はてなキーワード: 広告業界とは
せいぜい平日の昼間に会社にも行かないで見るお母さんといっしょのゲス赤(ゲスト赤ちゃんの意)を見ることに限られる
しかしあいつらはニ足歩行だし、赤ちゃんというよりは幼児であるし、そもそもあれ自体赤ちゃんを愛でる目的で作られた番組はないから余計なものがたくさん出てくる
広告業界では、ビューティー、ビースト、ベイビー、つまり美女、動物、赤ちゃんが絶大なアイキャッチ力を持つことが知られている
赤ちゃんは人目を引くし、ほぼすべての人は赤ちゃんなら好感を持つ
人の食欲に働きかけるグルメ番組は大人気だし、人の性欲に働きかけるコンテンツは二次元から三次元まで多種多様だ
赤ちゃんがコンテンツとしてのポテンシャルを秘めているのは間違いない
現在広く普及した娯楽である食欲や性欲の刺激は「刺激的」すぎると言う問題がある。どちらも一時的な快楽に過ぎず、しかも食欲の場合は肥満や高血圧といった体調不良、性欲の場合はポルノ依存、認知の歪みなどを引き起こす
人は赤ちゃんを見ると、弱いものを守りたい、優しくしたいと言う欲が出る
オキシトシンは優しさに働くホルモンであり、また幸せホルモンの一つでもある
ストレスフルな現代人に赤ちゃんを見せ、優しい気持ちにさせるのは理にかなっている
赤ちゃん番組、赤ちゃんYouTube、赤ちゃんアニメ、赤ちゃんアイドル……
無論、赤ちゃんのコンテンツ化において、性のコンテンツ化であったような脅迫や暴力による搾取はあってはならない
赤ちゃんを愛し、赤ちゃんを尊ぶ、赤ちゃんファーストの人間が携わらねばならない
赤ちゃんは無限の可能性を秘めており、そこらの中小企業でブルシットジョブに取り組む人生頭打ちのくだらない大人たちより、よっぽど偉いのだ
保守的で自分の世代のことしか考えないクソども、これが日本をダメにした戦犯であり、まさにいまの日本を象徴するものである
赤ちゃんを見てやさしさを取り戻し、赤ちゃんを見て自分がくだらない大人であることを認識し、そしてくだらない大人として少しでも次世代の役に立つためにと働くべきだ
ロースおじさんとは、Web業界最狂のペド豚であり、同時に日本の企業広報の極北を独り疾走する超新星である。
ペパボexitのホームページ制作支援サービス「グーペexit」サイト内にある広報ブログ、「とんかつ教室exit」に勤務する45歳の中年豚。職業は飲食店経営。
真性のペド豚であり、小学4年生をこの世の何よりも神聖視している。小学4年生であれば男女を問わず等しく対象である(小4から離れるにつれて正気に戻る)。一方許容範囲は非常に狭く「中1とか狩ったろか思いますわexit」と公言するなど、その嗜好は徹底している。その欲望を満たす為なら女子トイレ入りも豚小屋入りも墓入りも辞さないという。
弱冠3歳の弟子・ミンチーにお店のホームページ関連を任せ、自らは飲食店やWeb業界・ネット広告業界と何ら関係ないゲームやアニメに関するうんちくを語ったり、訳のわからない相談に乗ったり、小学4年生に関する妄想をふくらませたりして日々を過ごしている。
一方で広報Blogという立場に完全に無関心であり、たまに出てくる自社サービスの新機能の宣伝をするのももっぱらミンチーの役目で、ロースおじさんは年長者をいいことにひたすら軽挙妄動の狂態を晒している。
このようなサービス紹介とほとんど関係がなく、むしろ公然と変態発言を繰り広げる公式が病気なブログを、企業名代として更新しているのはは前代未聞の珍事であり、教室内でも中の人が毎回怒られている旨が散見される。
とはいえ、ブログ名で検索exitすると分かるように、本ブログは企業ブログとしては異例の口コミ効果を持っており、グーペの認知度向上に大きく貢献しているのかもしれない(おじさん本人は宣伝効果を調べる気はないようだが)。
一見あさっての方向に撒き続ける種がいつか大きく花開くかどうかは、ロースおじさんが屠殺されずに生き延びられるかどうかにかかっているといえよう。
一応本人は普通の豚と称しており(両親は既に食肉加工された)、肉弾戦闘力はそこまで抜きん出てはいない筈…だが、その尻から出る屁は迂闊に浴びると目から出血したり、内臓機能が低下したり、記憶が飛んであばばばばになったりするABC兵器である(刑務所の同房者達曰く「カオス」)。またミンチーに何度も死ぬほどドSな鉄拳制裁を食らったりしてもすぐ全快する回復力を備えている。豚のくせに。
尚、良く間違えられるが「とんかつおじさん」「ポークおじさん」ではない。うっかり間違えると世界中の醤油とたまり醤油を混ぜつつバットで撲殺されるので注意。
広告業界のことが頓珍漢なのはいいとして、明らかに無能だろ!って人がドヤ顔で仕事してるのがきつかった
昔、デスノートの同人読んだときに、多分作者の限界なんだろうけど月もLもめちゃくちゃ馬鹿で単純に倫理観ないけどドヤ顔する人になってしまっていたみたいないたたまれなさ
少年ジャンプ+で人気連載中(日間ランキングで1位取ってるし人気でいいよね)の「ボーダレスネーム」、かつてマンガ家の夢を捨てたアラサー女性が、再びマンガ家になる夢を見つけ歩み始めるというマンガです。
主人公女性の現在の仕事は広告代理店のアートディレクター(AD)で、イケメンだけどぶっきらぼうな上司や、物腰柔らかなマンガ編集者などに取り巻かれながら、仕事や将来の夢に向けて悩みながら、成長するという、この20年くらいの青年誌お仕事マンガのフォーマットにある程度乗っかっていると言えるでしょう。(それがジャンプ+で連載されるというのは面白いです)
1話目を読んだときは、ああ、これで広告会社やめてマンガ家修行始めるんだろうな、で、編集と二人三脚してるうちに恋が芽生えたり、イケメン上司からちょっかい受けたりしつつ、マンガ家として成長するんだろうなと思っていたんですが、あれ? 2話目で女性コピーライターが出てきたよ、しかもまだまだ広告会社の話が続くみたいだよとなって、僕は正直、困惑しています。
というのは、広告会社の描写がかなりおかしい。こんな広告会社はありえない(正確に言えば、なくはないがこの規模の会社だと考えられない)のに、広告会社のお仕事マンガとして進んでいるので、やばいんです。このマンガ読んで、広告会社をdisられても困るし、逆に広告会社に入りたくなってもやばい。描写がおかしいのにちょくちょくお仕事の専門用語解説が入る(そこはいちおう内容はあっている)ので、ものすごくもやもやする。というのを立て続けに見せられてるんです。
なので、2話までの中でのおかしいポイントを列挙して、何にもやっと来るのかを指摘してこのもやもやを業界がわからない人と共有したいと思いました。
1話: https://shonenjumpplus.com/episode/3269632237331072609
・P5 何人か指摘してますが、31歳で入社10年目って、この人何歳から働いてるんだろ? 総合代理店のAD職で美術短大や専門学校卒で働くとなると、主人公は学生時代、相当優秀な方だったんでしょうね。賞でも取ってたんでしょうか。
・P8 34歳のイケメンCD(34歳でCDも相当若いですが、まあ優秀だったんでしょう。岸勇希みたいな人なのでしょうか)が、オリエンに連れていきます。まあ、クライアント名を出さずにつれていくのはいいでしょう。そういうやり方の人もいます。でも、そんな雑な今から時間あるでオリエン連れてくな。急に入ったオリエンなら、まずはお前ひとりで聞いてこい(いや、CD一人で行くのもちょっと違うが、それは後述) 広告会社のADなんて死ぬほど忙しいんだ。そんな今から連れてくみたいなやり方でスタッフィングされたら他案件との調整が地獄になるわ。あと、肩たたいて声かけるな、現実で今どき、それやったらパワハラ案件になるぞ。
・P9~12 この回、最大のツッコミどころ。大手出版社の看板雑誌の60周年広告を競合でなく指名で発注。しかも、担当者は広報2人に若手編集1人。それありえる?? そのキャンペーン、ひいき目に見ても出版社も全社総がかりでやる規模の案件だぞ。編集長どころか担当役員が出てくる案件だぞ。少なくとも競合で6社は呼ばれて、納期とバジェット提示されて年間キャンペーンで総合プレゼンさせられる案件だぞ。この会社、出版社のハウスエージェンシーかなんか? そして、何よりこの広告会社、営業いないの? CDが一人で直接話を聞きに行くなんて、怖くてさせられないよ。せめて、一人CP(クリエイティブプロデューサー、ざっくりいうと広告の予算やスケジュール管理をする人)くらい連れて来いよ。CDにそこまでさせたら、普通の会社だったらパンクするぞ。出版社も出版社だ。こんなでかい案件で、オリエンペーパーも作らないのか。予算がいくらとかキャンペーンスケジュールがいつなのかとか、KPI、KGIとか広告で達成したいこととか、現状の雑誌のコンディションとか、ADが「どんな広告がいいですか」とかふわっとした質問をして、編集が「見た人に夢を与えられるものですかね」とかふわっと答えて、それでGOするなよ。主人公も苦手なオーダーだとか思ってるけど、誰だってそんなふわっとしたオーダー苦手だよ。そして、イケメンCD、こんなでかい案件、一人のADに丸投げするな。俺がCDだったら社内で3チームは立てるわ。まあ、社内競合とか文化がない会社なのかなと思ったら、2話目で社内競合かけられてるし、2話目の案件より、こっちのほうが規模ははるかにでかそうだぞ。
・P16 主人公、他人の案件、勝手に引き取るな。せめて上長に手伝ってもいいですかと聞いて一緒にやれ。というか、上司が丁寧にディレクションしてるのに勝手に引き取るな。このモブの後輩もありがとうって面するな。ちなみにこの付箋を見ると、マーケ部云々書かれてるので、マーケいるの? というか、マーケの企画書にCDが赤入れてるの? そんなことされたら、戦争はじまるぞ。
・P17 やっぱり社内競合ですらないし、営業もいない。続きを読むとこれ、プレゼン前日だよね。プレゼン前日の打合せに営業いないし、紙だけで社内打合せするな。誰もノートPCすら持ってないのか。それともこれは2019年ですらなくて、2012年くらいの話か?
・P46 途中の徹夜で作業するところとかはまあいいけど、この人、ADメインの人だよね。コピーから企画から全部ひとりでやるのは、あまりにも抱えすぎじゃないか。それと上司、直前打合せで追加案なんて出したら、それこそメンバーから大ヒンシュク買うし、ADは心折れるぞ。そういうのは面倒見がいいとは言わない。ただ、こういうのをやってくる人、たまにいる。某佐々●宏とか。でも、逆に言うとそれくらいの人じゃないとそういうことはやらない。あんなふわっとしたアドバイスじゃなくて、ちゃんと前日打合せの場か、そのあとにADを呼び出して、ちゃんと伝える。その方針で1つ追加できないかと聞く。
・P49 やっぱり営業がいない。ほんとにいないでいいのか。この会社はCDが営業もマーケもやるのか。というか、出版社サイドもそんな即決していいのか。60周年だよね。
・P66 「営業やマーケティングなどいろいろな分野の人たちが案件ごとにチームを組んで広告制作を行います」!!!??? この会社にもいるの? なんでプレゼンに営業来ないの??
まあ、1000倍ひいき目に見て、必要ない登場人物は省略したとしよう。しかし、この省略はお仕事マンガとしてあり得ないレベルで省略してると言わざるを得ません。
ゲーム会社でいえば、バンナムやスクエニ規模のゲーム会社がプログラマー一人でゲームの企画案を作って、自分でコーディングしてゲームを開発して、自分で納品してるみたいな感じ。
IT企業でいえば、基幹システムの開発を一人でスケジュールもなしに作ってる感じ。
2話: https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496293826525
P3 これはいじわるかもしれないが、この編集さん、プレゼンのあとは作業から外れたのかな? まあ忙しいもんね。でも、せめてこういう感じ始めますってのは、広報から編集部に事前に共有されるよね。メールアドレス知ってたら、せめてその時点でメールするよね。まあ、忙しくて忘れてただけにしておこう。
P16 いくらなんでもこんなに面倒見が悪いトレーナーだったら外れもいいところ。というか、この会社、全体的に人を育てる感じがないよね。
P21 トレーナーになんで自分がこの人を見るのかの周辺事情はちゃんと伝えるのが会社というものです。そうじゃないとこうやって、自分を見放した上司と競合する仕事をしないといけなくなります。あと、今時、広告会社なんて(特にCR分野なんて)オタクだらけです。キラキラ女子みたいなほうがよっぽどレアです。だって、アニメやゲーム、マンガなどのコンテンツは重要な情報源なんですから。そもそもアニメやゲームじゃなくてもオタクじゃないとCRの引き出しは枯渇します。
P23~24 ここがいちばん問題。CRの打合せなんて100本ノック、1000本ノックなんて当たり前。まして、この子、コピーライターでしょ。コピーを無限に書き続けるのが仕事みたいなもんだよ。一万歩ゆずって、プレゼン前なので、そろそろ方向性を絞れって話なら、主人公が打合せ前にディレクションしないといけない。つまり、この子が怒られる筋合いは一ミリもない。
P32 上司、そこにいるなら、主人公の相談にのってやれ。社内競合で負けたらお前の評価にも影響するんだよ。ほんと、この上司、何にもしねーな。主人公は早々に見切って、全スルーして上と直接話するようになったほうがいい。
2話目はこのコピーライターの子がとにかく不憫。転職してきたばっかりでこんな目にあったら、俺だったらすぐに転職サイトを開く。
で、うすうす気づいたが、このマンガの広告会社って、主人公の成長のための舞台設定だけなんだよね。早くコピーライターの子と一緒に仕事辞めてマンガ家になれ。どうせそういう話にするつもりなんでしょ。で、ここまで書いて気づいたけど、この2話目の案件も社内競合なだけで、コンペじゃないんだよね。広告会社マンガで成長を描くためにコンペを使わないのって、相当奇妙なんだけど、そこに何か理由があるのだろうか。というか、社内競合のライバルをこんなに嫌な人に描写してるの、社内の摩擦がすごそうで嫌な会社だなあってなるんだけどいいのだろうか。
アンドロイドアプリ開発だったら1人で始められるし若い人にも活躍の機会がある
たとえば「どうぶつタワーバトル」なんて最たるものだ。
これを作ったとき作者は27歳ぐらい。
もちろん1人で作っている。
これでもまだ「最近のゲームは超大規模化していて陣頭指揮を取るのはどうしてもオッサンになりがち」とか抜かすか?
適当言い過ぎだろ?
ビッグタイトル!超クオリティ!ハイエンド!なんてのは結局の所そういった生存戦略を選んだ企業が広告業界に大金を払った結果作られた出来合いのブームでしかない。
ゲームを実現するのに必要なのは結局の所テトリスやグンペイみたいな最低限の記号で十分なんだ。
それだけだと他と差別化出来ないので仕方なくやたらとリッチな仕様にする会社が多いが、それは単にアイディアを思いついたりアイディア勝負をすることから逃げただけ。
身軽な少人数集団によるアイディア勝負は今でもゲーム業界で確かなパワーを持ってるよ。
その証拠として、数多くのビッグタイトルと肩を並べてUndertaleやMinecraftがスマブラに参戦してるだろ?
そこまで行くのは一部の例外だと言うかもしれないが、それは単に相手にしなきゃいけないゲームがやたら長い歴史を持ったシリーズ物だらけないせいだ。
単品勝負でいいなら、少しゲームに詳しければ壺男やノベタのような確かな爪痕をゲーム史に残すような作品であればいくらでも名前が挙げられるだろう。
「ゲームは多人数開発の時代になった(ドヤアァ」なんて言って人を見下ろすのは20年前までにしておいてくれ。
多人数開発というスタイルが誕生し、それにしがみつくメーカーは確かに沢山あるが、同時に少人数開発をスタイルとするクリエイターやメーカーもいくらでも存在する。
2000年代に広告業界の人と仕事(飲み会含む)してたけど、ほんとそんな感じだったw
小売りサービス業では、華やかなCMとか新聞雑誌広告より(つーか高い、アホみたいに高い!)、WebとかポスターとかPOPとかの方が効果的と感じていて、
当時新興だったWeb制作会社の方が、親身になってくれて仕事しやすかった。
コピーは、語彙力とセンスだと思うから、使えそうな単語の組み合わせを辞書化して、企画会議や公募すれば、中の人間でも十分だと思った。
例えば書店とかドラックストアのPOPでも、センスある人はバイトでもセンスあるしね。
いまでもコピーライターはご存命なのでしょうか?
2000年代に広告業界の人と仕事(飲み会含む)してたけど、ほんとそんな感じだったw
小売りサービス業では、華やかなCMとか新聞雑誌広告より(つーか高い、アホみたいに高い!)、WebとかポスターとかPOPとかの方が効果的と感じていて、
当時新興だったWeb制作会社の方が、親身になってくれて仕事しやすかった。
コピーは、語彙力とセンスだと思うから、使えそうな単語の組み合わせを辞書化して、企画会議や公募すれば、中の人間でも十分だと思った。
例えば書店とかドラックストアのPOPでも、センスある人はバイトでもセンスあるしね。
いまでもコピーライターはご存命なのでしょうか?
広告のコピーライティング(いわゆるキャッチコピー)がすごいと思えない。
私は新卒から現在に至るまで広告業界(大手代理店→事業会社)に身を置いているが、
広告業界特有の「賞」によってクライアントではない人々(主に代理店)がもてはやされていることに対する違和感がいつになっても払拭されない。
学生の頃、音楽制作や映像制作をやっていた私は、華やかなCMを作ってみたい!というミーハーな気持ちを抱き、運良く大手広告代理店に就職した。
研修後のOJTで莫大な予算の企画会議に参加した時のことを今でも覚えている。
その時はコピーの案出しだったが、ベテランといわれるコピーライターの方々がコピーひとつひとつに対しA4用紙一枚を使い、
衝撃的だった。
詳細なことはここでは述べないが、こんな仕事でクライアントからお金をもらって罪悪感を覚えないのだろうかという感覚だった。
たしかにクライアントの持つ課題や、当該商品の特徴など最低限のことは理解してるとはいえ、
クリエイティブと呼ばれている人々の「単純にやりたい」、「前例を作りたい」、「賞を狙いたい」等の動機が圧倒的に優先しており、
純粋だった私は、そのようなことをOJTの感想として述べたところ、ほぼ内定していた希望部署から外されてしまった。
その後、個人的に制作活動は続けながら、仕事としては制作とは直接的に関わらない部署で数年を過ごした。
その後事業会社(いわゆるクライアント側)に移り代理店に発注する側になった。
たしかに、代理店の持ってくるコピーは、きれいなフォントできれいな体裁に整えられたスライド上ではなんだかすごそうに見える。
でも、いつみてもほんとに誰でも書けるとしか思えないようなものばかりだ。(クリエイティブの皆様は死ぬほどキレるかも…)
学生の頃になんとなく通った宣伝会議のコピーライター養成講座でなんとなくテキトーに出したコピーで
その回の最も良い賞(なんかいいえんぴつだった気がする)をもらってしまったり、
新人の頃にみんなでテキトーに出したブレーンのC1グランプリに一発目で掲載されてしまったという体験もあるのかもしれない。
正直、コピーライティングといわれているスキルは他の技術職と比べるとスキルが不明確すぎるし、
「言葉」という普遍的なものの中で勝手に特権意識を感じているだけではないだろうか。
コピーライティングというのも自体は、社会的意義を持つものだと思う。
現に社会に強いメッセージを残しているコピーはいくつもあるし、私自身も好きなコピーはいくつもある。
しかし、広告業界では、コピー(言葉)が属人的になりすぎている。
どうせ賞をとっても業界内の評価しかもらえないのであるから(広告業界的にはそれが名誉とされているのだが)、
人のふんどしで取った手柄で「すごいでしょ?」的な発信することはやめるべきではないだろうか。
そうすれば、業界以外の人々はいちいち広告業界の人々(特に制作の人々)の「すごいでしょ?」アピールに反応しなくてもよくなるし、
キャッチコピー等の広告物もいちいち「作品」とか言われずに、ひとびとの生活の一部となれるかもしれない。
そこそこ有名なコピーライターとなった友人がtwitterで一般人が書いたキャッチコピーに対して
「広告業界のお作法も知らず書いたコピーだからダメ」と苦言を呈していて、いてもたってもいられずに書いてしまった。
ちなみに私は、一般人が書いたキャッチコピーと代理店の持ってくるコピーは大差なく感じることが多い。
たしかに一般人が書くコピーは大半がアレなことが多いが、一日訓練すれば最低限のお作法は身につくと思う。
たしかに思考訓練にはなると思うが、主観的な成長を感じたとしても、客観的な成長を当事者周辺しか感じられない点で意味ないと思う。
と思う。
もっと書かなければならないけどzoom会議の時間が来てしまいました。
乱文ごめんなさい。
広告クリエイターさんたちから次々に持ち込まれる「新領域アイデア」「広告以外の斬新()な提案」にほとほとウンザリしています。
端的に言って、
その業界知識や先行商品をろくに調べもせず、実際の販売現場も見たこともないで、思いつきのイノベーション()アイデアを持ってくることにうんざりしているというお気持ちエントリーです。
私のところに持ち込まれた企画たちをここで晒すわけにはいかないですが
(本当は晒しあげたい)、実際に広告業界で賞を取っているような事例で紹介したいと思います。
①韓国の「命の橋」
ソウル市は自殺防止のために「命の橋」プロジェクトをぶちあげます。
そのプロジェクトとは、橋の欄干に「つらいんだね」、「言わなくても分かるよ」といったメッセージを掲示して、夜になるとキラキラのイルミネーションで飾り立てるというもの。
https://www.youtube.com/watch?v=PmoG5GBqMw0
いったい、どんな結果が出たか?
はい、正解です。
この施策を行った結果、その橋で自殺する人が「激増」しました。
—ソウル“自殺大橋”の命のメッセージ、かえって自殺激増で撤去へ
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20150901068/
この問題に真摯に向き合っていたら、絶対にこの施策はやらないですよね。
② 3cm Market
https://www.youtube.com/watch?v=hVVTLxxGWfc
日本の再配達問題を解決するために、郵便ポストに入る厚さ3cmの容器でお米やシャンプーを販売。
なるほど。うちの安アパートの郵便入れだと1つ商品が入ったら、もうDMも何も入らないね。たしかにチラシが入らなくなるのはメリットかも。
そもそも再配達問題でボトルネックになっているのは、郵便ポストに入るか入らないか、ではないですよね。
運輸配送ロジスティクス問題について、ほんの少しでも調べたらわかることに目をつぶっているのは不誠実ではないですか。
③Safehandfish
https://news.yahoo.co.jp/articles/05683a44c658a405a09c5b887389bd523593f5d2
コロナの感染予防啓発のために、魚の醤油さしに透明な消毒液を入れてテイクアウトお弁当などに一緒に入れる。。。
んーと、なになに、、、
(引用)今後の対応として、子どもや視覚障がいのある人が誤飲しないよう、同プロジェクト参加飲食店から丁寧なコミュニケーションを取るように依頼。海外の客など注意事項が伝わらないと判断した場合、提供を控えるとしている。(引用)
‥め、めちゃくちゃ手間がかかってるやないかーい!
最近はアフターコロナといったバズワードといっしょに更に増えています。
きっと、こういう反論をするんでしょうね。
なんとなく思いつきの、脇の甘いものでも
世の中に出てさえしまえば、広告賞やメディア取材を受けて、ブレーンコマフォト宣伝会議()に乗って
フェースブックで「こんなプロジェクトやらさせていただきました!」なんて報告して、セルフブランディング()できて、あなた達はそれでいいのかもしれないけど。