はてなキーワード: 本丸とは
追加の十万円だけが資産なのではなく、働き金を稼げる肉体であり頭脳も保有資産なのだ。というか十万円手に入ったからどうしよう、なんて思う人にとっては人的資本こそ保有資産の本丸。
ちなみにわざわざレバレッジ投資を勧めているのは、最適なインデックス投資への投入額はそういった人的資本なども含めた全資産の中で決まるものなので、十万円ってのが金融資産への割り振りからみてあまりに過小だから。
自分の持っている資産が見えていない人ほど得てして余剰資金を全部世界株インデックスETFに注ぎこもうとするけど、インデックス投資の理論的柱である最適ポートフォリオ理論は何に投資すべきかは教えてくれても、どれだけ投資すべきかは教えてくれないし、余剰資金全部投入なんて最適の保証無いからな。
松尾は批評家として喰っていく都合上、彼が裏で手を回したとしか考えられないジャニーズ関連の言論弾圧は受け入れられない。かといって松尾にとっても正面を切って彼を敵に回すのは部が悪いんだろう。
松尾はこれを理解していて彼と最も近い存在である達郎をリングに引きずり出した。いや、ひょっとすると達郎が加勢して共に小杉理宇造を打倒してくれるかもしれないと期待したんだろう。蓋を開けたらあの通り。彼は小杉理宇造を「ビジネスパートナー」と呼んで庇ってしまった。
ジャニー喜多川への達郎の評価は、それこそティーンの頃から堂本剛のような存在の成長を近くでみていたら掌を返して否定するようなことはできないだろう。自己保身もあるだろうが、達郎が迂闊なメッセージを発すれば彼の存在や人生を否定することに繋がりかねない。これに関しては同情の余地があると思う。
問題は、いくら恩義があるとはいえ、小杉理宇造について無批判でいられるとする態度だ。彼から性加害の事実を知らされなかったからと言い訳するなら、なぜ今それを責めようとしないのか? 旧ジャニーズエンタテインメントの社長をビジネスパートナーとまで呼ぶなら、そのパートナーである達郎はこの言論弾圧にどうして無頓着でいられるのか? 知らぬ存ぜぬに終始することなく、正しい判断ができる立場にあると松尾が踏んだのが達郎だった。が、その願いは敢えなく裏切られてしまった。
この話で何がしんどいかというと、小杉理宇造の息子で現社長のSHUSUIだ。スウェーデン人脈を生かして現地の作家陣とコライトした楽曲をJに提供し成功させることで、それまでの歌謡曲にはなかった制作方法を本格的に導入した実績があり、家柄とは独立に評価されるべき業績と言える。この一連の展開によって、それも単なる親父のコネで仕事が貰えてただけだろうとなりかねない。家業を継がされてしまったばかりに、親父の意見に造反も出来ず、業界の先輩にも頭が上がらない状態でたいへんな板挟みにあっている。社長としての権限があるはずの彼だが、Jと心中する地獄の道の舗装を破壊するルートは、どうも初めから存在していなかったらしい。
あとはもう転がるところまで転がったらよいと思うが、問題にすべきはスマイルカンパニーの小杉理宇造とその院政体制である。
他の部分で盛り上がるのは不毛だと思うよ、という話。
○ご飯
○調子
・はじめに
ダンガンロンパシリーズで有名な小高和剛さんが6年間作り続けてきたらしい完全新作ADV。
雨が降り止まない街カナイ区を舞台に、超常現象的な能力を持った超探偵達と様々な事件を解決していく。
ADVだがカロリーの高い作りになっていて、街を自由に歩き回ったり、3Dのキャラクタが演技をしたりと、ゲーム的な表現や映像的な表現も豊富に楽しめる。
あくまで主体は文章なので、じっくり文章を読みながら自分の中で咀嚼していくパートもしっかりある。
同社のAI: ソムニウムファイルシリーズでは3Dの演技が小慣れていないというか、演技で表現できないパートではカメラをキャラから外して文章に寄る表現で補足するような少し不自然なパートが多かったのだけど、レインコードは文章と演技をしっかり擦り合わせていて、そのような不自然なカットがなく、3Dのキャラクタの演技と文章の表現がしっかりと融合していた。
(念のため補足するとAI: ソムニウムファイルシリーズはライターの癖の強すぎるギャグパートがあまりにも多く、かつそれが本編といっさい関係がない上に、そのギャグシーン一回のためだけに3Dのモデルを作ったり、キャラに演技をさせるのがあまりにも大変すぎて、それが表現されたから別にプレイヤーが楽しめる訳でもないので、あれはあれで良いと思っています。Ever17から続くこめっちょパートのそもそもの是非は置いておくけども)
この文章と演技の融合はかなり力が入れられていて、2Dのイラストを豊富に使うのではなく、3Dのモデリングを豊富に使う方向へ進化したADVの形としてかなり満足度の高いボリュームもクオリティも抜群の素晴らしい出来だった。
・魅力的がすぎる超探偵達
ゲーム開始早々からこの贅沢なゲーム部分、それと超探偵達のキャラクタの魅力さが両輪となってレインコードは進んでいく。
超探偵とは現実離れした超常現象じみた能力を事件解決に活かす探偵たち。
主人公のユーマは彼らと協力しながら事件を解決していくのだけど、この超探偵たちが全員可愛いし格好いいしで最高。
この超探偵能力は事件を解決する前提として利用されるもので、それぞれの探偵達の能力はかなり早めに共有される。(公式サイトにも書いてある)
どのキャラもエピソードが進むごとに明らかになるネタバレ注意的な展開が多いため、あまり個々人の良かったシーンなどを詳細に感想を書くのはやめておく。
簡易に少しだけ紹介すると、時戻しという世界に干渉するチート級の能力者でありながら世間知らずで無知な様が可愛いフブキが僕は好きになった。
上述した通りカロリーの高い3Dモデルでの演技と、しっかり読み応えのある文章でキャラクタを本当に魅力的に表現してくれる。
捜査が本格的に始まるまでの僅かな時間でまずは超探偵との交流パートがあってから事件に挑むという構成になる。
この交流パート、それと捜査パートでの会話の応酬が短いながら過不足なくしっかりとキャラの魅力が伝わってくるものになっていて、この辺はダンガンロンパシリーズで出席簿会話のあの短さの中で瞬時にキャラを立てて、プレイヤーにキャラの魅力を伝えてきた小高さんらしさを強く感じた。
そこに加えて今作では3Dモデルの演技もキャラの魅力を引き立てていて、胸や太ももがムチムチな様が可愛いフブキが僕は好きになった。
この魅力的な超探偵達と力を合わせるからこそ、主人公二人も輝く良い循環が楽しめる。
記憶喪失で見習い探偵のユーマと、彼に取り憑いた人魂の幽霊死に神ちゃんのコンビが主人公となる。
超探偵達に負けない魅力があるのは勿論ながら、なんと言ってもこの二人の分かち難さが大好き。
ユーマは記憶喪失なため探偵としての能力は今ひとつ、死に神ちゃんは死神なので死体に関する捜査はお手のものながら探偵ではないので推理は苦手。
そんなわけで、凸凹というよりは凸凸とか凹凹のような割と似たもの同士のコンビ。
ユーマも突然人魂に取り憑かれているため彼女のことを信頼できるのか悩む上に、彼のことをご主人様と慕いつつも残酷に死神としての責務を真っ当する人間とは異なる倫理観の死に神ちゃんに振り回され続ける。
死に神ちゃんはユーマ以外とは会話もできないため、彼らのシーンは二人っきりが多いのだけど、本当に少しづつ距離が近づいていき、バディとして成長していく。
ミステリとは探偵役と助手役のイチャコラを楽しむ要素もあるけれど、この二人のそれは本当に分かち難く、二人が二人だからこそ、レインコードのオリジナリティを感じさせられるシーンがたくさんあった。
かなり複雑な設定なのでざっくり要してしまうと、発生した事件の謎を遊園地のようなアトラクション満載のミニゲーム集に具現化する能力。
容疑者や目撃者の証言を証拠を剣にして戦う推理デスマッチや、犯人の防衛する謎の城を巨大化した死に神ちゃんに乗って攻める大進撃死に神ちゃん、などかなり多くのミニゲームが遊べる。
正直、ここはかなり賛否が分かれると思う。
とても贅沢ななんだけど、ここのパートは正直その贅沢さが面白さに寄与していない。
それどころか、ロード時間が長すぎて不快に感じることも多かった。
おそらく遊んだ人誰もがツッコミを入れたくなる、謎迷宮という名の一本道をただ歩くパートはかなり虚無感がした。
事件の謎自体は魅力的だし、証拠や証言からトリックを暴いていく基礎の部分は面白いのだけれど、それをこうしてミニゲームで遊ぶのはちょっと違うかもだなあ。
ミニゲームが本当にミニゲームになっていて、謎解きやってる感が薄いシステムが多いのも、良くない点。
それぞれの事件の謎を解き明かす解決パートになるのだから、もう少し自分が謎を解いている感覚を楽しませて欲しかったなあ。
この謎迷宮でそれぞれの事件を解決しても、あくまで犯人とそのトリックを主人公のユーマが理解するだけで、死に神ちゃんと二人で議論していただけのように思えてしまうのもしっくりこなかった。
とはいえ、事件の謎を理解することで、もっと大きな物語が見えてくる構成は面白かった。
謎迷宮のその先にも謎がある。
・カナイ区の物語
幾つかの事件を解決していくと、徐々に縦の筋となる今作の舞台カナイ区に潜む謎が見えてくる。
街そのものに潜む特大の謎解きはかなり衝撃的で痺れる熱い展開が待っている。
その展開そのものについても感想を書きたいが、流石にまだ発売一週間でそこまでネタバレを書くのもどうかと思う。
なので、少し目線を変えて、何故僕がこの謎解きをこんなにも魅力的に感じられたのかを書きたい。
それはレインコードが3Dのマップを探索しながらお使いイベントをこなすサブストーリーも楽しめるゲームだったことが大きく寄与している。
舞台となるナカイ区はずっと雨が降り続けている奇妙な街で、そこを大企業のアマテラス社が一方的かつ暴力的に支配している。
アマテラス社に近しい人間は理想的な生活を送っているが、彼らに反抗的な態度をとっていると乱暴なことをされてしまう。
そんなカナイ区を自由に探索できるのだけど、ここの作り込むが本当にすごい。
ただ町並みが作り込まれているだけじゃなく、依頼というサブイベントを通じて、カナイ区とそこに住む無辜の人々を好きになっていく。
ここにも短いテキストでキャラの魅力を伝える小高さんの特徴が生かされている。
勿論、超探偵達とコンビを組んで挑む本丸のメインストーリーからもこのカナイ区のエピソードはいっぱいあるのだけれど、サブイベントを遊ぶことでより一層カナイ区を好きになれた。
僕は全てのサブイベントをこなしてからクリアしたのだけれど、これは大正解だったな。
クリア後にまとめて遊ぶとダレるし、何よりカナイ区にまつわる謎解きに際にきっと悩まなかったと思う。
今作のテーマを十分に楽しむためには、舞台となるカナイ区を好きになれた方が良かったんだろう。
そんなわけで、謎迷宮以外は褒め続けているレインコードの感想だけど、一番楽しめたのは今作のテーマ。
引用でなく自分の言葉で書くと「探偵が真実を暴くことの是非を問う」がテーマだと僕は感じた。
今作の事件はどれもトリックや犯人を暴いたその先にまだ物語が残っている。
動機と言ってしまうと十分じゃなくて、本格ミステリでいうホワッツダニットもののような展開だ。
この謎解きの先を用意している展開、そして探偵をもその謎解きに組み込むような自己言及的な自覚のある展開。
それを個々の事件を通じて学んでいく、最終的に大きな縦の線となって問いかけられる。
探偵が真実を暴いても良いのか? 真実にどれほどの意味があるのかを。
超探偵という超常現象を用いてまで謎を解かなければいけないのか、ユーマは何故記憶を失い死に神に取り憑かれているのか、謎迷宮では本当に謎を解けているのか、そもそもナカイ区の人々は真実を求めているのか。
今作の魅力的な部分が全てこの一点に集約されていく。
そして、ユーマと死に神ちゃんのバディが二人だからこそ辿り着ける結輪。
・さいごに
探偵とは? を問い続けることで、二人の主人公が出した結論を尊く思い、レインコード終わらないでくれ、もっと遊びたい、俺はカナイ区に住む、ユーマと死に神ちゃんをずっと見ていたい。
そんな読者として色々な気持ちをいっぱい感じることができた本当に楽しいゲームだった。
「なりすまし防止が目的」と言われているマイナ保険証、実際には暗証番号を共有すればなりすまし可能と判明。有資格者なのに「使えなかった」という声も多数【みんなの反応】
まさにこの話題ですな
みたいなレス見てると、病院はお子様で国はママなのかよとか思ってしまう
緊急時は自費www
に至っては、お前は保険証持ち歩いてるのかと(ボクは持ち歩いてます)
診療・お薬情報の提供に同意しなければ重複処方もバレない(今まで通り)ってこと?
同意確認は「システムから個別の病院、薬局への情報共有」について
同意確認が出るってことは、「提供できる」ってことだから、どこかで把握できるってこと
(レセプト情報であるため、1~2か月程度のタイムラグがある)
https://rookie.shonenjump.com/series/pGBIkZlxhzA/pGBIkZl39fA
「家族ぐるみで付き合っていた友人から、『うちの子はもうお前の娘とは遊ばせない』と言われた」
というエピソード
漫画内で描かれた友人の言い分は
「しつけもマナーもなっていない」
「お前の娘は動画配信者になりたいらしいがそんな子と遊ばせたくない」というもので
「あなたとは友だちになれない」
と言われた…と書いている
んだけど、よく読むと
動画配信という夢を貶されたことだけに拘泥してしつけやマナーの問題には触れなかったり
友人の奥さんを「唯一相談できる人」として扱い病気やお金のことなどあれこれラインして
なんか「相手の言葉を歪曲して酷いこと言われた風にしてるだけで、本来は真っ当な指摘されたんじゃね…?」とも読み取れる
動画配信のくだりは、その話のついでに、単に友人宅ではYouTubeを見せない方針なのに動画の話ばかりするお子さんに困ってると言われただけとか
「大人だから友達いらない」ではなくて「友達だからと甘えて四六時中LINEをしたり金や病気みたいな重い話を振ってくるな」といわれたとか
2chとかの釣り投稿だと、書き込み主は自分が正しく相手が悪いと思い込んでいるが
言葉の端々から相手が正しいことが読み取れる…みたいな構成をよく見るので
これもそのタイプで、コメントを増やそうという計算か?とも思ったのだが
その割にコメント欄は、作者の非を指摘したコメントを消した形跡がある(作者を庇うコメントのみが残っている)
「自分に原因があったのはわかっている、明るくギャグ調で書いた」と書いてある
そのポイントもなんか的がズレているように見える
なんかこう絶妙にずーっと噛み合わない会話をしているようなモヤモヤ感があり
それゆえに何度も読んでしまっている
https://anond.hatelabo.jp/20230524090520
これ読んで思ったんですけど、大抵の家電は分解すれば簡単にピカピカに出来るし修理もできるけど、そういう意見がなくて驚いた。
革手とはんだごてとベッセルとかの良いドライバー、アーレンキー(PCとかスマホとかの電子部品いじるときは細いピンセットも)があれば一般家庭にあるものは大抵直せるし、私の実家もそうしてた。
私は高校の頃けいおんにハマって勢いでバンド組んで、お金無いからジャンクのベースとかアンプを父と一緒に修理する過程でレストア技術を学んで、それから電気製品は激安ジャンクを買って自分で直して使うことが多くなった、というか父親からして人からゴミを貰ってきては自分で直して節約だーとドヤる人で子供の頃からそういうの割と普通だと思ってたので。
弱ペダにハマってからは自転車のレストアとか改造も自分でやり始めて、まあ最初はロードなんか持ってないのでママチャリいじりから始めましたけど、自転車整備って高価な専用工具が沢山必要で結構金かかるけど初期投資をちゃんとすれば一生自転車屋に行かなくても済むくらい簡単だし、何より楽しい。部品も色々あって自作PCみたいな感じ。それよりは難しいか?
エアコンも中古買って真空引き持ってる大学の男子に頼んで一緒に設置したら一日がかりだったけどなんとか出来たしそれで保ってるし私は業者のお世話になったことってあんまない。車と電気工事ぐらい?
家具も道具とやる気とお隣さんへの挨拶等配慮さえあれば修理できるし自作もできる。ソファーの貼り直しやクッション交換も最後縫うのが大変だけど指ぬきと貝印の針があれば最低でも一週間くらいでなんとかなるぜ。
そして本丸は大人の玩具の魔改造なんだが以下略やりすぎると本体が熱で溶けるのでやらないでくださいね
いちいちメーカーの仕事に憤って男がどうとか無駄に消耗するより工具集めて楽しい楽しい分解整備レストアライフを送ったほうがいいと思うけどな~。
工具いいよ工具。うへへ
市川猿之助さんを追い詰めたのは誰か。
もちろん未だにゲイを面白おかしく報道する日本のマスメディアとそれに扇動され好奇の目で芸を消費する日本社会それ自体だろう。
猿之助さんは独身の成人であり、どのような恋愛や性愛を楽しんだとて余人に後ろ指を指される筋合いはない。
共に舞台芸術を作り上げる人の輪というものは一種独特の熱をはらむもので
稽古上がりや打ち上げの際にアルコールも入れば一般人には馴染みのない関係性も生まれる。
もちろんそれが嫌だったという人の声は聴かれなければならないが
殊更に猿之助さんだけ悪辣な加害者として面白おかしく書かれる必要があったか。
猿之助さんが痛ましい自死を図った原因は遺書を読むまでもないし
何度不倫をし家族を裏切っても社会から許され続ける人間が梨園にはいくらでもいる。
中年になっても老人になってもセックスの相手に事欠かない理由はきっと肉体的魅力だけではない。
彼等のケースでも明らかに知名度や社会的パワーや金銭が背景になっているのに、
それをハラスメントと呼ぶかどうかは暗黙の社会合意によって極めて恣意的に運用されている。
未だに同性婚を認めるの認めないのという地点で議論をしているような日本だ。
伝統芸能を背負って立つ猿之助さんは特定の相手と会いを育むことも家庭を持つことも出来なかった。
寂しさに負けず仕事の場にパッションをぶつけたりクローズドな営みを持ったりしていても結局はこのように晒され自死を決意するところまで追い込まれてしまう。
「〇〇ハラスメント」だ「加害者」だ「被害者」だという口実は沢山作るが、
つまりは男が男を愛したというその一点を問題としていることは誰の目にも明らかだろう。
私が言いたいことはこれだけです。あとは全部蛇足です。
・窓
デザイン的にどうしても!というのでなければそもそも天窓・出窓はやめた方がいい。なんとなくつけちゃダメ。まあ天窓がダメなのはみんなそろそろ知ってきてると思う。
あと引き違い窓も非常につけがち。引き違い窓は断熱・気密ともに悪いです。何も考えないでハウスメーカーの言う通りにしてるとリビングが引き違い窓になるよ。
あとは「自然光」と「通気性」ね。自然光はいいけど窓たくさん付けるとその分断熱・気密が悪くなるんで必要性はよく考えて。通気性は完全に昔の発想。今の時代、通気性のいい家=気密断熱ガン無視した家だよ。閉めきって快適な環境になる家を目指そう。
・ベランダ
ベランダはそもそも理由なく作ったらダメ。作るのにお金がかかる上に定期的に掃除やメンテが必要で、おまけに使わない。どうしても洗濯物を外にほしたくて仕方ないけど庭がない!という人だけはつけてもいいけど、空調計画をしっかりしてれば部屋干しでも今は問題ないよ。あっ、そうそう、ついでに浴室乾燥機も空調計画がしっかりしてればいらない設備になるよ。乾太さんと部屋干しで事足りる。
同感。あとみんな作る前に薄々気がついてるだろうけど使わなくなるよ。モデルハウス見に行ってわあ~いいなあ~という程度なら作らないで。どうしてもウッドデッキがほしい!ウッドデッキでこれがしたい!って目的がはっきりしてる人だけ作って。
・サッシ
これは断熱のことだろう。木製サッシや樹脂サッシがいいのは当然だけど、結構お値段が違うんで複合とか選びがち。だけど後々のことを考えたら選ぶべきじゃない。あと樹脂とかは窓の選択肢がいまだに少ないのが残念。メーカーもっとやる気だして。
無垢が絶対悪いとは思わない。塩ビ床は冷たいし、張り替えも必要になる。無垢はそこが必要ないけど、木だから当然伸縮してスキマに埃が入るし、子供が小さいうちなんかはよく汚すから汚したらすぐ掃除しないといけない。初期コストも高い。足下が冷たいのを許せるかどうかでかなり違うと思う。
・窯業サイディング
同感。とにかくメンテが頻繁に必要な上に難しい。建築コストが下がるのでデメリットをきちんと説明せずに薦めてくるハウスメーカー多い。とにかく初期コストを下げたいなら仕方ない。そうでないなら金属サイディングとか。ガルバは最近お高くなってきてて困る。
同感。ほんとカーポートがダサイ家が多い。外構に入る前にみんな力尽きてるんだよね、ハウスメーカーも外構は基本丸投げなんでノータッチ。15年後じゃなくて買ってすぐ後悔するだろうけど、逆に15年後にはどうでもよくなってるとは思う。でもほんとメーカーが脳死ですすめてくるやつ基本ダサイんでみんなよく調べて。あと自転車用カーポートも必要なら置く場所考えてね。家づくりの時に自転車置き場をどこにするか忘れてるケース結構ある。
・芝生
芝生のメンテが難しいのはそう、だけどヒメイワダレソウはダメ。ヒメイワダレソウは繁殖力強すぎなのでうっかり植えると大変なことになるぞ。根絶はまず不可能と思っていい。ヒメイワダレソウをタネが飛ばないように改良したのがクラピアなので、クラピアを植えてくれ。たのむ。
駐車場は土間コンがいいと思うが高い。土間コンの目地は土見えると意外と雑草はえて大変。土間コンのタイヤ跡が気になる人はタイヤの跡があまり目立たない塗りの土間コンも最近はある。あとあまりデザイン的にはどうかと思うがオワコンも安くていい。
買い時じゃないを繰り返してると結局買い時が訪れないからなあ……ここらへんの設備はどうせ着けたら後でいいのが出ても交換しないよ。自分に必要な機能があるものを買って、10年ぐらいして買い替えたかったら買い替えなよ。
多機能なのは私も別にいらんと思う。スイッチなくすはやり過ぎだと思うけど。声だけで操作するスマートホーム、私も好きだけどここらへんも過渡期だよね。ちょっと離れるけど、ここ数年壁にUSB付きのコンセントをつけた人も多いと思うんだけど、あれ15年したら「この謎の穴って何?」ってなるよね多分。もう既にTYPE-Cにとって変わられつつあるし、TYPE-Cだっていつまであるかも予測つかない。今はいい機能だと思っても、必要なくなったりすることは絶対あるよね。スマートホームはそこらへんが予測つかなくて難しい。
・電球色
ごめん私は歳とってからのことはちょっとわかんない。最近は電球色でも昼光色でもない温白色ってのが出て来て、選ぶ人が増えてるとだけいっとく。
・フェンス
書いてないけど割と後悔ポイントだと思う。外構は安さ重視だと網の目の粗い120cmぐらいのものを薦められちゃうけどとりあえずダサいしちょっと出すだけでダサさは改善できるのでもう少しお金出してほしい。あと120cmってのはただフェンスがあるだけで何の目隠しにもならない。隣家や道路など外からの目線が気になる場所なら選んじゃダメ。ただ防犯上は低い方がいいので、目隠しをしたいかどうか各自考えてほしい。
・回遊動線
これも書いてないけど。回遊動線とか便利そうに見えてよくよく考えてみると実は通る必要がないことが多い。なんかくるくる回れる方がいいよね~で選びがち。でも回遊動線にしたらその分壁が減る、壁が減るってことは収納スペースがなくなる。自分の生活イメージをよく考えて作って。
当時高校生だった私は、とある理由で全校生徒が体育館に集まっていました。
ある時、携帯電話から聞いたことのない音が鳴り響きました。校内持ち歩き不可のはずの携帯電話は男子生徒の制服の内ポケットから、スマートフォンは女子生徒のカーディガンのポケットから、そして渡り廊下の奥の教室から、けたたましく鳴る不快な音。
そしてズズズというこれまた聞いたことのない大きな低い地響きの後に、突き上げるような揺れが起こりました。体育館という建物はバネが効いているので、観測された震度の何倍もの揺れを身体に感じていました。
女子生徒の悲鳴、頭を覆えという教師の怒号、ギシギシと動く体育館の壁、そして見たこともないくらい左右にぶらんぶらんと揺れる天井の照明、何が起こったか分からないと口を開けたままの友人の顔。
大きな揺れは収まりましたが、集会は中止になり即座に帰宅の指導がありました。地元が同じ人間は一緒に帰って欲しいと先生が言っていました。電車は動いていなかったので、電車で通っている人たちは親の車を待つことになり、しばらく校内に残っていたといいます。
この時、電波はなく、また不幸なことにこの地域だけ停電と断水が起こっていました。私たちは大きな地震が近くで起こったのだということしかわかりませんでした。
私は比較的学校の近所だったので、歩いて帰りました。雪が残る道を必死に帰りました。家に帰ると、祖母が外で近所の人たちと話をしていました。咄嗟に外に出たと言います。着の身着のままで、寒さからなのか、揺れの怖さなのか、身体が少し震えていました。それは私も同じでした。あの体育館で感じた恐怖がまだ残っていました。
家の中はぐちゃぐちゃでした。食器棚が全て開き、割れた皿はなかったものの、倒れたものが床に散乱していました。
祖母は病気の後遺症で目が悪く、なにも触らなかったと言います。私はそれを片付け、両親が帰るのを待ちました。父も母も小学校教諭でしたので、我が家にすぐ帰ることは出来ませんでした。2人とも、自分の学校の生徒をすべて家に帰し、家まで送り、その後に家に帰ってきました。
私の住んでいた県は断水が少なかったと、後から言われましたが、私の家のある地域は断水しました。そして停電も続きました。
雪国の3月上旬、オール電化だった我が家は非常に冷たく、静かで、怖かったことを覚えています。家がこんなに寒かったのだと、靴下を履いて眠ったことは初めてでした。
それまで肌が乾燥することはありませんでしたが、寒さにより乾燥し、頬が粉を吹きました。クリームを塗りなさいと親に言われたのは人生で初めてで、そこで寒いと肌は乾燥するのだと知りました。
全く暖房がないわけではありませんでした。石油ストーブがありましたが、この後どうなるかが分からないので、居間でひとつだけ点火し、大事に使おうと決めました。
父が帰宅して、仏壇用の蝋燭の火を囲み、家族4人でスープを飲みました。
その時に、宮城県が揺れたらしいと教えてくれました。父も母も私も、携帯電話の電池が惜しくてネットを見ていませんでした。電波はかろうじて復活していたようでした。
明日になれば電気は戻るだろうと、その日は早くに寝ました。何もすることができず、寝るしかなかったのです。
眠る前、ストーブの灯油を入れるために外に出ました。その時、見上げた空を一生忘れないでしょう。私の住んでいた土地は田舎で、普段でも晴れた夜は星が綺麗に見えていました。何度か旅行に行った東京の何倍も星が綺麗だなと思ったものでしたが、その日だけは違いました。星しか見えないのです。大きな星が爛々と瞬き、小さな星たちが埋め尽くし、いつもの星空とは全く違うものでした。
あんなに暗い田舎でも、明るかったのです。真に光がない夜はこんなにも星空を輝かせるのだと、心が震えました。そして、とても怖くなりました。知りたくなかったのです。こんなに星が美しいことを、災害で知りたくなかった。冷えた空気が鼻腔を凍てつかせたので、早く家に戻りました。
家に戻ると、父と母が携帯電話を見つめていました。母は手で目を覆っていました。ほら見ろ、と見せられたのはワンセグ放送でした。そこに映し出された映像を見て、足がすくみました。津波の映像でした。仙台空港が波に飲まれていく、その映像でした。私は仙台空港自体には行ったことはありませんでしたし、仙台市にもあまり行ったことはありませんでしたが、石巻や名取市閖上地区、気仙沼には何度も行っていました。仙台空港がこのような状況なら、私たちが旅行に行っていたあの場所はどうなっているのか、これはどんな被害なのか、何が起こったのか、全ては分かりませんでした。父の充電はギリギリで、それ以上は見ることができず、その日は諦めて横になりました。私はしばらく寝られませんでした。
閖上のサイクルセンターのどでかい合宿所みたいな部屋に家族4人で泊まり、その施設の飲食店で晩ご飯を食べたことが昨日のことのように思い出され、その建物は、そこの人たちは、どうなってしまったのか、怖くて怖くて堪りませんでした。
人が死んでしまうような災害だったのだろうかと、それすら曖昧でした。
情報がないというのがこんなにも不自由なのだと思ったのもこの日でした。
翌日電気が復活し、テレビの報道で津波の被害を目の当たりにしました。
あとはもう、ご存知の通りです。
断水復活までは少し時間がかかりましたが、私の地域はそんなに被害がありませんでした。建物に大きなヒビが入ったり、道路が割れたり、といったところでした。余震は続きました。
ただ、普段明るくおちゃらけた雰囲気の友人が、宮城県に単身赴任をしている父親と連絡が取れないと瞳と口の端をぶるぶる震わせて話す姿が目に焼き付いています。彼女の父親は津波で亡くなったと聞きました。
私は大学生を経て、社会人になり仙台に転勤してきました。もっと生々しい震災の話を聞くことが多くなりました。
南三陸や女川出身の子達は皆、口を揃えて言います。家は流されて実家はないのだと。仕事がなくなって仙台の街中に出てきたのだと。避難中に津波に巻き込まれて、電柱にしがみついて生きながらえたという人もいました。
私の仕事もスーパーゼネコンの施工管理でしたので、震災復興事業が主の時期でした。真新しいコンクリートの壁が海を阻みます。防波堤は高く高く、そびえ立っていました。ひび割れだらけの建物が、そこらかしこらにありました。そして、本丸と呼ばれたあの地にも行きました。人の住まなくなった家は、あんなにも朽ちるのが早いのかと今も恐ろしく思います。
なにより、この地域はよく写真展を開きます。震災前の写真、直後の写真、今の写真、それらを並べて展示するのです。私はその写真を見て泣いてしまいます。イオンの一角で、震災を知らない子供たちが走り回るイオンの中で行われていた写真展を見て、泣いていました。
今でも、その地に行くと、津波最高到達点という線が刻まれた建物があります。ここまで津波が来たぞという標識があります。
どうか忘れないで。風化しないで。思い出して。
今日だけでいいです。
お願いです。
忘れないでください。
[B! はてな] 人気コメントのアルゴリズムを一部変更しました - はてなブックマーク開発ブログ
後半のコメント返信機能よりも補足機能をという話。期待する声もあるけどこれは一部のガス抜きにしかならないと思う。
はてブに批判的な外部の人たちの溜飲はこれである程度は下がる。
でもわざわざ利用するのはごく一部(それこそヨッピーのようなアグレッシブな人)に留まり、大半のブクマページでは何も解決しない。
それに1対多数という構図が変わらない以上、「皆が批判してるのにこいつまだこんな反論してるぞ!」と火に油を注ぐ結果になる可能性が高い。そんな労多くして功少ない機能を誰が使いたがるだろうか。
必要なのは執筆者に来てもらって反論してもらう事ではなく、ユーザー同士で「それは違うと思う」「解釈がおかしいのでは?」「ちょっと言い過ぎだよ」など相互に適切な指摘ができて、それが可視化されている事。
突然情弱ビジネスに走った挙句自爆してキャリアを台無しにしてしまったのがなぜかわからないというツイートを見た
日本人は経済学をなぜか非常に苦手としており、これまで日本人として経済学の本丸で経済理論のコアを議論することが許されたのは一時期の宇沢弘文だけだ
更に学者の世界で、一流として認められる領域にたどり着けるかはほとんど運も関係している
単純に頭が良ければ良いのではない、頭が良くてなおかつ天分のようなほとんど生理的な思考様式が求められる
成田悠輔はある程度まで華麗なキャリアを極めた先に、自分がこれ以上上には行けない経済学の天井が見えてしまい、情報ビジネスに転向したのだろう
人によってはそれは小学校の時かもしれないし、大学受験かもしれない
成田悠輔にはそれが人より遅く訪れただけだ、ワイそう思うんや