はてなキーワード: メジロとは
僕が人を殺している時、一番最初に殺すのはもちろん僕自身だ。自覚的である時もあれば、そうでない時もある。朝、目が覚めたあとにすべき事の全てが面倒くさい。洗面所の窓からはメジロの鳴き声が聞こえる時もある。たまに(本当にたまに)、恋人のことを考える。それから好きな人のことを考える。綺麗に重ね合わせようとしても、いつもわずかにずれてしまう。その差異さえも愛せてしまえたし、それが心底嫌だった。三日坊主をどうにかしようとする試みは三日で終わる。時々、近くの川でキジが羽を休ませている。君の好きな人のことを考える。君が吐き出すみじめな嘘は僕をバターのように簡単に切り裂く。泣きたくなるほど美しいと思うこともある。しかし、君は僕が涙を流すのを許さなかった。恋人に否定されると悲しくなる。君の悪事を見ているだけの僕は言葉を上手く話すことができない。君は気まぐれに誰かを僕のところに引きずり込もうとする。しかし結局逃げられる。あるいは自ら放り出す。僕はそれを黙って見ている。勝手に再生された曲は思いのほか耳触りがよくて、なんだか負けた気分になった。屋上でカラスが鳴く。うまく出来ている、と強がってしまう。芸術には必ず嘘が含まれる。しかし、チラシの裏は君の落書きで埋まっている。僕が死角の足音に怯えている間に先に行ってしまった人がいた。待っていてくれた人もいた。僕はこびりついた恐怖心を払拭することができない。弱っていると、普段は嫌っているものにも縋ってしまう。一つのベッドで二人の別々の人間が眠ることもある。そこに必然的に生まれる孤独を僕は当然のこととして認めてしまう。まるでそんなものは無いかのように振る舞うあなたがよく分からない。同時に、この断絶に気付かれた時のことを思うとひどく恐ろしい。恋人に否定されると悲しくなる。そして少し安心する。ずっと君の嘘のせいだと思っていたのに、君は黙って僕を指さした。僕の好きな人のことを考える。それは幼稚で盲目的で一方通行な偏愛だ。与えられてばかりの僕が彼(彼ら?)にだけは一方的に与えることが出来る。何故なら彼には名前がないから。それが許されていることがたまらなく嬉しい。彼に身を委ねるのは心地がいい。こうして僕は沈んでいく。洗面所の窓からはメジロの鳴き声が聞こえる。
僕が人を殺している時、一番最初に殺すのはもちろん僕自身だ。自覚的である時もあれば、そうでない時もある。朝、目が覚めたあとにすべき事の全てが面倒くさい。洗面所の窓からはメジロの鳴き声が聞こえる時もある。たまに(本当にたまに)、恋人のことを考える。それから好きな人のことを考える。綺麗に重ね合わせようとしても、いつもわずかにずれてしまう。その差異さえも愛せてしまえたし、それが心底嫌だった。三日坊主をどうにかしようとする試みは三日で終わる。時々、近くの川でキジが羽を休ませている。君の好きな人のことを考える。君が吐き出すみじめな嘘は僕をバターのように簡単に切り裂く。泣きたくなるほど美しいと思うこともある。しかし、君は僕が涙を流すのを許さなかった。恋人に否定されると悲しくなる。君の悪事を見ているだけの僕は言葉を上手く話すことができない。君は気まぐれに誰かを僕のところに引きずり込もうとする。しかし結局逃げられる。あるいは自ら放り出す。僕はそれを黙って見ている。勝手に再生された曲は思いのほか耳触りがよくて、なんだか負けた気分になった。屋上でカラスが鳴く。うまく出来ている、と強がってしまう。芸術には必ず嘘が含まれる。しかし、チラシの裏は君の落書きで埋まっている。僕が死角の足音に怯えている間に先に行ってしまった人がいた。待っていてくれた人もいた。僕はこびりついた恐怖心を払拭することができない。弱っていると、普段は嫌っているものにも縋ってしまう。一つのベッドで二人の別々の人間が眠ることもある。そこに必然的に生まれる孤独を僕は当然のこととして認めてしまう。まるでそんなものは無いかのように振る舞うあなたがよく分からない。同時に、この断絶に気付かれた時のことを思うとひどく恐ろしい。恋人に否定されると悲しくなる。そして少し安心する。ずっと君の嘘のせいだと思っていたのに、君は黙って僕を指さした。僕の好きな人のことを考える。それは幼稚で盲目的で一方通行な偏愛だ。与えられてばかりの僕が彼(彼ら?)にだけは一方的に与えることが出来る。何故なら彼には名前がないから。それが許されていることがたまらなく嬉しい。彼に身を委ねるのは心地がいい。こうして僕は沈んでいく。洗面所の窓からはメジロの鳴き声が聞こえる。
今日も雨よ!
でも今日は楽しい雨になると思って私は事前に準備しておいたことがあるの!
以前傘さして傘なのに雨漏りして水玉がぴしゃぴしゃっておでこにいちいち落ちてくるので、
傘越しに落ちてくるこの雨の玉どうしようかと思っていて作戦実行を決意したの!
そう!
防水スプレー!
これがあれバキッと雨の玉をはじいて傘とは言え生地の隙間から水の雨が漏れ込むことが無いと思う撥水力を期待しつつ
私はそれを自信たっぷりに塗布したの!
とにかく凄い自信なの!
で結果的には
なんかでも染みてくる様な気がするけど
おおむね思って以上に水は染み込んでこなく結果オーライ!だわ。
よくガソリンスタンドで店員さんがオーライ!オーライ!って言ってバックの誘導してくれるけれど
悪いけど。
でも信じてない体裁を醸し出したら店員さんがせっかくオーライオーライしてくれたのに申し訳ないから、
ルームミラーでは一応店員さんを気にしてオーライ受けてますよ!ってイキフンを漂わせつつ。
でもそれは過信ではないからちゃんと真面目にバックして上手く駐められていること100パーセントを誇る私のバック駐車率!高くない?
ちゃんとオーライオーライ言ってくれた人には感謝の気持ちを伝えるの。
私も感謝!
車の運転席のドアを開けて後ろを見て目視してバックするタイプで無いこともここで公言しておくわ。
そのぐらい結果オーライな感じで、
雨漏りもしなくなった若干はするとは言え前回の全雨が全漏れするような酷い有様ではなくなったので、
雨の日が瘦軀では無く中肉中背といった感じの、
そのオーライオーライって言ってくれた店員さんの身丈の特徴を言うのなら瘦軀というより中肉中背といった感じかしら。
雨の日が苦にならないことは確かね。
ポロポロを気持ちよくはじいて転がる傘の上の雨の玉を見ていると
ショパンを思い出すわ。
ショパンって言うのは私が以前使っていた先代の折り畳み傘のことね。
次三代目になるまえにしっかりと使い続けたいと思うし、
大塚寧々さんの前夫の三代目魚武濱田成夫さんがなんの家業の三代目か分からないけどなんか魚屋さんぽい感じを感じさせつつ
相変わらず東出昌大さんがすごい東京の大学を卒業した仰げば尊し感の感じがする賢い感があるのを否めない感じがするのと同時に、
今の2代目ショパンには頑張って欲しいの!
雨の水の玉を弾く傘なら雨が楽しくなるわ!
春先神戸に行かなくても春の雨は楽しめるってことを気付いたの。
スニーカーもそうよ!
お気に入りの雨で全濡れしてしまったら靴下までべちゃべちゃになっちゃうでお馴染みの靴だけど
これも防水スプレー塗布したので
水をはじきまくり!
正にで、でたー!ってもはや誰も元ネタを知らないぐらいの
タイホー工業のクリンビューというコーティング剤のシーエムが元ネタのことを本当の水弾きのことで言っている人は私が人類で初めてなぐらい、
本当にで、でたー!なのよ。
そのぐらいのインパクト!
大インパクト大盛り一丁!ってカウンター居酒屋のそういうお品書きがあったら頼んでみたいわ。
もう青魚だけでいいと思う私。
スタメンを考えると
ツバス、ハマチ、メジロ、イナダ、ブリで決まり!って全部一緒の魚やないかーい!って思うほどそのぐらいの青いので揃えてもいい感じなのよね。
あ!鰺もあってもいいし
でも本当に美味しいマグロを食べたことが無いからかも知れないわ。
明日またここに来て下さい!本当のマグロを食べさせてあげますよ!って連れて行かれる日には
それ派よ。
首相の人柄が信頼できないって項目あるけど
その人のことどれだけ知ってるの?って思うぐらい私もあの小さいけれどそのシャリを信じたくないぐらいそれでお腹をいっぱいにしたくない人柄なの。
1回でも本当に美味しいホッペタが落ちちゃうほどのお鮨って食べてみたいなぁーって。
それはどこに行けば巡り逢うのかまさに三千里を旅する気持ちは私は持ち合わせているけれど
あいにく手持ちの高級お鮨代は心細いので
しっかりお小遣い貯めて一度一度美味しいシースーを食べたいなって思うの。
カウンターお鮨屋さんのファンタジーお鮨屋さんは信じているという全くの矛盾よね。
一体本当にそんな美味しい寿司屋の大将がツバメの子にご飯を与える親鳥のように
握ったそばから直接口に放り込んでくれるお鮨屋さんこそがそんなファンタージ鮨屋があるってことをね。
そんなこと言っていたら
すっかりお鮨の口になっちゃうわ。
今日は帰りにマーケットでファンタジーお鮨があるか寄ってみようかしら?って思ったわ。
その時のマーケットの駐車場で誘導してくれるオーライオーライの人の言うオーライオーライは信じないけど!
でも雨の日も悪くないわね。
うふふ。
コンロでかざして食パンが焼ける器具が伝説の器具があるとのことなので、
見付けて買って使ってみたいわ。
ホッツ緑茶も熱々では熱いので
ちょうどいいオンデのホッツ緑茶ウォーラーにできる70℃の電気ポットが大活躍!
いいわね!
70℃!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
アイムウグァー、アイムガー、アイムガール、アイムギューア、アイムギューレ、アイムギュアー、アイムギュラギュラ、
アイムギュリー、アイムギュル、アイムグー、アイムグール、アイムグアー、アイムグァー、アイムグェー、アイムグラ、アイムグワー、
アイムジャー、アイムジャグラー、アイムジャグランター、アイムジュアー、あいむじゅる、アイムモグラージュ、
【イマ系列】
イマージュ、イマガー、イマグー、イマグアー、イマギュー、イマグラ、イマグル、イマジャー、
【イム系列】
イムゥグァー、イムゥグゥール、イムガ、イムガー、
イムギュール、イムギャー、 イムギューレ、イムギュア、イムギュアー、イムギュラ、イムギュル、イムグール、イムグア、
イムグアル、イムグアー、イムグゥアー、イムグゥォア、イムグラ、イムグラァ、イムグル、イムグルアー、イムグユール、イムグロ、いむじゃー、イムジュラ
【イメ系列】
イメージャー、イメイガル、イメイジーア、イメイジャー、イメジュール、イメイジュア、イメガー、イメガル、イメギュア、イメギュラー、イメグラ、イメグラー、イメグラール、イメグル、
イメグルー、イメグァー、イメグラ、イメグラー、イメグリ、イメジャー、
【イモ系列】
イモーグラ、イモータルムーバーグレートアップローダー、イモグー、
イモグール、イモグラ、イモグリ、イモグル、イモゲウアー、イモゲウラ、
イモゴル、イモメグラ
【イン系列】
インガー、インガル、インガーラ、インガァ、インギャー、インギュー、インギュウ、インギュラ、インギュラー、インクルシオ、イングーア、
イングラ、イングリモングリ、イングル、イングリ、インジャー、インスタグラム、インムギュアー、インムグ、インムグアー、インムグラ、
インモゲラ
今川義元、芋がぁ、芋が売り、いもげ裏、淫夢ガール、陰毛ガール
【その他】
アイアムグール、アイアムアグール、アイエムギュー、
アイエムジーユーアール、アイジャグ、アイミンガー、アイメージャー、アイマー、アイマグラ、アイモグラ、アムグーラー、イミガー、イミグール、イミグアール、イミグォア、イミグラ、イミグラー、イミュギュル、グングニル、ケルナグール、ミミガー
前編→https://anond.hatelabo.jp/20230613182451
土中に埋められたり海中に沈んでいたりする宝箱。天蓋が丸いがあれは宝箱の特徴ではなく、昔のトランク全ての特徴。
船や馬車で運ぶとき、トランクは室内ではなく馬車の上や甲板に置かれた。雨に塗れるので天蓋に水が溜まらないように丸く加工した。重ねる事を考えるようになったのは室内に入れる 鉄道旅行が流行してからで、その時天蓋は平たくなった。
ボンネットは車の部品の事ではなく、つばが無い帽子全般のこと。冬に被るニット帽もインディアンの羽根のやつもつばがなきゃ何でもボンネット。
最初期の車のエンジンフードは逆U字型の鉄板を上から被せる形式ですっぽりと「帽子を被せる」ものだった。google:image:Mercedes-Benz SSK engine
パソコンのHDDやメモリーを安く買える簡易梱包品と思われているが、大量注文の事である。対するリテールは小売りの事。
部品メーカーは末端消費者に部品を売らない。取引相手は法人だけであり、数か月先に100トレイ、総個数4000個などの単位でしか取引しない。単価も数量に応じて変化する。
一方PCユーザーはHDD増設等で部品単位で買いたいがメーカーを通すと猛烈な上乗せされ不要なサービスが付いてくる。修理増設の自由がない。
そこでオンラインや書類だけで取引してくれるオープンな海外メーカー相手にバルク(大量)注文して売り捌く問屋や小売店が現れた。
だがシーゲート社はこの流通経路で買った消費者も故障保証が受けられる国際ダイレクトRMAのサービスを始めた。バルク品の小売りが認められたのだ。
これに他社も追随するようになった。PCの世界では一般化しているが通常の流通から見たらかなり珍しい形式だ。
うぐいすパンとか山手線の色はうぐいす色、などの。抹茶色を差すが、抹茶色をしているのはメジロである。うぐいすは一般的な野鳥の茶色である。
最近のアパレル界では暗緑色を指すことが多いが、もともとチノパンの薄いベージュの色。軍服や作業服の乾いた土色を指していたが、軍服のオリーブドラブをも指すようになり混乱が始まった。
20年前のファッション誌には暗緑色をカーキという用法は無かったのだが、いつの間にか軍服関係の混乱が持ち込まれたようである。今ではアパレルでカーキと言えば殆どが緑系を指す。
GAPが昔「Gap - Khaki」ってキャンペーンをやってたよな、と思って検索してみると確かに1999年ではカーキは土色だった。
カーキの暗緑色化は世界的な現象のようだが、なぜこうなったのかは不明である。
ラブソングだと思って披露宴で謳ってしまう人がいるが、歌詞をよく見ろ。失恋の歌だ。歌ってはならぬ。
釵と書く。真ん中の棒が50cmくらいでつばにあたる部分が三つ又になってる武器だ。両手に片手持ちする。海外では忍者の武器と言ったらこれか苦無だ。
だがサイは琉球武術の武器だ。殺傷力も低い。本土の忍者が使う訳がないものだ。
この誤解の犯人はニンジャ・タートルズだ。これ以降の忍者ブームで誤解がブーストした。モタコンのミレーナもサイで相手バラバラにしたりしてるが、そんな事にはならない。
「あの娘にほの字」のような、何でも最後に「の字」「文字」を付ける姐さん言葉の一つでしゃくがしゃもじと言われていたが、独立した単語と認識されるに至った。
パープーパープーというちょっと間延びしたようなサイレン音が特徴的だが、これは元々はそういう音を狙って作ったのではない。
車のホーンは軽トラなど最低グレード以外は和音にするために高音と低音の電磁ホーンが二つ付いている。
この二つを交互に鳴らしていた。
タイプライターのリターンレバー操作時にチーンとなると思われているが、設定したマージンまであと5文字くらいで鳴る。
あとは単語の末尾か、5文字じゃ末尾が来ない長い単語の場合は分節でハイフネーションして改行せよというサイン。
タイプライターの音を入れるのが特徴的なルロイ・アンダーソンの曲「タイプライター」の演奏ではこういう理由でチーンの音を合わせるのが難しい。大抵は別のベルを用意してお茶を濁している。
エンダァは『ボディガード』主題歌、ホイットニー・ヒューストン『I Will Always Love You』であってタイタニックの主題歌はセリーヌ・ディオン『My Heart Will Go On」である。混同されやすい。
子供みたいな天使が笛を吹きながら降りてくるシーンが絵や映画などで見られる。愛の歌を奏でているような感じで。
しかし天使が笛吹いて降りてくるのは世界が終わって最後の審判が始まる時である。異教徒は全て地獄行きだ。笛も恐ろしい音のはずである。形からしてブブゼラやアメリカの機関車のようなけたたましい音だろう。
天使は中性/両性具有の青年か子供、上位天使は威厳のある青年の姿で描かれることがある。
しかしミカエルより上の上位天使は人の姿をしていない。もの凄い数の目玉がついた多数のリングに大量の翼が付いた姿、目玉に多数の翼が生えてその翼に目玉が大量についている姿、人や動物の顔が沢山ついた頭があり多数の翼があって高温で燃えている姿などだ。エゼキエル書にそう書かれている。
これはエゼキエルがキ印だった可能性が高いと言われているが神の国に入れなくなるのでこれ以上の評価はしない。
いずれにしても人の姿ではない。google:image:biblically accurate angels
おしゃれなボーカル入りアコースティック寄り電子音楽がシカゴ由来のハウスと呼ばれているが、シカゴのハウスはもっとハードなテクノ寄りの音だった。
ボーカルハウスはNYのパラダイスガラージ発のガラージュに由来する。だが今はガラージュというとダブステップの事を言うので、、
以上三つお届けした
(2023/03/06) テーブルに追加できなくなってしまったので新エントリに移行
ID | いらすとやタイトル | いらすとやURL (h抜き) | 追加日 |
---|---|---|---|
b:id:pigorilla | ゆめかわ動物のイラスト(ぶた) | ttps://www.irasutoya.com/2019/06/blog-post_22.html | 3/6 |
b:id:nonsense61 | サンジのイラスト(ONE PIECE) | ttps://www.irasutoya.com/2021/01/sanji.html | 3/9 |
b:id:gesugesumi | アリクイのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/07/blog-post_2595.html | 3/16 |
b:id:wakuwakutankentai | 探検家・考古学者のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2014/04/blog-post_4151.html | 4/1 |
b:id:ito_taku | 急いで謝る人のイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2018/09/blog-post_143.html | 4/13 |
b:id:satoucox | 折り畳み傘のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/10/blog-post_4243.html | 4/27 |
b:id:Ryumuscle | ゴリラの柔道家のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2019/03/blog-post_237.html | 4/29 |
b:id:mon0213 | カンムリアヒルのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2020/12/blog-post_790.html | 5/20 |
b:id:pinefield99 | パイナップルのイラスト(フルーツ) | ttps://www.irasutoya.com/2012/11/blog-post_22.html | 5/21 |
b:id:tansuni_tomogon | アナグマのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/07/blog-post_5276.html | 6/15 |
b:id:nin_nikun | マリトッツォのキャラクター | ttps://www.irasutoya.com/2021/06/blog-post_29.html | 6/17 |
b:id:thanksall | 犬と女の子のイラスト(ペット) | ttps://www.irasutoya.com/2019/04/blog-post_67.html | 6/20 |
b:id:phain | クエスチョンマークを出している人のイラスト(棒人間) | ttps://www.irasutoya.com/2014/05/blog-post_19.html | 6/22 |
b:id:superfukajiro | 水面から出たサメのヒレのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2020/09/blog-post_516.html | 7/21 |
b:id:twelvedays | クビになった青い鳥のイラスト(※「文字なし」の方) | ttps://www.irasutoya.com/2023/07/blog-post.html | 7/29 |
b:id:p_papua | ペンギンの顔のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/01/blog-post_9.html | 8/1 |
b:id:lemonjiru | スライスされたレモンのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2016/02/blog-post_628.html | 8/2 |
b:id:rankato | ノリノリのAIのキャラクター | ttps://www.irasutoya.com/2023/04/ai.html | 9/14 |
b:id:meseta | キングペンギンのヒナのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2017/03/blog-post_408.html | 9/19 |
b:id:yohachi-suga | トランペットを吹く男性のイラスト(オーケストラ) | ttps://www.irasutoya.com/2013/10/blog-post_5411.html | 9/23 |
b:id:fujihiro0 | 怖い熊のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/12/blog-post_9538.html | 9/23 |
b:id:rasp_40 | 蛙化現象のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2023/04/blog-post_527.html | 10/23 |
b:id:e-keisatsu24 | 「涼」と書かれた団扇のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/12/blog-post_8536.html | 10/30 |
b:id:sekisetsu_ibuki | 煙突掃除のイラスト(昔) | ttps://www.irasutoya.com/2020/03/blog-post_247.html | 11/6 |
b:id:SentenceTonami | 落ち葉で焼き芋を焼く人のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/11/blog-post_962.html | 11/9 |
b:id:watashichang | 毛づくろいをする猫のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2014/09/blog-post_18.html | 11/11 |
b:id:zundayummy | ひらがな50音のイラスト文字(※「ず」) | ttps://www.irasutoya.com/2013/02/50.html | 11/14 |
b:id:aegithalium | シマエナガのイラスト(鳥) | ttps://www.irasutoya.com/2014/05/blog-post_85.html | 11/30 |
b:id:pipittan | メジロのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2015/02/blog-post_87.html | 12/12 |
b:id:bayashimura | エアガンで猿と戦う主婦のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2016/03/blog-post_37.html | 12/16 |
b:id:sabanonitsuke | 前側の肩のストレッチのイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2018/10/blog-post_969.html | 12/19 |
b:id:naijuku | 悪そうな動物のキャラクター(※ブタ) | ttps://www.irasutoya.com/2020/01/blog-post_204.html | 12/21 |
b:id:svchost | いろいろな葉っぱのマーク(※双葉) | ttps://www.irasutoya.com/2016/11/blog-post_195.html | 2024/1/8 |
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b:id:omelet_ya_san | オムレツのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2014/04/blog-post_3493.html | 1/30 |
b:id:investmentph | 投資をしている人のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2016/04/blog-post_814.html | 2/11 |
b:id:mosakuneko | いろいろな表情の猫のイラスト「疑問・目がハート・居眠り・照れ」(※疑問) | ttps://www.irasutoya.com/2018/09/blog-post_84.html | 3/20 |
b:id:inu-oji | コンピューターを使う犬のキャラクター | ttps://www.irasutoya.com/2018/10/blog-post_9.html | 4/14 |
b:id:pigorilla | ゆめかわ動物のイラスト(ねこ) | ttps://www.irasutoya.com/2019/06/blog-post_83.html | 4/30 |
b:id:wakaya21 | 釜飯の釜のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2018/06/blog-post_11.html | 6/10 |
b:id:temprasoba | 年越しそばのイラスト「海老の天ぷらそば」 | ttps://www.irasutoya.com/2012/11/blog-post_2179.html | 6/17 |
b:id:menegisan | 芽ネギのお寿司のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2017/09/blog-post_95.html | 7/15 |
b:id:Suzuki_084 | いろいろな間違った箸の持ち方のイラスト(※クロス) | ttps://www.irasutoya.com/2018/07/blog-post_89.html | 7/21 |
b:id:pigorilla | 地球のキャラクター | ttps://www.irasutoya.com/2018/08/blog-post_896.html | 7/28 |
b:id:alasho | パソコンを使う作業員のイラスト(白衣の男性) | ttps://www.irasutoya.com/2020/11/blog-post_74.html | 7/31 |
b:id:syouhi | 老眼のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2017/04/blog-post_458.html | 8/8 |
b:id:otoufumame | パックに入った豆腐のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2017/07/blog-post_99.html | 8/15 |
b:id:superfukajiro | 水面から出たサメのヒレのイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2020/09/blog-post_516.html | 8/23 |
b:id:hisanaos | 焼酎のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2013/10/blog-post_2498.html | 9/1 |
b:id:tobineko100 | こたつに入る猫のイラスト | ttps://www.irasutoya.com/2021/06/blog-post_24.html | 9/5 |
b:id:twr7 | 米俵のイラスト(※顔を描き足している) | ttps://www.irasutoya.com/2013/05/blog-post_31.html | 10/14 |
b:id:node8888 | 寝転がってノートパソコンを使っている人のイラスト(男性) | ttps://www.irasutoya.com/2014/03/blog-post_11.html | 10/15 |
b:id:tedd707 | いろいろなライターのイラスト(※1つめ) | ttps://www.irasutoya.com/2016/12/blog-post_50.html | 10/15 |
実馬は遅咲きながらも、史上5頭目となる春秋グランプリ制覇を果たすなど、紛れもない名馬である
自分がパーマーを初めて知ったのは、ご多分に漏れず大人気コンテンツのウマ娘、そのアニメ2期の時だ
アニメ2期は怪我や勝てない苦しみなど、とにかく重くて暗い展開が多い
主人公のトウカイテイオー、ライバルのメジロマックイーン、ラスボス枠のようでそうでもないライスシャワー、チームカノープスの面々(大正義ツインターボ師匠は例外)などなど、
右を見ても左を見ても、どいつもこいつも割とひたすら辛気臭い(失礼)
もちろんそれがアニメ2期の良さでもあるのだが、
そんな中で異彩を放っていたのがメジロパーマーと、その親友のダイタクヘリオス(以下ヘリオス)である
こいつらはとにかく、悩まない、くじけない、ひたすら明るい
挫折や失敗や敗北は山ほどあるのに、それにいちいちヘコむことがない
何も考えずに適当に走っているからかといえばもちろんそんなことはなく、
ライバルはきちんとチェックしているし、いざ走れば一度抜かれても決して引かない負けん気を見せる
自分らのスタイルを貫き通せば必ず栄光が掴めると、強い信念を持って走っているのがこの二人なのだ
そんなアニメ2期の清涼剤とも言える二人、特にパーマーのことが自分はすっかり好きになっていた
実馬のことも少し勉強し、ゲームのほうでもパーマーが登場するのが待ち遠しくなっていた
そんな中、ゲームのほうでも一部にパーマーが登場するようになる
本人のメインシナリオの実装はまだだが、サポートカードやイベントなどでちらちら登場する形だ
自分はメインシナリオ待ちだったのでまだそんなに深く追うことはしていなかったのだが……
それでもたまに現れるゲームのパーマーを見て、かすかな違和感を覚えた
アニメ2期のパーマーは、素直で自然体な女の子という印象が強かった
が、ゲームのパーマーは変にかっこつけてるというか、斜に構えた性格になっているようにパッと見では思えた
その時は「まぁ別媒体で多少性格変わることぐらいあるか。本番はメインシナリオだしな」と軽く流して、深く考えることはなかった
そうしてしばらく待った後、ついにメジロパーマーのメインシナリオが実装された
「んんん……?」
パーマーは自分は才能がないから、天才だらけのメジロ家の中で、調整役を買って出ることで存在感をアピールしてきたと語る
……これはいわゆる、ケア・テイカー(リトルナース)の特徴である
「誰かのお世話をして「私なしではいられない」と思って欲しい」
という性質がある
だが、独自の道を明るく貫き通し、大成もしたパーマーのスタート地点がコレ……??
その後も、勝っても負けてもうじうじうじうじ……
対戦相手に誰がいるからどうだ、したいアピールができなかったからどうだ、
落ち込む理由をわざわざ探してきては、うじうじうじうじ……
だけど、自分の愛した快活なパーマーと、別媒体とはいえ本当に同じウマなのか???
もうこの時点でかなり嫌気は刺していたのだが、次の展開が自分にとってのトドメとなった
3年目、不安で何もできなくなってしまったパーマーに、ヘリオスが一肌脱ぐ
自分が予定を変えて、これからずっとパーマーと一緒のレースに出る、隣で走って勇気付けると
待て待て待て待て
そもそもパーマーとヘリオスの友情とは、実馬の両者が必死に競り合う姿から着想されたものである
つまり両者の友情は互いに遠慮せず本気をぶつけ合うから成り立つものなのであって、
どちらかがどちらかに寄りかかるような、そんな介護みたいな関係であっては決してならない
ウマ娘世界では、いくら仲が良くても同時期のウマ同士で依存するような関係性は、基本的に唾棄すべきものとして扱われている
(アニメ1期のスペとスズカ、オグリシナリオに置けるタマ、ドトウから見たオペラオーなど)
途中、ヘリオスが過労で倒れることによってさすがに反省する展開になるのかと思えば、
親友に負担をかけつつ依存を続けるというまさかの選択肢が選ばれる
もうここまで来るとあまり感じなくなってきたのだが、
そんなパーマーの最終到達ゴールが
「おばあさまにギャル語でアピールすること」だったのも大概ゲンナリした
自由をさんざアピールしてきて最後に恐れるのが身内というのも大概だがまぁそれはいい
借り物のギャル語をマスターすることが本当におまえのゴールなのか
ゲームのパーマーには本当に芯というものが、自分というものが、無い……
こうして、自分の愛した素直で快活だけど負けん気はウマ百倍だったメジロパーマーは、
全くの別ウマとなって帰ってきた
別にどうこうしたいとかしてほしいとかはなく、ただただ辛い気持ちを吐き出したかった
読んでくれた人はありがとう
この日記の書き始めは、2022年の3月23日。私の増田歴は2年ほどになる。基本はROM専だ。
週末にはてなブログランキングを見る派なのだが、その一番下に増田部門があるだろう。
『弱者男性』というのは要するに、男としての権利や義務や果たすとか、オスとしての欲求を満たせずに苦しんでいる男性のことらしい。特に、お金とモテの問題が多いようだ。
どれだけお金がある人でも、どれだけモテる人でも悩みはある。自分の思いを果たせずに苦しむことには変わりない。自由は、苦しいのだ。
私は、30代後半になる男だ。これまでずっと、道路や、公園や、箸などの大型建築物を創る仕事に打ち込んできた。あなたが都内暮らしであれば、私が設計した橋梁を使ったことがあるかもしれない。
年に数えるほどしか増田には投稿しないが、退屈にならないように綴ってみる。
以下、当時の日記を加筆修正したものになる。逆時系列にしている。
2022/3/18
職場の窓口にお客さんが来た。女の人だ。見た目は25,6才ほどか。
カウンターに座るように案内をして、その子の説明を聞いていた。
五分も経つと、向こうの説明が粗方終わった。話の最後で、こちらの資料をサービスで何点か手渡した。
別れ際、その子が割と遠方から来ているのを知った。職務経験が浅い印象があったので、「質問はありますか?また来ることがあっても困るでしょう」と話を振った。
その子が顔を上げた。すると、次の瞬間だった。コロナウイルス対策のプラ製の衝立越しに、その子と目が合った。瞼の上の、ふわりとした茶色いパーマが特徴的だった。
「しまった」と感じた。
話の最中、その子の姿を見ないようにしていた。私はずっと、カウンターにある資料に目線をやっていたのだ。
・・・私と目が合った途端に、その子の瞳が大きくなった。茶色い瞳孔をふわっと見開いて、両手の掌をテーブルの端にちょこんと乗せて、こちらに身を乗り出してくる。目を逸らすのも失礼なので、ちょっとの間だけその子の瞳を見ていた。
その後、私は少しばかり視線を落としたはずだ。
「確認ですが、このフェンスのところには町内会の倉庫が置かれるんでしたっけ」
「はい、そうです!」
マスク越しでもわかる、その子の綻んだ顔に目を背けるようにして私は、カウンターの端にあるスタンプ台に視線を移した。
帰り際、その子が名刺を置いていった。会社名と、その子の氏名と、会社の電話番号と、メールアドレスと、上から鉛筆書きで携帯電話の番号が書いてあった。「会社にいない時はこちらに」とのことだ。
接客が終わって私は、名刺ホルダーの一番目立たないところにそれを突っ込んだ。
2021/12/21
給湯室までコーヒーのお湯を汲みに行こうと席を立ち、廊下に出たところで、細身で背が高い子が正面から歩いてきた。いつも髪をお団子みたいにまとめている。
今年入ってきた新人の子で、私と同じ高専の出だった。片手に厚生地のハンカチのようなもの(あれはなんて言うんだろう。ハンカチとタオルの中間みたいなやつだ)を持っていた。
その子は、私とすれ違おうとする時に、「ばぁっ!」と言いながら両手を広げ、私の方に躍り出てきた。私がのけ反るのと同じタイミングで、小走りで後ろ壁まで下がって、にやにやしながらその子の職場の方へと早歩きしていった。
「しまった、対応を間違えた」と思ったのは、その年の6月頃だ。
その子は私の部署で余った事務用品をもらいに来ていた。あの時私は、縦横5000×5000ほどの段ボール(中に大量の事務用品あり)を抱えて、その子に渡そうとしていた。
「○○さん。開いてるよ」
小さい声で、その子のスカートのファスナーが開いて、横から灰色の下着が見えているのを指摘した。
その子は、「あ……」とだけ呟いて、カチンコチンコチンに固まった。私がそそくさと自席の方に戻って座りかけたところで、その子が段ボールを床にガタンと落としたのを聞いた。
どうやら、片方の手だけでファスナーを元に戻すことには成功していた。その子のところまで行って、段ボールを持ち上げて、「ゆっくり運ぼうね」と声をかけた。
今思えば失敗だった。その子は、あれから廊下で私とすれ違う時、たまに凄く嫌そうな表情になる。廊下の端の方に寄って、小走りで駆け抜けるのだ。その度に、申し訳ない、ごめんなさいという気持ちになる。
2021/9/30
よく行く近所のコンビニに、高校生~大学生ほどの女子店員がいる。ハキハキした明るい接客をするし、どんなお客にも物怖じしないし、チャッチャとした勢いで在庫ケースを開けてアイスや冷凍食品を突っ込んでいく。将来有望な子だと感じていた。
ある夜だった。コンビニによっては、お客さんがレジの画面で決済手段を選んだり、現金をキャッシャーに入れたりするだろう。
私の目の前に並んでいたお爺さんだったが、どうやら初めてのようで画面操作に苦戦していた。その子はカウンター越しに指で指示をするのだが、なかなか難しい様子だった。その子の身長は低い。レジから身を乗り出すも、うまくお爺さんに指示ができていない。
でもなんとか、最後の画面までは行っている。私は近づいて、「ここを押すんですよ」とお爺さんにジェスチャーで示した。無事に決済処理が終わった。
私の番がくると、「ありがとうございました」とその子が言った。「○△さんは優しいんだね」と声をかけた。「そんなことないです!」と全力で謙遜をする。
その際、彼女の変化に気が付いたのと、心の中で「やめておけ!」という声がしたのは同時だった。喉の方が早かった。
「今日は、なにか顔が違う?」
家に帰って、ようやくコトバが浮かんできた。あれはチークだ。女性の瞳の下がうっすらと赤くなっているやつだ。
いつだったか、直属の上司が女性社員に対して、「その赤いのは何だ?」と声をかけると、その人が、「これチークです」と返して、さらに上司が「チンコ?」と問い返し、微妙な雰囲気になったのを思い出した。
その子は、私の問いかけにレジの前で飛び上がって、「えー、どこが違いますかっ?」と元気いっぱいに質問を返してきた。物凄い勢いで身を乗り出している。「わからないけど、なにか違う気がする」と答えたはずだ。
以後、その子にレジを受けてもらう時、話しかけてくるようになった。二週間に一度くらいか。
「昨日の朝、自転車で走ってましたね」
「すっかり寒くなりましたね」
「私、来月から薬学部の研修に行くんです。しばらく会えません」
去年のクリスマスを過ぎた頃だったか。その子と話をしなくなったのは。
急に暗い表情になって、私と世間話をすることはなくなった。
できるだけそのレジを避けるようにしたのだが、たまにどうしようもない時があって、その度にまた暗い面持ちを見ることになる。
こういうことがある度に、「間違えた」と感じる。
上に述べた内容は、人によっては嫌味に聞こえると思う。もし、あなたが異性にモテたい人間で、かつモテないのだとしたら、イライラとする内容であるに違いない。
私と目が合った異性愛者の女性は、私に異性としてのアプローチを求めるようになる。目が合わない場合ですらそうだ。
昨年の6月。他組織から依頼があって、コロナワクチンの接種協力の仕事をした時だった。文化ホールの2階席が待機場所だったのだが、覇権会社から来ている女の人は、周りが空いている状態でも私の隣付近に座ろうとした。
○ 私
△ それ以外の主に男性
△ ●●● △
● ○●△
△ ● ● △
オセロだったらと思うと恐ろしくなる。黒が集まっているし、左右には正体不明の駒がある。△がみんなルークで、かつ私の味方であることを祈りたい。
派遣会社の女の人は、昼食を食べている時、チラチラと私の胸板を見ていた。上着を着替える時は特にそうだ。
「お前、さっき俺が着替えてる時チラチラ見てただろ」と言いたくなった。
それで、相手の方に視線を向けると、メジロのようにサッと首を回して向こうを見る。これに限らず、何もしておらずとも人からの視線を感じることが頻繁にある。
2017/9/上旬(〃)
この時までは、「できれば女性の目を見ない方がいい」が方針だった。この体験の後は、「絶対に見ない」と自らに誓った。
あれはまだ、前の会社にいた時だ。地元密着型の企業で、年に一度、会社敷地でお祭りをやるところだった。一般の人を100人ほど招いてワイワイと楽しんでもらうのだが、私は輪投げゲームの担当になった。
昼下がり、1階の広い室内のひと区画で長机に座って店番をしていると、6才くらいの女の子が前を通った。同じ部署の女上司の子どもだった。
その子は輪投げスペースを通り抜けて、私のいる机の前まで来た。それで、微笑みながらその子の顔を見たところ、きょとんとした顔になって、トコトコと母親のところに歩いて行った……数分後、その子は母親の手を引いて、またこっちに来た。輪投げゲームをやりたいという。
その時は普通にプレイしてもらった。帰り際に何かの景品、水鉄砲だったかを渡してあげた記憶がある。
その一ヵ月後だった。私と同僚が、女上司(母親)の会社の忘れ物を家に届けた時のことだ。
呼び鈴を鳴らして玄関口に入ると、女上司が出てきた。忘れ物を渡して、「ありがとうね」と言われたところで、例のあの子が奥の方から玄関に出てきて、私の方を見た。
すると、口をちょっと開けて、後ずさったかと思うと、一目散に後ろに駆けて行った。柱の後ろに隠れると、「いやだ、わたし、あの人に会いたくない!」と叫んだ。
一言一句、誤ってはいない。確かにその子は、慌てた声で、亀のような姿勢になって、そう叫んだのだ。「あんた!この子になにしたの!」と言われた私は、何もできなかった。
次の日から職場に居ることが苦痛になった。とにかく仕事がやりづらい。女上司との仲が悪循環的に悪くなっていった。
この日から半年後、私は転職を決意した。それから約三ヶ月間、耐えに耐え、今の会社に入ってからは、ずっと今の職場で技術関係の仕事をしている。
上のような諸々の現象に出会うことは正直よくある。年に十回以上は固いだろう。
その度に、過去にあった嫌なことを思い出して、「馬鹿なことをしてはいけない」「自分も他人も傷つけてはいけない」と自らを律する。
過去にあった嫌だったこと。思い出したくはないが、この機会だから思い出してみよう。
・地元の高専にいた時、アルバイト先のマクドナルドで、ある女の子と彼氏彼女的な雰囲気になったことがあった。が、今の私も、当時の私も奥手で、仲が進展することはなかった。雪が降る中、飲み会の帰りにその子を家まで送って行って、アパートのドアが開いたところで「今日はありがとう。じゃあね」と言うと、その子は私の顔を見上げて、多分十秒くらい経ったろうか。視線を部屋の中へと送ってその子は、またしばらく黙っていた。すると、突然早歩きで部屋に入って、ガチャンと扉と鍵を閉めた。しばらく立ち竦んでいると、その子の部屋の中で、また何か音がした気がした。私は振り返って、自宅に帰った。申し訳ないことをした、と今では思う。
・電車で移動する時。愛車(自転車)の修理が必要な時や、会社に遅れるリスクがある時は山手線で通勤する。席を確保してゆっくりしていると、いわゆるトナラーというのか、見知らぬ女の人が隣席に腰をかけることがある。40もつれの女性であることが多い。やがて、その女性がウトウトしたかと思うと、私の肩に顔を傾けてくる。逃げるのも申し訳ないので、大抵は我慢している。
・電車通勤時に会社近くの駅で降りるとき、「すいません……」と斜め後ろからオドオドとした、だが妙に勇気を振り絞った声がすることが稀にある。そこには大抵、中学生や高校生がいて、顔を伏せがちにして私の方に歩いてくる。それで、カバンから可愛らしい封筒を取り出して、「読んでください」と手紙を差し出す。『ごめんね。申し訳ない』。そう思いながら、「勇気がいったよね。ありがとう。読ませてもらう」と返す。手紙を受け取ると、手提げかばんに仕舞って、会社が終わって家に帰ると衣装ケースの奥に入れる。時間がある時に恐る恐る読んでいる。
私は幸せではない。普通の人が望む恋愛で幸せを感じられないからだ。
先日の、ある洋風居酒屋を貸し切っての飲み会の席だった。何十人もの社員が参加する、それなりの規模の酒席だ。幹事集団が、開催前の挨拶で「ソーシャルディスタンス」を連呼していたのを覚えている。
若い子が多かった。30代は私と男の後輩の2人だけだった。飲み会の開始直後を除いては、ずっと1人でメシを食べていた。二十分が経ったところで、後輩の男が、「増田さん。今いいですか」と満面の笑みで声をかけてきた。かつては同じ部署で、手取り足取り何年も仕事を教えてきた後輩だ。
要約すると、「あっちに先輩の席用意してますよ」とのこと。
彼の身長は170あるかないかで、体格は太い。着古した作業着で居酒屋に来ていたが、ちょっと汚れのある様がパリピ向けの店の雰囲気にそぐうと感じた。
笑顔はきれいだった。店内の薄暗いLEDに照らされて。少年的な感じのするスマイル。顔は色黒いのだけど、爽やかな感じが伝わってくる。
彼はいいやつだ。数年後には、いいお嫁さんをもらっているのだろう。
「女の子が2人待ってますよ。増田さんのために揃えたんです、褒めてください! △△さん(4階の職場で一番綺麗とされる女性社員)が来てますよ」
後輩はそんなことを言った。私は特別席へと案内を受けるようだ。
後輩は、うす暗い居酒屋のとある一区画の前まで来ると、「俺は男同士で飲みますわ。先輩は楽しんでください」と向こうのスペースに行った。目の前には後輩が説明したとおり、女性が2人、灰色調のソファに並んで座っていた。それともう1人(「ばぁっ!」の子)が2つ隣のソファでまごまごしている。私は対面に座せばいいようだ。
それで、女の子達(同じ階の後輩3人だった)を見た。一人はショートカットで、一人はセミロング?をポニーテールみたいにしていた。もう1人は、肩甲骨の下までの長い髪だった気がする。
雑談を小一時間した。私目線だとそれなりに盛り上がった。みんな大体同じだけ会話ができていたはずだ。退屈そうな素振りをしたこともあったが、気付かれていないと信じる。
この時も、やはり後悔がある。トイレで席を立った時、あの男の後輩を見つけた。少し酔っていたのもあり、声をかけみてた。
「女の子はいいや。後輩君と2人で話したいんだけど。どうかな」
と彼に告げたのだが、鎧袖一触とばかり、「ふざけないでくださいよ~!」と、私の背中を押して、あの子たちのいる席へと連れて行かれた……。
それからずっと、あの子達とお喋りをしていた。やがて、飲み会の締めの挨拶が始まったのに合わせて、私は特別席を立って遠くのスペースに移動した。挨拶が終わる頃、幹事達に1万円を渡して、誰にも声をかけずに帰った。
色々と勉強になる飲み会だった。またいつか、機会があれば行ってみたい、かもしれない。
自分という存在が嫌になる。私にも心があり、胸にときめきを感じる瞬間があり、その存在がほしい、手にしたい、一緒になりたいと願うことがある。
でも、手に入ることはない。手に入れようとする行為自体が罪になる。挑むこと、それ自体が罪なのだ。私にできるはずがない。できない。できないよ。私には。
増田につらつらと想いを書き綴ってはみたけれど、どうやら少しだけ気分が楽になった。つまらない日記になっていたら申し訳ないけど、できればそうでないことを祈っている。