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2014-04-11

ごちうさだけは許せない

ごちうさだけは許せない

作者のKoiさんやこの作品のファンに個人的な恨みがあるわけではない

それでもこの作品を許すことはできない この作品流行社会が許せない

Koiさんの絵に出会ったのは"秘書これくしょん"内のキャラであるニット帽秘書を友人に見せられたのが最初

その友人はいたくKoiさんの絵を気にいっていたが、私は正反対感想を抱いていた

まず目が大きい

次に等身が低い

更に身体が貧相

これらが組み合わさってキャラが全てペド

はっきり言おう、私はこの手の萌えアニメっぽさ全開のペドい絵柄が嫌いだ

私は水薙竜さんや五十嵐藍さんや宇木敦哉さんの絵のようなあっさりとしていて萌えアニメっぽさが薄く、清潔感がある絵柄が好きだ

からといって私にはこんな個人的な好みを理由にKoiさんの絵柄を批判する権利は無い

けどやっぱり、理解できないのだ

日本人が生卵を食べることを理解できない外国人のごとく、私は理解することが出来ないのだ

から私はこの友人が

「このKoiさんが描いた"ご注文はうさぎですか?"は絶対アニメ化する!!」

と言った時に思わず

秘書これくしょんとか言うマイナーソシャゲキャライラストレータの描いたこんな何の目新しさもないほのぼの日常系4コマが絶対にアニメ化するわけねぇ!!!

と言い返してしまった

割と大声で全方向に喧嘩を売ってしまったことはこのときちょっと反省した ごめんなさいKONAMIさんKoiさんマンガタイムきららさん

でも叫ばずにはいられなかった 

だってこの漫画つまんねぇんだもん!!!

オチもクッソ弱いし奇抜さもないしキャラかわいいだけのずーーーっと同じ雰囲気の単調な4コマなんだもん!!!

こんなんどこにでもあるやん!!!これより先にアニメ化すべき作品もっとあるやん!!!

絵柄も面白さも理解できない私にとってこのごちうさはこの世界の頭上に浮かぶ巨大な異物のようだった

ここまで20余年生きてきて培われてきた感性人格が全力でこの作品を否定する しか世間にはこれを礼賛する人間が多数いる

ひょっとして、俺がおかしいのか?

ごちうさのかわいさを理解できて、面白さと思えることが当然のことで、それを否定する人間は異常であり許されるべきではない世界なのか?

頭上に浮かぶごちうさは、私にこんな悩みの影を落としていた ごちうさは癒しなんかではなく、常に自分を否定する大きな悩みの種だった

しかし、少しは楽観的に考えていた

「流石にこれがアニメ化するわけないだろう……」と

ゆるゆりAチャンネルストックも溜まっているだろうし、他にもっと面白い漫画があるだろうし

ところがどっこい

http://www.gochiusa.com/

このザマである

http://twitter.com/search?q=%23gochiusa&f=realtime

この反響である

この瞬間、ごちうさは正義となった

同時に、私は異端となった

嫌いなものを嫌いと言えないポイズンSNS世界において、私の肩身は猛烈に狭くなった

ことごとく好きな作品流行らず、ごちうさのような理解できない作品ばかり流行

しかし、たとえ孤立したとしても私はごちうさを認めるわけにはいかない

ごちうさを認めることは、自分を否定することになる

から私はごちうさと闘い続ける

キルミーが哲学なら、ごちうさは仇敵だ

「そんなの人の好みなんだからわざわざ人の好きなもの否定しなくていいだろ」

と思う方もいるかもしれない

もっともだ それは確かにもっともだ

けど俺はごちうさのよさが本能レベルでわかんないの!!!!!!

まわりの人間が突然「雑草おいしいよぉ」っていって雑草食いはじめたらどう思う?????それが全国レベル流行ったらどう思う?????友達みんな「雑草いいよね……」「いい……」みたいな会話ずっとするんだよ????人それぞれだからで片付けられる?????愚痴らないで我慢できる?????

Koiさん、めっちゃ塗りと背景キレイなんだからそのまま等身上げて目小さくしてリアル調にして少し切ない青春系の漫画描いてくれ 頼む

アニメ製作各社、もうかわいいだけの日常系は十分だ 好きっていいなよとか君に届けとかヨスガノソラとか毎週ワクワクさせてくれる恋愛モノのアニメもっと作ってくれ 頼む

こうしてくだらないワガママ増田に書いているうちにも、ごちうさファンは増えていくのであった

世知辛い世の中だ












それはそれとして、あやねるかわいいよ

2014-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20140325061829

女のせいじゃない。

中身が同じような萌えアニメが大量に作られているだけ。

2014-03-01

死ぬメンヘラと死なないコミュ障

メンヘラコミュ障も、治そうと思って治るものではない。

生まれつきの性質かもしれないし、家庭や学校での教育が原因かもしれない。でも、就職するような年齢になってしまうともう手遅れだ。メンヘラは薬を飲みながら承認を求めて喘ぎ続けるし、コミュ障他者のいない狭い場所孤独に震え続けるしかない。努力治療ではどうしようもないのだ。

わたしの職場は、そういった人たちの巣窟になっている。たぶん人事の方針なのだろう、能力を最優先に評価して採用した結果、おのずと人格に問題を抱えた人たちが集まったのだと思う。おかげさまで優秀な人たちに囲まれ、わたしは日々刺激を受けながら働いている。プライベートで関わるのは勘弁してほしいけれど、仕事だけのつきあいなら許容できると思っていた。

しかし、そんな悠長なことは言っていられなくなってきた。会社人間関係の軋みが、少しずつ大きくなり、無視を決めこむのも難しくなりつつある。

発端は、隣の部署の女の人が自殺したことだった。わたしは彼女とは二言三言話したことがある程度で、知り合いとも呼べないくらいの仲だったから、そのこと自体に大きなショックを受けることはなかった。彼女はいわゆるメンヘラで、恋人とうまくいっていなかったことを気に病み、耐えきれなくなって首を吊ったらしい。

可哀想だとは思うけれど、今までお疲れさまでしたと労る気持ちのほうが強い。生まれつき抱えていた時限爆弾が、偶然このタイミングで爆発したみたいなものなのだ。ずっと爆発する不安に怯えて生きるのは、あまりに疲れる。生きているだけで辛いのだから死ぬのが悪いことだとも限らない。生きていればいいことだってあるかもしれない。でも、それ以上に辛いことがたくさんある。

しばらくオフィスは追悼ムードに包まれた。みんな何となく遠慮がちに笑うようになり、会議で交わされる声もほんの少し小さくなった。

しばらく経って、しんみりした空気も元通りになりかけていたとき上司部署の人たち全員を誘って飲みに連れて行ってくれた。元気をだせ、ということらしい。普段なら絶対に参加しないような人も、珍しくその日は揃っていた。

その席で同期のコミュ障にとつぜん口説かれたのだった。コミュ障から口説くと言ってもひどいもので、何を言っているのかよくわからない。初対面のときはまったく聞きとれなかった言葉も、数年のうちにある程度聞きとれるようになってしまった。そのせいで口説かれていると気づいてしまったのだ。

コミュ障コミュ障なりに考えた結果、わたしと彼がつきあうべきだという結論になったらしい。わけがからなかった。ありえないし気持ち悪いし、全身全霊でお断りの気持ちを表現したのだけれど、コミュ障からそれも伝わらない。

 せめて彼がメンヘラだったらよかったのに、と思った。メンヘラなら、死んでくださいと伝えればちゃんと伝わって、死んでくれる。それでみんな幸せになれる。でも、コミュ障だとそうはいかない。死んでくださいと言っても伝わらないし、気持ち悪いし、どうしようもない。

 おとなしく家に引きこもって萌えアニメを見ていてくれたらいいのに。仕事以外で干渉しないでほしい。わたしが鬱になりそうだ。

2014-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20140212162853

ウケるwここまでテンプレートな顔真っ赤もそうないぞw

いや俺も研究職だしわかるよ。お前本質的に他人に興味無いよな。

そこを自覚してないっぽい上に(普通の男みたいに)庇護されるタイプの女が好み、というのが決定的な矛盾の源。

面食いなのかもしらんが。

お前みたいなのは自分よりデキる研究者とかと結婚するべきだったんだよ。

庇護対象としての女を好む普通の男は、仕事なんて金の為でしかねーさっさと帰って嫁子供とチュッチュするぜってなモチベーションでやってるわけ。

深窓の令嬢みたいな女が何もしなくてもついてくるのはキモオタ御用達萌えアニメの中だけ。

現実ディズニーアニメのように貢ぎ物だの愛の言葉だのを足繁く献上しなきゃだめなわけ。

無論女が上で男が下だ。「妾は東京に住みたいぞよ」とか言ったらその通りにしろ

それができないのにそういうタイプを求めるからそうなる。

2014-01-28

理想現実

成人とアラサーの間で学士入学大学生彼氏無しでオタク腐女子。付け加えれば処女

スペックだけ書いたら「わーお素晴らしい事故物件だね!」と自画自賛できる状況。

考えてみれば母親は私の年齢の時点で既に父親と同棲状態にあり、数年後には私が産まれている頃だ。

周囲の社会人の友人たちはそれぞれ婚活に手を付け始めたり同棲したりと、着実に「結婚」の二文字へと歩みだしている。

今の状況を整理して、「世の中にはこんな面倒くさいやつもいるんから未婚女性の皆さん安心してね」というエールにしたいと思う。


予め言っておけば、私は喪女ではない。

初めての彼氏中学生の時に出来た。

頭の回転も早く、オタクとしてもジャンル被りをしていたために会話は弾み非常に有意義時間を過ごしていたと思う。

その当時の私といえば某週刊漫画誌に連載していた超人しか居ないテニスマンガの有名カップリング同人を描き始めた頃で、男が絡み合っている絵を描いては友人たちとニヤニヤして楽しんでいた。

そんな時でも彼氏はいたのだ。今思えば不思議でならないが、田舎の小さいコミュニティに男女がいればこういうことも起きたのかもしれない。

別れたのは別々の高校に進学することが主な原因で友人にもそう説明したが、実はもっと大きな理由があった。

お互い高校にも受かり(このずっと前から別々の高校に行くことはお互い知っていた。お互いの学力レベル的に地元男女共学は余りにも下過ぎたためだ)、これでしばらく穏やかにデートできるねーと校内のとある場所で2人っきりで話した。

その時、まあ簡単にいえばセックスしないかと言われたのだ。

私は断り、更に相手を殴り、そしてそのまま家路についた。

卒業も迫った時に初めてのセックス少女漫画だとよくある話だ。少女向けエロ漫画だともっと日常茶飯事だろう。

別に私もそういうエロ漫画を読んだことがなかったということでもないし、そもそも男が男の尻に突っ込んでいる絵を描いてあまつさえ売っていた人間だ。

何で殴りまでして逃げたのかというと、私にとってセックスというもの二次元であり、美しい人達がするものであると固く信じていたからだ。そして責任を持った大人がするものだ、ということも頭に叩きこまれていた。

前者は恐らく少女漫画が原因だと思う。当時は小学生向け雑誌ですら(ガッツリ行為は抜きの)ベッドシーンが描かれていたのだ。そして時代的にBL美少年たちがお互いを求め合うのが大多数。

そんな綺羅びやかな世界を見続けた後に風呂に入る。鏡に写るのは長くもない太い足と、がっちりした肩と、くびれはあるが出っ張りも目立つ腹と、凡庸かつ確実に美しくもない顔。

唯一漫画と同じなのは胸だけだった。それだけは未だに人並み以上にはあるのだが、それも私の現状の悪化の一因となる。

とにかく、美しい世界で繰り広げられる行為自分に照らし合わせることがどうしても私には出来なかった。喘ぎ声だってあんな可愛いものではなく怪物の鳴き声のようだろうきっと。苦悶の表情は相手を萎えさせるだろう確実に。

そんな人間セックスなんてものをしていいのだろうか?おまけに相手は大好きな人だ。そんな人にそんな姿を見られて嬉しい訳がない。

これが断った理由だ。

後者母親から教育が原因だ。

そもそも当時から今まで、私は自分彼氏がいたという話を一度もしたことがない。

というのも、中学、いや小学校高学年ぐらいか。それぐらいからこういう話を私に言い聞かせ続けた。

恋愛大学生になったらしなさい。人生を決めるのは大学なんだから、それまでは男にうつつを抜かしていたら、その時は幸せかもしれないけど将来幸せになれない」

(「じゃあオタク趣味はどうなんだよ」、と思う方もいるかもしれないが、母はその昔某星座守護に持つバトル漫画BL本を出しておられたお方で、「オタクは家に籠もるからよろしい。いつでも勉強できる」という考えだった)

ということで初めての彼氏が出来たという嬉しさを自宅に帰るたびに忘れることが日課となった。

そして昔から性教育も、モロな話をする訳ではないが学校で話が出た頃から教えてくれていた。

女の子の身体は大切にしなきゃいけない」「妊娠リスクを頭に入れておかなきゃいけない」「一番大変な目に合うのは女の子から、相手はちゃんとした人を選びなさい」

極真っ当だ。今でもその通りだと思っている。

からこそ、私は彼氏を殴った。

私は高校生になる前の、未来が拓けるところまで辿り着いていない「大切な身体」。

お互いまだ若く、「リスク」を受け入れられる環境ではない。

そんな私を「大変な目に合わせる」のか、この男は。

彼が私にいつものようにキスをし、それで終わるのかと思いきや教室で押し倒した時の一瞬でこの考えが頭の中を駆け巡った。

次の日、彼は私に殴った理由を尋ね、上記の回答をすると「こんな面倒な奴とは思わなかった。別に1回ぐらいいいだろ」と言ったので今度は引っ叩き、そのまま別れた。


ここからしばらく私の人生彼氏は登場しない。何故なら女子高に行ってしまたからだ。

次に現れるのは最初の、現役での大学進学の時である

初めて自分用のパソコンを買ってもらい、案の定ずぶずぶと深みに嵌った私は案の定とある掲示板オフ板に嵌ってしまう。

オフに来るようなのは大体男ばっかりだったが、萌えアニメにもブヒブヒ(当時は萌豚なんて言葉も無かったが)言うような両刀に育ってしまったために、むしろ普段つるむ腐女子たちの時と同じぐらい楽しく会話ができた。

私が出入りしていたのは新規歓迎なオフスレメンバーの流動も多く、知り合った人が顔を見せなくなったりなんてことは日常茶飯事だった。

それでもやはり数名のベテランもおり、そういう人と一緒の時は盛り上げ方も上手く楽しい時間を過ごせた。

そんなベテランが居た時のオフで知り合ったのが次の彼氏だ。

最初経験で気軽に男に近付いてはいけない、そして2chで何度か手痛い失敗をした経験からネットで知り合った人間個人情報を気安く教えてはいけない、とオフ初心者の割にはガードが固めではあったと思う。

なので勿論最初はただ楽しく話をするだけの相手止まりだった。

しかしその後、活動時間が似ていたのか何度かオフで遭遇し、そのたびに会話が盛り上がり、遂にメアド交換もし、直接会うことも多くなっていった。

同い年で大学も近い。講義後に待ち合わせてお互いの大学学食で一緒に御飯、なんていうリア充のようなことだってした。

何度目かのデート(もうそういうものだっただろう)で、「これ」と小箱を渡された。

開けると指輪。そして小さな紙に“結婚を前提にお付き合いしてください”の手書きの文字。

こんな映画みたいなことが自分に起きるのか、とその時は思わず泣いてしまったのを覚えている。

最初ネットで知り合い、「あのアニメエロ同人、あのジャンルとあのジャンルの有名サークルが出すらしいから手分けして並ぼうぜ!」と3日目を一緒に戦い抜き、

「お前のBLを受け入れるから代わりに百合を受け入れろ」と互いに譲歩し合い、

「ああ、この人とだったらたとえ老人になっても今期のアニメはどれがブヒれるか語り合え続けるだろうなあ」といつしか思うようになっていた。

ここまで見ればハッピーエンドだ。勿論そうは終わらない。

またしても私の頭が邪魔をした。


いいだろう。彼を生涯の伴侶としよう。私は幸せに一生を過ごすのだ。

…本当に?

薄々目を瞑っては来たのだが、彼と私は趣味以外が全くと言っていいほど噛み合っていなかった。

彼は喫煙者。私は嫌煙者。

バイトで溜まったお金フィギュアゲームになり、依存レベルではないが幾らかは馬に消えた。対する私は大のギャンブル嫌い。

ドラマ映画も糞、アニメが至高の文化」と公言する彼に対し、そこそこドラマ映画も見る私。

記念日に一緒にちょっと高い店で食事をすると、彼はいつも肘をつきナイフフォークの順番を気にせず使い、店員にはタメ口で話す。有難いことに食事のマナーは教えこまれて育ったために、それがいつも気になって仕方なかった。

そこでまた頭の中で考えが巡る。

「私は大切なこの体を、趣味時間を一緒に過ごすのが楽しいはいえ、それ以外何にも私と合っちゃいない人に預けてもいいのだろうか?」

「この先彼からホテルなり何なり誘われた際に、処女を捧げてもいいのだろうか?」

やはり頭に浮かぶのは性の問題だ。

その頃から既にネット上では処女が一番、それ以外はビッチで貶すべきである」という不文律が出来上がっていた。

その考えと今までの教育合致したために私の頭は両者を受け入れ組み合わせ、「結婚する相手じゃなきゃセックスしちゃいけない。もし別れでもしたら次に付き合ってくれる男性が居なくなってしまう」と考えるようになった。

その条件ならば彼はしても良い相手になる。だが上記の不満点を考えれば、彼とこれから先一緒に暮らすことなど到底出来ない。

何となく一緒に遊びには行くけど、という曖昧関係のままだったためにお互い手を繋ぐぐらいのことしかしていなかったのがある意味では幸いだった。

一度悪い結末を脳内で描けばもう元には戻れない。

私は一気に冷め、数日後指輪を返し「ちょっとこれ以上は無理」と別れを告げた。

理由を訊かれたが誤魔化した。本当にいい人なのだ趣味以外の部分を除けば。だから傷つけるようなことは言いたくなかった。


この2回の経験で私は、いかに自分が面倒くさく、幼少の教育人生の根幹に染み付いて離れず、そして妥協ができない理想主義者であることを思い知った。

この世に完璧王子様なんて居ない。そんなことは少女革命ウテナでとうの昔に学んでいる。

それでも私は出来るだけ理想的な人と添い遂げることを夢見てしまう。

でもきっと本当は、駄目なところすら受け入れるというのが本当の恋愛というものであり、結婚というものなんだろう。

実際私だって他の人から見れば完璧ではないのだ。そんなことは毎日風呂場で鏡を見るたびに思い知っている。

そんな私が誰かを否定できるような立場にいるはずもないのだ、最初から

それにネット世界意見を全て鵜呑みにしているのも悪いのだろう。

世の中の人間が全て非処女を嫌うわけでもないのだろうきっと。再婚する人だっているんだから

だとしても少なくとも非処女ビッチと蔑む人は確かに存在し、そして私は他人から蔑まれる側に自ら望んで行きたいと思うほどマゾでもない訳だ。

それを知ってしまうと更に私は守りを固めなければいけない、と思ってしまう。

この後も数人、現実世界ネット世界出会った男性と付き合いもしたが、凝り固まった私の頭のフィルターに全員引っかかっては消えていった。

成長してそれなりに化粧も覚えたり社会に出たりするも、結局顔は未だに凡庸で身体も残念。ただし胸だけはあったためにそれに引っかかる男性の多いことも知ることが出来た。

こうして更に私の脳内メモ記述が増える。「胸が目立たない服を着た時に残念そうな顔をした男からは即刻逃げろ」。


そして、今だ。

振り返ってみれば、もう今更どうしたらいいのか逆に分からなくなってしまった。

私はただ、この先ずっと一緒にいても良い人となら付き合いたいし結婚したいし、処女じゃなくなってもいい。

しろビッチにでもならなければこの理想主義も治りはしないのではないか。

こんな重たい考えの人間なんて誰だってお断りだろう。私だってこんな自分が嫌だ。

誰かの素敵な伴侶になれる人を私なんかの相手で時間を使わせるよりは、私が一人で生きていったほうが世の中のためにはなりそうである

幸せなことにオタクとして、腐女子としてはずっと楽しい毎日を過ごして来られている。知り合えた友人も多いし、有明に本を出す側になってもう長くなってきた。

自分を大切にして幸せに生きる」、ということだったら私はちゃんとやり遂げられている。だから、このままでいいのかもしれない。

「年を取ったらどうするの」とか、「病気の時はどうするの」とか、一人でいることに限界が生じる未来は確実に来るだろう。

その時までに私が理想を諦めるか、理想がやってくるか、今はまだ結論を保留にしておきたい。

お父さんと小学生女子のためのアニメ作品

子どもと一緒にアニメを見るお父さんもいるんじゃないかと思う。幼稚園のころなら『アンパンマン』や『プリキュア』で良くとも、小学生中学年ぐらいになってくるとさすがに卒業する。『プリティリズム』に進む女の子は多いだろうが、大人の男が見るにはちょっときつい。

そこで、お父さんが小学校中学年以上の子ども(女の子)と一緒に見られそうな作品をいくつか紹介してみたい。基準はうちの子が好きで、なおかつ過激なシーンがないというもの。なので、どれぐらい一般性があるかはわからない。順番は適当

・『けいおん!』(1期/2期/映画

女子高生主人公アニメ。いわゆる萌えアニメだが、小学生女子でも楽しめる。お風呂のシーンでちょっと困るが、まあ問題ないレベル

・『はたらく魔王さま!

勇者に倒された悪の魔王現代日本にやって来るという話。ややきついシーン、胸の大きさの会話などで微妙に困るところもあるが、うちの子は気にしていないようだった。

・『たまこまーけっと

商店街の餅屋の女子高生のところに正体不明の鳥がやって来るお話。うちの子曰く、最初微妙だったが、だんだん面白くなってきたとのこと。

・『境界の彼方

半分妖怪男子高校生妖怪退治を生業とする女子高校生出会うという話。うちの子京アニが好きなんじゃないかという気がしてきたが、なかでもこの作品を大変気に入っていた。ややきついシーン有り。

・『のんのんびより

田舎女子小学生主人公まったりアニメギャグも分かりやすいので、小学生にもとっつきやすい。

・『きんいろモザイク

イギリスから日本女子高生留学してくる話。途中までしか見てないけど、そこそこには楽しんでた様子。

・『TIGER&BUNNY

企業広告を背負ったヒーローたちの活躍を描いた作品。ヒーローものだがグロいシーンもそれほどなく、安心して見られた。ストーリーもわかりやすい。

・『ちはやふる』(1期/2期)

かるた燃える女子高生主人公アニメかるたルールなど、どこまで理解できているのかは分からないけれども、それなりに楽しそうに見ていた。これも安心して見ていられる。

・『無人惑星サヴァイヴ

昔、NHKでやっていた子どもアニメ。無人の惑星に不時着した子どもたちのサバイバルストーリー映像がやや古いが、内容的には安心だし、大人が見ても楽しめる。NHKで言うと『電脳コイル』もありうるが、あれは子どもが見るには世界観ストーリーが難しすぎると思う。『ナディア』は最後のほうがなあ…。

・『氷菓

またも京アニ…。高校舞台にした日常系の謎解き。子どもには難しいと思うのだが、雰囲気を楽しんでいた様子。

以上、とりあえずうちの子が好きな作品を挙げてみた。大人用の作品も多いので、子どもストーリーを理解できないときには解説してあげると良いと思う。まあ、子どもとのコミュニケーションの一環ということで。

なお、受けなかった作品としては『中二病でも恋がしたい!』(意味がわからないらしい)、『のだめカンタービレ』(なんかイマイチらしい)、『ぎんぎつね』(正直、ちょっと微妙…?らしい)があった。『とらドラ!』も一緒に見たが、子どもと一緒に見るにはどうかな?と思う部分もある。

今期の作品では『いなり、こんこん、恋いろは。』を楽しみにしている。あと、上記の作品の傾向から、うちの子が好きそうな作品を教えてくれると嬉しい。

では、お子さんとの良いアニメライフを。

2014-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20140108233538

そもそも俺1回しか観てないんだけどね。

ビューティフルドリーマーとか関係なく、萌えアニメ自体がオッサン臭いものだし基本的子供向けじゃねえだろ。

そこは諦めて認めろよ。大きいお友達のお前ら向けだって

2013-11-30

のんのんびよりのれんちゃん

キャスティングがすげーはまってると思う。

アニメの子供の声にありがちな甲高いアニメ子供声じゃないのもいいし、それが口癖の~のんっていうのにすごくハマってる。

それ以外では阿澄佳奈阿澄佳奈だなって感じすぎちゃうの以外では声優があまりに気にならないのもいい。

のんのんびよりを始めとして、

普通萌えアニメハーレムアニメエロ普通萌えアニメ

って感じで嗜好が一周して戻ってきた気がする。

もう三十路だしな。

ほかにもジュエルペットとかプリティーリズムとかプリキュアとか、昨今の深夜アニメから離れたアニメがほっとして見ることができるようになった。

深夜アニメテイスト食傷気味だし。

さていい天気だしジュエルペットEDダンスの練習でもするかな。

2013-11-10

萌えアニメについて

http://anond.hatelabo.jp/20131108204717

20代女だけど,普通に女の子可愛いなぁという感覚で見てるよ.

お決まりシナリオやらは,正直女性向けのアニメと比べても大差ないかと.

あと,AVとの違いが分からないとのことだけど,二次元三次元という違いは大きいし,二次元三次元じゃ何を求めて見てるかは違うと思いますよ.

2013-11-09

http://anond.hatelabo.jp/20131108212820

コメ主の批判って、ながら見した程度で頭の中でイメージした萌アニメ叩いてるだけで、本当に建設的じゃない。

コメ主の言うとおり、今期も元コメ主の言うようなコッテコテ萌えアニメってそんなに無いよ。夜桜四重奏だって女子露出は高いがカラっとしてるし、全然当てはまらない。のんのんびよりも、ミスモノクロームも、キルラキルも、ゴールデンタイムも、境界の彼方も、凪のあすからも全部違う。

そんな認識を持つの勝手だが、藁人形論法がしたいだけなら、木の洞か何かにやってほしいよ。

2013-11-08

http://anond.hatelabo.jp/20131108204717

男だけど、すごく分かる。

魔法少女まどか☆マギカみたいに、毎週、どんな展開になるのかドキドキワクワクするような作品を楽しみたいのに、

エロで男に媚びまくるだけの萌えアニメは、、、ほんと、吐き気します。

2013-10-22

http://anond.hatelabo.jp/20131022145607

パロディ満載

ってどこが?

パロディと言ったら、今はもうケロロ軍曹とかを経て、萌えアニメの中で「ジョジョ」って言っちゃうくらいまでに到達してるだろ

ん?

意味わからん


反論とか皮肉とかじゃなく

純粋に君の日本語示唆する内容がわからん

2013-10-21

キルラキルのような男性向けのアニメ

キルラキルはそのアニメーション作画はもちろん色もキャラデも演出もお芝居もコンセプトも他を圧倒し素晴らしく、30分息もつかせぬようなアクションに毎週興奮している。

アニメ日本の誇る文化だと改めて感じるような作品だと思う。

もちろん世の評価も高く、非の打ち所が無いというか「あれイマイチだよね」と言おうものなら「萌えヲタには解らないだろう」もしくは一周して「何すかしてんだよ」という視線を浴びてしまいそうな程の作品と言おうか。

なのでちょっと言いにくいのだが、自分はこの作品を見ているとどうも引っかかる。作品自体と世の中の評価に。

それはこの作品が「男性向け」であるからだと思う。

何を当たり前のことをとお思いだろうが、恐らく皆さん(男性視点で見ている皆さん)が思っている以上にこの作品は男性向けなんだと思う。

一つ一つ理屈をこねても仕方ないくらい生理的ものだと思うのだが、挙げるとするとまず「視点」。

主人公の流子は強く格好良くて魅力的で、気持ちの良い主人公だと序盤は楽しく見ていた。

ところが戦闘ごとに露出度の高い制服を着せられ、毎回恥らいながら戦闘しているではないか

今まで彼女視点世界を見ていたのに、いきなり彼女が好奇の目に晒されることとなる。

急にお茶の間に引き戻される。悲しい境遇の中でも強く生きる彼女感情移入して見ていたら、辛い気持ちになってしまった。

この辺りでやっと「ああこういうことを楽しむ娯楽アニメなのか」と気づかされる。

そしてマコ存在。色んな天然キャラは居るがこの天然の感じがどうも不快だ。

理由はこれこそ生理的ものだと思うが、存在のものがご都合的で記号的で「馬鹿」な「女」を娯楽として楽しむためのものからだ。

自分はこの笑いのツボを持ち合わせていない。

と、くどくど語っているが別に作品を批判しているわけではない、「こういう作品なんだ」と思っただけだ。

そして萌えアニメと呼ばれる作品以外でこういうお色気作品というのは最近確かに少なくなっていると思うので、そういう意味であえて往年のドラマアニメオマージュとして要素を入れているのだろうということも理解している。

気になるのは「こういう作品」なのに、まるで万人に喜ばれてるように、手放しに評価されている点である

従来からエンターテインメントにはお色気シーンはつきもので、女性もそれを幼い頃から見慣れているため普通に楽しめるようになっているのだろう。

から多くの女性がこの作品に何も違和感を抱かずに楽しめていると思う。多くのエンターテインメント作品を見てきた(言ってしまうとアニヲタの)女性ほどその傾向が強いだろう。

そのため、ここに「不快だ」と引っかかる女性も少なく感じる。

しろ頭の固い女だと両側から叩かれるのも目に見えているが、なかなか言う人を見かけないので言ってみました。

こんなことに引っかかっていて、じゃあ男女問わず楽しめる題材と表現を…云々言っていたら娯楽の表現の幅が縮小してしまうのも解る。

そこで思うのは、じゃあこの手の意欲作に、もっと男性的でない作品が増えてもいいじゃないかということだ。

ノイタミナの登場によりそれでもかなり増えたが、世間的に注目される意欲作ではまだまだ男性けが多く感じる。

もちろん全てを把握している訳ではないが、アニメーションの良作と言われている作品の多くは男性的な作品であるように見える。

戦う少女、(男性目線での)純愛不思議少女、銃声に跳ねる女性死体エロ暴力メカニック

どれも面白い題材だが、もう少し幅があってもいいのではないか

実写の舞台映画くらいバラエティに富んでいて欲しい。

話は逸れるが「東のエデン」についても同じような引っ掛かりを感じていたことを男性ファンに話したことがある。

自分が「ヒロインが好きになれない。女性として感情移入出来ない行動をとる。それでいて女性主人公恋愛をメインに描くとはどういうことだろう。」

と話したところ、

「そこじゃないでしょ、この作品はー!」

と返された。

そこじゃないのか。

今回のキルラキルの引っかかりも「そこじゃないでしょ!」ということなんだろうな。

そしてそう思う人口の方が多い。

でもそういう風に引っかかってしま人間も、いるんだよと、頭の片隅に入れていていただけると、一石ならぬ砂利ですが投じた甲斐があります

お粗末さまでした。

2013-10-10

萌えオタクに返り咲いたけど

中学校の頃ずっとオタクだった。

乙女ゲームテニスの王子様ハガレンキャラクターガチ恋していて、夢小説を読みあさっていた。

百合にもはまっていた。ゆるやかなBLにもはまっていた。ファンサイトめぐり趣味だった。

アニメイトでグッズを買っていたし学校でそれを使っていた。イラスト集設定資料集、缶バッジ……

彼氏アニメキャラでいいと思っていた。

お年玉お小遣いはほぼアニメ関連に消費されていった。


いま、また萌えオタクにかえってきた。

当然のように、アニメキャラに満たされるし、グッズは無限にほしいし、アニメできゃーきゃーいっていた。

でも数日の間だけだった。


まずアニメゲームを素直に見れなくなってしまった。

萌えアニメゲームに出てくるデフォルメされたキャラクターがみんなダメ人間に見える。

この人は童貞こじらせ、この人は共依存、この人は執着心が強い、これは空気読めないタイプ、この人コミュ障じゃん……など

現実世界感覚萌え世界にまで侵食してきて、萌えられなくなってしまった。

それからアニメグッズ。

アニメイトで売っているアニメグッズのクオリティは恐ろしく低い。

水族館とか観光地おみやげレベルである

とても買えなくなった。そんなグッズが作られているのが悲しくなった。

イラスト集設定資料集も、ダサさに我慢ができなくなった。

なんだこのデザインは!!と、ひとりで勝手に憤っていた。


マーケティング戦略にもイライラしていた。

予算と人員が足りないと思うので仕方がないと諦めるべきなのだが、どうにもこうにもお茶の濁すにしてもグダグダで、田舎っぽかった。

あとファンであるオタク仲間にも、イライラしていた。

モンペクレーマーか、ガチ勢と云われる信者しかいなかった。

自由がなかった。閉鎖された村だった。


前科ものなので今でも萌えアニメ乙女ゲームを見ると飛び込みたくなってしまうのだが

昔は勢いで黙殺できていたものが、できなくなった。

こうしてオタク卒業するのだろうか。それとも大二病的な何かなのだろうか。

2013-09-13

ネトウヨ萌えアニメ声優オタクラピュタ厨・・・

保守的かつ偏狭。

自分の聞きたいものしか聞かない。

叩くだけ叩いて叩かれると屁理屈で返す。

会話にならない。

おそらく若くない。

(あと、これは偏見だがtwitterのアニメアイコン率が高い。)

勝手に著名人に絡んで意味不明な論理でまくし立てる。端から見てて怖い

自分のあたまでかんがえることができない。

自分の感情と、感情とネットの空気で選別した他人の理論しか使えない。

ニートとか無職とかいうレベルじゃない、もっと絶望的な存在である彼らを最近ネットで良く見かけるようになった。

非正規雇用とかはそれほど大きな問題じゃない。そういうレベルじゃなく人間として終わってる、ヤバイ、吐き気のする連中がいる。

文字でしか存在を認識できないが、大体何人くらい居るんだろう?気になる。数十人くらいのオーダーならいいんだけど。存在を信じたくないくらい頭がおかしい。

2013-09-10

pixiv社会人ユーザーの絵の上手さ

社会人」や「サラリーマン」でプロフィールからユーザー検索して何十人と社会人ユーザーの絵を見てきたけど

時間の取れない社会人はいえ、やっぱり続けてる人が上手い傾向があるなあと感じる。

登録が2008年とかで、現在まで途切れることなく投稿を続けてる社会人ユーザーは偉い。そして、続けてきたなりのスキルがある。

2010年2011年あたりで辞めてる社会人ユーザー結構多い。

pixivという、アニメイラストの多い場所ゆえか、社会人と言ってもSEプログラマ技術者を名乗ってるユーザーが多いね

 

時間のある高校生大学生の絵が上手いのは当たり前だと思うし、個人的には社会人ユーザーを応援していきたい。

中には40歳過ぎて描き始めてる人とかもいて驚いた。しかも成長速度が早い。今までの人生経験とか仕事で得た、物事をこなす力全般が作画スキルに振られると思わぬ科学反応があるのか。

40歳過ぎても萌えアニメへの関心を失わない様は、30歳を迎えることにすら恐怖している俺に希望を与える。そうか、40歳でも、まだ新しいものを興味をもって受け入れ吸収する力が残っているのかと。

加齢により、単純な記憶力は減っても高度かつ抽象的な脳機能は向上するとかいう記事をどこかで読んだ覚えがある。

社会人イラスト描きマンもっと増えないかなあ。

いや本当に時間のない中よくやってると思うよ。イベントにもしっかり出てたりして感心する。30歳過ぎたら体力も減る一方だろうに。

社会人マジ頑張ろう!

2013-08-15

風立ちぬ感想を言いたい

人に誘われて風立ちぬを見た。

宮崎映画子供のころはよく見たけど最近はあんまり見てなくて、金曜ロードショーも飛び飛び、劇場で見たのは千と千尋くらいで、

全般的になんとなくストーリーはわかるけど思い入れは無いって感じ。

周りの感想はみんな褒めてて、いい映画だってうから知り合いに好きじゃないとか言えない。

つーかそもそも否定意見も前記のとおり宮崎映画に詳しくないから語るほどのあれがない。

っていうか単にこじらせてるだけの逆張りなんじゃないかって気もする。

から増田で書く。

最初感想漠然とずるいっ思った。あとこれを好きになれない自分はだめだって思った。

ぼやーっとしててなんでそう思ったか最初よくわかんなかった。

まず見てる時に嫌だったのが主人公天才を感じなかったこと。

庵野の声のせいなのか、そういう演出なのかどうかは知らないけど堀越二郎という人間普通の人にしか見えない。

にもかかわらず主人公は周りの人に褒められる、惚れられる、トントン拍子で話が進んでいく。

マイナスの描写を一切されないで、ひたすらプラスの描写しかしない。っていうか演出としてわざとマイナスなことを書かないようにしてるのが見える。

たとえば初めて自分で作った飛行機が落ちるという唯一の挫折シーンでも、

飛行機がうまく飛びました!→気がつくと避暑地に→飛行機が落ちた回想

っていう風に、一番いいところで落とすとショックが大きいからワンクッションおいて描写してる。

このシーンで、あ、この映画戦争の汚いところも、技術者としての苦悩も書かない気だなって思った。

いや、それはそれでいいんだけど、でも堀越二郎という人間が凡人にしか見えないから、二郎をほめるシーンがすべて白々しく見える。

凡人だったら辿るはずの汚い道を全部見ないで、美しいものだけ見て、やりたい事やって、それは天才だけに許された特権だろ。お前凡人なのになんで天才扱いでそれやってんだよ。

ずるいずるいずるい。

どのシーン、どのキャラみても悪いシーンがない。

ヒロイン二郎さんもっと長く一緒にいるために私孤独サナトリウムにも耐えるわ!サナトリウムに行って、

何十分か後にやっぱり飽きて戻ってきて、いちゃいちゃしだしてもなんか良いことに書かれてる。

周りに反対もされるけど結局みんな認めて、でもやっぱヒロイン死ぬけどなんか素敵なことしてる風な扱い。

友人も嫌なとこがまるでなくて、ほんとに良いやつとしか描写されない。ホモっぽいくらい良いやつ。

上司も一瞬嫌なやつに描くけど結局二郎を褒める以外のことをしない。

自主研究会のシーンなんかではわざわざ褒めるシーンを入れる。

ストーリー一貫性なんか気にしないでとにかく、ひたすらだけ素敵だけが書かれていく。

んでふと気がついた。あ、これは単なる萌えアニメとかの類なのか。

イタリアドイツ日本飛行機だぜー全部個性があって違うんだぜ?最高だぜ?かっこいいだぜ?そいつの極めつけがゼロ戦だぜ。やっぱゼロ戦かっこいいぜ。

ヒロイン外国文学をたしなむお嬢様で、若いころに運命的な出会いをした仲で、美人で病弱で、しか結婚初夜自分から誘ってくるんだぜ?ひゅー。

っていうだけの映画だと思えばいいんだってことに気がつく。

あぁ、なんだ、僕が勝手にこじらせて切れてるだけか。サブカル気取ってるから素直に良いっていえないのか。

ポルノ映画見てこの映画には哲学がないって切れてるがごとし。

そらみんな面白かったって言うよね。娯楽映画だもんね。娯楽映画面白いって言うのは当たり前じゃないか

娯楽映画を娯楽映画として見てない僕が悪い感想を言えば言うほど惨めな気分になる。

偉そうに批評するより、面白かったーって言って映画館を出てったDQN風のにーちゃんねーちゃんのが偉いよ。

2013-08-07

http://anond.hatelabo.jp/touch/20130807120327

あぐりちゃんの可愛さが分からないとか・・・

プリキュアなんて見るの辞めて、深夜の萌えアニメでも見てればいいじゃん

2013-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20130801235417

萌えアニメに、恋愛シーンや生活シーンがリアルじゃないと批判する方々も、大絶賛のドラゴンボール

伝説の樹の下」は侮蔑とともに笑うのに、「20m級人型兵器」を無批判で受容。

ハーレム漫画主人公が設定でモテルことはナシなのに、ヤンキー漫画主人公が設定で強いのはアリ。

通常じゃありえない対人関係や行動は批判するのに、通常じゃありえないカーチェイスや格闘は絶賛。


これは厨二病とかそういうことじゃないから。

2013-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20130801003957

ブヒーッ!(横だけど)

現在ブヒブヒなやんでいる」「ブヒヒ」とか相談を受けたのだが、

提案をだすと「私は昔から家畜であってそれは無理」

「対飼育関係が得手じゃない」「ブヒーッ!」などの理由で退けられてしまったのだ。

ブヒヒーッ!ブヒブヒブヒーッ!ぶひ!ぶひひ!ぶひ!ブヒ!!!

(結局飼育環境が悪い現実から目を逸らして萌えアニメ見たいってことだよね。)

2013-07-23

風立ちぬ」 見てきたんだが ネタバレあんまり無い

んだよ普通に傑作じゃねえか

まーたネットの悪評に騙されるところだったわ

お前らほんと見る目ねーな

確かに評判通り子供が見ても退屈だとは思う

近くに子連れが座ってたけどそんな雰囲気だったし

けど目を赤くしてる年配の人は結構多かった

主人公の声

ちょっと棒だけどそんな言うほど違和感ないじゃん

しろあの淡々とした声が周りのベテラン俳優に囲まれることで一種の存在感を産むと言うか

ラスト近くになるとこの声以外ないだろってなってた


映像

すっげー良かった

特に関東大震災の描写は圧巻

マジであれだけで見る価値あるわ


主人公親友とか上司とか

みんな良いキャラしてた

親友本庄イケメンすぎ、上司部長課長もかっこいい

互いに実力や才能を認め合ってる描写が節々にあってまさに技術者って感じだった

ホモホモ言われるのも、まあ理解出来る的なところもあったけど狙ってそういう描写があるわけじゃないです


:妹の加代がブラコンすぎて可愛かった

序盤の「にぃにぃ様、赤チン塗って差し上げます!」のシーンとか萌えアニメが始まったのかと思った


ヒロイン菜穂子が可愛すぎた

嫁シーンなんだよあれ、反則だろ

ここは言いたいこといっぱいあるけど、ここに限っては実際に見て欲しいので何も言わない



というような感じのことを誰かと話したかったのですが

一人で見てきた上に友達もいないのではてダで書いて発散しておきます

2013-07-18

http://cruel.org/wsb/burroughs.pdf

カットアップで記録を破壊し書き換えることで、現実を本当に変えられる(そしてそうすべきである)と主張していたバロウズには、具体的に変えたい記憶現実)があった。でも、そういう記憶は、カットアップしても、破壊されなかった。破壊されるどころか、各断片がもとの記憶の全体を呼び起こすポインタ/ハッシュ値になってしまった。カットアップすればするほど、それはますますその記憶のかけらをいたるところにまき散らすだけだったということだ。

(中略)

記憶自分の都合のいいように改竄してしまう人には、ぼくたちみんな出会っている。中には自分のまちがいを認めるのがいやで、ウソをついている人もいるけれど、本当に自分記憶改竄して、なかったことをあったことにしてしまっている人はたくさんいる。一方で、スターリン中国共産党みたいに、オーウェル式に記録をすべて書き換えることで、たとえばトロツキーをいなかったことにしてしまったりする例もたくさんある。

でも、この両者は同じものではない。スターリンが公式記録を書き換えたようには、自分記憶は書き換えられない。そしてこの両者は、なかなか両立しない。書き換えようとするその行為自体が、記憶の中で実際にあったできごとを一層はっきりさせてしまうからだ。つまり、変更前と変更後をちゃんと理解していないと、十分な書き換えはできなくて、その変更前の状態を知っている限り、自分記憶は残ってしまう。自分記憶を書き換えるには、ゆっくりと、すこしずつ、自分で気がつかないうちにやらなきゃいけない。記録があるという記憶まで抹殺しなくてはならない。意識的にカットアップなんかをして、記憶を書き換えようとしているうちは、絶対に自分記憶は――そして自分にとっての現実は――なくならないのだ。

この文章を読んだ時、俺ははっとした。そうなんだ俺も同じことをやっていて、だから俺はバロウズ小説にハマっていたのだということに気が付いた…いや気が付かされた。

俺は地元の三流大学卒業後、とあるゲームスクール入学した。大学も好きで入った訳でもないし、自分が好きなことを学びたかった。あとは社会に出るのがたまらなく怖かった。

で、俺はゲーム業界に入ったのか。いや挫折(笑い)したよ。大学でも言語は学んだし、成績は「優」だった。でも全然通用しなかった。あの三流大学でのプログラミング授業なんかママゴトに等しい、そう感じた。それよりもなによりも俺はアルゴリズムの立て方が下手だった。それでも前期はなんとかやり過ごせた。しか一年の後期での皆の自主制作を観た瞬間、もうダメだと。学校はいえ「公の場」のディスプレイに「萌えアニメ」画を「壁紙」にする、端末周辺に人形を置く。そんな連中に負けた自分がそこ(学校)に居るという現実に耐えれなかった。

それでもまだ自分には可能性があるのでは?と考えた末、一旦ブランクを入れて考え直そうと思い、当時通っていた精神病院に書いてもらって休学することにした。休学中は最悪だった。うん、ダメだ、この時期についてはまだ自分で文章化するほどに整理がついていないようなので止めよう。

学校辞めて、いくらかのブラブラ無職生活を経て就職活動。開発でなければどうにかなんだろ、という甘甘すぎる考えでIT業界に書類を出しまくるが当然の如く落ちまくった。でも幾つか引っかかってなんとか社会に潜り込むことが出来た。

でさ、面接で当然「空白期間の4年どうしていましたか?」訊かれる訳だ。それに対して俺は「大学卒業後、スーパー社員になるつもりで(4年間)働いていました」と。これは以外にも成功した。大学在学中と休学中にスーパーバイトしてたから色々突っ込まれても対応できたし。俺はどうしてもあの空間自分が居たという事実を認めたくなかったんだ。これは面接に限ったことじゃなくても改ざんする。経歴を語る場面において全て無かったことにする。俺は脳からあの記憶から消したかった。

でここで最初引用文だ。俺が経歴を語る場面に置いて、改ざんした経歴を語れば語るほど、あの学校に居た記憶が呼び出される。対外的にはできるけど、自分の頭は騙せない。語れば語るほど屈辱に満ちた時間が蘇る。俺はバロウズ小説の「カットアップ現実を変える」に希望を感じながら、引用文のような事実無意識共感していたからこそ、(バロウズ小説に)惹かれていったのだと今更ながらに思った。

でも、俺は改ざんすることを止めない。馬鹿しか思えないが、バロウズの「カットアップ現実を変える」という銘を信じて、俺は脳から消して見せる。それを宣言したい、そして整理したいために匿名ダイアリーに書いた。

以上、駄文終了。

2013-07-08

萌えエロ境界線がなかったことに気づくということ

萌えエロ境界線が薄れている気がする(http://tm2501.hatenablog.com/entry/2013/07/05/214058

萌えというのは本来は空想上のフェティシズムのことです

空想することなのでフェティッシュ喚起するアイテムとして絵やテキストが用いられる。

もののあはれフェチを感じる人もいればバタ臭い乳袋萌えという人もいる。

ただ「萌えとはこれのこと」と大多数が同意する概念はすでにできていて、

それ以外は萌えと言わなくなってきてはいる。

それはアニメではなくライトノベル功罪です。

ライトノベルは、大多数が受け入れやすい「同じフェチ」を大量生産しました。

その結果のライトノベルブームであり、ラノベアニメ化の波による萌えの均一化です。

ライトノベルが生まれる前提にあったものノベルゲームです

ノベルゲームというのは要するにエロゲです。

製作コストがバカ高いノベルゲームもっと手軽に商品にしたいという理由でできたのがラノベです。それが全てとはいいませんが。

初期のラノベ作家イラストレーターほとんどがエロゲ制作を知っている人です。

エロゲフェティッシュが、希釈されてライトノベルになり、

一般にも受け入れやす萌え要素を「唯一の萌え」と規定して萌えアニメ化した。

これが昨今の萌えの正体なので、エロゲタブーと見る大多数の人か嫌悪しないよう、

境界線があるように振る舞うのが萌えアニメ処世術だったわけです。

そうやってエロタブー視するのはよいことです

エロは日陰者でなければならない。

そうでなければ犯罪の温床だとかなんだとか規制派がぞろ騒ぎ出す。

日本オタクコンテンツが生まれたのは、

日本人が特別だからではなく、日本コンテンツ規制が緩いからです。

ワンピースサンジ米国コミックではタバコではなくロリポップを咥えているのは、

飲酒喫煙規制されているからです。

米国コンテンツ規制が緩ければ、少年ジャンプアメリカで生まれていたっておかしくはないのです。

エロゲのことなんかはやく忘れて、萌えエロにはばっちり境界線があったことにして、萌えアニメを楽しんでいたほうが世界のためです。

2013-06-30

昔の漫画アニメにするという選択肢

今の深夜アニメは数が非常に多い。多すぎる。

その中で面白いと思えるアニメはほんの一握りだ。


片っ端から漫画アニメ化しまくっていることによって、原作の枯渇が叫ばれている。

消費スピードが早すぎる。


ラノベ四コマアニメになることが多いみたいだけど、正直似たり寄ったりの展開ばかりで飽き飽きしている。


過去にそこそこ面白かったものアニメ化されていない作品などに注目が集まらないのはなぜだろう。

少年漫画少女漫画わず、埋れて行った名作は多いはずだ。

今の時代なら絶対アニメ化されてただろーというような作品。


そろそろそれらに目を向けてもいいんじゃないか。

純粋面白くて続きが気になるアニメもっと見たい。


そういえばちょっと前にアニメ化したレベルEはこれに当てはまるな。

円盤売れなかったのかな?

円盤以外の部分で利益を出す仕組みなども考えていい時期なのでは


萌えアニメもいいけど、それらが氾濫しすぎてアニメが駄目になってほしくないわけだ

2013-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20130624143705

ついでに、視聴率・・・とおもったら

上位陣が、サザエさん クレヨンしんちゃん ドラえもん ちびまる子ちゃん ワンピース で

なんつーかなランキングだった。

最初から萌えアニメフィルタリングするからそういう結果になったのでは?

かろうじてプリキュアが入ってるぐらいだな。

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