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はてなキーワード: 何だかとは

2018-05-30

ADHDって彼女に伝えるべき?

いや、彼女のことを思ったら伝えるべきなんだろうけどさ、結婚したい子供欲しいって言ってるし。

高い確率遺伝するってこと伝えたら、もう別れる未来しか見えんわ。

はー、、、

自己中野郎ってコメントで叩かれる未来しか予想できないのになんで増田に書いてんだろ……

【追記】

頭でわかってても、女の人はこう思うよって意見他人から言われるとズシンときますね。でも結局、自分本位しか考えられないので、「わたしのこと信用してなかったんだ!」とか思われても、いやこっちの気持ちもっと理解しろよとしか思えないんですよね。だって、「こっちはずっと悩みっぱなしだったんだよ!!!」としか思えないので。

あと話したら話したで、重たい雰囲気になる未来しか予想できないので何だかなぁと。こんな重たい雰囲気になるならやっぱ話さなければよかったのではとも思うだろうし。

まあでも、長い関係を続けたいと思うなら、相手が不利になることはできるだけ早めに話した方がいいんでしょうね。後々、隠してたことがバレたりしたらそれこそ最悪な結果にしかならないだろうし。

あーつら。

相手立場で考えてるだけで結婚するなと言われてる気がするし、自分リスクしかない存在であるって気がするわ。いや、そりゃ定形の方よりはずっと高いんでしょうけども。

【追記2】

書いてる間にさらコメント来てたわ。

極端な優生思想の方のコメントは置いといて、自分の子供うんぬんに関しては、生きるのってわりと辛いしこんな地獄を味あわせるために産みたくないなーと思うけど、相手が望むならある程度の思考停止開き直りで産めばいーだろと思ってる。金が潤沢にあるって前提がない限り、考えれば考えただけ子供なんて産むもんじゃないという結論に至っちゃうので。

とりあえず、十分な睡眠とってからまた考えます。皆さん、コメントありがとうー。

2018-05-29

過去駄文

私はどのような人間になりたいのだろう。

学問にばかり興味があり、それにのみ没頭するのは何だかまらないように感じる。

世俗のことに囚われてばかりも薄っぺらいから嫌だ。

自分のことを、何かの啓発本に載っているような「目的をもち人生の充足を感じる人間」に落とし込むのは嫌な気がした。

それは、いわゆる青臭さであり、第何次かのイヤイヤ期であるのかもしれない。

何回イヤイヤ期を経れば私は幼子から大人へと進化するのだろう。

いきなりその飛躍を求めるのは、あまりにも不自然だろうか。

万物に秀でたいのか。

かに劣等感を持ちたくないのか。

そのためには、全てにおいて人より上でなければならないのか。

あれでは勝てないけど、自分にはこれがあるからいい、とは思えないのか。

自分は嫌に幼い。

そのくせ妙に大人ぶる。

賢そうに振る舞おうとする。

それが無様だ。

しかし、周りに賢いだの秀でているだの思われるのが常であるような気になっている。

実際今まではそうだった。

しかし今や自分は○大生だ。

周りの方が圧倒的にレベルが高い。

生半可、半分もないだろうと思うほどの気持ちと、かけらもない努力の量で、学者になりたいなどとほざく。

そのことへの罪悪感。

切迫感。

そしてそれから逃れるように現実逃避

自分には、この道しかないように思われるのに。

学者になりたいという人間は、皆勉強が好きで、得意で、積極的に動けて、自分はこれが得意というある程度の自負があり、しかし自負が誇大にならぬよう、常に自分がその分野ではどこに立っているのかを弁えている。

本当か?

と、思っているからこのざまだ。

自分選択肢は、まだ残っている。

義務だの破棄だのしいるから、ないように思ってがんじがらめだ。

自分の速度でいいから、進まなくてはいけない。

背伸びした速度では、何も身に付かず結局遠回りだ。

一冊でいい。一章でいい。

本を読み進めるべきだ。

音楽聴いてもいい、途中で休憩して遊んでもいい。

結局自分に課しているのは自分で、責めているのも自分で、脅しているのも自分しかない。

誰もお前に正しいことは教えてくれない。

適切なもの提示してくれない。

トライアンドエラーしか、それは分かり得ない。

これもまた、やる気になるおまじない程度で、自分の期待を裏切るのかもしれない。

それでも進まなくては。

進むことであり、伸ばすことはついてくることだ。

自分は成長しない人間かもしれない。

才能などないかもしれない。

可能性などハナから無かったのかもしれない。

それを神様が選んだだの、自分特別人間だだの言うのは、いい加減やめてしまえ。

結果だ。お前の考える物語は、見てきた物語は、後付けの、それの説明しかないんだ。

そんなものがはじめからあるのではない。

そう思うしかない。

anond:20180529134538

今でいう放置子だよね。

ガチネグレクト家庭だな。

まともな家の子とは付き合えないから、似たような放置子同士で溜まってたのか。

何だかなあ……

2018-05-28

全てを女のせいにする

少子化になったのは、女が悪い

結婚率が減ったのも、女が悪い

収入が減ったのも、女が悪い

不景気になったのも、女が悪い

俺が非モテなのも、女が悪い

俺がぶつかるのも、女が悪い

何もかもが女のせい。僕のせいじゃない。

女にぶつかりに行くのも、僕は悪くない。女が悪い。

何だかモラハラの考えっぽいな。

[] #56-7「斜向かい過去

≪ 前

何はともあれ、これで俺たち兄弟が熱中したパズルゲームは終わりだ。

ということで、今回の話もこれで終わり

……というわけにもいかいか

俺と弟はそれで良くても、ムカイさんの十数年かけたパズルゲームはまだ終わっていないのだから

最初は経過を観察することにした。そしてオマエを知る者、近しい者たちから情報を得ようと」

ムカイさんにそんなつもりはないのかもしれないが、何だかストーカーみたいだな。

「分かったのは、オマエも現在は戦っていないということだった」

あなたと同じ。“戦う理由”がなくなったから」

「オマエと戦ったワレには分かる。お前は一時的ではあっても、戦いに生きる存在となっていた。『理由がない』というのは、戦いをやめる条件としては不十分だ」

「……生憎、その条件が何なのかは、あなた自身じゃなきゃ導き出せない。“協力”ならしてもいいけど」

何だか不穏な空気流れる

嫌な予感がしてきたぞ。

「ワレに答えを委ねることが、どういうことになるか分かっているのか?」

場所を移しましょうか。結局は“慣れた方法”が、答えにたどり着くには近道だもの

ああ、やっぱり、そういう展開が来るのか。

ムカイさんにとって、わずかに残された“戦う理由”は、俺の母との決着だ。

避けられない運命、ってやつなのだろう。


母とムカイさんの、十数年越しの決着をつける戦いが、いま始まった。

ムカイさんは戦闘用のプログラムAIが切り離されていたため動きが鈍い。

母は長年のブランクと、体が昔と違って戦闘用ではないため、ムカイさんに決定打を与えることができない。

勝負拮抗していた

そして……俺は真面目に解説するのが馬鹿らしくなってきていた。

最近とある将棋漫画を読んだのを思い出す。

勝負の内容はフワフワしていて、どっちが有利か不利か、漠然とした説明で進んでいく。

雰囲気で話は進んでいると感じたが、それを悪いことだとは思わない。

将棋の内容を現実テレビ番組のように解説されても困る。

将棋にそこまで詳しくない人間はついていけないし、詳しい人間ならもっと実用的な指南書を求めるはずだ。

まり、俺が言いたいのは、そういうことだ。

この戦いを、詳細に捉える意義はない。

「随分と弱くなったな。昔のオマエ相手なら、既にワレは戦闘不能になっていただろう」

「今の私は、日々の生活家族と過ごせることが何より大事なの。あなたと戦うための武装必要ない。それだと、子供たちを抱き締められないもの

母とムカイさんのセリフ応酬が、傍から見ているとむず痒くて、マトモに聞いていられない。

弟はガキだから現実離れしたバトル展開に興奮しており、父はまあ一応は当事者の一人ってことになっているので真剣に見守っている。

あなたも当時より随分と弱くなったじゃない。戦闘用じゃないパーツがいくつかあるようだけど」

「……色々な場所で、色々なことをした。当然、あの頃のパーツもガタがくる。現地の自称メカニックどもに、その度にパーツを変えられた。いつ使うのか、よく分からない機能もつけやがる」

「でも、あなたは今もそれを捨てていない。なぜだと思う?」

AIを改造されたのかもな……そんなことができるほど、腕のいい奴はいなかったと記憶しているが」

あなたAIが元から優秀なら、特別技術はいらないの。“心”ってのは、そういうものあなたがこうやって律儀に周りを巻き込まないよう戦っていることも、これまで旅をして培ってきたことも、そして今こうして私と話をしていることも、ね」

「“心”……? 機械のワレがか?」

話は見えてこないが、なんだかまとめに入っているってのは分かる。

ムカイさんのAIが、求めていた答えを導きだしたようだ。

「……もういい、降参だ。ワレには“戦わない理由”がある」

どうやら、戦いはムカイさんの負けで終わったようだ。

だが、そこに敗北感も、不完全燃焼感も漂っていなかった。


…………

戦うために生まれたムカイさんにとって、「戦う理由がない」という条件は、戦いをやめる理由としては不十分だった。

からムカイさんに必要だったのは“戦う理由”ではなく、“戦わない理由”だった。

それが具体的に何なのかは俺にはうかがい知れない。

だが、いずれにしろムカイさんにとって、戦うことよりも大事理由だったのだろう。

今でもムカイさんは向かいに住んでいて、まあそれなりに仲良くやっている。

俺と弟はというと、母のよもやま話を以前より少しだけ真面目に聞くようになった。

今でも俺は、家族からといって全てを知りたいとも、知るべきだとも思っていない。

それでも、理解しようとする程度の信頼はあった方がいいとは思ったんだ。。

(#56-おわり)

2018-05-26

anond:20180526143610

同期(男)は、馬鹿にはしてるけど別に嫌いではないよ。なんか付き合いも何だかんだであるわけだし。いい大人から嫌い!絶交!とかしないし。

そもそもあいつと付き合うかぁ」って言われてんだから馬鹿にされてもしょうがないっしょ。

2018-05-25

anond:20180525215904

月々一万円だか何だかのクソみてーな額を払いたくない雑魚増田文句言ってるんだろ?

お前がそんなレベルの貧民だから嫁も心配になって保険かけたいんだろ

カスしか言えんわ

安倍は安パイじゃないだろうか

何だかんだみんな任せきりで安心してる。

セックスでスベるのがこわい

今までの人生自分童貞を散々ネタにしてきた。お笑いになればいいと思っていた。

案外焦りのようなものはなくてこんな人生でもいいでしょと割り切っていたが、最近あることに不安を覚えた。

これは散々童貞ネタにしてきたお笑い意識の高いピエロが仮にセックスをする場合の話。

仮定の話には付き合ってられないという方はどうぞお帰りください。

セックスをする際の誘い文句や導入部分の会話、やりとりをどうすればいいのか分からない。

あとはふるまいとかも分からない。

どうしてもセックスをしている自分想像できない。

場の雰囲気セックススネークインする姿、本能を爆発させ暴走する様、どれも自分に似合わない。

もしそれらをしたとしてもそれは仮の自分を演じているとしか考えられない。

しかし、そのようなセックスできる自分を演じず、素の自分セックスしたとき

セックス中にスベる気がしてならない

ここで自分セックスでスベるプロセスを記したい。

1、何かしらする

2、言葉を発する

3、その言葉と素の自分とのギャップに耐えられず自分で笑う

4、それを見て、相手が「は?」となる

5、スベる

もしくは

1、なにかしらする

2、お笑い意識が働いて変なことを言っちゃうやっちゃう

3、相手が「は?」となる

4、スベる

これはもうほぼ確実に起きると思う。もう、自分セックスしているだけで何だか面白い気がしてくる。「おいおい、俺セックスしちゃってるよ~散々童貞ネタにしてきたくせに~」みたいな。

童貞をこじらせるとここまで頭がおかしくなるのか。我ながら驚きである

これを解決するのは前述のように完璧セックスをする仮の自分を演じなければいけない。ただ演じるのはセックスをするときだけではないのだろう。相手といるときは常に演じなければいけないような気がする。

いやいや無理無理だ。そんな演じられない。

今まで生きてきて出来上がった自分を変えるのはもはや不可能だ。劣等感からまれピエロを切り捨て新しい自分になることもできない。誰からも愛されない自分が生んだピエロを切り捨てるなんてあまりにも残酷だ。

きっとこうなったのもこれまでの人生で「セックスが似合わない自分になるような選択」をしてきたからだろう。

性欲と理性とお笑いバランスおかしくなるような生き方をしてきたからだろう。

セックス以前に異性と付き合うことすら「お前、異性と付き合う気あったんかい!」とセルフツッコミしてしまいそうだ。

自意識過剰と言ってしまえばそれでお終いかもしれませんが、自意識過剰なやつに「お前自意識過剰だぞ」と言っても何にもならない。具体的な解決方法を知っている。もしくはセックスバカウケする方法をご存知な方はコメントにお書きください。お願いします。

もはや、普通AVじゃなくてお笑い芸人がセックスをしている様子を見たくなってきた。おそらく色んな感情が混ざってめちゃくちゃおしろい気がする。「あいつ、セックス普通だな!」みたいな。

こんなことを書くから、どんどんセックスが似合わなくなるんだろうな。

P.S.このことについて割と真剣に悩んでいて風俗に行ってプロの方に相談するかと考えていたが「セックスでスベるのがこわい」と言っても(ローションプレイをご所望かな)と思われるだけなのでやめた。

車のディーラーって点検に持って行くと、

なんであんな面倒くさそうにするんだろうなーって。

自分から案内の点検来てねってお知らせのハガキ出してるくせに。

そんでもって、事前にこの日に行くからって予約の電話してるのに。

ほんと面倒くさそうな対応で見てて何だかなぁーっておもう。

カー用品のお店の方がなんかよっぽど親身に点検とかしてくれる感じがするし、

ほんとディーラーってなんであんなところが多いわけ?

2018-05-24

十三番目より愛を込めて

その人は、真面目で成績も優秀、周囲から敬意を表されている。

その人は、常に人に優しく、周囲を和ませ、耳を傾けさせる話術と相応の知識量を身につけている。

その人は、SNSでも才能を認められて多くの支持者を持っている。

から見ても非の打ち所がない。

そんな、まるで神様の様な人間なのだ

その人は当然暴言や傷付くような言葉を吐かない。

機嫌が悪い時に人に八つ当たりをするなんて以ての外。

人の心の上に胡座をかいて弄ぶ真似だって、それに潮時が来たからといって掌を返すような真似だって当然しない。

ただ、「私以外の人間」には。

いつか、その人とこんなやり取りをした。

「言いふらせば良いじゃない!その人さんってこんなに嫌な奴なのよ、って!(ユーザー名)さんって実はこんな人間なのよ、って!」

ーそんな事、するつもりもない。しようと考えたことすらない。

「だろうね、だって私はお前がそんな事を絶対にしないってわかってて言ったのだからね!」

その人はこのやり取りを忘れている事だろう。

いや、このやり取りだけの問題ではない。

私に言った暴言無意識の心無い言葉も、私に八つ当たりした時間も、

一晩眠れば綺麗に忘れる。

そうしてまた、清浄人間に還って私の前に現れる。

その人は私に「怒る事」を禁じている。

また、その人は私の「自分にされた事を覚え続けてしまう事」を嫌がる。

だって、お前といると何だか私がどんどん悪い人間だと刺されているような気持ちになるんだもの

その人という清浄な器官を清浄に、正常に保つためには私は余りにも異質だという事なのだろう。

気付くものなど要らない。

聖典は清く正しい事だけ書いてあるものけが残ればいい。

裏切り者は要らない。

つの日か、その人は私にある短編を読む事を進めてきた。

主人公が私に似ていると言って、清らかに笑いながら。

その短編名前は「駆け込み訴え」。

ユダキリストを密告する話。

誰よりもキリストを恨み、誰よりもキリストを愛し、誰よりもキリストを敬っていた。

そして誰よりもキリスト失望したユダ告白を書いている。

その人はその短編笑顔で進め、差し出してきた。

それは私がその人に告白した日のことだった。

友達としていて欲しい

その言葉に救済されながら、今日も過ごしている。

だが、確かに持っていたはずの慕情が、少しずつ黒く大きくなっていくのを感じる。私は少しずつ「ユダ」になってゆく。

ーお前個人価値などないよ。

以前その人に言われた言葉だ。

今もなお、言われた日からずっと私の心に染み付いてやまない言葉

どの染みよりも濃く、深く染み付いてやまない言葉だ。

私はその人に訴えた事がある。

「消えてくれないんだ」と。

するとその人は私を睨みながら

過去の私が言った事に、それを知らない今の私にどう責任を取れば良いというのか。どうも出来ないししたくもない。勝手病院にでも行ってくれ。」

また、その人と犯罪者についての話になった時、その人が

「正しい倫理観を身につけて、ある日ニュースで痛ましい事件報道を見て酷い、とか可哀想と思った瞬間に自分も同等かそれ以上のことをした事に気付いて絶望して欲しいよね」

と言った時、私はその人の片腹に刺すように返した。

言葉暴力いじめハラスメントなんかもそうだよね」

私にとって責任賠償意味がなかったのだと、その時気付いた。

全ては自覚して欲しいがためだと。

その人の清らかさを信じてやまない人に知られたところで私の胸中の告白意味をなさない。

その人に許され、その人の慈愛を甘受する私の抱える汚れた福音書世間一般倫理においてどれだけ異端かを、私は自覚している。

その人に許されているというだけで喜んで受け入れた幾多の我儘も暴言も、呑み込んだ怒りも染みこんだ異端の一頁を、ここに流そうと思う。

いつかその人がこれを見て、その清らかさを持って私の醜さと共に

己の醜さを自覚して絶望する事を願って。

[] #56-3「斜向かい過去

≪ 前

弟の方は、ムカイさんに踏み込んだ話をした。

「ムカイさんってさあ、何で母さんのことよく聞いてくるんだ?」

俺が慎重に立ち回ろうとしているのがバカらしくなるくらい、ド直球の質問だ。

急がば回れ”とはよく言うが、それは回り道がどこにあるか分かっている人間言葉であり、弟にそんなものはない。

「知り合いだ……昔のな」

しかし、多少リスクはあっても、駆け引き排除したことによるリターンも否定できない。

今回はそれが功を奏し、意外にもムカイさんはすんなりと答えた。

もっとも、あっちが覚えているとは思わんがな」

ムカイさんは続けてそう言った。

何だか妙だ。

さっきも説明したが、母の記憶は綺麗に整頓されており、しまってさえあればすぐに引き出せる。

もしムカイさんの言うとおり知り合いだというのなら、数秒程度の面識しかなくても母は覚えているはずだ。

「知り合いって、いつ、どこで出会ったの? 詳しく!」

「なぜ、お前らに、そこまで言わねばならんのだ」

だって自分母親のことだもん」

「それが、何か関係あるのか?」

弟は更に追及しようとするが、ムカイさんは突き放すように断った。

「なんだったら、母さんと直接会って、話してみたらいいじゃん」

「それは、お前が決めることじゃない」

ムカイさんの言葉には血が通っていないように思えるが、主張自体は一理ある。

なぜなら、ムカイさんと母の間に何らかの過去があったとして、その物語に俺たちは登場していない。

俺たちに話す義理道理も、あるようで、ないわけだ。

知的好奇心を満たす以上の意義を提示できず、ムカイさんにその気がない時点で、話は終わりなんだ。


…………

仕方なく、俺たちは現時点で集まったピースだけでも、はめておくことにした。

「母さんは、ムカイさんのことを覚えているような覚えていないような……つまり記憶曖昧らしい」

「ムカイさんは母さんと『昔の知り合い』だと言ってたけど、『覚えていないだろう』とも言ってた」

漠然とした情報だったが、二人の主張は矛盾していない。

パズルの完成絵は分からないが、少なくともピース自体は合っているわけだ。

「母さんが覚えていないってのが謎なんだよな」

メモリ故障してんのかな。だとしても、腑に落ちないけど……」

結局のところ、俺たちが分からないのは、そこだった。

母の記憶力は絶対だ。

覚えているか、覚えていないかそもそも記憶にないかでハッキリしている。

もし、何らかの理由で脳から記憶が完全に飛んでいたら、ムカイさんについては「知らない」と答えるはずなんだ。

曖昧な答え方はしない。

俺たちはそこが引っかかって、十数分間ほど同じ議論を繰り返した。

平行線を辿り、どうしても先に進めなかった。

かといって、これ以上はピースも揃いそうにない。

完全な打ち止めだ。

しかし、俺たちは気づいていなかった。

実はこの時点で、完成絵の“あたり”をつけることは可能な段階になっていたことに。

ピースはあるのに、パズルのやり方が下手くそだったのが原因だったんだ。

次 ≫

2018-05-21

anond:20180521204938

ひどい発言

あなたの言いたいことは大筋理解できたが、それでも

他人批判するなら理論理性的最後まで責任をもって行動するべきだ。

中途半端に持論とわけのわからない比喩を用いて匂わすだけでまったく中身が見えない。あなたクレームが「社会悪である確信しているようだが、本当にその言葉責任が持てるのですか?

大筋があっていようが少しでも間違えばあなただって「嘘つき」だし、下手をすれば名誉棄損ですよ。

事実ここには主観的一方的コメントも多く残されていますし、増田だか何だか知らないが人としてそれでいいのですか?

そもそもクレーム害悪ととらえるのは結構だが、クレームはもともと批判のものではないし、自分けが日本のすべてを知っているような語り口は傲慢ではないですか。学者だって経済活動のすべては知らないというのに。

とにかくこんな不完全な文章をもとに他者批判するべきではないと、ここを読まれた方に強く主張します。

anond:20180521184903

ひどい発言

あなたの言いたいことは大筋理解できたが、それでも

他人批判するなら理論理性的最後まで責任をもって行動するべきだ。

中途半端に持論とわけのわからない比喩を用いて匂わすだけでまったく中身が見えない。あなたファンが「自殺幇助である確信しているようだが、本当にその言葉責任が持てるのですか?

大筋があっていようが少しでも間違えばあなただって「嘘つき」だし、下手をすれば名誉棄損ですよ。

事実ここには主観的一方的コメントも多く残されていますし、増田だか何だか知らないが人としてそれでいいのですか?

そもそも登山スポーツととらえるのは結構だが、山はもともと登山のものではないし、自分らだけが山のすべてを知っているような語り口は傲慢ではないですか。医者だって人間の体のすべては知らないというのに。

とにかくこんな不完全な文章をもとに他者批判するべきではないと、ここを読まれた方に強く主張します。

万引き家族」の英題

邦題の「万引き家族」というのも何だか小作品ぽくって惹かれにくいと思っていたが、英題は「Shoplifters」だって。これじゃ「万引き犯たち」という意味合いしかなく、肝心の「家族」表現できておらず、ダメ英題ではないか

anond:20180521012739

本当にコンプレックスなら隠して生きろよ

何だかんだ言って細い体型利用して

そういうファッションしてるだろ

2018-05-18

2018/05/18 アイドルマスターMR 千早主演公演第1部、2部の感想  その3/3

https://anond.hatelabo.jp/20180518235504 の続きです

長くなったので、途中から再開です

全体の構成

2018/5/18に開催された「THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSICGROOVE☆」の如月千早主演公演第1部,第2部に参加してきました。12日の主演公演第3部で体調不良を押してライブを行った千早の、その後の体調や回復心配されていましたが、上記2公演では超完全復活とはいたらなくともしっかりとした歌声披露し無事に公演を成功させました。今回はまともな口コミレポート作成し、今後の展開を応援するためにも全体的な内容と感想をまとめたいと思います


※注意※

・公演の詳細に触れますので内容を知りたくない方はご注意ください。


構成

●公演の概要

MR公演に感じた魅力

ユニットパート感想

MCソロパート感想1部公演

MCソロパート感想2部公演

MR課題

MCソロパート感想2部公演

1曲目の「arucadia」

私はあまりにも千早の体調が心配だったので神経尖らせながら聴いたのですが、二ヶ所くらいちょっとだけ気になるところがありました。でもそれだけです。

すごい敏感になったやつが、何かそういった兆しがないかと思いながら聴いてもそれだけです。

たぶん始めてきた人たちは、ぜんぜん気にならなかっただろうし、歌もバッチリ歌えてました。

一つ前にも書きましたが、彼女は今、自分が実現できる表現と言うものを熟知していて、それによって舞台を十分に表現したのです。


衝撃のスタートからMC

千早鼻歌交じりの登場。そして口ずさむ曲は「ハロー*ランチタイム」。

私は感動のあまり崩れ落ちそうになりました。

先ほどリクエストがあったけど歌えなかった曲、それを彼女は歌いながら登場したのです。

先ほどのPがまた居たかは分からないですが、少なくとも連続して参加していたPは彼女が、また来てくれるかも知れないあのPのために歌ってくれたと分かったはずです。


ランチタイムと言うことでお昼ご飯の話をし始める千早

彼女ハヤシライスを食べたらしいということで私の夕食は決定しました。

久しぶりに食べましたが結構おいしいですね。自分でつくるのは大変なのでなかなか手が出ないですが。


さて、歌リクエストタイムですが今回も「二人で決めたトリの曲はなんだったか」という話でプロデューサーとやり取りします。

1人目のPは青い鳥選択。良い判断だ。

ここで千早青い鳥を少しキーを落として歌いました。

それでも、ラストの伸ばしなんかはすごく伸びやかで、音域的に厳しいところがありながらも歌える部分はしっかり声が出ててたという感じなのかなという印象です。

2人目はこっち側の真ん中辺りのこんな格好の…という指定の仕方があだとなり、該当する人が2人になるという事件発生。

じゃんけんでも決着が付かなかったので、二人に聞いてみることになり「眠り姫」と「細氷」が選択されました。

まりにもキレイ選択に皆頷きつつ、千早は細氷をアカペラ歌唱してくれました。

ここでもキーは落として歌っていましたが、最後ロングトーンキレイに伸ばすためだったのかと思います

会場は感動の拍手でした。


その後、千早はいつかこんな風に舞台裏で歌っていたことがあってプロデューサーがそれを黙って聴いてくれていたことがありましたね、と思い出話をしてくれました。

私はアニマスの4話を思い浮かべたのですが、もしかするとアイマス2にそんなシーンがあったりするのでしょうか。

何にせよ千早自分達と歩んできたことに言及してくれるのは何だか感慨深いものでした。

その際ちょっと気になる話があって、実はさっきも裏で歌っていて女性プロデューサーに声をかけてもらったという話を千早は続けました。

舞台裏で何かあったのかもしれませんが女性プロデューサーというのが誰なのかちょっと気になりました(りっちゃんじゃないです今日舞台に立ってるので)

自意識過剰な私はそのあたりでなんとなくざわざわしていたのですが、その後彼女プロデューサー舞台に立って歌ったらおかしいよねみたいな話もしていました。

変に動揺したせいでまた会話のデティールを思い出せないのですが、なんとなく先日の私の発言と重なる部分があっていろんな意味ちょっとどきどきしました。


衣装選択は安定のディーバ水着

今回は舞台上に合った謎の小包を開けてみるとそこに水着が発ったという展開でした。

投票ではほぼ半々という展開で、千早もなんだかんだ水着もありか?見たいな反応だったのでドキドキしたのですが、最後千早がやっぱりディーバしますね!と元気に選択

プロデューサーがイタズラで用意した水着には騙されないぞ!といっている彼女キュートでした。


最後の激励の一言でJの18番Pが指名され、「全力でいけ!」と応援したのですがなんと千早は「全力だけでは分からいから、ちゃんと指示するまで待ちます!」とPを追い込む!

うまい言葉が出てこず窮するPを会場が応援するというなんともほほえましい事態になりました。

最後は「歌唱力振り絞れ」と言う言葉千早も「あの曲は全部出さないと歌えない」と納得し、彼女ラストの曲へと向かうのでした。


1部もそうでしたが2部の千早もなんとなくめんどくさい返答や千早リアクションはありながらも、どこかかわいらしくやさしい千早が観られました。

これは結構他では見られない貴重なタイプ千早であり、その魅力は私を含む多くの人々の心をより強くつかんだでしょう。


全力で挑むべき曲へ

「眠り姫」も高音部に調整を入れたりはせず、キッチリと歌いきりました。

私はまた地蔵になって聴いていました。

所謂、圧倒的歌唱力による空間を揺るがす表現とは違いましたが、丁寧で情緒あふれる表現力の行き届いた歌声は高い技術を感じさせるものでした。

それが彼女特有の「魂にくる」タイプの歌い方だったので、私は余計に感動し、より強固な地蔵となるのでした。


最後挨拶こちらは本当の機材トラブルが発生してしまい、千早がまだ言いたいことがある途中で、舞台が暗転してしまいました。

プロデューサーどこにいますか?」と戸惑う千早の声があり、しばらくすると光が戻ったのですが、千早最後挨拶を言うそタイミング音響スイッチングに不具合が発生したのか、断続的に眠り姫のイントロけが連続して流れ、千早の声が聴けなくなってしまいました。

ただ、本当に最後最後には千早の声も聞こえるようになり、「これからプロデュースお願いします」という挨拶は受け取ることが出来ました。


MR課題

私としてはお金時間の許す限り(千早の公演に限らず)何度でも足を運びたいと思わせるイベントでした。

ただ、少しぐらいは課題にも触れないとレポートっぽくないのでいくつか気になった部分に言及します。


奥行きの限界

奥行きがあり前後フォーメーションを変えるダンスは躍動感があって魅力のひとつといえますが、まだその幅はかなり狭いようです。

具体的には前列、後列の選択肢ぐらいしかなく、その列の間もさほど余裕があるわけではなく前列のアイドルのすぐ後ろに後列のアイドルがいるといった遠近感でした。

そう考えると5人でちょっと疎な円になるといったゲームでよくあるタイプフォーメーションを組むのはかなり先の課題となりそうです。

ただ、キャラクター単体の立体感は十分表現されており、ソロやスタ→トスタ→などのデュエットではほぼ気にならず、トリオ場合も動きによっては若干狭さを感じるぐらいだったので、人数が多いとき課題といえそうです

その意味でも、DMMVRシアターでは、同時五人が限界だと思います現在の公演も同時に躍るのは5人が上限)。

また、角度が強いと若干見えかたが平面的になる気もしました。

"角度が強い"というのは前のほうの列の右端から舞台の向かって左端を見たときといった感じです。


表情の問題

ユニットパート音源も固定でゲーム流用なので表情も豊かなのですが、今回の千早ソロについてはあまり表情に変化が見られなかった用に思います

歌った曲が歌った曲なので千早の歌の性質に合わせたのかどうかまでは分からないですが、リアルタイムで毎回変わる生の歌に対してモデルの表情を合わせるのは難しいのかもしれません。

特に今回の千早の公演では私自身、同じ歌に対する表現方法の幅を感じたので、実際に表情までリンクさせる(最低でも不自然な表情にならない)というところまでもっていくには壁がありそうです


幸か不幸か、これに気づいたのは前から5列目ぐらいで参加した第2部が初めてでしたので、真ん中より後ろのほうだともしかするとそこまで表情そのものをつぶさに観察することなく楽しめる可能性は有ります

たぶん、気にしてみようとすれば会場も大きくないのでそれなりに認識できると思いますが。


モーションの描画が遅延する

ごくまれに動きがカクついて見えるときがありました。あれは明らかに描画遅延が起こっているのでソフトウェアハードウェアかの技術的な壁たと思いますMR性質上避けられない類のものではない)

なのでこの辺りは修正がんばっていただきたいですね。


MRライブ技術

2部ラスト音響切り替えトラブルマシントラブルと言うよりヒューマンエラーだったような気がします。

特に暗転から復帰後のトラブル対処法をミスって二次被害を出した風にも見えます

これについてはそもそもMRライブ技術者がいるのかと言う話になりそうです。

たぶん人数も少なければ熟達した人が居るといえるほど分野全体の歴史が長くないのではないかと思うのでここはわれわれが支えてMR業界を潤わせるしかないでしょう。

最後

18日の1部、2部公演に参加し、12日に抱いた複雑な感情千早に落ち着かせてもらえた気がします。

かわいらしい彼女出会えて、すばらしい歌声を聴けて、本当にうれしくなり、感動し、安心しました。

18日の公演に参加する以前とはまた別の意味で、絶対にこの舞台をまた続ける機会を創りたいと思うようになりました。

ありがとう千早あなたは素敵です。

切実に単位が欲しかったあの頃

目名近代文学の達成B 1

レポート名称講義全体の感想

 私はもともと自ら進んで本を読むタイプではなく、現代文の授業も退屈に全く聞いていなかったので、何だか難しそうである日本近代文学というものも全く知らずに生きてきました。文学部とは反対に、実益価値を置く商学部においてこのような人は多いと思います。それにも関わらず本講義を受講したのは、就活という制約のために労力をそれほどかけることができないという条件に合致し、次に近代文学に触れる可能性のない人生というのは少々勿体無いのものではないかと考え、何か読み始めるためのきっかけになるかもと興味が得られたためです。

 この授業はそういう文学初心者には丁度いいものだったように感じます。扱う題材も文豪たちの探偵小説からということで、ある程度プロットがしっかりしていて初心者にもとっつきやすものでした。また先生もそういう人たちに配慮して少しでも興味を持てるように工夫して授業を行なっていたように思います。大量のパワポの準備や、足を使って村を訪れるなど、手を抜かないところも好印象でした。作品や作者に対する解説解釈も一歩踏み込んだものが多く、ここまで深い読みがあるのかと感心することも多かったです。

 そのおかげか、小中高とあれだけ現代文の授業を毛嫌いしていた私にとっても、この講義面白く興味深いものとなりました。と同時に、ある小説の一篇を長時間かけて解説させられる普遍的現代文の授業スタイルますます害悪のように思えてきました。

 またレポートを提出させ、優秀なものプリントにして共有するというのも良かったです。私の字数を埋めただけのようなレポートに比べて、同じ学生でもなんて中身のあるレポートを書くのかと刺激を受けることもありました。特に氾の妻についてのプロ顔負けの自作小説には驚きました。私も一度くらいプリントに載るようなレポートを書いてみたい気持ちもあったように思いますが、そもそもこれまで二回しかレポートを提出できていないので気のせいだったかもしれません。

 そういえば最近、私は講義を受けていなかったらまず読んでいなかった春琴抄を非常に面白く読み進めています。どうやら講義を受けるにあたって近代文学を知るきっかけにしたいという思いは気のせいではなかったようです。あとは単位さえ得られれば当初の目標をほぼ完璧に達成することができそうです。よろしくお願いいたします。

提出日時:2012/01/30 00:27

あの現象って何て言うんですか?

ビジネスモデル確立してから法が整備される現象って何て言うんですか?

Airbnb とかuberとか今までなかったサービスを開始して、何だか法に触れてるような気がするんだけど、でもあまり流行りすぎて、[みんな使ってるよね]って状態になると、慌てて新たな法を整備する現象

Googleとかも当てはまるかな。著作権より個人情報とか検索可能になってしまって後から法が整備される感じ。著作権とかまだ曖昧だけど。

なんか良い言葉あります

anond:20180518152621

天使ちゃんだか何だか特に関係ないでしょ。

普通の人がやっても、誰がやっても、気持ち悪いもんは気持ち悪い。

それが平等

2018-05-17

anond:20180517100931

性的搾取って何だかわかって言及してるんだろうか

それとも単に苛ついてイチャモンつけにきてんのか

どーっち?

2018-05-16

ゆりしぃ引退感情の一部を見つけたオタクの話

よぉオタク、よく来たな。

え?何で読み手オタク呼ばわりするのかって?

そりゃタイトルオタクなんて入ってるのにわざわざ読んでるようなのは

いかなる理由があってもオタクだろうさ。

.

さて、attention!

そう、pixivlogかによくあるあれだ。オタクよろしく頼む

.

・このエントリにはガルライブ5thの両日ネタバレが含まれます

オタク独りよがり解釈が含まれます

オタク独白がメインです

・例え話がアニメネタで、ネタバレを食らうかもしれません

・流れでラブライブの話もしま

・一発書きなので多分誤字脱字がある(恥ずかしくて通読してない)

・なんでも大丈夫な方のみどうぞ

・無理そうな方は無理せずブラウザバックして、どうぞ。




さて、それでは話を始めます

.

私は昔から感情の薄い人間でした。

はいっても感情が無かったわけではありません。

悲しむこともあったし、怒ることもあったし、楽しくなることだって、感動することだってありました。

ただ、小学校低学年を過ぎてから、泣かなくなりました。

CLANNADの汐みたいに、「泣いていいのは~」みたいなのを決めてたわけでもありません。

ただ、とにかく、何か起きても概ね因果関係を把握してしまい、Aが起きたなら結果はBだ、というように世の中を処理するようになりました。

オタクなのでアニメ見たり映画見たりするのですが、「あ、ここ泣き所だな?」みたいな所で

定まった型のような感動を味わおうとする、そんな風な性格をしています

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さて、そんな私の過去ですが、物心いたこから捻たタイプ百合厨でした。

わざわざ百合と銘打って検索し始めたのは少女セクト見てからのような気もしますが、

それ以前の私は女子プロレスキャットファイト的興奮を素で覚えるような人間だったので、

嗜好としては推して知るべきといったところでしょう。

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一方で成績も悪くなく、本が好きデブとしてオタクの例に漏れインドア派の青春を送っていた私は吹部にそれを捧げます

バイエル程度のピアノを履修したことのある私にとって、吹部はい場所でした。田舎だったので周りのレベルが低く、

演奏技術として課されるノルマ相対的に低かったので、熱くなることもなく、無難な日々を過ごしていたと言えるでしょう。

感情に疎いので、コンクールの結果も概ね予想通りだなくらいの感想しかなく

――そりゃ金賞取ったら嬉しかったですし、銅賞なら悲しみもしました。でもそれはメンツレベル推し測ることができるものです――

ユーフォ一期一話の久美子ちゃんみたいに、「あ、皆悔しかったら泣くのか」みたいな感想を持つような人間でした。

まぁそれは今も変わってないのですが。

.

そうやって生きてきた感情の薄いオタクは、――まどマギ見て胸がいっぱいになって人生で初めて感動で泣きそうになったりしましたが――

大学受験に失敗し、ラブライブ出会います。あ、ガルパのサービス開始はオタク大学に入ってしばらく経ってからなのでもうちょっとかかるよ。

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高校で悪い友人に音ゲーを仕込まれオタクは、project DIVAにのめり込みます

extendを一日2~3時間くらいやってたのであえなく浪人LPのあるゲームなら大丈夫やろと安易スクフェスに手を出します。

浪人期の私にとって、スクフェス勉強を除けば全てでした。リズムゲー、三話で現実を見るアニメ二次創作無限供給される百合

オタクオタクたる所以がそこには三つの柱として屹立していました。ちなみにデレステサービス開始一年前とかの話です。

オタクラブライブを認めた理由は多岐に渡りますが、大きく三つ、曲と「演者である」というアニメの見せ方とライブです。

曲はスクフェスやってたので無限に聞き込みました。結果、メチャクチャ好きになりました。

アニメは三話が全てでした。オタクは吹部だったので、幕が上がった瞬間に、あれだけの宣伝をしたにもかかわらず客がいないその絶望共感することができたのです。

このときオタクは思い出していました。

自分たちの初めての演奏会、そんなに凄いものじゃなかったことは分かっていたけれど、やはりお客さんが少ないことに一抹の悲しみを覚えたことを。

理屈では分かっていても、目に見えて人が居ない、というのは堪えるものです。シンデレラガールズNG披露目回での未央ちゃんの反応も納得です。

そこを乗り越えてライブをするμ's二年生の姿に共感と誇らしさのようなものを覚えて、かつて一話切りしたアニメを見始めました。

ストーリー死ぬほど面白かったか、と言われると人によって意見が分かれるところですが(いつもの私なら茶化してつまらなさを弄るところです)、

どうしても穂乃果ちゃんから逃げきることができず、オタクは穂乃果ちゃんオタクになります

普段の私からすると元気おバカ、それも主人公にハマるなんてひっくり返っても起こらないことです。

そして何気なく見てたyoutubeで、オタクラブライブライブ映像を目にします。

始めは何気なしにアニメライブか、程度で見ていたのですが、オタク気づきます中の人マジでパフォーマンスしていることに。

ラブライブアニソンの例に漏れ歌唱難易度が高く、その上ライブではもともとアニメーションとして動いているダンス再現しています

このヤバいことを同時にやってのける凄い人たちがいる――。オタクはいよいよラブライブオタクになりました。

しかし時は5thライブ直前、ラブライブオタクとして日々思索するうちに、パフォーマーとしてのμ'sの中の人の体力的限界問題について考えるようになりました。

アニメ二期の流れ、μ'sが実は5周年を迎えていること、そういった諸々を鑑みたオタクは、μ'sの引退を予見し、取り乱し始めます

結局、6thがファイナルとなった訳ですが、オタクは再受験に失敗し、μ'sが終わるという現実にも上手く対応できず、

それまで全て歌えたラブライブ楽曲も、PSYCHIC FIRE以降、把握してるかすらも怪しいまでになります

そうして、初めてコンテンツ興隆寿命なんてものに触れたオタクは色々な感情を整理できないままラブライブから疎遠になっていきました。

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さて、ラブライブ疎遠期のオタクですがデレステやってました。CoolP、主にかえみゆPとして性懲りもなくスマホ音ゲーに手を出し、沼に浸かる日々です。

あ、ナナシスは曲が好きです。WUGは未履修です。すまない。アイカツは一番古いOPEDしか知りませんが適当に聞く曲が大体好きなので大丈夫そうですね。

プリパラ3Dのやべー奴だしアイドル事変も未履修ですすまない。何を書いているんだ私は。

とりあえず大学に進学し、サークルに授業に忙しいオタクは、またしても感情を動かさなくなりました。人並みの情動はあれど芯が動くことはない、そんな感じでしょうか。

二次創作百合に手を出し、癒され、適宜アニメ干渉するような生活でした。そうしてリア充と言えなくもない時期を過ごし、

他人からホントヤバいやつ」扱いされぬよう感情を覚え、心の外縁でそれが機能してるようなふりすることがちょっとずつできるようになっていきました。

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そんなあるときガルパの配信が始まり、少ししてからオタクの好きな曲がいっぱい収録されていることを知って、オタクは徐々にガルパをやるようになります

大体半年くらい経った頃でしょうか。オタクキョン子、久美子を始めとするクーデレのような何か(久美子は解釈が分かれるところでしょうね)が好きなので、

奥沢君が推しになります。その一方で曲の割合はポピパとRoseliaがメインなので自然とそれを聞くようになりました。配信サービスに乗っかってたのが大きい。

オタク音楽趣味ですが、F、Δ、7といったマクロスが履修済み、シンフォギア(履修中)の曲が好きすぎてパチンコを打つといった具合なので、

大ヒットしたのはRoseliaでした。今も昔も推し奥沢君ですし、バンドとしては昔のアフロ推しから一転、箱推しになりましたがそれはそれとしてRoseliaめっちゃ好きです。

Roseliaの何が好きって、Re:bitrth dayです。バンドストーリー本編最終話から再生の曲、何度聞いても胸が熱くなります

dearestに似た浮遊感すら感じますし、もはやロボットアニメ最終話主人公覚醒シーンとかでかけた方がいいんじゃない?みたいな妄想もよくしてました。

とまあ、いつものようにオタ活に励んでいたわけですが、Roseliaプレイリストを聞くうちに、またうっかり好きな曲が増えました。

ここでようやく登場する本題、陽だまりロードナイトです。attention含めて3500字近い何かになってきましたね。なげぇよ。

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さておき、もともと私はこの曲のサビが大好きでした。今までのRoseliaの曲から一転、ボーカルの友希那を包むようなコーラス

片方が主旋律で片方がハモりのはずなのですが、どうしても主旋律が二つあるように聞こえます普段、好きな曲はある程度聞いたら歌えるようになるのですが、

この「どっちが主旋律か分からない問題」のせいでオタクは久々に一人で歌えない歌に出会いました。しかオタクはこれはこの曲の良さだと素直に受け止めます

それから、忙しさにかまけてRoseliaへの解釈リサゆきメインの百合厨にそれをゆだねる日々を送っていましたが、その中でリサ姉はRoselia精神的支柱だという気付きを得ます

そして友人のゆりしぃオタクから引退の報を聞きます。この友人、プロジェクト東京ドールズガルパにめちゃんこハマっており、それはまぁゆりしぃオタクなのでした。

引退。よくあることですね。ラブライブオタクとしてμ'sの実質的引退経験した身としては、来るべきゆりしぃロストに向けて色々と語る友人に昔の自分を重ねつつ、

Roseliaメンバー中の人が一人交代するのか、位に捉えていました。オタクFGOエンジョイ勢だったので丁度FGOでのマシュみたいなもんかな?といった感じです。

このオタクホント感情の動かなさが種田さんにも高橋さんにも失礼だな?ともあれゆりしぃ引退を聞いた時はそんな印象でした。心の外縁が悲しんでいる様子。

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それから暫くして、ラッキーボーイだったゆりしぃオタクの友人から吉報が届きますガルライブ5thに当たったから一緒に行かね?と。いやほんとこいつ神だな?

ラブライブしか知らなかった頃と違い、大学に行くために実家を出たオタクは、物理的にライブ参戦が可能になっていました。もちろんOKの返事を出します。

もともと田舎出身貧乏学生だったオタクにはライブ参戦という発想がそもそも無く、何もかもが初めてでした。オタクの知っているライブは、youtube公式が上げている

映像か、親切な友人等が貸してくれる円盤かのどちらかでした。そもそもOKした時はワンチャン黒沢さんが出るんか?みたいな印象でした。いやHPくらい見ろよ当時の私。

ラッキーボーイ友人のラッキーは流石に両日は保たず、day2が近所でLVとなりました。その時の私は「初日遠征、二日目がLVRoselia」くらいの認識だったと思います

許せ、リアルがごたごたしとったんや。そうしてライブの週になってようやくライブの中身を把握し、ポピパとRoseliaの聞き込みを始めます。一月前からちょいちょいやってたけどね。

その週、気の利くラッキーボーイGiGSを読ませてくれて、Anfangを貸してくれました。おまけにAnfang付属Roselia1stライブまで見せてくれました。ほんまいい奴やな……。

これが幾つもある今回のタイトルの原因のうち、最大のものでした。

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GiGSに載ってたのはRoselia中の人達が本気で楽器をやっていることの証明でした。吹部だったのでジャンルは違いますが、書いてあることは大体分かります

全ての楽器の詳細な設定とか、横でそれの担当の奴が弄ってたな……。なんて読みながら感慨にふけりました。そしてその全てはたった一年で為されたのです。一年

かつて私の部活にもいたのですが、途中から入部して毎日本気で練習して、最高のパフォーマンスをこなす凄い奴。横でその軌跡の一端を眺めてたからよく分かります

Roseliaは考え得る最高の教育を、最高の形で受け取って、そして最高の形でそれを昇華したんだということを心にすっと感じました。芯に、真っすぐ感情が入ってきたのは久しぶりでした。

そして見せてもらった1stライブ中の人たちのキャラを知るには十分でした。あいあいぽんこつだし、くどはるはアクが強い。めぐちは良い人だし明坂さんはりんりん。

そしてゆりしぃリサでした。まごうことな今井リサでした。ツッコムトークを回すわリサゆきだわでオタクRoselia中の人たちにもメロメロでした。

キャラ作ってるのは知ってますが、そんなことはキャラとしてのRoseliaに、そして中の人としてのRoseliaメロメロオタクにはあまり関係ありません。

というか罹りたくて罹っている催眠が解けるはずないじゃないですか。そんなことより、これはパフォーマーとしてめちゃくちゃ優秀だということの裏返しだということにしましょう。

こうやってライブ数日前、私の中でRoseliaは完全にRoseliaとなりました。

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さて、ライブ当日です。一日目の遠征は最高でした。Light Delightのサビのサーチライト演出とかほんま神だったしポピパの中の人新曲への熱意が凄かったしでオタク普通に楽しんでいました。

ここで、オタクはかなりの感傷に浸ります何となく生きてきた人生とは、全力でパフォーマンスする演者による素晴らしいパフォーマンスとは、そして自分とは――。

ポプテピピックの「明日死んじゃったらどうする?」状態です。今までの情動しかない人生に比べて無限に大きな感情がやって来た。処理しきれなくてバグっていました。

そうして帰りの夜行バスの中で最後に落ちてきた風船を眺めながら、パフォーマンスライブとしてのラブライブちゃんと終わらせてなかった、

ラブライブから逃げ出してしまっていたのかもしれない、というところまで何とか思考が帰ってきました。このぐちゃぐちゃと感動、感傷、とにかく感情のすべてを解くカギとして、

幕張から持って帰ってきた風船は捨てずにとっておこう、なんてことを考えていました。そう、遠征一日目はこんな感情だったのです。外縁で処理しきれることも多かった一日目でしたが、

それでもかつて心の中心に居た何かを呼ぶには十分だったのです。

.

そして二日目、LVでした。始まる前からゆりしぃ引退が頭をよぎり、「今日はタダじゃ帰れないな」と気が気でなかったような思いがありました。

何事もなくライブは進み、そして陽だまりロードナイトが掛かりました。どこか冷めた自分が、「お、陽だまりロードナイトだ」と心の中で平坦に言ったような気がしています

Bメロでもうダメでした。

.

声となって

表情となって

導いてくれる

やさしい人よ

.

リサ姉はほんとにそんな人なんです。こんなにも長い間音楽と触れ合ってきて、歌詞のすべてが心の芯まで揺らしていたのは、人生で初めてのことでした。

.

二番に入り、

.

離れていても 帰る場所がある

どんな時でも 傍にいてくれた

.

Aメロリサであるゆりしぃことなんだな、というのがさっき心にやって来た衝撃以上の共感となって、瞬時に理解できました。

たとえRoseliaパフォーマーとしては離れることになっても、ゆりしぃにとってRoseliaは帰る場所であることができるし、

Roseliaメンバーにとって、ゆりしぃリサとして、ゆりしぃとしていつだってRoseliaに居たんだ、そんなことを思いました。

.

太陽となって

月となって

照らしてく

つよい人よ

.

陽だまりロードナイトを聞くとき、これはリサの歌だと思ってたんですけど、ライブでここが流れたのを聞いた瞬間にその思いは少し変化しました。

Roseliaベーシストとして、太陽のようにファンの前で、Roseliaの中で輝いてきたリサとしてのゆりしぃが、

これからRoseliaとして表舞台に立つことはないけれどメンバーの心を照らし続けるように、Roseliaに、そしてファンの中に残り続ける。そんなことを思いました。

.

この曲では、語り手が「語り掛ける相手」が居て、二回出てきますがどちらもリサを想定することができます

.

ます魔法のように 囁いたの

あなたがいれば、怖くないよ」

.

.

名前を呼ぶ声

こんなにも特別な事だと

想い あふれてゆく

.

です。文字通り、リサが、ゆりしぃがいればもう怖くないし、たとえそれがRoseliaのなかであってもそうでなくとも、という感情がやって来ました。

これからいなくなってしまゆりしぃが呼んでいた誰かの名前Roseliaメンバーが呼んでいたゆりしぃを呼ぶ声。その一つ一つが、全て特別ものだったんだよ、と語り掛けてくるようでした。

.

最後は、全てのファンメンバーからリサへの、ゆりしぃへの「感謝を…」

カーマインの海の波間で、たくさんの感情や思いが奔流となって

2018-05-14

萌え絵ダメなんじゃなくて結局オタクキモイからだと思う

ここ最近萌え絵が受け付けないとか気持ち悪いと軽く炎上してた案件あったと思うけれど

あれは結局オタク気持ち悪いに行き着くんだよね

まあその萌え絵もそのキモオタが描いてるんだからキモさがにじみ出てるってのもあるんだろうけど

オタクが自ら撒いた種なわけよ、萌えとか一回も俺は言った事ないし当時から気持ち悪い言葉だなぁって思ってた

俺がアイドル受け付けないのも結局はそのファン気持ち悪いわけよ

そのファンに囲まれてちやほやされてるアイドル気持ち悪く見えてくる

ただ絵描きの方は何だかんだで人と接する機会多いから外面に気を使ってる人は増えてきたので

イラストの横にその作者の写真でも貼ればいいんじゃないかな野菜農家写真があると

この人が作ったんだなと安心感が生まれるようにこのキモくない人が描いたんだねって安心感も出て

その絵を見る目が変わるんじゃないだろうか写真貼れない人は公共の場でのイラスト掲示は一切禁止にして

人目につかない所、地下とかそういうマーケットイラストを売り出すとかにすればいいんじゃないかな

そうすれば世界平和に保たれて皆にとってハッピーになれるはずだ

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