■anond:20210923215924

増田の「人間性チェッカ」に躓いていた。やっと、追記が書ける。

• フランス製は嘘です。本当はドイツ製のジーメンス社の発電機です。創業時に「ドイツの発電機が 50Hz だから、JNC の工場の機器は 60Hz じゃなかった、水俣は西日本なのにね」って書くべきでしたね。あと、チッソの母体は九州電力の母体でもあって...
• チッソのつくった「有機水銀」が生物濃縮の果に人体に蓄積されて、水俣病という有害事象が発生するとされるとなんないと、世界中で水俣病が起きてるはずだよ。発展途上国で金を取り出すにはアマルガムという「金と（無機）水銀の合金」が大量に使われている現状、つまりブラジルや中国でも水俣病の再現が起きてないから有機水銀が生物が作り出すものなら水俣病の再現は世界中で認めらるはずで、そこを根拠に「チッソに責任がある」となるわけだわさ。有機水銀は高校化学のオツムのボクチンには作り方がわからんけど、蛍光灯や血圧や温度計といった無機水銀を使う製品の事故であそこまで毒性のある被害があるなんて無いからして、よくわかんないよ。

ついでに、水俣病の多い鹿児島県の出水市民からみても、水俣病の『社会問題化』は熊本県の気質というものを感じるね。たとえば、九州北部豪雨で『球磨川のダム』問題なんかも、鹿児島の川内川という似たような河川で起きなかったのは納得できる。まぁ、熊本人の批判なんてしても仕方ないから、これ以上は書かないけどね。

たしかにチッソは水俣病の原因企業だけど、いまから思えば事業分離して補償会社と運営会社に分離して、製品開発は競争力を保持するべきだったと思う。犠牲者は納得しないだろうけど、水俣にチッソがなければあんなに平地のない土地に産業なんて来るわけないわけで。俺も出水をでなくてもよかったかもしれないしな。チッソがあったから水俣病は起きただろうが、チッソがなければ水俣という街もできなかったわけで、どうしても旭化成や信越化学工業といった日窒コンツェルンの末裔と同業の企業城下町と比較してしまうのよな、水俣の街を通過するときに。水俣が延岡、倉敷とかになれた未来もあったのかと思うと、残念だ。

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