はてなキーワード: 不謹慎とは
そんな私の推しは今年で79歳。
推しに一目惚れしたのは去年のことで、推しと私は半世紀以上歳が離れている。
そんな推しのデビューから今の地位につくまでの半世紀分の軌跡を一気に見られるのはとても幸せだ。国会図書館に行って推しの記事をせっせと眺めてコピーをとったり、ヤフオクとにらめっこしたり、プロマイド屋に行ったり、骨董市を徘徊したり。
でも、同時に、なんで私は半世紀前に存在すらしていなかったのかと気が狂いそうになることもある。
私の推しは今おそらく客観的に見たら大御所文化人的ポジションだけど、もともと出たがりな人ではないからおそろしくメディア露出が少ない。
最近(といっても4,5か月前くらいだった、時をかけるオタクしてるとまじで時間感覚がおかしくなる)雑誌で対談されたんですけど、未だその写真眺めてニヤニヤしてる。あー美人!私的には世界一美しい78歳ですわ!
でも半世紀前ならテレビや生でお姿を拝見できる機会がたくさんあった(らしい)。でもそもそもそんな時代、フィルムは高価だし、DVD化して売るなどという概念すら存在しない。そこらへんの上書きされていった、かわいい推しが映っていたはずのフィルムのこと考えるとまじで気が狂いそうになるね!
それに私はとにかく推しがかわいい!かっこいい!美しい!好き!という気持ちだけで生きているただのオタクファンだから、なんでこんな昭和文化研究家か考古学者みたいなことしてるんだよ!!!(やらずにはいられないけど!!!)と自分で突っ込みたくなることも多々ある。
あと不謹慎かもしれないけど、推しがこの世からいなくなることが本当に怖い。考えたら涙が止まらなくなる。
日本人男性の平均寿命が80歳っていうニュース見て泣きそうになりました。
切実に私の寿命を分けたい。私がおばあさんになっても推しの姿を拝見できたらいいのに。
愛する家族と素敵なお仕事仲間に囲まれて健康で幸せに長生きしてほしい。
あーいつかナマで推しを拝見したいなあ。
遠くから眺められただけでも一生幸せを噛み締めながら生きていける気がする。
なんでこんな好きなんだろうな。
バーチャルおばあちゃん(以下VB)、というバーチャルユーチューバーがいる。
フェイスリグのサンプルキャラクターの老人に声を当てたキャラだが、
(例えば視聴者が「慰安婦」と呼びかけ、VBが「慰安婦じゃないよ!朝鮮人じゃないよっ!」と返す。)
正直、自分自身最初はゲラゲラ笑って見ていたのだが、ふとポール・ローガンのことを思いだした。
ポール・ローガンは富士の樹海の自殺者の姿を撮影して大炎上したユーチューバーで、
待ちゆく人にポケモンボールをぶつけて見たり、築地でカートに乗って迷惑かけたりと、
日本をゲームの世界かなんかと勘違いしたかのような振る舞いは見ていて腹が立った。
また、VBは外観が老人なだけで、本人は老人でもなんでもない。
老人ネタは自虐ネタではなく、単に老人を馬鹿にしているだけだ。
それでも、以前の俺みたいにポール・ローガンに怒りながらVBに笑ってる人々は一定数いると思う。
不謹慎ネタは面白い。いい子ぶる奴はダサいしウザい。そう言われるのは分かる。
でもやっぱり、まずいことはまずいのだ。
https://anond.hatelabo.jp/20180212233657
数年前、大学時代同じ部活だった友人が20代の若さで事故で亡くなった。
ちょうど仲間内の1人と交際しており、婚約直後だったと聞いていた。
その婚約者の友人から知らせを受けた直後は、気が動転して意味のないことを口走りながら、友人として諸々の手続きを引き受けることにした。
母親にどうすればいいか聞いて葬儀社に電話をして、言われるがままに一番大きな供花を注文した。
葬式には大勢の部活仲間と参列した。亡くなった友人は事故に遭ったのが嘘のような、まるで眠っているかのような顔で棺に収まっていたので、どうしようもないとは思いつつ「今までありがとう」と声をかけてみた。
親御さんからのお願いを受けて、みんなで棺に花と思い出の品を入れて、最後は霊柩車が式場を出て行くのを見送った。
今でもこうしたひとつひとつの出来事を鮮明に思い出せるし、「悲しい」以前に「受け入れがたい」という気持ちが消えない。
ただ、その時自分が持っていた感情が理解できない。その時の自分は、行き場のない悲しみ以外に一種のドラマ感を味わっていた。
葬儀の前日、悲しみを通り越して感情が表せなくなった婚約者の友人の顔を見ながら、亡くなった彼との思い出話を聞いていた時。
婚約者の友人の代わりに花を手配し、初めて会った故人の親御さんから「ありがとうございます」と言われた時。
故人と親友だった友人が棺の前で泣き崩れ、背中をさするために座り込んだ時。
私は心のどこかで「非日常のわくわく」や「非日常でちょっと活躍できる自分」に興奮していた。
もしかしたら、単に緊急事態でアドレナリンが分泌されて、混乱した心が「高揚している」と勘違いしただけかもしれない。
でも、あの時の自分がもし親しい人との死別という悲劇をエンタメとして消費していたなら、八つ裂きにされてもおかしくない程の残酷な性癖に当たるだろう。
誰にも言えずにしまっていたけど、この機にそっと投げておく。この気持ちを合理的に説明できるならありがたいし、同志がもしいるならそれもありがたい。罵倒されたとしても、ようやく自分の罪を断罪してもらえるならそれでもいい。
またか…よくあることだと思うがペアを組んで仕事をする男女が結婚してしまうパターンを見るのが嫌いだ
仕事相手やパートナーに手を出すことが不謹慎だとは思わないのか、ストイックに自分のやるべき作業に専念できなかったのか
クリエイティブな時間を共に過ごし、成功や失敗を一緒に体験することで情が移るのはわからんでもないが、セックスまで至ってしまうなんて結局見境ない動物じゃんとしか思えない、尊敬できない
仕事は成果物のみで判断すべきだとわかってはいるが、こうして考えていると作品まで不純な目的の汚れたものに思えてきてしまう
プロ・アマ・ジャンル問わずそういうカップルは多くいると思うが、色恋沙汰に全く縁のない男女ユニットも何組か知ってるし、そういう人らは本当に偉いと思う
与えられた時間の中でどこに幸せを見いだせるか、自分はそれが分からいまま社会にでることになりそう。
これある歌の歌詞なんだけど。
当たり前なんだけど、こんな心にくる言葉久々だった。
気づいたら20代も終わって、30代も終わって……ってなるのかな。
自分は趣味といえるほど情熱を注げる趣味はないし、特技といえるほど誇れる特技もない。
友達だって多いわけじゃない。深い人間関係って作れない。昔いじめられてたし、家庭は不和だったからなんか人って信用できない気持ちが先行しちゃう。そのかわり浅い人間関係とかは大得意、みんな愛想のいい物腰柔らかな人って思ってると思う。
彼女もいるけど、配属が東京じゃなかったら別れよう宣言もされてるし、なんなら彼女浮気性なの知ってるし。心の底から信用できてない。好きには好きだけど。
勉強だけは何もしなくてもできたから、東京一工に現役で通えてる。でもそんな肩書きも社会に出たらサヨナラだから意味もないってよく言われる。もっといえば、勉強は自分が死ぬ思いで努力して勝ち得たような成果物じゃないから、褒められたりするのに違和感があるし、なんならむしろたまたまちょっと先天的に優れた点を褒められている気がして不愉快。イチローみたいに努力して得た人の方がかっこいいじゃん。
これはある意味そうやって認識することで、幸せの着地点を認識できるようにする言葉だと思う。
終りがあるから「ここで幸せだったんだな」とか「いまこの瞬間を楽しもう」とか思えたんだろうな。
自分の場合、そういうことが分からずに、正確にはほぼ終盤でそういうたぐいのことを認識させられて絶望している。
趣味、特技、友人、恋人、家族、全てが中途半端な状態で、悩んで苦しんでいてもSOSの出し方が分からず、かといってちょうどいい所で幸せを見出すことも分からず、、。
今後数十年生きられる自信がないなぁ。不謹慎だけど、自然災害とか交通事故で「残念ながら、運悪く、無念で死んだ人」って浅い人間関係の友人とか家族とか、裏切られがちな恋人にそう思われながら死んだら一番幸せな終わりに見える。早く、早く、終了イベントがきてくれ。
限界は近い。
あんなにロシア好きって話をしてるけど、ソ連時代も入ってる、スターリン時代も冷戦期もおもいっきり含まれてるわけじゃないですか。いつかどこかの不謹慎厨やポリコレ海外メディアに目をつけられるんじゃないかって。
http://www.sanspo.com/smp/otacul/news/20170331/otc17033115370001-s.html
こういうノリでナチスドイツの話したら謝罪じゃ済まなそうじゃないでしょ。
以前、欅坂の衣装がナチスドイツに似てるってだけで、似てるだけでナチスドイツなんて一言も言ってないにも関わらず、いつもは不祥事は全部部下のせいにするようなあの不遜で傲慢な秋元康が書面とはいえ謝罪せざるを得なかった。
だから、上/坂/す/み/れさもいつかポリコレ厨とかに見つかってめんどくさいことになるんじゃないかと思って心配。これから日ロの仲が良くなるとも思えないし。
例の問題に限らない話だけど、なんでもかんでも海外デワーってうるさい出羽守のくせに、
当の海外で問題が起きたり、疑問の声が上がった時に、素直に過ちを認められない奴がいる。
なんで? 植民地ジャップの総督気取りの奴が? スターつけてる奴らもこの際だから考えてみ?
「藁人形論法」と言われるのもアレなので、特定個人のidを「屏風から出」さざるを得なかったが、
別にこの特定個人を叩くつもりはない。絶対こいつだけじゃねえんだもの。
叩きたいのは個人や集団ではないし、彼らの掲げる主義でもない。
自説の瑕疵に目を向けようともしなければそれを恥とも思わない、その傲慢さ自体だ。
心当たりのある奴は自分のことだと自覚するように。metooですよ。
お前らにもわかりやすいように、原発で例えてやるよ。めっちゃ不謹慎だけどさ。
あるところに、日本製の原発を導入しようと考えている国がありました。
そしたらある日、日本にあるどっかの原発が事故を起こしちゃった。
トータルで考えたら、それでも利益の方が大きいかもしれないけど、皆ビビりすぎなほどビビってる。
そんな時、原発のリスクとリターンについて、その国の民衆に説明すべきなのは誰?
「原発を導入したがってる人」でしょ?
そこで「我が国にはまだ日本製の原発はないし、事故も起きてないんだから、議論する段階じゃない」
とか言って、通ると思う?
2年ほど前から勉強がどうでもよくなり、大学を留年した。足りない単位はそれほど多くなかったから、留年は一年で済んだが、その間誰とも会う気にならず家に引きこもってばかりいた。
その一年で進学に必要な分の単位は何とか取得し、卒業研究を始めた。けれど思うように研究が進まず、それが原因のストレスか、持病が悪化し入院することになった。
そうして最近、卒論研究に復帰したけれど、明らかに頭が悪くなった。何時頃から悪くなったのかわからない。2年前か、持病が悪化した時か。
記憶能力が落ち、物忘れが多くなった。最近あった出来事をうまく記憶できない。短期記憶も悪く、数分前のことを記憶できない。思い出そうにも、霞をつかむような感覚が増えた。
理解力も落ちた。数式をイメージできず、意味が分からないと感じることが多くなった。文章を数式に変換することも難しくなっている。
集中力も落ちている。何かしてもすぐに馬鹿馬鹿しくなる。気が散って何をしているのか分からない。
体が弱くで、意志薄弱で、コミュ障だった自分ただのひとつの取柄と言えないまでも、欠点でないところだったのに、ばかになってしまったら、どうするのだろう?
親が金持ちなら脛でも齧って生きればいいが、別段そんなことはないし、一方的に人に迷惑をかけながら生きるのもつらい。
晒された人です。Twitterで書くには長すぎるので増田で書きます。
この文章だけ読むと、何がなんだかわからないと思うので、詳しくは下記リンクをご覧ください。
http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2017/12/20/123000
ええと。なんだか面倒くさいというと不謹慎なんだけど、ここまでくるとラフにやった方がよいと思うので、ラフに書くことにしたよ。最初は告発チーム(あえてチームと書きますよ)のそもそもの理念に照らし合わせて、MeTooの機運の妨げになってもいけないしな、と思って、PCを意識した表現を取っていたのだけれども。
最初に、もうここ数日、必ず冒頭に入れないといけないテンプレになってるけど、K氏の行為は、彼が謝罪文を出している内容において、ダメ絶対です。弁護の余地はないです。そこに関して繰り返し強調しておきます。はあちゅうさんのことは好きでないけど、告発内容そのものは支持します。
その上でね。もはや、今回の告発チームの経過ってグズグズになっちゃってるじゃん? 一言で言うと、
「残念です」
ていうか、こうなることをイメージしちゃったから、ニュースが出たときに、個人の雑感としてFBにコメントしたんだよね。
友人限定の個人雑感だから、何を書こうと、著しい事実誤認とか名誉毀損とかない限り、そんなの僕の自由なわけ。で、その投稿を見て「こいつは他人の陰口を叩く最低な奴だな」となるか、「いやー、わかるよ」となるかは私の友人との関係に依存するわけだ。試される大地ってやつだ。コミュニケーション・デザインのスキルが問われるところだ。もしはあちゅうさんが真っ当に活動してきているなら、前者になるところだ。
そもそも、僕の元投稿は、誰も名指ししてないわけじゃん? あの投稿で「わかる」人って、それこそネットで10年選手以上の人くらいなんだよ。さらには、元投稿の「バスツアー事件」なんて覚えている人なんて、10年以上も経った今、インターネッツ老人会くらいしかいないんだよ。
すでに知れ渡ってるけど、私とはあちゅうさんはFB上のつながりはなかったし、Twitterのつながりもなかったんだ。ブロックされる前のFBを覗きにいったら、はあちゅうさんと共通の友人はたった47人。おい、そういえば、このなかにユダがいるぞ! 誰だ! (思い出した)
そんな希薄な関係のなか、名指しもしてない投稿で、それが誰かと特定できる人なんて、私と長いつきあいのインターネッツ老人会の人か、告発チーム関係者くらいしかいないわけですよ。
でね、誰でも若さゆえの過ちってあるものなので、当時を知っている人は生ぬるく見守っていたりするわけですよ。そんななか、ポリコレ/セクハラ絡みのネタなんて炎上必至じゃん。慎重に書くじゃん。いや、本当は個人雑感だから慎重に書かなくてもいいんだけど。
でもまあ、こういうご時世ですよ。友人限定で、基本的には消すかも前提で書いたりもしますよ。なんでわざわざそんなネタなんで書くかって? 「おお、あのときの娘っこがまたなんかやらかしとるのう。大事にならんとよいが」くらいの温度感ですよ。
そんなクローズドな投稿をわざわざご本人に送ってさしあげる人なんて、基本的には面白インターネッツ大好き人間じゃないですか。だって、わざわざスクショ取って、ほっとけば知りもしない自分の噂をご注進してくるんだよ? フレンズのセレクションにはケアフリーになった方がベターなドンチュー?だよね。
しかも、放っておけば拡散しない自分の黒歴史を、わざわざ自分で17万人に向けて発信するとか、バカなの死ぬの? おっと、ごめんなさい。口が過ぎましたね。これはネットスラングなので、脅迫とかじゃないんですよ。僕は誰も死ぬことなんで望んでいないんだ。わかってくれよハニー。ちなみに当該投稿が公開されてたのはたかだか2時間もないわけ。
で、はあちゅうさんは、僕がはあちゅうさんの仕事先にデマを撒き散らして迷惑だから、晒したんだってニュアンスで書いてるよね。わざわざ僕の所属する組織の名前を上げて。どこの業界ゴロですか。
そもそも、非公開でコメントした雑感に根拠を説明するのナニがアレなんだけど、そんなにお望みなら、なぜ僕がああいったコメントを書いたか説明しますよ。
バスツアー。15,000円だったね。主催はSIFE慶應。当時、大学生が地域に貢献するって名目で、特定非営利団体としてSIFE慶應とういう組織があった。はあちゅうさんはそれの代表だったよね。オフィシャルサイトには慶應義塾大学のロゴが入っていたもんだ。で、そのSIFE主催でブログセミナーってのがあった。名目は「ウケるブログセミナー」だ。後に大ヒットを飛ばすM野さんも講師として招かれていたんだ。
ところが、いざセミナーの段になって、セミナー料金の取扱いについてのトラブルが起きた。豪華メンツが登壇するから売り切れ必至! 参加は抽選制! と謳って、集客をやった。ところが、当選者に出発のギリギリまで入金方法が示されず、しかも送られてきたメールに書いてあった口座番号が二度に渡って間違えてた。結果としては入金期日の3日前にようやく正確な入金先が知らされたって状況。
参加者は入金しようにもできない。そこに「もうあなたは当選したから、お金を払わない場合は、はとバスの規約に則ってキャンセル料をいただく!」というような内容(超訳)が送られてきたものだから、大騒ぎになった。デマカセいうなって? 下記がそのときに送られてきたメールだ。一部抜粋しておく。相当数の参加者に送られたメールなので、匿名性はないよね。というか、インターネッツ探せば出てくるから。
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ウケるブログセミナーは明日(25日)となっておりますが、お客様のご入金を未だ確認できておりません。セミナーにご参加頂けるのであれば、至急ご入金をお願いいたします。振込みが困難な場合は今回のみ当日現金払いも受け付けますので、ご連絡下さい。
今回すでに当選確定後ですので、私どもでお客様のお食事・バス・その他すでにご用意させていただいております。万全の体制でお客様をお迎えできるよう、お待ち申し上げております。
また大変恐縮ではございますが、万が一、キャンセルされる場合も必ずご連絡いただけるようお願いいたします。今回、お客様の参加キャンセルは想定していなかったため、HP、告知文にもキャンセルについての記載はございませんでした。
ご案内が遅れてしまったのは大変申し訳なく思っております。しかし抽選形式で行っているツアーの性質上、当選確定後のキャンセルは承る事が大変難しい状況となっております。
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入金したいのにできない。けれども入金期日は迫ってる。一部の参加者が不審に思って、各所に問い合わせた。そうしたら、慶應義塾大学側からは「それは慶應義塾大学オフィシャルじゃない」。SIFEの上部組織からも、「それはSIFE慶應の自主的な判断」という回答だった。
なので、不参加組からはキャンセル料の扱いについて、皆が首をかしげ始めた。
一方で参加組。もともと
・通常◯◯◯◯◯氏の講演は2時間1万円!!
みたいな煽り文句で集客してたわけだよ。それも、こんな豪華な料理が出ますよ! みたいな写真付きで。そもそも特定非営利団体の文言じゃないよな、というツッコミはさておき。
その写真は、その旅館が他の一般パックツアーでも使ってた写真だったので、「あれ? このツアー、実はすごく安いんじゃね?」ってなって、特定非営利団体であることもそうだし、キャンセル料の扱いもあったので、収支を出せ! みたいな流れになったよね。覚えてる? 結局収支は出なかったけど。さらにははあちゅうさん、「文具メーカーのスポンサーも取れました!」って書いてたよね?
ちなみに、これは旅館側もどうかと思うけど、あからさまに実際に出てきた料理と写真が違ってて、「写真はイメージですってレベルじゃねえだろ!」ってなったよね。今でも写真は手元に残ってるよ。
まとめると、
・慶應義塾大学公認じゃないのに、ロゴ出してあたかも公認のようにしていたこと
・振込先口座番号間違えてる上に、キャンセルポリシーも書かずに、キャンセル料は取ろうとしたこと
・料理もセミナーの集客要素のひとつだったのに、出てきた料理が残念すぎたこと
・SIFEの活動内容である地域貢献などが十分に告知されていなかったこと
・セミナーではなぜかウケるブログの話とは別に唐突に地域貢献ネタが出てきたこと
・その流れで、参加者は泊まった温泉宿のプロモーションを考えさせられたこと
ということが重なって、総じて「これ、ともすると、意図はともかく、結果として詐欺まがいじゃね?」って話になったわけだよ。金銭関係の真実はわからないよ? でも宿のプロモーション企画があったら、なんらか宿からの利益供与があったんじゃないかって考えるのが普通だし、はとバス側のパックツアーも「コラボ」ってくらいだから、通常のパックツアーよりもなんらか有利な条件になっているって考えるのが普通じゃない。
結果として、キャンセル組とは話し合いが持たれることになり、はあちゅうさん側も弁護士と相談したよね? 特定商取引法からどう捉えるか。で、これでキャンセル料取るのは無理筋だって結論になったよね? さらにはその話し合いにあたってのメールには、
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ご同席に関しては、今回は◯◯様への謝罪と説明を目的としておりますので、第3者のご同席はご遠慮頂きます様お願い致します。また、面会時の録音、録画、その他の方法で記録する事も、お控え頂きます様お願い致します。
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って記述もあったよね。なんですか。最後の「面会時の録音、録画、その他の方法で記録する事も、お控え頂きます様」ってのは。録音/録画されたらマズい内容が含まれてるってことですか?
まあ、そんなこんなで、この騒ぎはキャンセル料なし、はあちゅうさんが謝罪という形で終わったんだけど、そもそも、このセミナーではあちゅうさんが受け持ったパートは
だったという壮絶なオチだったわけじゃん。しかも、ブログに載せた謝罪文(本人は謝罪文ではないと後日話してたけど)にはアフィリエイトが仕込まれてたって、面白いにもほどがあるだろって話だったよね。
次に世界一周旅行の話をしようか。僕たちおじさんはね、青春時代にオールナイトフジとか見てたの。でね、80年代には「女子大生ブーム」というのがあったの。「女子大生」という言葉が商標登録されていたりもしたの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%A4%A7%E7%94%9F
その流れで、女子大生を使って話題づくりをするのはおじさんたちの間では一定の常識だったんだよ。いろいろな企業を回って、断られたり、スポンサーになってもらったり、という行動力とガッツは認めるよ? でもね、それはあなたが女子大生だったからなの。30過ぎのおっさんが同じことしても、話題にならないの。悲しいけどこれ、現実なのよね。
誰もが黒歴史なんてあるわけで、いつまでもそれをほじくり返されるのって、キツいじゃん? それに、過去の黒歴史をもとに、今回みたいな告発が相殺されるのもダメな話じゃん? もともと非公開のスタンスだったのは、そういう意味があったわけだよ。別に僕が公開してやましいことを書いているからじゃないんだよ。
でも、もはや現在進行形で、はあちゅうさん自らが、告発の意義を削いでいっているよね。だから今回、このエントリを書くことにしたんだよ。
告発のメディア側の担当者さんや、はあちゅうさんがとあるメディアをディスってたけど、はあちゅうさん、その昔、同じグループのメンバーと一緒に記事書いてたんだよ。担当者さん、そのあたり、どう思います? ぜひ五反田あたりのスナックで話聞きたいです。
どんな記事書いていたかって? せっかくだからみんなにも読んでみてほしいよ。
その2 自慢する
その3 権力にたてつく
その4 脱ぐ
抜粋するよ?
「これは女の子限定だけど、困ったら、乳出してみYO!!乳でダメなら毛も出してみYO!!ついでに出会い系掲示板にも貼り付けておけば、OK牧場だよー!!めくるめく素敵なブログライフの始まり始まり。」
http://www.tanteifile.com/baka/2005/09/17_01/
http://www.tanteifile.com/baka//2005/09/19_01/
ネットトラブル編なんか、セミナーというより、単なる「いや、それをどう防ぐかって話すのが君の仕事なんじゃないの?」って内容だよね?
その次は、もう一度【アクセスアップ編】
コツ1 日記の場合:本音を書く
コツ2 食べ物の場合:とにかく写真をたくさんアップすること
コツ3 女の子の場合
http://www.tanteifile.com/baka/2005/09/21_01/
抜粋するよ?
「『奇跡の1枚』をプロフィールに載せた上で、毎日写りのいい写真をアップしよう。勇気のある人は、首から下を、工夫しよう。ちなみにプロフィールに看護婦とか女子大生とか書くと、食いつきはいいのかもね。興味ある人多そうなので。
……と、この記事の通り、女子大生がネタになるなんてことは、はあちゅうさん知ってたじゃん。
「最後に言いたいんだけど、このセミナーで私が紹介してきたことの一部は、実際にやったらキチガイと思われるのがオチですから、皆様本気にしないでくださいましね。あくまで、ブラックなジョークだと受け流して下さると嬉しいわ」
そうだよね。実際にやったら、キチガイだと思われるよね。僕も本当にそう思うよ。だから僕のこのエントリもブラックなジョークとして受け流してほしいな!
エントリも後半に入ってきたよ。
公開されたインターネットに何かを発信すると、こうして13年近く経っても消せない過去として残っちゃうんだ。だからね、多くの人は露悪的にふるまったり、顕名で活動することに躊躇するよね。だから、結果として過去をほじくり返されても構わない無敵の人しかそういうことをやらなくなる。だから、アクセスが集まるって理屈なの。
組織に属していて自由に発言できなかったり、あるいは上下関係や受発注関係、男女関係で抑圧されるシーンというのは多々あるんだよ。そのなかで、本当に深刻な被害を受けた人が、そうした抑圧によって黙殺されるのを防ごう、というのが今回の告発の意義でしょう?
今回の告発ってプライバシーともものすごく関連の深いトピックスじゃん? それから、強いものが弱いものを抑圧する、というのも今回のテーマの核心じゃん? 数の暴力を使って、非公開の投稿改変して、あたかも公開投稿かのように見せて晒し上げたり、個人宛の私信を晒したり、僕の所属する組織をわざわざ名指しして、仕事に絡めて僕の組織がセクハラ擁護しているから関わるなっぽい印象操作をしたり、それって、まんまKさんがやっていることと同じだよね? セクハラかパワハラの違いでしかなくて。
それでも僕ははあちゅうさんは3重の意味で被害者だと思っているよ。ひとつめの加害者はもちろんKさんだ。そしてふたつ目の加害者は、はあちゅうさんを使って、別の目的で利用しようとしているメディアの人たちだ。そして、最後は学習する機会がないまま、それを許して、あまつさえマネタイズできちゃう社会だ。
だからね、ほんの少しだけ年長者としてアドバイスさせてほしい。誰かに乗っかるのではなくて、ちゃんと自分で立とうよ。自分を利用しようとする人にもう少し気をつけようよ。それと、批判的な立場であれ、ちゃんといい方向に議論をしていきたい人たちはたくさんいるんだ。それを十把一からげに「誹謗中傷だ!」というのはもうやめようよ。
あとね、普通の人の感覚を教えてあげる。自分が炎上しているときに、自分の著書とか宣伝するのは、普通は控えるものだと思うよ。
追記:おじいちゃんだから、手直ししてたら元記事消しちゃった。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20171224021418
2017年12月27日追記:質問があったので、追記しておきます。この記事に書かれている事実関係は、私の記憶をもとに、全てインターネット上で今も存在している公開情報によって構成されています。それと、私はこの騒動のときに、かなり近い場所にいましたが、私自身はセミナーの申し込みも参加もしていません。
あ? 私小説? どうせ、実生活で体験の幅が狭い作家が、どうでもいい身辺雑記を延々と書いた文学のことだろ? くっだらねぇ。
というふうに自分は思っていた。
で、私小説をいくつか読んでみた。
食わず嫌いの先入見は、まちがいだった。
なにが面白いか。
私小説は、主人公が馬鹿で、下衆で、これでもか、これでもかというほどに生活がどんどん下降していくさまが、ある種爽快なほど露悪的に書いてあること、
そしてこれが事実であるかもしれないという期待を読者に抱かせながら、虚実入り混ぜて物語が展開されること、
ではないかと思う。
主人公が失業して貧困に陥ったり、男女関係で泥沼にはまったり、酔っ払って人に迷惑をかけ、誰からも相手にされなくなっていくごとに、読んでいる側としては、変なカタルシスを感じてしまうというか。
で、ネット上で有名になって、お金も欲しいという人は、もっと私小説的な文章を発表してけばいいと思う。
ネット上で炎上してきた(している)話題は、当事者を主人公にして、私小説仕立てにしてみると、もっと面白くなりそうなものばかりだ。
ネット上の有名人が、ネット以外でブレイクすることを妨げているのは、彼ら(彼女ら)が、小賢しいことだ。
小賢しいとは、自分の失敗や品性の低さを指摘されると、取り繕ったり、反論したりして、自分を分相応以上に賢く見せようとするということだ。
こうすることにより、彼ら(彼女ら)は、いっそう小者に見えてしまう。
コンテンツとして自分の価値を最大化したければ、大正、昭和の私小説作家のように、あるいは現代の西村賢太のように、卑小さを卑小さのままに、破綻を破綻のままに描き出し、そのことから生じる業を生きるほうが、じつは戦略としては賢いかもしれないのだ。
サッパリ自著は売れないながらも、昨年の彼の税務署への申告額は、小説関連の収入と、作家の肩書あっての各種アルバイトで、それでもx千x百万円になっていた。汚ねえ身なりをしているからと云って、そう容易く浮浪者を見る目で眺めて欲しくはないのである
これをフィクションと受け取るかどうかは、読者次第だろう。
炎上芸人は炎上芸人のままで終わる必要はない。もっとコンテンツとしてのポテンシャルがある。金銭的に報われる可能性がある。自分の人生をコンテンツとし続けることの業を生き続けるだけの覚悟があれば。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000984/card3212.html
「近所の借金がうるさくて仕様が無いので、どこかに行つて書いて来るつもりだ。……大洗の方へでも行かうと思ふ」と言い残して主人公は東京を出て茨城に行き、知人のつてを頼って旅館に逗留するが、そもそも宿代を持ってきていない。知人が何とか融通してくれるだろうと最初から当て込みながら、居座る。
知人は当然のことながら激昂し、旅館からは宿代をつけにしたまま追い出される。
有り金がないまま次々と宿を変えながら茨城をさまよう話なのだが、最初はちゃんとした旅館だったのに、しだいに宿のグレードが下がっていって、最後はドヤ街の宿のような木賃宿で弟の送金を待ちながら、身につけたものをどんどん質に入れて裸になっていくところが笑える。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000249/card49655.html
馬鹿で不細工で貧乏であることに強い劣等感を持っている主人公の中学時代を描いた作品。恥ずかしい過去を思い出して悶絶するときのシーンはとくに秀逸。
「あツ、あツ」と、私は奇妙な叫び声を発して下腹を抑へた。両手の十本の指を宙に拡げて机の前で暴れ騒いだ。
「何を気狂ひの真似をなさるんです。えイ、そんな気狂ひの真似する人わたし大嫌ひ」
私淑していた葛西善藏の気狂いっぷりを書いた『足相撲』もあわせて読みたい。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000249/card1337.html
ミハイル・バフチンがカーニバル文学と読んだドストエフスキーの作品のように、これ以上ないほど気まずく不謹慎な破綻の場面を職人的な巧みさで書ききるようになった著者の近年の作品はすべて必読。