「社会科学」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 社会科学とは

2021-10-01

anond:20211001080526

そりゃ若者を食い物にするから問題視されてるんだよ

大学宗教であることを隠してサークル勧誘してるんだが、実はそれが統一教会ダミーサークルというわけだ

これはアレに限らず親鸞会なんかも同様で

さらに言うなら左翼が「社会科学ナンタラ研究会」とかサークル名乗ってやってることと一緒w

2021-09-08

anond:20210907183545

性別を持つ生物はメスのほうが価値が高い理由出産や産卵が出来るからってのは常識やで

ジェンダー論とか社会科学とかポリコレとは別の話やで

2021-08-14

daigoって理系なんだな

色々論文とか読んで勉強してるみたいけど、結局根本的な価値観子供のころから変わらず素朴なままだからあん馬鹿な事やらかしたんだろうな

思想高卒並みにペラペラ

社会科学人文科学論文も読めるよう勉強しないと教養不足で今後商売できなくなるだろな

2021-08-03

東大工学部システム創成学科の思い出と悔恨

東京大学にはシステム創成学科という学科がある。

機械学科電気学科といった学科で扱う従来の工学分野だけではなく、社会科学分野を含めた問題解決を扱おうという学科である

もう何年も前の話である

当時の私は日本産業の変化から工学だけを学んでいて良いかという不安工学社会に応用していこうという学際的な志への興味を抱いておりこの学科選択した。

しかし、

船舶学科流体力学など過去カリキュラムが残っていて統一性がなかった。

・広範囲を扱おうとしてカリキュラムが浅くなりがちだった。

専門性を求めて転科したり、別の院に進学したりする学生がいる。

と不人気学科を再編成した新しい学科であることの影響を感じざるを得なかった。

カリキュラムが少ないため工学部では就職のための楽な学科扱いだったり、情報理工学研究科には入れなかったり、キラキラネームだったりと工学部内で微妙な扱いだった。

進振り希望通りに進学したものの期待と異なり、悩んだものだった。

ここまで否定的に述べてしまったが、当時から改善していると思うし、良いこともあった。

カリキュラムで学んだことを仕事で活かせたこともあった。

他の学科はいないようなタイプの学友が持てたことも良いことだった。

今でもこの学科から優秀な研究者エンジニアが育っていたり、起業したりするなど優秀な人材を多く輩出している。

優秀な人間が業績を残せる場であるとは思う。

詰まるところ自分自身が合っておらず、凡人だったというだけの話である

2021-07-22

anond:20210722214358

文系って言うけどこういうタイプ経済学とか社会科学系の学問理解するのほぼ無理やろ。

その実態はほぼ高卒レベルの実力だけどなんとなく大学入っちゃった人だと思う。

2021-06-17

https://anond.hatelabo.jp/20210616125503

大学生時代に学前のガストでよく駄弁ってたテーマで、大変懐かしく思った。

増田の考えを解き明かす分野としては法哲学に入るのだが、結論

まぁ法律宗教なので「日本人お気持ち」で全て決まるってことでいいんだけど。

と、ややトーンダウンした感じで締めくくってる事。そして関連エントリ

自然科学的な根拠

社会科学的な根拠

どっちの話だ

https://anond.hatelabo.jp/20210616162123

 

社会科学って「社会科」学であって、社会-科学ではないよね?

科学自然科学)と社会科学並べるのかなり違和感あるよ。片方は検証再現不可能占星術的なものでしょ

https://anond.hatelabo.jp/20210616165329

というコメントがある事から社会科学視点について議論が浅い部分が見受けられたので、そこについて補足しておきたい。

(なお引用した『社会科学検証再現不可能占星術的なもの』という理解は何から何まで間違ってる。社会科学とは社会の “関係性" の部分に焦点を当てた学問なので、法律学を社会科学視点分析するのは正しいし、数多の論文はもちろん研究講義普通にある)……閑話休題

 

 

さて。

Q. 科学根拠のない法律存在することは許容できる?

という元テーマに回答すると

A. そもそも法律科学根拠だけで作られてるものではない

という回答になる。身も蓋もなくて申し訳ないというか、「そりゃそうだろ」と言われそうだが。

 

社会の便益と個人利益。それらが相反するとき妥協点を定めるのが、法とコミュニティである

という言葉がありまして。個々人が好き勝手にやった結果、社会に損をもたらしてやばい → だから法で規制/ルール化しよう。ってのが、多くの法が作られる基本的な流れと思って良い。すなわちそもそも法が作られる理由/初動の多くが「誰かが好き勝手やったせいで、他の誰かの利益/権利をおびやかしている」である。大抵の場合において、科学問題提起から発祥したものではない。

もちろん「この方法患者不利益になるから規制すべき」(医事法令)や「この方法施工主が行うと顧客安全性を損なうから規制すべき」(建築法規)などもあるが、これらの科学根拠誰かの利益/権利をおびやかしているから、それらを保護/フェアネスにすべき という原則が先であり、科学根拠はその理由付けに過ぎない。

 

よく語られる話ではあるが「大麻規制されてるが、酒は規制されていない。科学根拠に照らしたときに、矛盾があるではないか。両方似たものから、両方規制するか両方解禁すべきだ。」という人がいる。この指摘は科学的な視点から合理的かもしれない。

だが、これは時の権力者が「大麻/酒を規制したとき社会の便益と個人利益、どれを重視し、着地点を定めるか」と議論をしたり、賄賂だったりコネだったり、時代の情勢やら経済施策だったり、決めた権力者の気分だったり、そんな事情あん情事でアアダコウダして、その結果……今の大麻禁止・酒OKなのであろう。

科学二の次である。残念ながら。

 

 

最後ひとつ与太話をしよう。

ひとたび法が作られてしまうと、その後は妄信的に信じる輩が出てくる。コア・コンピタンス経営という本に「猿とシャワー」という寓話がある。有名な話だが、要約するとこうだ

檻の中に、4匹の猿がいた。部屋の中央にはバナナが吊されてある。

当然、猿はバナナを捕ろうと飛びつく。すると天上から冷たいシャワーが降ってくる。猿はバナナを諦めてしまう。

4匹の猿を1匹を入れ替える。新入り猿はもちろんバナナに飛びつこう……とするが、古参猿3匹に「やめておけ」と止められバナナには触れなかった。

猿の交換を繰り返し繰り返し、ついには誰もバナナに見向きもしなくなった。

だがしかしバナナに飛びついてはならぬ」だけが呪いのように猿を支配し、バナナに飛びつかない理由自体は誰も覚えていない。

とっくにシャワーが噴き出す仕組みも、なくなっていたというのに……。

時代が変化しているのに、過去妄信的に信じる猿に、僕らはなっているのではないか

しがらみに囚われなければ、より良い利益(バナナ)を手に入れられるのではないか。この視点/議論は常に必要だと思う。

 

科学とは、多くの場合において、根拠再現性ある形で、世の中を照らす。

古くに権力者によって作られた法は、本当は科学根拠に欠けているのではないか。新しい科学的な発見を取り入れ、検証され、アップデートされてしかるべきではないか

理想論をいうなら、私もそうであってほしい。しか過去の法/ルールに縛られ、大抵の場合は喧喧諤諤の議論となってTwitterつぶやき藻屑と消えゆく。私の見る

Twitter見てたら思ったより科学的な正しさと法律矛盾を指摘する人が多かったので気になった。

科学的根拠のない法律が存在することは許容できる?(追記あり)

も多くがそんな話をループしているように感じてしまう。増田のような科学的知見から疑問を呈する者が、確固たる根拠を述べ、社会にとっての新たな利益アピールし、歪んだ法を叩き直してほしい。そう願う。

2021-06-01

文系バカにしてるが、自衛隊がやってる軍事学文系のものじゃん

anond:20210529135456

理系的なことは外部の民間企業がやって、自衛隊がやってる軍事学文系カテゴリ

法と命令服従人間集団でどう動くかなんて完全に社会科学の分野

砲弾レーダーの具体的な構造理系だけど、そこの理系的な部分は自衛隊は一切担当してなくて自衛隊の外の民間研究者職人が作っている

自衛隊担当してる兵器操作人員の配置は人間の動きだから自然科学でなく文系学問

2021-05-25

anond:20210525224917

マスコミ社会科学のいっていることを疑うのも時には大事

黒人白人より可哀想」って意見に端的な客観性なんてどこにもないんだよ。

黒人可哀想に見える視点から報道社会分析が多いってだけで。

まあ納得いかなかったら「客観性論文」ての読んでみて。

2021-05-21

お前らのせいで嫌な気分になるよ。 anond:20191019133314

結論から言えばなるよ。

だって男女逆だったら定期的に炎上するような案件からね。でも炎上したことなんて一度もない。その非対称性がムカつく。

お前らが余計なこと言うのが諸悪の根源

フェミニズム社会科学法規制すべきだ。

社会科学害悪なので法律禁止すべき。

社会学平等平等うるさいくせに自分たち視点の不平等を抱えていることにはダンマリ

視点の不平等といって伝わりますかね。

簡単に言えば「端的な客観性など社会学には存在しない」ということです。

主観を捨てきれない奴らが平等平等うるさいせいで、「贔屓されやす弱者」だけが社会学によって救われ、「気が付いてもらいにくい弱者」は社会学研究対象となりにくく、救ってもらいにくいという、新たな不平等社会学のせいで生まれています

よって社会学こそ不平等の根源であり、社会問題で有り、消えるべきです。

法学権利のためのテロリズム!とかい思想法学の基礎の部分にあるのが最高に気持ち悪いですね。

気持ち悪いって僕が考える理由は、これもまた社会学と同じで、「不平等の根源」だからです。

権利のために闘え!とかいう幼い思想では、権利のために闘う力が残っている弱者けが救われ、権利のために闘う体力すらない「真の弱者」は見捨てられるわけです。

タイムマシン発明されれば、僕はこの思想を世に広めたイエ―リングを真っ先に殺しに行きます

2021-05-15

空海、生まれ時代を間違えたね

無意味な論争のことを神学論争っていうけど、あん天才宗教理論をやってたとか。

もっとあとの自然科学とか社会科学とか発達した時代にうまれて才能をそれに使ってほしかったわ。

政治とか社会運動でもよかったし。

2021-05-11

夢日記

2011/1/16

こんな夢をみた.友人と車でお祭りへ向かう途中,交通事故あい幽体離脱.「あー死んじゃったかー」とか思ってグチャグチャになった車を俯瞰していると,僕の体は車から這いでて警察を呼び,友人と一緒に立ち去ってしまった.僕は取り残された.

2011/12/6

こんな夢をみた。僕は中学校にいて、何人ものクラスメートと顔をあわせた。それも男女問わず卒業から会わなくなった人達ばかり。最後に、初恋の人と食堂てんぷら定食を食べた。そこで僕は、彼女玉子が嫌いだったことを思い出した。あの中学校食堂なんてなかったことも。目は覚めた。

2012/1/21

こんな夢を見た.携帯が鳴り,研究室ソファから起き上がる.時刻は3時過ぎ.伸び上がって靴を履き,立ち上がる.と同時にソファで「目が覚める夢」から 目が覚めた.時刻は4時過ぎ.立ち上がる.と同時にまたソファで目覚める.時刻は5時過ぎ.6時,7時,8時.昼には諦めた.目は覚めていた.

2013/1/6

こんな夢を見た。温泉から上がり部屋で一息つくと、脱衣所での忘れ物に気がついた。取りにかえるも、その温泉に戻れない。あるのはロビーと地下への階段。 迷わず下る。1/3ほど照明の点いたバーで、3人が飲んでいた。女性は言う。「私が代わりに探してあげる」。忘れ物はついに思い出せなかった。

2014/9/15

こんな夢を見た。私は知らない農家の宴席で、その男の話を聞いていた。男は次第に興奮し、暴れ、自らの腹をナイフで抉った。私は取り押さえられた男の腹から一筋の血が流れる様子を眺めていた。「俺はあの牛なんだ」そう言い残した男は車で連れていかれた。

私は外へ出た。庭には一匹の黒毛牛がいて、気が違っていた。腰のベルトを外して叩きつけると、牛は逃げていった。それを横目で追いながら、川を越え、古いバス停腰掛けたところで、読んでいた小説を閉じた。タイトルは「牛の首」だった。私は街へ下りることにした。

大きな駅の向こう側へ行きたくなって、地下連絡通路を目指した。下って歩いて上った先で、一人のセールスマンが待っていた。私は家を探していたことを思い出した。マンションの一室へ向かう。「紹介するのはここと同じ造りのお部屋です

お客さんは運が良い。ここのご主人は昨日自殺したので、誰もいません。見るなら今日です」フローリングは酷く黒ずんでいた。部屋を検分していると、喪服の女が階段の上に現れた。木製で高さのある螺旋階段は、このマンションには不釣り合いに思えた。

女は言う。「見よ、あの牛を。涎を垂らし、目を泳がせる、あの醜い黒毛の牛を」それは「牛の首」の一節だった。「ご主人はどちらですか。あの男ですか。あの牛ですか」「牛よ」そう答えた喪服の女は声を上げて笑った。私は部屋を出た。目は覚めた。

2015/4/10

こんな夢を見た。高速道路トンネルに入ると何十もの真赤なランプが光っていて、渋滞のようだった。車が完全に停止するまでブレーキ踏み込み、サイドを引くと同時に、警官に声をかけられた。「車を降りてください。指示に従ってください。」私は他の運転手と同様に非常口へ向かった。

先には窓のない畳部屋があって、黒い長机と弁当が並んでいた。奥から二番目の空席に腰を下ろす。右隣の男性貧乏揺すりが続く。弁当はやけコントラストが低い。向かい女性は口を開けて呆けている。どこかでパキという音。戻ろう、戻ろう、私はつぶやきながら独り部屋を出た。

トンネル警官の姿は無く、ナトリウム灯がまばゆいばかり。私は車を捨てて歩いた。出口に辿り着いたが、無機質な車列は途切ず、青空の下とても静かだった。脇にはトンネル名が刻まれた石碑があって、それをなぞる。五文字目で指先に鋭い痛みが走った。目は覚めた。

2015/4/21

こんな夢を見た。夜祭の喧騒を抜けると、人のまばらな屋外ステージ中央で、男が何やら呟いていた。それらは全て、この地の死者が今際の際に発した言葉だという。石段に腰を下ろし聴き入る。殆どが呻き声でよく聞き取れないが、どれもこれも懐かしい。それらは確か、私の最期だった。

2016/11/10

こんな夢を見た。私は窓の無い病院に何年も入院していて、その日は定期検診だった。入院患者の列に混ざって待っていると、前の一人が脇の通路を指差した。「そこから外に出られるかもしれない」

患者達は一斉に走り出した。初めは様子を伺っていた私も、後に続くことにした。無機質な通路を抜け、いくつもの自動扉をくぐると、急に冷たい空気が鼻に触れた。外は夜だった。私は、電灯に照らされた公園と人工の川に患者達が散る様子を眺めていた。

胸許の携帯が鳴った。「早く戻りなさい。外は身体に悪い」それは心の底から私を案じる声だった。「しかし、みんな喜んでいます。こんなにも空気が美味しいのです。こんなにも自由なのです。」話し終えると同時に、別の電話が入った。「ボートを見つけた」

それは汚いスワンボートだったが、迷わず乗り込んだ。ボートは勢いを増す。川底の石を蹴り、橋を越え、カモメを追い抜いた。ついには岩に乗り上げてしまったが、川岸からボートを押していると、その人数は少しずつ増え、豪快な波しぶきとともにボートは川に戻った。歓声が上がった。

ボートに再び乗り込んだそのとき、朝の光が目に飛び込んできた。「もう戻らなければならない」そう思った瞬間、電話で使った『自由』という言葉に重さを感じた。その言葉意味に初めて気が付いた。目は覚めた。

2020/1/2

こんな夢を見た。私は講座「反境学」のガイダンスを受けるため、大教室の扉を開けた。百名以上が座っていたが、私だけ後ろ向きの席に案内された。私の背中女性講師が言う。「反境学について質問はありますか。」前を向いた学生の一人が手を挙げた。

環境学とは違うのですか」「環境学も反境学に含まれます」「社会科学ですか」「あらゆる概念が当然含まれます境界を無くす学問なのか、そう考えた途端、周囲の学生は消え、私は前を向いていた。講師と目が合った。「違います。」目は覚めた。

2021/5/11

こんな夢を見た。私は想い出の場所に向かうため、登山をしていた。久々の単独行。ペースは上がり、森林限界を抜け、雪渓差し掛かった。酷く咳が出る。雪渓は雪と砂が細かく混ざっていて、古い雪崩跡だと思った。視界の端に何かが映る。黒ずんで、痩せた人間の手が転がっていた。

足を止めた。酷く咳が出る。後ろから声がかかる。「ありがとう。○○さんは手伝ってくれるんだね。」初老女性だった。「なぜ、私の名前を知っているのですか」「あなたに会ったことがあるからです」やはり酷く咳が出る。足元の誰かを、背後の誰かと掘り起こすことにした。

女性は言う。「ごめんなさい。もう、そのシャツ臭いはとれないねしか腐臭は感じない。いよいよ咳は酷い。掘り起こした誰かは、結局腕しかなかった。それもぐずぐずに崩れてしまった。私は手を合わせ、先に進むことにした。咳は血を吐かんばかり。痰が喉でゴロゴロと騒がしい。

すれ違った何人かの怪訝な目に、染み付いた腐臭を初めて認識した。視界が狭まり、白黒する。歩く。歩く。そうして日が沈む直前に、山小屋に辿り着いた。咳をすることでしか呼吸ができない。硬い床に雑魚寝する。眠れない。だからきっと白昼夢だったのだろう。こんな夢を見た。

私はベッドに横たわっていた。寝返りうつと、そのきしむ音と合わせて時計が目に入った。時刻は午前二時五十分。外に錆びた自転車が見える。跳ね起きて質素な窓枠に足をかけると、不意に声がかかった。「子供はどうする」ようやっと、家族3人で寝ていたことを想い出した。目は覚めた。

2021-04-16

早稲田大学履修登録についての覚書

https://togetter.com/li/1698356

前提

自分が在学していたのは10年くらい前

件の学生国際教養学部で、自分政治経済学部

キャンパスは同じでカリキュラムも概ね社会科学人文科学系なので多少は共通項もあるはず

国際教養は1学年600人くらいで、政治経済は1学年800人くらい

https://waseda.app.box.com/s/mm9excnx8y4qfd92ls95bqzbtx5lpm51

https://waseda.app.box.com/s/6jfnkx02vtydrgbxm8xrzb7mdshufppc

あと「留年」という言葉で誤解されがちだが、早稲田学部基本的に年度取得0単位でも進級はする。その代わり、5年生以上を「延長生」と呼称する。俺は詳しいんだ。

所感

・取りたい講義を取れないのは大学としてどうなのか

→定員分を吸収できるだけの講義数があっても、多くの人が取りたがる特定の人気講義に人が集中したら抽選にせざるを得ない。それは早稲田に限った話ではない。

オンラインからもっと柔軟にしろ

→選外となった希望者にオンライン聴講権限付与するような制度はあっていいと思うが(あるかどうかは知らん)、

いくらオンライン講義とはいえ質問への対応課題の採点、単位認定等は担当教員が行うわけで、限度がある。

その辺は大学教員多忙さに理解のあるはてなブックマークユーザーの皆さんならご理解いただけるかと思いますが…

・定員が多すぎるのではないか

→定員が多すぎるから抽選になるのではなく、募集数を超えて人が集中している講義のみが抽選になる。

・必修が抽選なんてひどい

→例の学生は必修の抽選に落ちたなんて書いてないように見えるんだけど、どこかにそう書いてあった?

必修が自動登録されて、空いたところに教養科目とかを入れるのがよくあるパターンだと思う。

同じ必修でも担当教員を選べるタイプの科目であれば、当然教員や内容によって人気の差は出るので抽選は発生し得る。だとしても全員を受け入れきれない必修科目なんてまずないと思うけどなあ。

抽選留年する可能性があるってこと?

申請した科目が抽選ばかりで、それに落ちまくったらそうなる可能性はある。

ただ科目数自体は確保されているはずなので、本来は2次や3次登録でそういう学生を吸収しきるという仕組みになっている。

件の学生場合、1次で半分以上落ちたとはいえ2次で十分挽回できる範囲のはずなので、なぜベストを尽くさなかったのかという気持ちもある。

件の学生対象履修登録案内

https://www.waseda.jp/fire/sils/assets/uploads/2021/03/Schedule_Spring_CurrentStudents_J.pdf

n次登録が終わった時点でまだ空きのある講義情報現在の履修者数/定員)が掲示板ポータルサイト(全学共通)で提示され、学生はそれを見て次の登録申請を行うのが基本的な流れ。

全てが抽選というわけでもなく、担当教員選考を行うこともあるが、そこは人による。

自分のいた頃は3次登録が終わってもあぶれてる人はかなりレアケースだった記憶があるし、全登録期間が終了して全講義の定員が埋まってるなんてことはあり得ない(必修科目なら尚更)のでどこかしら滑り込めた。

そもそも人気講義は選外になることを織り込んで「取りたい講義」「取れそうな講義」を組み合わせて申請するものなので、件の学生は不運とはいえその辺もちょっと不器用だったのかなという印象。

自分他人のことを言えないタイプ学生だったが)

ただ…推奨17単位で、3次登録申請が全て通っていたとしても合計18単位というのはちょっと履修計画に余裕がなさすぎると感じた。

ってか2次登録は?

窮状を訴えるのに2次登録の結果だけ触れてないのが引っかかるんだけど…申請忘れてたりしないよね…?(他人ことなのに止まらない冷や汗)

先行:0(1科目限定

1次:9/19

2次+3次:5/9+?

大体の人は1次で落とされまくっても2次で半期20単位分くらいの履修を確定させる。(年間取得上限は必修込みで40)

1次よりも2次や3次の方が通る可能性は高いだろうに「1次の登録数>2次+3次の登録数」になっているのはさすがに2次+3次の申請自体が少なすぎるような気がする。

これだけ見ると典型的な「人気講義ばかり申請して抽選で爆死する人」のようにも見えるが、今年の講義実施状況が分からないのでそこは何とも。

とはいえこういう人は少数ながら毎学期必ずいる。自分がいた頃も、履修登録を忘れていて自動登録の必修以外ゼロ単位になった奴がいるなんて話も聞いたことがある。(真偽不明

件の学生は期間内登録自体はしてるようなので憤懣遣る方ないというのは分かる。なので問題抽選云々というより救済措置の方にある。

定員が多すぎるというブコメが多いが、普通に定員を吸収しきるだけの講義数はあるよ。履修登録の度に全講義が定員いっぱいになる学部が回るわけないじゃん。

から登録期間終了後にあぶれた学生を定員に余裕のある講義に受け入れるくらいの融通はきかせてあげてほしい。

個人的に優先してほしいのは

救済措置の設置>抽選システム改善>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>定員削減

って感じ

なんでこうなっちゃったんだろうね

学生へのバックアップ体制不備

自分がいた頃は学部事務所に行けば誰かしら履修相談に乗ってくれたが、今のご時世でそこのバックアップがうまくいってない、行き届いてない、周知されてない可能性は大いにある。

特に抽選で選外になる可能性を織り込んで履修計画を立てる」のは基本のキみたいなものなので、各学部はそこをもっとフォローするべきだと思う。

(選外になる可能性を考慮しろという注意書きはシラバスに明記されていたし、今もされているとは思う)

国際教養の細かい事情は分からないが、一般的に1年生は必修が多いのであぶれることはさほど多くない。

(必修科目が定員超過することはまずないし、そもそも自動登録されることが多い)

件の学生は新2年生とのことなので、去年と同じ感覚で取りたい科目を申請していった結果、抽選で爆死したのではないかな~と思った。

国際教養学部特殊性

従来は2年次に1年間留学する学部だと思うけど、コロナ留学できてない分国教履修登録する学生が例年より増加している可能性もあるのでは。学部内履修学生数の増加に対して開講科目は増えているのだろうか。

↑元記事でも触れているブコメがあったが、

国際教養学部というのは早稲田でも少し特殊学部で、学部生は原則として2年次に海外留学する必要がある。

ところがこのご時世で留学生の行き来が殆どなくなってしまっている。

これは推測だが、

本来であれば留学国外にいるはずの日本人学生が、学部内の講義に集中して抽選が多く発生してしまった

コロナ禍において、急に学部内の講義を増やすことができなかった/オンライン対応で定員を増やすことができなかった

この辺りは要因としてあり得るのかなと思う。

Add-Onlyというのはおそらく国際教養学部独自制度だと思うが、これがコロナの影響でなくなったというのはよく分からない。

↓こういう事情のようだが、それでもよく分からない。

https://twitter.com/naataso_wsd/status/1382293955446902792

ただまあ、政経には元々そんな制度なかったので、救済措置として登録期間終わった後も空きの残っている講義にぶち込める制度作れや!というのは賛成。

確認している情報自分が言えること

コロナ禍で情報が集めにくいという事情もあったとは思うしその点は同情するが、そもそもの履修申請が少なすぎるように見える

1次でどれが抽選になるか分からなくて選外いっぱい出るのは仕方ないし、自分経験がある。ただ2次以降は充足状況が公開されるので、それを加味して計画を立てるんやで。

・1次で半分以上選外になっている時点でシラバス持って学部事務所相談しに行くべきだった

何だったら登録の度に相談しに行ってもいいくら

・2次は…?

2次は…?

・それはそれとして、空きのある講義は何かしらあるはずなので学部側は推奨単位数程度は満たせるように融通しろ

人気講義が既に埋まっている段階ではもはや公平もクソもないので

学部側はモグリもっと寛容になれ

選外になった講義資料を融通してもらうくらいええやろがい。皆大体同じ額払ってんだろ

・履修に限らず学生生活で困ったら早めに学部事務所相談しよう!
なんだかんだでこれが一番大事だし一番言いたいことなのでよく聞いてください
大金払ってんだからどんどん職員迷惑をかけていけ!!!!!
高齢化著しいはてなを現役大学生が見ているわずかな可能性に懸けて何度でも言うぞ!!!
人に!!!頼れ!!!!!頼るのは!!!早ければ早いほど!!!良い!!!

(このご時世でアレだがメールだけでなく直談判も意外と通ったりする)

(この時期は履修専門のアドバイザーがいた気がするけど今もあるんだろうか…?)

一部気になったブコメ

戦略が悪い」という話にしてしまうと「人気のない講義に余裕を持って申し込んだけれど、本当に運が悪く低確率で全部落ちてしまった」人も自己責任になる。あなたは運悪い0.01%から留年ね!で納得できるか…

そもそも人気のない講義抽選になりません!!!!!!!!!!!!ストレートインです!!!!!!!!!!!!!!

人気がなさすぎてマンツーマンみたいになることもあります。(胃痛

からこそ「取りたい科目」を軸に「人気や日程を鑑みて取れそうな科目」を組み合わせて申請すればほぼ問題なく単位数確保できます!!!

オンラインの授業なら物理的に講義室が足りないってこともないはず。何故対応できないのか/調べたら毎年600人以上入学してるのね。それは確かにオンラインでもパンクするわ。でもだから対応できないはおかしいよね。

かにオンラインでもパンクするわ→だからといって対応できないはおかし

パンクするから対応できない」は成り立つだろ???何が言いたいんだ???

上でも書いたけど、聴講生としての視聴権限を与えるのは良いと思うしやるべきだと思うよ。

受講生として受け入れるのであればまた別の話だけど

獲得した科目数の少ない生徒を優先的に当選させればこういう事は無くなりそうだが何故そうしないのか?

履修科目数までは考慮してないと思うが、年次が高い方が優先になるというのはあったと思う(うろおぼえ)。4→3→2→1か4→1→2→3

より良い、より偏りの少ない抽選システムがあり得るのではないか?というのは同意するし、件の学生もそういう主旨の発信だと思う。

授業料ほしさに、教えられる分以上に定員増やしすぎたのかな。

定員100名の人気講義希望者全員が受講できるように学部定員を100名にしました!

かくして不人気講義廃止され、それに伴って学部研究領域も縮小し、研究能力も低下しましたとさ。めでたしめでたし。(これは皮肉です)

総合大学を選ぶメリットカリキュラム選択肢の多さで、カリキュラム選択肢は多ければ多いほど履修希望者の偏りが「人気」という形で生じるわけ。

から登録期間終了後の救済措置や聴講制度の導入には賛成だけど、抽選が発生すること自体はある程度避けられないんですよ。

人気講義なら増やせばいい!って言う人もいるけど、ぶっちゃけ講義の人気なんて楽単か教員個人の人気に拠るところが大きいので、例えば同じ「政治学」をA先生とB先生がそれぞれ受け持ったところで、結局教え方の上手いA先生講義に人が集中するだけなんだよね。

沢山の授業を開講し、管理する立場からすると、「人気科目だけでカリキュラムは作れない」「カリキュラム学問の体系の表現であるから、全体として万遍なく履修登録されて学問を身に着けて欲しいとは思う。

そう思います。人気科目だけでは学部、ひいては学問も成り立たない。

救済措置云々とは別の話としてね。

マイルストーンなんか見て、楽単、人気講義だけ取っていったら、抽選外れまくった時はこうなるよね。過度の集中を促すマイルストーン誌が元凶ひとつ

学生の有志団体アンケート等を基に集計・出版している「マイルストーン」という情報誌があって(毎学期周辺の書店大学生協に平積みされている)、

シラバスと見比べながら大体どういう講義があって、どれが人気で、どれが楽単で、どういう試験方式で…といった口コミ情報を新入生でも入手できる。同学科の友人が少なかったので大変お世話になりました。

ただその一方で、楽単や人気講義への過集中を促した面も否めないとは思う。

今はそれに加えてSNSの発達が一部講義の人気先行に拍車をかけている面もある…かもしれない。

自分時代も人気科目とそうでないのがあって、落ちた科目は他で我慢して、最低限の科目数は確保できたのに、今は違うのか?/ドラフトではないが、ある程度抽選で落ちたら、他を優先的に選択できるようすべき。

そうなってるはずなんだけど、たぶん件の学生はそこで妥協できなかった(orしなかった)んだと思う。

オンライン聴講のようなことができれば他の科目を登録して取りたかった講義に潜る、とかできたんだろうけどね

2021-04-12

anond:20210412100154

この論文も含め、幸福学みたいな社会科学ではだいたい「アンケート幸福だと答えた度数」を、幸福度と捉えているんだけど、確かにそれでいいのかという問題はあるよな。

 

ブータン世界一幸福な国だった理由もそれだし。

国民のほぼ全員が幸福だと答えていたけど、それは王家文化情報統制をしていたせいで、ネット海外情報が入ってくるようになったら世界一幸福な国でなくなった。

それは幸福なのだろうかという。

2021-04-03

Webデベロッパーが苦手

Railsなんかをいじることを覚えて、大学に入ってから数年間インターンWebデベロッパーをしている。

エンジニアというとはてなでは怒られがちだし実際、不正確な用語だと思うので自分職種のことをWebデベロッパーと呼んでいる。)

自社開発のスタートアップとかは特に労働者としては緩いところも多くて楽そうに見えるので、将来は可能ならそういう方向に就職しようと思っていた。

でも何社かで働いてだんだん気づいてきたのだけど、同じ職種にどうにもあまり仲良くなれそうにない人が多い。

うまく言えないんだけど、賢めの男子校っぽいノリを結構頻繁に感じる。ホモソーシャルというのか。

特有選民思想みたいなものを感じる。合理的で賢い俺ら、みたいな。これは同じ学生インターンに限らず、社員に対しても。

そのわりに、口頭で話すとあまり面白くもないし、俺は文系学生なんだけど、人文科学社会科学知識がどうも薄いんじゃないかと思わされることもある。

(これはでも俺も自然科学工学知識が薄いと相手は思っているだろうからあいこかもしれない。)

もちろん、そうじゃない人もたくさんいるというのはわかっているんだけど、技術的には到底かなわないような、確かに頭の切れる人でもそういう性質を孕んでいることは多くて、結構失望させられる。

Twitterなんかでも性格が悪いとしか言いようのないツイートや、明らかに距離感おかしリプライをしていたりする。

Webデベロッパーしか知らないのでこう書いているが、機械学習組み込み系なんかのエンジニアもあまり変わらないかもしれない。

そういうコミュニティに既に多少属してしまっているので、どこにもこんなことを言えないので増田に書かせてもらった。

言葉足らずな感じですまない。俺もまだうまく整理できてない。

2021-04-01

anond:20210401234326

現状、基本的リテラシーとして学校で学んだ国、数、英は何歳でも役に立つだろ。

そういったリテラシー以外に、自然科学系も社会科学系も自分が進む方向次第ではその後の人生でも大いに役立ってるだろう。

2021-03-25

anond:20210324210750

社会科学って超意味あるんじゃん

こういう元増田を見ていると為政者がどうして文系大学を減らしたいのかよく分かる

2021-03-22

anond:20210322165042

社会学法律学経済学と同じ、「社会科学」のグループだよ。

英文学歴史学などの「人文科学」のグループではない。

社会科学も含めて、文系同調圧力が強いと言ったほうが正確だ。

2021-03-15

anond:20210315133310

女性学(じょせいがく、英: women's studies; 仏: études féminines)とは、第二波フェミニズムからまれた新しい学問領域であり、従来の男性中心主義的な学問客観性中立性を問い直し、これまで度外視または過小評価されてきた女性存在経験問題・関心を顕在化、言語化理論化し、これによって従来の知の体系の脱構築を目指す幅広い学際的研究である[1]。

領域としては社会学人類学法学経済学地理学倫理学文学歴史学哲学など従来の人文・社会科学の各領域個別にまたは分野横断的に関わる学問であり、女性研究音楽アート映画メディア等に関するフェミニズム批評さらにはケア倫理エコフェミニズムなど新たな概念提唱されている。

増田が言ってるのもっと雑な世界やろうけど、アカデミックの方もこんな感じやからそんな現状らしいで

2021-02-26

anond:20210226105220

 

 ある民族犯罪率が高くなるのは、通常は郊外スラム所得の低いマイノリティが集中しており、学歴も低いことから真っ当な職につけず、それをギャングリクルートするから

 社会科学的に自信を持って言えるのは、<パンティストリート>に治安についてのエビデンスがなく、他の地域と「価格間取り・住環境などについては完全に同一」であるとすれば、その地区に住んでいる<パンティー人>は社会的成功しているグループであって、犯罪ネットワークとのつながりは薄く、その生活水準も当該国の主流民族と対して変わらないということだね(警戒されていれば絶対に、同じ間取りで同じ値段ということはない)。

 なので、正直コインで決めても、全然問題ないと思うよ。

 

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん