はてなキーワード: 発電機とは
増田の「人間性チェッカ」に躓いていた。やっと、追記が書ける。
ついでに、水俣病の多い鹿児島県の出水市民からみても、水俣病の『社会問題化』は熊本県の気質というものを感じるね。たとえば、九州北部豪雨で『球磨川のダム』問題なんかも、鹿児島の川内川という似たような河川で起きなかったのは納得できる。まぁ、熊本人の批判なんてしても仕方ないから、これ以上は書かないけどね。
たしかにチッソは水俣病の原因企業だけど、いまから思えば事業分離して補償会社と運営会社に分離して、製品開発は競争力を保持するべきだったと思う。犠牲者は納得しないだろうけど、水俣にチッソがなければあんなに平地のない土地に産業なんて来るわけないわけで。俺も出水をでなくてもよかったかもしれないしな。チッソがあったから水俣病は起きただろうが、チッソがなければ水俣という街もできなかったわけで、どうしても旭化成や信越化学工業といった日窒コンツェルンの末裔と同業の企業城下町と比較してしまうのよな、水俣の街を通過するときに。水俣が延岡、倉敷とかになれた未来もあったのかと思うと、残念だ。
県を跨いだところにある鹿児島県(元)出水市民だが、水俣病の原因企業であるチッソ(いまは事業会社をJNCとして分離)のクソさを「水俣病資料館」で遠足がてらに勉強したうえで、チッソが「水俣病の原因企業」とならなかった未来に想いを馳せることがある。
小学生の頃のチッソのイメージといえば、水俣駅の前にあるチッソ工場の正門のゲートで、その先で何をつくっているのかは知らなかった。いまでも、当時は出水に NEC の液晶パネル工場があって、そこに液晶でも納品してるのだろかぐらいの認識である。... 要は、未だに何をしているのか理解していない。
チッソの工場といえば、九州なのに工場内が 50Hz の交流の電力なのは、ドイツから発電機を取り寄せて鹿児島県の伊佐市に水力発電所をつくって水俣の工場に送電しているから、と言うと都会の連中が「へえー」って言ってくれた。
まあ、なんというか、チッソのような大企業は出水も水俣も少なくて、田舎の人間としてはチッソを通して熊本市・大阪・東京・世界につながっていたような気がする。ここの製品が世界中でつかわれているのだというのは、良い刺激になったね。だから、チッソが水俣病を引き起こさなければ、世界規模のメーカーが近所にあったのだと思うのだ。
そして、創業者が野口遵で、彼は日窒コンツェルンの始祖で、同門企業に旭化成、積水化学、積水ハウス、信越化学あるからして、チッソも水俣病がなければドイツの BASF ぐらいのポジションになれたのじゃないかと想像してみるのです。ときどきね。
リーマンの喫煙者が便所より多く喫煙所に行くノリで屋外でタバコふかす。そして隣接した自分の部屋の窓から煙入ってくる。煙い、煙いんだよ、咳がでちゃうだろうが。
夏だから常時窓開けてるわけじゃないけど、掃除とか料理中とか換気するだろうが。というか軽量鉄骨は換気窓が必ずついてて換気推奨だろうが平素から。そうでなくとも、このご時世だから換気するだろうが。ご時世の話するならタバコの煙と判別できる距離に他人が居るの不快の極みなんだが?住人じゃなくて工務店の野郎なのが本当に腹立ちますね。
一歩でも横にズレてくれれば公道なので嫌らしく証拠写真を撮って大家を罵倒してストレス発散してやるのに。
小賢しくも公道に出ない。
あと個人の工務店なのか車に店舗名とか何も書いてない。お掃除本舗とかはフランチャイズ?だけど必ずそれと分かる車に乗ってるので、それだけで好感度が上がって自分も何かあったら頼もうと思える。実情がどうであれ広報が上手いのは評価高くつけがちになる庶民感覚。
この喫煙工務店は下請けで、元請けはソレナリの規模の業者という所まではアパートの大家に聞いた。
闇深い建設業界を見習って元請けの名前入のヘルメットつける下請けのノリで車に元請けのステッカー張るのが常識ですくらいに世の中が変わればいいのに。そもそもオマエの会社名を車に入れろという。
どうせ会社名わからないと思うから人様に迷惑をかける事を平気でやるんだ。タバコの煙なんてご近所トラブルの代名詞だろうが。あと騒音。
モーター音が出る工具を使うなら工事だと思うので大家は隣の棟の住人にも工期予定を知らせてください、会社とスカイプ的なアレしてる最中にギャイーンってなって驚かれたし仕事できる環境なのかと心配されたじゃないか。工数通りに成果物もレポートも上げてるしバッファも侵食してないので仕事は出来てます、環境については指摘しないでくださいむしろ貸与のパソコンのスペックとモニタ解像度を心配してくださいと言いたいけど社会人はそんな事言わない。通勤地獄から開放されて幸せに引きこもっている人間を引きずり出す手伝いをしないで。
こっちが窓閉めてても工事元が窓全開どころか隣接する庭部分でフローリングみたいなのカットしてるのが目に入るんだが。せめて部屋の中でやって、できれば部屋の窓を閉めて、平日の昼間なのよ?熱中症?クーラーついてるでしょその部屋って笑いながら言い放ちたい。大家は電気代負担して上げてくださいって半笑いでお願いしたい。ところでそのモーターがついてるっぽい工具の電源はどこですの?アパートのコンセントですの?コード見えてるわりに発電機は見えませんけど。クーラー使わせてあげてって笑いながら土下座したい。
工務店どころか大家もダメだ。タバコは住人トラブルの元になるんですよ。事実、今回は自分のような神経質な人間にわざとらしく噎せながら話しかけられるという苦行を強いられてしまったじゃないか。別に咳はわざとじゃないしマスクもしてましたけけど。好き好んで汗ばんだデブのオッサンに近寄る趣味もないので距離開けてましたけど。むしろデブのオッサンが近寄ってきてキモかったですが。是非オッサンもこちらをキモがって距離をとって欲しい。
しかも工事部屋の隣の住人まで合流してきちゃったじゃないか。密ですねって笑いながら罵倒したい。
工事部屋隣家の住人は庭でタバコ吸われたので洗濯物干せないし窓も開けられないって、溜まったウップンを恨みがましく吐き出しちゃったよ。認知したかぎり一週間も工事入ってたもんな、もっと早くキレてくれれば自分がデブのオッサンと会話する必要もなかったんだけど二人掛かりで大家対応できたのは良かった。
ところで共用部分は屋外でも施設内じゃなかった?条例の解釈的にどうなるのか知らんし該当したとしてもお縄にはならないわけだが。
時節柄、行政の受付が早じまいだったし勤務時間中なので問い合わせも出来なかった。というか行政に問い合わせようというまでに思い詰める繊細な人間も居るので共用部分でタバコ吸うのはヤメてくれないか。
というか灰皿無いので吸い殻どうするつもりですか。灰が散るのは放火にならないんですか。すれ違うと火がぶつかりかねないし化繊の服なら割とアッサリ燃えるか溶けるかしますが傷害か器物損壊みたいなものにならないですか。
工事部屋の隣も気の毒だけどウチにも煙くるので洗濯物が臭いんですけど、ベランダに出ると高確率でタバコふかしてるって、どんだけ休憩時間が長いんですか恨めしいって半笑いになるので止めて欲しい。
しかも今日は土曜日で自分、休日なので仕事中よりもむしろ音とか煙が気になります。仕事中は無心というかオフィスだったらもっと煩いから意識の切り替えが出来て我慢できる。タバコ臭いオッサンとかお嬢さんも居るので内心で罵倒するだけで済ませられる時もある。
でも休日はダメだ。だって休日だから。体休めてるから。タバコの煙は体が休まらない。
あと工務店はマジで元請けを明かせ、元請けにお願いのお電話してやるから、コールセンターのお嬢さんリスペクトの声色で丁寧に現状を説明して配慮をお願いしてやるから。
2年くらい前にうちの会社がインドオフィス作ったんですよ。今でも当時のことははっきりと覚えている。四半期に一度の経営方針説明会で社長とコンサルがインドの進出先選定について熱く語ってて、コルカタとベンガルールとハイデラバードが進出先の候補で、理工系の大卒者が毎年何万人もいて、外資系の企業に優遇措置があってどうたらかんだらみたいな、なんかそう言う話を2時間くらいしてて、外国に支社を作るなんてイベントを経験するのが人生で初めてだったんで、妙にワクワクしたのをよく覚えている。
そのインドオフィスを作った直後にコロナが世界的に流行って、駐在員は全員帰国、立ち上げ直後の大混乱からのドタバタで1年ほどオープン延期して最近ようやく業務が始まったわけだが…現地採用のインド人達と一緒に仕事しててメチャクチャ消耗してるのでここに愚痴を吐き出しておく。
現地スタッフの名前が日本人に馴染みなくてとにかく覚えられない。チャンドラマヒンドラとかバラーラダッダとかとにかく癖のある名前が多くて覚えるのがマジでキツい。海外と仕事してる中華系の人がオリバー•リーとか英語風の名前使ってる事がよくあるけど、あれのありがたさがよく分かった。馴染みのある名前って純粋に覚えやすくて助かるんだよなぁ。
出張が事実上不可能の状態なんでフルリモートで仕事するしかないんだが、インドのオフィスでコロナ患者が出るたびに消毒でオフィスが閉鎖されているみたいで、現地スタッフはちょくちょく在宅勤務になる。だけどインドの家庭の通信回線や電力事情は日本に比べてかなりよろしくないので、画面共有はカクカクだわ、音声はノイズまみれだわ、時々通信断絶するわでマジでストレスでしかない。(オフィスには停電時の発電機や高速な通信回線があるので、みんな出社している時はあんまり気にならない)
コロナがあったから仕方ないんだけど、一度も顔合わせたことのない現地スタッフからいきなりチャットで問い合わせが来たりするんだわ。日本なら、初対面の相手に問い合わせる場面があったとしても自分はどこどこ部門の誰々で何を担当してます、〇〇の件で相談いいでしょうか的な感じからまず始めると思うんだど、インド人は文化の違いか前置きなしでいきなり連絡入れてくる。
チャットの画面表示こんな感じ
Mashekvshaan「Hi Masuda-san, I have a question」
で、内容が全く読めないからこっちから根掘り葉掘り聞かなきゃ行けないし、問い合わせの緊急度が分からないから基本即対応するしかない。この辺結構深刻で、ツールの使い方的なググれば一発的な質問もあれば急を要するバグレポートもあったりで、問い合わせの内容が全く想像できないのがすごいストレス。毎回覚えにくい名前の違う人が連絡してくるし。
本来なら日本人の現地駐在員が間に入ってコントロールしてくれるのだろうけどコロナの影響で誰一人として現地にいないのがすげー辛い。
まあここで文句垂れながらも俺が真面目に相手しているせいで、回答くれる日本人なら増田だ的な認識が現地でできてるのかもしれないな。マジ笑えねぇ。
おまけにインドは3時間くらいの絶妙な時差があるから夜7時くらいのそろそろ帰るかってタイミングで面倒な質問が来る→拘束されて帰れなくなるみたいなパターンがマジで多い。あいつら「I have “a” question」と言いながら5つも6つも聞いてくるから終わらなくて辛いんだよ。聞きたいことたくさんあるなら頼むからまとめてメールにしてくれっ!
ああ、インドマジ辛い…仕事を連想するせいで最近カレー食べるのすらキツくなって来た。早く夏休み来て仕事から離れられねーかな…
ニューヨークからフロリダへとヒッチハイクの旅はトラックを経由した。光り輝くフロリダオレンジの太陽が私の帽子を貫く。木漏れ日に目を細めるとトラック運転手は荷台へ向かって大声を張り上げた。
「おまえさん、こんななにもない場所へどうしたんだい!」
私のうまく起こせない上体はトラックの端にある紐で結ばれている。少し前運転手はバスケットコートのカメラから見るボールみたいに目を大きくした。私の身体は動かず、車椅子に支えられていたからだ。あんたそんなのでどうして遠出しようってんだ、と運転手は感嘆の声を上げた。それが二時間ほど前のことだ。
私は運転手に家族の集会があることを伝え、その用事がバーベキューであることを教えた。それからフロリダ州の看板が見えたので、コントラストを強く投射する景色を風に流しながら、私の名前を伝える。そうかい、メグっていうのかい、と運転手は陽気に答えた。林立するビルを縫って突き抜ける青が歯科医に飛び込んでくる。フロリダはオレンジの国じゃない。避暑地だ。だからバーベキューには都合がいいのだ。多分そうだし、そういうことにしよう。うちの家族に振り回されたことは忘れて。<溶け出しそうな>夏の頃が思い出されたとしても。そういえばあの日もこんな風に感想した風が髪の毛をさらっていったものだ。サングラスが反射する光のその先に目的地があった。
◆
「どうしてそんな事を言うの」
電話の向こう側でケンがなにかの言い訳をしている。言い訳の仕方はまるで父そっくりだ。もうそんなところばかりだ。わたしときたらそんなケンに向かっていつもは冷静なのだけど、彼が父のように逃げ続けるさまを見ていると、どうしても声を張り上げてしまう。ケンはそんな時に決まって「メグはママにそっくりだよ」と吐き捨てるようにいう。全く美味しくないチリソースをアスファルトにぶちまけるようにだ。理由はこうだ。本当はここで開催される予定だったバーベキュー大会が、父の会社の都合で大きな話になり、他企業を巻き込んだバーベキュー大会に発展したらしい。それも開催地は何故か日本。私はケンに、肉よりも寿司の日本でなぜバーベキューなのかと問い詰めたが、頭に血が上っているのかケンは日本だって神戸牛があるし、開催地としてアメリカとは違った面白さが出せるんだといい始めた。違う、そういうことじゃない。少なくとも久しぶりの家族のバーベキューが行われ、とってもプライベートなものだって聞いていたのに、どうしてそれがお父さんの会社と関わっているのか聴きたいのだ。しかしケンはこれは日本と米国の絆を結ぶためのものなのだ、と主張してやまない。ALS-CoVζ+が未だ収まっていない時期になぜそんなに話を大きくしてしまうのだろうか。そんなことはどうだっていい。それよりも、家族の一致団結できる機会が失われた事実が私にとってショックだった。素晴らしい日差しの下でトロピカルフルーツソーダの飲みながら、サンオイルで日焼けをしている人達もいるのに。
◆
「やあケン。今回は会社から大会の趣旨が発表されてね。ぜひ神戸牛とアンガス牛の対抗戦をという事になったんだ」
「それで、勝った方には?」
「純金製のメダルが贈呈されるだけだよ」
「だけ?」というケンの声がスマートフォンの不協和音とともに響いた。父のノキア製は日本ではマイナーだと聞かされて、その音質に少しだけ疑いを持ち始めたばかりだ。父はケンの懸念事項がバーベキューの開催予定地のことばかりだと思っていたが、どうやらそのノキアで聞く限りそうではないらしいことが理解された。ケンは明らかに家族の集会が壊されたことを怒っており、主催は誰だと問い詰めてきたのだ。父はやむなくドビュッシー会長という人物だと述べたが、俺はクラシックの名曲よりも古いラップが好きなんだと皮肉交じりに父の言葉を投げ捨てた。まるでそれじゃあ、ダディはまたしても「お山」の大将「だ」ろうとまでいう。ダディーはクールじゃないとまで言い放った。それは一体何のジョークだいというと、日本版の4chのセリフさ、と返すばかりだった。ゼータ株はあの頃の僕たちのキャンプを奪ったが、父は僕たちから家族の有り様を奪おうとしているのではないか、そんな懸念がケンの頭をもたげた。そのくせゼータ株は活発に人々を結びつけようとしていやがる。ニューヨークからメグを追いかけるケンはハンドルを回しながらそうつぶやいた。
◆
ケンがメグと合流して数時間後、隔離が完了して未感染者のみが利用できるビーチで突然人が溶けた。その液体は灰色と真っ黒な血をビーチに滴らせ、バーベキューの肉のようにビーチの砂を汚した。それとは関係なく海鳥は通り過ぎ、メグは声にならない声とともにジーザスという単語をピンク色のリップを塗った唇から漏らした。到着したばかりのケンは目の前で人々が弾けて溶けてゆくさまを見て、エボラか何かかと目を疑い、それが数年前に起こった悪夢の再来であることを知覚した。フロリダ州に緊急事態宣言が敷かれ、州知事は政府の圧力によって州ごと隔離されたことを発表した。通信網は途絶え、父との国際連絡も取れなくなったメグとケンは、暴徒鎮圧用のゴム弾を装備したSWATたちに誘導されて収容施設へと向かった。発電の電源はかろうじて発電機型のバッテリーとして供給され、被災地には水が運び込まれた。しかしそのどれもが決死の覚悟で運ばれてくるものであり、運転手は全身防護用の白い服を着て入念な消毒を経た後にフロリダへと入り、そして出てゆく際にも消毒を行わなければならなかった。ひとまずイントラネットとして暫定的に繋がれた外との通信によりニュースだけを見ることができた。
そうして避難所での生活が進む中、ウィルスで隔離された人々の間に奇妙な一体感が生まれようとしていた。それはヒステリックな怒りであったり、それを鎮めようとするものであったり、また話し合いによって解決しようとする者達や、殴り合ったあとで肩を組み合うレッドネックたちなどによってだ。彼等はお互いをファミリーと呼び合い、外にいる連中をウォーキング・デッドだと笑いとばした。正気が保てない人々は、普段忌み嫌っている低所得層のレッドネックたちの話をよく聞いた。富裕層たちは臨時の学校を開いて塾を作り、黒人たちは放課後と称して子どもたちにバスケットボールを教えた。そうして閉鎖空間は小さな社会になった。ケンもメグもよく話し合った。とりわけ、ゼータ株のことについてだ。彼等は先日の家族のことを思い出して悲憤慷慨し、やがてウィルスによって僕たちの絆が深また奇妙さと、ウィルスによって人々がばらばらになった悲劇を語り合った。
その頃からメグの夢枕には、なくなった叔父の姿が映るようになった。叔父は家族の異事で何かをいいかけていたが、そのたびに消えてしまう。そんな夜が繰り返された後のある朝、フロリダの海岸にある変化が起こった。その変化はイントラネットTVに映し出されると、やがて通信の全てが回復した。日本の企業ソフトバンクが提供する緊急ブロードバンド回線につながったメグたちのスマートフォンは、あるものものしい人物たちを映し出した。それは水陸両用車両のようにも見え、中から防護服をつけた人が降りてくるのが見えた。車両には見慣れない文字が書かれており、不意にケンがそれを見て叫んだ。まるでパーティーが始まったかのような喜びようだった。見なよ、あれは"セルフ・ディフェンス・フォース"だぜ! ケンの指差す画像の向こうにあったもの。それは自衛隊の揚陸艇であった。第十七小隊、フタマルマルこれより状況開始。という声とともに彼等は海岸に落ちた血や散らかった廃棄物、まるでタイフーンにやられた風に映るカビの生えた建築物を撤去し始めた。そんな作業が一週間もつづくと避難場所の衛星問題はすっかり快適になり、自衛隊の面々と記念写真すら取れるまでに改善した。ケンはその時彼等にどうして来たのが十七小隊なんだいと問いかけたが、ある隊員は、十七小隊は俺達のメダルみたいなもんさ。と笑って返すのみだった。ケンはそれを聞いて、じゃあ俺たちはあんたたちに助けられたから十六小隊でいいさ、と破顔した(筆者注:2021/08/01)。
◆
日本にいる無責任な父は流石に心配な顔をして息子たちを迎えた。ただし父は両名が無事であることを確認すると1、バーベキュー大会は玉石混交のパトルロワイヤルでありジャパニーズヤキニクとチンギスハーン、バーベキューの三つ巴の戦いだったと熱く語り始めた。勝敗の決し方があまりに不透明な競技だが、メグにとってそんな話はもはやどうでも良かった。怪しげなバーベ審査員のことにも興味がなかった。父がミヤゲに持って帰ったネギマをケンは頬張っていたが、メグはどうしたって騙されることはなかった。クールビューティーと目される荒川静香のイナバウアーが見たかったというわけの分からい答弁を無視して、メグは今回の隔離事件の顛末を事細かに語った。父はそんな事知ってるさと遮ろうとするが、メグは人差し指を父の唇に当てると子供を諭すように父と目を合わせた。彼女は、「それで今回の事件でとっても頼もしいステディな人ができたのよ。自衛隊員の人なの」、という。父は喋りかけていた口を閉じると、目を白黒させた。あのフロリダオレンジの目を見開いたトラック運転手のようにである。
しかしやはり父は普通の人間と少し違った。それなら早く紹介しなさい。次のバーベキュー大会があるんだ、と彼を巻き込もうとし始めたのだ。メグは両手を上げて首を横に振ると、やはりちょっと前の出来事を少しだけ回想しながらジーザス、と小声でつぶやいた。
ケンはそんな様子を見て、口の中のネギをすっかり胃袋の中に押し込めながら、こいつにケチャップをかけると日本人とも仲良くできるかもね、と一人で口角を上げた。ゼータ株が運んだ全ての問題は、まるでその性質のように全てを溶かして人々をつなぎ、父子は空港で呆れながら仲良く語り合った。避難所のメンバーのメール着信がなり響いてメグがその知らせに目配せする。
※別作者です。おしまい。
いろいろなうまい方の意見やYoutubeに上がっている霧の森の住人たちのアドバイスはありますが、本当に初心者が必要なアドバイスを3ヶ月目の初心者が教えます。
ナンシーとかケイトとかドワイトとかも良いという意見もありますが、つまらなくてもまずはクローデットを育てるべき。セルフケアが無いと持ち物は医療キットを持っていくしかなくなる。セルフケア、共感は初動にマストなパーク。レベル15まで育ててパーク枠4つを開放することをまずは目指す。
共感、セルフケア、血族、猫。慣れてきたら共感か血族の代わりにデジャブをつけても良い。
共感が良いのは、最初に傷がついた人がわかること。つまりその時点でキラーはそこにいるということがわかる。絆だとみんなの動きが見えるため、初撃をもらって人を追いにくい。
初心者は怖くて走れないので無意味。最初はいらない。したがって全力疾走とかデッドハードとかは後回しで良い。
上手い人からは怒られそうだが、最初に見つかってすぐに死んでしまうことが続くとやる気が失せる。最初はしゃがみ歩きで遮蔽物の裏に隠れながら、キラーが誰かがわかるまではコソコソしておいたほうが良い。
その例外として、近くにいるサバイバーが発電機の修理を始める場合。その場合は一緒に修理しよう。見つかっても一発もらう確率は半分に減る。猫が2秒光ったら仲間を見捨てて走って逃げよう。
キラーのパークを無効化するチャンスなのでリスクを負ってでも破壊すべき。ただし近くに心音が聞こえる場合は隠れる。光っているトーテムは壊すと大きな爆発音とともに通知が行くので、すぐにその場を離れる。心音がしないようであれば歩いて身を隠すのが良い。まれに光っているトーテムが罠で、それを壊すと1分間1撃でダウンする状態(無防備)になってしまうものもある。キラーがそのパークをつけている可能性は低いので、当たったら運が悪かったと思い積極的に壊そう。
ダウンしたらその位置が人形で表示される(キラーのパークによって例外はある)。心音範囲外でそれが持ち上がったり、その人のアイコンが微妙に点滅しているならすぐに近くのロッカーに隠れよう。キラーの大半が装備しているバベチリというパークは、サバイバーを吊ったときから5秒間マップ全体のサバイバーの位置がオーラで見えるようになる。ただしロッカーにいるとわからない。心音範囲であるほどに近くなら見えないためそのまま隠れていれば良い。
非常に遠くであり、現在発電機の修理中であればそれを継続する。近くだったり、他のサバイバーが切られたりする(アイコンでわかる)なら助けに走る。
発電機は全部で7台ありそのうち5台を修理するわけなので、最後の3台が近い位置にあるとそこでキラーは待っているだけで勝ちになる。そのためバランス良く修理するのが望ましい。最初の1台は目の前ので良い。1台、2台くらいが直ったなら、その位置からみてマップの反対側かマップの真ん中のを修理しないと最後の3つが固まってしまう。誰かマップの端っこで追われているのが共感でわかったなら、真ん中付近を優先して修理しよう。デジャブをつけていると、固まっている3つの遠くの発電機の位置がわかるので、発電機を散らすために便利。
サバイバーでやりたいという方が多いと思うが、キラーをやってみないと足跡がどんなふうに見えているのかとかわからない。サバイバー5回やったらキラーを1回はやるべき。最初のおすすめはレイス。透明状態で高速で動ける、特技が透明化だけというシンプルさがとっつきやすい上にそこそこ強い。
そうなるといろんな動力が火魔法で動かせるようになるね。エンジンとか。発電機とか。人力というカテゴリにはなりそうだけど。
あと人を殺せる道具、というのと同程度の運用になると思うんだけど、その辺とかどうなんだろう。国によっては銃刀法みたいな法律とかできてたりするのかな。資格取得が必要とか、特定の業種でないと利用できないとか。パワハラやDVで火傷させられる被害もありそう。もしくは自分らの火では火傷しない方向に進化してるのかも知れない。
あと子どもが偶然使ってしまった時のために布や建物は基本的に耐火素材なんだろうか。炎に限らずどの属性魔法が発動してもいいような都合のいい対魔法素材とか安価で大量流通してたりするのかな。世界そのものが攻撃魔法で傷付きにくい方向に進化してるとか。
建材が石だと冬寒そうだけど、全世界でファイアーボールを使いまくって温暖化してて冬は寒くないのかも知れない。
そうなると夏にファイアーボールとか使うと暑すぎて仲間にブーブー言われたりするのかな。花形のはずが肩身が狭い、みたいな。みんなが使えるものが花形ってこともないか。
・主人公が発電機を見に行かないのでノームが修理のために店外に出て死なない
・主人公が説得に失敗したせいでノートンが怒ってスーパー外に脱出を計画しないのでノートンとバイカー+その他が死なない
・主人公がジムに非常時に照明を付けるよう指示しないのでドラゴンと虫襲撃イベント時にサリーが死なないしジョーも大火傷しない
・ドラゴンと虫の襲撃イベントが無いのでハティが絶望して服毒自殺しない
・ジョーが大火傷をしないので薬局探索イベントが起こらないのでボビーたちが死なない
・薬局探索イベントが起こらず主人公がMPから遺言を聞かないのでモラレスとドナルドソンが首吊り自殺をしない
・主人公がジェサップ二等兵にアローヘッド計画について尋問しないのでジェサップがリンチで殺されない
・主人公がスーパー脱出を計画しないのでオリーがカーモディを射殺しないしコーネルとマイロンとオリーが怪物に殺されない
見下ろし型の惑星開拓シムで、ショボいグラフィックと地味な動きでパッと見ぜんぜん魅力がないんだけど、やってみるとめちゃくちゃ楽しい。
なんせできることが多い。
動物を狩って捌いて肉と革を手に入れ、革は服にして肉は調理して食べる。余った肉がすぐに腐らないようにするため、保存食品(ペミカン)に加工するか冷凍する。冷凍するにはクーラーが必要で、クーラーを動かすには電力が必要だ。手軽なのはソーラー発電機で、これは作ってさえしまえばノーコストで日中に大きな電力を得られる優れもの。しかし日中というのがネックで、夜間に電力が切れたら冷凍庫が常温に戻ってしまうというのでは世話ない。なのでバッテリーを作って電力を貯蔵しておく。…
衣食住に睡眠、娯楽と清潔さを満たしてやらないと精神崩壊を起こしてしばらく使い物にならなくなる人間臭い入植者たちを操って、数人で木の家に住んで狩猟採集めいた生活を送るところから石壁で覆われた巨大な要塞を作り上げるところまで行くのが最高に楽しい。
Modも充実している。バニラの延長にあるコンテンツを増やす素直なものから、ほかの勢力との交易や戦闘に役立つ飛行機を追加するもの、アンドロイドを作れるようにするもの、排泄の概念を追加するもの…とマジでなんでもある。
入れるmodを変えると全く違うプレイ感になるので、複数回ハマってしまうのがこのゲームの怖さだ。
スターウォーズmodでフォースを操る最強のジェダイの騎士を作った回、中世modで弓の雨を掻い潜って敵を斬り伏せる剣士たちの活躍を楽しんだ回、大量の超性能ロボットが縦横無尽に動いてほとんど全ての仕事をこなしてしまうので人間たちがウロウロするだけになった回…