はてなキーワード: パートタイムとは
なんで180時間なんだよ。俺より頭悪いのか?
フルタイムで働いてる正社員なら8時間×20日で160時間換算だろ。
そんなことはわかってるっとてばwwww
バカを超えているのか?
時給ベースで上げたところで、パートタイムを雇ってるコンビニオーナーとか飲食店オーナーが大変になるだけだろ。
そこから切り離して、フルタイムの最低賃金を18万とか20万円とかにすれば、コンビニバイトは1000円/時のまま大幅に変化させられるだろ。
俺ェはバカだからわかんねえンだけどよ、どうして最低賃金ってのは時給換算なんだ?
あれ上げても、アルバイトの時給ばっかり上がって月給もらってる正社員の時給が上がらねえじゃん。
もう何年もずっと上げてみて実証されてるから、全員わかるだろ?
月給で雇用契約結ぶときの最低月給ってのを別途定めるんじゃあダメなのか?
平均18日以上出勤させる前提で雇用するとき(または事実そのようになったとき)は、月給の方の最低月給を払わないといけないってルールにしたらダメなのか?
パートタイムの給与ばっかり良くなって、フルタイムの(正社員以外の雇用形態は色々あるにしても実質的フルタイムの)賃金をガンガン上げないとダメだろ。
低賃金パートタイムを救えないとか問題はあるかもしれないけど、1つの方法ですべてを解決する必要はないんだから、経済にガツンと効くようにフルタイム労働者なのに低賃金って人を減らすのが良いだろ。
なんでそうしないんだ?
noteをザッピングしていると、ある作家志望の人の記事が出てきた。
今までフルタイムの高校教師をやっていたが、今年からパートタイムの教師になり、作家を目指すというのだ。
まあ作家を目指すことじたいは別にいいのだが、びっくりしたのがその動機。
今の高校生が小説を読まないから、高校生に小説を読ませるために、自分が小説を書いて小説家になりたい。
私が今まで見てきた作家ワナビーというのは、好きなことを仕事にしたい、お金持ちになってタワマン住みたい、有名になってちやほやされてオフパコしたい、とかの「自分が何々したい」という人たちばかりだっだ。
普通の市民社会で生きていて、自分が何々したい、なりたいとの欲望を持つことは普通だし、それが資本主義の原動力になっていると思うが、人に何々させたいとの欲望を抱くことはほとんどないんじゃないかと思う。
また作家になるためには出版社主催の新人賞を取ったり、小説投稿サイトでランキング上位になったりすることが必要だが、そのためには、選考委員や読者の趣味嗜好を分析しつつ、楽しんでもらえるためにはどうしたらいいか、相手の欲望に自分が合わせることが重要になる。
教師をやっているような人たちは、人に何々させたいとの欲望を当然のように持っていて、それは生徒に指示命令することを仕事でやっているからそうなったのか、もともと歪んだ人が教師になるのか、どちらにしろ教師は人間が歪んでいるなあと思った。
「子育てに金がかかりすぎる」というのは、「子供を持つことでフルタイム共働きが困難になり家計の収入が激減する」ということでしょ。機会費用を含んでるわけ。
家庭からフルタイム正社員が1人いなくなって主婦や扶養範囲のパートタイム労働者になったら、家計のトータルの収入は1億〜2億は減る。これに加えて、子供がいることで広い家が必要になり住居費が上がるか安い郊外への引越しで通勤時間等の機会費用が発生する。これも金額化するなら数千万円くらいになるだろう。合計1億5千万〜って感じだ。
低学歴で元々の収入が低いとしても、1億5000万が7500万になるくらいの話であって、大幅に収入が減ることに変わりはないんだよね。
https://www.youtube.com/watch?v=QenlcLkuNJk
こうなれたらいいんだけどねぇ…。
ちょうどよくパートタイムで続けやすい仕事と、周りから強要されない人間関係があればいいんだけどね
うつの原因がわかったところで、うつを治すまでのステップでその環境を確保できるかどうかはまるっきり別。
例えば、人間関係がうつの原因だったとして、その原因が親だったり、同郷の旧友だとしたら?
正解がわかったところで、その通りにならないか、大鉈を振るう必要が出てくるから人生はムズい
https://www.youtube.com/watch?v=4WhUO2V6y2c
「もしかして、程よく(ここ重要)頭悪い部分があったほうが受かる?」って思った。
ガチで頭悪い人だったり、感情的になりすぎちゃう人はさすがに通らないよ?
ここで言いたいのは『面接は減点法のテストみたいに考えると逆に良くないかも』ってこと。
「欠点を全部ケアしようとすると、それもそれで自慢話っぽく聞こえたり、会話のフックがなくなったり、印象に残らないよ」というね
「学校のテストやスキルを磨くことにはある程度順応できるが、社会とか異性とかあまりにも感情的すぎてついていけない作品を見ると、思考力が空回りする人」
が陥りやすい罠です。
自分が採点される側だと、無個性・心を開いていない人・相手に興味のない人に映る。
逆に、採点する側の時は、整合性のないモノを覗き込んでしまうと、それまで積み上げられてきた論理性やぶっ脈をどこまで信じていいかわからなくなってシャットアウトしてしまう。
これ、一部の人にとても当てはまる
なんで自分がこういう思考になったかと言うと…矛盾の多い毒親とか、ニュースで見かける政治家や言うことが二転三転するメディアを見て
「ああはなりたくない」
でも、「エモい」の基準は人それぞれで…矛盾してるほど振り切ってる方がいい人もいる
私、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画を見て
って嫌いになったり、天気の子のハチャメチャっぷりがもう整合性ガン無視に見えた時に
って思っちゃったんです。
何が言いたいかというと、
「人間が他の動物と違う知恵や技能を身に着けたのは、感情を抑えることができるから」
なんだが、
「動物らしいコミュニケーションの部分を残してたり、むしろ突き抜けてたりする人もいるから、必要な時は野生を思い出して、論理性に偏りすぎないようにしましょ」
ってこと
https://www.youtube.com/watch?v=SgWMyZHoUzY
これ、普段なら別段やらないんだが…こと状況次第ではやらないといけない状況というのがある。
自分で「ドヤァ」と思ってなくても(自分のできることって上には上がいると思ってることばかりなので、「俺にしてはがんばった」ぐらいにしか思ってない)、それが自慢に聞こえて、第一印象が悪くなるケースとかって普通にあるんですよ。
「そう見えないようにする」の
人間って動物だから、「文脈・資料・説明を読め」「公平に判断しろ」と言っても、世界はそういう風にできてない。
結局は第一印象だったり、自分の思い込みや「穢れ」に位置する感情は絶対に変えたくなかったり、色々あるの。
こういう思い上がったやつが多いから首都圏に住んでると疲れるんだよ…。
私は年収350万でいわゆるエッセンシャルワーカーをしてたけど、妊娠を期にマイホームを企て郊外に引っ越し、通えなくなり産休前に退職した。
夫の稼ぎだけでやっていけるし、少ないが結婚前の貯金もあった。
しばらくは育児に専念し、落ち着いたら転居先で就活をして、決まれば保育園探し?…そのあたりの順番はよく分かってなかったけど、まあ何とかなるだろうと思っていた。
その間、奨学金は貯金から返していた。借金してるのに貯金って…と思われるかもしれないけど、低年収で借金返済を最優先にして、手元に現金が全然ない状況は怖すぎるので、少しは残していたんだ。
間にコロナがあって焦ったけど、何とかなった。今はフルタイム勤務で前職と同業の仕事をしている。子どもは保育園に入れた。
私の年収は大幅に下がった。280万くらいか。この地域で、前職と同じ給与水準の職場がなかった。また業界全体がコロナ禍の影響で業績が下がっており、賞与がほとんど出ず、まだ回復できていないのもある。
という一途を辿る中、夫は働き続けておりスキルアップもしているので、年収は上がり続けている。
それでも出産前と比べると世帯年収としては伸び悩んでいる。私が下がったので。家計は私が足を引っ張っているのである。
それでも、社会は私を働くママとして認めてくれているように感じる。子どもは良い保育園に入れたし、職場も育児都合による急な休みや遅刻を受け入れてくれる(引かれるものは当然引かれるけど)。
むしろ、保育園からの呼び出しなどの緊急対応は夫がメインである。夫の仕事はテレワーク可、私は不可。夫は勤続年数が長く有給数が多く、子の看護休暇なども充実している。私はまだ入ったばかりなので有給数が少なく、中小なので福利厚生はそこまで。
なので夫の方が融通が効く、というのは確かにある。
子どもは、私のことをパパと同じ、働くママって思ってると思う。
だけど夫は気づいてるんだよな。
私が仕事辞めたほうが良いってことに…
結婚前は、共働き家庭で行こうねと話をしていたけど、ここまで効率が悪いパターンもあるのか、とお互い戸惑っている。
私の年収を上げるよりも、私が仕事辞めて夫が全集中したほうが世帯年収上がるスピードは早い気がする。私は体力はあるし、健康もまあ今のところ問題ないので、子育てと家事を私が背負うのも現実的だし。
でもこればっかりは分からんので、賭けになるからサッとは動けない。一馬力で夫が体を壊したら?私が育児ノイローゼになったら?
今の私は正直、家族や自分を食べさせるために働いてるとは言えない。
何のために働いてるかって、将来に備えた家計の足しと、自分のお小遣い、そして奨学金返済のためだ。
あと90万くらい残ってる。これを夫に返してもらうというのはさすがに…と思う。
って聞きたいけど誰にも聞けない。
夫は世間の中では高給取りだけど、我が家は当然いわゆるセレブではない。夫の同僚の奥さんはフルタイム、パートタイム、専業主婦と様々だそうだ。
とりあえず唯一確かな、奨学金を返すかな。夫に頼んで一気に返したほうがいいんだろうけど、それやっちゃったら終わりな気がするんだよな。私個人の借金だし。利子も少ないしコツコツ返して自分の手柄にしたほうが人生全体で考えたら良いような気がする。
夫は二人目もほしいだろうけど、私がまだ就職して1年くらいしか経っていないし、積極的になれない。
明らかに奨学金の返済よりも大切なものを犠牲にしている。私、めちゃくちゃ愚かなんじゃないか?って思う部分もあるけど、なぜか逃げられない。
子育てが大変だなんて産む前から分かっていただろうに、どうして世の母親達はこうも被害者面が激しいんだろうか
それに子供が幼い時期なんて、子育てのうちほんの一時期だろうに…
まぁ、どうせこれを口実にしてもっともっと子持ちを優遇しろと言いたいんだろうが。
「母親たちの「子育て否定感」を取材すると、止まらない少子化の一因が見えてきた。」ってのも、相変わらずズレてるよね
既に子供を産んだ女の声ばかり聞いて、産まない女の声は一向に聞こうとしない
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7f899243383ca3c14e72a128cbcdeb4e2a54786
ベネッセ教育総合研究所では首都圏で乳幼児を育てる保護者を対象に、1995年から約5年ごとに子育てに関する数千名規模の調査を実施してきた。6回目となる今回は2022年3月に東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の0歳6カ月~ 6歳就学前の乳幼児を持つ母親4030名に、webで調査した。
最も顕著だったのは、「子どもを育てるのは楽しくて幸せなことだ」「子育てによって自分も成長している」などの「子育て肯定感」が減少する一方で、「子育て否定感」が大幅に増加していることだ。
「子どもを育てるために我慢ばかりしている」と考える母親は2000年に37.5%を記録し、その後は微増していたが、2015年の40.1%から2022年には60.6%と20.5ポイントも増えていた。
「子どもが煩わしくてイライラしてしまう」母親も70%超いた。
ベネッセによると、15年から22 年にかけての「子育て否定感」の増加は、特に常勤者やパートタイムなど「働く母親」の間で高まっているという。
そもそもリアルタイム系のイベントは女性消費者の方がはるかに多くて、最もわかりやすいものだと映画館は女性客の方が多い。
これは根本的に男性は8:00~18:00は労働に縛られていて、リアルタイムの娯楽を楽しむことが許されていないから。
対して女性は平日の昼間でも娯楽を楽しむことが許されている人が多い。
これは別に女性が働いていないとか言う事ではなく、女性の仕事はパートタイムであったり、専業主婦であったりで時間の融通が利くことが多いから。
1日くらいなら家事を翌日にずらしたりすることがしやすい。要するに女性はフレックスタイムな仕事をしてることが多いわけ。
特に日本では1990年代以降この傾向がすごく強くなって、映画、TVドラマ、観劇、音楽系のライブイベントなどの娯楽は女性消費者主導になってる。
なので、男性にある程度人気のある娯楽は平日でも夜間にスケジュールを組むことができる/やってる娯楽に限られる。
映画は18時以降でもスケジュールを組めるし、スポーツもナイター観戦がある。
こういうスケジュールを組むことでなんとか男性客を引き留めてる。
-----------------------------------------------
‐幕間‐ 35分
※尚、終演予定時間は下記のとおりです。
11時公演 14時5分
13時公演 16時5分
15時30分公演 18時35分
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https://kageki.hankyu.co.jp/news/20230418_005.html
まぁ元々女性向けの演劇だからわかるが、こんなスケジュールで男がどうやって見るんだ?
歌舞伎もそう。
もちろん土日には見れるけど、どうしても客数が限定されてしまう。
しかし男の多そうななんばグランド花月(漫才)のスケジュールは19時スタートの部がある。つまりこれは平日仕事終わりの男の客も捕まえようとしてるのが見て取れる。
https://ngk.yoshimoto.co.jp/schedule/
男向けの演劇の少女☆歌劇 レヴュースタァライトはなんと平日の19時スタートの回がたくさんあるのだ。
https://revuestarlight.com/musical/seiran_bg/
ここから見て取れるのはつまりそもそも主要な演劇は男性客そのものをターゲットに入れてない。
例えばイケメンをずらりとそろえる。女性向けのロマンスを強く打ち出す。
といった感じで。
そこには男性が好むような題材はどこにもない。
男性が好むような女優をメインに打ち出して男性客を取り込むようなこともない。
それによってますます男は遠ざかる。これが演劇に男性客が少ない理由だね。
レヴュースタァライトみたいに男性をターゲットに据えてる演劇はようやく出始めて、それは上で言ったスケジュールを見てもわかるようになんとか男を取り込もうとしてるのがわかる。
話の流れとはあまり関係ないけど、個人的には男性向けの演劇を増やすことで労働者(役者)の側に女性を増やすことができると考えてる。
だって同性愛者が差別されなくなったら別のナニカが差別されるじゃん?
俺はその時に差別される可能性が高い存在なので出来れば同性愛者を差別し続けて欲しいと思ってしまう。
ちなみに
・ブサイク
・ロリコン
・無趣味
・デブ
・体臭キツめ
・ワキガ
・インプラント数多め
・ADHD
・過敏性腸症
・高校中退
・友達0
・こども部屋住
・中学受験組
・無宗教
・アイドル知らない
・テレビ見てない
・Youtuber知らない
・アセトアルデヒド分解力ほぼ0
・運転免許持ってない
です。
既に割りと差別的な目にはあっているので、これが加速するのは耐えられないですね。
同性愛者が差別の受け皿になってくれるならこのままサンドバッグになり続けて欲しい。
次は自分かと思うと怖くて耐えられません
いくら男女平等うんたらかんたらいったって、育児の前には平等なんて言ってらんなくなる
手間がかかる
かけないといけなくなる
ある程度はお金で殴ればいい
殴るのめちゃくちゃ大変だけど
しかし殴れないところが出てくる
子どもに向き合って、子どもの個性に合わせて柔軟にやってかなきゃ行けない時が多かれ少なかれくる
(来なかったらラッキーだったね!選ばれし民だ!)
そういうときは大抵女親が仕事をセーブして対応しているのがいまの日本社会で、たしかにそこを性別のみで括ってお前の稼ぎなんて大したことないんだからセーブしろよ、と切って捨てるような考え方は死に絶えたらいいけれど、とはいえ何かを諦めてでも子どもを全力でフォローしなくちゃいけない場面ってのが実情がどうでもきたらサクっと諦めざるを得ない
そんなこんなでパートタイム勤務とか時短勤務とかにしてもう戻れないな~って感じてる層が奇跡のようにフルタイムに返り咲くみたいな展開にはならないだろうしなるとしたらどっかにしわ寄せがいってんだろなーーーーーとしか思えない
もしそれでも男女ともしっかり働いて子育てもしてほしいなら、多角的に支えて欲しい
行き止まりを作ってこっちにしか行けませ~んあっち行ったら詰むからね~みたいな感じにしないでほしい
限界ですよどっちに向かっても
まじで
パートタイムで1時間を800円で売るほうがまだ全然お得じゃん。
ヒント:扶養
つうか答ですね。
扶養に入ってる人がお金を稼ぎすぎると扶養を外れて損をするというバグが日本にはあります。
そのため扶養に入ってる人は
の二択を常に迫られていることになるわけです。
んでもってまあ扶養の条件っていうのがある意味よく出来ているというか、多くの人が「もうちょっとだけ頑張った場合結果的に損をする」のラインに来るようになっています。
そこを超えるように下手に頑張って、そこでちょうど子供の面倒とかが忙しくなると最悪は損だけして終わるわけです。
なので多くの人は扶養の範囲までで労働を留めておいて、節約やポイ活によって利益を得るわけですね。
「そんなんやるなら最初から働いたほうが良いだろ」の言葉を『募金活動のためと称して駅前で箱を持っている暇そうな大学生や高校生』と同じ頻度で言われている『時間メッチャかけて数円単位の安さを求めて遠くのスーパーに行く主婦』の正体はこれだったんですね。
なるほど、ちゃんと考えれば世の中の不思議には答があるものですね。
ちなみに『募金箱を持ってただ突っ立っているだけの生産性のない時間を過ごしているバイト可能年齢の学生たち』の正体は、「バイトをして募金したよりも募金箱持って立ってましたのほうが内申や就活でポイント増えそうという下心の塊」です。
奴らは普通にクソです。
時期は違うが私も適応障害からの体調不良でしばらくフルタイムで働けなかった。自分語りにはなるけど参考になれば。
身体153cm、当時体重53キロ女、当時20歳(現在28歳)
とにかく疲れやすくて常にぐったりしていた。
夜になると微熱になるし風邪をひきやすくてフルタイムで働けなかった。
血液検査の炎症項目だけ高めだが、医者からは気にするほどじゃないと言われる。
・胃の検査→異常なし
・サプリ類→変わらない
・養命酒→変わらない
・運動→運動すると体調を崩す頻度が増えるので続けられなかった
はじめはパートタイム→週5の7時間→週5の8時間と年単位で徐々に伸ばしていく。私の場合はフルタイムで働かないと生活できなかったのもあるけど…。
まあ、今もなんだかんだ休みがちだし、フルタイムで働けるようになった後自己免疫疾患だとわかって今は働きながら治療中。全身のCTを撮ってないなら撮ってみるのもありかもしれない。
経済学101は非常に素晴らしいサイトで、興味深い記事が多く、よく読ませてもらっていたが、
ノア・スミス氏の記事が出て、「ああ、これはBBCの例の記事への反駁として都合がよくて気持ちよくなる人が多くなりそうだ」と思ったら案の定だった。
「英語の文献引っ張ってくる人は「みんな英語を読まないだろ」と思って都合良く加工してくると思ってつい元を読んでしまう。東京の一人当たりの居住スペースが増えてるのは世帯人数減少によるものと解説が付いてた。」
と、コメントした方や星をつけた方たちのように、なぜか当該のノア・スミスの記事は、非常に都合のよい「日本は停滞してないよとの結論ありき」のデータの用い方と書かれた方をしている。
日本が停滞なんてしてないと反駁したい人には、すぐに飛びつきたきなるような色んなデータを提示した良い記事だろう。
この問題が一見して色んなデータを提示して説得力あるように見えるにはいくつかの手法によるものだ。
かつて日本は数年に渡り一人当たりのGDPが世界1位であり、各種製造業が世界を席巻し、ジャパン・アズ・ナンバーワンなどと自画自賛かつ他国の一部でもそう言ってる時代もあった。
当然、その時は欧米が比較対象だったのだが、興味深いことにノア・スミスの記事では、少子化問題の出生率に関して、東アジアのなかではマシと、先進欧米国との比較ではなく低出生率にあえぐ国との比較を持ってきている。
アメリカやイギリスやフランスやドイツではなく、ことさら出生率の低い東アジアと比較してるのである。
しかもここでは、日本が長期に渡り出生率が低い状態が続いていることが軽視されている。
仮に今年の出生率が劇的に改善しても、今年生まれた人が生産年齢人口に達するのは約20年後である。
台湾や韓国も長いこと出生率が低いが日本よりはまだ短く高齢化がまだ進んでいない。
同じ出生率1.3の国でも、日本のように長く低い傾向が継続している(しかも欧米のように移民によってその傾向をなんとか緩和するような施策を行っていない)国と、
今まさに日本と同じくらいの出生率になった中国や、日本ほどの長い期間でないにせよ低い傾向の続き日本より低い出生率の記録をだしてる台湾や韓国、
これからなるであろう東南アジアの国々とは事態の深刻さが違う。
10年低出生率の国と20年の国、40年の国では、データ上同じ出生率でもまったく影響が違うのに、である。
日本は世界の主要国先進国の中で先駆けて高齢化が進み、他国よりもその状態が長いことそのままの状態・・・つまり、まさに「停滞」してるから他所の国より深刻なのである。
丙午の年のように単年で出生数が激減したとしても、その影響は長いこと低出生率な状態よりもずっと穏やかで、
これから人口ピラミッドが日本のようになるかならないかでは大きな違いが歴然とあるのに、
他の国の、しかも日本がかつてよく日本自身と比較していた欧米ではなく、日本より低出生率の世界最低レベルの出生率の国々と並べて、
「マシだ」などといっても低出生率が長いこと続いて高齢化が進んでいる日本は、停滞していることに違いないのに。
中国や台湾や韓国は日本のように対策を練らないと日本のような停滞期を迎えるが、逆に言えば日本よりもまだ対策に猶予があるといえる。
賢明なユーザーが「世帯人数減少によるものと解説が付いてた。」と書いたように、東京の、一人当たり換算の住居の広さなのだ。
東京は全国平均を大きく下回る一世帯あたり人数になっており、2020年の国勢調査データでは、ついに一世帯あたり2人を割ってしまった。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA24EMY0U1A620C2000000/
ちなみにノア・スミス氏が比較したロンドンのある英国全体では、日本全国及び東京の世帯あたり人数が減少した2003から2013年にかけて世帯人数が2.36から2.37へと微増しており、
なんと、2021年のロンドンの一世帯あたり平均人数は2.5人で、イングランドの中では世帯人数が多い地域になっている。
英国全体では約2.4人なので、大都市ロンドンのほうが全国平均より世帯人数が多いという日本と東京の関係と真逆のデータになっている。
(最も少ないのは金融街のシティ・オブ・ロンドンの1.7である)
家というのは世帯人数が4倍になれば比例して4倍広くなるものでは決してない。
むしろ世帯人数が増えると、世帯で共有する風呂・トイレ・キッチン等々の分、一人当たり換算で狭くなりがちだ
東京で学生時代を過ごしたならその頃とかの一人暮らしのワンルームもしくは1K、1DKの下宿を思い出してほしい。
あるいは、不動産サイトでそういう単身者向けの住居を見てみるといい。
安い木造アパートとかでも25平米前後あるのを見つけられる。狭くても20平米前後だろう。
しかし、両親と子供二人の4人ぐらしで、25の4倍、つまり100平米のところに住んでいる人がどれだけいるだろうか。
中産階級向けの結構いいマンション、就職氷河期のあおりを受けた人間は買えないようなマンションでも80平米前後である。
私が現在住んでる地域の東京の住宅地の一戸建てでも二階建てでそんなもんである。
安いアパートに暮らす単身者と分譲マンションや戸建てを買う人、どちらが裕福かは明らかだが、
家族構成が異なるだけで、一見一人当たりの平米ではマンションや戸建て購入者の子持ち家族のほうが狭くなりがちなのである。
経済産業省がロンドンなどと各国の世界の都市と比較したデータでも、東京は一極集中がますます進んでおるとしており、
しかも学生やら単身のバイト、会社員などが集まり続けて世帯人数がどんどん減っているのだ。
そうすると、一人あたりの住居サイズは広くなるからくりなのである。
次に金融資産の話では、なぜか先進国の中で著しく格差の激しい米国の中央値と比較している。
みなさんも御存知の通り、アメリカは欧米先進国の中でも特に格差の激しい国である。
我々日本人ではあまり目にすることのないような貧困街などがあり、youtubeなどでその一端を目の当たりにすることもできる。
当然そこの中央値は下がる。
参照先のデータでは、日本より経済規模の小さいフランスやイギリスに負けているが、そことは比較しない。
あえて勝てるアメリカを持ち出している。
アメリカに負けたら今度は韓国あたりを持ち出して、ほら、日本はまだ韓国より金融資産多いよと、言い繕えばいいわけだ。
そもそも日本では個人の金融資産が毎年過去最高を更新とか国内ニュースで普通に採り上げられているので驚きもなにもない。
特に高齢者は平均すると金融資産が非常に多いが、持たざるものが圧倒的に多く、高齢者の生活保護受給者はどんどん増えているのが現実である。
多くの高齢生活保護受給者は怠けてたわけではなく、長年あくせく働いてきたが、国民年金だけではどうにもならなかった人たちや病気や怪我で、などが多い。
その結果、社会保険の負担もどんどん上がっているのが現実である。
金融資産が増えてる(特に高齢者は一番資産を持ってる世代!)わけだから、どんどん豊かになってるんだし高齢者向けの社会保障関連費は少なくても大丈夫だよね?なんてことになってないのどころか、
現役世代の負担は増えつづけてるので、ノア・スミス氏がいくら金融資産を持ち出しても、で?それが?って話である。
さらに外国人労働者が増えてるというが、これはアメリカやEU圏内の国民化したりしているような移民とは大きく異なっている。
賢明なはてなユーザーは薄々気づいているだろうが、そう、これは技能実習生らと資格外活動という名のバイトしてる留学生が上昇率の1位と2位を占めた結果なのである。
技能実習生で検索すると技能実習生と外国人労働者は厳密には違います。と出てくるが、
厚生労働省の外国人労働者の現状と呼ばれる資料に技能実習生がしっかり含まれており、
ノア・スミス氏の当該記事に添えられているデータにも下記のソースにMinistry of Health, Labour and Welfareと厚生労働省と書かれているように、
そのグラフは技能実習生と留学生が含まれた厚労省のデータと一致している。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30367.html
上記サイトの 別添2「外国人雇用状況」の届出状況まとめ【本文】(令和4年10月末現在)[PDF形式:1.6MB]を参照
経済成長を遂げた中国からのそれの伸びが鈍化する一方で、近年はベトナムからの技能実習生が急増しており、伸び率も1位、人数でも中国より多くなっている。
そして劣悪な労働環境から逃げ出したベトナム人たちが、かつての中国人のように昨今の外国人犯罪ので多くを占めるようになっている。
技能実習生のみならず、日本語学校問題もはてなの諸賢ならご存知だろう。
ノア・スミス氏の翻訳記事で技能実習生らの大幅な増加によってもたらされたデータが、移民・外国人労働者増加として提示されてるのは失笑するしかないが、
おそらく技能実習生という制度や実情をノア・スミス氏は知らず、データだけ見て「ほら!日本は移民が増えてるよ!進歩してるよ!」って思っちゃったのだろう。
パスポートを取られて管理されたり恋愛禁止とかされてる人らを移民や外国人労働者増加の成果にしてしまうのは実に悲しいことなのだが・・・。
ちなみに異常な低賃金で働かされる技能実習生らが生んだ低コストなモノ・サービスと競合する日本のまっとうな企業は、
そうした低コストなモノ・サービスとのコスト競争を強いられて疲弊し、
市場から撤退をする羽目になるか、自らもブラックな手法に手を染めざるを得なくなるため、まともな日本企業にとっての悪影響が非常に大きい。
ノア・スミス氏はアメリカをの女性就労率を上回っていると書いてるが、ノア・スミス氏の当該記事はなぜ大事なところを書かなかったのだろう?
参照先の英文記事では、
日本の女性はその高い労働参加率に比べて、パートタイムや非正規で働く人がはるかに多いことが書かれている。
つまりは労働生産性が低く、安い労働力として扱われているということだ。
実際に男女間の賃金格差は、OECD平均よりもまだずっと低い。
さらに女性就労率に関する当該の参照先の記事の終わりでは、(女性の相対的にかなり賃金が低いままのためか)女性の就労率の上昇に女性の教育水準の向上が根底にあるとは見いだせず、
日本の公共政策は女性の労働市場への参加を支援するようになったが、これらの改革が女性の労働参加率の上昇と明確な関連を見出すのは困難、と結ばれているが、
ブコメではなぜか政権の手柄やよくやってる!というような意見もいくつか散見されるのは興味深いところである。
しかし、世界の平均成長率、あるいは主要国G7内の平均成長率、あるいはOECD加盟国の平均成長率などを大きく下回る成長を続ければ、
他国に遅れをとり、中国のように一気に抜き去っていかれるのは日本人が骨身にしみているはず。それが停滞だろう。
ちなみにノア・スミス氏が用いなかった日本人の90年からの約30年の肌感覚に近いデータといえば、世帯の所得である。
しっかりと、停滞というか減少してしまっている。
金融資産の中央値はアメリカより多いよ!ってノア・スミス氏に言われても、所得がこんな有様である。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/17/backdata/01-02-01-01.html
また、30代~50代の働き盛り世代の所得が20年前と比較して100万も減少していることがニュースになったのは記憶にあたらしいところ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220303/k10013512681000.html
かつてはアメリカのGDPに迫り、ニュースでは日米貿易摩擦問題が毎日のように流れていたあの頃、
それが台湾や韓国に経済や技術でキャッチアップされ、このまま放置すれば日本以上に深刻な問題を抱えるその台湾や韓国の出生率らと比較して「日本はマシだ」みたいなことを言ってる時点で、
日本は言うほどひどくないって、そこまでハードル下げられるようになったか、と、
やはりあの90年からの日本と比べて明らかに停滞してきた証だなぁと思った。
余談
ちなみにこの手の議論で東京だけを抽出して経済成長してるだとか
高齢者や女性の低賃金労働者を除けば成長してるみたいな意見も時々あって辟易するが、
高齢者東京以外地方もれっきとした日本であり、税や社会保障を分担してるのであって、