコミどころだらけだな。

東北とかでも無い限りペアガラスアルミ樹脂複合サッシで十分

んなわけない。アルミが入っただけで急激に熱伝導率が高くなってしまう。関東でも結露する。

トリプルガラスは重さという大きなデメリットもあるから考えどころだが、サッシに関してはアルミ法律禁止すべきクソさ。複合でもダメ

あと24時間換気が法律義務化されたのは建材などから揮発する化学物質によるシックハウス症候群対策のため。ハウスダスト関係ない。

それに気密の高い最近住宅24時間換気を止めてしまうと空気の淀みが発生して湿気が溜まり、カビも生えやすくなる。

窓は小さいほうが断熱面・防犯面・プライバシー面で有利なのは事実

だが、やはり昼間の太陽の光で得られるあの気持ちよさは照明では絶対に得られない。

太陽の光は照明器具では代替が効かない別物。

ラブドールがどれだけ進化しても絶対人間とは違うのと同じ。

今後また大災害物流遅延など様々な理由電気や燃料の供給が停滞する事態が来るかもしれない。

実際、最近あらゆるもの国際的に不足して大混乱になってる。石油やガスの価格も上昇してる。

そんなときに昼間だけでもパッシブ生活できる性能(つまり照明がなくとも明るく、暖房がなくとも耐えられる)になっている家のほうが緊急事態に強い。

2021-11-19

anond:20211119132026

そりゃ、紙幣という物質存在し無いから仕方ないでしょう?生産性が上がっても、物の価値が下がるだけ。

食欲性欲睡眠欲をそっちのけにする欲が必要

無欲という欲なのか

精神修養によるものなのか化学物質によるものなのか

2021-11-16

線の話

https://twitter.com/fromdusktildawn/status/1457653213834866693

 このツイートがバズっていて、一週間も前のネタだが、正直違うんじゃねーかと思ったので書いておく。

 ちなみに、ツイート自体にはイラスト解説がついていないため、主意は想像で捕捉してみる。

 左:COP26(Conference Of the Parties)に関連するデモに参加する若者は、家庭環境的にも物質的にも、現時点で十分恵まれている。彼らがこれ以上「豊かさ」が要らないと主張できるのは、そういう背景に支えられている。

 右:一方、家族から支援も期待できず、貧困を抱えて「豊かさ」を求めている若者もいる。

 左と右を比較すると、「豊かさ」がはじめから存在して当たり前と錯覚している左側の若者想像力のなさが浮かび上がるという、そういう構図になっている(と思う。繰り返しだが、ツイートには図解が載っていない)。

 ここには一つの罠がひそんでいる。

 それは、左の若者が「要らない」といい、右の若者が「欲しい」という「豊かさ」は、冷静に考えてみると、それぞれ別のものだということだ。

 同じ「豊かさ」という言葉が一つのイラストで共有されているために、まるで、左の若者が右側への想像力を決定的に欠いた勝手人間のように見えてしまうが、そもそもテーマが違う。

 右の若者たちが求めている「豊かさ」は、物質的なアイテム資産、そして、家庭環境によって勉強の機会や将来の夢が制限されてしまう不平等是正だろう。

 一方、左の若者たちがいう「豊かさ」は何か。

 COP26が環境保護を含んだ、いわゆるSDGsに関する議論であることを考えてみる。そうすると、ここでいう「豊かさ」とは、環境犠牲にして得られる、もしくは途上国負担押し付けることで手に入れる経済成長であると予想される。

 左側が、要らないと言っているのはそういう「豊かさ」だ。

 別に、右側の「豊かさ」が必要ないと言っているわけではない。環境破壊したり誰かを搾取してまで、まだこの世界にない新たな資産を出現させなくてもいい、と彼らは言っているのだ。

 確かに、左側の若者が「もう要らない」と言えるのは、家族物質的に恵まれ環境で育ったことが背景にある可能性が高い。しかし、繰り返すが、否定されている「豊かさ」の意味が左右で根本的に違っている。

 COP26がSDGsに関する議論であることはすでに言及した。そして、SDGsの中には貧困や不平等の解消も目標として含まれている。

 つまり、COP26の成功SDGsの達成を求める立場である左側は、右側への想像力を欠くどころか、むしろ右側と協調して貧しさの是正に向かう側になる。

 SDGs富裕層道楽欺瞞であるという批判否定しないし、環境破壊の切迫さを考えると解決策として不十分である話題になった『人新世の「資本論」』でも、こうした視点が紹介されていた)、という指摘もある。

 しかし、お互いに目指すものだけにシンプルに注目すると、イラストの左右はまったく対立していないことがわかる。

 …というのが「一つ目」の罠のよけ方。

 実は、このよけ方をすると「二つ目」の罠にハマる。次にそのことを書く。

 実際のところ、このイラストにあるような単純な左と右なんて、そもそも存在しないのだ。

 右側の若者は進学をあきらめて労働に就くことで家族を養っているが、世界にはそれさえ不可能レベル貧困存在する。日本でもよく聞かれる、「自助」という概念ではどうにもならないレベルの貧しさだ。

 COP26に関連付けられる「豊かさ」をテーマに考えるなら、本来、こうした極度の貧困までも視界に入れなければならない。

 そして、(傲慢にも)最下層の貧しさの立場から見ることを許されるなら、「豊かさ」はもう要らないと主張する若者はもちろん、残酷なことだが、自力家族を養うことが可能若者でさえ「左側」となるはずなのだ

 逆のことも言える。

 例えば、もう一生労働しなくても困らないような、左側の極致のような富裕層もこの社会には存在する。

 ちなみに俺の家族はというと、両親は比較収入の高い共働きで、つまりイラストの左側ド真ん中だったわけだが(ということもあって、俺はこの件で少しムキになっている)、とてもそこまでの資産家ではない。仮に二人のどちらかが大病を患っていたら、生活レベルはまるで変わっていただろう。

 その子である俺は、まったく普通サラリーマンだ。

 今のところ不自由なく暮らしているけど、何かあったら即時右側行きだろう。こういう言い方は「右側」の人たちからすれば不快かもしれないが、俺は自分が右側の予備軍だと思っている。

 つまり本質的に、この世界に左も右も存在しない。

 ない、が言い過ぎであれば、そこには可能性も含めてきわめて広いグラデーションがあるだけで、綺麗に二分割などできない。

 しかし、このイラストはそこに一本の線を引くだけで、まるで魔法のようなことを起こしてみせた。

 見た者に無意識のうちに自分所属を分類させ、プライドコンプレックスを刺激し、仮想グルーピングによって敵意を加速させた。

 これが二つ目の罠だ。線という罠。

 そこにあるフレームに従って一方を批判するにせよ、フレームに従って自分ポジション擁護するにせよ、視覚的に線を引かれただけで、そもそも線という存在の不自然さに気が付けない。

 オチはない。

 このツイート現在、2.3万回もRTされている(そのすべてが同意ではないだろうが)。

 おそらく、

 ・世間的に口にしづらい内容にあえて踏み込んだ感を演出

 ・それが目にする者の自尊心くすぐり

 ・ちょっとトンチが効いている

 という要件を満たしたことで、主に右側を自認する人たちの共感を得たのだろう。

 俺はそこからたまたま抜け出し(たつもりでいて)、自分は左でも右でもないと思っている。

 でも、別の「線」にはきっと引っかかるだろう。そして、俺自身がどこかで、「線」を引いているはずだ(それこそ、今回のイラストに「引っかかったやつ・引っかからないやつ」とか)。

 なんだか救いのない話だと思う。

2021-11-15

anond:20211115160443

増田の癖で「発達障害」で全部面倒なことを片付けてるけど

寒冷アレルギーとか化学物質(?)過敏症とかいろいろ考え得ることがあるやで

そもそもフィクションかもしれない漫画から察することはできないものとおもってそのまま受け止めるようにしろ

2021-11-11

anond:20211111231630

結局のところ脳に特定化学物質を入れる以上の幸せはないしなあ

anond:20211111175027

資源が少なくて作れる。

白色矮星化するまでの放出物質タンス預金しておくのだ。

2021-11-04

大衆は愚かなんだけど大体正しいんだよ

マジョリティにとっては優先度はこんなもんだ。

1. 今の自分の命が危機さらされないこと

2. 今の衣食住が最低限満たされること

3. 未来の衣食住が最低限満たされる見通しを持てること

4. 次に物質的なより豊かな生活

5. 次に精神的なより豊かな生活

原発問題なんかは概ね4で3や2に絡む話なんだけど反政府活動家は1と誤認させようとしている

軍事問題は1なんだけど、反政府活動家は5と誤認させようとする

ジェンダーなんかは国全体で見たら明らかに5なんだけど、個人個人だと3の問題なので反政府活動家は2や3、極端な事例を引いて1と誤認させようとする

私のような愚かな全体主義からすると軍事、食料、エネルギー人権文化の順に思ってしまうが、大衆は全体としては大体正しいのでそんな極端な順序付けをしないでバランスをよくとっていく

ジェンダー平等なんて現状からは大きく動かそうとしないだろうし、夫婦別姓なんて公営スポーツ競技場やコンサートホール建築問題以下に扱われる

それが大衆

2021-11-03

昔ながらの滋養強壮や疲労回復に良いとされる食べ物抗酸化物質なのでしょうか?

うなぎニンニク牡蠣(かき)、緑黄色野菜などすべて抗酸化物質です。

ビタミンA・C・E、ポリフェノールアスタキサンチンリコピン、全部そう。

疲労感は取れますが、疲労を取ることはできません。

小説を書いていた俺が面白かった中世ヨーロッパの本を共有する

歴史を学ぶ上での四つの視点

かつて趣味小説を十年近く書いていた者だ。俺も理系だが、理系歴史を学ぶ上で決して弱みではない。むしろ物事を大局的に眺め、出来事意味や結果をロジカルに考えるうえでは助けになるし、論理的文章も得意だろう。なので、自信をもって執筆に向かってほしい。

とはいえ、いきなり中世ヨーロッパ舞台にした小説を書くのは難しい。農民であれ騎士であれ、生活の細部を思い描こうとするだけで筆が止まってしまう。朝起きて顔を洗い、用を足して食事をする、その半時間のことなのに細部がさっぱりわからず、筆が進まない。ありがちな悩みだが、深刻な悩みでもある。

仮に十年前の日本舞台にした小説を書こうとしても、「当時はスマホが既にあったか」「はやっていた音楽は何だったか」「あの事件はもう起きていたか」など、俺たちの記憶は甚だ頼りなく、資料に頼らざるを得なくなる。ましてや、生まれる前の出来事など仮定仮定を重ねた蜃気楼のようで、資料なしでは立ちすくんでしまう。よくわかる。なので、俺が読んで面白かった本を共有したい。

ところで、増田世界史勉強したいと述べているが、どうも「小説を書くための中世ヨーロッパ知識が欲しい」と「知識から漠然世界史について学びたい」が混在しているようだ。ブクマレスを見ると、その両方に対する回答がある。俺は、ひとまず前者について答えたく思う。後者については、中央公論社の「世界歴史シリーズか、講談社の「興亡の世界史」を読んで、そこから気になったキーワードからどんどん広げていくといいと思う。なお、俺は前者しか通読していない。

さて、過去世界を生々しく想像するためには、俺は四つの視点必要だと考えている。数理的視点物質視点、非物質視点それからエピソード視点だ。以下、それぞれについて述べる。各々の視点に応じて、手に取るべき書籍は異なってくる。

さらに、この四つの視点があると、頭の中で歴史知識を整理するのに役に立つ。少なくとも俺にとってははやりやすい。

数理的視点

過去世界は偉大なようだが、人口現代よりも少なく、都市の規模は小さく、穀物工業製品生産量も少ない。そういうわけで、もしもタイムスリップして中世大都市を眺めたとしても、その小ささに俺たちは意外さを覚えるかもしれない。確かに現代にも通用する芸術作品はあるかもしれない。時代は異なるが、ピラミッド紫禁城のような壮大な建物もあるだろう。とはいえ庶民はそんな生活とは無縁であったはずだ。パリ城壁は今や環状線であるが、今のパリ都市圏はそれを越えて広がっている。

さて、小説を書く上ではリアリティ必要になる。それを支えるのが数の感覚だ。例えば、ある国家人口がどれくらいで、即時に動員できる兵士がどれくらいで、都市都市距離がどれくらい離れており、移動速度はどれくらいか集落の規模はどの程度か。船舶で運べる量は。モデルとする時代数字をおおよその知っておくことで、明らかに自然描写は減らせるだろう。このあたりについては「銃、病原菌、鉄」や通史的に世界人口を扱った書籍が助けになると思う。細かいことは気にしなくていい。オーダーが合っている程度で充分だ。数字を確かめるだけなら、ウィキペディアだけでもいい。これは英語版を併用することを薦める。

物質視点

要するに衣食住の細部だ。先ほど騎士農民の一日を想像するのが難しいと述べた理由はこれになる。増田必要としているのはおそらくフランシス・ギースの出しているシリーズだ。都市農村、城の生活が細かく書かれている。

他に、当時栽培されていた植物動物については、「世界史を変えた50の○○」シリーズもいい。ある素材が手に入るか入らないか、あるいは知識の有無だけで国の命運が変わるというのは、たびたび起きてきたことだ。中世ではないが、例えばヒッタイトで鉄の製法が独占されたこと、柑橘類で長期航海の敵、壊血病が防げるとか、そうしたことだ。

また、具体的な書名はいちいち挙げられないが、図版の多い図解○○のようなシリーズも良い。もし、増田視覚的にものを考えるタイプならなおのことだ。慣れていくと建築芸術の○○様式というのが何となくわかるようになってくる。

加えて、児童書も侮っては行けない。専門家が監修した子供向けの本は、えりすぐりの内容を含んでいる。仮に含まれていないとしても、これだけは伝えておきたいという基礎知識は抑えてある。これは立花隆が言っていたことだったと記憶しているが、なじみのない分野を学ぶためには基本的な内容の本を三冊読むといいそうだ。なぜなら、本当に大事なことはその三冊すべてに書かれているからであり、結果的にその分野の基礎を身に着けることができる。

物質視点

これは当時の人間が何を知っており、どんな風に考えていたかを指す。直接は物質として残らない、人の頭の中にあった知識文化にまつわることだ。当時の科学知識価値観法律迷信などもここに含めてよい。

さっき中世人の朝を想像するのが難しいと述べたが、昼以降の社会生活想像するのはこれでさらに難しくなる。

たとえば俺は異世界ファンタジーをあまり読まないのだが、中世には叫喚追跡という風習があった。当時のイングランド自由市民犯罪が生じた場合には、その犯人逮捕処罰する義務を負っていた。隣保組織の長は角笛を吹き、大声で喚声をあげながら犯人を追跡しなければならず、また周囲の住民もその指揮に従って追跡に加わることが義務付けられていた。しかも、この協力を怠った住民に対しては制裁が課せられる。寡聞にして、こういうファンタジー小説は読んだことがない。

ここまではいかないにしても、海外文学を読むとなじみのない、ちょっとしたジェスチャー迷信出会うことがある。欧米だと、指を交差させることで幸運を祈るし、ロシア人は今でも扉越しに握手をすることを嫌う(宇宙ステーションでさえ)。この辺にリアリティは宿る。ジェスチャー関係なら、中世とは少しずれるが「常識世界地図」が面白い。

法に関しては詳しくないがが、習慣や生活については先ほど述べたフランシス・ギースの本が参考になると思う。価値観では「中世の秋」がいいだろう。科学史については、増田理系から「磁力と重力発見」を薦めたい。難易度はかなり高いが、知識いか科学になっていくかを肌で感じられる。

当時の職業に関しては、未読だが「十三世紀のハローワーク」がいいらしい。

キリスト教宗教史に関しては、聖書エピソードの概略や聖人伝を知っているといい。絵画が好きなら名画で学ぶ○○といったシリーズがたくさん出ている。ただし、聖書がわかったからと言ってキリスト教がわかったことにはならないので注意。

エピソード視点

これは著名な人物の伝記に関する話だ。あるいは、当時の人々が親しんでいた物語も含めてもいい。こういう偉人の伝記や小話をたくさん知っていると、歴史好きの物知りとしてマウントを取ることができるが、その出来事世界史上でどのような意味があったかを語れなければ、自己満足で終わり益は少ない。とはいえ、興味深いのは確かで、プロットの参考になるかもしれない。

このあたりの知識のためには、児童書も含めて伝記を読みあさることになる。または、ハプスブルク家歴史だとか、各国史だとかを扱った新書を乱読する。絵画に興味があるなら、これも名画で見る○○のようなシリーズおすすめだ。

当時の人々に身近だっただろう中世騎士物語については、ブルフィンチアーサー王伝説シャルルマーニュ伝説をまとめている。それとは別にマビノギオン」も面白い。とはいえ、いきなり原典に当たる必要はなく、入門書を読めばいい。

ギリシアローマ神話は呉茂一の本が細かいところまで網羅しているし、ホメロスオウィディウス岩波文庫に入っているが、呉茂一の本は初心者には細かすぎるし、原典に当たるのは趣味領域から小説を書くなら入門書で充分だと思う。同様の理由で、「史記」だとか「ローマ帝国興亡史」なども趣味に属する。当時ならではの視点面白いが、鵜呑みにできない誤謬もあるだろう。

かに読んで面白かったもの

もちろん、単純に上記の分類にすべて本が収まるわけではない。大抵の通史・各国史はこれらを兼ね備えている。

以下、何となく面白かったものを思いついたままに書く。「中世ヨーロッパ歴史」「十二世ルネサンス」「ケルトの水脈」「西ヨーロッパ世界形成」(ただしこの本は著名な王の事績ほとんどの載っておらず、当時の価値観や考え方についてのページがほとんどで、そこがアマゾンで叩かれている)。それから、隣人から視点として「「イスラームから見た世界史」「アラブが見た十字軍」など。

書き洩らしているかもしれないが、今のところ思いつくのは以上だ。

他に、中世舞台にした小説映画おすすめだ。難解だが読み応えのあるミステリ薔薇の名前」、SFだが「異星人の郷」がいい。「大聖堂」は未読だ。「モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル」はコメディだが細部の正確さは中世映画随一であるとのこと。毒のある笑いに抵抗がなければおすすめ

増田に注意してほしいこと

中世風の舞台を描くために中世について勉強する。素晴らしいことだ。俺は敬意を表する。それに読んでいるうちにどんどん楽しくなってくるだろう。何かを知る、これは純粋な喜びだ。

だが、小説を書く以上、ある程度は想像力で補わないといけない。ある場面を書く際に必要情報があるとしても、そもそもその資料存在しないかもしれない。研究者でさえわからないことは多い。俺もこれだけ読んできたが、わからないことだらけだ。むしろ、疑問が深まった感さえある。細部も忘れてしまった。増田はぜひ自分で本を買ってメモを取るなり線を引くなりしてほしい。読み飛ばさず、時間を掛ければそれだけ得るものも多いだろう。

もっとも、描写に困った場合は、該当シーンを省いてしまうのも手だ。小川哲がどこかで述べていたが、ある歴史SFを書くときに、細部を省略したシーンがあるという。ストーリーにあまり関わらない部分を省くのは、立派なテクニックだ。読者だって中世建築の細部について延々読まされても困るだろう。

もうひとつ忘れてはいけないのは、増田研究者になろうとしているのではなく、小説を書こうとしている、ということだ。知識目的ではなく、手段だ。これを忘れてしまうと、他人の設定の粗を探したり、中世なのに価値観現代的なのを揶揄し始めたりする。こうなると、物語世界を素直に楽しめなくなる。

大事なのは歴史的正確さよりも、読者を喜ばせることだ。そういう意味では、演出として火薬が出てきたっていい。あるいは、読者が感情移入やすくするように、人を殺してなんぼの武将ではなく、戦争で人を殺すことをためらう武将として、描写する必要がある(ドラマ戦国武将がやたらと戦争を嫌い、優しいのはそのためだ)。異世界ファンタジーの読者が読みたいのは中世ではなく、中世っぽいものだ。そもそも中世ヨーロッパ風なのに唯一神を信じていないファンタジーは多い。

そういう意味では、本を読んでもその知識が直接生きることは少ないかもしれない。くれぐれも、読者に向かって知識をひけらかしてはいけない。あるシーンの正確さのために資料に当たるのはいいが、その成果を延々披露しては読者のストレスになるだけだ。もちろんそういう衒学的な歴史小説もあり、固定ファンはついているが、ネット小説の読者には少ないだろうし、ネット小説の肝であるPVを稼ぐことにはならない。これはいい悪いではなく、ネット書籍媒体の差だと思っている。

また、レッドオーシャン中世ヨーロッパファンタジーに飛び込むのなら、正確さよりも作者の専門知を活かしたものの方が(ブクマで書いている方もいるが)読者の目に留まりそうである。そして、くどいようだが、これだけおすすめの本を書いてきたが、読者が欲しいのは正確な知識ではなく血沸き肉躍る物語である

だが、作者にとっての最大の危険は、どんな物語よりも過去に起きた事実の方が面白いのだと気づいてしまうことだ。この罠にはまると、どんな小説所詮作り事と思われて素直に読めず、何を書いてもむなしくなってしまう。言い換えるなら、創作欲が知識に殺されてしまう。増田には、これに一番気を付けてもらいたい。

それを防ぐには、面白小説を読み、面白ものを書くこと、これに尽きる。先行作品としての中世ファンタジーを愛し、数多く読み、繰り返し読むこと。

知識の増える専門書を読むより、中世ファンタジーの書き方を読むべきだった、と増田がならぬよう、幸運を祈る。

anond:20211031163129

2021-11-01

[][][][][]

和歌山カレー事件噂の深層東京大集会・彼女のことが嫌いでも、彼女の無実は知ってください - YouTube

和歌山カレー事件の鑑定ミスはなぜ起きたか - YouTube

和歌山毒物カレー事件 その5

ttp://enzai-shikei.com/blog/497/

これについて誰でもすぐおかしいと思う点は、ヒ素の濃度である。つよい子はヒ素濃度49%であるが、これがプラスチック容器に入れられ、そして青色紙コップに入れられた段階でヒ素濃度が75%(亜ヒ酸濃度換算98.7%)にぐんと濃度がアップするのである。入れ物を入れ替えることで不純物が増える、つまりヒ素の濃度が低濃度になることはあり得るが、高濃度に変化するのは、これはさすがに科学的にあり得ない。

カレーヒ素事件鑑定書解析

このほかにもH所持亜ヒ酸が,紙コップ亜ヒ酸のルーツではない事実がいくつも見つかっています

Hの亜ヒ酸は同体積のメリケン粉などを良く混ぜ込んだものであって亜ヒ酸は低濃度でしたが,紙コップの亜ヒ酸は99%の純度でした.良く混合した低濃度の混合粉末を紙コップに汲んでも高濃度になることはあり得ません.

和歌山カレーヒ素事件における頭髪ヒ素鑑定の問題点

亜ヒ酸濃度やデンプンが混入していたかどう

かという混入物質を鑑定すべきであるにもかか

わらず,重元素分析だけにたよった和歌山地裁

における上述の事実認定は,因果関係破たん

している 4-7). A,B , C,D ,E ,F のどの亜ヒ酸

を「本件青色紙コップ」に入れても,表 1 に示

すとおり,主成分ヒ素濃度の高純度化,デンプ

ンと亜ヒ酸混合粉末からデンプン消失,バ

リウムの新たな出現などという,紙コップへ亜

ヒ酸を入れただけではありえない元素組成に変

化することになるからである

和歌山カレー事件 「決め手」のヒ素鑑定に真逆の指摘 〈週刊朝日

ttps://dot.asahi.com/news/incident/2013051500028.html?page=1

自宅のヒ素と紙コップのヒ素は異なるものだという衝撃の結論を出した。同氏が注目したのは、ヒ素に含まれていた不純物のモリブデンや鉄の分量が、両者では明らかに違い、まったくの「別物」と結論づけたのだ。

「『同一起源』を証明して『同一物』と断定」「1:1デンプン入り亜ヒ酸を紙コップに汲み取ると99%に高純度化する」「真須美被告の頭髪の分析は1本」「頭髪からの亜ヒ酸の検出を『外部付着』と証言」「紙コップだけルーツが違う」。

ttps://www.premiumcyzo.com/modules/member/2015/05/post_5962/



鑑定不正---カレーヒ素事件 | 河合

https://www.amazon.co.jp/dp/4535525986

和歌山カレーヒ素事件の鑑定不正に関する公開論争

http://www.process.mtl.kyoto-u.ac.jp/pdf/koukaihanron.pdf

【河合潤教授(京都大学)に聞く】和歌山カレー事件と『鑑定不正』連続研究会を開催【犯罪学研究センター】 | 龍谷大学 You, Unlimited

分析の際、X線が強く出る部分に鉛を貼っておくのですが、鉛のほうを測定してしまっており、さらにその誤りを選択励起、つまり故意に鉛をヒ素だとして鑑定したということを指摘しています

刑事弁護オアシス ブックレビュー  『鑑定不正——カレーヒ素事件

ttps://www.keiben-oasis.com/review/20210918

裁判の中で鑑定人たちは、殺人に使われたとされる凶器の亜ヒ酸と被告人関連の亜ヒ酸とが異なることを知っていた。彼らは、これらの亜ヒ酸が「同一」だと見せかけるため、濃度比を百万倍して対数log)を計算して創作した図を作成した。



和歌山毒物カレー事件 その3

ttp://enzai-shikei.com/blog/479/

このプラスチック容器は台所の下の開き戸を開けばすぐ見える位置にあった。このプラスチック容器の発見までなぜ4日もかかったのかと。これだけの捜査員で朝から晩まで捜索して、最初の3日間でなぜ見つけることができなかったのかと。これには、非常に重大な疑惑が残る。過去袴田事件の5点の衣類、狭山事件万年筆共通するような証拠ねつ造の疑いさえ残る内容だからである

冤罪ファイル その10 「和歌山毒物カレー事件」

犯行時と思われる時刻、事件直後の証拠収集時、そして現在と、紙コップの色が、ピンクブルークリームと変わっていることが分かります

林真須美死刑囚損害賠償請求棄却 弁護団は「原告の主張をほぼ認めた判決」と成果強調

ttps://www.tokyo-sports.co.jp/social/4055378/

結論として、刑事裁判蒸し返しを認めるほどの〝害意〟がなければ不法行為責任は生じないとしたが、中井鑑定は全体的に不正確だと原告の主張をほぼ認めた判決記者会見名誉棄損を認めているが、3年の消滅時効が完成している」



#187:和歌山カレー事件・検出されたヒ素に証拠捏造の鑑定不正の可能性

和歌山カレー事件京大河合教授が指摘する、科警研によるヒ素の鑑定不正

数字トリックで一致しない物を一致させた驚くべき手法とは?

林眞須美死刑囚長男が生出演

009 和歌山カレー事件とは

018 引っ越してきた林家は地域に馴染めていなかった

019 長男が見た事件発生当時の様子

021 マスコミゴミを荒らされ、カメラが塀を越え家の中に

023 親がヒ素を使って保険金詐欺をしているとは知らなかった

024 長男札束を積み木にメロンサッカーボールにして遊んでいた

027 崩れつつある死刑判決理由―鑑定不正不採用となった目撃証言

033 証言VTR京都大・河合教授科警研不正な数値操作を行なった」

055 証言VTR②「林眞須美の頭髪にヒ素が付着していたとする分析ミス

104 林眞須美死刑囚でないなら一体誰が犯人なのか?

106 裁判採用されなかったガレージの持ち主の“味見”証言

117 証言高橋弁護士「もし一審で河合教授の鑑定結果を提出していたら無罪になった可能性は上がっていた」

119 証言④「鑑定不正が明らかになるか新たな証拠がないと再審が認められる可能性は低い」

124 冤罪と言われるその他の理由

135 なぜ死刑執行されないのか

140 林眞須美死刑囚の夫の現在



和歌山カレー事件 : 浅野健一メディア批評

ttp://blog.livedoor.jp/asano_kenichi/archives/22004624.html

●●●●記者が誇らしげに語る朝日新聞の「和歌山カレー事件新聞協会賞授賞記事」こそが実際は“誤報であることについて|片岡健|note

ttps://note.com/ken_kataoka/n/n520cf378fdaf

和歌山カレー事件 長男

ttps://mobile.twitter.com/wakayamacurry/status/1505527755504758792



朝日新聞編集委員処分決定 「報道倫理に反する」 公表前の誌面要求朝日新聞デジタル

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/DA3S15259004.html

朝日新聞社による不公正な処分についての見解

ttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/kenji_minemura/n/na8bcec8efb30

2021-10-29

anond:20211029012020

資源を使うから物質資源、たとえば食料を得るにしてもこれからずっと米を食べ続けたりするためには流通は?農業は?環境の事は?について考えたりしないとずっと国のみんなが米を同じ量だけ同じタイミングで食べられるかどうかは未定。それを安定させるために考えないといけないので、そのための考え代として税金をもらってます

2021-10-28

大麻

最近大麻吸った奴が片っ端から賛成派に回って気持ち悪いてコメントよく見るけど、それって吸ったら大麻がそんな大したものでも危ないものでもないてことがわかるからなんだよなあ。

自分海外で試したけど、慣れればどんだけ吸っても酒より全然コントロール効くし、吸いまくっても体に大した害無いどころかなんなら健康診断で数値改善してるし、吸って創作活動めちゃ楽しいし、人に迷惑かけない、自分にも害がない、生産する気力を減退させない、なんで違法海外ではそれが経験にわかたか合法化の流れが活発になってる。しかしそんな経験データの蓄積ができなかった上性分が生真面目で怖がりが多い日本。未知の物質怖いでしょ。遠ざけようとするのは当然と言えば当然。そこに海外から知見を持ち帰った日本人がその新しい流れを紹介しているというのが現状。ある意味開国前の動乱と状況が似てないこともない。

2021-10-27

anond:20211027063420

脳の基本的構造は男女一緒で美的判断基準もよく似ているんだから女性性的ものを感じるのも当然なのだろうか。

ただセックスに関わることになると脳内の分泌物質とか原始的な脳の領域になるから、そちらが判断支配することになるんだろう。

anond:20211026220139

これってさ、別に肉体っていう外界との膜とかに縛られずに考えれば、この世界のもの物質の集合なわけじゃん。

物質の集合に生じたもの意識って呼ぶなら、世界っていう集合から発生したものが神なんじゃねーの?

2021-10-26

かつての地球には単細胞生物しかいなかったのに、今では細胞が37兆個集まった個体うんこしたりセックスしたり増田したりしてる。どうして物質が集まると意識が生まれるのだろう。

2021-10-25

anond:20211025112102

だそうなので少し前も書いたけど、玉子沢山食べて鬱、治った人の話があったよ。

https://www.alic.go.jp/content/000141085.pdf

タンパク質と脳の栄養うつ病タンパク摂取


もともと脳内のモノアミン

セロトニンドーパミン、ノルアドレ

リンなど)が減少するとうつ状態になり、

これらの物質の量が増えるようにするとうつ

が治り、元気になるということから感情

安定にとってモノアミンが大事だということ

が分かってきた。

しかし、この三者を同時に増やしたりする

と、副作用もあるということからセロトニ

ンだけを増やすであるプロザックが開発さ

れ、これがうつ病効果があるということか

セロトニン重要性が高まった。

<略>


これらの結果をまとめると、うつ病患者

ではセロトニンが減少していることが示され

る。そのために、セロトニンの原料である

ンパク質を摂取する必要があり、その中で

も、特に食肉を摂取することは精神的な安定

をもたらす上で重要と推察される。

2021-10-20

anond:20210921223111

戦争が根絶されてるなら、土地、物、利権価値が無くなっている。

なぜなら、自分こそが土地、物、利権の正当な主であると主張する、もしくはそれが無いと死んだり、不自由生活になるから戦争が起きるので

なら、その世界というのは

瞬間的に自由に移動が出来る(から土地場所価値が無い)

物質的には何時でも何でも手に入る(から物の価値が無い)

何をしても、しなくても何も変わらない(から利権存在しない)

逆に儲かるとか、良い生活が出来る何かが有るなら、それは奪う対象になるので、戦争が根絶できない。

2021-10-17

完璧でないものムカツク」という動物的な感情について自覚しろ

『Q.なぜルール(だと自分が信じているもの)を守らない人に対して苛立つのか?』

この設問に対して多くの人間はあーだこーだと理由をつけて自分政治的な正しさ義憤正当性を主張する。

しかし違うのだ。

本質は極めて感情的なところにある。

完璧でないものムカツク

この感情を誰もが持っている。

その上でそれに対してのカウンターウェイトである完璧でなくても意外となんとかなる」を個々人毎に調整しているだけだ。

潔癖症という病はこの「完璧さに対する執着」が肥大化した病だと言われているが、実際には真逆で「完璧でないことに対する許容」の感情が萎縮したことによる病なのである

完璧でないことに対する苛立ちの感情は誰もが非常に強烈に持っており、生まれつき欠如していても言語などを学習する過程で強力に植え付けられる。

1が2ではなく1+1は2になるということに対して曖昧さの介入を許さないという感覚を持っているからこそ我々は言語理論を数多く習得し操ることが出来ているのだ。

こういう話をすると「それは『完璧でなければいけない』という脅迫観念であって、ムカツクという感情ではないのでは?」と考えるものもいるだろう。

その疑問は正しいが、結論としては誤りである

強迫観念が植え付けられているということは、それに逆らうもの出会った時に精神不快感自動的に出力するということであり、不快感を感じれば人はそれを苛立ちの感情として抱え込むことになるのだから

かに完璧でないものを見ると不快感を覚える」と言った方がより正確なのかも知れないが、結果的に出力されたものを「完璧でないものを見ると苛立ちを覚える」であり、それはすなわち「ムカツク」なのである

これはもう学習されてしまった感情様式であり、人間的な思考感情を持つための回路に何度も深く刻まれしまっている。

あとから抜き出そうとすれば全てが崩れ去ってしまい、そのもの言語体系すらも曖昧で本人にさえ理解できないものとなるであろう。

完璧であることに対する強迫観念」とはすなわち人間人間たらしめるための器であり、同時にその器を形作る物質のもの人間にとって毒なのだ

自分たちの精神思考を構築する骨組みの中に毒物が混じっていることに対して我々は自覚的になるべきだ。

完璧でないものムカツク」という勘定から背を向けてアンガーマネジメントを学ぼうとしても無意味だ。

自分にとって完璧とは言えないものにぶつかった時自動的に苛立ってしまうということを受け入れるしか無いのだ。

まり、毎度毎度苛立ちに対して精神を抑え込むという面倒臭さを受け入れるほかないのだ。

ここから目を背けたアンガーマネジメントは皆無意味である

純度高い水素取り出す大規模実験成功光触媒」の働き活用

(゚∀゚)キタコレ!!

これってつまり動力源を完全に石油フリーカーボンフリーで作れるってことよな

化石生物をいっさい殺さな太陽光だけで動く、

水素エンジンMT車を買えるようになるのは10年以内の公算が高くなってきた

クワク感がヤバい

2021年10月17日 7時11

太陽の光を当てることで水を水素酸素に分解する「光触媒」の働きを活用し、100平方メートルの規模で純度の高い水素安全に取り出す実験に、東京大学などの研究チームが成功しました。広範囲での実験過去に例がないということで、次世代エネルギーとして注目される水素を大量かつ低コストで作る技術につながる成果として期待されます

実験成功したのは、NEDO新エネルギー・産業技術総合開発機構東京大学信州大学などの研究チームで、ことし8月国際的科学雑誌ネイチャー」で発表しました。

研究チームは、太陽の光を吸収して物質化学反応を促進させる「光触媒」の働きを活用して水を水素酸素に分解する物質を使った技術開発に取り組んでいます

今回試したのは、この物質を付着させたパネルを屋外に設けて水を注ぎ、太陽の光を受けて発生した水素酸素が混ざった気体から穴の空いた膜を通すことで水素だけを抽出する実験で、おととしから2年ほど実施してきました。

水素は、酸素と結びついて火に触れると燃焼したり爆発したりするため、取り扱いが難しい気体ですが、実験の結果、発生した水素の7割以上をおよそ94%という高い純度で安全に取り出せたということです。

研究チームによりますと、100平方メートルの規模で水素の取り出しに成功したのは世界で初めてだとしていて、水素を大量かつ低コストで作る技術につながると期待できる一方、さら効率よく取り出すための新たな物質の開発が実用化への課題だとしています

研究チームのメンバーで、東京大学の堂免一成特別教授は「こうした大規模な実験は爆発の危険性があるため世界でも例がなかったが、安全に取り扱える方法を考え、装置を開発した。早く実用化して、安い水素を大量に世の中に提供したい」と話しています

光触媒とは

光触媒」とは、光を当てると周りの物質化学反応を促進させる物質です。

代表的物質としては、白い塗料化粧品などに使われる「酸化チタン」がよく知られています

紫外線が当たると、水を水素酸素に分解するメカニズム発見されて以降、「酸化チタン」は有機物の分解にも応用され、汚れや臭いの除去のほか、抗菌作用などを得られることから光触媒」の技術日常生活にも幅広く活用されています

水素の特徴は

水素化石燃料と異なり、燃やしても二酸化炭素排出しません。

また、水を「電気分解」することで水素を取り出すことができます

こうした特徴から「脱炭素化」につながるほか、余剰の電力が生じた場合にも、「電気分解」によって水から水素を取り出す技術確立されれば、余った電力を水素に変換して蓄えることも可能になります

一方で、水素天然ガスなどと比べて生産コストが高いのが課題で、経済産業省では「脱炭素社会」の実現を目指す2050年までに水素価格技術革新などによって現在の5分の1以下にする目標を掲げています

水素製造」の現状は

世界供給される水素の大半は天然ガスなどの化石燃料から取り出す方法製造されています

ただ、この方法では製造過程二酸化炭素も発生するため、「脱炭素化」に向けては、回収して地中に埋める技術などと組み合わせる必要があります

このため、将来的には、再生可能エネルギーを使って二酸化炭素を出さずに水素製造する技術重要です。

現在、有力視されているのが水を「電気分解」して水素を取り出す「水電解装置」の開発で、国内外技術開発が進められています

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん