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はてなキーワード: セルとは

2021-05-04

XBOX GAME PASSにドラクエビルダーズ2が来た

ドラクエ2を知っている

マイクラは知ってるが資源採取建設ガチ過ぎて疲れそう

そんなあなたおすすめ

なお注意1点

・ ボクセル削って置くゲームだが、ぜんぜんマイクラではない

それでもいいという方におすすめ

昔のセルメンのアレンジが凄ェ好き。

フール・オン・ザ・ヒル なんか、ビートルズのよりもワイは全然すき。

いまはスティービーの くよくよするなよ! を初めて聴いてビックリしてる、やっぱセルメンのアレンジは凄ェな!

2021-04-30

anond:20210430001201

給料決めるマンと戦って額を増やすことで合意して、会社への稟議書も通ったんや

ざっくり言うと、手当Aを少し減らして、手当Bと基本給を大きく増やすみたいな三つの値を変更するはずやったんや

ところが給料決めるマンがアホのゴミクズで、普通にその足し算引き算を間違えやがって、

手当Aを減らす額を多めに申請しくさりやがった上に、

手当Bと基本給を増やす額は小さく間違えとったんや

あと、最初に銭闘しとった時の見てた資料そもそも間違えてたとか色々あったんやけど、とにかくワイの給料決めるマンが足し算や引き算も満足にできへんヤツなのは間違いないんや……

(足し算引き算はExcelがやっとるからコイツが間違えてるのは足す値のセルや引く値のセルを間違えるタイプのアホやけど、まあ同じことやろ)

会社としては「言われた通りに減らして、言われた通りに増やしたのになんで文句言われなあかんねん?」状態

会社的にはもう一年ぐらいは俺の給料変えるのは変な話やから、もうこのミスは取り返しがつかんのやで……

普通人間やったら、検算がてら3枚の稟議書の値を足し引きして、ワイと合意した数字になってるか確認するんやろうけど

コイツマジでホゴバカから、そんなこともできへんねん

最終的に俺とコイツ合意したN万円という数字に興味がないからこうなるんやろうな

2021-04-22

anond:20210422020851

(一番)

赤い 赤い

記録ボタンの VBA

Double宣言 命のベル

無限ループ風車が回る

父よ母よ妹よ

ファンのうなりに血が叫び

メモリの壁にぶち当たる

敵は地獄方眼紙

戦う正義の 仮面ライダーVBA

(二番)

青い 青い

死のスクリーン VBA

GoToジャンプ 吹き飛ぶデータ

印刷プレビュー セル幅伸ばす

父よ母よWYSIWYG

Excel職人 血が燃え

命のかぎり コード書く

今日は手作業 スクショ貼り

戦う正義仮面ライダーVBA

anond:20210422020851

よかった、普段エクセルなんて1セルもつかわな脚本家が『次VBAってどやろ・・仮面ライダーVBA!語呂もいい!』っておもったときここをググりあてて諦めてくれるわけやな

仮面ライダーVBA

次期ライダーはすげえマクロ使いなの。

すごすぎるが故に1か所の会社にとどまらスーパー派遣であちこち活躍してるの。

そんで敵はセル結合しまくりスペース体裁しまくりとかのクソエセルライダー会社に送り込んで精神攻撃を仕掛けるの。

イラついたライダーデスクを蹴り倒して敵をぶちのめしてクソエセルを直して19時ぐらいに退社して下板橋アパートに帰るの。

2021-04-16

anond:20210415222407

「極端な間隔で電柱ピコセルを設置」してるWiMAXのほうが

光ファイバー越しの無線LANより便利よね

2021-04-09

anond:20210409104654

ホウオウイクセルはどうですか あんまり注目されてない感じでしょうか

血統表見たら見知った名前のいっぱいだったので入れてみようと思います

本田未央小日向美穂ゴリ押しすぎて大嫌いになった話【デレマス

デレ増田なのでデレマスが分からなければ回れ右してね

デレマスユーザーオンリー

本田未央は……みんな分かるだろうしいいか

じゃあ小日向美穂について書く

まりにも限度を超えてね?ゴリ押しっぷりが異常

デレマスPっていつもこいつはゴリ押しあいつはゴリ押し!と叩きまわるけど本当にゴリ押しアイドルを見逃してない?

なんで今回のゾンサガコラボにいる?辻野あかりばかりにヘイト飛んでるが、本当に酷いのは小日向美穂だぜ

 

最近を振り返っても9周年特番で突然小日向美穂だけVtuberモデルとして登場

躍るFlagshipイベントから間髪入れず、意味もなくゾンサガコラボに抜擢 

デレステSSR5枚(恒常は1枚) 尚、ユニット仲間の卯月響子は恒常2枚

イベント報酬枚数5枚 Cuアイドル1位

イベント回数10回 Cuアイドル1位・全アイドル中3位



小日向美穂蔑称として言われるのが

卯月バーター」「卯月腰巾着」「卯月の子分」「卯月のおまけ」等など…

まあこれがこいつの全て。卯月という大正義大人アイドルとのユニット・『PCS』に所属しているおかげで昔からとんでもなく運営の寵愛を受けている

いや、PCS自体美穂プッシュのためのユニットと思えるぐらい、昔から美穂のゴリ押し具合は突き抜けているね

Cu属性ではダントツゴリ押しじゃないか

ポジパも本田未央ゴリ押しのために用意された舞台装置だけど

PCSはよく「個性がない3人の集まり」と言われるけど、卯月響子は明確な個性があるぜ?二人に失礼だ

しかしこの小日向美穂って女、個性の欠片もないから『ダサい私服個性!』とかPが無理やり言い張ってる 涙ぐましいな

2012年の開始当初から途切れることなく、不遇な時代など存在しない、

小日向美穂は常時寵愛を受けている、リソースを注ぎ込まれている

人気は奮わない 極めてコスパの悪いアイドルだな 

『ちょうあっい〜だけど〜人気は無いよ〜〜小早川〜紗〜枝〜みたい〜』songs by 秋山森乃進

デレマストップゴリ押しをされ、NGの二人に寄生し便乗し8年かけたと言え、CGになれた本田の方がまだマシだろっていう



でも以前いくらゴリ押しされても、小日向美穂Pは許されると思ってるんだぜ?

「美穂は存在感がなく目立たないから」って


しかもこの小日向美穂ってやつ、人気が大してないのに寵愛なんだぜ いわゆる不人気寵愛

本田未央もそうだけどね

総選挙で全圏内だろ!とツッコミを受けそうだが

悲しいかな、小日向美穂の人気の拠り所は総選挙のみなんだよね(本田未央も同様)

総選挙以外では全く奮わない 、つまるところ「選挙だけアイドル

からこいつのガシャが出ても極端に回されない、セルランが低い

総選挙しか拠り所がないか

あと数年前のアンケートも圏外だったね

それに二次創作も全く書かれてないよね?存在感が無いから仕方ないよね…でも運営から最上級の寵愛受けるんだね…

君、黒埼ちとせ小早川紗枝とどこが違うの?


ゴリ押しとやたら叩かれるのをよく見るアイドル

佐藤心速水奏宮本フレデリカ城ヶ崎美嘉辺りか…存在感が半端ないな…

でもさ、この3人小日向美穂よりずーーーーっと人気が高いぜ!!

寵愛度合いは小日向美穂と比べたらずーーーーっと低いぜ!!

しか選挙だけハリボテ人気女と違って選挙外でも強い実力者だぜ!!

の子ら不当に叩かれてかわいそう


10年の歴史を振り返ってみて

から最もゴリ押しを受けて最も批判されてきた本田未央

2番目にゴリ押しされるも他人の陰に隠れてやりすごしてきた卑怯者の小日向美穂

この二人が最も悪辣

NG卯月と凛もその中に入るだろというツッコミを受けそうだが

その二人本当に人気のある実力者だから

本田小日向はハリボテのゴミカスなんだよね

アイマスの中でもデレマスは不人気ばかりゴリ押ししてるから衰退したんだよ


今回は黒埼ちとせ白雪千夜や小早川紗枝といったアイドル槍玉に挙げてないが

そいつら、万人から無人ゴリ押し」と認識されてるから

本田未央小日向美穂は「人気アイドル」と誤認されているから質が悪い

2021-04-08

あえぎ声を書くバイト

大学時代、ひたすらあえぎ声を書くバイトをしていたことがある。

先輩から紹介してもらった、エロゲメーカーバイトだ。

その会社エロゲストーリーに力を入れていて、所属するライター自分文章プライドを持っている人ばかりだった。

彼らからすると、Hシーンのあえぎ声を書くなどというのは苦痛しかなく、学生バイトにでも任せておけということになったらしい。

仕事がどういう感じだったかというと、

1. まず、「チャックを開けた」とか「腰を動かすスピードが速くなっていく」といったHシーンの「ト書き」部分だけを渡される。

2. ここに私が「んっ……」とか「あんあんっ」といったあえぎ声をてきとうな塩梅で足していく。

3. シナリオライターのチェックを受けて終了。

という流れだった。

簡単に思えるかもしれないが、これが意外に難しい。

まず、Hシーンにはある程度の長さがあるので、その範囲内で的確に盛り上げていく必要がある。

使う音に緩急をもたせ、飽きさせず、かつ少しずつボルテージを高めていかなければならない。

さらに、テキストの長さを調整することも重要だ。

短すぎると気持ちいい感じが伝わらないのだが、かといって長すぎるとボイスが冗長になる。

このように、エロ俯瞰的に捉えるバランス感覚と、計画的なペース配分が求められているのだ。

思うままにキーボードを叩いていればいいなどという仕事では決してなかった。

最初仕事は「妹もの」だったが、2回目のHシーンという設定で、「あ」の音の配分に苦労した。

はじめから「あああああ」など言ってると手慣れた淫乱みたいだし、かといって「あん」ではエロさが足りない。

苦労の末に完成させたものの、ライターには「もっと速く上げられない?」と言われる始末。

どうしたものか……と、前任者が残したパソコンキーボード「A」だけ妙にテカテカしている)の前で悩んでいると、あるファイル存在に気づいた。

「あえぎエディタ.xls」と題されたエクセルファイルは、前任者が残したあえぎ声専用のマクロであった。

縦に並んだセルセリフを一つずつ入力していくと、各セリフに含まれ母音・子音等の音声的要素が自動で数値化される。

さらに、その数値を足し引き計算することで、「絶頂度」と呼ばれる値が算出される仕組みになっていた。

この「絶頂度」がミソで、この値がシーンの最初から最後に向かって少しずつ上昇していくように文章を組み上げていくと、理想的なあえぎ声が出来上がるのである

かくのごとき驚くべき神エクセルを、前任者は独力で作り上げたようだった。

そして、秘密ツールとして上司には隠しつつ、後任である私にこうしてこっそり教えてくれようとしたのだろう。

このツールのおかげで、私の仕事はずいぶん楽になり、安定したクオリティであえぎ声を出し続けられるようになった。

そうして仕事をしているあるとき、私はあることに気づいた。

あえぎ声を入力するセルには、理論上どんな文章も入れることができる。

まり、あえぎ声以外のテキストでも、その「絶頂度」を算出できるのだ。

そこで私は、試みに文学史上の名作の「絶頂度」を出してみた。

たとえば、「私はその人を常に先生と呼んでいた。」は12、「親譲りの無鉄砲小供の時から損ばかりしている。」は30という具合だ。

予想もしていなかったことだが、こうして調べていくと、傑作の多くは私の仕事と同じ原則で書かれていることがわかった。

まり最後に向かうほど「絶頂度」が高まっていくのである

とくに顕著なのは芥川で、「下人の行方は、誰も知らない。」など絶頂度367だ。

薬漬けになった人妻が白目を剥いて失神するシーンでもせいぜい330程度なので、どれほど驚異的な数字かお分かりいただけるだろう。

絶頂度」はあらゆる文章通用する普遍的法則だったのである

この事実に気づいた私は、それからあらゆる文章をあえぎ声だと思って書くようにしてきた。

そして、人生のあらゆる場面で成功をおさめてきた。

就活エントリーシートでも、重要なのは絶頂度」の配分である

たとえば学歴欄でも、「絶頂度」の高い名前大学中退し、最終学歴とすることで、ずいぶん見え方が変わってくるようだ。

大学名によっても異なるが、概して「卒業」よりも「中退」のほうが絶頂度は高くなる。)

さて、お気づきの方もいるかもしれないが、この文章もここまで少しずつ絶頂度を高めるように書いてきた。

↑この一文の絶頂度は290だ。

かなり高まってきているので、この辺りで文章を終わりにしたい。

んほぉぉぉぉ! あああぁぁん!!

2021-04-07

弱者男性だが俺はもう大丈夫

もともと女性一般から広くモテたいとか、誰でもいいかセックスをしたいとかさせてほしいとか、社会から魅力的な男性として認められたいといった願望はない。俺が惚れた女がたまたま俺に惚れてくれないという状況がン十年続いているだけだ。しか世間一般ではその状況こそ恋愛弱者とされているのだろう。俺からしてみれば弱者という自覚などないしこうした現状を特に気に病んでもいないが、うるおいのない人生であることもまた事実だ。たしか人生はパサパサだ。顔は脂でネチョネチョしているが。さて、独り身の男がうるおいのない人生に慰めを見出すとしたら? もっとも手軽な手段は読んで字のごとく自慰である。というわけで、ここから先はオナニーの話をします。恋愛弱者論は出てきません。お引き取りください。

100%イマジネーションだけで登頂できる程度にはまだ元気な私だけれど、もちろんよいおかずがあればそれに越したことはない。私の世代男性はさまざまなおかずで食事をしてきた。うつろいゆくエロメディアの変遷をすべて経験してきた。いや、ピンク映画経験してないか。まあいい、それはさておき、自宅の電話線に通信モデム接続されるまでの長い長い間、私の主食は紙媒体だった。エロ本、エロ小説エロマンガである劇画タッチの暗くて薄汚いエロマンガに代わってアニメ調のかわいらしい絵柄の美少女エロマンガ雑誌が続々登場し、それに夢中になったりもした。アダルトビデオもすでに文化としては大輪の花を咲かせていたが市場的にはレンタル専用の位置づけで、日々の主食とするにはコストがかかりすぎるごちそうだった。どんなに気に入った作品でもレンタルは返さなければいけないし、セル用VHSともなると1本が1万円以上したのだ。

こうしたおかず環境インターネットの登場で激変し、通信環境パソコンの処理能力の向上でもう一度激変した。このあたりの変遷はくだくだしく振り返る必要はないだろう。かつて、何世代ものダビングを経て裏か表かすらよくわからなくなった飯島愛ビデオに目をこらしていたことを考えると、常時接続ネット回線からフルハイビジョン無修正動画無料でドバドバ降ってくる現代の状況は「隔世の感」などという月並み言葉では語り尽くせない感慨がある。「この世の春」が少し近い。

もっとも、この変化はあくまでも量的な変化に過ぎない。ガビガビの飯島愛とフルハイビジョンの七沢みあの違いは、端的には解像度と入手性だけであり、メディアとしての質的な差はないと言える。どっちも同じ動画だ。そこには、かつてエロ本(静止画)に代わってエロビデオ動画)が登場した時のようなパラダイムシフトはない。作品の内容についても同様である。80~90年代のAVに比べると現代のAVは内容がめちゃくちゃに高度化していて、とんでもない美人がとんでもなくエロいことをとんでもない演技力でやってのける時代になったが、これとても地道に連続的に向上していった結果であり、その間に何か飛躍があったわけではない。

この先もこういう線形な向上がひたすら続くんだろうな、と俺は思っていた。モデルますます美人になり、エロ演出ますます洗練され、解像度4K8K、16Kとますます向上し……そのうちテレビも買い換えなきゃだな、と。この先に非線形な、飛躍をともなうパラダイムシフトが起こるとは思っていなかった。

ところが2016年になってそれは起こった。アダルトVRの登場である

それはまさにパラダイムシフトだった。静止画動画になったあのパラダイムシフトさえ超える革命だった。初めてアダルトVRを見たとき、「これは今までのAVとはまったく異質なものだ」と私は確信した。

VRゴーグルをかけて再生を始めた時、自分行為の「当事者」になっていた。それまでのAVでは(一人称視点モノであっても)自分あくまでも「傍観者」だった。見慣れたハウススタジオで繰り広げられている知らない誰かと誰かの性行為を神の視点で眺めるだけの傍観者だ。男優の求めに応じて、あるいは自発的女優が行う行為淫靡さ大胆さ、背徳さや不潔さ、それを傍観して興奮するのが従来のAVだ。AV嬢は裸になるのが当たり前だし、裸になるまでのチンケな三文芝居など早送りするしかない。

しかアダルトVRはそれとはまったく違った。なぜか間取りをうっすら知っている家の中に自分はいて、目の前にはめちゃめちゃきれいな女の子がいる。冬服に変わったばかりで今タンから出してきたようなブレザーの制服を着ている。樟脳のにおいがしてきそうだ。その子がこっちを向いて「うふふっ」と笑う。こちもつられてつい笑ってしまう。「ンフッ」 今までAVを見ていてそんなことがあったか? 俺はなかった。画面の中で何が行われていても、握力と緩急の調整こそすれ、表情は真顔のままだったと思う。

驚くべきは女優たちの演技力だ。アダルトVRは基本的に「女優の一人芝居」である自分役の男優はいるがただの木偶であり、ストーリー進行はすべて女優の演技に任されている。女優たちはこれを見事にしてのけるのだ。イッセー尾形とまでは言わないが、正直私はAV女優たちがここまでちゃんとしたお芝居をするとは思っていなかった。また、そのくらいアダルトVRは女優演技力重要ジャンルなのだった。棒読み学芸会の芝居だとまったく白けたものになってしまうのだ。結果として、ただかわいくてスタイルがいいだけの女優ではなく、きちんとお芝居のできる女優が日々発掘され、適性が見いだされ、人気を得て活躍していくようになった。

一人称AVというジャンルは古くからあるが、久しくマイナージャンルであった。しかしここへきて一人称AVは突然業界のどセンターに据えられることになったのだから世の中わからないものである

一人称という形式により、2Dでは早送りしていたような行為前後のたわいもないドラマシーンががぜん意味を帯びてきた。この女性下宿美人管理人さんで、俺はしがない浪人生。この女性かわいい妹で俺はモテない兄貴。この女性神待ちJKで俺は一人暮らしの冴えないおっさんリーマン。2Dではわりとどうでもよかったそんな設定がいちいち重要になってきた。その設定に没入すればするほど、目の前の女性が服を脱いだ時の衝撃と興奮が大きいのだ。もし美人教師かわいい看護婦さんが「現実に」目の前で服を脱ぎだしたら、誰だってびっくりするでしょう?

風呂上がりでバスタオルを胴に巻いただけの妹が俺のほうに上半身をのり出してきて、急にまじめな顔になって聞く。「ねえおにいちゃん、そらのおっぱい見たい?」俺はあまりのことに声も出せずただブンブンと首をタテに振るしかできなかった。「ほら!」バスタオルの前が勢いよく開かれた。椎名そらの、いつもAVで見ていたあこがれの椎名そらの、あの白くてすべすべしてふっくらとまろやかで、ぷにぷに弾力のあるかわいい乳房が、俺の目の前でぷるんと揺れた。「あっ、あっ…!!」人は感極まるとカオナシみたいな声が出てしまうことを知った。「興奮する?」「うん…する…する!」思わず答えていた。

目の前に素敵な女の人がいて、自分を信頼して親密に身を寄せてきてくれるあの幸福感が脳を満たす。「幸せ物質」みたいなものがあるとしたらそれが体中を駆けめぐる感じ、2DのAVでは決して味わうことのないゾクゾクする感じがアダルトVRにはあった。もちろん相手が生身の女性だったらその歓喜もっとずっと大きいはずだが(長いこと感じていないのでどのくらいか忘れてしまった)そんなことはもうどうでもいい。少なくとも2Dにはそれがなく、VRにはそれがあるのだ。

心通じ合うパートナーがいなければこの先ずっと得られないと思っていたあの歓びを、わずかでも擬似的にでも感じることができたし、ゴーグルをかければいつでも感じることができる。そしてこの先まだまだVRゴーグルの性能は向上するし、きっと動画解像度も上がっていくだろう。素晴らしいじゃないかコロナにおびえながらキャバクラ風俗に通わなくてもいい。俺はもう、大丈夫だ。これさえあれば、アダルトVRさえあれば大丈夫だとわかった。生きていける。

anond:20210407110014

gamewithは生放送が盛んでゲストバンバン呼べるようなゲーム(つまりセルラン上位)はちゃん攻略記事も書くし攻略班ずっとつけるけど、

そうじゃないゲームに関してはやっぱりしょっぱい記事しか書けずゴミを量産する印象。

奇跡的なメギド72攻略班の偉業はあるんだけど、あれも結構界隈が盛り上がってきて口コミで広がってきている時に再開したっぽいからそういう嗅覚は優れてると思うよ。(事実メギドは日本ゲーム大賞なわけだし)

anond:20210407104926

Excelが苦手 ×

セル統合しまくって行・列めちゃくちゃなExcelシートが苦手 ○

2021-04-04

弱者男性未来イギリス社会の「チャブ」と同じ

「院セル」とかまんまじゃん

外国が先んじているというより外国為政者愚民支配ノウハウをまとめて日本政府税金で買ってるんだろうな

2021-04-02

anond:20210402165006

挵る(読み)セセル

とがった物で、繰り返しつつく。つついて掘る。つつきほじくる。

繰る(読み)クル

細長い物を、順に引き出して物に巻きつけたり、端から順に手元に引いてまとめたりする。たぐる。

せせくる

もてあそぶ。なぐさみものにする。また、男女が戯れる。いちゃつく。せせる。

「ちぇちぇくる」は「せせくる」の変化形とされるが、この変化には、男女のむつまじげにしゃべるさまを、雀(すずめ)のさえずり(「ちぇちぇ」「ちょちょ」「ちゃちゃ」)にたとえることがきっかけとなっているか

2021-03-29

ブコメベジータ死ぬというネタバレを見てしまった

これ

id:brain-owner 出自に強い興味はなかったかもしれんが「地球育ちのサイヤ人」とか、ベジータが死んだときに「おめえは大嫌いだったけど、サイヤ人の誇りは持っていた。オラも少し分けてもらうぞ」とかは言ってるよ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4700481583012626498/comment/aa_R_waiwai

ベジータ…………死ぬのかお前……………

小学生の頃にドラゴンボールの確か魔人ブウとかセルが出てくるあたりがTVで放映されていたおっさんだけど、クラス流行らず、自分特にハマることもなく、キャラだけは知ってる状態で、なんとなくどのキャラサザエさんのように平和にやっていると思っていた。

ベジータ死ぬのか……

2021-03-22

孤独

当時私は二十五歳の青年で、丸まるの内うちのあるビルディングオフィスを持つ貿易商合資会社S・K商会のクラークを勤めていた。実際は、僅わずかばかりの月給なぞ殆ほとんど私自身のお小遣こづかいになってしまうのだが、と云ってW実業学校を出た私を、それ以上の学校へ上げてくれる程、私の家は豊ゆたかではなかったのだ。

 二十一から勤め出して、私はその春で丸四年勤続した訳であった。受持ちの仕事会計の帳簿の一部分で、朝から夕方まで、パチパチ算盤そろばんだまをはじいていればよいのであったが、実業学校なんかやった癖に、小説や絵や芝居や活動写真がひどく好きで、一いっぱし芸術が分る積つもりでいた私は、機械みたいなこの勤務を、外ほかの店員達よりも一層いやに思っていたことは事実であった。同僚達は、夜よな夜なカフェ廻りをやったり、ダンス場へ通かよったり、そうでないのは暇ひまさえあればスポーツの話ばかりしていると云った派手はでで勇敢で現実的な人々が大部分であったから、空想好きで内気者うちきものの私には、四年もいたのだけれど、本当の友達は一人もないと云ってよかった。それが一際ひときわ私のオフィス勤めを味気あじきないものにしたのだった。

 ところが、その半年ばかり前からというものは、私は朝々の出勤を、今迄いままで程はいやに思わぬ様になっていた。と云うのは、その頃十八歳の木崎初代が初めて、見習みならいタイピストとしてS・K商会の人となったかである木崎初代は、私が生れるときから胸に描いていた様な女であった。色は憂鬱ゆううつな白さで、と云って不健康な感じではなく、身体からだは鯨骨くじらぼねの様にしなやかで弾力に富み、と云ってアラビヤ馬みたいに勇壮うそうなのではなく、女にしては高く白い額に左右不揃いな眉まゆが不可思議な魅力をたたえ、切れの長い一ひとかわ目に微妙な謎を宿し、高からぬ鼻と薄過ぎぬ唇が、小さい顎あごを持った、しまった頬ほおの上に浮彫うきぼりされ、鼻と上唇の間が人並ひとなみよりは狭くて、その上唇が上方にややめくれ上った形をしていると、細かに書いてしまうと、一向初代らしい感じがしないのだが、彼女は大体その様に、一般美人の標準にはずれた、その代りには私丈けには此上このうえもない魅力を感じさせる種類の女性であった。

 内気者の私は、ふと機会を失って、半年もの間、彼女言葉も交わさず、朝顔を見合わせても目礼さえしない間柄であった。(社員の多いこのオフィスでは、仕事共通ものや、特別に親しい者の外は、朝の挨拶などもしない様な習わしであった)それが、どういう魔(?)がさしたものか、ある日、私はふと彼女に声をかけたのである。後になって考えて見ると、この事が、いや私の勤めているオフィス彼女入社して来たことすらが、誠に不思議めぐり合せであった。彼女と私との間に醸かもされた恋のことを云うのではない。それよりも、その時彼女に声をかけたばっかりに、後に私を、この物語に記しるす様な、世にも恐ろしい出来事に導いた運命について云うのである

 その時木崎初代は、自分で結ゆったらしい、オールバックまがいの、恰好かっこうのいい頭を、タイプライターの上にうつむけて、藤色セル仕事着の背中を、やや猫背にして、何か熱心にキイを叩たたいていた。

HIGUCHI HIGUCHI HIGUCHI HIGUCHI HIGUCHI ……

 見ると、レタペーパの上には、樋口ひぐちと読むのであろう、誰かの姓らしいものが、模様みたいにベッタリと並んでいた。

 私は「木崎さん、御熱心ですね」とか何とか云うつもりであったのだ。それが、内気者の常として、私はうろたえてしまって、愚かにも可成かなり頓狂とんきょうな声で、

樋口さん」

 と呼んでしまった。すると、響ひびきに応じる様に、木崎初代は私の方をふり向いて、

「なあに?」

 と至極しごく落ちついて、だが、まるで小学生みたいなあどけない調子で答えたのである彼女樋口と呼ばれて少しも疑う所がないのだ。私は再びうろたえてしまった。木崎というのは私の飛とんでもない思違おもいちがいだったのかしら。彼女彼女自身の姓を叩いていたに過ぎないのかしら。この疑問は少しの間私に羞恥しゅうちを忘れさせ私は思わず長い言葉を喋しゃべった。

あなた樋口さんて云うの? 僕は木崎さんだとばかり思っていた」

 すると、彼女も亦またハッとした様に、目のふちを薄赤くして、云うのである

「マア、あたしうっかりして。……木崎ですのよ」

「じゃあ、樋口っていうのは?」

 あなたのラヴ? と云いかけて、びっくりして口をつぐんだ。

「何なんでもないのよ。……」

 そして木崎初代は慌あわてて、レタペーパを器械からとりはずし、片手で、もみくちゃにするのであった。

 私はなぜこんなつまらない会話を記したかというに、それには理由があるのだ。この会話が私達の間にもっと深い関係を作るきっかけを為なしたという意味ばかりではない。彼女が叩いていた「樋口」という姓には、又彼女樋口と呼ばれて何の躊躇ちゅうちょもなく返事をした事実には、実はこの物語根本こんぽんに関する大きな意味が含まれていたかである

 この書物かきものは、恋物語を書くのが主眼でもなく、そんなことで暇どるには、余りに書くべき事柄が多いので、それからの、私と木崎初代との恋愛の進行については、ごくかいつまんで記すに止とどめるが、この偶然の会話を取交とりかわして以来、どちらが待ち合わせるともなく、私達はちょくちょく帰りが一緒になる様になった。そして、エレベーターの中と、ビルディングから電車停留所までと、電車にのってから彼女巣鴨すがもの方へ、私は早稲田わせだの方へ、その乗換場所までの、僅わずかの間を、私達は一日中の最も楽しい時間とする様になった。間もなく、私達は段々大胆になって行った。帰宅を少しおくらせて、事務所に近い日比谷ひびや公園に立寄り片隅かたすみのベンチに、短い語らいの時間を作ることもあった。又、小川町おがわまちの乗換場で降りて、その辺のみすぼらしいカフェに這入はいり、一杯ずつお茶を命じる様なこともあった。だが、うぶな私達は、非常な勇気を出して、ある場末ばすえのホテルへ這入って行くまでには、殆ど半年もかかった程であった。

 私が淋さびしがっていた様に、木崎初代も淋しがっていたのだ。お互たがいに勇敢なる現代人ではなかったのだ。そして、彼女容姿が私の生れた時から胸に描いていたものであった様に、嬉しいことには、私の容姿も亦また彼女が生れた時から恋する所のものであったのだ。変なことを云う様だけれど、容貌については、私は以前からややたのむ所があった。諸戸道雄もろとみちおというのは矢張やはりこの物語重要な役目を演ずる一人物であって、彼は医科大学卒業して、そこの研究室である奇妙な実験従事している男であったが、その諸戸道雄が、彼は医学生であり、私は実業学校の生徒であった頃から、この私に対して、可成かなり真剣な同性の恋愛を感じているらしいのである

 彼は私の知る限りに於おいて、肉体的にも精神的にも、最も高貴ノーブルな感じの美青年であり、私の方では決して彼に妙な愛着を感じている訳ではないけれど、彼の気難しい撰択に適かなったかと思うと、少くとも私は私の外形について聊いささかの自信を持ち得うる様に感じることもあったのである。だが、私と諸戸との関係については、後に屡々しばしば述べる機会があるであろう。

 それは兎とも角かく、木崎初代との、あの場末ホテルに於おいての最初の夜は、今も猶なお私の忘れ兼かねる所のものであった。それはどこかのカフェで、その時私達はかけおち者の様な、いやに涙っぽく、やけな気持ちになっていたのだが、私は口馴れぬウィスキイをグラスに三つも重ねるし、初代も甘いカクテルを二杯ばかりもやって、二人共真赤まっかになって、やや正気を失った形で、それ故ゆえ、大した羞恥を感じることもなく、そのホテルカウンタアの前に立つことが出来たのであった。私達は巾はばの広いベッドを置いた、壁紙にしみのある様な、いやに陰気な部屋に通された。ボーイが一隅の卓テーブルの上に、ドアの鍵と渋茶しぶちゃとを置いて、黙って出て行った時、私達は突然非常な驚きの目を見交わした。初代は見かけの弱々しい割には、心しんにしっかりした所のある娘であったが、それでも、酔よいのさめた様な青ざめた顔をして、ワナワナと唇の色をなくしていた。

「君、怖いの?」

 私は私自身の恐怖をまぎらす為に、そんなことを囁ささやいた。彼女は黙って、目をつぶる様にして、見えぬ程に首を左右に動かした。だが云うまでもなく、彼女も怖がっているのだった。

 それは誠に変てこな、気拙きまずい場合であった。二人とも、まさかこんな風になろうとは予期していなかった。もっとさりげなく、世の大人達の様に、最初の夜を楽しむことが出来るものと信じていた。それが、その時の私達には、ベッドの上に横になる勇気さえなかったのだ。着物を脱いで、肌を露あらわすことなど思いも及ばなかった。一口に言えば、私達は非常な焦慮しょうりょを感じながら、已すでに度々たびたび交わしていた唇をさえ交わすことなく、無論その外の何事をもしないで、ベッドの上に並んで腰をかけて、気拙さをごまかす為に、ぎこちなく両足をブラブラさせながら、殆ど時間もの間、黙っていたのである

「ね、話しましょうよ。私何だか小さかった時分のことが話して見たくなったのよ」

 彼女が低い透き通った声でこんなことを云った時、私は已すでに肉体的な激しい焦慮を通り越して、却かえって、妙にすがすがしい気持になっていた。

「アア、それがいい」私はよい所へ気がついたと云う意味で答えた。

「話して下さい。君の身の上話を」

 彼女身体を楽な姿勢しせいにして、すみ切った細い声で、彼女の幼少の頃からの、不思議な思出おもいでを物語るのであった。私はじっと耳をすまして、長い間、殆ど身動きもせずそれに聞き入っていた。彼女の声は半なかば子守歌の様に、私の耳を楽しませたのである

 私は、それまでにも又それから以後にも、彼女の身の上話は、切れ切れに、度々たびたび耳にしたのであったが、この時程感銘かんめい深くそれを聞いたことはない。今でも、その折の彼女の一語一語を、まざまざと思い浮うかべることが出来る程である。だが、ここには、この物語の為には、彼女の身の上話を悉ことごとくは記す必要がない。私はその内から、後にこの話に関係を生じるであろう部分丈けを極ごく簡単に書きとめて置けばよい訳である

「いつかもお話した様に、私はどこで生れた誰の子なのかも分らないのよ。今のお母さん――あなたはまだ逢わないけれど、私はそのお母さんと二人暮ぐらしで、お母さんの為にこうして働いている訳なの――その私のお母さんが云うのです。初代や、お前は私達夫婦が若かった時分、大阪川口かわぐちという船着場ふなつきばで、拾って来て、たんせいをして育て上げた子なのだよ。お前は汽船待合所の、薄暗い片隅に、手に小さな風呂敷包ふろしきづつみを持って、めそめそと泣いていたっけ。あとで、風呂敷包みを開けて見ると、中から多分お前の先祖のであろう、一冊の系図書けいずがきと、一枚の書かきつけとが出て来て、その書きつけで初代というお前の名も、その時丁度ちょうどお前が三つであったことも分ったのだよ。でもね、私達には子供がなかったので、神様から授さずかった本当の娘だと思って、警察手続てつづきもすませ、立派にお前を貰もらって来て、私達はたんせいをこらしたのさ。だからね、お前も水臭い考えを起したりなんぞしないで、私を――お父さんも死んでしまって、一人ぼっちなんだから――本当のお母さんだと思っていておくれよ。とね。でも、私それを聞いても、何だかお伽噺とぎばなしでも聞かせて貰っている様で、夢の様で、本当は悲しくもなんともなかったのですけれど、それが、妙なのよ。涙が止めどもなく流れて仕様がなかったの」

 彼女の育ての父親が在世ざいせいの頃、その系図書きを色々調べて、随分本当の親達を尋たずね出そうと骨折ったのだ。けれど系図書きに破けた所があって、ただ先祖名前や号やおくり名が羅列られつしてあるばかりで、そんなものが残っている所を見れば相当の武士さむらいの家柄には相違ないのだが、その人達の属した藩はんなり、住居なりの記載が一つもないので、どうすることも出来なかったのである

「三つにもなっていて、私馬鹿ですわねえ。両親の顔をまるで覚えていないのよ。そして、人混みの中で置き去りにされてしまうなんて。でもね。二つ丈け、私、今でもこう目をつむると、闇の中へ綺麗きれいに浮き出して見える程、ハッキリ覚えていることがありますわ。その一つは、私がどこかの浜辺の芝生の様な所で、暖かい日に照らされて、可愛い赤あかさんと遊んでいる景色なの。それは可愛い赤さんで、私は姉ねえさまぶって、その子のお守もりをしていたのかもしれませんわ。下の方には海の色が真青に見えていて、そのずっと向うに、紫色に煙けむって、丁度牛の臥ねた形で、どこかの陸おかが見えるのです。私、時々思うことがありますわ。この赤さんは、私の実の弟か妹で、その子は私みたいに置去りにされないで、今でもどこかに両親と一緒に仕合せに暮しているのではないかと。そんなことを考えると、私何だか胸をしめつけられる様に、懐しい悲しい気持になって来ますのよ」

 彼女は遠い所を見つめて、独言ひとりごとの様に云うのである。そして、もう一つの彼女の幼い時の記憶と云うのは、

「岩ばかりで出来た様な、小山があって、その中腹から眺めた景色なのよ。少し隔へだたった所に、誰かの大きなお邸やしきがあって、万里ばんりの長城ちょうじょうみたいにいかめしい土塀どべいや、母屋おもやの大鳥おおとりの羽根を拡ひろげた様に見える立派な屋根や、その横手にある白い大きな土蔵なんかが、日に照てらされて、クッキリと見えているの。そして、それっ切りで、外ほかに家らしいものは一軒もなく、そのお邸の向うの方には、やっぱり青々とした海が見えているし、その又向うには、やっぱり牛の臥た様な陸地がもやにかすんで、横よこたわっているのよ。きっと何ですわ。私が赤さんと遊んでいた所と、同じ土地景色なのね。私、幾度その同じ場所を夢に見たでしょう。夢の中で、アア又あすこへ行くんだなと思って、歩いていると、きっとその岩山の所へ出るに極きまっていますわ。私、日本中を隅々まで残らず歩き廻って見たら、きっとこの夢の中の景色と寸分違わぬ土地があるに違いないと思いますわ。そしてその土地こそ私の懐しい生れ故郷なのよ」

ちょっとちょっと」私はその時、初代の話をとめて云った。「僕、まずいけれど、そこの君の夢に出て来る景色は、何だか絵になり相そうだな。書いて見ようか」

「そう、じゃあもっと詳しく話しましょうか」

 そこで、私は机の上の籠かごに入れてあったホテルの用箋ようせんを取出して、備そなえつけのペンで、彼女が岩山から見たという海岸景色を描いた。その絵が丁度手元に残っていたので、版にしてここに掲かかげて置くが、この即席そくせきのいたずら書きが、後に私にとって甚だ重要な役目をつとめてくれ様などとは、無論その時には想像もしていなかったのである

「マア、不思議ねえ。その通りですのよ。その通りですのよ」

 初代は出来上った私の絵を見て、喜ばしげに叫んだ。

「これ、僕貰もらって置いてもいいでしょう」

 私は、恋人の夢を抱いだく気持で、その紙を小さく畳たたみ、上衣うわぎの内ポケットしまいながら云った。

 初代は、それから又、彼女物心ついてからの、様々の悲しみ喜びについて、尽きぬ思出を語ったのである。が、それはここに記す要はない。兎とも角かくも、私達はそうして、私達の最初の夜を、美しい夢の様に過すごしてしまったのである。無論私達はホテルに泊りはしないで、夜更よふけに、銘々めいめいの家に帰った。

2021-03-21

日本欧米価値観を共有しているのか

中国との対立といった図式がニュースで取り上げられ、

その際に、「日本欧米価値観を共有しており、価値観を共有していない中国とは相容れない」に類するコメントをよく見かける。


本当に日本価値観を共有出来ているのだろうか?


プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の宗教禁欲主義資本主義精神との関係性は

知識としては知っていたとしても価値観の共有していると言えるのか?

BLM運動バイデンメソジスト監督派のベセル教会で膝を付いているのは理解できたのだろうか?

宗教分離という言葉日本的な見方米国では違うだろう。


かといって中国についても書籍すら中国から輸入できていないので理解も出来てないわけだが。

2021-03-20

マンガ男性性の比喩

古き良きドラゴンボールでは、かめはめ波代表さららように、「気」という身体エネルギーの爆発的な放出、その強さによって相手を圧倒するというのが主な戦い方。

体内のエネルギー放出、これは射●のメタファーと見ることができる。そう考えると悟空ご飯の親子かめはめ波とか、セルとのかめはめ波合戦とかはその… 考えるのをやめよう。

一方、最近鬼滅の刃では、かめはめ波のような身体エネルギー放出が見られなかった。刀の型から繰り出される技はイメージ説明されており、刀という身体の延長、その技術により戦うというスタイル最後まで続いた。(謎の遠距離攻撃を発生させた風柱は例外。)

鬼滅の刃男性性のメタファーだったものは何か?無惨様ではないか。無惨様は身体から無数に伸びる超スピード触手意味深)で攻撃するし、全ての鬼を生み出した繁殖の鬼でもある。ただ面白いことに、こいつはマッチョ男性性とは少しズレていて、自分の力を誇示するために見せつけるようなことは極力避けている。この点でもなんというか現代の複雑さが反映されているようでおもしろい。

2021-03-19

anond:20190604223140

フォントを揃えなさい」

 

セルの書式設定だけだと、見かけ上だけで小数点は切り上げされてないから、round関数を使いなさい。書式設定だけではダメ

 

こんな基本的なことまで言われてるじゃん。まじめに仕事しろよ。

2021-03-16

日常で最大の怒り

Excelの何気ない操作セルコピペとか)で突然フリーズちゃうような時に、怒りが頂点に達する

2021-03-11

クロノクロスが好き

自分クロノトリガークロスも好きだがどちらかと言うとクロス派。

クロスは周回したしアルティマニアは何回も読んだし、サントラもかなり聞いた。PSアーカイブスはまっさきに落とした。ラジカルドリーマーズピアノ練習する位大好き。

トリガークロスの後にやったけどそれほどの熱量はなかった。

当時はSFCを持っていなかったので後に出るDSリメイク版をプレイしたのだが正直クロスをやっていなかったら手を出さなかったと思う。

手を出さなかった一番の理由キャラデザが大きい。

ただ鳥山明の絵は好きだし、トリガーイメージイラストは見るだけでワクワクする。でもそれらではゲームプレイしたい気持ちにはならなかった。

小説の表紙なら真っ先に読んだと思うが。

一重に鳥山絵に対してドラクエドラゴンボールの印象が強すぎて敬遠していたのだと思う。クロスに比べると子供っぽい印象だった(もちろん実際の中身は違うけど)。

そもそもクロスジャケ買いだった。あの青いパッケージにひと目でやられた。裏面のあらすじや、表面がどういう状況なのかが知りたい一心で起動前からクワクしていた。今でも最高のデザインだと思う。

トリガーパッケージも素敵だと思うがそれを感じられなかった。キャラクター1体1体はかわいいし格好いいと思うが、そこから彼らの物語を知りたいと思わせるようなフックがなかった。

なのでPSリメイクがあるにも関わらずDSまで手を出さなかった。

結局やってみたらどっちも凄い面白いし、どっちにも駄目な部分はある。

ただ個人的には物理的なファーストコンタクトが印象的だったクロスの方に軍配が上がる。

まあ、あのOPを見たらノックダウンするよ。最高に格好いいものOPの余韻を残しつつタイトル画面で流れる神の庭も神秘的だし、その後の時の見る夢(デモシーンになる?)も格好いいセリフオンパレードだし、初見で惚れるなという方が無理だよ。

背景はどこも綺麗だし、音楽は最高だし(航海アナザーワールドが本当に素晴らしい)、話は難解だったけど面白かった。最後クロノクロス発動もドラマチックで凄い良かった。自分にとって攻撃以外の手段で決着がつくラスボスが初だったからとても衝撃だった。

あとセルジュの武器SEが好き!スラッシュ攻撃方法には笑った。

トリガー時計の音からゲームが始まるのはワクワクする。イベントも1シーン1シーンが熱いし、連携技が楽しいカエルフレアが好きでよく使っていた。

サガや聖剣伝説リメイク移植で盛り上がっているので

クロノの方もシリーズコレクションとか出してくれたら嬉しいなぁ。

シアトリズムクロス曲も来てほしかった…

トリガー曲はあるから版権問題かな…

時の見る夢でリズムゲーしたかったよ

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