はてなキーワード: 大陸とは
ソースを探そうとググってみたけど糖質制限ダイエット系のブログばっかり引っかかってうんざりした。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/9448.html
世界の各大陸には熱帯、温帯、寒帯の各地に農耕を開始する以前の生活を維持している狩猟採集民がいる。
熱帯では、年間を通じて何らかの食料が得られることや貯蔵がそもそも困難であるため非定住の集団が多い。
温帯では四季があるため食料を貯蔵し植物も栽培するような「豊かな食料獲得民」も発生し、農耕民の段階へ進んでいった。
北極圏では衣食住すべてを極地動物(クジラ、アザラシ、トナカイなど)に依存し、低温のため食料貯蔵ができるため季節的な定住を行う狩猟採集民が暮らしている。
1 少数者の集団(子どもの出生間隔が比較的長いため集団の人口はそう増えない)
2 広い地域に展開して居住する(低い人口密度、最も縄文人などは現代の狩猟採集民より人口密度が高かった)
4 主食がない(多様な食物)
5 食物の保存は一般的ではない
6 食物の公平な分配と「共食」。平等主義
7 男女の役割分担(原則として男は狩猟、女は育児や採集、図録1019参照)
8 リーダーはいるが、原則として身分・階級制、貧富の差はない
9 正確な自然の知識と畏敬の念にもとづく「アニミズム」(自然信仰)
地域によるってことじゃね?
そうなの?
あ、グレート・ファイアウォールだけど
だから使えたんかな。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B010LI7MQK/1555info-22/
https://anond.hatelabo.jp/20171203113520
この記事。
まって!!!みんなだまされないで。
wechatpayも普通に使えるんだよ
とりあえず読んでくれ↓
→香港経由で行けば楽。
情報少ないけど香港から電車乗り継げば簡単に行ける。イミグレが一見めんどいが飛行機乗り継ぎと同じで必要事項入力すれば簡単。
僕も深センの空港使おうと思ったけど高いし不便そうなのでやめた。
これでgooglemapが使えて大変便利でした。
ちなみに深センは地下鉄が驚くペースで路線増えてるし、乗捨できる自転車サービスが普及してて
マジで不便は感じなかったよ
そして決済の問題。
いろいろ調べたけどwechatpayは中国口座がなくても使えました!
wechatpayは成田、羽田空港と歌舞伎町で現金チャージができます。
僕は残高足りなくなったので現地のホテルスタッフに100元わたして送金してもらいました。
こういう使い方もあり。
wechatpay支払いは「ウェイシン」といえば伝わるよ。
ちなみに、何故か香港のwechatpayできるコンビニでは使えなかった。
追記
自分のリテラシーの低さと体制の話ごっちゃにする奴らっているよね。
追記
https://anond.hatelabo.jp/20170824102750
僕は前日でこれくらいワクワクした派
増田がせっかく書いてくれた話を全部ひっくり返すレスをしてしまうので申し訳ないが、アファーマティブアクションで弱者を救済すること自体が不可能だと思う。例えば、アメリカの白人社会における、黒人への優遇措置を考えてみたい。そもそもアメリカと言う国は、欧州大陸から移民としてやってきた白人男性たちが中心になって作った国だ。と言うことは、アメリカと言う国は最初から白人が社会の中心となるように設計されている仕組みの国であり、この土台となっている仕組みそのものは変えようがない。黒人を優遇する措置を何十年施したとしても、絶対に黒人は豊かにはなれないし、実際になっていないよね。
不満を抱いている弱者の人たちに対して言えることは、アファーマティブアクションを主張するよりも、強者に対して戦争を仕掛けてみれば?としか言えないよ。
Web制作において持論がある。CSSの設計云々で議論できるのはまともな営業が居てまともなクライアントをつかまえてきてまともに意見を言えるからだ、そうでなければCSSの設計云々は話にならない、お話にならない。
OOCSSにBEMにSMACCS、そんなもんできるかよ。クソみたいな、デザインを破壊する修正が大量に来て統一性もなにもあったもんじゃないし、セマンティック? 知るかくたばれ。アニメーションすらバラバラに指定されてっからAnimate.cssすら使えねえ。そもそも統一させてもらえないからクラスの意味がほとんどねえ、全部IDでも変わんねーよ。
頑張ったよ。SASSで綺麗に書こうとしたし、Smartyみてーなテンプレートエンジンが効率良いってのも分かってるよ。でもヘッダーすら変えろとか言われたらどこを共通化すればいいんだよ。
俺は確信した。Bootstrapの"mt-2"とか"display-inline-block"みたいにクラスを付けてってそれにスタイルを適用してくのが正解だって。ってかBootstrapのクラスばっかりでスタイル作ってる。だってクラス見るだけでスタイルが分かるし、共通化は一切されてねーからな。
あいつら、グラフィックデザインと同じだと考えてやがる、くたばれ。ポスターじゃねーんだよ。
俺はもう闇のWeb製作者になり客にはバキバキに嘘をつくようになった。SEOがだとかデバイスの保有率のデータだかなんかを持ち出して出来るだけ頑張らなくて良いサイトを作る。だって頑張ったってそれはカオスを作るだけの技術が上がるだけでコーディングの技術が上がる訳じゃ無いからな。
かと言って外注に出したらクソみたいに思いCSSフレームワーク使ったサイトが上がってくる、くたばれ。しかもグリッドシステムぐらいしか使ってねーじゃねーか、skeletonでも使っとけ、ふざけんな。
おかげで俺は毎日Web2.0的なデザインとレスポンシブ対応が混合した、パラレルワールドみたいなサイトを作ってる、スチームパンクだろ、お前営業やめろよ。単価安いんだよ。俺が営業行くから。元営業だからお前より喋れるから。
とにかくモジュール化だとかクラス命名手法だとか議論出来るお前らは幸運だ。全部の国がそれぞれ違う大陸にいるようなもんだ、クラスいらないからな。誰かWebpackであいつらの前頭葉をパッキングしてくれよ。
東西冷戦末期、1989年ベルリン。「壁」崩壊前夜のこの街で西側諸国のスパイ情報がKGBの手に渡ってしまう。それを奪還すべく、ロンドンから一人の凄腕女スパイが世界史に残る大イベントを迎えんとする狂騒の街へと送り込まれた――。
と、『アトミックブロンド』はベルリンでの任務から帰還した女スパイ(シャーリーズ・セロン)が上司のMI6幹部から事の顛末を尋問される形で進行する回想劇なのだが、タバコを吸いながらふてぶてしい態度で語られる女スパイの武勇伝のまぁド派手なこと。
まずベルリンに到着して数分でドンパチ(出会って4秒で合体かよ)。
その後も次々と修羅場が訪れるも、複数人で襲いかかってくる男どもをタマキン蹴り上げながら、ほとんど素手でバッタバッタとやっつける女スパイ。
まるで軽快さのない痛々しいアクションシーンに顔を歪めつつ、次第に慣れてきた観客は気づき始める。「ははーん、シャーリーズ・セロンが男のタマキンを蹴り上げたいだけの映画だな」
そんな男には容赦のないセロンもカワイコチャンにはめっぽう弱い。夜の盛り場で出会ったキュートなフランス娘に「これは即ハメボンバーですわ」とメロメロのセロン。辛抱たまらずクラブのトイレで濃厚キス。「スパイの用心深さはどこにいったんだ」と呆れる観客を尻目に滞在中のホテルにお持ち帰りして、「ほな、お先にアタイらのベルリンの壁、崩壊しますわ」とばかりに濃厚レズセックスを繰り広げる。
男に対してはあんなに厳しいのに女同士だとここまで激甘なのかとばかりのネットリ系プレイで、観ているだけで糖尿病になりそう。これにはMI6幹部も「その話kwsk」と身を乗り出し尋問に熱が入る。「さすが紳士の国」と観客は心のなかで日英同盟即日発効。
その後も「モブ厳」ならぬ「タマキン厳」シーンは続く。西ベルリンから東ベルリンへと潜入した女スパイ、入国直後に尾行され(スパイのくせに気づかれすぎだろ)、とっさに入った映画館で尾行を撒こうとする。非常ベルを押して混乱がおきた隙に逃げ込んだ先は、映写幕の裏。
映画が投影された映写幕をバックに格闘を繰り広げる女スパイ。タマキン蹴り上げノルマをきっちりとこなしつつ、「あの映写幕に突っ込むんやろなぁ」という観客の予感にキッチリと応え、頭から突っ込んで映写幕をブチ破る女スパイ。
これには私たち観客も阿吽の呼吸で「そのためのヤシの木かよ」と自分たちの観ている映写幕にツッコミを入れないわけにはいかない。
※参考資料:そのためのヤシの木とは (ソノタメノヤシノキとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
その後も、次々と襲い掛かってくる男どもの顔面にタマキンに攻撃をくわえ、奪い取った銃で頭をぶっ放し、弾が切れたら銃のグリップで頭を殴りつけ、タマキンを蹴り上げる。
「そんなのないよあり得ない」と思いながらも、激動のど真ん中にある東西ベルリンを舞台にしていることもあって「それがありえるかも」と思わせる力技で物語は進み、緊張感を保ったまま最後まで持っていく。
とまあ基本的にはご都合主義なんだけど、いちおうは男女のパワー差を考慮して、女スパイがエレガントに軽く一撃でやっつけるということはしない。普通に反撃を食らって、顔に大きなアザを作り、脳震盪を起こしてフラフラになりながらも戦い続ける姿は悲壮感すら漂ってくる。(それでも「素手で何人もの男をやっつける時点でご都合主義だろ」と言ってしまえばそれまでなんだけど)
それに、キュートな女性を目の前にしてスパイ失格レベルで知能を低下させている様を描いており、「男と変わんねぇじゃねえか」と観客に突っ込ませる余地も与えてくれている。
とにかく非現実的な「完璧な女性像」を作り上げて観客をシラけさせるということはしていないので、そのあたりは良くできていると思った。
ともあれ、モラハラ上司や元カレなど身近にいる男のタマキンを蹴り上げたい! と日々ストレスを抱えて生きている女性は「ぷいきゅあがんばえー!」のノリでシャーリーズ・セロンを応援できるし、心の日英同盟締結済みの紳士諸君(同士よ!)にも十分楽しめる映画となっている。ヘテロ男はお呼びでない。
【以下蛇足】
今まであまり映画を見てこなかったけど、最近にわかに映画欲が湧き出し、映画館に足繁く通うようになった。
それで思ったのは、「アメリカ人はいつまでソ連に怯えているんだろう」ということだ。
『ドリーム』は、「ソ連がミサイル撃ってくるの?」と怖がる3人の娘に「だいじょうぶ、母ちゃんNASAでがんばるからね」となだめて寝かしつけるも、ソ連の前にまず自国の差別と戦わないといけない黒人シングルマザー細うで繁盛記だし、
『バリー・シール』は「ソ連はこんなヒドい国なんですよ!」と国際社会にアピールするためにもっとヒドいことをするアメリカと、そんな母国に利用される小悪党パイロット(元トップガン)という話だ。
そして『アトミックブロンド』も言ってしまえば、西側のスパイ情報がKGBの手に渡り「ソ連に殺される……!」と怯える人たちの話であり、結局アメリカ人は冷戦が終わって何年経とうと「ソ連こわい」映画をこれからも作り続けるんだろうな。
ちょっと前に観た『ダンケルク』もナチスに怯えるヨーロッパの映画だし、日本人は「悲惨な戦争に翻弄される庶民」映画を、中国人は「我らの大陸を土足で踏みにじった野蛮な日帝」映画を作り続けることだろうし、やっぱり戦争ってよくないな(なんだそのまとめ)。
とにかく、劇場で映画を観るのはとても楽しい。単にデカい画面と音というだけでなく、何というか「体験している」という感じがあって良い。しばらくは映画館通いの日々が続きそうだ。みんなのオススメ最新映画を教えてくれ。
2
2日目 午前
ホテルの朝食の後、午前のおやつの蛋餅を食い、猫の村 猴硐→九份に向かうことにした。
まず地下鉄での行き先は台北車站(セントラルステーション)だ。
着いたら、駅周辺を散策する事にした。
すぐ近くに市場があり、その中ではここでも屋台的なものがあった。
台北では其処彼処で料理をして、其処彼処で誰かが何かを食っている。
市場を出ると小雨が降って来たので、近くにあった美術館に入ることにした。
美術館はひんやりして心地いい。
照明を落とした展示室では、赤と青の幻想的な浜辺で艶めかしく肌をさすり合う男2人と、それを覗く小太りな水兵の映像作品が放映されていて、よくわからないけど南国を感じた。
勝手な印象だけど、中華圏の現代アートは男の性を描いたものが多い気がする。
美術館をでたら、むしろ雨は強くなっていたが、3分もしないうちに止んで、強い日差しが古式ゆかしい建築様式の美術館を照らしてきた。
きっと今日もまだまだ暑くなるんだろう。
2日目 午後
台北車站に戻り、台鐵で猫の村として名高い猴硐に向かう。
この途上でも旅の目的の一つがあった。
台鐵弁当だ。
台湾鉄道には日本統治時代からの伝統で駅弁があるそうで、これは蚵仔煎と並んで是非食べなくてはいけないものだった。
どこで売っているのかわからず、改札を通ると、改札のすぐ脇に売店があり、そのまえの待合所で、老若男女が弁当をガツガツ食っていた。
きっと、現地人も食うために生きているし、旅行者もここに何かしら食いにきているに違いない。
排骨(スペアリブ)弁当がイチオシのようだったが、暑さにやられたのか、少し重い気がして、なんだかわからない別の弁当を頼んだ。
でてきたのは、角煮弁当だった。
温かく、蕩けるように柔らかい角煮を口に含んだ瞬間、思わず「うまい」と呟いた。
台北の食い物は、不味いものこそなく、むしろ多分ずっと食べても嫌になる事は無いだろうと思うくらいには美味いが、「びっくりするほど」とまではいかなかった。
しかし、別に飯屋でも屋台でもなんでもない、駅の待合所で、遂に美味くてびっくりするものに出会った。
台鐵を乗り継ぎやがて猴硐に着くと、ホームには猫ならぬ、猫耳のついた麦わら帽子を被ったお嬢さんがいた。
ここに来る人は、自らも猫になって来るらしい。
改札を出たらさぞかし猫だらけなのだろうと思ったら、改札を潜る前にすでに1匹、窓際で寝息を立てている。
一枚写真に収めて改札を通ると、其処彼処に猫が。
観光客にすっかり慣れているのか、どいつもこいつも写真を取られようが撫でられようがどこふく風。南国は猫も呑気なもんだ。
カフェに入って一息つく事にした。
大きなテーブルでアイスコーヒーを飲んでいると、4人客が入ってきて、マスターが「席をかわってくれないか?」
いいよ、と窓際席に行くと、椅子の上に寝息を立てた白猫が。
と、少しすると、不意に便意をもよおしてきた。「やっぱエリーさんの言った通りだったかな?」とも思ったが、一昨日の飛行機から寝不足気味ではあったし、正直台北の食に関しては衛生的に完璧といったものは少なかったので、何が原因か特定が難しい。
そんなに深刻な不調でもなかったので、トイレを借りて用を足し、「もっとまずくなったらその時は台北に引き返そう」位で、旅程を続ける事にした。
お土産の猫型パイナップルケーキを買うため、また筆談メモを描いていると、ブレスレットが何処かに行ってしまった事に気付いた。
頻繁にカバンに手を突っ込んでいるうちに外れてしまったのだろう。
少し探したが見つからない。
そうこうしているうちに雨が降ってきたこともあって、諦めて駅舎に向かう事にした。
「山の天気は変わりやすい!」
猫型パイナップルケーキを売っているお土産屋さんのおばさんは日本語が堪能で、結果としてメモは無駄だった。
目当ての品も手に入ったので、駅前を散策していると、「ブーーーーン」という音。
猫の写真を撮りきにて、実に珍しいものをカメラに収めることができた。
まだ日は高い。エリーさんのオススメに従って、猴硐から遠く無い、十分の瀑布を見る事にした。
十分駅に着いたは良いが、急に決めて下調べがないので、滝までの行き方が分からない。
とりあえず人並みに従って歩くと、沢山の人がいろんな国の言葉で天燈を空に飛ばしていた。
十分は、色々な願いが書かれた天燈が宙を舞う事でも有名な村だ。
天燈の翔ぶ界隈を過ぎれば、川沿いの通りに出た。
さあどうしよう。
これに乗れば確実だ。
メモに滝の絵と「十分瀑布」と書いて、運転手のオッチャンに見せる。
すると、呆れたような顔で「歩いた方が早いよ」
そうなのか。
ワンメーターでも乗せて、良い加減な値段でもふっかけりゃ稼げるだろうに、正直というか商売っ気が無いというか。
でもよくよく考えれば、そんな客を乗せるより、ここから直接九份や台北に行く客を待った方が良いのかもしれない。
オッチャンが指差す方向にしばらく歩くと、「十分瀑布公園」に到達した。
渓谷にかかる吊り橋を2つ渡ると、遂に大瀑布が見えてきた。
滝の飛沫と折から降ってきた小雨であたりはビショビショ。
傘をさしてカメラを構える訳にもいかないが、幸い雨ガッパを持ってきていた。
用意周到。エリーさん、そんなに迂闊な男でも無いんだぜ。
飛沫と小雨に濡れながら、十分の瀑布をカメラに収めることが出来た。
さあ九份だ。
2日目 夕方
十分から九份最寄り駅の瑞芳に向かう車内、向かいに座っていた女性2人の親子連れ、娘さんの方が騒ぎ出した。
言葉を聞くと韓国からきたようで、どうもこの列車が瑞芳に留まるかどうかがどうしても気になるらしい。
手元にスマホがあるので調べれば一発なのだが、なぜか地図アプリなどを見ていて要領をえない。
英語でお互い話そうとするも伝わらない。
お姉さんが先程の女の子に聞いた。「あなたは何処から来たの?」「I'm chainese.」大陸の人だろうか?
「ここに日本人もいますよ」シャイな日本人らしく、心の中だけで言った。
2日目 夜
瑞芳に着く頃にはすっかり日も落ちて、九份観光には絶好の時間帯だ。
駅前で張っていた兄ちゃんに「九份」伝えると、すぐに車を紹介してくれる。
タクシーのオッチャンに行き先を伝えると、出発進行。
しばらくすると九份老街に到着した。
中国語は発音がダメ、英語も中学生レベル、日本語だって怪しい。
台湾は人気の観光地だから日本人が沢山いると思ったら、これが意外と会わないもので、むしろ白人の方がよく見かける位だったが、ここ九份ではちょっと歩くとすぐ日本語が聞こえる。
しかし、良い加減、歩き通しで疲れてきて、少し具合も悪くなってきた。
脱水症状かな。
九份ではお茶でも飲もうかと思っていたのだが、人ですごいし、都合よく茶藝館も見つからない。
写真も撮ったし、もう切り上げようか。
ふと茶器の店が目に入ったので入ってみると、幸運な事に、茶藝館が併設だった。
茶藝館では店員さんがお茶の淹れ方を流暢な日本語で説明してくれる。
赤く光る街を見下ろして、ゆっくり金萱茶を飲んでいると、果たして大学生か若手社会人と思しき兄ちゃん3人連れが、賑やかにやって来て、日本語で高山烏龍茶とお茶菓子を頼んでいた。
諦めかけていた目的が果たせたので、会計の際に店員さんに伝えようと思い、「旅行の目的の一つが九份でお茶を飲む事だったんです。」と言ったが、さすがに日本語で複雑な言葉は伝わらないようだった。
説明の日本語が余りに流暢だったので油断したが、あれは決まり文句なのかも知れない。
「最高だ。」
「謝謝!」
人によってはなにを今さらという内容だろうけど。このゲームの第一印象は「理解力たけぇなおい」だった。
本家と言っていい艦これーー艦船擬人化はその前からあるけど、ゲーム的にーーのデザインをなぞりながらも、上手くアレンジしている、という感心だ。アメリカの航空母艦が野球のピッチャー風だったり、旗のような飛行甲板だったり(これは戦艦少女のほうが先ぽいけど一度もやったことがないのでちょっと脇に置いておく。好きな人ごめんよ)、あるいはミリオタ的こだわりより見栄えのするデフォルメを優先したんだろうなぁというアレンジもある。正直ドイツ艦の艤装とかかなりツボだ。
日本のアニメや漫画のパロディ、ネタがあちこち唐突に散りばめられているなど、良くも悪くも同人的な節操のなさは、人によっては面白く感じるだろう。
他にも、プレイヤーの分身たる指揮官が、はっきり「年少の男」「少年」と描写されているなど、間口を広く取るという点ではかえって壁になりそうなとこもさらっと飛び越えてくる。お前らそんなおねショタ好きか。
睦月・如月のデザインなんていろいろアウトである。なんだあれ。少年指揮官だけど画面の向こうの日本人はロリペド野郎ってか。その通りだよ!
ケモミミ・妖怪化も、まことしやかに「お上に配慮した結果」と語られているのを見るけど、理由はなんにせよ、こっち方面のオタクなら「ミリ方面でケモミミ……あぁスト魔女か。空と海とはいえ被ってるかな」ってなると思うし(なるよね? ならない?)、艦船擬人化で一国家まるまるケモミミ・妖怪化という発想は、むしろ難易度が高いのではないか。
なんというか、キャラクターデザインやその配置にも、文法とか文脈みたいのがあってある程度共有されているのだと思うけど、そこから外れたものを出されたとき、「異国感」みたいのを感じるわけで。しかしこのゲームでは、ガワは完璧日本の二次元キャラしているせいで(むしろウケる画風という点では非常にハイレベル)、「なにこの、なに?」みたいになる。世界観やキャラデザだけを見る限り、戦艦少女が越えていなかったラインをあっさり越えてきた、という印象だ。
原爆ネタなんて爆弾仕込みながらこれを堂々と日本で出してくるというのは、一種の強みではないかとすら思う。しかもメチャシコエロい。林檎仕事しろ。
今さらなに言ってんだ、艦これが出てから何年経ってると思ってんだ、という話でもある。
これまで、海外のオタクたちの「もう日本人じゃねーか!」という言動を楽しんできたし、絵描きのひとりとして、ピクシブなどで海外ユーザーの実力は毎日のように目にしている。同人ゲーム・フリーゲームあさりのなかで、向こうの人たちが作るモノのすごさも理解しているつもりだった。
が、どれも同人止まりだったのだ。あるいはSteamや戦艦少女や鋼鉄のワルツ(これは戦車だけど)とかぐらいだったのだ。日本のアプリストアでセールスランキング5位に入るものなんて初めて見たのだ。上記の大陸産ゲームが艦これフォロワー的に人類共通の敵と戦う内容で知る人ぞ知るポジションだったのに対し、連合国側で日本の艦船ボコるゲームが大ブレイク。これは読めねえ。
艦これ最初期プレイヤーのひとりでもあるけど(だいぶ放置してるので胸張って提督とは言いづらいが)、このゲームに対してはいまのとこ肯定的だ。
世界観や内容だって、そりゃ向こうで日本中心の艦船ゲームなんて出せないでしょと思えば、そして深海棲艦的な黒幕がいて、最終的には連合国と枢軸国側が手を取り合って黒幕に挑む的流れになるんだろうなという予想を持てる限り、ある程度の納得もある。3-4掘りで飛龍ちゃんボコボコにしてると、ふと「……うん?」と我に帰る瞬間はあるものの、いつだって日本中心の世界観に浸っていたいというほどナショナリズムのなかで生きてはいない。
そもそも自国だろうが他国だろうが現実に存在し数多の命が関わったものを美少女化して半裸にひん剥いてる時点で、あまり偉そうに言えたもんでもない。
……が。それでも言い表せないもやっとした印象もたしかにあると、言っておかなきゃいけない。
まだ言葉にできないのでこれには書かないけれど、このゲームに触れて、咀嚼しきれない何かが芽生えたとだけは記しておきたい。それがこのゲーム固有のものなのか、それとも違うのか、いまはそれすら判然としないけれど、いつかそれを言葉にできるまで考え続ける、という決意とともにここまでとする。
あれは俺が20歳ごろだろうか、あの頃の俺はカラムーチョとかカラプルコとか味が濃い系のスナック菓子が大好きだった。
そしてたどり着いたのがスナイダーズ(ピザ味)。しかし、ピザ味は数年後販売終了となり、記憶の彼方にある味は薄れてしまい、ここで書き表すことは出来ない。
そして、40歳となった俺はカラムーチョ(細切り)の大袋を一袋食うと軽い吐き気が催す程に老化し、スナック菓子許容量もわずかなものとなってしまった。
そんな俺に残された最後の駄菓子大陸はスナイダーズ(チーズ味)だ。
チーズパウダーをギュウギュウ詰めにして、砕いた硬いクッキーにめり込ませてあるアイツ。指で食べるとヌルヌルのパウダーが粘土のように指にまとわりつく。小袋を一袋食べると、歯間ブラシを使わないと翌日までチーズ味を堪能(ドルツで磨いて飛ばすけど)させてくれる。400g入りの大袋を買って数日楽しませてくれる最後の砦だった。(ちょっと前まで大箱だったが、何故か大袋に変わってた)
そして、昨日ドンキで、いつもは100円オーバーのスナイダーズ(チーズ味)が90何円だったから買ったわけよ。
で、今日食べたわけさ。
ひとくち食べて違和感を感じたね。なーんか、味が薄い。何かが足りない。食べ進むに連れ違和感は膨らんで行く。
従来は舶来物の輸入菓子によくある、英語+日本語のシールのパッケージだったのが、ALL日本語でそして「明治 国産」の文字。
そして食えば食うほどに俺は理解した。
俺の好きなスナイダーズ(チーズ味)は死んだ。ここにあるのは、しょっぱいだけのチーズパウダーがかかったただのクッキーであると。(小袋を一袋食い終わる頃には舌がしょっぱくて、サラダ煎餅食った後みたいになった。)あの、濃厚なチーズパウダーは無く、魂を抜かれたチーズ風味の何かでしかない。
1902年の日英同盟を「1901年にはまだ締結されてない」ってそんな一年の差にこだわる話でもないだろ。
或いは南阿(南アフリカ)に、北米に、或いは欧洲大陸に、英国が出師戦闘(出兵、戦争)をなすごとに、我が国が送兵するとせば、いかに財政余裕あり軍備充実するにせよ、ついに一国を挙げて破産せざるを得ず。
こんな感じだったらしく、
批判的な論調ではあるが「イギリスの求めに応じてアメリカ含め世界各地で戦闘を行う可能性がある」としているわけで、
「日本はもう立派な先進国だから利害に応じて他の列強と衝突することはありうる」くらいのことは考えられていたとみなすべきでは。
三国干渉とかあったし「どの列強とも友好でとても戦争なんて考えられない」なんて雰囲気ではないよね。
もちろん一次大戦前なので総力戦の恐ろしさは分かっていなかっただろうし、さらにその後にイギリスと手を切ってドイツと結ぶことになるとは予想しないにしても。