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はてなキーワード: 科学者とは

2015-08-28

http://anond.hatelabo.jp/20150828013121

HPVワクチン顛末をみるに、ワクチン行政が不信感を持たれるのはごく当たり前だからなあ

いくら科学的知識ガーといっても、当の医者科学者が嘘を吐くことがばれてしまった以上、そこから襟を正さないとどうしようもないよ

2015-08-23

http://anond.hatelabo.jp/20150823221237

妊娠のしやすさが測定することの難しい概念であることは、専門家なら理解していたはず

一方で、染色体異常や流産周産期死亡率母体死亡率というのは、比較的測定しやす

なぜ、このような妊娠に適した時期を説明する信頼性の高いデータを使わず妊娠のしやすさという曖昧な指標を使おうとしたのか

科学者劣化を考える上では重要ポイントだろう

2015-08-22

ビッグデータという言葉流行ったとき

データサイエンティスト入門」「データサイエンティスト講座」みたいのってあったけど、なにかもっと他の言い方なかったのかね。

サイエンティストって科学者でしょ。

そこら辺のサラリーマン認定試験を受けて「私はデータサイエンティストブロンズです」とか変だよね。

2015-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20150821105713

こう言っちゃなんだけど、前に海外の偉い科学者が男女が同じ研究室にいるとチンポが脳と直結しているバカな男が集中できないから分けるべきみたいなこと言って炎上してたけど

日本みたいな未だに女性蔑視が当然のように存在してセクハラ危険性が常にあるという未熟な環境では分けたほうがお互いのためにいい気がする……。

2015-08-14

JOCは早くなんとかしないとまた死人が出るぞ?

忘れもしないSTAP細胞問題

あれは理研もっと早く対処出来ていれば死人なぞ出さずにすんだ。

貴重で優秀な科学者を失った。

これは日本だけでなく世界の損失だ。

今回のオリンピックロゴ問題も一緒だ。

毎日パソコンスマホを覗けばパクリだなんだと悪意のある記事ばかり。

世の中は悪意に満ちあふれている。

ぶっ叩ける物を見つけたら正義面して一目散に相手を叩く。

あくまで非のあるのは向こう側というスタンスで心置きなくぶっ叩く。

こんな奴らばかりの世の中なんだから事を静観してても余計に炎上するだけ。

くらまっても鎮火などしないから先手打って何かしらの対応をするのが先。

時間が経てば経つ程妄想デマも広まっていき収集つかなくなるよ?

早くなんとかしろよ。

2015-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20150813065652

再現性とかの話じゃなくてさw

「力任せにしらみつぶしにやれば絶対結果出る」って分野がたくさんあるから、それをやってるのが大勢科学者

将棋の定跡とかでも、とりあえず素人でもやれば結果でるだろ?そのレベルなんですわ。

PCRっていう遺伝子増幅法が確立されたら、じゃあ、ひたすら遺伝子解析でいくらでも結果でるじゃん、とかそういうレベル。これが知的労働とは言いがたい。

昔みたいに、アインシュタインニュートンや、数学みたいな綺麗なものは5%くらいじゃないの?95%は、結果だけでるし、社会にも役立つし、IFも取れるけど、誰がやっても同じような研究ばかり。個性が無い。

2015-08-04

なんで汗には防虫成分が混ざっていないの?

人類が汗をかく状況では絶対に不衛生害虫がついて回ったはずだ。

蚊やハエ、アブの他にもムカデ毒蜘蛛サソリなんかが人類を脅威にさらしてきた。

それもここ数年とか言う話じゃない。

人類誕生した時からだ。

都市部だってはいるし、山間部に行けばなおのこと。

極寒以外の気候であれば虫はいて、人は汗を流す。

これだけ必要な条件がならんで、なぜ汗には防虫成分が混ざらないんだ。

俺が悪の科学者で人造人間軍団を率いて世界を滅ぼすなら、汗腺から防虫成分はマストでつける。

そいつらとバーベキューとかしてたら蚊取り線香不要じゃね?

やべ、ノーベルショーが見えたわ。これ以上は内緒ね。

2015-08-01

http://anond.hatelabo.jp/20150801135907

原作は読んでないけど、ゲートを巡ってアメリカ外交的なあれこれがあるんじゃなかったっけ?

特地研究は確実にやってるだろうからまったく気にならない。

なんで「もしかして研究してないのでは?」という発想になるのか分からない。

どうしてもって言うなら「ゲート外伝 科学者 彼の地にて、斯く調べり」を期待するしかないんじゃないの。

それか二次創作自分で書け。

http://anond.hatelabo.jp/20150801125836

科学者調査してるとか、特地から戻る時は除染を受けるとか、ゲートはよく似た異世界を繋ぐ仕組みになってるとか、

そういうのがワンシーンあれば済むような問題なら、脳内で補完しとけばいいのであって、

そんな些細な問題にぐちぐちと文句を言うあたり、

最近になってSFを読みはじめて何だか賢くなった気分のガキって感じだな。

SFにはこだわりがあります(キリッ」みたいな。

2015-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20150721193323

これはもう仕方がない。時代の流れ。

50年後から現代を振り返れば、2000年代初頭は情報科学帝国時代だったとみなされるだろう。

ちょっと前は分子生物学帝国時代だったし、さらにその前は物理学帝国時代だった。

そういう時代では、それに非ずんば人/科学者/エンジニアに非ず、という雰囲気になってしまうし、その分野の木っ端ほど調子に乗って吹いて回るようになる。

人の性と言えるだろう。

2015-07-19

アンパンマンさんの世界観もっと奥が深い

感謝←←村人たち←←←←←←←←攻撃
↓   ↑   ↑         ↑
↓ パン販売 救援         ↑
↓   ↑   ↑         ↑
↓   ↑ アンパンマン←対立→バイキンマン
↓   ↑   ↑         ↑
↓   ↑   洗脳         ↑
↓   ↑   ↑         ↑
ジャムおじさん→→→→→→→裏の兵器支援

アンパンマンさんとバイキンマンさんは、世界覇権国家テロ国家を使って代理戦争をさせているようなもの

ジャムおじさんは、パンに命を吹き込むとか超科学者だろ。食料の供給を握りつつ、パンの人気の維持に努めている。

バイキンマンさんも攻撃型の空飛ぶ円盤を操ったりと並大抵の軍事力では対抗できないし、圧倒的な技術力を持つバイキンマンさんが毎週毎週、せこい方法で村人を苦しめる意図がわからない。

空飛ぶ円盤物流を独占したりとかい商売ができるだろ。

http://anond.hatelabo.jp/20150719103058

2015-07-05

http://anond.hatelabo.jp/20150705032222

「親」と「社会」とか「罪」と「迷惑」とかやたらでてくるけど、

あなた個人の、自分の親への「生かしてくれてありがとう」という感謝と「障害を持って生まれ申し訳ない」という罪悪感と「なぜ自分を生かしたのか」というある種の憎しみや恨みを、「障害者」が「社会迷惑」という大きな主語ごまかして、ごちゃ混ぜにしてるだけなんじゃないの?

そうでなければ、

「生まれてくるべきかどうか」をもし決めれるならば、死んだ後にしか評価はできなくない?

健常者だけど、テロとかを起こしてめちゃくちゃ社会に損害を与えた人も、

障害者だけど、めちゃくちゃ社会に益を与えてる例えば乙武みたいな人とかもいるわけじゃん。

何もできなかったと思ったけど、死ぬ直前にすごい発明をして社会がよくなる可能性とかゼロではないわけじゃん。

障害者からこそ生まれる発想とかってゼロなのかな?それがあるかどうか分からないけど、ないことは証明できないよね?

もうほんとになにもできないまま死んだけど、脳死だったから他の重い病気の人に健康な臓器を分けることができたなら、それけっこうよくない?

まり、まだ分からなくない?判断はもう少し先でよくない?

というか生物学的には先天性の障害者多様性において、つまり人類という社会の存続においてとても重要存在と聞いたことがあるけどね。

今日本で食べられてる稲とかは、美味しさとかを追求してそのかわり、一つの病気流行るとほぼ全滅するらしいね

そもそももし罪があるとすればあなたを生んだ親に罪がいくはずじゃない?

べつにあなた卵子精子ときに「神様お願いしま障害者に生まれ社会迷惑をかけたいんです」と願ったわけじゃないよね?

例えば、科学者殺人ロボットをつくって何百人か殺したとして、罪を受けるのは科学者のほうであってロボットはむしろ被害者じゃね?

まあこれは冗談で、罪になるには「そうしない選択肢があってそれを選択可能だったにもかかわらず罪であるほうを選んだ」ときに罪になるんで、ほら例えば正当防衛とか無罪になったりするじゃん?

なら最初から選択肢のなかったあなたの親も、あなたも、罪ではないだろ?

障害者ゼロで、社会通念上受け入れがたい意識を持った人間ゼロ社会って、いわゆるディストピアだと思うんだけど。

コストパフォーマンスや「よりよいもの」をあまり希求すると、

優生学」という人類史の汚点の二の舞を踏むことになるから、あまりおすすめできないね

障害者コストがかかるからまれるべきでないなら、食事のコストがよりかかる肥満体質の遺伝子を持った人間もまた生まれるべきでない?

ブサイク美人なら美人を選ぶ?

白人黒人黄色人とどれが一番コスパがいいんだ?女と男なら?身長は高い方がいい?低い方がいい?血液型は?目の色は?

道徳の話」だというなら「○○だからまれるべきでない」という主張こそ、まさに非道徳的でないかい

話を変えて、この世の中からメガネがなくなったとしよう。

そうすると視力の悪い人間視力障害者という扱いになるわけよ。

でも今の社会は違うよね?メガネがあるから障害者とは扱われてない。

パワードスーツとか開発されてるけど、あれがもっと進化すれば、腕や足が一本なくなったくらいでは障害者と呼ばれなくなるかもね。

いや、そもそも健常者でさえも、生まれてくるべきかどうかと言われると答えることはできないのでない?

どうせ誰がめちゃくちゃすごい発明しようが、テロで何百人か殺そうが、人類滅亡したら全部ゼロなわけよ。

何億年後かにはあなたの持ってる障害も、アインシュタイン相対性理論も全部等しく無価値なわけよ。

ニヒリズム」とかいうやつだけども、詳しくはググって。

例えば日本平安時代は女の人はおかめ顏が美人だったらしいよね。

現代でも、場所が違えば南米だと太ってれば太ってるほどモテるんだっけ?

殺人好きな人も、戦時中兵士として生まれれば英雄扱いかもね?

場所といえば、アフリカとかの一部民族では、障害者は神の使いとして崇拝の対象になるらしいね

もしあなたがそこで生まれてきてたなら、むしろ健常者が生まれてきてなくてよかったねになったかもね。

なので「必要かどうか」という価値問題はその社会時代場所にめちゃくちゃ影響を受けるし、つまり障害者は生れてくるべきでない」と結論づけることなんてそもそも不可能なんじゃね?

メガネ下りでも書いたように、「障害者」というくくりがまず決まってないんだから

マーサズ・ヴィンヤード島」という島があって、その隔離された島では昔、他の社会より耳の聞こえないろう者が多かったんだって

多いとはいえ数%以下の割合だったらしいけど。

そのころのその島では、ろう者障害者という扱いではなかったらしい。

耳の聞こえる人も聞こえない人も全員手話を使って話してた。聞こえる人同士だともちろん英語は使うけどね。

まりそのころのこの島では生まれつき耳が聞こえないというのは、個性程度のものだったらしい。

それによって特に不利益を被ることはなかったし、障害者というレッテルを貼られることも、自分障害者だと思うこともなかった。

まりだよ。障害者障害者にしているのは、あなたのその障害ではなく、その障害を障害だと決める社会のほうなんだよ。

からあなた障害者になっているのは、不完全な社会のせいなんだ。

からもしどこかに罪があるとしたら、社会が罪を償うべきなんだ。

社会あなた迷惑をかけているんだ。

2015-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20150630224454

スピ系A「さぁ、みんなで考えよう!(キャッキャウフフ」

宗教家B「次元を超越すれば、答えは自ずと…」

詐話師C「答えが知りたければ、百万円の寄付を」

数学者D「それ、【証明不能】命題だかんネ!」

科学者J「 https://www.ted.com/talks/jim_holt_why_does_the_universe_exist/transcript?language=ja

2015-06-19

中国エホバの証人に会ってる

中国留学している。

日本人に珍しく会えたのでおしゃべりが盛り上がってたら、聖書を取り出して引用しながら話してくれた。

また会って話しましょうと言われて、純粋に話が楽しかったので次を約束したら

聖書勉強しましょう」ということになった。

それから毎週会って聖書を読み上げたり話をしたりしている。

何を正当な宗派異端宗派とするかという判断基準自体揺らぎやすものだ。

何か一つを信じれることは素敵なことだ。

戦争のない世の中も悲しみがないことも素晴らしいことで理想を求めるのは悪いはずはない。

でも、なんか怖いんだよな。

冊子のやけに明るい表情の絵や、とにかくエホバへとつながる文章や、どこの誰かわからない科学者と称する人の話など

うさん臭くて怖くなる。

すべての活動営利目的としていなくて、冊子などもすべて寄付からできていて、

日本国都道府県に彼らはいて、地区ごとに配分されて一軒一軒を当たるように割り当てられているらしい。

中国にいるのも、中国の人々にエホバのことを知ってもらいたくて自分からすすんできて住んでいるらしい。

信仰だけで人間こんなにやれるのかと思って呆然とした。

自分はなりたくないかな。

どうなんだろう。

2015-06-16

内海聡さんの主張

障害者の親は一生反省してもらってけっこう

http://touyoui.blog98.fc2.com/blog-entry-383.html

という記事で、内海さんの主張していることをまとめてみました。

内海さんは「障害者の親は一生反省してもらってけっこう」と主張する根拠として5つの要素を挙げています

精神医学脳科学の嘘
ワクチンや食毒が子どもにどう影響するか
母体に残る毒の蓄積とアダプティブシステム
先住民の子孫の作り方と彼らの高尚さ
⑤これをどうして現代医学科学は教えないのか

精神医学脳科学の嘘

で言われていることは

長くなるため理由は省くが、そもそも自閉症発達障害知的障害など存在しない。
患者を何千人と見ていれば、誰でも気付くことができる。
一部の良心的な精神科医でさえこれは認めている。

ということです。

ワクチンや食毒が子どもにどう影響するか

で言われていることは

自閉症発達障害知的障害の原因の最たるものワクチンである
その証拠に、ワクチンを使わない民族であるアーミッシュ自閉症発症率は低い。
これは何者かの意思によって行われていることである

ということです。

母体に残る毒の蓄積とアダプティブシステム

で言われていることは

フランスの高名な産婦人科ミシェル・オダンによれば、妊婦生活によって溜まった「毒」の多くは胎児に流れる。
毒が流れた胎児子宮内で体を作り変えねばならない(そのせいでいわゆる"障害児"が生まれる)。
現代妊婦羊水プラスチック臭いのがいたり、妊娠が最強のデトックスと言われる理由はこれである

ということです。

先住民の子孫の作り方と彼らの高尚さ

で言われていることは

先住民や100年前の日本を見ると、障害児はほとんどいない。
それは、妊娠する女性栄養価の高い食品を与えるためである
今の日本人妊娠している時期に栄養状態をよくしようとしていないせいで、障害児を生んでいる。
から、そもそも障害は遺伝ではない。

ということです。

⑤これをどうして現代医学科学は教えないのか

で言われていることは

「なぜ昔はいわゆる障害児がいなかったのに、今はたくさんいるのか」を証明することは難しい。
解明するには科学だけでなく歴史的視点必要になるが、医学者や科学者にはその発想がない。
彼らがダウン症が生まれる原因を高齢出産だと思っているのは、着目しているところが違うからだ。

ということです。

まとめ

最後のまとめでは

以上のことを直視できない者しか今の日本には残されていない。
地球日本を汚してきた親たちは被害者ではなく、子供に障害を残す加害者である
本当に反省している親は障害を認めたり正当化したりはしない。
それらは業界がふりまいた嘘であり、反省しているならその嘘を見抜くべきだからである

と書かれています

文章てにをはが所々怪しいので意図を掴むのが難しいのですが、だいたいこんなところだと思います

内海さんが言いたいことには矛盾があるように見えます

まず、内海さんは「この世に自閉症その他など存在するわけありません。」と書いているのですが、あとのほうで「アーミッシュ自閉症発症率は日本の300分の1。」と書いています。あるのかないのか?

どうやら内海さんの言う「自閉症発達障害知的障害」には

単にその症状としての呼称と、理念としての呼称の2種があるようです。

まり、一般に自閉症etc..と呼ばれる症状自体は認めているものの、それを生みだす因果関係における定説、たとえば遺伝説など……は否定しているのです。

そして、その症状を生む本当の原因は、悪しき生活態度にあるのだ、と言いたいようです。

その証拠に挙げられるのが、「アーミッシュ」や「100年前の日本人」のような人々には障害児はほとんど居なかった、ということです。

から、障害児の親は悪しき文明の利に溺れて子供に「毒」を送り込んだ「加害者」であり、そのことは反省するべきだと、そう言いたいようです。

2015-06-13

「女はすぐ泣くから困る」が差別扱いされる異常さ

著名な科学者が「女はすぐ泣くから困る」、「ラボは男女別が良い」といって大きく批判されたらしい。

確かに、この発言一見すると女性差別のようである

しかし、それはあまりにも表層的な批判で、本質をとらえていないのではないだろうか。

例えば、日本において女性専用車両というものが導入されている。

導入の論理は「(男のなかに)痴漢がいて困るから女性だけの車両を作るべきだ」だ。

確かに全ての男性痴漢なわけではない。だから男性全員を悪者にするような行為PCに反する。

しかし、一定痴漢男性が発生し続けているのもまた事実で、多くの女性被害を被っているのだ。

そうした場合には、女性専用車両というある種差別的存在も許容されるべきだろう。

話を戻そう。

「女はすぐ泣くから困る」という発言は、男性科学者からの正しい苦情だと私は思う。

女性生理的にすぐ泣く存在であるならば、そうした発言擁護することはできないが、そうではない。

多くの女性は泣くことを戦術として使っている。そこには意思があり、主体的に泣いているわけだ。

実際、泣くことが有効でない場面では、女性は驚くほど泣かない。女2人で言い合ってる時など、目がカラカラだ。

相手が男性ときや、オーディエンスがいて味方につけられそうなとき、そんなとき女性は泣く。

これが恋愛や友人の関係ならば泣くという行為で場をコントロールしようとする試みも許容されるだろうが、研究世界であれば話は別だ。

研究世界では、そのような行為は完全に害悪迷惑行為しかない。

泣いて場をコントロールし、研究の滞りや研究ミス有耶無耶にしようとする試みにはハッキリとNOを突きつけるべきだ。

(そういや小保方さんも泣いてたね。明らかに狙って。)

そして女性の側から科学世界で泣くことに対して批判が出てこないなら、男性の側からラボは男女別にしてほしい」という希望

出てくるのは仕方のないだろう。泣く女性を演じたり許容してきた女性の側に責任があり、あくま男性被害者なのだから

2015-06-10

メガネキャラって何?

どうしてそんなにメガネキャラが嫌いなの? - 猫箱ただひとつ

という記事拝読しまして。

漠然と「メガネキャラ」と言われた場合、人はどんなキャラクター想像するのでしょうか。

当方生物学的には男性なので、嗜好対象としては女性キャラクターのほうがイメージやすいことを断わっておきますが、

記事では具体例が挙げられているので、そちらのほうがわかりやすいと思いますが、ともあれ、単純に「メガネキャラ」といっても、人によってイメージする像は異なるでしょう。

メガネキャラ」というグループの共通項なんて、物理的に「メガネをかけている」ということだけでしかありません。

キャラクターとしてはそれぞれ別個の存在です。

もちろん、物質としての「メガネ」が好きだったり、「メガネをかけている容貌」を好む人もいらっしゃることでしょう。

ですが、姿かたちの好みと、その人の人格性格キャラクターの部分に対する好みとが、必ずしも一致するとは限らないでしょう。

ええと、話が逸れかけていますが、キャラクター類型ごとに分類することが無意味だと主張するつもりはありません。

けれども、「メガネキャラ」という括りでは、その内包するものがあまりにも多岐に広がりすぎてしまうのではないかと懸念するのです。

外見の分類と内面の分類とを混同しているためにわかりにくくなっているかもしれませんが、

メガネをかけている」という共通項だけで同じグループに分類されてしまうのが納得いかない、ということを申し上げたい次第です。

そんなわけで、まぁまぁ眼鏡どうぞ。

2015-06-08

子供がなりたい職業

第3位 男の子:科学者 女の子:お医者さん

第2位 男の子:サッカー選手 女の子:パティシエ

第1位 貝(男の子女の子いずれも)

もしもこんな結果だったら?

2015-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20150607042259

5つ星のうち 5.0 宗教と「王道」, 2004/3/31

投稿者 torux - レビューをすべて見る

レビュー対象商品: 風の谷のナウシカ全7巻セット ―アニメージュコミックスワイド判 (アニメージュコミックスワイド版) (コミック)

私の職業科学者です。そして科学宗教の一つです。私がそうはっきりとした自覚を持っているのは、この物語を読んだからかもしれない。「風の谷のナウシカ」はそういった深い哲学的意味合いを持った物語です。

宗教としての科学は、論理という神の名の下、世界「真実」を作り出して人々を啓蒙します。世界「真」と「偽」に二分し、社会「真」であることを暗に、しかし強く要求します。

私はこの「風の谷のナウシカ」を、人間宗教を乗り越える物語だと感じました。しか人類宗教なしには生き長らえられないのではないか。同時にこの物語は、そうとも言っているように思えます宗教を乗り越えて初めて見えた命の本質、その絶望に対する希望として、作者は「王道」を物語の中に用意していますしかしこの「王道」について、作者が詳しく語ったほかの作品を、私は寡聞にして知りません。

ニーチェがその死を報告したキリスト教の神が、未だアメリカのような強大な力を動かしている現代ゲーテルがその不在を報告した科学の神もまた、未だ生きつづけて強大な力を誇示しています。「王道」はこれらの神の内に存在するのでしょうか。

2015-06-06

2chとかで寿命話題になると

ロシア科学者不老不死予測」みたいな寿命ヨタ記事スレが立つと「そんなに長生きしたくねえ」とか「早く死にたい」みたいな書き込みがいっぱいあるんだけど、あれって「諦観してる俺かっこいい」みたいな感性だよな。

俺は120歳まで生きるのを目標に全力をつくしてるわ。

だいたい生まれるのが100年早かったわ。100年後には寿命500歳とか実現してるはず。

2015-06-05

http://anond.hatelabo.jp/20150605152343

努力は貢献に縛られてるって何語ですか?

言葉意味すら調べられない君のために引用しておこう

デジタル大辞泉

[名](スル)ある目的のために力を尽くして励むこと。「―が実る」「たゆまず―する」「―家」

自分目的のために力を入れて取り組むことであって社会的な貢献とは別の話だぞ

勘違いしているのはハイエンドエンジニア科学者は全員努力であるということ

努力しない人間にはわからなかったんだろうね

2015-06-03

僕が百万人を騙して「チョコレート体重を減らす」と考えさせた方法

僕がからかったら、百万人がチョコレートは体重を減らすのだと勘違いした。その手法。

I Fooled Millions Into Thinking Chocolate Helps Weight Loss. Here's How.(John Bohannon)

(訳注:増田の新たな可能性。さあ英語ブクマ勢よ!添削し、正しい文を提示するのだ!)

チョコレート痩せる!」 こんな見出しが踊った。ドイツ人研究者チームが、毎日チョコバーを食べると低炭水化物ダイエットよりも10%も早く体重が落ちることを発見した。その記事は、ヨーロッパ最大の日刊紙トップページを飾った。ジャーマンウイングス9525便墜落事故続報の真下にだ。それからそれは、インターネットの遥か彼方まで飛び火した。20を超える国と、半ダースもの言語に翻訳されてニュースになった。ワイドショーでも話題となった。それは最新のシェイプ6月号((訳注:つまり北米版「Tarzan」な))特集として、艶やかな印刷で現れた。(「何故あなたチョコレート毎日食べなければならないか」p128)研究では、チョコレートは体重減を加速させるだけでなく、コレステロールレベルを健康値にし、幸福度を増大させる効果があることも発見された。Bild(ドイツの新聞)の記事は、研究の筆頭著者であるIDH(the Institute of Diet and Health)リサーチディレクターJohannes Bohannon博士の談話を引用した:「この手法の優れた点は……チョコレートはどこでも買える」

僕がJohannes Bohannon博士だ。まあ、実は本当の名前はジョンだし、僕はジャーナリストだ。僕は博士号はちゃんと持ってる。でもバクテリア分子生物学ので、ヒトのじゃない。The Institute of Diet and Health((訳注:どう訳しても馬鹿っぽい……))?ウェブサイト以外には何も無いよ。

ささいな点を除けば、研究は100パーセント本物だ。同僚と僕は、ちゃんと実在するドイツ人被験者を雇った。僕たちは実際に臨床試験をしたし、被験者には色んなダイエット法を無作為に割り当てた。それに、統計的に有意な効果がチョコレートにはあるって報告は、実際のデータに基づいている。それは、実際の所、ダイエットの実地調査としては公平で典型的な研究だった。ひらたく言うと:それはヒドイ科学だった。 結果には意味が無いし、世界中の百万もの人々がメディアでがなり立てた健康の手法は、まったくもって根拠が無い。

僕らは、いかにしてやったか。

仕込み(The Setup)

僕は、去年の12月にピーター・オネケンって名前のドイツテレビリポーターに呼ばれた。彼と協力者のダイアナ・レーブルは、クズ科学ダイエット産業のドキュメンタリー番組に取り組んでいた。彼らは、ダイエットブームの背後にあるダメ科学入りのニュースが、どれほど簡単に作り出せるかのデモンストレーションを手伝って欲しいと言ってきた。そして、オネケンはとんでもないスタイルを望んだ:それを使って、ダイエット研究とメディア企業の腐敗を明らかにする。

呼び出し自体はそれほど驚かなかった。去年、僕は載せるのにお金を取る学会誌オープンアクセスジャーナル)への囮作戦をやったからだ。アカデミック出版ビジネスの中で急成長中の、儲かる新しい分野だ。そういった出版社のうち何社が約束通り厳格なピア・レビューをするのか見つけるために、僕はバカバカしい欠点だらけの論文を送って、いくつ拒絶されるかカウントした。(答え:半分よりちょい少ない

オネケンとレーブルは、全て揃えた:被験者を雇う為の数千ユーロ、研究する為のドイツ人の医者、それにこっちに都合の良いデータをこねくりまわす為の統計学者。オネケンは、僕の学会誌に対する囮と風刺の結果を聞いていたし、僕がどうやって出版させれば良いか知っていると考えていた。 唯一の問題は時間だった:この番組がドイツフランスのTVで放映されるのが、晩春の予定だった(これは来週初放映)、だから実にたったの2,3ヶ月しかなかった。

どこかで出版できるか?たぶん。でも、その後は?僕はこれは正直失敗すると思った。僕ら科学ジャーナリストは、一般人よりは賢いだろうとの自負が有る。結局のところ、僕らは難解な科学の研究について、十分に説明できる程度には理解しておく必要があるわけだ。そして、科学的な素養を持たない記者でも、ほんのちょっとでもこのネタの為に裏取りしたら?本物の栄養学者でなくても、ちょっとした科学的素養を持つ誰かが相手なら? 彼らは、その研究がどんなにオカシクてモロいか気がつく。言うまでもないけど、ググってもJohannes Bohannonの名前も、彼の研究も、全然出てこなかった。ヘルスサイエンスの記者連中は、ワンマイル先からでもこのごまかしを嗅ぎつけると思った。でも、できるだけ悲観的には聞こえないように、僕は言った。「これがどうなるか、、まあ見てみようよ」

ペテン(The Con)

オネケンとレーブルは、迅速だった。彼らはフェイスブックを使って、3週間のダイエットで誰にでも150ユーロを出すと言ってフランクフルト被験者を募集した。ドキュメンタリー番組だってことはクリアに説明したけど、それ以上の詳細は伏せた。 寒い1月の朝、5人の男性と11人の女性が現れた。19歳~67歳だった。

この悪ふざけにノッた一般開業医、ギュンター・フランク臨床試験を実施した。オネケンは、疑似科学ダイエットをこき下ろしたフランクの本を読んで、彼を推した。ダイエットサプリとしてビターチョコレートテストしようというのは、彼のアイデアだ。なんで?と聞いたら、フランクは「自然食品狂信者は気にいるだろうって言った。「ビターチョコレートは、マズイ。だから、体に良いハズだ」彼は言ったもんだ。「宗教に似てるのさ」

アンケートと血液テストで、被験者摂食障害糖尿病やその他の病気で無いことを確認した後、フランク被験者たちを3つのグループ無作為に割り当てた。1つ目のグループには低炭水化物ダイエットを割り当てた。次のには、同じ低炭水化物ダイエットに加えて、毎日1.5オンス(42グラム)のダークチョコレートを。そして、残りのコントロールグループには、今のダイエット法を全く変えないように指示した。彼らは21日間、毎朝体重を測って、最後にアンケートと血液テストを行った。

オネケンは、ゴリゴリ数字を弄る為に友人で金融アナリストアレックス・ドロステハールに頼った。週末に1樽ビール差し入れた後……ビンゴ低炭水化物ダイエットグループは5ポンド減量して、コントロールグループ(何もしてないグループ)の平均体重は、上下動ゼロになった。じゃあ、低炭水化物ダイエットチョコレート組は?彼らは10パーセント早く痩せてた。かてて加えて、統計的に有意な差異として、チョコレートグループだけはコレステロール値と幸福度調査の値が良くなっていた。

引っ掛け(The Hook)

何考えてるか判るよ。

この研究でチョコレートグループの体重減が早いのを見せたかったんじゃ-信頼しちゃダメじゃない?科学的じゃないんじゃない?

ここに、ダーティーでちょっとした科学の秘密がある:もし少人数に対して大量の物事を測定するなら、キミは「統計的な有意差」って結果をほぼ間違いなく手にすることができる。 この研究では、18種類も測った-体重、コレステロール値、ナトリウム値、血中タンパク値、睡眠品質、幸福感、ナドナド-たったの15人から。 (一人は落とした)この研究は、偽陽性レシピで設計された。

計測対象を、くじ引きのクジだと考えて欲しい。クジはそれぞれ「有意な」結果を出すチャンスがあって、ストーリーを紡いで、メディアに売り込むための可能性を持ってる。もっとクジを買えば、たぶんもっと当たりやすくなった。上手くいくかは判らなかった-大見出しを賑わしたのは、チョコレートが眠りの質を良くするだったかも知れないし、血圧を下げるだったかも知れない-でも、最低ひとつは「統計的に有意な」結果が得られる可能性はかなり高いと判ってた。

ある結果が小さなp値を意味する、というフレーズを良く聞くかもしれない。このpと言う文字には言霊としての力があるんだが……まあ、ただのデータのSN比(信号対雑音比)という単位だ。 「有意」であるため閾値(カットオフ値)は、普通0.05だ。それは、5%の確率でその結果がランダムな影響かもしれないってことだ。 たくさんクジを買えば、偽陽性のチャンスを得る可能性は上がる。どれだけクジを買えば良い?

  • P(winning) = 1 - (1 - p)^n

測定項目が18個あれば、p < 0.05となる「有意な」結果を得られるチャンスが60%を超えた。(測定項目は独立していなかったので、もっと高かったかも)このゲームは、僕らに有利に組み立てられた。

これをp-ハッキングと呼ぶ-0.05未満のpを出すために、実験手法とデータをこねくりまわす-そして、これは大きな問題だ。ほとんどの科学者は誠実だが、無意識にこれをやってる。彼らは結果が思い通りじゃなかったら、自分たちがしくじったと思い、「上手くいく」まで繰り返し実験をし、「異常値」を落とす。

ただ、p-ハッキングを避けようと注意したとしても、僕らの研究は(不幸なことに)被験者が少なく、コントロール出来ない要因に大きく影響を受けた。ひとつ例を挙げる:ある女性の体重は、月経サイクルで5ポンド(2.27キロ)も変動したが、これは低炭水化物ダイエットグループチョコレートグループとの差よりもずっと大きい。これが、大量の人を対象にし、年齢や性別をバランスよくグループに取り入れる必要がある理由だ。(僕らは気にしなかった)

キミは、僕らの結果を解釈するのと同じくらい、紅茶を飲み終わった後のお茶っ葉の形を読んだほうが良い。(訳注:ハリポタにも出てくるが、茶殻を読む占いってのが有る)チョコレートは、体重減加速器かもしれないし、もしくはその反対かもしれない。キミは、ノンチョコレート低炭水化物ダイエットグループも、何もしてないグループも、同じくらい信用してはいけない。何もしてないグループの人達が何を食べたか、誰が知ってるんだ?僕らは聞かなかったけど。

幸運な事に、科学者達はこの問題に賢く対応している。いくつかの学会誌は、科学者たちのより良い習慣となるよう、p値の有意性をテストする段階にある。それに、もはや誰も研究対象被験者を30人以下にはしない。りっぱな学会誌編集者は、ピア・レビュアーに送る前に、即座に拒絶する。だけど、評判よりもお金のことを気にする学会誌も多い。

内通者(The Inside Man)

僕らの科学的なブレークスルーを、世界とシェアするタイミングだった。すぐに出版させなきゃいけなかったけど、ダメ科学だし、僕らはピア・レビューを完全にスキップする必要があった。 都合良く、手元にニセ学会誌リストがあった。(これは僕のリスト、こっちは別のリストちょっとタイトスケジュールだったから、僕らは同時に論文を出した-「減量加速器としての高カカオチョコレート」-20の学会誌に。そして、幸運を祈りながら待った。

僕らの論文は、複数の学会誌に24時間以内に受け入れられた(アクセプトされた)。言うまでもないけど、僕らはピア・レビューに全く直面しなかった。熱烈なアプローチをしてきた、医学国際アーカイブ(the International Archives of Medicine)誌に、最終的には決めた。そこは、巨大出版社BioMedCentralによって運営されてるけど、最近オーナーが変わったばかりだった。出版社の新しいCEOであるカルロスバスケスは、僕らの出した「傑出した原稿」をちょうど600ユーロで「我々の素晴らしい学会誌に直接掲載しよう」とJohannesにメールしてきた。(訳注:忘れてる頃だろうが、Johannes Bohannon博士はジョンの偽名だ)

アーカイブ編集者「ジャーナルに提出されたすべての記事は、過酷な方法でレビューされる」と主張してたけど、僕らの論文はオネケンのクレジットカード決済が通ってから2週間以内に出版された。一文字も変更されなかったよ。

標的(The Marks)

論文以外でも、ちょっと仕掛ける時間はあった。僕は、科学的なPRの仕事をしてる友達の友達を呼んだ。彼女は僕を通じて、見出しに載せるためのいくつか卑怯なトリックを使った。毎日僕が触れてるモノの別の側面を聞いて、ゾッとした。

コツは、信じられないほど怠惰なジャーナリズムを利用することだ。もしキミが正しく情報を紙面に反映できるなら、キミ自身がメディアに記事を書くのとほとんど同じくらい、中身を理解してるってことだ。事実、多くの記者たちが(文字通りの意味で)僕らのテキストコピペしかしなかった。

僕のでっち上げプレス・リリースちょっと見て。全部入りだ。記者の専門語で:セクシーな導入部、判りやすくざっぱなグラフ、いくつかパンチの聞いた引用文、そして意外なオチ。さらに、すでに主要なポイントは詰め込んであるので、科学的な論文を読む必要が全く無い。 僕は正確さに特に注意した。記者連中を騙すというよりむしろ、論文についての完全に典型的プレスリリースで釣ることがゴールだったからだ。(当然、被験者の数や、グループ間の体重の差がすごく小さいことは書かなかった)

でも、良いプレスリリースだけじゃ不十分だ。記者連中は、見出しに載せるなにか可愛いアート」に飢えてる。

だから、オネケンとレーブルは、フリーランスアーティストに依頼して、チョコレートと体重減少についてアコースティックバラードラップを作成させて、いくつかプロモーション・ビデオクリップを作った。(ほとんどどんなことでもインターネット上でやってもらえるってことが判るだろう)

オネケンはドイツ語プレスリリースを書き、ドイツの地方メディアに直接出した。記事の「専門的な」裏付けは、とても魅力的だ。たとえそれが嘘でも。そして、ドイツ語プレスリリース爆撃はオーストリアネットサービスから出て、イギリスでもニュースワイアー(訳注:海外にあるオンラインニュース配信サービス)の外に出た。品質管理なぞ無かった。それは記者連中に託されていた。

僕は、世界中で爆釣れしている中、自慢と嫌悪が混ざり合ったなんとも言えない気持ちになっていた。

釣果(The Score)

餌に喰いついたと気がつく前に、デカイ魚を釣り上げていることすらあった。Bild(新聞社)は、急にこの記事を書いた-「チョコレートを食べてもスリムなまま!」-全然こっちに連絡無く。すぐに、デイリー・スター紙アイリッシュ・エギザミナー紙コスモポリタンドイツ語サイトインド版のTimes紙ドイツ版インド版ハフィントン・ポスト、それにテキサスのテレビニュースオーストラリアの朝のトークショー、に気がついた。

記者連中は、とんと僕にコンタクトしてこなかったけど、してきても投げやりな質問だけだった。「なぜチョコレートで減量が加速すると思いますか?読者に何かアドバイスは?」ほぼ誰からも被験者数については聞かれなかったし、誰も数は報道しなかった。誰一人として、他の研究者に聞いていなかった。他の研究者の引用は、無かった。

これらの刊行物は、大量の聴衆を操るけど、必ずしもジャーナリズムの美徳の鑑ってワケじゃない。だから、新しい見出しのためにちょっとしたデジタル撒き餌でも簡単に食いつくのは、別に驚くことじゃない。ベージビューを収穫して、次に行くだけ。でも、(恐らくは)厳格な地方局でも、同じように研究の穴を見つけることは出来なかった。

僕らの研究を伝えるシェイプ・マガジンの記事では-6月号の128ページを見てね-校正係(fact-checker)を雇っていたけど、でも他と同じようにやる気が無かった。校正は全部含めても、2,3の文の正しさと、僕の名前の綴りの確認だけ。校正範囲は、減量を促すチョコレートカカオ含有量(81%)、2つのブランドの特定だけだった(食料品店アマゾンで買える)。

いくつかは銃弾を避けた。ある男性向け健康情報誌の記者は、Eメールでそれほど厳密では無い質問をいくつかしてきた。彼女は、9月号の記事を予定していると言ってたので、僕らはその記事がどうなるかは全く判らない。

じゃあ、最も期待はずれだったのは?誰一人として、チョコレートミュージックビデオを使ってくれなかった。その代わり、みんなどことなポルノチックなチョコレートを食べる女性のイメージを使った。たぶん、この音楽に僕らの生活の真実ってやつがにじみ出ているからだろう:

https://youtu.be/j-15v8N8gFw

https://youtu.be/oYGBgQRhsB8

批判(The Knock)

なんで気にする必要がある?必死に信用できる情報を求める人達は、ズラッと並んだダイエットガイダンスに戸惑ってる-塩は悪い塩は良いタンパク質は良いタンパク質は悪い脂質は悪い脂質は良い-まるで天気みたいに変わる。

でも、科学は明らかにするよね、ね?今は、肥満を疫病のように言ってて、トップクラス科学者達に資金が注入されてる。いずれ原因と治療法をクリアに答えてくれて、雑音は止む。

もしくは、そうじゃないかも。

公平に見て、十分な資金を持ち本当の減量科学の研究をしているところでは、混乱してて、結論を出せていない。非営利の栄養学推進機関(the Nutrition Science Initiative)共同設立者外科医ピーター・アティアは嘆いている。例えば、女性の健康促進(the Women’s Health Initiative)-その種の調査で最大のものの一つ-で、ダイエットと健康についていくつかが明確になった。アティアは 「その結果は、混乱するものでした」と言う。「彼らは、10億ドルを費やしても、低脂肪ダイエットが良いか悪いか証明できなかった」アティアの非営利団体は、基本的な質問の答えを探すために、1.9億ドルを調達しようとしている。でも、肥満の科学に注意を向けるのはひどく難しい。彼は言う「あまりにも雑音が多すぎる」

キミは、僕みたいなのに感謝することが出来る。僕らジャーナリストは、日々のニュースという獣を養う必要があって、ダイエット科学は打ち出の小槌だ。読者は、赤ワインの効能やフルクトースの危険性について、十分な記事を読めない。一般的な関心事というだけでなく-それは、1日に最低3回は必要という決定に関連している-それは科学だ!僕らは、どんな報告でも、家から出る必要は無い。僕らは、メールボックスに届いた科学的なプレスリリースを、デイリーニュースという小川にちょっと浸す。そして、ストックしといたスナップ写真を貼り付けたら、完成。

ダイエット科学の唯一の問題は、それが科学であるってことだ。キミは、科学の論文の読み方を知っている必要がある-さらにいえば、本当はやってみる必要もある。とても長い間、人々はゴシップみたいにこのインチキと同じプレスリリースに飛びついては流行を作ってきた。願わくば、この小さな実験が、記者連中や読者を、もっと疑り深くしてくれますように。

もしも、どれだけの被験者を対象としたか明らかにしない研究、「統計的に優位」と言うにも関わらずどれだけ影響が大きいか言わない大胆なダイエット法が発表されたら、キミは「なぜ?」と思うはずだ。でも、大抵の場合、僕ら(訳注:忘れた頃だろうが、科学ジャーナリスト)はやらない。 残念だけど、ジャーナリスト事実上、相互評価(ピア・レビュー)のシステムで動いてるからだ。そして、僕らが失敗すれば、世界はジャンクサイエンスで溢れかえる


この悲喜劇にも、希望の光はあった。記者連中が僕らの「発見」を吐き出している間、多くの読者が思慮深く、疑い深かった。オンラインコメントで、彼らは記者連中が聞くべきであった質問をポストした。

「なぜ、各個人のカロリーを計測していない?」ボディービルフォーラムで読者が質問した。「このドメイン(IDHのウェブサイトのモノ)は、3月に登録されてて、大量のブログニュースは、この研究以外には触れていない(ググれ)。これは誰かが背後に居るぞ」ドイツの主要なオンラインマガジンの内の一つ、FOCAS Onlineの読者が言った。

また、先見性のある読者が、4月4日のデイリー・エクスプレスの記事にこうコメントした。「栄養学は毎日エイプリルフール」。

更新:the International Archives of Medicineのウェブサイトからは取り除かれちゃったけど、ココで読めるよ

(訳注:修正済みのためCorrectionは訳さず。あと、何箇所か言い回しが怪しいので、適宜修正するよ)

2015-05-30

科学者って、毎日が夏休みみたいでいいですね」とたまに言われる

2015-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20150528010711

男性出産可能になったとしても医療保険適用外の先端医療扱いで高額になるため普遍的価値とはなり得ない。

未来の事を断言されても。

あと男性出産可能になるより人工子宮が開発される方が早いと思う。

大学進学率=知能というのもな。

戦前の昔から女性医者科学者もいた。女性から頭が悪いのではなく、ただ努力不足だ。

戦前女性医者科学者になるのなんて、上流階級かつ親が女性教育に関心が高い特殊な家庭に生まれなければ不可能だろ。

現代もそこまでではないけど、「息子は大学に行かせるけど娘は大学なんて行かなくて良い」って家庭はまだまだある。

女性大学行っても就職差別が激しく大学学費を取り返せるほどの職に就ける可能性が低いからメリットが少ないというのもある。

ぶっちゃけ女性なら大学行くより看護学校でも行く方がまだコスパ良いのが現状。

ほんと世間知らずなんだなあ。

2015-05-23

日本人の総奴隷化は進む

国立大学から文系学部が消える!安倍首相文科省文化破壊的“大学改革”(リテラ

http://lite-ra.com/2014/10/post-508.html

「金がないから稼ぐ学問だけ残す」…実に分かりやす阿呆理屈だ。額に汗して稼ぐなど、下僕に任せておけ。「なぜ稼がなくてはならんのか」「稼いだ金で何をするか」を考えるのが、主人の仕事だ。それを考える頭を失くし、金だけ儲けてどうするのか。その金を、海の向こうの主人に貢ぐのがせいぜいのところだろう。今回の方針は、実に亡国と売国の二重の愚行と言うべきだ。国家百年の大計を過った文科官僚は、未来日本人呪詛の的となろう。そのとき我々に呪詛するだけの頭と余裕があれば、だが。

理系文系の、あるいは自然科学人文科学の違いを、粗く粗く再定義すれば、それは「死物」を扱うか「生物」を扱うかの違いである

自然科学は、生き物であっても、多様性があり生きている対象そのままを研究するのでなく、生き物一般、物質一般に還元して、いわば死物とすることで初めて研究対象とする。一方人文科学は、一人一人の人間社会をそのままに把握しようとする。雑多なものごとを雑多なままに受け止め、受け入れようとする。

この二つの考え方の違い。すなわち、分析総合人間の脳には、おそらくその両方の世界把握・認識システムが組み込まれている。その二つを使い分けながら、世界認識しているのだ。

そして、死物を分析する自然科学が、必然的事象に対して従属的になるのに対し、生物を受容する人文科学は、必然的事象を支配し整理し再定義するのがその重要仕事となる。これを、叱られることを前提で言い換えれば、前者を奴隷の学後者主人の学となる。これは、一個の人間の中でもそうであるし(目の前のエサを捕える時は科学者に、未来について考えるとき哲学者に)、一個の国家においても、この二つが手を取り合っていくのが、あるべき/理想の形だろう。

人文科学を軽視すると、どうなるのか。国立大学から、人文系学科が消え、教授たちが消えていくというのは、どういうことを意味するのか。

我々は、今後世界議論し、交渉し、将来を見通してビジョンを語るための有力なツール思考手段とその訓練の場を、言い換えれば広義の哲学の場を、国家予算を傾注した最高峰教育研究機関から失うのだ。国の在り方を変えるような巨大な改革を成し遂げるためのツール、この国に生まれ育つ中で誰もが思考根底に置く言語文化のものを掘り下げ高めるための研究機関人間集団社会という複雑な存在を、ただ分析するだけでなく操縦し運営する方法論を探る場、それら全てを失うことになる。そして、それらについて先人が積み上げてきた知識の集積を活用できる人材活用する手段や場の全てを失うのだ。なんという巨大な蕩尽! そのおそるべき愚行の涯に、一体どのような日本が現出するのか。これはもはや、日本語日本文化日本という国自体の、敗北宣言に等しい。

「文(系)学部存在意義が分からない」?

一つ質問だが、文部科学省官僚たちよ。こんなことが分からないあなたたちではないと思うのだが、分からないのは本当に君たち自身なのか。それとも、「分からない」と言ってくる偉い方々に与える、適切な説明をただ見付けられずにいるだけなのか。もし後者なら、頼むからもう少し努力してくれ。君らの肩に日本がかかっている。もし前者なら……そういうことはあまり考えたくないのだが、それならもうこの国は終わりなのだろう。滅ぶしかないし滅べばよい。私はひっそりと、ただ自分の中で、私の知る日本を私が死ぬその日まで、大切に守ることにしよう。

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