2020-06-16

恋なし職なし命なし? 崖っぷちアラサーのこれから

 まだ職場の人には言えないのでここに書く。職場の人にはSNSアカウントオープンにしてるので、書けるところがここしかない。

 

 

 去年の夏に初めて転職をした。

 Web広告会社事務職から訪問営業会社へ行ったものの、そこはかなり古臭い体質のブラック企業広告業界もブラックな面があったから平気だろうと思ってたけど、それとは質が違うタイプブラックさだった。広告会社のほうは頭がいい人特有の嫌味っぽさが滲んでいたけれど、訪問営業会社のほうはガキ臭さ、悪い意味での部活っぽさがあった。

 土曜出勤も多く、彼とデートもできない。しばらくは我慢していたけれど、やっぱり無理だと思った。

 はてブ経由で知り合った人にも転職相談に乗ってもらい、再び転職活動をして、今年の1月から新しい会社で働くことになった。Webコンサルティング会社だ。

 

 少数精鋭な会社で社風も良く、各種制度も充実している。社長の考え方も尊敬でき、同僚もインターン生も「デキる人」が多く、「本当にこの会社に入れてよかった」と思っている。

 これならプライベートも充実させられそう、楽しみ!

……と思ったのも束の間、この春から状況は一変した。

 

 2年半付き合った彼氏とは別れることになり、私自身に重い病気可能性が見つかった。

 そして、私は仕事でまったく売り上げを出せていない。「申し訳ないけど、7月の試用期間で終えてもらうことになるかもしれない」と社長から言われてしまった。

 

 おかしいな、これから人生ブラック企業から転職して順風満帆になるはずだったのに……。

 

 

 病院での精密検査を繰り返した結果、重い病気ではないことがわかった。それは良かった。

 逆に言えば、それしかいいことはなかった。

 

 ……先週末、私は試用期間で打ち切りになることを社長から伝えられた。7月20日で退職することになる。

 

 

 この会社の人は、辞めたあとも業務委託など何らかの形で関わり続けている人が多いと聞く。なので、せめて辞めた後も何かの仕事でご一緒したいという旨を伝えた。

 

 辞めることが決まってから毎日粛々と仕事はこなすものの、チャットワークに「〇〇さん退職のやり取り」のスレッドができたり、退職後の機密保持契約書が送られてきたりすると、自分は辞めなくてはいけない人間なんだということを痛感させられる。

 そもそも「実力以上のところに入ってしまった」という感覚はずっとあったから、こうなってしまうことは仕方ないという気持ちもある。でも、せっかく採用してもらったのに活躍できなかったことはとても心苦しかった。

正社員のお給料をもらいながら、実力以上の素敵な会社で学べた」と解釈すれば良かったと言えるかもしれないが、いずれにせよ売り上げを出せなかった申し訳なさは残る。

 

 

 コロナでなかなか友達にも会えない。そこそこ仲が良かった人たちとも微妙に疎遠になった。毎月毎月、異なるタイプの息苦しさがやってくる。

 前彼とはじつは1年前にも一度別れたことがあったが、その2ヶ月後には復縁した。しかし今回は、彼は私のSNSも一部ブロックしているようであり、復縁も難しいかもしれない。

 彼の投稿が流れなくなったSNSを見るのもしんどくて、一部のSNSアプリを削除した。コロナしんどい話や胡散臭い話が増えてたところなのでちょうどいいタイミングでもある。

 

 

 初詣、引いたおみくじ大吉だったのに、やたらと悪いことばかり起こる。何故だ。

 唯一良かったのは「重い病気ではなかったこと」だけど、そもそもそれだってマイナスゼロになっただけで、プラスの要素というわけではない。なんでこんなことになっちゃったかなぁ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん