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はてなキーワード: 上半身とは

2023-02-26

浴衣の着方、言語化

自分の中で得心したことチラ裏る。

浴衣は究極のフリーサイズワンピース

巨乳・巨尻は許すがくびれは許されない設計。多分人体を『円筒』として設計している

くびれタオルなどで駆逐後、スカート丈を合わせて巻きスカートしてから上半身を整える

着付けサイトとかで最初の方が意味不明なのは、「下半身だけ整える(=上半身はまだぐちゃぐちゃで構わん)」の概念が伝わってないか

・腰で1回蛇腹のように折りたたむ(おはしょり)ことで全てをそこで調整、不具合も全部そこに押し付け和式コルセットベルである『帯』で隠す

・留め具としてボタンやバックル、チャック、マジックテープといった便利技術使用禁止。紐のみ使用可。帯は「デカくてオシャレな紐」カテゴリ

・今の浴衣最近ペラペラの服より生地がしっかりしてるので、下着つけても響かない。下着つけないのは正しさではなくロマン

・でも「身八つ口から手を突っ込んで生乳揉みたい」とはみんな思うものだと思うんだ

身八つ口(みやつぐち):前見頃と後ろ見頃が縫い合わされてない部分。袖と帯で隠れるので着付け後は見えない。乳を覆う前見頃とストンと落ちる後ろ見頃で体を覆う布の長さが変わるので、和裁では『縫い合わせない』という選択をした。なお巨乳であればあるほど前見頃のおはしょりがぐちゃる

おはしょりって実は「インしないシャツの裾」くらいの意味合いしかない気がする。おはしょりさな選択もできるけど、出した方が「かわいいから出してるだけ説

・大体おはしょりくらいまで襟がある、が、大体正面からは見えない

・ぐびれ不可。円筒設計なので、ウエストが絞られるとシワだらけかつAラインになってしまう。あと多分摩擦で維持してる帯が落ちる

浴衣でAラインは「はしたなさ」がある気がする。タイトスカートというか、裾が絞られてるくらいの方が「お淑やかさ」として好感度が高いイメージ

・でもヒップラインかわいいである程度残す

円筒設計かつストレッチ素材ではないので、足が自由になるのが原則円周の範囲内。つまりウェスト100cmの人は一歩が大きく取れるが、ウエスト50cmの人は一歩が小さくなってちょこちょこ歩きになる。裾をさばいて歩く技術もあるらしいので、痩せ気味の人は事前に歩けるか確認必要あり。下手すると階段上り下りができない

結論:面倒臭い

2023-02-23

これらの問題解決しないかぎりVRの普及は絶対に無理

フルトラッキングは諦めるべき

フルトラを実装したところでそれを活かせる広い部屋は存在しない。

フルトラはゲームセンターテーマパークアトラクション限定して、

ホームVRはせいぜい上半身トラッキングまでにとどめたほうがいい。

かつてWiiDSソフトが無理にリモコンや二画面を活かそうとして失敗したのと同じで、

VRからってボディトラキングを活かそうと考えるべきじゃない。

素直にゲームパッドを持たせりゃいいのだ。

眼鏡VRするのはやっぱり無理がある

いくら眼鏡かけたままでOKですヨ」と言われたところで無理なもんは無理。

画面までの距離が遠くなるし、レンズレンズがぶつかるし、重さで鼻筋が痛くなったりする。

わざわざ度入りレンズを作るのは面倒だし、VRのためだけにコンタクトにするのも…。

レンズに焦点調節機能を持たせてどうこうみたいな技術はあるようなので普及することを望む。

VR空間内にスマホ再現してほしい

VR空間内にいるときバーチャルスマホを傍に浮かせておいて、

他の作業をしているときでも常に操作できるような機能が欲しい。

まあビデオシースルースマホを直接操作しろという話になるのかもしれないが。

もっと広く言うとマルチタスクをどう実現するかがVR課題だろう。

せっかくのVRなのにウィンドウ自由に配置できなくてがっかりしたものだったが。

新機種ではマシになっているのだろうか?

2023-02-22

anond:20230222105227

職種ありがちなシゴトをするのに不利な何かを、原因理由はともかくしてしまってるパターンで、実際にはわりとよく見る

今の芸人なんて露天風呂やら上半身半裸になるテレビレポートやらなんて山ほどあるだろうに、希望職種に対して迂闊だったね

2023-02-19

鬱で身嗜みが碌にできなかったときにやれたこ

以下に列挙した行動は無論全てをやれたことなど全くなく、基本的代替手段放棄しつつも奇跡的に気力が戻って来た時、或いはどうしようもない必要に迫られた時に喘ぎ苦しみながら1つか2つ実行できた行動である

風呂に入れない時

・まず第一に汗をかかないように生活する

下着だけでもなるべく着替える

・着替える時は脇の下とかを服で擦ってから洗濯機ポイ

・髪だけ洗う

身体だけ洗う

上半身だけ洗う

ソープ使わずお湯浴びるだけ

タオル濡らして首と脇の下だけ拭く

・顔だけ洗う

・顔をウェットティッシュで拭く

人間と面会しない

洗濯ができない時

100円ショップ下着類を買ってトイレで着替えて、脱いだ服はコンビニとかで捨てる

ユニクロオンラインで安いやつ買って届けてもらう

・届いても開封するのに数日かかるので、箱開ける日と袋開ける日とタグとか外す日を設けて段階を踏んで着れるようにする

・そこらへんに脱ぎ散らかしたやつを前日に超越ファブっておいて、翌日比較的いけそうなやつをもう2〜3日着る

コインランドリー放置してると誰かが籠に取り込んどいてくれるのでありがた申し訳ない

洗濯乾燥機は高いので商品を選ぶエネルギーと購入を決断するエネルギーと設置のエネルギーと古い方の廃棄のエネルギー必要なので当面無理

人間と面会しない

歯磨きができないとき

ご飯食べたあとは水で口をゆすいで飲む

積極的シュガーレスガムを噛む

・寝る前と起きた後リステリン

・前歯の歯垢を指やティッシュや爪楊枝で除去

・頻繁に飲み物を飲む

・舌で口の中を舐め回す

人間と面会しない

2023-02-15

ananとかで上半身裸の男性モデルが表紙になったりするの

下半身も裸にすればいいのにって思う

女は大胸筋とか腹筋ばかり好きなの?

大腿四頭筋とか大臀筋とか精巣挙筋もスコれ

どんなに人生に思い悩んでいる人にも性器はあるんだよね

いやウソ

完全に上半身だけで生存している人は違うかもしれない

(ケニーは息子がいたらしいけど)

でもそうじゃない人はあるね

2023-02-11

昔気になってた人の上半身ブラだけの体操着姿の写真を見つける。

盗撮というふうではなくばっちりカメラ目線をしている。

そんな趣味はなさそうなゼロサムとか読んでるタイプの女だったんだけどひょっとするとひょっとするのかなあ。

ただ俺が塾で会ってたときはいつも眼鏡かけてたけど全三枚の写真は部屋や着てる服が違うのも含めて全て裸眼なんだよなあ。まとめサイト記事公開日で考えて高校に入ってからコンタクトつけはじめたと考えれば整合性破綻してないけど。

黒板に貼ってある紙とか窓から見える風景とか血眼で見たけどそれ以上確証に繋がる手がかりもなかった

2023-02-08

筋トレ詳しい人に質問

自分は家で筋トレをしています

上半身ダンベルとか懸垂でいい感じに鍛えられています

以前、膝に腫瘍ができて手術しているため、スクワットとかができないです。

家で行えて膝に負担の少ない下半身筋トレを教えてください。

ダンベルは20kg×2あります

anond:20230205180809追記置き場

追記2】

Twitterの凍結祭りで、Twitterがなくなったらどこに行けばいいんだ…(絶望)って話から思い出した増田何気なく書いた近況報告がこんなに注目されるとか思ってなかったよ!

注目されすぎたし、恋愛云々より命大事にしてくれって心配してくれる増田もいっぱいいたから、ダイエット神降臨したよ!!!

痩せて美魔女って仰天ニュースでるわ。笑

Twitterで経過報告していこうと思うからバチくそ暇な時にでも見にきてくれ。頑張るから

痩せなくてもいい派もいてそれはそれでありがとう気持ちなんだけど…

太るのはまたいつでも太れるだろうから

痩せなくてもいい派も応援してくれたらもっと頑張れる。

投稿タイトル検索してくれれば出てくるはず。

(ID載せるのはなんかルール的にどうなの?いいのかな?増田匿名無視ちゃうじゃん?)

とりま改めて基本情報を載せとく

166cm 97kg (ピーク112kg) 34歳 独女

B:120 W:115 H:122

恋愛経験は困らない程度にあり

ニトロプラスのすーぱーぽちゃ子の上半身にすーぱーたる子の下半身みたいなカラダしてる。

下っ腹がだらしなく垂れてるのがホント無理。キモい

3次元には詳しくないから誰って言えないなぁ

ファ〇ザパッと見た感じこんな体型かな?

顔の似てる人は見つけれたことない。

自己責任でどうぞ

https://pics.dmm.co.jp/digital/video/h_1133nine00051/h_1133nine00051jp-7.jpg

健康なら」いいだろ。って言ってくれてた増田が何人かいるけど、残念ながら 高脂血症 糖尿病 痛風多嚢胞性卵巣症候群 と 混合性抑うつ不安パニック障害 病院通いで投薬治療中だからそこそこ不健康極まってる。

(例のニキには話してないけど、こういうとこを感じとってる節はありそうだよなぁ。)

女は痛風にならないってのは嘘だ。

痛風に関しては23ぐらいからの付き合い。

どの疾患も親の親世代から遺伝。対あり。

そんな感じなんで、一貫して「自己肯定感の高い陽気なデブ」って印象に笑ってる。

友達ブコメみて自己肯定感高いって言われてて草 真逆なのにwww って爆笑してた。

なんでそう見えるんだろうな?

気持ちの整理として書いたからかな。

ニキのことを考えてるとテンションがあがってるってことかもしれない説?

いや… まぁ… その… フラれてはいるんですけど…。

なんにしても!

自語りで卑屈さが見えてしかデブってだいぶ終わってるから、そこは伝わってなくてよかったと思ってる。


サーッとコンマ何秒とかで情報の取捨選択できる時代に、記事読んでくれてさらブコメしてくれたことに感謝ってことで、スターつけてまくってお気に入り登録送ったけど…

ゆるユーザーすぎて増田ルールとかマナーが全くわからない!!!

書いた当事者はどういう反応するのが正解なの?しきたりわからん迷惑だったらすまんな。


ホント色んなコメントきてて、まぁ、全部読んだんですけど

意図してない方向に解釈されてたりして えぇ… ってなったコメントもあったりしつつ

どのコメント面白かったから1つずつに返事したいレベルなんだけど 一生終わらなそう… 笑

とりあえず、飽きるまで暇つぶしに少しづつ返事していこうと思ってるんでよろしく!(2023.02.06)

追記

出かけて帰ってきて増田でも読むか〜 今日はなにがトレンドなんや?って開いたら人気エントリーにいてビビちらしてる。

過去イチ注目されてダイエットの神が降臨しそう

デブへの反応って批判が多いもんだと思ってるから反応見んの怖えなって思いつつ、コメントブクマ全部読んだ。ありがとう

痩せろ派 このままでいい派 千差満別で面白かった。

(千差万別な。調べたのにな。Simejiで変換でたんだもん。使い慣れない言葉は使わない方がいいな。)

投げかけコメしてくれてる増田いたんで、明日以降追記したりしてみようかと

天井の染みが人の顔に見えるレベルでボーッと暇な時にでもまたどうぞ。

人気エントリーいれてもらってあざっした。(2023.02.05)

2023-02-07

絶対死ね方法ないじゃん

自殺マニュアルみたいなのに「首吊りは数分で気絶する」とか書いてあるけど、上手く締められたときだけだと思う

自分頭痛上半身の痺れが後遺症として残ったけど、全然気絶しなかった

飛び降りも、15階から落ちたのに生きてて意識もあって脊髄損傷・排泄障害だけ残ってるみたいな人もいる

電車ホームから降りても生き残ってる人も見たことがある

市販薬病院から出てる薬を飲んでも胃洗浄されて終わる

死にたいけど、妙な後遺症残って生き残ったら嫌なんだよな

死刑になりたいか犯罪をする人の気持ち分かるよ

死刑は完全に死ぬまで執行してくれるもんな

2023-02-06

anond:20230206232602

自分上半身に水をつけるのと下半身に水をつけるのだったらかろうじて下半身の方がマシなので

上は脱がずに下半身浴だけやることにしてる

調子がいいと全部入ろうかなという気分になることもある

2023-02-03

anond:20230203180631

車椅子ユーザーながら上半身ムキムキ男性と、難病サバイバー女性って、言うほどポイントに差がつくの?

いくら規則に厳格なリベラルといっても、さすがに後者に対してもポイントを認めるだけの人間の心は残ってると思う。

2023-01-31

貧乏人、家を買う

タイトル通り。

大袈裟でも何でも無い、我が家は本物の貧乏家族である

子供が5人以上、10人未満。

加えて私ら親はオッサンとオバハン。

唯一の救いは、お互いに安定した収入がある事。

だが、その額は決して高くは無い…。

食べ盛りの子供達の食費や習い事

生活費、夫のお小遣い

これに家賃光熱費を払うとなれば、

残るのは微々たる物しか無い。

給料日当日、払うものを分けて薄っぺらくなった自分給与封筒を持った夫が言った。

「…俺は支払いの為に働いているのかもしれない…」

それでも、楽しみながら節約レシピを参考にしては、新しい物に挑戦してみたりする。

もやしあんかけが美味しいって!

作ったげようか?!もやしは安いし!」

そんな私に長女は穏やかに

いいね、美味しそうだね」と答えてくれる。

そこに縦にも横にも急成長している男子が返答する。

「んじゃ、オレは肉」

………もやし下りを一蹴される。

男って………いつか結婚した時、嫁にシバかれるであろう。

だが、確かにもやしだけでは栄養がと考えさせられ、仕方なく肉を自分以外の家族全員分を買いにスーパーへ走るのである

そんな毎日に、金を貯めるなんて余裕は本当に無かった。

この十数年の間に受験やら入学卒業、そんなイベントの度に幾ばくかの貯金も底をつくことを繰り返して来た。

からタイトルにある家を買うなんて事は、夢のまた夢であり、憧れでしか無かったのだ。

それに、オンボロ貸家で暮らすこの日々は、不便もあったがそんなに悪く無かった。

近所の人に恵まれた事や、小さいながらも庭がある事。

薄すぎる壁のおかげで外の音もよく聞こえる。

夫の車の音もしっかりと聞こえたし、子供達の登校時の笑い声や、帰宅途中の元気な足音、すずめの鳴き声、行き交う人々の何気ない雑談

嫌う人も多いかもしれないが、私には心地良い日常だった。

私の住む地域は降雪量がそれなりにある場所で、冬はどうしたって厳しい。

何よりもしんどいのは夜、眠りにつこうとする時だ。

家族全員が眠りについてから家事を終えた私は下の子の布団に入る。

この時点で寒過ぎる。

ストーブはついているのに、冷気がものすごい勢いで入ってくる。

そっと下の子の頬に手を当てると、もう冷え冷えになっている。

生きてるよね?!のレベルで、腹の動きを見て呼吸を確かめしまうほどだ。

今でこんなに冷たくなっていては、夜中はどうなるのか。低体温になってしまうのでは無いか不安になり、居ても立っても居られず冷気の入る場所を探り出す。

ここだ!と思ったのは、やはりドアの隙間。

一応クッション性のあるテープは貼られているものの、年数が経って冷風が吹き出しているでは無いか

パッと部屋を見渡したら、使ってなかったマフラーが落ちていた。

我が家の2歳になる女児は、物色職人として日々働いている為、色々な所に色々な物が引っ張り出されている。

いつもであればヒステリックグラマーと化して片付けておくのだが、何度閉まっても出てくるマフラーを諦めていたのが幸いだった。

挟めてやった。

冷気レベルを下げる事に成功

ものすごい発明だ、冷気には長い布だと自己満足し、さて寝るか…と思ったのも束の間、布団に入ろうとした私を吹き付ける更なる冷気を感じる。

確認

ああ、もうダメだ。

ドアの四方全てから冷気が出てやがるとがっかりした。が、そんな事で諦める私では無かった。

外気温とほぼ変わらなくなった居間に行き、工具箱からマスキングテープを取り出す。

そしてドアの隙間という隙間にマステを貼りまくり、冷気・シャットアウト!!

何この達成感。

diyってこういう事なんだ、癖になりそう(後に違う事を確認

自信を持って布団に入る。

後は安眠するだけでは無いか、冬に圧勝したと思ったその時だった。

………鼻が寒い

鼻だけが異常に寒い

の子もやはり温まって来ない。

なぜ…?

せっかく入った布団から上半身を出し、ティッシュの切れ端を片手に冷気を探る。

もはやコールドバスターである

「ヒュ〜〜………」

かに冷気の音がする。

どこだ…どこなんだ…まさか

そう、ドア横にあるコンセントの穴から、冷気どころか寒風が流れ出ている!!!

けれど、コンセント自体劣化していて、そこにテープを直張りする勇気など無かった私は、おもちゃ箱授乳クッションを積み重ね、言うなればブルーメン音楽隊工法で冷気を横に逃す事にしたのだ。

寒い事は変わらないが、直接当たるより良いだろう…。

眠さも寒さも限界だった…。

もう布団に入るのは何度目だろうか、

二度と朝まで布団から出るまい。

明日、この功績を皆に伝えようとウトウトしていた時

「テーレーレーレーレーーレレーーー♪」

静寂をぶち壊す大音量で、ストーブが鳴いた。

延長ボタンを押さなければならない。

手は届かないだろうと確信していたが、今、上下逆になって足で延長を押すのはきっと無理だよなと色々悩んだ末、布団から出て行った。

ただの厄日だったかもしれない。

だが、私は決意した。

家買うと。

手を加えるにしても、また小金が掛かる。

自分の物にならないのに…これまでも結構掛かっているのだ。

潮時だ…。

ここはコールドスリーブ施設だ。

きっかけはそんなこんなで、家を買いました。

今月とうとう引越しです。

嬉しいのと、寂しいのと、冷気への苛立ちと…

この気持ちを残しておこうと思い立って、書いてみた次第です。

anond:20230131000135

それは全体的に細くて華奢でモデル体型の女だ。世の中には上半身だけ貧相な下半身デブの女はいっぱいいる

2023-01-22

夜の電灯の明かりの下ではエロは猥雑化される。エッチムードから

とある趣味女の子と知り合った。お互い28歳の時だ。その日は彼女の部屋の近くの偏狭な駅で話し込んでしまい、

僕の終電が無くなってた。今みたいにネットカフェもなかったかrファミレス過ごそうと思ってたら、

「私が引き止めたかもなので、私のへやに来ますか?」と言った。「助かります」と話しながら真っ暗な夜道を歩いていった。

から15分くらい歩いた2階建てのアパートの2階だった。シンプルな部屋で、本棚に並んでる本を確かめたりした。

「それでですね、ベッドがひとつしかいかシャワーを浴びてください」。始発までおしゃべりして過ごすでも、

僕は床に寝るでもなく、部屋に帰って来たかシャワーを浴びて寝る。とゆう考えだったようだ。

寝るのはいいとして、「僕は床で寝ますよ」「えー。床硬いし毛布とか無いか寒いですよ」。確かに外と変わらない寒い部屋だった。

反論することもないから「わ、わかりました」「Tシャツも着替えます?」と彼女ソニック絵柄のTシャツを渡してくれた。

「拭くタオルは小さいけどこれ使ってください」。ユニットバスで脱衣場が無いから浴室の中で服を脱いでシャワーを浴びた。

それで自分シャツジーンズを抱えてシャツトランクス姿で部屋に戻る。

「湯冷めするから布団の中に入ってていいですよ。あとローズヒップティー飲んでください」とベッドから手が届くテーブルカップが置いてあった。

布団に入る。彼女は押し入れから着替えを出して、「えっと、服を脱ぐので中に入るまで布団に潜って見ないでてくさい」「はい」と潜る。

絶対にですよ!」。彼女は外で裸になって入るんだ。いつもそうだもんな。そこで全裸になる彼女想像してた。そうして「パタン」と扉が閉まる音がした。

僕の布団には僕の臭いがしてるけど、彼女の布団は旅館の布団みたいな匂いだった。お茶を飲んで部屋を見渡して、

シャワーの音を聞きながら、寝て6ぐらいに起きて帰ろう。とか考えてた。自分が住んでるところとは違い住宅地の中だったので、

1時の外は静かだった。シャワーの音が止まって、しばらくして扉がガチャっと相手彼女は顔だけ出して「また潜ってください」と言った。

潜ってると「もういいですよ」と言われて息も苦しいから顔を出すと、パジャマ姿の彼女が居て、クリーム美容液を塗っていた。

それから部屋を見渡して、「電気しますけどいいですか?」「はい」と真ん中にある紐を引っ張って、

「あ、小さい電気ついてたほうがいいですか?」「どっちでも」「私、真っ暗にして寝てるんですよね」と真っ暗にして、

布団に入ってきて、「もう少しあっちにいってもらえませんか」「すみません」とシングルベッドに二人で寝てる。

「きょうはもう髪洗わなかったですよ」「髪乾かしてる間に体が冷えそう」

「始発って6時にはありますよね。それで帰りますね」「そんな早く帰るんですか?」「え」

朝ごはんとか一緒に食べましょうよ」「そうですね」。寝返りうつこともなく、それから1時間は起きてたけど、

つのまにか眠ってた。

彼女がベッドから出るので目が冷めて、目を薄く開けると外は薄明るかった。ガシャンと扉のしまる音がして、

おしっこの音が聞こえて水を流す音。水道の音が聞こえてコンロをつける音が聞こえた。

それからさな音量でラジオ放送が聞こえて、彼女が布団の中に戻ってきた。触れた足が冷たかった。

「起きてます?」「今起きました」「まだ寝てていいですよ」「いま何時ですか」「7時過ぎぐらい」。僕は二度寝しようと思った。

まもなく彼女はまた出ていって、ふたつのカップお茶をいれて持って来た。カップに口をつけながら冷ましてずずずずと飲んでる。

ラジオはどこですか?」「インターFM」「僕の前いた会社ではずっとJ-Waveが流れてました」

朝ごはん食べるって言ったけどお昼でもいいですよね」「はい」「それまでお腹すくから」とスティックパンをくれた。

食べてお茶を飲む。

こっから端折るけど、彼女ノーブラTシャツショーツ姿で布団の中にいる。

彼女処女だという話は聞いてた。なんか僕の勢いで手を握ったら握り返して、二人の手のひらは汗ばんだ。

シャツの上からおっぱいを触って、揉んだ。彼女天井を見て黙ったままだった。

シャツの中に手を入れて直接乳首を触ったとき、少し「あっ」っと声がもれてた。

それからまんこをしょーつのからくいくい押さえたり、もうまんこに触った。

彼女は目を閉じてて、僕は彼女の顔を見てた。これからせっくすになるのかな。

僕は布団に中に潜って、布団の中でショーツを脱がして、布団の中でクンニしようと思ったけど、

脚を広げないとできなかった。脚を広げると布団がかからなくてさむい。

僕は顔を出して「布団の中じゃ舐めれなかった」と言うと、ちょっとノリノリな感じで「じゃあ私がするから寝てください」と。

自分が布団に潜っていった。布団のなでちんこが強めに握られてがしがしがしとしごかれて、

口の中に入れられる感触が伝わってきた。歯が立って少し痛いのはやったことがない証拠

しばらくして彼女も顔を出して「やってると息が苦しい。気持ちよかったですか?」「すごく」と言って、

おっぱいを揉んでエロを出しながらキスをするモーションをしたら彼女もしてくれた。

せっくすはしてもいいのかだめなのか。わからいから「しっくすないんしたい」というと「しっくすないんってあれですか?

したことないけど」「僕の上に頭あっちでのって」「もうエアコンつけますね」とリモコンでピッと暖房を入れた。

最初は布団をかけてやろうとしたけどもういいや、と思って布団はベッドの外に落ちた。

そとはもう明るくて、部屋の中も明るくて、目の前にある彼女まんこが陽の光の色で見えた。

陰部だけ色が濃い人もいるけおd、全体は他のところの肌と同じ色で、びらびらの端が黒くなっていた。

大陰唇にぽつりぽつりと縮れた毛が生えていて、肛門のシワは絵に描いたようだった。

全体ピンク子供のみたいなまんこの人もいるし、毛が濃い人、びらびらはみ出てる人、なんかエロくない人、

とか色々あるけど、この人のまんこはこんなのなんだ。かってにシンプルなのを想像してたか勝手に、

一般的大人の女性まんこだった。会ってるときに「さっきうんこしてきたんですけど」とはばかることなく言ってたけど、

そのうんこはこのお尻の穴からか、と思ったらすごく生活感を覚えて、可愛い女の子だってうんこするって。って気持ちになった。

僕の中で美化してたんだな。それが美しい方向なのかわからないけど。

さっきと同じように彼女は舐めててくれる。「こっちのほうが舐めやすい。たまにごしごしごしとしごいたりして。

もしかしてイカそうとしてます?」「ベッドの上で出さないでくださいね。出るとき言ってくださいね

僕は舐めにくいんだけど目の前のまんこの舐めようとして、クリトリス舐めることにして、

お尻は手のひらでつかんで横に広げたりそた。自分大事なところを他人の顔の前に出してる気持ちはどんなんかな。

頑張って舐めてると彼女上半身を起こして「ああん」と声をあげる。何回かそれが繰り返して、

「舐められると集中してこっちが舐めれないですよ!」と少し怒られた。彼女にとってしっくすないんはお互いに舐め合うものではないみたい。

でもそう言われてから女の子は責められてるときは目を閉じてされるがままが多いことに気づいた。

こっちが舐めててもちゃんと舐め続ける人はお姉さんプロ意識風俗のお姉さんだけだった。なるほどね。

フェラしてもらってときはただ舐められてるのではなく、頭をよしよしして「気持ちいい」と言ったり、おっぱい触ったりしよう!

最初に聞こえた「やっちゃいなよ!」の声がクエスのだなんて、先週のテレビで初めて知ったよ。

デートの内容聞いたとき増田さんのしたいことでいいよ」が、一日中ホテルイチャイチャしてたいの遠回しなんてわからないよ!

買い物とか映画とか流行りの食べ物とか提案したとに、「ホテルいかなくていいんですか?」って、それで理解したよ!

理解したあとも「増田さんがいきたそうだったか」と言う女の子は嫌すぎ。普通に「直接ホテルでもいいよ」と言ってほしい。

それで僕が「せっくすするためみたいじゃん」と言う事はないけど、「せっくすのためだけに会ってもいいです。私が会いたい」と言われたことはある。

ゲイの人は行為が終わったあと「明日仕事なんん?」と帰そうとするし「じゃあ俺帰るわ」と帰るらしいよ。男の部分!

2023-01-18

anond:20230118164955

上半身下半身で分裂出来たら風俗とおっぱぶの掛け持ちはできそうだけど

2023-01-17

anond:20230117124201

日本ドラマ海外ドラマを比べて違うなあと感じるのは、日本ドラマカメラがとにかく動かない。

海外ドラマキャラクターが歩きながら会話するシーンが多いんだけど、日本ドラマは立ち止まって話すし、座って話す。そのせいで上半身アップが多い。

なので、日本ドラマは動きが少ないせいで表現が限られちゃって、顔芸とか声のトーンとかの『演技感』が誇張されちゃうんだと思う。

2023-01-09

anond:20230109121135

贅沢なやつだな。世の中には男のような上半身の女とセックスするのに。

男性の尻の魅力

バイ増田です。自分上半身に関しては女性の方が好きなんだけど、尻に関しては女性の尻より男性の尻の方が好きです。

女性の尻の水風船のようなプルンと感ももちろん嫌いではないのだけれど、女性の全体体型に対して尻だけなんだかちょっと鈍重な印象があって、女性は尻より胸だなって思う。

一方で男性の尻は、丸みの中に硬さがあって触ると内側から湧き出る雄のエネルギーを感じられるのがたまらない。銭湯とかで見てもらうと分かるけど、男の尻にも様々なバリエーションがある。至高なのはももの太さと一体感を持ちながら、しっかりと尻としての盛り上がりのあるタイプだ。良い尻を持ってる人って意外と少ないけど、幸い男の尻はトレーニングでなんとかなる。尻をちゃんと鍛えてると、手持ち無沙汰な時にポケットに手を突っ込んで自分の尻を撫でるだけで心が整うようになるので、はてなメンも尻をしっかり鍛えてほしい。

2023-01-08

肩がこりすぎてるせいかくしゃみするたびに上半身に激痛が走るようになった

花粉症からマジでつらい

肩がこりすぎてるせいかくしゃみするたびに上半身に激痛が走るようになった

花粉症からマジでつらい

人魚

人魚ってやっぱり「人」と言われるだけあるんだよね。

物語に出てくる人魚ってみんな可愛かったり美人だったりするじゃん。

鏑木清方の「妖魚」ってどこだったかな、都会の美術館特別展で見たんだけど、美人えっちなお姉さんじゃん。

でも違うんだよね。俺は釣りをしによく三方五湖の方のあんま人のいないところにいくんだけど、やっちゃダメなんだけどたまにちょっと海入るんだよね。

腰くらいまでしか行かないんだけど、1人でパシャパシャしていたらいつの間にか海側の背後にスッって立ってた。

いや立ってたってのはおかしいな下半身魚なんだから。そう言う風に浮いてたってこと。

音もしないでいきなり後ろにいたからかなりビビった。

いや上半身を出す音はしていたんだろうけど、他の波音と風の音で気づけなかったってこと。

顔はさちょっと浅黒くてそんな目鼻立ちは際立つ感じじゃない。鼻も低いし。

んで髪も濡れてるからボサボサと言うかお手入れしてない感じ。リトルマーメイドとか髪綺麗じゃん。その逆。

そりゃ外にいるんだから日焼けもするし髪も乱れるわな。よくない例えかもしれないけど昔の、写真で見る明治とか大正労働者階級みたいな感じ。化粧なんかもしてないしね。海だから

おっぱいもさ、肝心のおっぱい普通な感じよ。

大体人魚って描かれる時はおっぱいエッチじゃん。描く方も気合入れるところだと思う。

でも普通よ。

そりゃそうだよな。普段生活しててもみんなグラビアアイドルみたいな感じじゃねーもんな。俺だって純烈みたいにカッコよくねーもん。人魚もそうなんだろ。

んでおっぱいよ。邪神ちゃんドロップキック邪神ちゃんみたいにおっぱいが髪で隠れてる感じだった。邪神ちゃんみたいに全然エッチな感じがしない感じだったな。

じっとこちらをみてくる。人間に興味があるのだろう。

言葉はわかるか」と聞くと「少々のことは覚えはべり」と答える。

古い時代に人の言葉を覚えたのだろう。

室町時代の地下官人が書いた日記『康富記』に人魚の肉を食べた女(やおびくに)が若狭から上洛したって記事がある。

でも目の前にいたらさすがに食べようとか思わねーな。

しかしやっぱ福井県ってのは謎の多い県だと思うわ。

2023-01-07

上半身Sサイズ下半身Lサイズ

ありえんくらい脚太いからこんなことになる

2023-01-03

母が重い、35歳女の脱出

2023年1月1日、私は限界を迎えて、東京ホテルを予約した。元々3日から予約していたのだけれど、1日からに変更した。実家で絶え間なく続く母の愚痴に耐えられなかった。



子どもの頃のまま、中1のときに貼ったアヴリル・ラヴィーンポスターこちらを見つめる部屋で荷物をまとめていると、ドアから父がその様子を覗く。


「どこ行くの?」

今日から東京に行こうと思って」

「3日からじゃなかったっけ」

「やっぱり今日からにしようと思って。いろいろやることがあるし」

「そう」


しばらくするとまた父が来る。

「なんで行くの? お母さんが泣いてるから理由を教えて」

泣くのか……少しは想像してはいたけれど。

仕事とか渡航準備の関係があるから

「そう…」


父は去ってしばらくすると、今度は母と登場した。

ユニクロの縞模様のフリースを着た母は、部屋にはいると、ドアの前で正座をした。その後ろで、灰色のだるだるのパジャマを着た父が立っている。

私はベッドに座って、ポーチ化粧水を詰めているところだった。


「なんで?」

悔し泣きのような顔で、正座をした母が言う。


仕事とか渡航準備あるから、やっぱり早めに行こうと思って」

「なんで? 私がなにか悪いこと言った? なにがだめだったか、教えてください」

正座した上半身ゆらゆらと前に屈ませながら、母が泣いている。


「いや、別に……」

「教えてください。私があなた子供の頃からしていた所業が悪かったのはわかっています。謝ります。ごめんなさい。でも、言われないとわからないんです。私ばかなので」


正座ゆらゆらと頭を下げる母。泣いて頭を下げる親を上から眺めるなんて、最悪だ。自分が本当に人でなしのように思える。


これが嫌でこれまで距離をとってきたんだったなというのと同時に、これが予想できたとしても最悪のタイミングで拒絶をしたかったんだとも思う。


「5秒ごとにネガティブなことを言われるのに、疲れただけだよ」

ネガティブなことってなに? 教えてよ」

「どれというより、本当に息を吐くように言ってるから、一度録音してみたら…」

「そのときに言ってよ。言われないとわからないよ」


母の涙声の語気が強くなる。本当にわからないのだと思う。それは2人で暮らす両親の習慣なのだ


***


母は父の一挙手一投足に文句を言い、ときに声を荒げる。父はかなり雑で無神経なほうなので、文句を言いたくなるのもわかるときはあるけれど、母の謎のこだわりに沿っていないかったり、さっき母が自分で言ったことを忘れていたりという理由での文句も多い。

煮物を真ん中から食べたとか、思っていたのと違うお皿を使っているとか。


文句を言うとき、母は私のほうをちらりと見る。一緒に文句を言ってほしいという合図だ。祖母ご近所さん芸能人を悪く言うときも一緒だ。


子どもの頃は、これに必死賛同していた。賛同したほうが、家庭内平和だし、「やっぱり父に似て鈍臭くて雑」と言われたくなかった。私は母のなかにあるお皿のルールを覚えて、完璧対応できるのが、誇らしかった。


母の文句合理的ではないと気付いたのは、中学生になった頃だろうか。反抗期を迎えた私は、母の「ちらり」に反応しないことにした。子どもの頃の癖もあるから、反応しないのには一定のパワーがいる。


20年ほど経つのに、未だに母は私の賛同を待っている。目を逸らすと、「冷たい」「つまらない」と残念そうに言うこともある。私は私で、いまだに反応しないのには、パワーを使う。



母は自分にも、ネガティブ言葉を投げかける。料理の味付けが薄かった、もっとこうすればよかった、失敗した……。「そんなことないよ」「おいしいよ」と父はすかさず言う。「心にもないことを」と母が言う。


私も基本的には「おいしいよ」と言って、自分が実際に食べたいと思う以上に食べる。実際にそんなにまずいと思うことはない。おいしいことも多い。絶対に言えないけれど、もっとこうしたらおいしいのにな、夫だったらここはもっと丁寧につくるなと思うことはある。



母と父は2人っきりで、ずっとこの関係を続けているから、自然なのだろう。父は天然で人の話をよく聞かないタイプだし、何十年も家庭を放棄して母に苦労をかけてきた負い目もあるのだろう。なにより退職して、今かまってくれるのは、母しかいない。


そうして自然に任せると、5秒ごとに母が、父の批判か、フォロー待ちの自分批判をすることになる。


「そうだそうだ」と母に賛同しているときは、楽だった。そういうものだった思っていたから。でも、なんだかおかしいなと気づいてからは、食事3回分、24時間くらいが限界らしい。


最近は、夫や弟夫婦帰省することが多く、彼らがいたから、なんとか耐えられていた。

弟の奥さんや夫を気遣う体で、物理的に距離をとれたし、外の目がある手前、母のネガティブも多少減る。

彼らは空気を読むタイプなので、波風を立てない形で、母をなだめ、父へのフォローもできる。弟と私が、そういう伴侶を共通して選んだのは、偶然ではない気がする。



そんな夫が「あんなに失敗したって言われながら、食事を出されると反応に困るんだよなぁ」と、いつかの帰り道にぼやいた。

それで私は、やっと自分がいつも母の絶え間ない自虐に疲れていることに気づいた。


12月29日の夜に帰省した私は、24時間が過ぎた30日の夜に、電池切れしてしまった。


31日はタイミングが悪いことに母の誕生日だったけれど、その日は私はなにも話すことができなくなっていた。そうなると、私は思春期に戻ってしまう。


こうならないように、ここ何年かは、それっぽい理由をつけて一人のとき自分が耐えられる時間だけの滞在にしてきたし、長い時間ときは夫や弟夫婦と一緒に行動するようにしていたのに。

今回は急遽海外への引っ越しスケジュールがずれこんで、直前に長く実家滞在することが決まった。私以外は皆海外にいて、一人での帰省だった。


ゆっくり実家にいれるようになって、よかったね」というまわりの言葉になんとなくそうかなぁと思ったけれど、やはりどうしても私には無理だったらしい。


年末に駆け抜けた引っ越し渡航準備、仕事で、疲れきっていた。さらに悪いことに、家族緩衝材役を担ってくれていた犬が、最近病気で寝たきりだ。

私は母と話せなくなると、犬に話しかけて、場を和ませて、なんとか大人自分に戻っていた。



私は実家にいるとき、3つのモードがある。


①母の文句や笑いに喜んで賛同し、適度に甘える、7歳の無邪気な自分 ←母はこれを一番期待している。25歳くらいまでは、違和感を持ちつつも、これで仲良くやっていた。


②母に反抗して黙りながらも、我慢してその場にとどまる15歳の自分 ←母はこのモードに、世話を焼くのも嫌いではなさそうだ。私はかっこわるくて最悪な気持ちになる。


③母の愚痴ニュートラルに聞き、親切にする35歳の自分 ←母は物足りなそうだけど、自慢の娘というかんじでご機嫌。私も心が安定する。心の余裕がないと、長時間できない。


もちろん、基本的には今の自分の年齢と一致する③でいたい。①は楽で平和だけど、自分のなにかが死んでいく気がして、絶対にやりたくない(実際この形でうまくいっている母娘はけっこういる気がするけど)。


③が崩れそうなときに、①を断固拒否すると、②になり、今回は頼みの綱の夫、弟夫婦、犬の不在で、③に戻れなくて、耐えきれず、物理的な脱出をはかったわけだ。


***


修羅場に戻る。


「なんで嫌ならそのときに言ってくれないの!? 私が子どもの頃、すぐヒステリーになったから、それがトラウマで、普通言葉もすごく嫌に聞こえるんだよね? そう、私が悪いの……」


母は一人で話しつづけている。

しかに、そうなのかもしれない、と思う。


「どうせ私は虐待親ですよ。そう思ってるんでしょ。この家に足を踏み入れるのも辛いんでしょ」


こんなふうに母が言うのは、弟が4年ほど前に、そう言って母に反旗を翻したからだ。


から見て、弟は弟でわりと極端な思い込みがあるほうなで、それは言い過ぎではと思いつつも、面倒なことを伝えてくれて助かったなとも思っていた。


虐待とまでは言わないけれど、母の臆病さや不安定さに、随分振り回されたなと思う。母の年齢に近くなり、いくら大変でも、大人の私はそれはしないなぁということがいろいろある。時代も違い、私には子供がいないから、未体験領域ではあるけれど。


ただ今になって本人を責めたいとも思わないし、お金と労力をかけてもらったぶんそれなりに自分人生を生きらている自覚はあるので、のらりくらりと、どちらの側にもつかずに距離をとっていた。


その間に結婚して、夫という防波堤ができて、このまま平穏にほどほどの距離感でやっていけそうだったのに。ここにきて、こんなことになるとは……。


「ずっと嫌だったんでしょ。無理してこの家に来てるんでしょ」

「まぁ、それはそう」


弟ほど実家に寄りつきたくないわけでもないけれど、母の雰囲気におされて肯定してしまった。実際、いればいるほどエネルギーが吸い取られるかんじがするし。


「嫌なら、なにが嫌かはっきり言ってくれたらいいのに。なんで教えてくれないの?」

「こういうふうになるってわかってるからおかしいなと思っても指摘できないよ。子どもの頃から、言えないように、あなたがしてきたんだよ!」


一度肯定すると、私も感情的になって、涙がでてしまう。


「指摘できないなんて、思わないけどなぁ」

父がとぼけて言う。

だって家にいなかったから、知らないじゃん」


ついでにした父への批判は、なんとなく母が言ってほしい言葉を言ってしまった気がする。


だって、いなかったし、そのうえ、気に入らなかったら、怒鳴ったり暴力振るったじゃん。アル中DVだったときのこと、忘れたの?

と本当の私は言いたかった。


宙吊りにされてテーブルの角に頭を打った母が頭から血を流したことも、ベランダガラスを蹴って割ってくるのを、弟と部屋のなかで怯えて見たことを、私は忘れられない。

部活から帰ってきて眠っていたソファから、突然投げ落とされたことも。

日曜の昼、ウィスキーを飲み始めたら、今日は怒鳴りだす合図だったことも。


でも、それはこの家ではなかったことにされているタブーだ。母の思う「うちは、幸せな家庭でよかったね」の規範から、明らかに外れているからかもしらない。


今の父は穏やかで、母を落ち着かせる役割を担っているし、あの頃のことを申し訳なさそうにする素振りをしているので、私も言わないことにしている。


ある一定の期間だけだった気がするので、仕事ストレスもあったのだろう。その仕事で、大学まで行かせてもらったわけだし。だからって、許されることとも思わないけれど。


そんなことを考えて黙っている間も、母は話し続ける。


「私はひどい親かもしれないけど、あなたのことが大好きだから、楽しみにしてたくさん準備して」


楽しみにしていた誕生日とお正月に、大好きな娘にこんなことをされるなんて、母はとても可哀想で、そんなことをする私はなんてひどい娘なんだろう。

母の憐れさに飲み込まれていく。罪悪感で、頭がぼんやりする。


あなたがしていることは、はっきり言って暴力だよ。無視されることって辛いんだよ。お父さんと同じことを、あなたはする。なんで?」


母は悔しそうに泣く。父にされたことも、思い出しているのかもしれない。


しかに、15歳のモード言葉を話せなくなってしまった自分は、不甲斐ないし、申し訳ない。もう35歳なのに、なにが嫌か言葉でなかなか説明できないなんて。それでも。


「そんなふうに被害者っぽくされるのに、もう疲れたので…」

被害者面なんてしないよ! 絶対しない。でも、被害者って言うなら、言わせてもらうけど」


被害者」というキーワードが、なにかの引き金になったらしい。母がここぞとばかりにまくし立てる。子どもの頃、どれだけ私や弟に尽くして節約し、我慢し、プリントを整理し、時間をさいてきたか自分がこんなふうに拒絶されるのが、どれだけ辛いか


プリントの整理、私嫌いじゃなかったし、別にしてもらわなくてもよかったんだけどなぁと思う。


節約して5歳から18歳まで行かされていた塾も、今思えば先生子供たちに人格攻撃をするやばいやつだったので、あの先生のために節約しなくてよかったのにねとも、思う。

どんどん人が辞めていくなかで、私は一番長くその塾に通った。今思えば、あそこにいた子どもたちは、みんな無表情でか細い声をしていた。


母にも辛くあたった塾の先生祖母を黙らせた私の全国模試順位に、母が満足気にしていたのも思い出す。私に勉強の機会を与えたのは、私のためだったのだろうか。


母がヒートアップするほど、だんだんと冷静になってくる。


母は絶対否定しない父を後ろに据えて跪き、私が絶対罪悪感を抱く言葉を泣きながら放つ。

この人は、本当に自分可哀想で仕方ないんだなと、思う。


過去やってきたことを否定したいわけじゃないよ。ただ今、愚痴を聞き続けるのが疲れたっていうだけだから

「本当に行くのね?」

「うん」


これまでの私だったら、ここで東京に行くのをやめていたかもしれない。そもそも行事を大切にする母の手前、大晦日とお正月実家家族から離れる選択肢なんて、一昨年夫がコロナの濃厚接触者になった一度以外、なかった。


海外駐在中も両親が自宅まで来たし、濃厚接触者になった翌年の新婚ニ年目も年末がちょうど誕生日から義実家より私の実家を優先した。「失敗したかもしれない」と呟く母のおせちづくりを毎年手伝い(「おいしいよ」とフォローしながら)、きれいにできた重箱やお正月風景を撮ってアルバムにして、プレゼントした。


今年は弟夫婦も夫も海外で、犬は寝たきり。それでも母は、親子水入らずでのお正月を楽しみにしていたのだと思う。急遽伸びた海外行きと、それに伴う実家滞在の長期化を、母はもちろん喜んだ。


私は夫と会うのがお預けになってがっかりしたし、なにより自分実家滞在に耐えられる自信がなくてとにかく不安だったけれど、そんなこと、まったく思いもしなかっただろう。



「私はお正月家族で過ごすものだと思ってるから。こんな仕打ちってないよ。〇〇ちゃんの家は母娘でおせちをつくって、●●さんの家ではもっと……」


母が地元に娘が残って、べったり子育てサポートしている家族を羨ましく思ってるいるのは、わかっている。


それが嫌だから上京してよかったと何度思ったか。一方でその願望に多少は答えなくてはと思って、お正月誕生日と、GWお盆帰省した。旅行もした。

でも、今回は無理だった。弟夫婦や夫がいてくれる年を過ごしたら、もう1人では耐えられなくなっていた。



「もう何十年も、十分やってきたでしょ」


そう言うと、母は静かになって、去っていった。


私が喜んでやってきたと思っていたことを義務のように言われて、母は心底悲しくなったのかもしれない。私だって、いつも100%嫌々やっていたわけではない。ある程度、楽しんでいた。


母は本気で自分を直そうとして、泣いて質問しているのもわかる。


それでも、「まだほしい、まだほしい」と千と千尋カオナシのように、やればやるほど依存されて欲しがられるかんじに、耐えられなかった。

母が変わるのを根気強くサポートする気力が、私には残っていない。



母が羨ましがる〇〇ちゃんや●●さんの家だって、娘が気を遣っているところはあるのだろうと、私は思う。彼女たちが一時精神を病んでいた原因に、母との関係がなかったと言えるだろうか。


娘同士で話すと、娘側が母にリップサービスをしたり、話を合わせたり、距離をとったりしていることは多い。

10代の頃は本当に仲の良かった「友達母娘」でも、いつまでもそのままでいられると思っているのは、たいてい母のほうだけだ。それでも、娘は母をがっかりさせないように、大人の振る舞いで和やかに過ごす。


だって、本当はスマートに、本人には気づかず幸せでいてもらったままで、ほどほどの距離感で過ごしたかった。


誕生日やお正月を楽しみに、食材を考えていた母を思うと、胸が痛む。とても。涙がでるほど。

こんな最悪のタイミングで反抗しなくたってとも、思う。しかも、こんな年齢で。


それでも、今、私は自分のために、自分をどうしても逃がしてあげたかった。

脱出した私は、その夜、東京銭湯に行って、ホテルのベッドでぐっすり眠った。

2023年、はじめの自分へのプレゼントだった。


——-


けんか(?)を片方の立場から書くのって、フェアじゃないよなぁと思いつつ。

まずは自分のなかの混乱を整理するために書きました。だからか、うまく削れず、とても長いです。


迷いつつも、シェアするのも悪くないかなと思ったのは、信田さよ子さんの本や記事にでてくる人たちの具体的なエピソードに、私自身が背中を押されたからです。

https://www.amazon.co.jp/dp/4393366255

https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0022/topic025.html


もうおばさんという年齢なのに、いつまで私は子どものようにじたばたするんだろうと思うけれど、自分選択して、書いて、振り返って、前へ進めば、大人としてドライなほどほどの関係を築けると信じて…。

自分ブログ用に書いたけど、さすがになぁという内容なので、ここに載せます

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