はてなキーワード: 校長とは
【佐賀】龍谷 出場辞退会見 校長「指導が生徒の心には届いていなかった結果」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00000137-spnannex-base
毎回出場辞退の話を聞く度に指導者クソだなーって思う。
最近は一人が問題を起こしても出場辞退とかはなくなったが、数人が問題を起こすと組織的に問題があったってことで、チーム自体が出場停止になる。
なんでこんなことが許されるのかわからない。問題起こしたやつは校則にのっとって、(法に違反するやつは法律にのっとって)処分すればよくない?
その数人を正せなかった組織に問題があるとか言うけど、どんな組織にもバカはいて、立場がフラットな以上、そのバカを更生させるのは同年代には難しい。
東芝だって内部告発した人を褒めることはあっても、内部告発できなかった人を責める人はいないでしょ。
だいたい、校則ってルールを元に学校活動をマネジメントしているのは教員だろ。バカを処分して、そのクラブのマネージャーに監督責任を取らせればいい。
教育的にうんぬんとか言われるけど、バカのせいで自分が大切にしているもの(大会参加)を権力側が一方的に奪う経験をさせてなにを得ることができるのかわからない。
で、バカがいる学校に入ってしまうと転校もできないルールになってる。
"規約では高野連に部員登録をしたことがある生徒が、正当な理由(廃校や家族を伴う転居など)以外で転校した場合、新たな学校への転入の日から1年間は公式戦に選手登録することができない(前学校で高野連に部員登録がない場合は登録可能)。"
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%AB%98%E6%A0%A1%E9%87%8E%E7%90%83
「入ってみたら監督とかメンバーと合わなかったから違う場所で野球したいと訴える」と1年間出場できなくなる。(高校野球は実質2年半)
そりゃー引き抜きとか懸念するのはわかるけど、選択の自由を制限し過ぎじゃない?
入ってみて違ったと思っても耐えるしか無い。こういうルールとかがブラック企業を作るんだろうなー。
野球推薦で野球強豪校に入ったけど、うちの高校辞めて他の学校でのびのびやって活躍した先輩や後輩は沢山いた。
【佐賀】龍谷 出場辞退会見 校長「指導が生徒の心には届いていなかった結果」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00000137-spnannex-base
毎回出場辞退の話を聞く度に指導者クソだなーって思う。
最近は一人が問題を起こしても出場辞退とかはなくなったが、数人が問題を起こすと組織的に問題があったってことで、チーム自体が出場停止になる。
なんでこんなことが許されるのかわからない。問題起こしたやつは校則にのっとって、(法に違反するやつは法律にのっとって)処分すればよくない?
その数人を正せなかった組織に問題があるとか言うけど、どんな組織にもバカはいて、立場がフラットな以上、そのバカを更生させるのは同年代には難しい。
東芝だって内部告発した人を褒めることはあっても、内部告発できなかった人を責める人はいないでしょ。
だいたい、校則ってルールを元に学校活動をマネジメントしているのは教員だろ。バカを処分して、そのクラブのマネージャーに監督責任を取らせればいい。
教育的にうんぬんとか言われるけど、バカのせいで自分が大切にしているもの(大会参加)を権力側が一方的に奪う経験をさせてなにを得ることができるのかわからない。
で、バカがいる学校に入ってしまうと転校もできないルールになってる。
> 規約では高野連に部員登録をしたことがある生徒が、正当な理由(廃校や家族を伴う転居など)以外で転校した場合、新たな学校への転入の日から1年間は公式戦に選手登録することができない(前学校で高野連に部員登録がない場合は登録可能)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%AB%98%E6%A0%A1%E9%87%8E%E7%90%83
「入ってみたら監督とかメンバーと合わなかったから違う場所で野球したいと訴える」と1年間出場できなくなる。(高校野球は実質2年半)
そりゃー引き抜きとか懸念するのはわかるけど、選択の自由を制限し過ぎじゃない?
娯楽がセックスより楽しいからって、じゃあ何か対策できるか? 娯楽を規制できるか?
少子化の原因なんてはっきりしてる。
娯楽が悪い。結婚を前提としない恋愛が幅を利かせてるのが悪い。
要はみんなそんなに子供が欲しくないだけなんだよ。
本当は昔だってそうだったのかもしれない。でも当時はいろいろと圧力もあったし、
女性の就職先はそんなにないし、けど子供産まないことには主婦だってやらせてもらえなかったから、
嫌でも産むしかなかったんだろう。自分自身その産物みたいなもんだからよーくわかってる。
その圧力がなくなりゃこんなもんだ。
昔、もうちょっと後の時代に産んでほしかったと思ったこともあったが、今じゃ下手すると生まれてこれない。
でもさ、それを認めたってしょうがないだろ?
子供がそんなに欲しくない、という価値観がいったん固まっちゃったら、もう打つ手がないんだから。
本当は子供が欲しい、子供の優先度は昔と同じなんだけど、足りないものがあってどうしようかなー、
そういう間違ったお約束のもとに、ピントの外れた対策打つしかねえんだよ。
誰も言ってないわけじゃない。俺だって少子化の解決には結局精神論しかねえって言ってる。
ただでさえ経済がうまくいってないんだ。
せいぜいガキのうちに、子育ての優先度上げるように教育でもしなきゃどうしようもねえだろ。
でも公の場でそんなこと言ったら袋叩きに遭う。どっかの校長みたいにな。
精神論も使えないんだ。もう詰んでるんだよ。
くらいしか見てないので、なんか議論が深まっ太郎が姿をちらつかせたり、この増田降臨ツイ主さんも色々あったりなかったりしたんだなあくらいの認識しかない。
ただ、せっかくこんだけ新情報出てるのに誰もソース掘ってくれないのが妙に気になって、普段そういうことしないんだけど少し掘ってきた。
ツイ増田は消すかもしれないって宣言あったので、新情報ここに引用しとく。
●昼間に一人で見たのでおそらく再放送、時間、タイトル、長さなどは不明。
インタビューで、震災の時の状況を振り返るといった番組(シリーズのように思う)
●何年も前に1度見ただけだが、印象に強く残っている支援に行った女性の証言部分のみ。
●生理用品をみて怒鳴った時に言った言葉は「そんな事してる場合か?!」だったと思う。
インパクトが強くその流れからも男性はSEXの時に使用すると思っていたらしいという感じの説明だった気がする。
それを元に、あえてエロの事後処理と表現したのは私です。SEXと書きたくなかったのと、文字数の関係でもあります。
●一人で胸に秘めていた事を、今だから口を開いてくれたという感じの真面目そうな女性であり、
あの時の被災地に行くような女性が「ねえ、聞いて聞いて今こんな事言われちゃって~~~」と
●受け取り拒否のやり取りは二人の間でおこなわれたと思われ、避難所の女子を集めて体育座りさせて
「生理用品はこんな時に贅沢だ!不謹慎だ!」と言ったのは、多分私の知らない校長先生。
避難所の規模は不明だが、全員がこの会話を聞いていたかは不明。
●その頃見た関連報道から、そんな大事な物でも、納得させるまで説明すら出来ないようなピリピリした心理状態でその場は緊迫していたのではないかとも推測。そこにいる人々の心理状態は自分にはとても想像できない
●当時の報道から、必ずしも防災の任務を熟知していなくても、無事で動ける人が采配のポジションにつくこともあるだろうと推測。
生理用品デマツイートといわれた元ツイートの番組情報について②
●そのやりとりを聞いていた人達がいたとしても、女性同士でヒソヒソはしたかもしれないが、
大事なケータイ電源を使ってまで、よその地域にいる人にチくるついった拡散したとは私は思わない。
●水没せずに使える状態のケ―タイ、スマホ等がその避難所にどのくらいあったかは不明。
●そもそも、そこで電源や電波システムがどの程度使用できていたかは不明。
といった印象から、ツイッターを中心とした検索だけではこの件を掘りあれられるとは思わない。
●そして、この事を問題点として記録に残すにしても、あそこんちの誰さんにこう言われました、
という風に名前までも記録に残すのかは私はよく知らない。
●その男性の職業も記憶しているが、それだけはここでは言わない。
●関係者もその事だけであの想像を絶する状況の中、奔走した男性を晒すとは思わない。
●そのシリーズもしくは近い時期にやっていた番組として、官僚の男性がたまたま親戚の所で被災し、
パイプになって救援物資を求めたが、段ボールに入った白いご飯(もちろんビニールには入っている)だけが届き、
手も洗えないのに箸も器も無く結局誰も食べることが出来ずに結局処分することとなった。後日もう一箱同じ段ボール入りご飯だけが届いた。
というエピソード。これは確認してくれた人も居るし検索でたどりけると思います。
ここらの近くからたどれるかと思いましたが、ダメでした。私のいう番組が複数の人物のインタビューしたものという可能性も捨てきれません。その場合やはり映像全部に目を通さないといけない可能性もあります。
生理用品デマツイートといわれた元ツイートの番組情報について③
段ボールに炊いたご飯200箱送ったけどニーズありませんでしたー177箱廃棄って新事実wwww #nhk— ありこ (@arinyanko) 2014年3月13日
三日後にまた炊きご飯段ボール送りつけられwwwwwwwwww #nhk— ありこ (@arinyanko) 2014年3月13日
この時間帯の NHK は地域情報番組をやっているため、番組内容が地域でバラけるせいか、twitter 実況はこれだけしか見つからなかった。
この実況していた人のツイートを「県」で検索したところ、宮城在住っぽい発言があったので、段ボールご飯の話は NHK 仙台の「てれまさむね」で流されたものだと仮定。
って書き込みがあった。ローカル番組実況する時は@の後に番組名つける習わしなのかな。仮定が強まる。
内容としては、「生理用品の話を探している、段ボールご飯の話と同じ番組かもしれない、段ボールご飯は 2014年 3月 13日の夕方にやってたらしい」みたいなので。
返信は割とすぐ返ってきた。ありがとうございますお手数掛けました。
「その日時を中心に前後数日間で調べたけど、該当するものは見からなかった」という内容だった。
そもそも段ボールご飯の方の話が実際にその日のてれまさむねで放映されていたかについて、肯定も否定もメール文面になかったので、そっちもかっちり聞いておけばよかったと後悔。
ツイ増田の人は誰も問い合わせしないことに不満があったみたいなので、できればこちらから
みたいなのを問い合わせるべきかなとも思ったけど、要は勇気が足りないんよ。
自分のやったことで推測できたのは、番組が実際にあったという仮定で
この二点くらい。
NHK ってちょくちょく生理の問題に切り込んでくるし、震災振り返りでそういうインタビューするのも NHK っぽいイメージあるなーと思うんだけど、これは単なる個人のイメージだから外してるかも。
●昼間に一人で見たのでおそらく再放送、時間、タイトル、長さなどは不明。
インタビューで、震災の時の状況を振り返るといった番組(シリーズのように思う)
●何年も前に1度見ただけだが、印象に強く残っている支援に行った女性の証言部分のみ。
●生理用品をみて怒鳴った時に言った言葉は「そんな事してる場合か?!」だったと思う。
インパクトが強くその流れからも男性はSEXの時に使用すると思っていたらしいという感じの説明だった気がする。
それを元に、あえてエロの事後処理と表現したのは私です。SEXと書きたくなかったのと、文字数の関係でもあります。
●一人で胸に秘めていた事を、今だから口を開いてくれたという感じの真面目そうな女性であり、
あの時の被災地に行くような女性が「ねえ、聞いて聞いて今こんな事言われちゃって~~~」と
●受け取り拒否のやり取りは二人の間でおこなわれたと思われ、避難所の女子を集めて体育座りさせて
「生理用品はこんな時に贅沢だ!不謹慎だ!」と言ったのは、多分私の知らない校長先生。
避難所の規模は不明だが、全員がこの会話を聞いていたかは不明。
●その頃見た関連報道から、そんな大事な物でも、納得させるまで説明すら出来ないようなピリピリした心理状態でその場は緊迫していたのではないかとも推測。そこにいる人々の心理状態は自分にはとても想像できない
●当時の報道から、必ずしも防災の任務を熟知していなくても、無事で動ける人が采配のポジションにつくこともあるだろうと推測。
御存じの、ここのブログ記事が決定打となり、デマと決定されたツイートを書いた女の一人です。
もう返事待つのも知らない人を気遣うのも、全部面倒くさくなったので、原稿に集中したいし
ここで私の記憶にあるソース情報を書いておきます。1日かけて返事待ってるほど今暇じゃないので、
いいですよね。そちらも同じ事をしましたし、1日は返事待ちましたし。(私信)
なぜ今まで公開しなかったかと問われるならば、最大の理由はただ単に
「きちんとしたソースについての情報の問い合わせなど誰からもただの1件のもなかった」
というだけの事です。もちろん彼のブログ主からもヤフーニュースからも、です。
(返せそうな文字入のリプには返事を付けて補足しておきました。
大元のツイにくっ付いていますがそこでも直接にソースは尋ねられませんでした)
なので彼のブログは私のアドバイス無しに書かれたため、温泉まで掘ってもソースは出てくると思いません。
そしてその番組も、こんな騒ぎでもう完全に事故物件になっているだろうから、
ワード検索ぐらいで軽く掘り当てられはしないだろう、と思ったからです。
もちろん私も、他にも調べてくれた方がいましたが、解りませんでした。
それはそうでしょう、こんな事件前に特定の被災者を責めるだけのような「生理用品」というワードが
内容紹介に入っているでしょうか?
不妊の原因は不明だったけど、不妊治療開始後一度だけすぐに妊娠したが、一回目は流産した。
それからなんども人工授精をしたけどうまくいかず、結局高価な体外受精に踏み切った。
それが一回でうまく行き、順調に十月十日を迎えた。
妻は初めての妊娠で産気付いてから丸々一日掛けて、俺は延々妻の背中をさすり続け、明け方近くにめでたく出産した時はホッとした。
立会い出産して、感動するかなとか思ってたけども、疲れ果てていたせいもあって涙も出なかった。
自分が始めて授かった子供なのに、何故だかよく分からないが最初はそんなに可愛いとは思えなかった。
今思うに、多分俺は妻ほどには子供を望んでいなかったからだと思う。むしろ、これからが大変だとその先を案じていた。
大変なのは割とすぐにやってきた。
娘はなかなか寝付かず、夫婦共々ほんとに困り果て毎日疲労困憊。
あれだけ子供を欲しがっていた、最初こそ喜んでいた筈の妻が、昼間の育児はするものの(昼寝は良くしたらしい)、とうとう夜の寝かし付けだけ育児放棄しだしたのである。
よくある「あなたは仕事だけやってたらいいんだから、楽よね!、私は一日中毎日家事と育児なんだよ!」みたいな。
実際のところは俺は買い物もしてたし、洗濯も掃除もやってたし、家にいる間はオムツ替えも授乳もお風呂もやってたんだけど、そんな言い争いをしても仕方ないから反論はしなかった。
だから、夜の寝かしつけは、娘が多少の分別がついて自分で寝るようになるまでは俺の仕事になった。
立ったままダッコしてゆっくり何十分かゆすり続ける、それ以外では絶対寝ないのが娘だった。
ひどい時は2時間も3時間もゆすり続けなければならず、椅子やソファーに座る事すら許されなかった(泣き出すのだ)。
当時も結構仕事が忙しくて、帰宅は遅かったから、自分が寝るのは延々と時刻が翌日になってから。
娘を可愛いと思う時もそりゃぁあったけど、総じて言えば大変なだけで、こんなに大変なら結婚などしなければよかったと思うことすらあった。
だけど、一人目の苦労は二人目に存分に生かされた。二人目の息子は娘ほど大変じゃなかった事もあるけど、一人目に苦労した分だけ夫婦共々成長していたのだと思う。ちなみに二人目は自然妊娠だけどね。
さて、そんな娘もすくすくと育ち、小学校五年生の夏休みがあけてからのことだった。
実は娘は1学期が終わる直前に右足を捻挫してしまい、夏休み後半まで松葉杖生活を送る羽目になっていた。
それで、夏休みが空ける一週間ほど前に松葉杖がなくても歩けるようになったのに、さぁ登校という段になって「足が痛むから行けない」と言うのである。
最初は親もそれを信じて、少し休めばすぐに行けるようになると思っていたのに、それが一週間たっても治らない。
というよりも、夏休みの時は松葉杖があれば歩けたのに、松葉杖登校すら拒否するのである。
流石にこれはおかしいと親も気付き、時間を掛けて問い詰めたらやっと「学校に行きたくない」と答えた。
だが、そこから先が大変だった、その理由を頑として言わないのである。
とにかくどんなに問い詰めようと責めようと、絶対に言わない。
仕方が無いから、学校の先生や友達に色々聞いても、特にいじめられているわけでも、或いはクラスで孤立しているとかでもなく、成績は結構いい方だったりして、理由が皆目見当がつかない。
いろいろと関係各位に相談していると、理由はともかく、学校に無理に行かせなくてもいいから、しばらくは様子見、みたいな感じになりそれが結局三ヶ月以上続いた。
理由は・・・娘は娘なりに「理由を明かしたところでどうにもならない」と分かっていたから言わなかったのだと思う。
肝心の担任に原因があった。
親だってまさか担任に原因があるなどとは思わず、不登校のことを何度もその担任と相談していた。全く馬鹿みたいだ。
娘の友達の親が「あの先生、すっごい生徒を差別するから」と妻との会話で言ったらしく、もしかしてそれが?と思い、娘に聞くとやっと頷いた。
びっくりするくらいの差別だった。
例えば授業中の先生の質問に娘がどんなに頑張って手を上げても絶対に娘に答えさせない。
勉強で分からない事があって聞きに行っても、忙しいから後で、などを理由に相手にしない。
そのくせ、気に入った生徒ばかりを答えさせるし、一生懸命面倒を見る。
確かにその差別が原因で不登校になったのは我が娘だけではあったけど、どうも一番酷く差別されたのが娘だったのも事実らしかった。ほとんど無視に近いものだったから。
にも関わらず、その担任は平然と娘の不登校の相談を受けていたのだ。
私達夫婦は、娘に何か障害でもあるのかと、児童精神科のある病院まで行ったんだぞ。
ほんとに、理由が発覚した時は怒り心頭だったのだけど、妻がどうしてもモンペ扱いだけはされたくないからと、担任に苦情を言うのはかたくなに拒否されたので、校長と教頭にだけその事を伝えるに留まった。
校長らも最初は信じられなかったらしく、こちらの言う事は否定しなかったが、結構びっくりしてたっけ。
事情が事情だけに、これを解決する方法は担任を指導したところでどうにもならない(娘の信用がゼロだからね)と言う事で、ともかく、当面は授業が終わってからの補習と言う形で最低限の勉強だけを受けさせて、6年の担任を必ず替えるという事になった。
6年にあがって、新学期から問題なく娘は登校するようになった。
あの時、既に出勤してた俺に妻からその事をメールで連絡されて、不意に涙してしまった。
取引先と電話してた最中に、いきなり涙声になり、相手から「どうかしましたか?」と言われたっけ。
さて今はもう中学二年生。
昨日、その娘から嬉しそうに「やりたかったユーフォニアム、あしたからする事になったよ!」って、帰宅したばかりの俺に報告があったんだ。
ふとね、その時、不登校のときや、昔の寝かしつけの苦労を思い出したんだ。
可愛くて仕方ないです。
追記。
あまりにブクマがついてびびってしまったのでホントの事がいえなかった。すみません。
でも、同時にトロンボーンもやりたがっていたのです。
つい、これを書いた翌日に例の映画が公開初日になると知ってたので嘘をついてしまいました。
申し訳ございません。
またソフトテニス部の顧問になったよ。7年目だよクソ。俺は中高水泳部だよ。経験ねーよ。
土日休みがねーよ。なにが4時間以上で3000円だよ。わり算すると最低時給以下じゃねーか。ブラック企業だよ全く。遠征は交通費もでないよ。どうすんだよ。赤字じゃねーか。
平日は日没まで部活指導。しかも経験がないから威厳なしで生徒にはなめられっぱなしで精神的に辛すぎ。校務分掌や授業準備で帰宅は毎日11時過ぎ。酷いときは終電だよ。土日は練習、試合の引率・・・数えてみたら30連勤だよ。
どうすんだよ、新婚だけど離婚届突きつけられじゃねーか。
何が日本の人口一億人を維持するだよ。俺たちは若手教員ってだけで休みのない運動部顧問を担当させられて、家庭を見返る時間もねーよ。子どもがいても子育て手伝えねーよ。くそ。イクメンなんてなりたくてもなれねーよ。
俺は数学の教員として教員免許を取って、採用試験でも合格したんだ。数学のプロであって、テニスのプロじゃねーよ。素人だよ。もっと数学のプロとして授業をするための研究時間が欲しいよ。なんで勤務時間内にその時間が無いんだよ。おかしいだろ日本の教育。
部活動は教員のボランティアだろ。日本のスポーツ界は教師の部活動顧問の犠牲の上で成り立ってるということを自覚しろ。なにが「オリンピックで金メダル何個以上が目標」だよ。いい加減サービス精神に頼るのはやめにしろよ。サビ残に頼るんじゃねーよ。
離婚なんてしたら、生きてけねーよ。ソフトテニス部顧問は正直苦痛だよ。生きがいにはならねーよ。何の興味もねーよ。俺は数学を教えることに生きがいを感じるよ。本来の業務の授業がテキトーになってしまうのがマジで苦痛ですよ。もう。
教員を部活動で酷使したいなら、採用試験試験で部活動に関する問題出してみろよ。採用条件にも書いてみろよ。正々堂々と。
できねーんだろ。法的にはブラック企業だもんな。採用面接では部活のぶのじも聞かれなかったぜ。だって本来の業務じゃないもんな。
暗い話しだけど、何度自殺しようと思ったか分かるか。鬱病だと思って何度精神科行こうと思ったか・・・。でも、生徒のこと考えたらそんなことできない。ましてや妻のこと考えたらそんなことできないだろ。もう、どうしたらいいかわかんねーよ。もう。
文科省は早急に対応しろ。俺はもう、限界だ。助けてくれ。ゴールデンウイークも毎日部活だよ。考えるだけで心臓がバクバクするよ。
権限があるのが文科省だろ。今こそ命令しろよ。部活の顧問は強制じゃないの。やりたいやつだけやれよ。やりたいやつだけやれや。
せめて日曜だけでも部活を規制してくれ。そうしたら週1日休めます。ゆっくり寝れます。本当お願いだからまずはそれを命令して。
部活動顧問の負担を軽減する施策を建て前じゃなくやってほしい。
時間があれば本来の仕事の授業研究がしたい。日没後、部活指導で疲れたあとには頭が働きません。
文科省、教育委員会、保護者、生徒、そして校長、あとは部活大好きの教員の皆さん、私のような教員がいるということを認めて下さい。
家庭円満でいつつ、教師として立派な授業を出来るための時間を下さい。
部活動顧問の問題も日本の学校教育の大きな問題だと思います。保育士の手当てが低いという問題と同じようにメディアでも国会でも取り上げてください、。
息子の通う中学校の年間予定表で近隣の小学校と合同で行うクリスマス会と節分のイベントが復活していました。
「復活していた」とは、前年度の2年間行われなかったからです。
行われなかった理由は、その2年間在任していた校長先生が「クリスマスも節分も宗教行事だから、公立校で行うのは望ましくない」とおっしゃったのが理由。
毎年かなり盛大にやっていたので、卒業してしまった上の娘はかなり残念がっていました。
今日の教員発表で、その校長先生の教育委員会への栄転と、クリスマス会、節分のイベントの復活が突然発表されました。
校長先生の退任は昨年度の間、まったく聞かれることがなく、いきなりだったので生徒も父兄も驚いていました。
教育委員会に大きな影響力を持つ組織が望むことをやってれば出世できるんですね。とか、教育委員会入りを約束されたエリートさんの箔付けのための勤務だったんだろう。なんて噂も飛び交っていました。
入学式における校長の話は何一つ覚えていないが、学校の上履きや制服を売る業者に嫌味を言われたことは今でも鮮明に思い出せる。
申込用紙に足のサイズを書き、後日学校まで出張ってくる業者から受け取るのだ。足のサイズが合わない場合は、その場で別のサイズのものと交換する。
業者が売っていた靴は、恐ろしく幅狭であった。
私の足が特に大きいわけではないから、みんなきっと我慢して履いていたのだろう。
しかし私は正直だからその幅狭な靴を返品し、代わりの靴を受け取らなかった。中学時代の上履きを履こうと思ったのである。
商売だからだろうか。繁忙期に雇われたバイトらしかったが、ずいぶんと冷たい態度であった。
幸い、私の靴をめぐる一件はこれでしまいになる。
母が中学の靴を履き続ける旨を担任に手紙で伝えたからだろうか。学校に咎められることはなかった。
『そんなことできるわけない』の一言はそれからしばらく忘れていたのだが、大学進学後に再び思い出されることになる。
靴が権力の象徴であること、軍隊をモデルにして学制を敷いたこと、そしてキャンパスにも社会にも全く馴染めない自分。
日々、死にそうな苦痛を感じている私は、返品するべくして靴を返品したのだ。
人間を矯正する過程が教育なら、私は見事に""落ちこぼれた""のだ。
もし、我慢して幅狭の靴を履けるような人間なら、高校卒業後の毎日はずっと楽だったに違いない。
あの時、自分の居場所がないことに気づいていたら、人生は変わったのかもしれない。
私は理系だったのだが、ひょっとしたら哲学科や神学部への進学を選んだかもしれない。
卒業後は就職などせず、社会の外側を求めてヒッピーになっていたかもしれない。
どういった進路が良いという話ではなくて、ただのIFである。
しかし自分をよく知るという意味で、気付きはなるべく早い方が良かったなという後悔はある。
自分探しを小馬鹿にする人はいるし、私も肯定的な立場ではない。
http://anond.hatelabo.jp/20160324081950
少子高齢化で日本の国がなくなってしまうから、女は子供を産むべきだ
というのがまかり通るんだったらさ、
って言われて、あの校長は納得するんだよね?
少なくとも、これで「高齢化」は間違いなく解決するわけだからね。
老人に使う介護や医療費が減ってその分、教育や保育に使うことができるかもしれないしね。
遺産が入って子育て世代も共働きを無理に選択しなくてもよくなって、出生率も上がるかもしれないよ。
あの校長のダメなところはさ、自分は若手に椅子(と給与)を譲るでもなく再雇用で職にしがみついているのに
って丸投げしているところだと思うわ。
近ごろの若い女は無知でワガママだから子供を産まんのだ。ここは一つ、ワシが正しい知識を授けてやろう。そして女どもの性根を叩き直してやらねば!
って考えが長年の間違いのもとだったんじゃないの?そんなやり方をずっと続けてたから、今の惨状があるんじゃないの?
「少子化は、子供を産み育てることを厭う考え方を植え付け、日本人を根絶やしにすることを目論む勢力の陰謀なのだ」って電波は論外な。
人類だってまだそこまで本能ぶっ壊れてないんだから、将来に絶望してなければ大抵の女は子供産むんだよ。
今は収入低くてもいずれ昇給するはずとか、妊娠しても仕事辞めなくて済むとか、出産しても一人孤独に子育てしなくて済むとか。子供産んでも大丈夫!って安心できれば子供産むんだよ。
公務員や大企業の正社員ばかりがホイホイ結婚して子供作ってるのは、奴らがワガママじゃないからじゃねーよな。
ワガママが許されるほど身分が保証されてるから、将来に不安がないからだよ。
個人のワガママを抑え付けて、全体に奉仕させるとどうなるかなんか、ソ連や北朝鮮を見りゃ分かるだろうよ。
「我が社のために大事な話をします。社員は滅私奉公しなさい。雇ってもらった恩を考えれば、残業代がほしいだの有休が取りたいだのとワガママは言えないはずです。君らも会社が潰れたら困るだろうに」とほざくブラック企業で働きたい奴がいるかよ。
若いうちから「女の務めは国のために子供をたくさん産むことだ」と叩き込み、公共心とやらを養ってワガママを許さなければ、二人といわず四、五人産むはずだ万歳と妄想に浸る国でいいのか?
仕事してお金稼いで、子供にいい教育や暮らしをさせたい、やりがいも感じたいし社会参加もしたいって「ワガママ」を当たり前に叶えられる国にするのか?
そりゃ人口は維持されるだろう。
今は平均出生数が1.4くらいらしいが、まあ人口は減るわな。
だからこそ提案するのだけど、女性だけじゃなくて男性も同数程度出産したらいいじゃない。
そんだら、男女合わせて2.8だ。
http://d.hatena.ne.jp/inumash/20160323/p1
ここに書いてあることはその通りで、シラク三原則と寺井校長スピーチは違う。
ところで、シラク三原則などフランス的価値観が日本にあうかというとそれはまた別問題だろう。
フランスの価値観は上記サイトにもある通り。女性の権利は最優先である。仕事をする権利は守られなければならない。子供も3歳から上は幼稚園というか学校(エコールマテルネル)に入るので、就業前と就業後に父親と母親が分担してお迎えすればなんとでもなる。あるいはシッター(ヌヌー)がやる(フランスでは小学生高学年くらいまで、子供一人で家にいることだけでなく外出することも法律違反なので、幼稚園~小学校の送迎が必要)。日本の幼稚園と違って、4時くらいまで面倒を見てくれるし、無料だ。面倒を見るというか授業してるけど。まあ、まずはこれが成立するために週35時間労働制だとか安くてたくさんのアフリカ移民を主体とするベビーシッター(フランス語を話せないこともまれではない)が必要になる。
しかし3歳まではそれもなく、保育園(コクシネル)は競争率が高いしお金もかかる。そのため、子供はほぼヌヌーさんに預けっぱなしである。パリの公園で平日の昼に観察しているところによると、彼女たちヌヌーさん(男女平等・差別禁止が徹底されているはずのフランスで、なぜかヌヌーさんのほとんどはアフリカ系女性だったように思う)は子供たちが遊具で遊ぶのを遠巻きに眺めつつ、みんなで集まってベンチに座ってタバコを吸ったりマックを食べてだべっている。
実際ヌヌーさんに預けるというのはどういうことなのかとフランス人に聞くと、それはやはり不安なことはある、とは言うのである。
しかしそれでも預ける。なぜか?女性が働かないなどというのは考えられないからのようだ。そちらのほうが優先だからのようである。
日本からの赴任家族では、当然ながら(?)奥さんは働いていないことが多い。それを知った時のフランス女性の不思議そうな顔つき、「ずっと家にいるの?へぇ~」という反応を見るに、これは女性の選択の自由を尊重しているように私は思えなかった。日本では子供がいる母親は働かず家で子育てをした方がよいという暗黙の圧力があるのと同じように、フランスでは子供がいても母親は外にいて働いているはずだという暗黙の圧力があるように感じたのである。私はこれは「自由」の名のもとに行われる別の因習的社会であるように感じた。
まあ、それはそれでいいのだ、不思議なことではない。世界のどこかに理想郷があるわけではないのだ。あるのはバランスであり、フランスでは子供が母親とずっと一緒にいられることよりも、母親が仕事をして自己実現を続けることを選んだところ、(因果関係は分からないが)出生率が向上したらしい。社会がどれを選ぶかの話であろう。正解と誤答があるような話ではないと思う。
ドイツ人に、ドイツはどうかと聞いたことがある。ドイツでもやはり女性の労働は権利であり、その程度は日本よりもずっと強い。しかしそれと同じくらい、子供が小さいころは母親は家にいて子供の面倒を見るべきだという社会的意識も色濃く残っているそうだ。それはまた母親の多くもそのようにしたいと思っていることでもある。また、出産後一年以内に仕事を再開しようとすると、あなたそんなことをして子供はかわいそうではないの??という周囲の目があるのだそうだ。ちなみにドイツの出生率は日本と同様に低い。
フランスは経験談だがドイツは伝聞である。出羽守ではあるが、真実を含んでいないとは思わない。日本はどの方向に向かうべきか。フランスの方向に向かうのは不可能であると思っている。
今から日本ときみたちにとって、とても大事な話をします。特に女子の人は、まず顔を上げてよく聴いてください。女性にとって大切なことに、子供を生むことがあります。これは仕事でキャリアを積むことと同じように価値があります。
なぜなら、子供は、きみたちと家族を幸せにしてくれ、将来の日本を支えてくれるからです。しかも、女性しか子供を産むことができません。男性には不可能なことです。
「女性が子供を2人以上産み、育て上げると、無料で国立大学の望む学部に能力に応じて入学し、卒業できる権利を与えたらよい」と言った人がいますが、私も賛成です。子育てのあと大学で学び、医師や弁護士、学校の先生、看護師などの専門職に就くことも一般的になればと思います。子育てか進学や仕事かの二者択一を迫る社会ではいけません。
次に男子の人も特によく聴いてください。子育ては、必ず夫婦で助け合いながらするものです。女性だけの仕事ではありません。
人として育ててもらった以上、何らかの形で子育てをすることが、親に対する恩返しです。もし、体の具合で、子供に恵まれない人、結婚しない人も、親に恵まれない子供を里親になって育てることはできます。
少子化を防ぐことは、日本の未来を左右します。きみたちが将来、二人以上子供を生み育ててくれれば、少子化は食い止められます。
子育てをしたらそれで終わりではありません。その後、勉強をいつでも再開できるよう、中学生の間にしっかり勉強しておくことです。
やっぱり結論は、「今しっかり勉強しなさい」ということになります。以上です。
「きみたちが将来、二人以上子供を生み育ててくれれば、少子化は食い止められます。」
を書き足した。
>>今から日本の将来にとって、とても大事な話をします。特に女子の人は、まず顔を上げて良く聴いてください。女性にとって最も大切なことは、こどもを二人以上生むことです。これは仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります。
なぜなら、こどもが生まれなくなると、日本の国がなくなってしまうからです。しかも、女性しか、こどもを産むことができません。男性には不可能なことです。
「女性が、こどもを二人以上産み、育て上げると、無料で国立大学の望む学部を能力に応じて入学し、卒業できる権利を与えたら良い」と言った人がいますが、私も賛成です。子育てのあと、大学で学び医師や弁護士、学校の先生、看護師などの専門職に就けば良いのです。子育ては、それ程価値のあることなのです。
もし、体の具合で、こどもに恵まれない人、結婚しない人も、親に恵まれないこどもを里親になって育てることはできます。
次に男子の人も特に良く聴いてください。子育ては、必ず夫婦で助け合いながらするものです。女性だけの仕事ではありません。
人として育ててもらった以上、何らかの形で子育てをすることが、親に対する恩返しです。
子育てをしたら、それで終わりではありません。その後、勉強をいつでも再開できるよう、中学生の間にしっかり勉強しておくことです。少子化を防ぐことは、日本の未来を左右します。
正直言うと、感情的には私も校長の意見には賛同できてないから反論するのが心苦しいんだけど、個人的にはやっぱり今回の発言で免職に追い込まれるのは処罰が重すぎると思う。
「少子化は社会の問題で、個人に帰結させるべき話ではない」ってのは全くもって正論。
ただ、この国の教育のあり方として「お国のために滅私奉公しなさいよ」と教えることが罰に値することかというと、残念ながらそれは違う。
最初の投稿でもチラッと触れたけど、学習指導要領には個人よりも社会を優先させるような(ある意味においては個人の権利を制限することを是とするような)教育方針が実際に散見できる。
この校長の発言はある意味で現在の日本のマジョリティたちの意見を分かりやすくまとめたものであって、オブラートに隠されていた主張を明けっ広げに表現したに過ぎない。
「お国のために女性は我慢して子供を産んでくれ」という主張は個人的には賛同できるものではないが、処罰に値するほど「世の常識」から外れているとも思えない。
校長の思想が如何に誤っているとしても、それがこれまで是とされてきた主張であるならば、今回だけそれを処罰の対象にするのは公正ではない。私はそう思う。
この件についても「正すべきは社会の方であり、校長個人に帰結させるべき話ではない」のではないだろうか。
///
私は自分をリバタリアンだと自認しているので、感情的には今回の校長の発言には相当頭にきている。
言葉足らずだったせいで、ありがちな勘違いを呼んだようなので、訂正しておく。
1、女性が子供を(平均して)二人未満しか産まない社会には重大な問題がある
2、女性が子供を二人以上生むことは、 「社会にとって」 重要である
3、女性が子供を二人以上生むことは、 「社会にとって」 仕事でキャリアを積むこと以上に重要である
校長が話しているのは、「社会にとって」重要かどうかであって、個人にとって重要かではない。
これは、どこをどう読んでも、そうとしか取りようがないはず。
ただし、校長は「子供を二人以上生むことは社会にとって重要だから、キミたちも社会の役に立つように二人以上子供を生むことが大事ですよ」とも言っている。
これが問題ではないかという指摘について答えたのが「もうひとつの論点」と書いた部分。
で、
>環境が整備されれば恐らく出生率も今よりは上がると思われるが、その上で何人生むかの選択をするのであれば個人の自由。
というあなたの意見は至極真っ当なのだけれど、それでは教育者が児童という一個人に対して、お仕着せするように「社会のために役立つ生き方をしなさい」を説くのが、公人としてOKかNGかと考えたときに、私はOKだと判断したと書いている。
個人的には、校長の発言に非がまったく無いわけではないが、処罰の対象になるような事案ではないと思う。
以下、考察。
1、女性が子供を(平均して)二人未満しか産まない社会には重大な問題がある
3、女性が子供を二人以上生むことは、仕事でキャリアを積むこと以上に重要である
さて、以上の3つの主張のうち、どれがOKでどれがNGだと感じただろうか。
まず、1について異議のある人は、ほとんどいないと思う。
というか、1を否定してしまったら、少子化問題はまず間違いなく解決しない。
ところが、これが2になると、早くも抵抗を感じる人もいるのではないだろうか。
「何が重要なのかは個人の問題で、他人が指図するものではない」
そんな声が聞こえてきそうだ。
しかし、よく考えてみると2の主張は、1の主張を単に具体化しただけのものである。
論理的に考えて、1で示された問題(女性が子供を二人未満しか産まない社会)を解決する唯一の方法は、女性が子供を二人以上生むことである。
そして重大な問題を解決するための唯一の行動は、当然にして重要であるに違いない。
にも関わらず、多くの人は、感覚的に1はOKでも2はNGだと感じるのではないだろうか。
実際、ネット上に見られる批判意見の大部分は、2を問題視したものであるように思われる。
繰り返しになるが、1をOKだとして2をNGだとする意見は論理破綻している。
だから、今回の発言を問題と見るか否かの争点のひとつは、3から2を引いた残りの部分、つまり「仕事でキャリアを積むこと以上に」が適切だったかどうかに集約されるはずだ。
子供を二人以上生むことと、仕事でキャリアを積むことは、どちらが「社会」にとって重要か。
これは確かに校長の主観であって、実際には議論のある問題であろうから、発言が100%適切であったと擁護するのは難しい。
したがって、この点で校長の発言には一定の非があったと私は考える。
しかし、比較の問題である以上、どちらか一方が他方よりより重要であることは明らかだ。
そして、前者が後者よりも重要ではないと断言できる絶対的な根拠も存在しないだろう。
すなわち、校長の主張が完全に誤りであると断言できるような根拠もまた存在しないのである。
もうひとつの論点は、「社会」にとって重要な事柄を、「個人」の人生の指針として指導することの是非についてだ。
平たくいえば、「社会の役に立つ人になりなさい」と子供に教育することはOKなのかNGなのか、ということである。
おそらく、個人主義志向の人であればNGだと考えるであろうし、全体主義志向の人であればOKだと考えるはずだ。
ただ、個人の主張とは別にして、公人としての校長の責任という視点のみで考えるなら、この点について教育委員会は校長の非を問うことはできないと私は考える。
なぜなら日本では教育権の一部が国家にあると判例で認められており、実態としても、公教育の中で子どもたちに「国の役に立つ人になりなさい」という指導が当然のように行われてきているからだ(「道徳」の学習指導要領などを見れば、一目瞭然である)。
したがって、この点に関して校長の発言には非がなかったと私は考える。
前述のように、私は校長が「子供を二人以上生むこと」と「仕事でキャリアを積むこと」を比較して、前者の方が社会にとって重要であるという個人的意見を、あたかも絶対の真実であるかのように表明した点のみに問題があったと考えている。
また、校長の主張は根拠を欠いたものであったが、絶対に誤りだと否定できる根拠もまた存在していないと考える。
確かに校長の発言は正確性を欠いてはいたものの、そこに差別的な意図などは含まれておらず、またその他に問題と考えられるような主張も含まれていない。
以上の点から考えれば、少なくとも「辞職の勧告」などといった極めて重い懲戒処分を下すことは不適当であると私は考える。