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2016-07-23

高校野球、クソな指導者ルール多すぎ

佐賀龍谷 出場辞退会見 校長指導が生徒の心には届いていなかった結果」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00000137-spnannex-base


毎回出場辞退の話を聞く度に指導者クソだなーって思う。

最近は一人が問題を起こしても出場辞退とかはなくなったが、数人が問題を起こすと組織的問題があったってことで、チーム自体出場停止になる。


なんでこんなことが許されるのかわからない。問題起こしたやつは校則にのっとって、(法に違反するやつは法律にのっとって)処分すればよくない?

その数人を正せなかった組織問題があるとか言うけど、どんな組織にもバカはいて、立場フラットな以上、そのバカを更生させるのは同年代には難しい。

東芝だって内部告発した人を褒めることはあっても、内部告発できなかった人を責める人はいないでしょ。


だいたい、校則ってルールを元に学校活動マネジメントしているのは教員だろ。バカ処分して、そのクラブマネージャー監督責任を取らせればいい。

教育的にうんぬんとか言われるけど、バカのせいで自分が大切にしているもの大会参加)を権力側が一方的に奪う経験をさせてなにを得ることができるのかわからない。


で、バカがいる学校に入ってしまうと転校もできないルールになってる。


"規約では高野連部員登録をしたことがある生徒が、正当な理由廃校家族を伴う転居など)以外で転校した場合、新たな学校への転入の日から1年間は公式戦に選手登録することができない(前学校高野連部員登録がない場合登録可能)。"

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%AB%98%E6%A0%A1%E9%87%8E%E7%90%83


「入ってみたら監督とかメンバーと合わなかったから違う場所野球したいと訴える」と1年間出場できなくなる。(高校野球は実質2年半)

そりゃー引き抜きとか懸念するのはわかるけど、選択の自由制限し過ぎじゃない?


入ってみて違ったと思っても耐えるしか無い。こういうルールとかがブラック企業を作るんだろうなー。

野球推薦で野球強豪校に入ったけど、うちの高校辞めて他の学校でのびのびやって活躍した先輩や後輩は沢山いた。


子どもができても日本野球やることはオススメできないな。

高校野球、クソな指導者ルール多すぎ

佐賀龍谷 出場辞退会見 校長指導が生徒の心には届いていなかった結果」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00000137-spnannex-base

毎回出場辞退の話を聞く度に指導者クソだなーって思う。

最近は一人が問題を起こしても出場辞退とかはなくなったが、数人が問題を起こすと組織的問題があったってことで、チーム自体出場停止になる。

なんでこんなことが許されるのかわからない。問題起こしたやつは校則にのっとって、(法に違反するやつは法律にのっとって)処分すればよくない?

その数人を正せなかった組織問題があるとか言うけど、どんな組織にもバカはいて、立場フラットな以上、そのバカを更生させるのは同年代には難しい。

東芝だって内部告発した人を褒めることはあっても、内部告発できなかった人を責める人はいないでしょ。

だいたい、校則ってルールを元に学校活動マネジメントしているのは教員だろ。バカ処分して、そのクラブマネージャー監督責任を取らせればいい。

教育的にうんぬんとか言われるけど、バカのせいで自分が大切にしているもの大会参加)を権力側が一方的に奪う経験をさせてなにを得ることができるのかわからない。

で、バカがいる学校に入ってしまうと転校もできないルールになってる。

> 規約では高野連部員登録をしたことがある生徒が、正当な理由廃校家族を伴う転居など)以外で転校した場合、新たな学校への転入の日から1年間は公式戦に選手登録することができない(前学校高野連部員登録がない場合登録可能)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%AB%98%E6%A0%A1%E9%87%8E%E7%90%83

「入ってみたら監督とかメンバーと合わなかったから違う場所野球したいと訴える」と1年間出場できなくなる。(高校野球は実質2年半)

そりゃー引き抜きとか懸念するのはわかるけど、選択の自由制限し過ぎじゃない?

入ってみて違ったと思っても耐えるしか無い。こういうルールとかがブラック企業を作るんだろうなー。

野球推薦で野球強豪校に入ったけど、うちの高校辞めて他の学校でのびのびやって活躍した先輩や後輩は沢山いた。

2016-07-16

フィクションおっさん

自分の性欲は明らかに中高の時がピークだった。

後は惰性でキープしてきたつもりだったが、あの頃からすると衰えも感じつつある。

たぶんこの先も、ゆっくり下っていくしかないのだろう。

その手の作品では、性欲の塊の中年おっさんというのがたまに登場するが、

考えてみればああいうのもずいぶん非現実的に思えてきた。

そんなおっさん存在するなど、正直信じられない。

ピークがその歳なのか、それともピークを越えてまだそれなのか。どっちにしても恐ろしい!

例えばどっかの校長とか、実在する例があるのもわかっているが、ああいう人には勝てねえなと感じる。

作品内において、彼らの描かれ方はひどく雑だ。だいたい顔は汚いし、人によってはハゲ散らかしてもいる。

それでも彼らは男の理想像ひとつなのだろうか。

2016-06-18

実際、文科省通達だって高校生のうちの妊娠奨励していますよね?

どこかの校長やら市長やらが発言して問題になったように、「女は若いうちに産め」というのがこの国の権力者の総意であり女性差別意識の表れなのだから

2016-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20160616111540

母親と娘は四者面談で休学を拒否した、だが校長から単位が1で卒業出来ないので休学するようにと書面で連絡が有った。

2016-06-05

http://anond.hatelabo.jp/20160605022252

言ったってしょうがねえからだろ。

娯楽がセックスより楽しいからって、じゃあ何か対策できるか? 娯楽を規制できるか?

インターネットを止められるか? 北朝鮮じゃねえんだぞ。

少子化の原因なんてはっきりしてる。

娯楽が悪い。結婚を前提としない恋愛が幅を利かせてるのが悪い。

金をつぎ込んでも報われるかわからない子育てコスパが悪い。

要はみんなそんなに子供が欲しくないだけなんだよ。

本当は昔だってそうだったのかもしれない。でも当時はいろいろと圧力もあったし、

女性就職先はそんなにないし、けど子供産まないことには主婦だってやらせてもらえなかったから、

嫌でも産むしかなかったんだろう。自分自身その産物みたいなもんだからよーくわかってる。

その圧力がなくなりゃこんなもんだ。

昔、もうちょっと後の時代に産んでほしかったと思ったこともあったが、今じゃ下手すると生まれてこれない。

でもさ、それを認めたってしょうがないだろ?

子供がそんなに欲しくない、という価値観がいったん固まっちゃったら、もう打つ手がないんだから

そういう声はいくら大きくても無視するしかない。

本当は子供が欲しい、子供の優先度は昔と同じなんだけど、足りないものがあってどうしようかなー、

そういう間違ったお約束のもとに、ピントの外れた対策打つしかねえんだよ。

誰も言ってないわけじゃない。俺だって少子化解決には結局精神論しかねえって言ってる。

ただでさえ経済がうまくいってないんだ。

せいぜいガキのうちに、子育ての優先度上げるように教育でもしなきゃどうしようもねえだろ。

でも公の場でそんなこと言ったら袋叩きに遭う。どっかの校長みたいにな。

精神論も使えないんだ。もう詰んでるんだよ。

2016-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20160518090955

なるほど。

まりヒトラーがあの口調で喋ってるのって、「袖振り合うも多生の縁と言いまして」みたいな校長先生の朝礼みたいな話だったんだな。

2016-04-28

ご当地ソースの可能性

自分はこの話に関してあんまりヘビーに情報収集してなくて、

くらいしか見てないので、なんか議論が深まっ太郎が姿をちらつかせたり、この増田降臨ツイ主さんも色々あったりなかったりしたんだなあくらいの認識しかない。

ただ、せっかくこんだけ新情報出てるのに誰もソース掘ってくれないのが妙に気になって、普段そういうことしないんだけど少し掘ってきた。

ツイ増田は消すかもしれないって宣言あったので、新情報ここに引用しとく。

●昼間に一人で見たのでおそらく再放送時間タイトル、長さなどは不明

インタビューで、震災の時の状況を振り返るといった番組シリーズのように思う)

●何年も前に1度見ただけだが、印象に強く残っている支援に行った女性証言部分のみ。

生理用品をみて怒鳴った時に言った言葉は「そんな事してる場合か?!」だったと思う。

インパクトが強くその流れから男性はSEXの時に使用すると思っていたらしいという感じの説明だった気がする。

それを元に、あえてエロの事後処理と表現したのは私です。SEXと書きたくなかったのと、文字数関係でもあります

以下は番組を見て私が推察したものです

●一人で胸に秘めていた事を、今だから口を開いてくれたという感じの真面目そうな女性であり、

あの時の被災地に行くような女性が「ねえ、聞いて聞いて今こんな事言われちゃって~~~」と

ぺろっと、ついった拡散するような人物であるとは全く思わない

●受け取り拒否のやり取りは二人の間でおこなわれたと思われ、避難所女子を集めて体育座りさせて

生理用品はこんな時に贅沢だ!不謹慎だ!」と言ったのは、多分私の知らない校長先生

避難所の規模は不明だが、全員がこの会話を聞いていたか不明

●その頃見た関連報道から、そんな大事な物でも、納得させるまで説明すら出来ないようなピリピリした心理状態でその場は緊迫していたのではないかとも推測。そこにいる人々の心理状態自分にはとても想像できない

●当時の報道から、必ずしも防災任務を熟知していなくても、無事で動ける人が采配のポジションにつくこともあるだろうと推測。

生理用品デマツイートといわれた元ツイートの番組情報について②

●そのやりとりを聞いていた人達がいたとしても、女性同士でヒソヒソはしたかもしれないが、

大事ケータイ電源を使ってまで、よその地域にいる人にチくるついった拡散したとは私は思わない。

●水没せずに使える状態のケ―タイスマホ等がその避難所にどのくらいあったか不明

●そもそも、そこで電源や電波システムがどの程度使用できていたか不明

といった印象からツイッターを中心とした検索だけではこの件を掘りあれられるとは思わない。

●そして、この事を問題点として記録に残すにしても、あそこんちの誰さんにこう言われました、

という風に名前までも記録に残すのかは私はよく知らない。

その男性の職業記憶しているが、それだけはここでは言わない。

関係者もその事だけであの想像を絶する状況の中、奔走した男性晒すとは思わない。

●そのシリーズもしくは近い時期にやっていた番組として、官僚男性たまたま親戚の所で被災し、

パイプになって救援物資を求めたが、段ボールに入った白いご飯(もちろんビニールには入っている)だけが届き、

手も洗えないのに箸も器も無く結局誰も食べることが出来ずに結局処分することとなった。後日もう一箱同じ段ボール入りご飯だけが届いた。

というエピソード。これは確認してくれた人も居るし検索でたどりけると思います

ここらの近くからたどれるかと思いましたが、ダメでした。私のいう番組複数の人物のインタビューしたものという可能性も捨てきれません。その場合やはり映像全部に目を通さないといけない可能性もあります

生理用品デマツイートといわれた元ツイートの番組情報について③

段ボールご飯の話を検索したら実況していた人を一人見つけた。

この時間帯の NHK地域情報番組をやっているため、番組内容が地域でバラけるせいか、twitter 実況はこれだけしか見つからなかった。

この実況していた人のツイートを「県」で検索したところ、宮城在住っぽい発言があったので、段ボールご飯の話は NHK 仙台の「てれまさむね」で流されたものだと仮定

2ch の実況も平行で検索してたら

424 :公共放送名無しさん:2014/03/13(木) 18:26:49.23 ID:GpZ+6IV+

炊き揚げごはんまさむね

NHK総合を常に実況し続けるスレ 95714 カラオケ

って書き込みがあった。ローカル番組実況する時は@の後に番組名つける習わしなのかな。仮定が強まる。

勇気を出して NHK 仙台に問い合わせてみた。

内容としては、「生理用品の話を探している、段ボールご飯の話と同じ番組かもしれない、段ボールご飯は 2014年 3月 13日の夕方にやってたらしい」みたいなので。

返信は割とすぐ返ってきた。ありがとうございますお手数掛けました。

「その日時を中心に前後数日間で調べたけど、該当するものは見からなかった」という内容だった。

そもそも段ボールご飯の方の話が実際にその日のてれまさむねで放映されていたかについて、肯定否定メール文面になかったので、そっちもかっちり聞いておけばよかったと後悔。

もう勇気使いきったので自分の掘削はこれまで。

ツイ増田の人は誰も問い合わせしないことに不満があったみたいなので、できればこちらから

みたいなのを問い合わせるべきかなとも思ったけど、要は勇気が足りないんよ。

自分のやったことで推測できたのは、番組が実際にあったという仮定

この二点くらい。

NHK ってちょくちょく生理問題に切り込んでくるし、震災振り返りでそういうインタビューするのも NHK っぽいイメージあるなーと思うんだけど、これは単なる個人のイメージから外してるかも。

また勇気充填されたらちょいちょい調べようと思うから、それまで忍たま乱太郎見てることにするよ。

2016-04-25

生理用品デマツイートといわれた元ツイート番組情報について②

では記憶からの出来る限りの情報です。

●昼間に一人で見たのでおそらく再放送時間タイトル、長さなどは不明

インタビューで、震災の時の状況を振り返るといった番組シリーズのように思う)

●何年も前に1度見ただけだが、印象に強く残っている支援に行った女性証言部分のみ。

生理用品をみて怒鳴った時に言った言葉は「そんな事してる場合か?!」だったと思う。

インパクトが強くその流れから男性はSEXの時に使用すると思っていたらしいという感じの説明だった気がする。

それを元に、あえてエロの事後処理と表現したのは私です。SEXと書きたくなかったのと、文字数関係でもあります

以下は番組を見て私が推察したものです

●一人で胸に秘めていた事を、今だから口を開いてくれたという感じの真面目そうな女性であり、

あの時の被災地に行くような女性が「ねえ、聞いて聞いて今こんな事言われちゃって~~~」と

ぺろっと、ついった拡散するような人物であるとは全く思わない

●受け取り拒否のやり取りは二人の間でおこなわれたと思われ、避難所女子を集めて体育座りさせて

生理用品はこんな時に贅沢だ!不謹慎だ!」と言ったのは、多分私の知らない校長先生

避難所の規模は不明だが、全員がこの会話を聞いていたか不明

●その頃見た関連報道から、そんな大事な物でも、納得させるまで説明すら出来ないようなピリピリした心理状態でその場は緊迫していたのではないかとも推測。そこにいる人々の心理状態自分にはとても想像できない

●当時の報道から、必ずしも防災任務を熟知していなくても、無事で動ける人が采配のポジションにつくこともあるだろうと推測。

生理用品デマツイートといわれた元ツイート番組ソースについて①

御存じの、ここのブログ記事が決定打となり、デマと決定されたツイートを書いた女の一人です。

もう返事待つのも知らない人を気遣うのも、全部面倒くさくなったので、原稿に集中したいし

ここで私の記憶にあるソース情報を書いておきます。1日かけて返事待ってるほど今暇じゃないので、

いいですよね。そちらも同じ事をしましたし、1日は返事待ちましたし。(私信

なりすましを疑う方はついったでリプ確認してみて下さい。

なぜ今まで公開しなかったかと問われるならば、最大の理由はただ単に

「きちんとしたソースについての情報の問い合わせなど誰からもただの1件のもなかった」

というだけの事です。もちろん彼のブログ主からヤフーニュースからも、です。

(返せそうな文字入のリプには返事を付けて補足しておきました。

大元のツイにくっ付いていますがそこでも直接にソースは尋ねられませんでした)

なので彼のブログは私のアドバイス無しに書かれたため、温泉まで掘ってもソースは出てくると思いません。

そう主張する根拠は以降にあります

そしてその番組も、こんな騒ぎでもう完全に事故物件になっているだろうから

ワード検索ぐらいで軽く掘り当てられはしないだろう、と思ったからです。

もちろん私も、他にも調べてくれた方がいましたが、解りませんでした。

それはそうでしょう、こんな事件前に特定被災者を責めるだけのような「生理用品」というワード

内容紹介に入っているでしょうか?

※「不謹慎」は私の知らない校長先生ワードなので入っているはずないですよ。

2016-04-22

娘が登校拒否だったのに今は吹奏楽部で頑張ってる話

第一子を授かるまで不妊治療を続けて三年かかった。

不妊の原因は不明だったけど、不妊治療開始後一度だけすぐに妊娠したが、一回目は流産した。

それからなんども人工授精をしたけどうまくいかず、結局高価な体外受精に踏み切った。

それが一回でうまく行き、順調に十月十日を迎えた。

妻は初めての妊娠で産気付いてから丸々一日掛けて、俺は延々妻の背中をさすり続け、明け方近くにめでたく出産した時はホッとした。

立会い出産して、感動するかなとか思ってたけども、疲れ果てていたせいもあって涙も出なかった。

自分が始めて授かった子供なのに、何故だかよく分からないが最初はそんなに可愛いとは思えなかった。

今思うに、多分俺は妻ほどには子供を望んでいなかったからだと思う。むしろ、これからが大変だとその先を案じていた。

 

大変なのは割とすぐにやってきた。

娘はなかなか寝付かず、夫婦共々ほんとに困り果て毎日疲労困憊。

あれだけ子供を欲しがっていた、最初こそ喜んでいた筈の妻が、昼間の育児はするものの(昼寝は良くしたらしい)、とうとう夜の寝かし付けだけ育児放棄しだしたのである

よくある「あなた仕事だけやってたらいいんだから、楽よね!、私は一日中毎日家事育児なんだよ!」みたいな。

実際のところは俺は買い物もしてたし、洗濯掃除もやってたし、家にいる間はオムツ替えも授乳もお風呂もやってたんだけど、そんな言い争いをしても仕方ないから反論はしなかった。

彼女は明らかに育児ストレスになっていた。

から、夜の寝かしつけは、娘が多少の分別がついて自分で寝るようになるまでは俺の仕事になった。

立ったままダッコしてゆっくり何十分かゆすり続ける、それ以外では絶対寝ないのが娘だった。

ひどい時は2時間も3時間もゆすり続けなければならず、椅子ソファーに座る事すら許されなかった(泣き出すのだ)。

当時も結構仕事が忙しくて、帰宅は遅かったから、自分が寝るのは延々と時刻が翌日になってから

朝の出勤も早かったので、寝不足が続く毎日

娘を可愛いと思う時もそりゃぁあったけど、総じて言えば大変なだけで、こんなに大変なら結婚などしなければよかったと思うことすらあった。

だけど、一人目の苦労は二人目に存分に生かされた。二人目の息子は娘ほど大変じゃなかった事もあるけど、一人目に苦労した分だけ夫婦共々成長していたのだと思う。ちなみに二人目は自然妊娠だけどね。

 

さて、そんな娘もすくすくと育ち、小学校五年生の夏休みがあけてからのことだった。

学校に行かないのである

実は娘は1学期が終わる直前に右足を捻挫してしまい、夏休み後半まで松葉杖生活を送る羽目になっていた。

それで、夏休みが空ける一週間ほど前に松葉杖がなくても歩けるようになったのに、さぁ登校という段になって「足が痛むから行けない」と言うのである

最初は親もそれを信じて、少し休めばすぐに行けるようになると思っていたのに、それが一週間たっても治らない。

というよりも、夏休みの時は松葉杖があれば歩けたのに、松葉杖登校すら拒否するのである

流石にこれはおかしいと親も気付き、時間を掛けて問い詰めたらやっと「学校行きたくない」と答えた。

 

だが、そこから先が大変だった、その理由を頑として言わないのである

とにかくどんなに問い詰めようと責めようと、絶対に言わない。

仕方が無いから学校先生友達に色々聞いても、特にいじめられているわけでも、或いはクラス孤立しているとかでもなく、成績は結構いい方だったりして、理由が皆目見当がつかない。

いろいろと関係各位に相談していると、理由はともかく、学校に無理に行かせなくてもいいから、しばらくは様子見、みたいな感じになりそれが結局三ヶ月以上続いた。

 

理由・・・娘は娘なりに「理由を明かしたところでどうにもならない」と分かっていたから言わなかったのだと思う。

肝心の担任に原因があった。

だってまさか担任に原因があるなどとは思わず不登校のことを何度もその担任相談していた。全く馬鹿みたいだ。

娘の友達の親が「あの先生、すっごい生徒を差別するから」と妻との会話で言ったらしく、もしかしてそれが?と思い、娘に聞くとやっと頷いた。

びっくりするくらいの差別だった。

例えば授業中の先生質問に娘がどんなに頑張って手を上げても絶対に娘に答えさせない。

勉強で分からない事があって聞きに行っても、忙しいから後で、などを理由相手にしない。

そのくせ、気に入った生徒ばかりを答えさせるし、一生懸命面倒を見る。

他にも数え切れないくらいの差別をしていた。

確かにその差別が原因で不登校になったのは我が娘だけではあったけど、どうも一番酷く差別されたのが娘だったのも事実しかった。ほとんど無視に近いものだったから。

にも関わらず、その担任は平然と娘の不登校相談を受けていたのだ。

理由は私にも分からない」って何度言われたか

 

私達夫婦は、娘に何か障害でもあるのかと、児童精神科のある病院まで行ったんだぞ。

ほんとに、理由が発覚した時は怒り心頭だったのだけど、妻がどうしてもモンペ扱いだけはされたくないからと、担任に苦情を言うのはかたくなに拒否されたので、校長教頭にだけその事を伝えるに留まった。

校長らも最初は信じられなかったらしく、こちらの言う事は否定しなかったが、結構びっくりしてたっけ。

事情事情だけに、これを解決する方法担任指導したところでどうにもならない(娘の信用がゼロからね)と言う事で、ともかく、当面は授業が終わってからの補習と言う形で最低限の勉強だけを受けさせて、6年の担任を必ず替えるという事になった。

 

6年にあがって、新学期から問題なく娘は登校するようになった。

あの時、既に出勤してた俺に妻からその事をメールで連絡されて、不意に涙してしまった。

取引先と電話してた最中に、いきなり涙声になり、相手から「どうかしましたか?」と言われたっけ。

 

さて今はもう中学二年生。

昨日、その娘から嬉しそうに「やりたかったユーフォニアム、あしたからする事になったよ!」って、帰宅したばかりの俺に報告があったんだ。

ふとね、その時、不登校ときや、昔の寝かしつけの苦労を思い出したんだ。

最近毎日、娘の笑顔を見る。

可愛くて仕方ないです。

 

 

追記。

まりブクマがついてびびってしまったのでホントの事がいえなかった。すみません

そろそろ良いかなと思ったのでホントの事言います

ユーフォニアムは嘘です。ホントトロンボーンでした。

ユーフォニアムをやりたかったと言っていたのは本当です。

でも、同時にトロンボーンもやりたがっていたのです。

つい、これを書いた翌日に例の映画が公開初日になると知ってたので嘘をついてしまいました。

申し訳ございません。

2016-04-09

部活顧問辛すぎ、日本死ね

またソフトテニス部の顧問になったよ。7年目だよクソ。俺は中高水泳部だよ。経験ねーよ。

土日休みがねーよ。なにが4時間以上で3000円だよ。わり算すると最低時給以下じゃねーか。ブラック企業だよ全く。遠征交通費もでないよ。どうすんだよ。赤字じゃねーか。

平日は日没まで部活指導しか経験がないから威厳なしで生徒にはなめられっぱなしで精神的に辛すぎ。校務分掌や授業準備で帰宅毎日11時過ぎ。酷いとき終電だよ。土日は練習、試合の引率・・・数えてみたら30連勤だよ。

どうすんだよ、新婚だけど離婚届突きつけられじゃねーか。

何が日本人口一億人を維持するだよ。俺たちは若手教員ってだけで休みのない運動部顧問担当させられて、家庭を見返る時間もねーよ。子どもがいても子育て手伝えねーよ。くそイクメンなんてなりたくてもなれねーよ。

俺は数学教員として教員免許を取って、採用試験でも合格したんだ。数学プロであって、テニスプロじゃねーよ。素人だよ。もっと数学プロとして授業をするための研究時間が欲しいよ。なんで勤務時間内にその時間が無いんだよ。おかしいだろ日本教育

若手こそ研究時間必要だろうが。

部活動教員ボランティアだろ。日本スポーツ界は教師部活動顧問犠牲の上で成り立ってるということを自覚しろ。なにが「オリンピック金メダル何個以上が目標」だよ。いい加減サービス精神に頼るのはやめにしろよ。サビ残に頼るんじゃねーよ。

離婚なんてしたら、生きてけねーよ。ソフトテニス顧問は正直苦痛だよ。生きがいにはならねーよ。何の興味もねーよ。俺は数学を教えることに生きがいを感じるよ。本来業務の授業がテキトーになってしまうのがマジで苦痛ですよ。もう。

教員部活動酷使したいなら、採用試験試験部活動に関する問題出してみろよ。採用条件にも書いてみろよ。正々堂々と。

できねーんだろ。法的にはブラック企業だもんな。採用面接では部活のぶのじも聞かれなかったぜ。だって本来業務じゃないもんな。

暗い話しだけど、何度自殺しようと思ったか分かるか。鬱病だと思って何度精神科行こうと思ったか・・・。でも、生徒のこと考えたらそんなことできない。ましてや妻のこと考えたらそんなことできないだろ。もう、どうしたらいいかわかんねーよ。もう。

文科省は早急に対応しろ。俺はもう、限界だ。助けてくれ。ゴールデンウイーク毎日部活だよ。考えるだけで心臓バクバクするよ。

権限があるのが文科省だろ。今こそ命令しろよ。部活顧問強制じゃないの。やりたいやつだけやれよ。やりたいやつだけやれや。

せめて日曜だけでも部活規制してくれ。そうしたら週1日休めますゆっくり寝れます。本当お願いだからまずはそれを命令して。

部活動顧問負担を軽減する施策を建て前じゃなくやってほしい。

時間があれば本来仕事の授業研究がしたい。日没後、部活指導疲れたあとには頭が働きません。

文科省教育委員会保護者、生徒、そして校長、あとは部活大好きの教員の皆さん、私のような教員がいるということを認めて下さい。

家庭円満でいつつ、教師として立派な授業を出来るための時間を下さい。

部活動顧問問題日本学校教育の大きな問題だと思います保育士の手当てが低いという問題と同じようにメディアでも国会でも取り上げてください、。

私にとっては喫緊問題です。ほんとうに。本来業務である「授業・学級経営」に専念させてくれよ。


さあ、明日からも頑張ろう・・・。生徒のために・・・

https://twitter.com/bukatsutsurai

2016-04-06

クリスマス会・節分会再開

息子の通う中学校の年間予定表で近隣の小学校と合同で行うクリスマス会と節分イベントが復活していました。

「復活していた」とは、前年度の2年間行われなかったからです。

行われなかった理由は、その2年間在任していた校長先生が「クリスマス節分宗教行事から公立校で行うのは望ましくない」とおっしゃったのが理由

毎年かなり盛大にやっていたので、卒業してしまった上の娘はかなり残念がっていました。

今日教員発表で、その校長先生教育委員会への栄転と、クリスマス会、節分イベントの復活が突然発表されました。

校長先生の退任は昨年度の間、まったく聞かれることがなく、いきなりだったので生徒も父兄も驚いていました。

教育委員会に大きな影響力を持つ組織が望むことをやってれば出世できるんですね。とか、教育委員会入りを約束されたエリートさんの箔付けのための勤務だったんだろう。なんて噂も飛び交っていました。

とりあえず、日の丸君が代否定は表明していない方ではありました。

その日は「息子の入学式」、「親族の不幸」、「娘の卒業式」、「親族の不幸Ⅱ」で欠席されていたからでしたけど。

2016-03-31

学校指定上履きを返品した話

春を迎えると、高校入学時のことを思い出す。

入学式における校長の話は何一つ覚えていないが、学校上履き制服を売る業者に嫌味を言われたことは今でも鮮明に思い出せる。

入学式を控えた春休みに、学校指定上履きを買わされた。

申込用紙に足のサイズを書き、後日学校まで出張ってくる業者から受け取るのだ。足のサイズが合わない場合は、その場で別のサイズのものと交換する。

業者が売っていた靴は、恐ろしく幅狭であった。

カブカのサイズを選んでも履けたものではない。

私の足が特に大きいわけではないから、みんなきっと我慢して履いていたのだろう。

しかし私は正直だからその幅狭な靴を返品し、代わりの靴を受け取らなかった。中学時代上履きを履こうと思ったのである

 業者指定の靴を履かない? そんなことできるわけないのに」

商売からだろうか。繁忙期に雇われたバイトしかったが、ずいぶんと冷たい態度であった。

幸い、私の靴をめぐる一件はこれでしまいになる。

母が中学の靴を履き続ける旨を担任手紙で伝えたからだろうか。学校に咎められることはなかった。

『そんなことできるわけない』の一言それからしばらく忘れていたのだが、大学進学後に再び思い出されることになる。

靴が権力象徴であること、軍隊モデルにして学制を敷いたこと、そしてキャンパスにも社会にも全く馴染めない自分

日々、死にそうな苦痛を感じている私は、返品するべくして靴を返品したのだ。

人間矯正する過程教育なら、私は見事に""落ちこぼれた""のだ。

もし、我慢して幅狭の靴を履けるような人間なら、高校卒業後の毎日はずっと楽だったに違いない。

あの時、自分の居場所がないことに気づいていたら、人生は変わったのかもしれない。

私は理系だったのだが、ひょっとしたら哲学科や神学部への進学を選んだかもしれない。

卒業後は就職などせず、社会の外側を求めてヒッピーになっていたかもしれない。

どういった進路が良いという話ではなくて、ただのIFである

しか自分をよく知るという意味で、気付きはなるべく早い方が良かったなという後悔はある。

自分探し小馬鹿にする人はいるし、私も肯定的立場ではない。

ただ、気持ちは分かる。自分をよく理解していればなぁと、上履きのことを思い出す時の気持ちだ。

ちょっぴり後悔の念があって、しばしば意識に頭をもたげてくるから当人としてはそのモヤモヤを振り払いたくなるのだ。

2016-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20160330173914

中学とき校長が背の低い人で、集会自分は背が低いけど校長にまでなった、君らもがんばれ、みたいな話をしてたわ。

「俺らにそんな話をされても」とか「校長になって誇らしいのはわかるけど、自分で言う?」みたいな感想だったけど、背が低いのがすごいコンプレックスになるって言うのは伝わってきた。

2016-03-28

「2人以上産む」発言をした校長退職確定のニュースを見た。

報道によると、校長は全校集会で「日本の将来にとって、とても大事な話をする」と話し、「女性にとって最も大切なことは、子どもを2人以上産むこと」と発言

その理由を「子どもが生まれなくなると、日本の国が無くなってしまうから」と説明し、「子育ての後に大学で学び、職に就けばいい」という考えを語った。

また、「子どもに恵まれない人は里親になって育てることはできる」ことや「子育て夫婦助け合いながらするもの女性だけの仕事ではない」などとも説明

子育てしたらそれで終わりではなく、その後勉強をいつでも再開できるように、今しっかり勉強しておくこと」と語ったという。

案外いいこと言ってるじゃん…

2016-03-24

少子高齢化にあえぐお国のために

http://anond.hatelabo.jp/20160324081950

少子高齢化日本の国がなくなってしまうから、女は子供を産むべきだ

というのがまかり通るんだったらさ、

お国高齢化を防ぐために65歳以上の老人は自決するべきだ

って言われて、あの校長は納得するんだよね?

少なくとも、これで「高齢化」は間違いなく解決するわけだからね。

老人に使う介護医療費が減ってその分、教育や保育に使うことができるかもしれないしね。

遺産が入って子育て世代共働きを無理に選択しなくてもよくなって、出生率も上がるかもしれないよ。



あの校長ダメなところはさ、自分は若手に椅子(と給与)を譲るでもなく再雇用で職にしがみついているのに

自分はなんにもできませんが女は子供を産め!

って丸投げしているところだと思うわ。

そもそもこの少子化時代を誰が作ったのか、子供を産む社会にしてこなかったのは誰なのか、

その辺なにも考えず何もせず何の責任も負わずあんなこと言ってるからフルボッコなんじゃないの。

http://anond.hatelabo.jp/20160324213742

もうこの国が変わるのは無理だろうな。

校長みたいな理屈を言うおっさん達がのさばり続けて、そのまま崩壊していくのだろう。

若い奴のワガママ」論が国を殺す

 近ごろの若い女は無知ワガママから子供を産まんのだ。ここは一つ、ワシが正しい知識を授けてやろう。そして女どもの性根を叩き直してやらねば!

って考えが長年の間違いのもとだったんじゃないの?そんなやり方をずっと続けてたから、今の惨状があるんじゃないの?

少子化は、子供を産み育てることを厭う考え方を植え付け、日本人を根絶やしにすることを目論む勢力の陰謀なのだ」って電波は論外な。

人類だってまだそこまで本能ぶっ壊れてないんだから、将来に絶望してなければ大抵の女は子供産むんだよ。

今は収入低くてもいずれ昇給するはずとか、妊娠しても仕事辞めなくて済むとか、出産しても一人孤独子育てしなくて済むとか。子供産んでも大丈夫!って安心できれば子供産むんだよ。

産みたい気持ち邪魔しないだけでいいんだよ。

公務員大企業正社員ばかりがホイホイ結婚して子供作ってるのは、奴らがワガママじゃないからじゃねーよな。

ワガママが許されるほど身分保証されてるから、将来に不安がないからだよ。

個人のワガママを抑え付けて、全体に奉仕させるとどうなるかなんか、ソ連北朝鮮を見りゃ分かるだろうよ。

「我が社のために大事な話をします。社員滅私奉公しなさい。雇ってもらった恩を考えれば、残業代がほしいだの有休が取りたいだのとワガママは言えないはずです。君らも会社が潰れたら困るだろうに」とほざくブラック企業で働きたい奴がいるかよ。

若いうちから「女の務めは国のために子供をたくさん産むことだ」と叩き込み、公共心とやらを養ってワガママを許さなければ、二人といわず四、五人産むはずだ万歳妄想に浸る国でいいのか?

仕事してお金稼いで、子供にいい教育暮らしをさせたい、やりがいも感じたいし社会参加もしたいって「ワガママ」を当たり前に叶えられる国にするのか?

あの校長みたいな理屈をのさばらせとくなら、日本死ぬよ。

女性が2人以上子供を生むと

そりゃ人口は維持されるだろう。

今は平均出生数が1.4くらいらしいが、まあ人口は減るわな。

からこそ提案するのだけど、女性だけじゃなくて男性も同数程度出産したらいいじゃない。

そんだら、男女合わせて2.8だ。

文句なく人口も増えるだろ。

なんで校長先生はこんな基本的な事に言及しなかったんだろ。

確かに、社会特に男性産休や育休に厳しい。

でも人口を保ちたいならせめて男性出産育児により深い理解必要とするだろ。

フランス子育て

http://d.hatena.ne.jp/inumash/20160323/p1

ここに書いてあることはその通りで、シラク三原則寺井校長スピーチは違う。

ところで、シラク三原則などフランス価値観日本にあうかというとそれはまた別問題だろう。

フランス価値観は上記サイトにもある通り。女性の権利は最優先である仕事をする権利は守られなければならない。子供も3歳から上は幼稚園というか学校エコールマテルネル)に入るので、就業前と就業後に父親母親が分担してお迎えすればなんとでもなる。あるいはシッター(ヌヌー)がやる(フランスでは小学生高学年くらいまで、子供一人で家にいることだけでなく外出することも法律違反なので、幼稚園小学校の送迎が必要)。日本幼稚園と違って、4時くらいまで面倒を見てくれるし、無料だ。面倒を見るというか授業してるけど。まあ、まずはこれが成立するために週35時間労働制だとか安くてたくさんのアフリカ移民主体とするベビーシッターフランス語を話せないこともまれではない)が必要になる。

しかし3歳まではそれもなく、保育園(コクシネル)は競争率が高いしお金もかかる。そのため、子供はほぼヌヌーさんに預けっぱなしであるパリ公園で平日の昼に観察しているところによると、彼女たちヌヌーさん(男女平等差別禁止が徹底されているはずのフランスで、なぜかヌヌーさんのほとんどはアフリカ女性だったように思う)は子供たちが遊具で遊ぶのを遠巻きに眺めつつ、みんなで集まってベンチに座ってタバコを吸ったりマックを食べてだべっている。

実際ヌヌーさんに預けるというのはどういうことなのかとフランス人に聞くと、それはやはり不安なことはある、とは言うのである

しかしそれでも預ける。なぜか?女性が働かないなどというのは考えられないからのようだ。そちらのほうが優先だからのようである

日本からの赴任家族では、当然ながら(?)奥さんは働いていないことが多い。それを知った時のフランス女性不思議そうな顔つき、「ずっと家にいるの?へぇ~」という反応を見るに、これは女性選択の自由尊重しているように私は思えなかった。日本では子供がいる母親は働かず家で子育てをした方がよいという暗黙の圧力があるのと同じように、フランスでは子供がいても母親は外にいて働いているはずだという暗黙の圧力があるように感じたのである。私はこれは「自由」の名のもとに行われる別の因習社会であるように感じた。

まあ、それはそれでいいのだ、不思議なことではない。世界のどこかに理想郷があるわけではないのだ。あるのはバランスであり、フランスでは子供母親とずっと一緒にいられることよりも、母親仕事をして自己実現を続けることを選んだところ、(因果関係は分からないが)出生率が向上したらしい。社会がどれを選ぶかの話であろう。正解と誤答があるような話ではないと思う。

ドイツ人に、ドイツはどうかと聞いたことがある。ドイツでもやはり女性労働権利であり、その程度は日本よりもずっと強い。しかしそれと同じくらい、子供が小さいころは母親は家にいて子供の面倒を見るべきだという社会的意識も色濃く残っているそうだ。それはまた母親の多くもそのようにしたいと思っていることでもある。また、出産一年以内に仕事を再開しようとすると、あなたそんなことをして子供はかわいそうではないの??という周囲の目があるのだそうだ。ちなみにドイツ出生率日本と同様に低い。

フランス経験談だがドイツは伝聞である出羽守ではあるが、真実を含んでいないとは思わない。日本はどの方向に向かうべきか。フランスの方向に向かうのは不可能であると思っている。

例の二人以上産ませたい校長さんが、こんな風に話していたら

 今から日本ときみたちにとって、とても大事な話をします。特に女子の人は、まず顔を上げてよく聴いてください。女性にとって大切なことに、子供を生むことがあります。これは仕事キャリアを積むことと同じように価値があります

 なぜなら、子供は、きみたちと家族幸せにしてくれ、将来の日本を支えてくれるからです。しかも、女性しか子供を産むことができません。男性には不可能なことです。

 「女性子供を2人以上産み、育て上げると、無料国立大学の望む学部能力に応じて入学し、卒業できる権利を与えたらよい」と言った人がいますが、私も賛成です。子育てのあと大学で学び、医師弁護士学校先生看護師などの専門職に就くことも一般的になればと思います子育てか進学や仕事かの二者択一を迫る社会はいけません。

 次に男子の人も特によく聴いてください。子育ては、必ず夫婦助け合いながらするものです。女性だけの仕事ではありません。

 人として育ててもらった以上、何らかの形で子育てをすることが、親に対する恩返しです。もし、体の具合で、子供に恵まれない人、結婚しない人も、親に恵まれない子供里親になって育てることはできます

 少子化を防ぐことは、日本未来を左右します。きみたちが将来、二人以上子供を生み育ててくれれば、少子化は食い止められます

 子育てをしたらそれで終わりではありません。その後、勉強をいつでも再開できるよう、中学生の間にしっかり勉強しておくことです。

 やっぱり結論は、「今しっかり勉強しなさい」ということになります。以上です。

消したこと
変えたこと
  • 子育てのあと大学で学び~」は、それもアリ的な書き方に変えた。
  • 「親に対する恩返し」「里親」は男女双方に向けるため、順序を変えた。
  • 結論唐突に感じたので、順序を変えた。
付け加えたこと

「きみたちが将来、二人以上子供を生み育ててくれれば、少子化は食い止められます。」

を書き足した。

変えなかったこと



>>今から日本の将来にとって、とても大事な話をします。特に女子の人は、まず顔を上げて良く聴いてください。女性にとって最も大切なことは、こどもを二人以上生むことです。これは仕事キャリアを積むこと以上に価値があります

なぜなら、こどもが生まれなくなると、日本の国がなくなってしまうからです。しかも、女性しか、こどもを産むことができません。男性には不可能なことです。

女性が、こどもを二人以上産み、育て上げると、無料国立大学の望む学部能力に応じて入学し、卒業できる権利を与えたら良い」と言った人がいますが、私も賛成です。子育てのあと、大学で学び医師弁護士学校先生看護師などの専門職に就けば良いのです。子育ては、それ程価値のあることなのです。

もし、体の具合で、こどもに恵まれない人、結婚しない人も、親に恵まれないこどもを里親になって育てることはできます

次に男子の人も特に良く聴いてください。子育ては、必ず夫婦助け合いながらするものです。女性だけの仕事ではありません。

人として育ててもらった以上、何らかの形で子育てをすることが、親に対する恩返しです。

子育てをしたら、それで終わりではありません。その後、勉強をいつでも再開できるよう、中学生の間にしっかり勉強しておくことです。少子化を防ぐことは、日本未来を左右します。

やっぱり結論は、「今しっかり勉強しなさい」ということになります。以上です。<<

2016-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20160322232109

正直言うと、感情的には私も校長意見には賛同できてないから反論するのが心苦しいんだけど、個人的にはやっぱり今回の発言免職に追い込まれるのは処罰が重すぎると思う。

 

少子化社会問題で、個人に帰結させるべき話ではない」ってのは全くもって正論

ただ、この国の教育のあり方として「お国のために滅私奉公しなさいよ」と教えることが罰に値することかというと、残念ながらそれは違う。

最初投稿でもチラッと触れたけど、学習指導要領には個人よりも社会を優先させるような(ある意味においては個人の権利制限することを是とするような)教育方針が実際に散見できる。

この校長発言ある意味現在日本マジョリティたちの意見を分かりやすくまとめたものであって、オブラートに隠されていた主張を明けっ広げに表現したに過ぎない。

お国のために女性は我慢して子供を産んでくれ」という主張は個人的には賛同できるものではないが、処罰に値するほど「世の常識から外れているとも思えない。

校長思想が如何に誤っているとしても、それがこれまで是とされてきた主張であるならば、今回だけそれを処罰対象にするのは公正ではない。私はそう思う。

この件についても「正すべきは社会の方であり、校長個人に帰結させるべき話ではない」のではないだろうか。

 

///

みっともない言い訳になるが、書かずにはいられないので……

私は自分リバタリアンだと自認しているので、感情的には今回の校長発言には相当頭にきている。

それでも校長処分するのは感情論に流された結果であって正当性はないと思ったからこそ、こうして投稿した。

あなたの主張は正しいと思うし、あなたのような考え方で動く社会であって欲しいと願っている。

2016-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20160322213640

言葉足らずだったせいで、ありがちな勘違いを呼んだようなので、訂正しておく。

 

1、女性子供を(平均して)二人未満しか産まない社会には重大な問題がある

2、女性子供を二人以上生むことは、 「社会にとって」 重要である

3、女性子供を二人以上生むことは、 「社会にとって」 仕事キャリアを積むこと以上に重要である

 

校長が話しているのは、「社会にとって」重要かどうかであって、個人にとって重要かではない。

これは、どこをどう読んでも、そうとしか取りようがないはず。

ただし、校長は「子供を二人以上生むことは社会にとって重要から、キミたちも社会の役に立つように二人以上子供を生むことが大事ですよ」とも言っている。

これが問題ではないかという指摘について答えたのが「もうひとつ論点」と書いた部分。

 

で、 

環境が整備されれば恐らく出生率も今よりは上がると思われるが、その上で何人生むかの選択をするのであれば個人の自由

というあなた意見は至極真っ当なのだけれど、それでは教育者児童という一個人に対して、お仕着せするように「社会のために役立つ生き方をしなさい」を説くのが、公人としてOKかNGかと考えたときに、私はOKだと判断したと書いている。

少なくとも、教育委員会はそれを理由校長処罰することはできないと私は思う。

理由は元のコメントに書いた通り。

http://anond.hatelabo.jp/20160322161349

個人的には、校長発言に非がまったく無いわけではないが、処罰対象になるような事案ではないと思う。

以下、考察

 

1、女性子供を(平均して)二人未満しか産まない社会には重大な問題がある

2、女性子供を二人以上生むことは、重要である

3、女性子供を二人以上生むことは、仕事キャリアを積むこと以上に重要である

 

さて、以上の3つの主張のうち、どれがOKでどれがNGだと感じただろうか。

 

まず、1について異議のある人は、ほとんどいないと思う。

というか、1を否定してしまったら、少子化問題はまず間違いなく解決しない。

 

ところが、これが2になると、早くも抵抗を感じる人もいるのではないだろうか。

「何が重要なのかは個人の問題で、他人が指図するものではない」

そんな声が聞こえてきそうだ。

しかし、よく考えてみると2の主張は、1の主張を単に具体化しただけのものである

論理的に考えて、1で示された問題女性子供を二人未満しか産まない社会)を解決する唯一の方法は、女性子供を二人以上生むことである

そして重大な問題を解決するための唯一の行動は、当然にして重要であるに違いない。

にも関わらず、多くの人は、感覚的に1はOKでも2はNGだと感じるのではないだろうか。

実際、ネット上に見られる批判意見の大部分は、2を問題視したものであるように思われる。

しかし、これは本来、まずあり得ない主張だ。 

繰り返しになるが、1をOKだとして2をNGだとする意見論理破綻している。

から、今回の発言問題と見るか否かの争点のひとつは、3から2を引いた残りの部分、つまり仕事キャリアを積むこと以上に」が適切だったかどうかに集約されるはずだ。

子供を二人以上生むことと、仕事キャリアを積むことは、どちらが「社会」にとって重要か。

この点について校長は、前者の方が重要であると断言した。

これは確かに校長主観であって、実際には議論のある問題であろうから発言100%適切であったと擁護するのは難しい。

したがって、この点で校長発言には一定の非があったと私は考える。

しかし、比較問題である以上、どちらか一方が他方よりより重要であることは明らかだ。

そして、前者が後者よりも重要ではないと断言できる絶対的根拠存在しないだろう。

すなわち、校長の主張が完全に誤りであると断言できるような根拠もまた存在しないのである

 

もうひとつ論点は、「社会」にとって重要事柄を、「個人」の人生の指針として指導することの是非についてだ。

平たくいえば、「社会の役に立つ人になりなさい」と子供教育することはOKなのかNGなのか、ということである

これも人によって見解の分かれる問題ではあるだろう。

おそらく、個人主義志向の人であればNGだと考えるであろうし、全体主義志向の人であればOKだと考えるはずだ。

ただ、個人の主張とは別にして、公人としての校長責任という視点のみで考えるなら、この点について教育委員会校長の非を問うことはできないと私は考える。

なぜなら日本では教育権の一部が国家にあると判例で認められており、実態としても、公教育の中で子どもたちに「国の役に立つ人になりなさい」という指導が当然のように行われてきているからだ(「道徳」の学習指導要領などを見れば、一目瞭然である)。

したがって、この点に関して校長発言には非がなかったと私は考える。

 

最後処罰の是非について。

前述のように、私は校長が「子供を二人以上生むこと」と「仕事キャリアを積むこと」を比較して、前者の方が社会にとって重要であるという個人的意見を、あたか絶対真実であるかのように表明した点のみに問題があったと考えている。

また、校長の主張は根拠を欠いたものであったが、絶対に誤りだと否定できる根拠もまた存在していないと考える。

確かに校長発言は正確性を欠いてはいものの、そこに差別的意図などは含まれておらず、またその他に問題と考えられるような主張も含まれていない。

以上の点から考えれば、少なくとも「辞職の勧告」などといった極めて重い懲戒処分を下すことは不適当であると私は考える。

 

もしも教育委員会校長に重い処罰を下すのであるならば、発言のどの部分が不適切であったかを明確に示すべきであろう。

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