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はてなキーワード: 広告業界とは

2020-07-03

まさにCore i,11世代

ある意味 新技術市場投入でIT業界そしてそれに付随することで広告業界はまぁ従来どおりだろうし

それこそJRなんていうのは付随して連れ高だろうが

儲かってるから参入

そらこっちは、受け入れねばならない、

とはいえ小学校教育からみたいな話を聞くと、?

 

いわゆる飲食

そりゃオフィス需要というのはテレビ局移転で騒ぎみたいなものとおんなじで、オフィス街で栄枯盛衰コロナでそりゃピンチだわな。

が言い方を買えるなら、Core i,,11世代の投入で、コロナ明けで特需がある(ない)なら、いわゆるオフィスに連動経済というのも真実 あるいみ飲食

Core i,,11世代で新技術投入とかでプチバブルであるとなると

2020-06-16

恋なし職なし命なし? 崖っぷちアラサーのこれから

 まだ職場の人には言えないのでここに書く。職場の人にはSNSアカウントオープンにしてるので、書けるところがここしかない。

 

 

 去年の夏に初めて転職をした。

 Web広告会社事務職から訪問営業会社へ行ったものの、そこはかなり古臭い体質のブラック企業広告業界もブラックな面があったから平気だろうと思ってたけど、それとは質が違うタイプブラックさだった。広告会社のほうは頭がいい人特有の嫌味っぽさが滲んでいたけれど、訪問営業会社のほうはガキ臭さ、悪い意味での部活っぽさがあった。

 土曜出勤も多く、彼とデートもできない。しばらくは我慢していたけれど、やっぱり無理だと思った。

 はてブ経由で知り合った人にも転職相談に乗ってもらい、再び転職活動をして、今年の1月から新しい会社で働くことになった。Webコンサルティング会社だ。

 

 少数精鋭な会社で社風も良く、各種制度も充実している。社長の考え方も尊敬でき、同僚もインターン生も「デキる人」が多く、「本当にこの会社に入れてよかった」と思っている。

 これならプライベートも充実させられそう、楽しみ!

……と思ったのも束の間、この春から状況は一変した。

 

 2年半付き合った彼氏とは別れることになり、私自身に重い病気可能性が見つかった。

 そして、私は仕事でまったく売り上げを出せていない。「申し訳ないけど、7月の試用期間で終えてもらうことになるかもしれない」と社長から言われてしまった。

 

 おかしいな、これから人生ブラック企業から転職して順風満帆になるはずだったのに……。

 

 

 病院での精密検査を繰り返した結果、重い病気ではないことがわかった。それは良かった。

 逆に言えば、それしかいいことはなかった。

 

 ……先週末、私は試用期間で打ち切りになることを社長から伝えられた。7月20日で退職することになる。

 

 

 この会社の人は、辞めたあとも業務委託など何らかの形で関わり続けている人が多いと聞く。なので、せめて辞めた後も何かの仕事でご一緒したいという旨を伝えた。

 

 辞めることが決まってから毎日粛々と仕事はこなすものの、チャットワークに「〇〇さん退職のやり取り」のスレッドができたり、退職後の機密保持契約書が送られてきたりすると、自分は辞めなくてはいけない人間なんだということを痛感させられる。

 そもそも「実力以上のところに入ってしまった」という感覚はずっとあったから、こうなってしまうことは仕方ないという気持ちもある。でも、せっかく採用してもらったのに活躍できなかったことはとても心苦しかった。

正社員のお給料をもらいながら、実力以上の素敵な会社で学べた」と解釈すれば良かったと言えるかもしれないが、いずれにせよ売り上げを出せなかった申し訳なさは残る。

 

 

 コロナでなかなか友達にも会えない。そこそこ仲が良かった人たちとも微妙に疎遠になった。毎月毎月、異なるタイプの息苦しさがやってくる。

 前彼とはじつは1年前にも一度別れたことがあったが、その2ヶ月後には復縁した。しかし今回は、彼は私のSNSも一部ブロックしているようであり、復縁も難しいかもしれない。

 彼の投稿が流れなくなったSNSを見るのもしんどくて、一部のSNSアプリを削除した。コロナしんどい話や胡散臭い話が増えてたところなのでちょうどいいタイミングでもある。

 

 

 初詣、引いたおみくじ大吉だったのに、やたらと悪いことばかり起こる。何故だ。

 唯一良かったのは「重い病気ではなかったこと」だけど、そもそもそれだってマイナスゼロになっただけで、プラスの要素というわけではない。なんでこんなことになっちゃったかなぁ。

2020-06-01

anond:20200601003340

SFオタクの一人としてこれをややガチめで妄想してみる。

2060年の世界

・国際情勢

日本GDPは5位かそれ以下まで低下。代わりにインドシンガポールタイ韓国台湾などが上昇。

GDPトップ5は中国アメリカインドドイツ日本(or 台湾 or 韓国 or タイ or シンガポール)の順に入れ替わる。

日本経済力生産力は少子高齢化により慢性的に低下を続けるが、一方で外国から投資積極的に行われる。

鉄道会社や電力会社をはじめとするインフラ関係各社は外国資本となる。JRは「繁華デリーレールウェイ株式会社」に改組される。

中国を中心勢力とするパターナリズム勢力と、アメリカを中心勢力とするリバタリアニズム勢力が新たな冷戦構造を作り上げている。

この二つの勢力法令憲法理念外交などを共有する緩やかな共同体形成しているが、日本2060年現在どちらにも加盟していない。

この時代では「共産主義」「資本主義」「民主主義」「独裁」などの単語が持つニュアンスは後退し、おおむね「パターナリズム」か「リバタリアニズム」にそれぞれ収斂している。

日本はそのなかにあって「パターナリズムリバタリアン政治」を自称し、両勢力の良いところどりを模索しようとしているが、実態としてはあまりうまくいっていない。

科学技術

コンタクトレンズ型の情報端末が普及している。神経系接続して思考インターフェイス操作することができる。

ここ10年の間に普及が進んだが大脳と直結することから個人プライバシー侵害されるとの声が強く、リバタリアニズム勢力下ではアナログ操作型の情報端末を選好する者が少なくない。

しか広告業界にとっては非常に都合がよいのでコンタクトレンズ型の普及は時間問題だとアナリストは指摘している。

一方、パターナリズム勢力下では健康情報をはじめとする国民データ収集と、それをもとに国民へ「指導」を行う必要性から積極的に用いられている。

特に中国では満五歳児から国民の常時装着が実質義務付けられており、特に理由のなくこれを外すことはよから嫌疑を生むことになる。

今後20年以内に「国民安全保障人生設計の精度を高めるため」に全国民の視界を無差別録画し、収集する機能実装目標としている。(中国政府発表)

日本ではパターナリズム勢力の支持を受ける推進派とリバタリアニズム勢力の支持を受ける反対派、どちらともつかない日和見、もとい、慎重派の三すくみとなっていて、よく国会論争のタネになっている。

そのほか、電源は必要な電力が低いものはおおむね無線電源が普及しており、自動車鉄道バイクなどは電力での駆動が前提で設計されるようになる。電動航空機もだいぶ普及してきている。

発電はどの勢力下でも改良された原子力発電自然エネルギーの二つが主で、火力発電の全体に占める割合環境への配慮から大幅に減少傾向にある。核融合発電は目下研究である高速増殖炉先進国に限り実用化されている。

宇宙開発民間主体となって行われている。中国2032年に初の月面有人飛行、2044年に初の火星有人飛行を達成し、アメリカも同年に成功させるがそれ以降、国家規模での目立った計画特にない。

2060年現在では月面開発が各国民企業によって進められている。既に定期往復宇宙船宇宙港もいくつかの国に設置されており、往復120万新元ほどで月面旅行が楽しめる。

ただし行動可能区画はかなり制限されているため観光自由度は低い。定番お土産は月の石。

格差健康

リバタリアニズム勢力下は当然のことながら格差が激しく、最下層の人々の暮らしはその日の食事にも差し支えるほど困窮している。

アメリカ中流階級以上の平均寿命が90.2歳(2058年保健省統計)なのに対し、低所得者層のそれは75歳を下回っている。

国民皆保険制度がいまだ存在しないので中流階級以上であっても重病や大怪我などにより多額の支払いを迫られ、貧困層に転落することが珍しくない。

ただし食事の内容や日々の生活について政府から指導管理を受けることはなく、マクドナルドケンタッキー2060年現在でも健在である

他方、パターナリズム勢力下では実のところ格差がないわけではないが低所得者層に対する生活保障制度があり、すべての国民健康的な食事生活を送ることができる。

ただし睡眠時間食事の内容をはじめとする生活のほぼすべてにおいて当局の「指導」に従わなければならず、そもそも政府健康に益しないと判断した飲食店開業は許されていない。

パターナリズム勢力下の国ではマクドナルドケンタッキー存在せず、ラーメン二郎特定有害飲食物として政府認定を受けている。蘭州ラーメン政府認定の優良飲食物とされている。

当然、タバコ飲酒も厳格に禁じられており、カフェイン摂取にも一定の制約が加えられている。レギュラーコーヒーは1杯150mlを1日3杯まで。

これらの徹底した管理によりパターナリズム勢力の中心である中国都市部平均寿命は97.2歳(中国政府発表)にまで伸びている。

教育

パターナリズム勢力下ではどの学校学費無償であり、すべての教育機関は公立または国立である私塾の開設は特例を除き禁じられている。

すべての国民は各々の学力に応じていつでも学びを得ることができる。高卒程度までが義務教育とされ、卒業試験も課されている。

卒業後は成績にもとづいて大学に進学を推奨(実質強制)されるか、または適性のある職業に就くことになる。無就労かつ無就学で、特定の期間以内にどちらかの準備をはじめていない者は「指導」の対象となる。

他方、リバタリアニズム勢力下ではあらゆる方針私立学校が無数に存在し、詐欺同然の無意味ものから1000年を越える歴史を持つ由緒正しい学校まで選択肢の広さにはこと欠かさない。

ただしこれらには多額の学費必要であり、中流階級であっても借金しなければ通えない。特に優れた大学大学院の研究力はパターナリズム勢力下における最高の国立大学大学院のそれをしのぐと評されている。

なお、義務教育制度廃止されているので本人の選択によっては小卒のままでいることも可能だがまず間違いなく職には就けない。

産学連携が盛んで、民間人が教授職に就いたり、民間企業出資を受けた講義、あるいは教育機関そのもの運営リバタリアニズム勢力下ではごく当たり前である

パターナリズム勢力下では99.9%が最低でも高校卒業し、その中の7割が大学まで進学しているが、リバタリアニズム勢力下では高校卒業までで8割ほど、大学進学はその中の4割程度に留まる。

文化芸術

パターナリズム勢力下において文化芸術は認可制であり、なにが正しい表現かは政府が厳格に定めている。

ただし「時として刺激的な表現物が市民精神衛生に益する場合もある」との見地から特定の年齢に達し、必要リテラシー試験クリアした市民に限り部分的に「刺激的な表現物」の閲覧が許されている。

とはいえ過度に反社会的であったり、反体制的な表現物が認められる余地は一切ない。「1984年」(ジョージ・オーウェル作)はもちろん発禁である

対してリバタリアニズム勢力ではあらゆる表現が無制限に認められている。ヘイトスピーチですら可能国旗を燃やしたり、大統領写真を切り裂くことも可能VR空間バーチャルドールとまぐわうのも自由

パターナリズム勢力下ではインターネットが厳しく検閲されているが、一定知識がある者はこれらの規制技術的な工夫でくぐり抜け、リバタリアニズム勢力産のコンテンツを密かに閲覧して楽しんでいる者も少なくない。

1時間ほどでここまで書いたがさすがに飽きてきたので後は任せた。

2020-04-28

え、うそ…まだ内定出てないの?w

こないだ上場企業から内定を貰った。

おれすげー!もう内定貰っちった!就活楽勝じゃん!

コロナ氷河期かもしれんがおれには楽勝じゃん?

え?内定まだなん??

!?!?!?ちょまって!?!?

就職しないの?!

え?するの?あ、、、そう・・・

え?コロナ??ウケるwww

IT企業から大丈夫っす!

なに?不景気??

ネット広告業界なので問題ないっす!

つかなんでITで働かないの?

なんでマーケティング仕事しないの?理解に苦しむ。

ってな感じで調子に乗ってたけど、4月時点での就活中の学生

内定率が30%だそうだ。高くね?

意外とみんな内定貰ってんだね。全然氷河期じゃないやん。

ちょっと周り見えてなかったかも。

なんでおれだけが早く内定取れたのか?

もしかして誰も志望してないから?

もしかしてブラック企業から

大手ネットマーケ企業からコロナ不況大丈夫と思ってたけど、大丈夫だよね??

2020-03-22

anond:20200321081245

死んだから権利解放されて自分のものにしていいということからすると殺すために産むやつがでてくるわけですよね

それが奪えないものだとして譲ることはできるのならば譲るという流れを汲んでそれに目的がついていることで一応奪えないって建前が成り立つんですよね

成長したら売れないので殺していっていいというブリーダーとか千葉心愛ちゃんとか自分の持ち物なので殺していいのかって話になりますよね

いいわけなくないですか?

生きるという意思をもっている個体まがいなりにも産んだり扱ったりするにはその個体の生きようとした意志を形だけでも尊重すべきなんじゃない?


わにくんが「みんなでぼくの生きた証をかって作者と広告業界にゆたかさをあたえて」って言ったのだったら、売ってほしいし買うべきかなと思うんじゃない?

思わないけど

2020-03-13

anond:20200313135810

なぜweb業界広告業界にいるにも関わらず、今更そんな疑問を持つようになったか教えて欲しい。

久しぶりホームページといふもの

40手前。学生時代ホームページといふものの作り方を学び、今もweb業界というか広告業界というかにいる。

当時は掲示板作って、カウンタつけて、同盟に参加し、aboutページパソコンスペックを載せ、flashでオープニング作てenterボタン押させるとかして。

在宅勤務によって家でパソコンに向かっていると当時のことを思い出してホームページといふものを作りたくなった。

初期のHTML5とかWordPressjqueryまでで知識が停滞しているので最近流行りはなんなのよと調べてみると、headless CMSとかvue.jsとかnext?nuxt?とか。もう訳わかんなくなってた。

なんかさ、個人ホームページといふものは、ブログしか成り立たなくなったの?FrontPageとかdreamweaverとかで作ってFTPでアップして、ape掲示板作って、キリ番でした報告もらうとか、ドキドキしながら相互リンク申請したりとかしたいんだけど。そういうインターネットはなくなってしまったの?

2020-03-12

anond:20200311165317

あなたは、典型的美大卒のデザイナーなのだろうなと思いました。

いわゆる、自身の作ってきたものや作るのもに自信を持つ職人気質であるように読み取れました。

広告が金儲けの仕組みとして、正々堂々とした道徳的業界仕事である認識されたのは、30年前ぐらいという認識でいます。(これは2020年版の「不道徳経済学」(早川書房)、訳者あとがきに記されていたことを元にしていますが、自分は実際は40年位前じゃないかって考えてます理由90年代において、既に広告屋が不道徳でないという認識が広まっていたという個人的見解に基づく物です。不道徳経済学原本ウォルターブロックという方でアメリカでの話をしている点も個人的見解に影響をあたえています。)

それ以前は、「広告付加価値を生まないか不要である」と考えられていたようです。

まり、ここで言いたいのは、あなたが考える広告文化とは30年から40年間でやっと道徳的仕事である認識されるようになったという経緯を前提にして考えてみると、道徳的仕事であるという認識が元から浅かったのではないでしょうか。

また、「広告があるから製品がある」(広告製品)ではなく「製品があるから広告がある」(製品広告)という根本的なところについてはどうお考えでしょうか。

私は、広告製品(ないしサービス)の金儲けを手助けするためのものと考えています

まり、金儲けをお助けするのが根本にあると考えており、金儲け(ビジネス)なのですからお金さえ儲かればどうでもいいのです。

元来、広告とはそのような成り立ちがあったと考えます。つまるところ、広告業界とは表面的な変化は時代に沿って変わってきているが、根本的なところは何一つとして変わっていないと考えています

さてさて、そもそも文化」とはとても高尚な表現に聞こえますが、よく悪しき文化としてあがる政治的主張暴力解決する戦争だって人間文化です。(戦争文化で美しい!という思想をもっていましたら、ちょっと伝わらないかもしれないのですが...。)

デザイナーありがちな、自信の仕事を高尚なものであると考える誤解はほどほどになさった方がよいかと思いまして、コメントさせていただきました。

2020-03-11

私は広告制作現場を辞めて、広告屠殺する現場転職をした



私は広告業界10年ほど広告制作仕事をしていた。最初総合代理店で、最後半年WEB広告代理店で。

そして昨年末をもって退職に至ったので、退職エントリではないが、なんとなくWEB広告の実情について

広告業界の人たちにも話したかったので文章にまとめることにした。


私は広告業を一つの文化」だと思っている。

そう考えるのは広告従事者の奢りだ、と言われがちだが

私はそれは、奢りではなく、むしろ戒めだと考えている。

なぜなら広告会社は、そういった矜持自戒の念を込めて持っていないと、

簡単ゴミ製造する工場へと成り下がってしまうからである




私は新卒とある広告代理店入社し、そこから10年ほど制作担当することになった。

大手というわけではないが、時々全国規模のTVCM制作も手がける、そこそこの代理店である

そこは、今となっては「働き方改革」の標語ひとつで一蹴されてしまうような、徹夜休日出勤を繰り返す昔ながらの制作現場だった。


なぜそこまで業務時間が長くなるのか?

普段長時間労働と縁のない企業の方からすると不思議だと思う。

私はこれは、他ならない「文化からの転落への恐怖」に起因していると考えている。


基本的に、広告公共空間公共電波を使ったゴミである

もし広告クライアントの言われた通りのものを作れば、

タレントは不自然に微笑み、手放しで商品を褒める怪しいコピーで溢れかえり、

最後自己満足キャンペーン応酬お茶を濁す

お金をもらって公共空間を1枠使って汚す「ゴミ」が完成する。


からこそ代理店制作者は、1ミリでも多く、見る者の目を楽しませる努力をする。

広告の枠を超えて世の中全般を動かせるような言葉を発信できないか苦悶する。

ゴミ」と「文化」の間に横たわる深い河を、靴一足分だけでも超えられないか

というギリギリ闘争クライアントと繰り広げる。


だって自分人生をすり減らしてゴミを作ってる、とは思いたくない。

自分文化を作っているんだ、と言い聞かせたい。


そんなミリ単位のこだわりを爆発させていくうちに、時間外労働は積み上げられ、

残業休日出勤オンパレードとなっているわけである

ホントにダラダラやってるだけのヤツもいるんだけど)


私は土日の撮影徹夜プレゼン準備が反吐が出るほど嫌いだったが、

ういういい歳こいたおじさん達が、1ミリでも良い物を作るために

わがままを通そうとする姿を見ているのは嫌いではなかった。


情熱大陸とかプロフェッショナルでは、プロ達は綺麗なオフィスキラキラ仕事している場面ばかりだが、

現実プロ達は深夜の制作会社会議室で、ボロボロになりながら臭い鼻息を撒き散らして仕事に食らいついている。

繰り返されるのは、誰かが「もうこの辺で辞めにしませんか?」と言ってしまえば終わってしまうような脆弱会議である

しかし「少しでも良いものを作らないと俺たち生きてる意味ないよな」という不文律が全員の頭の中に共通して存在するから

「もう辞めよう」と口にする人は一人もいない。そして1ミリだけ良くなった企画書を持って徹夜明けでプレゼンに挑む。

その情熱大陸が映さないような種類の、リアルな感じが好きだった。


まぁ、そういうおじさんおばさん達の見えない闘争が積み重なって、

広告文化」と心の中で思っていても怒られないくらいの社会風潮は出来たのではないかと思う。

美大メディア学系の大学広告論の授業があったり、

過去の名作広告をまとめて本や番組が作られるくらいなのだから、一応文化と言っても差し支えはないだろう。




その会社で9年働いた後、私は縁あってWEB広告代理店転職することになった。

これが同じ「広告代理店」を冠しているが、とても同じ広告を作っているとは思えないような職場だったのである

ここが広告という文化を殺して食べる、屠殺現場のような場所だった。



WEB広告とそれ以外の広告の、一番の違いは何か。

それは「数値化」だ。

WEB広告を作る、ということは、制作物の全てを数字に置き換えることができる、ということなである

この広告が何秒見られたのか、どんなクラスターの何%が見たのか、何%が商品を買ったのか、広告コスト効率はいくらか。

広告の全て数字で語ることができるのがWEB広告独自性であり、実際私が居た会社はその強みを最大化するような戦い方をしていた。


すると何が起こるか。

全ての広告を、数値をベースに作るようになるのである


たとえば、必ず視聴率クリック率が高く出るような広告をつくる。

それはどういうヤツかというと、始まってすぐに「お得なキャンペーン」とか「今だけ何%ポイントキャッシュバック」といった数字を画面に大きく出すようなアレである

誰もがあれに反応するわけではないが、一定層そういう数字に反射的に反応する人種の人たちがいる。だから結果的に数値はわかりやすく上向くのである


たとえば、広告コスト効率が高い広告をつくる。

コスト効率を上げる方法は2つしかない。前よりも大きく結果を出すか、制作費を削るか、である

そういうわけからWEB広告代理店では撮影外注を行わない広告制作奨励されている。

ストックフォトやフリー素材だけで制作すれば、地獄みたいなクオリティになるが原価はゼロに近づく。

そして前述の視聴率アップの手法があるので、不思議とそんなものでも視聴率が高かったりする。数千万かけて作ったTVCMより高かったりする。

その結果、コスト効率は上がり、「クライアントも喜んでいます!」という嘘みたいな報告が営業からは来るのだ。



私にはこれが、数字裏付けされたゴミを作っているようにしか見えなかった。

始めにこのクオリティ広告を見た時「まともなクライアントがこれにお金を出すはずがない」と思っていた。

しかし実際は違う。喜んで買っている。そりゃそうだ、クライアントの持っているお金は「広告宣伝予算」であって「広告文化への投資予算」ではない。

RADWIMPSが歌うデザインされたTVCMであれ、フリー音源ポイント還元キャンペーンだけで出来たWEB動画であれ、効果が高そうなものお金を払う。

なんとなく効きそうなだが高価な胃薬と、見た目はチープだが安価で効き目が数字裏付けされている胃薬だったら、後者を選ぶ人は少なくない。

私が在籍していたのは半年程度だったが、WEB広告会社大手代理店から仕事を奪ってきた、というようなニュースを度々耳にした。




かくして、広告という文化は、数値に裏付けられたゴミによって貪られ、じわじわと瓦解し始めている。




今なお「広告文化だ」と思っているのは広告制作者を始めとする一部の広告ギークだけなのだろうか。

しかしたら多くのクライアントサイドも、今では広告文化だとは思っていないのかもしれない。

(思っている希少なクライアントもいる。代理店はそういうお客さんを大事にしてください。)


少なくとも、WEB系の広告会社にはそもそも広告文化と思うような発想はない。

ただ忠実に、広告言葉通りの「広告なのだと彼らは思っている。

彼らは非難される立場ではない。だってそっちの方が本来の「広告」の語義には近いのだ。

から彼らは彼らが今作っているものゴミとは思っていない。

経済を回すための1つの因子」みたいな感じに思っているんだろうなぁ、きっと。


私には、彼らが目先の利益のために無邪気に広告破壊

文化もろとも倒壊しているのにも気づかず勝ち気になっているのが我慢できなかった。

そういうわけで、私は半年会社を辞めることにした。



懐古趣味の「昔は良かったおばさん」みたいな話にはしたくなかったのだけど、

この話は結局そういう結論しかならないのかもしれない。


2019年、ついにWEB広告の出稿費がTVCMのそれを超えたという。

この先の広告業界WEB業界を中心に回るのは日を見るより明らかだし、その時のエースプレイヤーは私が辞めたあの会社かもしれない。

しかし、あの地獄クオリティWEB広告達を元に大学の授業が行われることはないだろうし、それを論じた本が出るようなこともない。

広告という「文化」は静かに解体され、彼らに食いつぶされ、いつの間にか消滅していることになるだろう。


私はそんな「冷たい熱帯魚」みたいな解体現場で確かに働いていた。

そして次はまた、古い広告業界に近い所で仕事をする。

これは救命ボートからタイタニック号に乗り換えるような所業かもしれない。

ただ無邪気に文化を貪り続けるよりはマシだと思っている。


あの制作会社会議室で、今日広告文化足り得るようしのぎを削る人たちがいる。

私は化石のような彼らを、情熱大陸クルーの代わりに見届けることにする。

2020-03-10

anond:20200310205350

大事なのは死にやすくなるような傾向なんだよなあ

広告業界の頂点に立つD社の若手美人社員死ぬことももちろんあるけど

(その辺の無職男が死んでも誰も取り上げないのはさておき)

2020-03-09

世界はこんなにもアホで溢れている

今回の新型コロナウイルス騒動は、

世界の大多数がアホばっかりだという

事実あぶり出してしまった。

マスクトイレットペーパー、27℃のお湯(?)、

そして政府グダグダ対応

薄々解ってはいたがこうもまざまざと見せつけられると

「やっぱりそうなのか」という落胆しかない。

広告業界では「小3でも解るように作れ」とよく言われる。

そうでないとちっとも伝わらないのだそうだ。

賢い人はさっさと割り切って、

自分のし上がるためにうまく

アホどもをコントロールしてるようだが、

そこまで賢くもなく割り切れもしない

中途半端な俺はどうしたらいいのか途方に暮れる。

いっそすぐに情報に踊らされてお湯?を飲む

アホの側でいたかった…。

2020-02-18

全部三次元で笑う。「おまえら文脈勝手押し付けるな」と何度言えばわかるんだ。

対人性愛の罪は対人性愛者が償えよ。責任を負うべき人間がその責任放棄して、関係ないマイノリティ押し付け断罪しようとしてるから叩かれるんだろ。

しかし本当にキショい広告だな。

現在実在芸能人等を用いた広告も全てこれらの延長にあるわけで、そのグロテスクな有様を見て見ぬ振りできる神経がすごい。

2020-02-14

実を言うと日本ネット広告業界はもうだめです。

突然こんなこと言ってごめんね。

でも本当です。

2022年までに

サードパーティークッキーが使えなくなります

それが終わりの合図です。

程なくリターゲティングができなくなるので

気をつけて。

それがやんだら、少しだけ間をおいて

Googleだけの世界が来ます

2020-01-11

経済が停滞してるのは広告業界のせい

ゴミ広告する

バカゴミを買う

バカゴミが売れると勘違いする

ゴミしかまれなくなる

無間地獄

2019-12-23

その再生数、いくらで売る?

ある不思議な店があったとする

 

「君が得たその◯◯の閲覧数、◯◯円で買うよ」

「買い取ったら、その投稿過去未来において存在ごと消えるよ。もちろん君の頭からも消えるし視聴者の頭からも消える。そして同じ投稿は二度とできない。無かったことになる」

 

そう言われたら、幾らだったら売るか?

 

個人的には

ブログ1PV=10

ツイッター1いいね100円 いいねはやっぱ重要

ブコメ1黄色スター10円 安い

ブコメカラースター=200円 高い

Youtube再生数1=5円

ニコ動再生数1=10円 何かYoutubeより高い

 

実際広告つけて得られる収入は1PV0.1円とかだから広告業界がつける値段より自分がつける値段のほうがずっと高いんだとわかる

2019-12-19

anond:20191219142449

からその「了解が取れてる/取れてない」がブレてるんでしょ。

広告業界は「これで了解が取れてると思ってた」と主張していて

それに対して「いやそれはステマだ」と糾弾している人たちがいる。

2019-12-17

anond:20191217151832

あっ「俺は馬鹿から広告業界に騙されてるんじゃないか」という被害妄想でいっぱいの低能

anond:20191217151151

俺もそう思うよ

というかそう思われても仕方ないと思うよ

 

だけどそんな狡いことをアスペができると思えないから多分仕掛け人別にいると思ってる

写真撮ったやつな

まあもはや「チームグレタ」なんだからグレタってことでいいと思うけど

やり口が広告業界っぽくて嫌い

2019-12-11

anond:20191211173203

小野田紀美って人は、もとは広告業界バリキャリで、都議に転身、都議会では地元アピールについての仕事をやったりしていたが、任期中に国政に打ってでた。

 

という経歴のはずなんだが……。

 

なぜか専門でもなんでもない法律解釈の話や、ヘイトスピーチの話したがるんだよな……。

2019-12-10

anond:20191207185510

広告ってのは[本来買わない層にお金を出させる]ための手段だろうが

消費者側が賢くなって、馬鹿広告に踊らされなくなって、要らんもん買わなくなった、ってだけの話だよ

広告業界代理店業界は未だに馬鹿しかいないようだけどな

2019-12-07

anond:20191207185510

これは見事な逆ギレ

まあでも広告業界がそんだけ追い詰められてるってことなんだろな…って思うとちょっと可哀想にはなるな…

きっと増田今日仕事してたか、もしくは仕事中かもしれないな。もしかしたら明日も出勤なのかもな。

ステマとかみたいなあかんやつじゃなくて、なんかもっとクワクするようないいアイデアが浮かぶいいね

体に気をつけてがんばってー

あとさ、「面白いよ!みんなみてね!」で済んじゃったら、広告代理店仕事なくなっちゃうよ…って、君たちの上司に叱られると思うよ。

2019-12-04

よっぴー @yoppymodel のかるまる記事アナ雪2漫画ステマPR問題につい

https://travel.spot-app.jp/karumaru_yoppy/

これね。

この記事が公開されたのは12月3日。かるまるがオープンしたのも12月3日。当たり前ですがオープン前に取材に行った記事ですね。

俺はこの記事を本増田タイトルにあるような「ステマ」「PR記事だとは思ってないです。悪くない取材記事だと思う。その意味では別にくじら立てることじゃないと思ったんだけど、気になったのはよっぴーのこのブクマコメントなんですよ。

速攻で宿泊予約入れた!めっちゃ混むんだろうな~~/ 広告ちゃうぞ!お金もらってへんわ!

これの「お金もらってへんわ」って言葉に、少しだけ引っかかった。ここで言う「お金をもらってない」とは「広告記事として広告料をもらっていない」の意味なのは理解してます。ただ、別に入場料払ったわけでもないよね、多分。払ってたらごめん。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000050387.html

かるまる自体PR TIMESに無料招待の告知出してたりしてるので、こっちを無料で招待してよっぴー無料で入れないってのはまあ考えられないでしょう。

で、問題アナ雪2ですよ。

https://togetter.com/li/1438632

あくまでこのtogetter記事まとめを読む範囲だと、多分この漫画って「試写会への招待」を対価に「漫画を描く」って感じなんじゃないか想像してるんですね。これでお金ももらってたら全部話が破綻するのでこの増田は全部忘れてくれ。でも、多分試写会への招待ってレベルだと広告とすら言えないんじゃないかなぁ、などとふと思ったんですよ。

よっぴー記事ステマではなくてアナ雪2がステマなのは当たり前ですね。

でも広告って意味だと、このレベルならよっぴーのもアナ雪2のも同じに見えるんですよね。

正直アナ雪2くらいのことに目くじら立てるのよくないんじゃないのという気持ちと、お前らアナ雪2を問題にするのによっぴーのに目くじら立てないのはよっぴー無罪にしすぎなんじゃないのとか、そもそもアナ雪2を問題にしたら広告業界への締め付け厳しくなりすぎないかとか、そういう色々な疑問がぶぁーっってわいてきた。

その辺詳しくないのでもやもやしてるんだけど、誰か解説してくれません? 結局ステマNGで、ステマじゃなかったら何やっても広告ならOKってこと?というか広告ってなに?

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