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はてなキーワード: 社会科学とは

2022-03-26

自然科学って「その他」の学問だよね

人文科学」って言い方に対して異議がある人へ……本当にすいません………

科学自然科学社会科学人文科学と3つの分野に分ける事があるけど

自然科学の分野にいる人が「科学とは何か」について語る程には「自然科学とは何か」について語る姿を見かけない

一方で「社会科学とは何か」「人文学とは何か」について語る人達もっといるのに

んでそれが結局何故なのか考えると

やっぱり自然科学が「科学全体から社会科学人文科学に分類される部分を除いたもの

という扱いである事はどうしても否定できないからだと思う

現代において先に社会科学人文科学の分野を定義せずに自然科学定義するのが凄いしんどい

でも上記のような差集合として自然科学定義しても全く問題で無い気がする

自然科学定義にはとりあえず科学の大雑把な分類をするための必要性しか無い

一方で社会科学人文学には特有方法論があり、それぞれについて語られる事があるんだろう

そして自然科学の分野に入る研究者は差集合として定義される言葉には興味を持たず、科学全体について語るようになり

また数学社会科学人文科学の分野にも入らないか自然科学に入っていくのだろう

と、数学自然科学に入る考えを擁護してみた

2022-03-24

anond:20220324122214

科研費目的性格

科研費は、人文学社会科学から自然科学までの全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争研究費」であり、ピアレビュー同業者(peer)が審査すること(review)で、科研費においては、学術研究の場で切磋琢磨し「知の創造」の最前線を知る研究者審査評価するシステム)による審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。

https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/01_seido/01_shumoku/index.html

別に産業利用が目的じゃないし

2022-03-14

ユニクロ批判する前にやる事あんだろ

訪朝経験がある米国社会科学研究評議会レオンシーガル氏も18年9月、「北朝鮮ミサイルモーターをウクライナから買っている。自分たちで作っていない」と語っていた。長年、北朝鮮問題担当した日本政府の元当局者も「完成品か、あるいは工作機械ロシアを経由して陸路で輸入した可能性が高い」と語る。

2022-03-07

anond:20220307111822

社会科学科学性なんて自称しかなく、科学風味の物語に過ぎないという点で文学的解釈等価。でもそれじゃあオマンマの食い上げ、同業他社に勝てないか科学性を嘯く。つまりコンテンツとしての演出商標屋号に過ぎない。経済学における純粋数学ごっこと同様に商売敵を排他するための手段しかない。太田光を下位に位置づけているがマトモな知性から見れば両者ともどもくだらない安物語しかない

太田光擁護したい

https://twitter.com/kemohure/status/1500287047118258183

爆笑問題の割と熱心な方のファンから言わせてもらうと、太田政治についての発言に残念なものが多いことは確かだけど、不勉強に由来しているわけでは全くない。

太田が又吉と並んで芸能界一の読書狂で文学オタクであることは周知だが、政治はまず社会科学視点が求められるのに、太田はその文学的な視点政治問題を語って炎上してしまう。社会科学的には民族国家政治的な構築物であることが出発点であり、まずは政治指導者たちの政治な利害関心から分析しなければいけないのに、文学頭の太田政治指導者民族国家に対するロマン主義的な心情を勝手に読み込むことを好む。

そういう共感的な理解を目指す文学者的な姿勢は、プーチンが何を考えているのかを理解する際に役に立つことは確かにあるが、それでウクライナ戦争全体の構造理解できるわけがなく、さら民族主義を本質化してその政治性を曖昧にしてしまう。在野の歴史家例外なく素朴なナショナリストになってしまうのも、社会科学的な視点を学ばないから。勉強が足りないのでは決してなく、いくら勉強しても文学的な視点でのみ国際政治を語るとこうなるということの一例。

2022-02-20

anond:20220220083822

新しいものは常にどうなるかわからない段階からスタートしている。

100年の積み重ねというが、その100年より前は鎖国海外列強太刀打ちできる技術力なんかなかった。韓国台湾なんか戦前植民地化しての一時期しかなかった。

きちんと長期的に金と時間をかけることから必要だよ。

長期的だから検証が難しいからこそ、社会科学であとからでも検証するべき。そもそも歴史書ってのは科学すらない時代過去政治でどんなのが良いかいか判断して今につなげるためにまとめられ、次の時代皇帝勉強材料となった。

anond:20220220083119

まず大学大企業研究所に金と時間を与えて再興するのが先じゃね?

そもそも昔の大学大企業研究所もその前の世代戦後の焦土から金と時間を掛けて育んだからだ。すぐ確実な成果を求める新自由主義が故に破壊されたが、また育み直すだけのこと。

社会科学なんて必要?」なんて態度だから、すぐ確実に求める成果と、口のうまい評論家の思いつきによる根拠があるものしか金を出さなかったからこその今の焦土化でしょ。

anond:20220220082554

大学焼け野原になっている状態大企業研究所等も焼け野原になっている状態でどこがその研究開発を担うのさ?

この20年で量産された1万人の博士Uber配達とかしてんじゃね?

いきなり何それ?社会科学って必要?w

anond:20220220082143

政府が何もしないのが理想的だって新自由主義を捨てて、「需要が今後伸びそうな分野」「幅広い基礎応用研究」に政府が金を出すことがまず第一

ついでに、長期的な費用対効果について幅広く研究をして、極力長期的な費用対効果についてエビデンスをもとに金を出せるようにすること。といっても、新しいものを作ることに対応した社会科学研究から永久社会科学研究必要だろう。

2022-01-23

anond:20220122221212

身長差別(英: Height Discrimination)、あるいはハイティズム[1](英: Heightism)は、身長に基づいて個人差別することをいう。原則として、身長がある集団内における通常の許容域に属さな個人に対して行われる差別的取り扱いに関する言葉である

 

概要

身長差別は、平均身長より大幅に背の低い男性に対して行われるのがもっと一般的である。また、こういった差別一般的に受け入れられ、無視されている[2][3]。高身長女性の中には、身長を小さくするため、多量のエストロゲンを使う人もいる[4]。

研究によれば、人間の脳は身長社会的ステータス健康状態を見極める指標として用いている傾向が確認できる[5]。脳は自動的身体サイズを、リーダーとしてのポテンシャル権力、強さ、知性と結びつけている。この効果は生後10ヶ月ほどの幼児にも見受けられた[5]。身長は、ある個人栄養状態が良いことや、高い社会的ステータスを持っており、したがってリソース幼児供給してくれることを示す指標となっているからだと、進化心理学者[誰?]は理論づけている[5]。また、身長は他にも一般的健康身体的な強さをも示すが、後者支配力を行使する上で有用になりうる[6]。前述の特徴と身長自動的連想は、女性評価するときよりも、男性評価するときに、より強くなると見られている[5][6][7]。

ある研究によれば、環境要因を排除した場合身長遺伝率は55.4%(標準誤差は4.4%)であるという[8]。

 

用語起源

"ハイティズム"という用語は、社会学者であるSaul Feldmanが、「The presentation of shortness in everyday life—height and heightism in American society: Toward a sociology of stature」と題した論文で用いたのがはじまりである。この論文1971年に開かれたアメリカ社会学会(英語版)で発表された[9][10]。ハイティズムという用語は『Second Barnhart Dictionary of New English』(1971年)にも掲載されており[11]、1971年発行のタイム誌に掲載されたFeldmanの論文によって広まったとされる[12]。この単語は、「接辞の変わった用法」を通じて新しい単語提供するタイム誌の慣習の一つのであるといえる[13]。ただし、タイム自身は、この単語1991年版の『Random Webster's College Dictionary』に収録されるのに反対していた。彼らは、『ランダムウェブスター』を「読者の気分を害さないように必死で、良い用法だけをのせる」、「疑問符が浮かぶような数多くの用法権威を与えるが、そのうちの多数はポリティカル・コレクトネスの考え方に染まっている」辞書の例としてあげている[14]。 ハイティズムという語句は、セクシズムという語の用法模倣するような使い方、特に偏見差別関係した使い方が増加していることの一つの例として見ることができる[15]。

デート結婚

ハイティズムはデートでの選好においても一つの要素となる。身長が、性的魅力においてもっと大事な要素だという人もいる。

高身長男性の方がかなりの程度生殖成功やすいという事実は、高身長男性がより結婚やすく、より子供を持つ可能性も高いことを示唆する研究により証明されていた。例外は、戦争などで著しく男性が少ない社会だけだ[29]。しかしながら、最近研究では、この理論疑問符をつけるものも多くなっており、身長子供の数の間にはなんの関係もないことがわかっている[30]。さらに、脚の長さや脚と体の比率に関する研究では、高身長配偶者に対して著しい選好がみられるという考え方と対立する結果が出ているという。2008年研究では、高身長しろ身長しろ、極端な場合は魅力が減るとの結果が出ており、2006年研究では、脚と体の比率が低い男性比率が高い女性美的アピール度が増してみえることがわかっている[31][32]。進化生物学観点からいうと、これらの発見身長健康に関するデータ一貫性があるといえる。したがって、生物学的論拠、もっと具体的に言えば、背の高い配偶者への選好に関する進化論的論拠は疑わしく、具体的なエヴィデンスを欠いている。また、Journal of Family Issuesに発表されたある研究では、高身長への選好は進化論的なバイアスというより、社会的期待によるものだと示唆する証拠も見つかっている[33]。

行動経済学者のダン・アリエリー研究によれば、アメリカ女性高身長男性デートすることに対して並々ならぬ選好をみせ、低身長男性が魅力的と判断されるには、高身長男性よりもかなりの額を稼がなければならないという[34]。また、オンライン・デーティングを研究する社会科学者によれば、男性身長の低い女性を好むとされ、実際に低身長女性高身長男性はより多くメッセージを受け取る傾向にあった[33]。ただし、女性高身長男性理想とするが、実際のヘテロカップル間の身長差は、理想身長差ほどは開いていないこともわかっている[33]。

2012年に行われたある研究では、男性女性トレードオフ手法を用いて身長差について妥協しようとしていることがわかった。男性は妻よりも1%高い賃金を稼ぐことで、1.3BMI分を埋め合わせている可能性があり、女性高等教育を1年多く受けることで、2BMI分を埋め合わせている可能性がある[35]。さらに、2015年研究では、男性女性高身長配偶者を持つことで、利益を得ていることがわかった。夫の側では、妻の身長相互関係にある優れた点、たとえば教育知識などに起因する長所を得ることができる。妻の側でも身長の高い配偶者を求めているが、これは高身長者は高賃金を得やすいかである[35]。また、全米経済研究所の調査によれば身長の低い男性は、若いが著しく教育水準の低い女性結婚する傾向にあったという[33]。

それでもなお、ポスト工業化社会における文化的レベルでは、身長と魅力の間の社会学関係存在するといえる。この文化的特徴は、一方で近代化した世界には適応することができるが、他方では超自然的な人間本質というわけではない[36]。ヘテロ女性出会い系サイトでの行動に関する定量的研究では、高身長男性に対する著しい選好が示され、女性の大部分は平均よりもかなり身長が低い男性を受け入れないことが示された[37]。フローニンゲン大学バレンシア大学での研究では、魅力があり、肉体的に優位で、社会的に力を持つライヴァルに対してもっと不安を感じていた男性は、自分たち身長が高ければ高いほど、嫉妬を感じにくかった[38]。この研究では、ほとんどの女性は他の女性身体的魅力に嫉妬を感じていたが、中ぐらいの身長の持ち主はほとんど嫉妬を感じにくかった[39]。オランダスペイン研究者によって作成された報告では、平均的な身長女性もっと繁殖力が強く健康的な傾向にあるから、似た特徴を持つ女性に対して脅威を感じにくい傾向にあったと述べられている[40]。

男性身長自殺

アメリカ精神医学会の公式月刊誌である『American Journal of Psychiatry』に発表された調査結果によれば、スウェーデン人男性では身長の高さと自殺率の高さに強い負の相関関係があることがわかった[48]。これは、成人男性精神障害の原因に子供時代から晒されていることの重大さの表れかもしれないし、低身長男性が成人になってから生活の中で直面するスティグマ差別を反映しているのかもしれない[48]。1,299,177人のスウェーデン人男性を18歳から、最大で49歳まで追跡し、出生、徴兵、死亡率、家族戸籍などのデータレコードリンケージ英語版)による研究実施した[48]。すると、身長が2インチ(5cm)増加すると、自殺リスクが9%低下することがわかった[48]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BA%AB%E9%95%B7%E5%B7%AE%E5%88%A5

anond:20220123001523

そういう産学協同の結果や天下りなのはすごく微妙…。社会科学系でありがちな企業から派遣講義はマトモな人派遣してくれれば結構当たりの講義するんだが。

2022-01-21

anond:20220121103820

それはそれでしょうがない

だってそんなに変わりない

海外基準出羽サイエンスであるはずの社会科学から数学統計も使えず査読論文もないような活動家駆逐されればそれだけでもいい

面白いテレビ番組

科学とか歴史とか社会科学が好きなのだけど、あまり知られていないけど面白い番組ってなんかないかな?

最近よく見るのははNHK高校講座放送大学。35になった今見ると面白いわ。

2022-01-14

anond:20220114133403

宮廷といっても東大文学部あたりはそこそこ大企業に行く人も多いんだけどね。

どうしてもやりたいことが文学部にありそうなものだったら、中身はともかく看板社会科学よりになってる一橋大の社会学部に行った方が良かったかもね。

2021-12-25

死刑存置派の考え:no.01

 死刑存置派として、個人的な考えを書き記して残すことにした。これを書くのは「死刑廃止派って何がきっかけでそうなるの?」と題する増田を読んだのが切っ掛けである

 あくまでも現時点で死刑存置派なのであって、私が未来永劫、死刑反対派にならないとは限らない。

 私は人文・社会科学を修めていない人間なので、専門知識がある人から見れば、私が述べることには愚かなところが多々見つかるであろう。しかし、死刑について広く社会的議論が行われるべきであるとするならば、私のような市井愚か者一人の考えをサンプルとして書き残して提出しておくことにも、何らかの意義はあるであろう。

 「馬鹿の考え、休むに似たり」とも言うが「お前が考える程度のことは、既に先人が考え尽くし、議論し尽くしている」と、学習すべき資料などを御教示してもらえれば幸いである。

 最初は箇条書きのメモ程度にするつもりだったのだが、書いているうちに思ったよりも長くなったので、分割して投稿する。

 本稿では、犯罪死刑に関連した考え、人間観とか世界観とでも呼ぶべきことについて記す。

ーーーーーーーー

《1.犯罪死刑に対する私の捉え方・解釈位置付け》

 人間は「社会という大きな有機体構成する細胞である

 細胞というものは、ある程度の自立性は有るものの、基本的には有機体の一部としてしか生きていく術はない。そのため、細胞同士が連携して、有機体全体の存続を図ることには価値がある。

 犯罪とは「社会という有機体の内部で発生する、病理現象である社会という有機体存在無しには、犯罪という現象は起こりえない。

 犯罪者とは、社会という有機体にとって「病理を引き起こす、悪変した細胞である

 犯罪とは「悪変した細胞が、他の健康細胞に害を及ぼす現象である。この「害」には2種類がある。それは

・害(1):他の細胞を餌食にすること=同じ社会構成である、他の人間犯罪被害者にすること

・害(2):他の細胞を悪変させること=同じ社会構成である他の人間を、自分と同じく犯罪者にすること(共犯関係に引き込むことや、犯行動機思想犯行手口等に関する情報を与えることによって模倣犯化させること等を指す)

の2種類である。したがって、仮に社会という有機体から全く独立/孤立した状態細胞(=構成員たる人間)が存在するとしたら、犯罪という病理現象を引き起こすことはできない。害を及ぼす対象存在しないかである

 犯罪を「病理現象」と見なすならば、対処方法は大きく3つに分けられる。ただし、互いに完全に分離することが可能という訳ではなく、重なる部分もある。

対処(1):予防=健康細胞が悪変しないようにすること。

対処(2):対症治療=悪変した細胞発見した場合処置

対処(3):リハビリテーション治療が終了した後の元・悪変細胞や、悪変細胞によって害を被った周囲の健康細胞へのアフターケア

 捜査逮捕裁判刑罰という一連の司法的な処理は、このうち対処(2)に該当する。死刑やそれに相当するような犯罪に関する話とは関係が少ないので割愛するが、対処(1)・(3)に該当するのは、主に教育経済的援助などの社会的セーフティーネットである。ただし、死刑以外の刑罰を受けている間、犯罪者が更生教育を受けることもあるので、ここまで簡単に3つの領域を分離できるわけではないことは承知している。

 死刑に処すほどではない犯罪者は「健康状態に戻すことが可能細胞である

 死刑に相当する犯罪者は「除去するしか方法が無いガン細胞である。また、ガン細胞単独活動による害だけでなく、周囲にシグナル(情報)を発して、他の健康細胞を悪変細胞に変えて、ガン細胞集団を生み出すこともある。

 現時点の私が、死刑の存置に賛成する根底には、このような人間観/世界観がある。死刑反対派と存置派の対立理解するには、両者の間に人間観/世界観の相違が有ることを踏まえる必要があると思ったので、私のそれを書いた。

 おそらく、死刑反対派と存置派を分けるのは、個人自由に至上の価値観を見出すか否かの相違ではないか個人自由に至上の価値観を見出すことで「死者は権利を主張しない」「だから、死んだ人間のことを考えても仕様がない」「それよりも、生きている人間である加害者のことを優先的に考えるべきである」という考えに行き着くのではなかろうか。

ーーーーーーーー

 次回からは、死刑反対派の意見に対する反駁のようなものを述べる予定である

 続きはこちら。anond:20211227182518

2021-12-24

攻撃的とか難しい人という話は現場を見ないと分からんが、なんか前進することに否定的な世の中になってるんだな、と思った

左の人が言いがちな、経済的成長は幸福をもたらさない、みたいな話にも近いというか、

集団ことなかれ主義に陥って、保守的になってるんだとも思える

要は、波風立てること=生産性の低下、という思考に陥っている

まり、実際の仕事前進しているかはどうでもよくなっている可能性がある

文章内の攻撃的とか難しい人というのが、本当に仕事妨害している人なのかは現場を見ないとわからない

から、そういう抽象的な表現で、そういう人は邪魔だよね、排除した方が生産性が上がるよね、というのが寧ろ攻撃的に思える

単なるトートロジーである

個人的に思うのは、感情的な人が仮にいたとしても、寧ろそれに流されない方が良いのではないか、ということだ

感情的な人や攻撃的な人が悪というより、単にその感情的要素は無視すれば良い

そんなことより、仕事前進してるかどうか、ということだけ考えればいい

そうすれば、相手感情的であるかどうか、なんてことは、どーでもいいことのはずだ

ログミーの話は抽象的すぎるので置いておくとして、トゥギャッターの話は自分モヤモヤする

「どうして〜なんですか?」

という疑問に返答しない、寧ろそれに苛立つ、という人の方が寧ろ感情的であり、攻撃であるといえまいか

返答内容が、そう決まってるからそうなんです、でもいいではないか

サラッとそう流せばいい

相手がそれでも執拗に言ってきたとしても、そう流し続ければいい

仕事に集中していれば、それが可能なはずなのだ

どうして、それができないのか?

まり受け手側もその質問と同じ疑問、苛立ちを持っているとも考えられる

要は、痛いところを突かれた、図星だ、だから指摘に腹が立つ

そういう風にしか思えないことが、仕事であれ日常生活であれよくあるように自分は思う

しかし、まあ、それも人間らしいともいえる

痛いところを突かれた、図星だ、そこから過剰な防衛反応に移行する

素朴な疑問を呈した人間攻撃的だ、

素朴な疑問を呈した人間は難しい人だ、

攻撃的な人、難しい人は生産性を下げるという論文がある(某メンタリストのような権威主義恣意的論文引用による正当化

この手のネタネットはいものことだが、正直ウンザリする

自分加害者でも被害者でも、そんな推論のハシゴゆっくりなんてとっくにやってる

ゆっくり登ったって、論理的思考ができない人は圧倒的にできない

「なんで〜を選択したんですか?」

という問いに丹念にゆっくり、その推論のハシゴかいうのを登ったところで、一番上に到達する前に相手議論放棄する

特に上司というか、仕事での権力関係があれば、それは顕著になる

ゆっくり議論をしようとすれば、そんな時間はないと怒り出す

結論最初に持ってくれば、それはそれで急ぎすぎだと言いつつ理解しようとしない

じゃあ、ゆっくり議論ができたらどうなのか?とできたとしても、そこには人間思考としての意味人種が違うという圧倒的な壁が出現する

あー、これは最初から会話にならないのに、自分は頑張ってたんだな、という徒労感だけが残る

から仕事では丁寧な議論なんて単なる無駄なのだ

仲良しクラブは成り立たないし、グーグル心理的安全がどうこう言おうがクソ食らえだ

理不尽であれ、そんな丁寧な議論は、上から一蹴されるだけで終わる話なのだ

オチを考えずにだらだら書いてみたが、やはり思うのは、結局議論意味なんてなくなるのである

推論のハシゴなんて無駄

そんなのは馬鹿げてる

だったら、上が絶対君主でやった方がまだマシである

これはマキャベリズムとして正しいし、意外とマキャベリズムは正しいことが多いのが現実である

ログミーなんか読むより、君主論読んだ方がいいのではないだろうか

理想的な、みんなが理解し合えるチームワークなんて絶対成り立たないことは、バカ自分でも長い人生経験で分かってる

単に目下の素朴な疑問を持つ人は、攻撃的だ、難しい人だ、で集団が追い出せばいい

いわゆる、イジメ虐待の構図だが、それは集団社会では仕方がない面もある

しかし、これが上司権力構造的に階層が上の方向に向けるなら話は別だ

上司攻撃的だ、難しい人だ、で追い出すのは非常に困難だろう

これは日本でなくても、他の国でも変わらないように思う

端的に言えば、上司が難しい人、攻撃的、それが気に入らないなら辞めるしかない

不愉快時間人生を消耗するのもイヤだろうし、それが金銭利益より優先されることもある

マキャベリの言う3つの脳だったか

1. 自分理解できる

2. 自分理解できないが、側近が理解できる

3. 自分も側近も理解できない

があって、まず3は避けたい、というのがあったように思う

敵が奇襲してきた、現代社会なら新しい技術が注目されている、

それに対して、君主である自分は分からない、側近に相談しても側近も分からない、

これは当然避けるべきである

これまでの人生経験でよくあるフラストレーションは、

例えば、上司がその新しい技術理解できない、これはまあいい、理解できないのは当たり前だが、

側近に相談したくない、自分理解できないのを認めたくない、

理解できる側近に騙されるのではないか、寝首をかかれるのではないか

そういったことを考えているのだな、と思える上司君主は非常に多いように思っている

マキャベリは、君主として自分理解できないことがあり、側近には理解できることで側近に騙される、

そういったことに対して直感的ともいえる、側近のウソを正しく見抜く力、

そういう力がない君主は単に駄目なだけのように書いていた気がする

しかし、他人ウソを見抜くのは難しい

仮に側近が善意で行動したことでさえ、君主には理解されず粛清されることもよくある話だからである

側近を信じ切るような君主バカであるが、疑いすぎる君主バカであるし、

自分理解できないことを側近が理解できることを恐れるばかりの君主は、いつしか敵に打ち負かされるであろう

自分より劣った側近を周囲に置いていないと安心しないかである


あー、書いてて思ったんで再度書くけど、

Googleがこう言ってる、

〜という論文がある、

とか、まあ、参考程度するのはいいけど、それが正しいという前提で話すとか、最近の「頭でっかち」の風潮が非常に不愉快なんだけど…

そもそも人文科学というか、社会科学というか、研究統計調査だって理系のものとは大分違うものだということを理解してほしい

特に脳科学」の研究だの、そういう研究をしている、していたからって、

痴話喧嘩だの人生相談だののレベルに偉そうに口出しする女性とかがメディアに出ていたりするが、

まあ、まともに研究している人ならそんなことはしないわけで、

ソーシャルメディアというか、いわゆる「単なる目立ちたがり屋さん」に自分人生を振り回されるの、馬鹿馬鹿しいと思うんだよなぁ…

それより、理系のこととか、法律とか、そういうことは揺らがないわけで、

揺らがない情報ネットなり本なり調べればいいわけで、

そこから判断自分で考えるしかないわけで、

そこが寧ろ人生真骨頂というか、

というか、なんか最近の世の中は急ぎすぎてるんだか、その自分判断だの悩むところを時間無駄だと思ってないか

一生結論なんてでなくていい、結論が出ないまま悩み続ければいいことに、一足飛びに答えを求める

その「単なる目立ちたがり屋さん」のYouTubeとかブログとかTwitterとかテレビかに答えを求めて、そーだそーだ言ってる

なんか、そういうのって虚しい行為だと思うんだよね

でも、そういう虚しい行為Googleなり、キラキラした企業なり、起業家なりがやったり言ったりしてるんで、

それに飛びつきたくなる気持ちは分かる

そこに答えがあるんじゃないか

いや、もう考えるの面倒だし、それが正解ってことでとりあえずやってけばいいんじゃないか、

みたいな風潮がやっぱりあると思うんだけど、

まあ、馬鹿げてると思うんだよね

人として

2021-12-18

情報学科玉石混交だな。

ガチ情報学のところもあれば、機械電気系のところもある。

経営工学だったり、社会科学系が入っていたりでちゃんと調べないとギャップに苦しむことになる。

2021-11-23

東大進振りのしくじり

私が進振りでしくじった時の経緯と反省を残しておく。

いろいろしくじってきたが、その後のことも考えると、人生で一番大きなしくじりだったと思う。

未来東大生進振りで悩んだ時に役に立ってくれると嬉しい。

進振り選択まで

東大では2年前期に、所属学科を決める進振りがある。

当初情報系での進学を考えていた。候補として、

検討していた。

コンピュータ人工知能に関心があったということが候補を選んだ理由だった。

当時、LinuxFirefoxなどのオープンソース活動に興味を持っていた。

また、脳科学認知科学人工知能など人間の知能に関する分野にも興味を持っていた。

進学先検討

理学部情報学科についてガイダンスを受けた際、

研究分野としてはOSコンパイラなどのコンピュータの基礎研究という印象を受け、

工学の方が自分の嗜好に近いと考えて工学部学科検討することにした。

工学部機械情報学科はロボティクスを中心とした情報を扱っていて、

ロボットハードウェアへの興味が低かったこから優先順位を下げた。

そして、

候補として考えた。

この2つの学科ではシステム工学を扱っていた。

当時、システム創成学科現在の精密工学科が合併しており、

機械系のカリキュラム研究も含まれていて、2つの学科が扱っている分野が共通していた。

違いとしては、システム情報工学では応用物理系の内容を中心に扱い、

知能社会システムでは機械から社会工学経済工学まで扱っているという違いがあった。

定理

そして、次の理由から知能社会システムコース候補として考えた。

私は教養学部での講義からゲーム理論シェリングの分居モデルなどの話題に触れ、

また、当時行動経済学経済への物理学の応用などの書籍を読み社会科学系にも興味を持っていた。

人工知能マルチエージェント進化計算などの複雑系にも興味を持っていた。

また、自分の関心がある講義が他学科にも分散していたこから

講義を取りやすいことも良いと考え、自立して科目を選択できると考えた。

また、製造業や電器メーカーの不調から従来の工学学科に進んでよいのかと悩んでいた。

できて数年の学科だということで新しいことができるのではないかと無根拠に考えていた。

そうして工学部システム創成学科知能社会システムコースに進むことにした。

進学先での失敗

そうして、システム創成学科知能社会システムコース(PSI)に進学したが、

思うようにはいかなかった。

講義

幅広い分野を扱いつつ、講義数が少ないということで全体的に内容が薄く、未消化気味だった。

また、講義間の関連性が薄く、体系的に学べることが少なかった。

などの工学の基礎となりうることは扱うのだが、基礎に留まっていた。

また、講義を受けてのレポートが中心で理工学の演習は少なかった。

工学部から機械電気ではなくても理数系を基礎として扱うのだろうと考えていたが、

予想とは違い少なかった。

統計理工系でも社会系でも重要ものからもっと力を入れて欲しいと思う。

実習

いわゆる工学部での実験のようなものではなく、

プロジェクトを進めるという形で行うものであった。

そのため、ディスカッションプレゼンテーションなどの機会があったが、

工学部での実験を求めている人には合わなかったと思う。

上記で述べた工学的な内容を実践する機会は少なかった。

同級生

幅広い分野を扱っているということもあり、学生層が広かった。

その分、興味が合いそうな同級生を見つけにくかった。

カリキュラムが少ない分、就職活動を頑張って学部外資などに就職しようという

学生も多かった。

全員が全員そうだということはなく、修士も進むことを考えている学生もいた。

学科聴講

学科聴講は思ったよりもできなかった。

受けたいと思った講義時間が被っていたり、前提知識が不足していたりして、受講が難しい場合があった。

学科での講義に関心が持てず、モチベーションが下がっていたということもあった。

進振り時点では自分モチベーション過大評価していた。

研究

研究室には学部3年後期に配属される。カリキュラムの少ない分をそこで補う想定らしい。

しかし、私が所属していた研究室では、学部就職する学生が多く、

大学から院生ポスドクが中心であまり教育が受けられなかった。

大学

システム創成は機械情報学科計数工学科と違い、情報理工学研究科ではない。

進振り時点ではそこまで差を考えていなかったが、講義の内容やPCなどの設備が違っていた。

大学院でより専門性を高めたいと考えて情報理工学研究科に進んだが、

実力の不足から、大した実績を上げることができなかった。

学部では幅広い内容を身に着けて、大学院で専門性を高めるということを考えていたが、

学部での専門性を補うことは十分に準備しないと難しかった。

他の研究室に進学するならば、その研究室と密に連絡を取って、院進学前から

必要勉強研究計画作成をしないと、講義就活研究必要時間が取れなくなる。

このようなことから大学院では成果を出せず、就職活動もあまりうまくいかなかった。

反省

初めての意思決定での失敗

振り返ると、それまでの人生で初めて大きな意思決定をする機会だったが、そのことを十分に認識できていなかった。

取捨選択するということができず、幅広いカリキュラムがあるということから選択肢がありそうな道を選んでしまった。

安易に考えず、具体的にメリットデメリットを書き出して、検討すべきだった。

それまでどれかができるということではなく、どれもできるようになろうとしてきたことがあり、

専門性を持つことから逃げてしまっていた。

立花隆さんの影響を受けていて、文理ともに学ぶことに憧れていたが、

その難しさを分かっていなかった。

意思決定をするために必要情報を集めて、裏を取るということができていなかった。

同級生サークルの先輩ともっと相談するべきだった。

まあ、サークル工学部の先輩がほぼいないという事情もあった。(普通工学部は忙しいからな。)

進振り後の2年後期の学生相談するのがよかっただろう。

もう少し聞けていれば、進学先を再検討していたと思う。

進むべきだった学科

自分が目指すような幅広い分野を学ぶということを行うのであれば、基礎を幅広く身に着けることを

念頭において進学先を選ぶべきであった。

そう考えると、情報学科計数工学科に進むことを考えるべきだったと思う。

理学部情報学科については小中高からプログラミングを扱っている人が多いと聞いていて気遅れしていた面もあった。

独学で学ぶようにはしていたが、学科に進学した方が教育同級生など成長できる機会は多かった。

学部情報系の基礎を身に着けて、大学院で応用に広げることも十分考えられたが、当時はその想定ができなかった。

あと、当時情報学科電子情報学科進振りの最低点(底点)が非常に低く、避けた方がよいかなと思っていたところもあった。

進振りで高い点のところを目指していたわけではないが、つい点数に左右されてしまった。

やりたかたこ

今の機械学習やディープラーニング自分が当初やりたかたことに非常に近かった。

大学院でそちらに進もうとしたが、実力不足から挫折してしまった。

情報学科計数工学科に進学していれば、その分野に進むチャンスが大きかったと思う。

教養学部時代自分がやりたいことについて、教授相談したり、一般書籍ではなく学会誌を読むなどしていれば、

進路を明確に決めて、進振りでの失敗も避けられたのではないかと思う。

進振りでは点が足りなくて進学できなくて失敗したという話を良く聞くが、

これは進学先の選択を誤ったという話である。その分、あの時選んでいればという後悔が大きい。

最期

システム創成について

システム創成について、自分の失敗から悪い面ばかり記載してしまった。

この文章システム創成の悪い面を書くことが目的ではなく、

私の進振りのしくじりを具体的に書くことで何か参考になればということで書いたものである

自由度が高い分、自分計画を立てて行動できる人にとっては良い面もあると思う。

私自身は進路・キャリアを良く決めないまま進学してしまったため、うまくいかなかった。

など学科の色がはっきりしてきて、その方面に目指す人にとっては良い学科と思う。

(カリキュラムはあまり変わっていないらしいという話も聞くが。)

進振りに失敗したと思っている学生

若い大学生がこれから失敗しないようにということで書いたが、

進振り失敗しても、人生の失敗だと思わず頑張って欲しい。

転科や降年して他学科に進む手段もある。

失敗したと思っても、将来どうなるかは分からない。

現に情報学科過去は非常に底点が低かったが、今は高騰している。

システム創成ではないが、大学院で他分野に進んで研究者として業績を上げている知り合いもいるので、

まり後悔せず、前を向いて進んで欲しい。

2021-11-22

増田番付スター力士忘れてる

最近の大物見逃してるので補遺

あなたは愛する党の為に毎日あれだけの長文投稿できるか?

https://anond.hatelabo.jp/20201128150814

増田ッピ

延々毎日野党特に立憲民主党批判する長文を投稿する増田

政府東京五輪強行、ワクチン遅れにより東京医療崩壊が発生し政府批判が激しくなった2021年初夏頃に登場。東京では死が身近になり当時のはてなはどこを見ても与党自民党への憤怒で溢れているような血色ばった状態であったが見事に流れを変えた。

特徴は「心情的に立憲支持だが現状ではこういうのがあるから支持できない」というレトリックを多用すること。結論は必ず野党批判になる。渉外的な仕事に就いている会社員にはお馴染みのレトリックだが、耐性が無い内勤者には刺さるようである

また大きな特徴として選挙期間中には投稿が無かったことが挙げられる。開票と同時に投稿を再開した。

これはネットフジTVデモが盛り上がり企業脅迫に転じていく際にそれらを一切扱わなくなった痛いニュースに似ている(最終的に懲役になった者が出た)。業務的にこなれており政治運動慣れが窺わえる。由って名の由来とした。

文章に緩急があり口語調を巧く挿入して読み易くするなどネット文章を書く能力に長ける。

弱点は一般新聞などから情報を得ていないこと。ほぼ全てネットメディアや機関誌から得ている。

また戦後政治史立法社会科学一般に関して素養が無いこと。岸田文雄がヤバくて高市早苗保守本流と思い込むなどの常識の無さが挙げられる。

自民党員を公言。尚、自民党では家族党員制や紹介制を採っているため党費だけ払えば党員になれるという事はない。縁が必要である。この為党員都市会社員より地場産業従事者や宗教右派に寄っている。

2021-11-12

anond:20211110095925

成長戦略」を述べるには「ここに金をかけたら成長する」という存在必要なんだよな。

そこで成長戦略芸人とも言うべき、「ここに金をかけるべき」みたいな連中がいる。竹中平蔵みたいな。

他のどうなるかわからない案件弱者の金を削って。

でも先々成長する案件は儲けが見えてくる前は常にどうなるかどうなるかわからないものから成長戦略芸人によって逆に潰されていくと。

まあ長期的な費用対効果も結局データ集めて科学の積み重ねでないとならない。社会科学は色々恣意的指標が入りやすい。

それでも数を増やせば当たりそうな指標も作り得る。最も「長期的な費用対効果測定の費用対効果は?」のループに陥るw

そんなまどろっこしいことせずに口先八丁で成長戦略芸人が煽ってそのとおりにすれば反論しづらい「政策」とできる。だから重宝されると。日本のがん細胞だとは思うが。

2021-10-11

anond:20211010201513

書評を書くコツは自分と結び付けて書くこと

99.999%の人は著者よりも対象の本のテーマに対して知識がない

その状態で本の内容そのものを良いの悪いの言うことには無理がある

その立場から無理くり自分意見を捻り出そうとしても無駄

その本と自分の関わりを書くだけで、他の誰にも書けない書評にはなる

あなたがその本を読んだという体験は他の誰にも真似ができないか

世の中にある無数の本の中から経済の本でもなく、社会科学の本でもなく、文芸の本でもなく、

その本を選んだということには理由があるはず

自分はなんでこの本を読んでみようと思ったんだろう、というところから辿っていって、その道筋を素直に書くだけで書評の骨格はできあがる

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