はてなキーワード: サークル参加とは
もう取り下げちゃったからどーでもいいことなのかもしれないが。
CF自体はほとんど誰も批判してないし、おそらく前払いする印刷代を用意する方法として有効利用できそうな気はする。ただし、コミケ1週間前に極道入稿するようなサークルでは無理だろうけど。
商業問題については色々出てきている情報によると、同人誌の出版自体にCAMPFIREが絡んでいる可能性がかなり高い。
コミケ自体が商業ベースの漫画大会に対する批判から始まったこともあって、そこで頒布される同人誌はアマチュア色の強い創作物だ。二次創作についても商業誌ではないからこそ原著作権者からお目こぼしを受けている部分も多い。過去にはポケモン同人誌事件やときメモビデオ事件、しまじろう事件などがあったが、今でも二次創作は危うい立場にある。オリジナルであってもその理念に沿ってサークルスペースで法人発行物の頒布はできない。
一応CAMPFIRE側はコメントを出しているが、目標金額に口を出していないとは言いつつ、出版そのものに関わっていないとは言っていない。
そもそも真木氏も同人誌ではなく「雑誌」と書いている。もしかしたら同人誌がどういうもので、一般書籍との違いを分かっていないのかもしれない。同人誌を知らない者がコミケでなにか売ろうとしている、それもオタクのカンに障る部分かもしれない。
事務所に所属する芸能人が写真集を出すとなれば肖像権の問題が出てくる。果たして個人による自費出版は可能なのだろうか。事務所側の内容チェック(もしくは口出し)や版権使用料の支払いなどがあればアマチュアベースの同人誌とは言いづらい。
ちなみにこれまでコミケにサークル参加したプロの方々は、肖像権であればコミケ限定で特別許諾をとったり、その他の権利を侵害しない様配慮しながら本などをつくっている。最近は声優さんや絵描きさんが所属する会社側で参加ルールを設けていたりして趣味としてサークル参加するハードルが低くなってきたようだ。先日の夏コミでも有名な声優さんが島中サークルで普通に売り子していたが、一般参加者も特別扱いせず普通に人が流れていたのが印象深かった。真木氏は権利関係をクリアにできているのだろうか。
プロがプロのルールで作ったものをサークルに持ち込む、これもオタクのカンに障る部分だ。
コミケはサークル、スタッフ、一般参加者が一緒になって作り上げている表現の自由を最大限尊重する「場」である。しかしその「場」を維持するために「自由」と引き換えに参加者には「義務」(ルールといってもいい)が課されている。これを「ムラ」といって批判する者もいるが、そもそも「マーケット」という閉鎖空間なので批判する意味がない。
単に後ろに多くの一般人が付いてくるのが嫌だったんじゃないの。
大体の人が引き連れるファンは場になじむ人か、小規模かどちらかで、荒れにくく、鎮圧しやすい。
ファンの規模と温度感を想像して荒れると思って人々は理由を付けて拒否したんじゃないの?
事務所と揉めてます感や、このまままだと私活動出来なくなるんです、という必死さ?
事務所を通さずに芸名使って活動するのは、フツーにマズイよなあと思った人もいると思う。
実際私はそこが不安だった。他にも出店と書いたのを直さなかったり、申し込み本当にしての?締切とっくに過ぎてるけどとか色々あるけど。
まぁ、受かるかどうかは準備会が判断するだろうと何も言わなかった。
例えばだけど、本名・能年玲奈さんが活動出来ない時期にコミケに出てたら多分歓迎してた人多かったのでは?
本人が売り子する事には何も思わないし、プロ活動してる人がサークル参加してたりするからね。
あんまり分かってなさそうなのに、CF周りが手際が良過ぎて誰かがバックについているのではと警戒されたのは不幸だよね。女優ならそこら辺の知り合いが居てもおかしくないのに。そういう人に唆されたのかもしれないけど。
私個人としては、一松が好きらしいとしか知らず、てっきりそこら辺について語った本を出すのかと思ってたので、ただの写真集なのはガッカリでした。
問題が無いことを問題にしようとしているだけで、
どの批判意見もダブルスタンダードと化していることを文にしたい。
●「コミケは自費出版が当然だ。クラウドファンディングは間違っている。」
既にクラウドファンディングで新刊を出してるサークルは点在しているし、
これを言ってしまうと、一部の合同誌が存在を許されなくなる。
参加者を応募し、参加者同士で製作費を出し合うタイプの合同誌が存在しているのだから
作品を作る能力がなくても作品に費用算出枠として参加することは可能なはずだ。
もし、作品を作る能力が無いなら参加するなとの声があるのなら
一般参加者の存在が危うくなるし、
作品作れる作れないに関わらず同好の参加者だとの理念にも背くことになる。
この批判は共同出資のサークルをコミケから排除することになる。
●「コミケはアマチュアの場だからプロは来るな。」
実の所コミケにはプロが沢山来てるので、
今になってこれを言い出したら多くのサークルが出禁になる。
税金対策の為に法人化してるサークルだって一般ブースで出展しているんだよコミケ。
プロ漫画家の人が漫画を出し、プロアニメーターの人がイラスト集を出し、
プロゲーム製作者がゲームを出しているわけで、
よう子憎しでプロ批判をすれば既存のサークルも一緒になって批判されることになる。
今まで特に大きな問題になったことはない要素を突如問題にするのはズルくないか?
この批判はプロのサークルや法人化サークルを排除することになる。
●「写真集はコミケに相応しくない。ファン層がコミケに相応しくない。」
別にコミケはアニメ漫画ゲームの祭典ではない。
プロ料理人の料理本や、牛肉の写真集なんてものもあるし、
動物の写真集や手作り和紙人形を出品するお爺さんもいる。
それらを無視して女優の写真集はコミケではダメとはおかしな話。
当然一般参加者側もアニメ漫画ゲームだけのオタクしか来ないわけじゃない。鉄道オタクもいればアイドルオタクもいる世界。
何らかの強い好きがあるという意味でオタクと表現するなら、"女優オタク"たちが来ても問題ないはずだ。
勝手に「アニメ漫画ゲームオタクの為のコミケ」にしないで欲しい。
●「コミケのコの字も知らない一般人が雪崩れ込んできたら危ないだろ。」
一理ある話ではあるけど、
オタクであれば初参加でもコミケのルールを守るが、オタクじゃない人はルールを守らないって、
その選民意識は一体どこから来るのか。
漫画目当ての人はコミケに理解があるが、女優目当ての人はコミケに理解が無いって
そんな統計あるんだろうか?無いならただの偏見じゃないか。
「女優目当ての人はオタクに偏見を持ってるに決まってる」っていう偏見じゃないか。
●「ファンイベントでやればいい、コミケでやる必要が無い。」
つまり、大きな名前のある人はコミケに参加するなということだろうか。
例を出すと、東方というジャンルの公式は、既に法人化しているし、商業ルートで外伝出してるし、
東方専用のイベントも行っているわけなのだが、
東方公式はコミケに相応しくないものだからコミケから出ていけとなるのか?
第一コミケでやる必要が無いって、部外者が決めることではない。
二度目になるが、今まで問題なく続いてきたものを突然問題にし、
これがルールだと宣うのはズルくないか?
●「値段が法外すぎるからコミケに来るな。」
30P程度の本で500円とは一般書物からすりゃ法外な値段だが、それでも問題はないはずなのだが。
それを400円にする権利も600円にする権利も、あるのは製作者側だけのはずなのだが。
どんなに安いものでも興味がないなら買わないし、高いものでも自分が欲しいなら買うって世界で、
できるのは興味ないから買わないって程度のことで、値段が高い=コミケから追い出せとは繋がったら、
大手サークルも追い出されなければならなくなるだろう。
●「これがまかり通ったらコミケが芸能人に奪われる。」
多分それはよう子の前にいた芸能人サークルに言うべきだっただろう。
むしろ彼らを皮切りにしていると言っても過言ではないはずだ。
そしてサークル参加者を選ぶのは我々ではなくコミケ運営である。
オタクでも芸能人でも、受かったり受からなかったりするんだから、
コミケが芸能人まみれになることがあるとしてもそれはコミケの判断であり、
言うべきは参加芸能人ではなくコミケ運営になるはずだ。
企業ブースみたいな芸能人ブースはできるかもしれないけど、
それを判断するのもやっぱりコミケの運営側だ。
あと別に芸能人だからって売れるわけでもない。
●「存在がコミケを破壊する可能性がある!」
クリーンなオリジナル写真集を出そうとしてるサークルを危険視するのは
私にはよくわからない。これに声を上げるならもっと別に言う所あるのでは?
まだ問題の起こってないことに、わざわざ悪い未来を想定して
まるで既に問題が起こったかのように騒ぎ立て、
参加辞退したことに対し「惨事を未然に防げた」ように表現するのなら、
コミケの作品の何割が「コミケを破壊しうるもの」扱いされるのか。
二次創作はグレーだし、エロ描写も猥褻描写に引っかかる可能性があるもので、
時々版権元やコミケ運営からNGを食らう作品が出ているわけで、
「惨事を未然に防ぐ」にはこれらにも自粛辞退してもらうのが筋ではないのか。
●「コミケのルールを守れないなら参加はダメだ。」
言ってることは正しいように見えるが、
その実態は突如新たなルールを引っ提げて、特定の相手に押し付けているだけだ。
上記の通り、よう子炎上で言われ出したルールなんてものは、
今まで取り沙汰されることはなかったものだった。
これが今まで本当にずっとそのルールが守られていたのであれば良いが、
既存のサークルは許しながら、新しいものにはお前はダメだと言い張り、
さも昔からそうだったかのようにアピールする歴史修正主義者の戯言だ。
●「なんか嫌だから参加しないでほしい。」
結局"なんか嫌"が不信の元の大半のように感じるのだけど、
変にそれに正当性主張の為の理由付けをしようとして、
いらぬ所にまで攻撃仕掛けていってない?と思う。
"コミケを守る為に"って主語が大きすぎない?
上記の主張を全て正統的なものと認めたら
参加者応募NG、出資参加NG、プロNG、法人サークルNG、
アニメゲーム漫画以外の作品は全てNG、写真集も当然NG、
コミケ検定で合格しなければ参加してはダメ、
個別イベントのあるジャンルはNG、値段は全て一律の基準に則ること、
有名人はNG、少しでも危なそうな作品は全てNG。
てなことになると思うのだけど、
そっちのほうが既存のコミケを破壊する結果を招くんじゃない?
正直に俺が気に食わないだけだと言っておかないと、
コミックマーケットに流れ弾が直撃することになるよ。
オタクは多様な表現に寛容ではなく,自分の好きな表現に寛容ですよと
コミケの”準備会”は多様な表現を守る努力をしてるけど,参加者は……
コミケ準備会としては法人(会社)あるいはそれに準ずる方の参加は明確に断っている,
コミケットはアマチュア、営利を目的としない団体(サークル)、個人のための展示即売会です。基本的に法人(会社)あるいはそれに準ずる方の参加はお断りします。
https://anond.hatelabo.jp/20170828024450
そしてコミケ準備会としては,ダメなことはダメと書くと明言している,
会場・警察との話では、「サークル参加を見合わせてもらう」「黒子関連の本を置かないようにする」だけで、それ以上の強制はしなかった。むしろコスプレはして欲しかったのであえて書かなかった。
https://10den.sakura.ne.jp/zakki_comi/c83-day3b/
よって,これまでクラウドファンディングで資金を集めて参加することを禁止していないのだから,真木さんの参加に問題無いと思います.
ただし,これは”準備会”の声明なので,コミケ”参加者”の意見は異なるかもしれません……
私は,自分の意見の異なる参加者を排除する典型的な例として”逆カプ”問題があると思います.
そうなると、自分の好きなキャラを 「無理解」「誤解」 で動かされているように感じられ、しばしば感情的なトラブルの原因となったり、叩き へと発展してしまったりもします。
http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_gyaku_cp.htm
”逆カプ”問題でトラブルにならないよに,準備会は配置を離すなど(カップリングは明記することが必須)工夫を続けていますが,いまだにしばしばトラブルになるようなことを耳にします.
(正直,私は逆カプでもOKなのですぐ近くに配置してほしいというのが個人的意見ですが……)
なので,コミケ”参加者”の中には自分の意中に沿わない意見を排除する傾向があっても,不思議ではないと思います(あってはいけないことですが……).
今回は”自分が自腹を切って赤字なのに通販も取り扱ってくれないのに,クラウドファンディングで,参加できなくても通販出来てずるい”という人が反発しているのかもしれません.
コミケの中の人は(表現の自由のために)誰でもウェルカムだけども,参加者の中には場合によってはそう思っていない人もいるという意見です.
高くはないよ、サークル参加しよって思うだけなら
ただ受かるか受からないか、自分にあうかあわないかはまた別の話だし
金銭的に許容できれば出ればいいし、無理ならでなければいいだけだし
無理なに無理でそこまでではなかったという話なだけ
行くだけなら簡単だけど、サークル参加するのは敷居高いと思うけど…
真木よう子氏の問題もそうなんだけど「コミケという特殊な環境」を理解していない人がコミケに参加する(一般でもサークルでもね)ことって怖いなあ…と個人的には思うよ
時折コミケに不慣れな方から「世間一般では常識として正しいけど、コミケという環境下においては著しく非常識な対応」をされることがあるんだよね。
例えばだけど、
夏のコミケはお盆時期の暑さが厳しい時期の開催だからサークルへの差し入れ品には
・すぐその場で食べる必要が出てしまうもの(アイスとか。サークル参加だと本当に忙しいので食ってる暇なんてない。ドロドロに溶けると本当に処分に困るので迷惑)
なんかはみんな持っていかないようにするのがマナーなんだけど、
一般常識として夏の手土産としてはゼリーやちょっとしたケーキなんかを持っていくのは常識だし、普通は喜ばれる品物なんだよな。
でもそんなルールはコミケという特殊環境下では一切通じないし、迷惑極まりないわけで……
趣味人としてコミケに参加し続けているうちにそういうルールって学んでいけるし、
初参加だとしても周囲に精通している”先輩”がいればそういう情報って伝授されていくものなんだけど、
最近はなかなかそうはいかないみたいで、自分の周囲でも「コミケを理解していない人のヤラカシ」の話題はよく聞くんだよなあ。
指摘して素直に聞いてくれる人もまあいるけど、なまじ世間一般ルールには反してないがゆえに「これは世間一般のマナーとして合ってるのに!」「オタクだから世間一般のマナーを知らないのか!?これは普通」だとか言って逆ギレしてくる輩もいるのが辛いところ……(確かにオタクには世間一般からしたら常識はずれな人もいるかもしれないけど、オタクにはオタクのマナーってもんがあるんだよ…)
話題になってる女優の方も、そういうコミケ独特のルール・マナーって理解してるor周囲にちゃんと導いてくれるセンパイはいるんだろうか…いないんだろうなあ…
理念には反していないかもしれないけど、真木よう子がコミケの理念を分かってたか?ってのには疑問でしょ
コミケがどんなイベントなのか(過酷・普通のコンサートやファンミ感覚で行ったら無理)を理解していない自分のファンに大して何も説明しないで、
それを諭そうとしてたTwitterオタクの意見は無視して自分へのアンチ意見だけを選んで掬い上げてファンとオタクの対立を煽ってたような姿を見ちゃうとどうもね……
そもそもコミケは徹夜対策の警備費(大部分は企業スペや有名参加者目当ての徹夜参加者)がかさんでいるせいで年々サークル参加者へのしわ寄せ(参加費の値上げ)が来ているけど、
それについては同じくサークル参加者の元増田はどうも思わないんだろうか?
営利目的の企業スペース誘致や話題集めになる芸能人参加者の増加がこのまま続けばどんどんサークル参加費は値上げしていって本来のコミケ層の「アマチュア」を圧迫するわけじゃん?
今回真木よう子が非難されてるのって、そういう積もり積もったコミケオタクの鬱憤が
「他のコミケ参加者を顧みない営利目的の外部からの参入者」の典型である真木よう子へ向いた形もあるんだろうよ。
叩かれてる理由はオタク的ではないとか、そういうことじゃなくて単純に自分本位な真木よう子の行動にムカついたオタクが多いってことじゃないのか
軽くぐぐって出てきた数字なので、多少の誤差と拾いそびれはあると思う。
500円の本と4500円のTシャツを持ち込み2hで完売(部数わからず誰かフォロー希望。2h完売ってことは1500〜2000くらい?1500で75万、2000で100万、3000で150万の売上。Tシャツが500部換算で225万)
2000円の本を3000部完売 = 600万円
4500円のTシャツを500枚完売 = 225万円 計825万円(追加で通販アリ)
TMRのおっちゃんの薄い本の単価が異常に安い(これは頒布どころか赤字だろ)のと、叶姉妹の本の単価がどう見てもがっつりとした利幅確保前提で設計されてるのが気になる。
Tシャツ4500円ってのはデザフェスあたりで出てくるシャツと比較してもいい値段だとは思うが、この辺はプレミアとして妥当と言い張ればまあ、妥当なのかなあ。
「芸能人のコミケ参加」でひとくくりにされがちな3サークルではあるけれど、実績を並べてみると
と、3者でだいぶ様子が違うんじゃないの?という気がする
個人的には氏のこと全然好きじゃないんだけど、コミケの理念に反していたかというと決め手にかけていて問題があるとはいいがたいかなあと感じていたので、まあ本当にまずかったら準備会が落選させるだろう(通ったらそれはそれ)と思っていた。
ただ、氏への嫌悪感とは別に、発表されたあの企画でなんかいやだなあと感じたのは、キャンプファイヤーで出資者へのリターンで完成した写真集を後日郵送という形にしているのに、真木よう子氏がTwitterでただファンと会いたかったみたいなツイートをされていたところ。
企画に賛同して多少なり出資しようと考えるようなファンの人は、都合がつけばもちろん当日直接参加する真木氏に会いに行きたいファンだと思う。
実際にコミケに当選していたとして、氏のスペースがどれくらいにぎわったのか、どれくらいのファンがいる方なのかがわからないけれど、下手をすればスペースには長蛇の列で、頒布されている写真集を手に取らないと氏と交流することができなかったかもしれない。
そういう場合、すでに出資して郵送で現物を受け取る予定のファンは、氏の写真集をもう1冊手に取らないと会えないかもしれないのだ。そこがどうもいやだなあと感じた。
もちろん実際の真木よう子氏のファンは、彼女の企画も応援するし当日彼女と交流するためにもう1冊写真集を手にとるのも別に嫌とは思わず、むしろ喜んで受け入れるのかもしれない。
好きで応援している芸能人の力になれるのはうれしいことだし、そんな人の写真集は1冊と言わず2冊3冊、場合によってはもっと手元にあっても全然いい、むしろどんどん買う、なんて人もいると思う。(もともとおたくには、実用、保存、布教用に3冊購入も当たり前なんて認識もあるのだから)
でも一般的に考えたら同じ内容の写真集は1冊で十分だろうし(だって何冊買っても収録内容は同じなのだから)、例えば出版社や書店を介しての写真集発売イベントでチェキを撮るには5冊購入なんて特典がついてる場合以外は、好き好んで同じ内容の書籍を2冊以上買ったりしない人も中にはいるかもしれない。
コミケへの個人でのサークル参加はいちおう原則非営利なのだから、何冊刷って売ろうがそんなに大きな利益は出ないはずであるし、出版社や書店を介する写真集と違い売上の冊数が次につながるかどうかに直結することもないのだからファンは本当に欲しい分だけを手に取ればいいはずだ。
けれど前述のようにキャンプファイヤーへの出資者は事前に一律の郵送で写真集を受け取る形になるのだから、真木よう子氏はファンと会いたいと言いながらも、そういうファンの負担のことをあまり考慮していないのではないかなと、そういう印象を受けた。
単に彼女が会いたい、交流したいと思っているのがそういう点を嫌とも思わず喜んで何冊も写真集を受け取ってくれるようなファンで、1冊で十分と思っているような層ははなから彼女が会いたいと思っているファンではないのかもしれない。(それはそれでよくわかるので、そういうことなのかもしれない)
もしくはそもそも前提として、そんなに長蛇の列ができる規模ではないので、会場頒布分を会場で手に取りたい人波が引けたあとで、キャンプファイヤーの出資者と頒布物の受け渡しなどなしに交流する時間がとれたのかもしれない。それなら私のいやだなあという感想はお門違いだ。
また、キャンプファイヤーのリターン詳細に、たとえば希望者には会場で直接お渡ししますという一文でも入っていればこんな印象は受けなかったなと思うのだけれど、当日のお渡しを希望する出資者を名簿なりで管理してチェックし受け渡す作業というのも煩雑で、場合によっては列がさばけず周囲の迷惑になるかもしれないので、出資者には一律郵送という対応も仕方ない部分もあるんだろう。
ただ、全体的に出資を募るにしても説明不足、いろんな状況の想定不足な感が否めないと思う。
なので、個人的にはどうしても先に書いたような印象を受けてしまった。
自分の懐を一切傷めず写真集を出しファンの負担を考慮せずファンに会いたいという、彼女の世界には彼女の都合だけしかないように見受けられて、元々全然好きじゃない女優さんを今後もたぶん好きにはならない理由だけがさらに増えた一連の流れだった。
かれこれ20年近く夏冬と連続当選してサークル参加してる身だが、真木よう子のコミケ参戦は別に問題ないと思ってる。
真木よう子の参加は、コミケの理念に照らし合わせると、何の問題もないからだ。
私のようにコミケに長く参加している古参でさえも勘違いしている人がいるのだが、
まず、コミケは、オタのためだけの、非オタは参加を許されない祭典ではない。
そして、今のコミケは、「非営利」の、「アマチュア」に限った場ではないのだ。
2013年に、申込書等、コミケ準備会側の公式文書に書かれている「コミックマーケットの理念」の記述から、「営利を目的としない」などの一連の文言が消えたことを知る人は少ないんじゃないだろうか?
コミケットはアマチュア、営利を目的としない団体(サークル)、個人のための展示即売会です。基本的に法人(会社)あるいはそれに準ずる方の参加はお断りします。
と、なっていた。参考 http://wanda.hatenablog.jp/entry/20100418/1271549068
長らく「営利目的でない」「アマチュアの」イベントであり、「法人」は原則ダメですよー、という理念を掲げていたが、
こうした理念がとっくの昔に形骸化していたのは、コミケにそれほど詳しくない者の目にも明らかであっただろう。
そして、最も新しいC93(今年の年末に行われるコミケ)の申込書に書かれているコミックマーケットの理念には、
と、書かれており、続いて、
とも書かれている。オタじゃないと参加はダメとか、オタク文化系の頒布物じゃないと参加はダメ、とも書かれていない。
このコミケの理念に照らし合わせると、真木よう子の参加希望を、現時点で全否定する理由は無い。
一個人として、事務所を通さず好きに作りたいのなら、本人がコミケを選んだって構わないだろう。
クラウドファンディングで本を作るのだって、別にいいと思うし、これからの時代の同人活動での一手法になりうると思う。
自分の金で作らないなら、参加は絶対に認めないぞ!なんてルールは、どこにも書いてないのだし。
また、「コミケでやる必要がないからコミケ以外でやれ」というのは暴論すぎる。
委託店等の販路が多くある昨今なら、「コミケでやる必要はない活動」となってしまう。
参加目的に「(ファンの)皆様と会いたかった」と言ってる点を持ち出し、参加するなと批判している人がいるが、
同人作家で、「買ってくれる人や~~さん(同人作家)と交流が楽しみ」みたいな呟きをしている人なんて簡単に見つかるし、
混雑しそうだから参加ダメ!なら、そもそも壁サークルや島中の大行列を生んでいるサークルはどうなんだ?となる。
禁止されている徹夜等を含め、そういう混雑を生んでいる大人気サークルは、コミケに参加するべきでなく、大手委託店等で通販のみを行うべきなのだろうか?
私が参加したこの20年近くの間に、オタとオタを取り巻く環境、そしてコミケも大きく変わった。
90年代には、アキバのビルの薄暗いフロアにスチールラックをおいただけ、という裏ビデオ屋のようだった同人委託店が、
同人だけで食っていけるような人も(参加者全体の数からすると割合は少ないが)見受けられるようになった。
つまり、明らかに営利目的・収益目的だなってとこも珍しくはなくなった。
壁サークルのような大手や有名どころは法人成りしてる例も見受けられ、限定グッズを売り出す企業ブースは毎回長蛇の列で大盛況だ。
企業の人間がブレーンとして関わって制作された、商業流通している本に顔負けの同人誌だってある。
コスプレ広場のコスプレイヤーには、芸能事務所に登録しているような子も増え、
芸能界へのステップアップを目指す子もおり、現役グラドルすら来るようになった。
現役プロ漫画家やイラストレーターが参戦する例だって、ずっと前から枚挙に暇がない。
そうしたコミケに参加するプロやアマチュアが、コミケを通して知名度をあげたい、広告宣伝効果を得たいという思いだってごくごく普通のことになっている。
コミケに参加したこと無い人でも、コミケ等大イベント前の怒涛の頒布物広告宣伝ツイートはよく目にするだろう。
好き嫌いはあるだろうが(私自身はこうした一連の変化は苦手だが)、こうして世とともに変わっていったのもコミケの現実だ。
私は今の言葉で言うところの陰キャなので、キラキラした芸能人や、リア充と言うのかパリピというのか、
なんというのかそういうある種の言葉でくくられる人が来て多数派になっていくのは嫌だ。
しかし、それは私の好悪に過ぎず、そうした好悪の感情をもとにある参加希望者を叩き、拒むことは、コミケの理念に間違いなく反している。
極端な話、コミケの理念に反せず、法令と、準備会が定めた運営ルールを守っているならば、
「オタなんて大嫌い」という人が、「オタ大嫌い論」という本を評論・情報ジャンルで頒布するために参加したっていいのだと思う。
コミケの準備会側が、搬入計画に懸念を示したりして参加させないと判断するならまだしも、
私のような一人ひとりのコミケ参加者らが、コミケの理念に反していない者を、
「こいつは参加するべきではない」「コミケに不慣れなこいつは問題を起こすに違いないから来るな」として叩き、
参加を断念させることになったら、ただただ禍根となる。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.cinra.net/news/20170825-makiyoko
彼女の参加に対して懐疑的な反応が集まっており、それが心底意外だった。
http://news.livedoor.com/article/detail/13524106/
そうした反応をまとめた、こんなニュースも。
http://www.comiket.co.jp/info-a/WhatIsJpn201401.pdf
コミックマーケットは「自分たちの作品の発表の場として編集発行する雑誌」を
頒布するための場として開かれている。
あくまで「個人・サークルの作品の発表が目的」の、文化的支援が趣旨の場であり、
コミケ側も、サークル側も、「営利目的でやるのは違うよね」というスタンスである。
前項で書いたように、営利目的で参加するのは違うよね、とはされつつも、
実際には、営利目的で参加しているサークルも少なくない(とみられる)。
けれど彼らに「君ら本当は表現が目的じゃないよね?お金儲けが目的でしょ?」なんて
問いただした所で水掛け論なので、特に出来ることもすべきこともない、という状況である。
(界隈では、そういったサークルの存在は「同人ゴロ」と呼ばれている)
はっきり言ってしまえば、
「お金儲けや話題作りへの下心を感じる」とバッシングされている真木よう子、
それから叶姉妹や小林幸子らの間に、サークル参加者としての明確な差異は全く無い。
確かにクラウドファンディングでお金を集めたり、「皆さんにお会いしたい」と語るなど、
真木よう子氏のコミケ参加に、強い「ビジネス臭」がするのはわかる。
真木よう子氏とは違い、純粋に作品の頒布が目的だったと言える証拠はあるだろうか?
新規市場に攻め込む際、市場の文化を前もってよく調べるのは、マーケティングの基本だ。
彼女らはコミケに出展したことによって、当日の売上以外に利益を享受してはいないだろうか?
彼女らは、目立ったり、好感度を高めることがビジネスの一部である「芸能人」だ。
叶姉妹や小林幸子がいかにビジネスに成功しようが、個人的にはどうでもいい。
たとえばその他の有名人なり、諸団体なりが大量に流れてきたら、どうなるか?を心配している。
コミケという場の文化を理解せずに流れてくるのは、サークル参加者側に限らない。
有名人に釣られて入ってくる一般参加者だって、きっと増えるだろう。
それ以前に、スタッフの負担だって増える。待機列とは関係ないところに人だかりができる。
何かとヘイトを集めがちな有名人だ、トラブルのリスクだって無視できない。
会場内が「一般人」の目に触れる機会が多くなりうるきっかけは、本当に是とすべきだろうか?
…しかしコミケ運営は「どうせ表現が目的じゃないだろ」と「同人ゴロ」を弾けないように、
今回の真木よう子氏を含め、
そのようにして流れてくる連中もまた、受け入れざるを得ないし、そうするべきなのだ。
コミケ運営が「同人ゴロ」の参加申し込みを弾くことができないのと同じように、
今回も、コミケ側は真木よう子氏の参加申し込みを、他の申し込みと平等に扱うべきだし、
我々一般参加者も、叶姉妹や小林幸子のときと同じ視線を向けるべきだ。
自分の表現をどのような場に出そうとしようが、表現者の自由であり、
また同時に、どのような表現も受け入れてきた広い受け皿でこそ、コミケはここまで発展してきた。
(いかにビジネス臭のする表現だろうが、それが自己表現だと言われればそれまでである)
とは言いつつ、単に「ビジネス臭がする」という印象上の批判に収まらない、
コミケという場を文化的に最大限意義あるものにしようとする態度を含んだ批判はしていくべきだ。
個人的には、そのような批判は、外堀から埋めていく形をとる気がしている。
いわゆる「夏コミ」「冬コミ」と呼ばれてるもの2つがわりと苦手。
自分自身も同人誌描くタイプのヲタクだし、作品を発表できる場はありがたく思っている。でもどうしても、コミックマーケットのルールや理念、参加するときの煩わしさが苦手。
申込みはもう少しスマートにできるようにならないのかと思っている。必ず申込みキットを買い、それに沿って申込みし、少しでも不備があれば問答無用で落選…。
性格の問題かもしれないけれど、どうしても面倒に感じてしまう。マメで真面目なやつ以外はサークル参加するなと言われてるみたいに感じる。(実際コミックマーケットにおいてはそうなんだろうが)
あと、コミケ名物とか言われていい話のように毎年聞く参加者やスタッフネタが苦手。
いかにもヲタクらしく……それ故にどうしても受け付けない。多分あれが楽しい人は楽しいんだろうから批判してるわけではないけど、自分には合わない。
参加者のマナー、ルール、良心……コミケという文化を愛する気持ち……
理解はしている。けれど自分はそういったものはわりとどうでもよくて、参加者としてのスタンスは、悪質でさえなければいい。できればあっさりと即売会を終わらせたい。
お祭りでなくてもいい。好きな人と本を(材料費と引き換えではあるが)トレードするだけの場でいい。
…と考えてるからコミケには参加しないのだよ、ということをハッキリ言えたらどれたけいいだろう。
申込みの楽さからビジネス特化した企業主催のイベントに絞って出ているし、特別、参加中に嫌な思いもしたことがない。
でも、いろんな人から、○○○主催はクソ、コミケいいですよ!とか、申込みキット買ってきましょうか?とか余計なお世話を焼かれるのだけは本当に勘弁してほしい。
多くの人が楽しめていることが苦手だと、匿名でもない限り公表できない。
例えば、小さな村で年に一度の祭りがあって、村人のほとんどが楽しんで笑って過ごすのに、どうしてもその祭り自体が苦手で楽しめず、祭りの夜は引きこもるしかない村人になった気分。
わざわざ「この祭りが嫌い」って言って好きな人の気持ちを損ねたくはない。けれど黙って誘いを断れば「変な奴!」って離れられちゃうし、理由を言ったら言ったで「こんなに楽しいお祭りを楽しめないなんて可哀想」と何故か上から目線で哀れまれたり、蔑まれたり。
絶対とは言わないがほぼそうだろ
その場でくれとは言わないはず
自分がどうしてもペーパーほしいなら、がんばって時間作って買いに来る
特別扱いはお互いにとってよくない
ペーパーだけ、しかも開場前にもらいにくるってのはどうかと思うわ
「ねえねえおじいちゃん。テレビ見て。コミックマーケット180だって。おじいちゃんも昔はこれに出てたんでしょ?」
「おお、懐かしいのう。昔はよくテレビ取材が来ていたもんだが、最近はさっぱり聞かなくなっていたからな」
「ねえおじいちゃん。昔は有明で、何十万人も人が来ていた大きなイベントだったんでしょう? 今はどうしてこんなに小さいイベントになっちゃったの?」
「ああ、東京オリンピックっていうのがあったんだっけ」
「オリンピックをやるときに、二年くらい前から有明のビッグサイト他、東京近辺の展示場をお上が全部抑えてしもうたんじゃ。コミケだけじゃない。他のイベントも規模を縮小するか、中止になってしまってのう」
「でもオリンピックが終わったら元通りなんでしょ? 何がいけないの?」
「他の物産展なんかは戻ってきたがのう。コミケは、無理だったんじゃよ」
「どうして?」
「まず同人専門の印刷所が、2019年当たりからばんばん倒産してしもうた。会場が小さくなり、2020年は中止になったせいで、サークルが本作りをやめてしもうてのう」
「なんで? 2020年すぎたらまたサークル活動すればいいんじゃないの?」
「今はpixiv等で漫画は公開できるからのう。本が出せないなら、とそちらに流れた作家は、そのまま、まあいいか、とサークル参加をやめてしもうた人も多かったんじゃよ。コンスタントに本を出していたサークルも、年間のサークル参加と原稿執筆ペースが崩れてしまったことで、脱オタした人もおってのう」
「そんなものなのかなあ」
「歴戦の古株サークルなんかはのう、もう何十年と年間の生活サイクルにコミケが組み込まれてきたわけじゃよ。ずっと続いていたものがふっと消え去ると、数年後に元には戻れない人もおるんじゃ」
「つまりオリンピックが終わった後に、サークルさんが戻ってこなかったってことなの?」
「そうじゃの。何十年と続いてきた流れを一度切られてしまった。もう一度すぐ元通り、とはいかんかったんじゃ。他の展示会は、企業だから、戻ってくるが、同人はあくまで参加は一般人だ。趣味だ。参加する義務なんてないからのう。印刷所もつぶれ、業界の体力も落ちてしもうた。気づけば、数十年前に逆戻りじゃ。五十万人がいたコミケは、もう戻ってこないんじゃろうのう」
「だから今はクールジャパンじゃなくて、クールチャイナ、とか言われているのね」
「そうじゃな。チャイナマネーはすごかったからな。ああ、わしもクールジャパンの日本に転生とかできんかのう」
「なにそれ」
筆者はコミックマーケット(通称「コミケ」)を愛する者である。
私は、徹夜組を撲滅したい。
本稿では、なぜコミケで徹夜組がなくならないか、今後どうすべきかを考察する。
2017年も8月11~13日の間、東京ビッグサイト(国際展示場)でコミケが行われた。
3日間で例年50万人を超える人が来場し、プロ・アマ、個人・法人を問わず、自己の制作した創作物(主に同人誌)を自由に売り買いできる即売会である。
コミケはあらゆる問題を抱えているが(どのような問題があるかはウィキペディア等を参照)、ここでは徹夜組の問題を取り上げたい。
「徹夜組」とは、文字通り、コミケの開催前夜から東京ビッグサイトの周辺で待機する人々のことである。
コミケ準備会は徹夜行為を禁止しており、原則として、電車の始発で開場で来ることを要請している。
徹夜行為の禁止の理由は様々考えられるが、主な理由は、深夜に大勢が集まることによる周辺地域の治安悪化や犯罪、生活環境の悪化、騒音を防止すること、また未成年者が深夜に出回ることで犯罪に巻き込まれることを防止すること等であるとされている。
なぜか。
始発で並んで入場しても既に目当ての商品が完売していることがあるという現状がある(筆者も何度も経験がある)。
これは、ルールを犯してでも、徹夜行為をせねば手に入らない商品が存在することを意味する。
事実として、在庫を僅少にしか用意しない人気サークルがあり、これが、徹夜組の創出の遠因となっていることは否定できない。
しかし、サークル参加者には販売数を自分で決める権利がある。また、人気サークルとはいえ個人であることがほとんどなので、たくさん在庫を用意することを強いて赤字の危険を一方的に負わせるのも酷である。
そこで、販売数に実績のある人気サークルや芸能人出展者、継続的にプロとして活動している出展者は、事前に販売予定数を準備会に申告するとともに、購入希望者は事前申込みをすることができるようにルール化すべきである。事前に申し込んだ者は、申込時点ですでに売買契約が締結されているので、キャンセルはできない。会場へは受け取りにいくだけであり、受け取らない人間に対しては送料・手数料受取人負担で送付する、ということである。
準備会は人気サークルを把握しているので(壁サークルの存在)、このシステムは実現可能であると思う。
これに関連して、後日通販を強制するという手段も唱えられることがある。しかし、販売数についてはサークル側が予測できない場合があり、十分な量を確保していたつもりでも予想外に早くすべて売れてしまうという場合があるから、後日再生産を義務付けるのは酷であること、また再生産には最小ロット数の制約があり再生産も簡単ではない場合があることから、問題がある。
さらに問題なのは、徹夜禁止のルールに違反に対するペナルティは存在しないことである。
履行強制がないルールには実効性がなく、参加者からみて「ルールを守る意味がない」のである。
たとえば、何者かが開場時間前に勝手に会場内に侵入した場合、国際展示場の管理権者および捜査機関は、建造物侵入罪(刑法130条)として現行犯逮捕(刑事訴訟法213条)することができる。
しかし、徹夜組のうろつく国際展示場周辺は公道であって、原則として何時でも誰でも出入りできる空間である。
東京都が条例によってこれを禁止することも考えられないではない。しかし現状生じている不都合といえば、始発で駆け付けたマジメで純朴なオタクが、お目当てのものを買えないくらいのもので、徹夜組が出ようと目立ったトラブルが生じていないから、立法事実(条例を作るべき十分な社会的背景)がないといわざるを得ない。
東京都が法的なペナルティを課さないのであれば、コミケ準備会こそ徹夜行為に対してペナルティを課すべきである。
そうであるのに、コミケ準備会は深夜も国際展示場周辺に待機し、徹夜組を誘導、整列させ、始発できた人間より先に入場させている。
準備会はいう、「徹夜組を容認しているわけではない。しかし深夜に国際展示場周辺にきた人は整理せねばならない」と。
準備会としても、東京都が条例を設けないのと同じ理由なのであろう。すなわち「大した問題ではないから今のままでいい」と考えているのだ。
繰り返すが、準備会は徹夜組に対して何らかのペナルティを課すべきである。
具体例としては、始発前に国際展示場周辺で待機していた者は、入場ができないようにすべきである。
これを徹底させる手段としては、準備会は深夜に列形成をしない。治安維持は本来その職務を担うべき警察に任せる。または、列形成してもその形成した列からは入場させないという手段が考えうる。
なお、参加者をあらかじめ管理し、次回以降の参加を禁止するなどといったペナルティも考えられるが、いかんせん徹夜をする人間が多すぎるので、人的・金銭的リソースが足りず、このアプローチは困難であろう。
コミケは一見、自由な表現ができる楽しい場、そして神聖な場のように見える。
まず、正直者が馬鹿を見る状況はなんとしても変えるべきである。
メディアで、いわゆる「始発ダッシュ」が取り上げられることがある。本当に哀れだな、と思う。だってルールを守って損をしている人々だから。
そして、欺瞞を容認するままであれば、コミケ自体の価値が下がる。とことん下がる。
コミケを知らない人間から、やはり低俗なイベントなんだね、と思われる。
コミケが「参加者はみな平等という崇高な理念を掲げる」なら、たとえ困難が付きまとおうとも崇高さを追及せねばならない。
今のままでいいなどという考え方はコミケを滅ぼすであろう。
会社に長く勤めていたアルバイトのおばちゃんが、先日亡くなった。
交通事故だったそうで、信号無視した車にぶつかり、亡くなってしまったとのこと。
「3か5、どっちにします?」
同僚(お通夜に慣れてるらしい)に相談されたのがお香典の金額。
三千円か五千円。
一番最初に思い浮かんで、わたしが言ったのは、「5で良いんじゃないの?」
理由は本当に何となく。。あまりお通夜に参加したことがなかったため、相場はよくわからないけど、
それくらいなもんなのかなって思った。
でもなんだか迷ってる同僚。
え、え~~~そんな態度取られるとこっちが間違ってるみたいじゃないか~~~~~
そこへ、亡くなったアルバイトのおばちゃんと仲の良かった総務のおばちゃんが現れ、
と言われた。
総務に言われたので、同僚も納得。
じゃあ3にしようってなった。
その日の夜、実家の母にアルバイトのおばちゃんが亡くなったことを伝えたところ、
と聞かれた。
「い、一万円はちょっと…さんぜn」
会社も出すし、総務に言われた金額だし…とも言ったはずなのだが、
これ以上話を聞いてくれそうにないので、「はいはい」と言って香典の話はやめて、別の話に切り替えた。
翌日、三千円は失礼だと母に言われたことを同僚に話をしたが、
と言われ、とりあえず母には五千円出したことにしておいて、実際は予定通り三千円出した。
「あたしが10年前におかあさんのお通夜をやった時、三千円出した人は1人だった!」
「●●さんが7年前にお通夜した時、三千円出した人は3人いたってー!」
「▼▲さんが三千円出すなら来ないでほしいよねって言ってたよ!」
「あーはいはい」って返事をしたけど、きっと薄々気づいているかもな…。
(ママ~この秘密は墓場まで持ってくつもりなんだけど~ほんとは三千円なの~三千円で出しちゃったの~~)
(とても言えないけど~もやもやするから眠い目こすって~匿名で今これ入力してるの~~~)
(ホントはわたし~数年前に夜バイクで轢かれたんだけど騒がれるのも困るし翌日イベントでサークル参加だったからこれも秘密なの~~~~~)
(轢かれた翌日~お尻にトライフォース型の痣が出来てたの~~~)
まぁ…終わった後で意味もないのだけれど、帰ってからお香典の相場をググって、
今回は5で良かったんだよなぁと反省。
総務は3で良いって言ってたけど、相場的に良くなかったよ総務・・・。
事前にもっとググって「3じゃ少ないみたいですよ~?」とか言えばよかったかな。
同僚には黙って、5にしてもよかったかもしれない。
(母の言う通りにするのが嫌なので3を選んでしまったことも原因の一つ)
次回がないことを祈ってるけど、次回はちゃんと5以上用意しなきゃいけないな。
3は無し無し。無いわ~。
見聞きするだけじゃダメだわ~…。
今度聞かれたら堂々と「5」って言わなきゃダメだわ~…。
長くなる。同人に興味が無いひとはどうぞスクロールしてもらって構わない。注釈等も特には入れていないので。
ここ最近Twitterなどで見かけるシーンが増えたツールだ。やっとはてなIDなるものを手に入れたので淡々と綴る。
同人活動を始めた。
オンラインで活動をしていないとは言わないが、本当にpixivに2、3作品あげただけで、大量にブクマをかっさらうようなものでもなかった。
でも、本を1度出してみたい、その思いだけで初めて同人誌を作って、東京まで売りに(頒布か)行った。
少部数で、しかも小説で、オンラインでもそこまで活動しているわけでもないし、旬ジャンルでもない、全部持って帰らなきゃな、と覚悟もしていた。
結果、全部捌けた。どうしてだろうと今も疑問でいっぱいだ。
それ以上に、私が作った本を手に取って、お金を出してくれる人がいたという事実に大きな喜びを感じた。楽しかった。
今まで一般で入ったことは何度もあったが、サークル参加だから、と知り合いの社会人の方にアフターにまで誘ってもらった。イベントも、アフターも、こんなに楽しくていいのかと思うほど、楽しかった。
地元に帰ってきて手に入れた戦利品を読みながら、次の本はどんな話にしよう、次のイベントはいつが出られるだろう、申し込みはいつしようかと考えていたら、友達から話しかけられた。
「夏休みは暇じゃん!USJか、ディズニーか、みんなで行こうよ!ね!増田も!」
思考が止まった。私にそんな余裕はない。
夏は夏インテだって行きたいし、秋はスパークに行きたい。それに合わせて新刊を出したいからお金に余裕は持たせたいし、そのためにはバイトもしなければ。
お金が2倍あればもちろん、行きたい。友達とディズニー、めっちゃ楽しい。盛り上がる。学生時代の思い出になる。去年友達と行ったUSJもとっても楽しかった。
しかし、スパークの直前に行ったせいでイベントに持っていける軍資金は減った。
言い忘れた気がするが、私はまだ学生だ。
お決まりの使い古された台詞で断ったら、剣呑な視線で刺された、気がする。
「増田、いつもそう言うよね。じゃあ増田が行ける時に合わせてみんなで行こうよ」
えっ…
じゃあスパーク終わってから?いやでも、一月のインテも行きたい。来年から就活が始まるし就職してからじゃ全然本出せなくなるかもしれないから今のうちに本を出したい。イベントに出たい。
じゃあやっぱり、無理では。
あれ、これ私が悪いのだろうか。
私の友達は私が同人活動してることも知っている。みんな同人はやってないけど、ある程度のオタクで、舞台とか、俳優とか、あんスタとか、ジャニーズとか、それぞれ好きなものがある。
その金はどこから出ている。
私の金遣いが荒いのか??
でも、同人誌はイベントに行かなきゃ買えないものもいっぱいあるし、本も今しか売れない。友達と遊びに行くなんて、そんなのはいつだってできる。
そこまで考えてビックリした。
友達と大人数でテーマパークに遊びに行くのだって、きっと今しか出来ないのだ。
社会人になったらみんな予定が合わなくなって、就職するのもみんな地元とは限らないし、たぶん長期の旅行も難しくなるのでは。
同人活動ありきで考えていたけれど、私がこのCPに冷めたら(そんなことは考えたくもないが現実として)本を買ってくれた人とも、アフターで繋がってくれたひとともオサラバだ。友達はそうじゃない。
でも私は、同人に回せるお金をそちらにかけたことをきっと後々後悔する。今回のイベントだって、予算が足りなくて泣く泣く諦めた本もたくさんあった。
言い訳をしながら、こうやって無意識に友達と同人を計りにかけ、結果として友達を切り捨てている自分に反吐が出る。
でも同人を切り捨て友達を取ったら、「何故こんなことに金をかけるのだ…」と絶対に思う。同人誌がこのお金でいっぱい買えたのにと思う。本が出せたのにと思う。そうやって考えてしまうことにも反吐が出る。
まぁ結局、私は同人を取るのだけど。
差し入れをいただくことが多く、その際に「来ていただきありがとうございます」と言えて、それがとても嬉しいことだ。
差し入れの内容は美味しいお菓子やお茶、自引きできなかったグッズ、アニカフェ限定のコースターなどなど…。
こんな弱小サークルに差し入れなんて申し訳ないと思いつつも「美味しい!」「推しがかわいい!」「こんなレアグッズもらっていいのかな!?」と、
一人キャッキャしながら名前と差し入れを確認してツイッターでやり取りができる方にはお礼を言って回る。
だが、本音を言うとそんなにたくさんんの差し入れをいただくと困ることもあるのだ。
行きはキャリーケースに36ページのコピー本数十部と10冊未満の既刊、設営グッズ、憧れのサークルさんへの感想手紙を詰め込み、普段使いのバッグを持って出かける。
帰りは運良くコピー本が完売すれば良いが、戦利品を押し込めばもうキャリーケースはパンパンだ。
それに加えて上記のようにたくさんの差し入れをいただくと、折りたたみ式エコバッグに差し入れを入れるのだが、入り切らなければ普段使いバッグに入れて帰ることになる。
戦利品と設営グッズと差し入れ、全部送ればいいじゃん!と思われるかもしれないが、売れ残った新刊や既刊を小さめのダンボールに入れて送るだけでも着払いは高い。
地方住まいなら迷わず宅急便を使うが、都内在住だし、せっかく手持ちで持って来ていただいたものを宅急便で送るのも何だか気が引ける。
加えてかわいくラッピングされて中身がわからない状態のカステラや最中は早々に食べなければならない。
別ジャンルの友達と合流し、アフターに行く際に差し入れをもらいすぎてキャリーケースにも入らず、
ノベルティの紙バッグに入れていたら持ち手が切れて大変な事態になったこともある。
そこで私は思った。「差し入れは同人誌の感想手紙が最強」であることを。
嵩張らず、すぐに仕舞えて、日持ちを考えなくて良い。手紙すごい。
だが、私だけかもしれないが同人誌の感想を書くのはかなり神経と精神をすり減らす。
普段は70~100P程の同人誌を頒布する小説サークルなのに、1冊24Pの同人誌の感想手紙(2500字程)を書くのに半日を費やしてしまう。
推しカプが一緒のコマにいるだけで幸せなのに、好きな作品のどこが良かったかを文章化して伝えるのはとても難しい。
「最高です」「好きです」「萌えます」「ありがとうございます」…大抵この4語が文末に来てしまう有様だ。
普段キーボードばかり打ってるせいか字は汚いし、文字を書く行為事態も疲れて(筆圧が強い)残りの半日は疲れで目眩を起こしたりする。
なので、自分でも「差し入れは同人誌の感想手紙最強論」を謳いつつも、
申し訳ないが本当に本当に好きな人や毎回忙しいのにコンスタントに新刊を出す友達、最近同人トラブルに巻き込まれた人、憧れのサークルさんにしか書けない。
今度スパコミがあるけれど、一生懸命書いているのにまだ1通も書き上げていない。
目標は5/4までに3通なのだが、思いを伝えるのにこれほどまでに「手紙」というツールが大変だとサークル参加を経験しなければわからなかった。
これを知ることができただけでも同人活動をやって良かった。