はてなキーワード: 対処療法とは
自分だったら梨泰院の事故で生き残れるか?と考えたが、何度シミュレーションしても詰む。
生き残る方法が思いつかない。誰か教えてくれ。
神の視点で上から見ていたら危ないと気付いただろうが、人混みの中ではせいぜい数メートル先までしか見えない。
しかも今回は、途中までは混雑が比較的少なく人が流入してしまい、道の途中で混雑が増し、気付いた時には引き返せなかったという。
あの道に入る時点では、他の道だって同じように混んでいたはずで、どのルートが正解なのか事前に予測するのは難しい。
混んでるかどうかに関係なく、細い道を避けようとする手もある。
ただ自分が行きたくなくても流れに飲まれたら連れていかれてしまう。広い道だと思っていたら途中で細くなってしまうことも。
仮にみんなが細い道を通らなくなったとして、その分広い道や広場での人口密度が上がる。今度はこちらで雪崩が起きるかも。
どこかをふさいだら違うところが噴き出す。
壁をよじ登ったり2階の人に助けてもらった人もいたが、運よく壁側にいられるか、登れるような突起があるか、あの密度の中でよじ登れるか?よほどの幸運と体力がなければ死ぬ可能性がはるかに高い。
しかも今回の事故でみんな「壁に逃げれば良いんだ」と学習したなら、むしろ次同じようなケースあったら、今度は壁側に殺到してしまい圧死の確率が上がるかも。
結局、人口密度が高すぎる場所に降り立った時点で個人の頑張りではどうしようもなく、死んでしまう。
じゃあそもそも梨泰院が危ないと察知して行かなければ良かったじゃんとなるが、これも結果論。
電車を降りた瞬間に「危険度」を察知してそのまま乗り過ごせれば助かるだろうが、
ホームの様子だけであの細い道の危険性を察知できるエスパーはいない。
今回梨泰院の駅から出てくる人の流れを見ても、駅から出口までは隅田川の花火や品川駅レベルの”よくある混雑の状況”であり、
今後の人生であの程度の混雑には遭遇してしまうだろうし、それを全部回避して生きるのは現実的ではない。
もちろん警備が交通整理をしていたらかなり確率は違っただろうが、実際に警備がいたとしてあの事故を100%防げたか?というと疑問。
密集した人の流れを整えて緩和する効果はあるだろうが、そもそも人が集まる前に防がなくてはどうしようもない。
仮にあの細い道を通行止めにしたり一方通行にして対策しても、他の通路で事故が起こったかも。
しかも「梨泰院エリア全体」の人口密度を下げたとしても、今回のような「局所的な人口密度」まで読み切ることは非常に厳しい。
(〇万人の人出というのは分かっても、各通路ごとの密度は把握できない)
もちろんエリア全体の人口密度を下げたら、各通路の密度も下がり事故確率は大きく下がるとは思うが…
どっかの路地で突発的に起こりうる雪崩まで防げるんだっけ?というと、防げなそうな気がしている
仮に発生確率30%を1%ぐらいまでに下げたとしても、0には出来なくない?(警備が頑張っても防げないケースがあるのでは?)
※例えば2m×10mの細い通路(20㎡)でたった200人詰まらせれば、今回と同じケースが出来てしまう。
どれだけ頑張ってもそれぐらいの事故は起こりそうじゃない?
局所的な人口密度はおそらく警察でも補足しようがないので、唯一可能性があるとしたらこれかなと。
GPSやキャリアの基地局単位で人口密度が一定以上になったら、「警戒エリア」にする
→警戒エリア内にいるスマホは強制的にbluetoothをON。受信する端末数が〇百台を超えたら「危険アラート」を鳴らす。(緊急地震速報みたいに)
→その場だけでなく、300m先まで「危険アラート」を鳴らし、その通路に人が入らないようにする
→さらに5km先まで違う音の「警戒アラート」を鳴らし、これ以上そのエリアに人が入らないようにする
みたいな。
※GPSやキャリアの基地局単位では最後細かい所まで追えなそうなので、アラートを鳴らすのはあくまでも端末同士での通信を想定
ただうまく動くかは未知数。
アラートの基準が緩いと、ちょっとしたイベントや混雑でもなりまくって機能しない。
基準が厳しいと、bluetoothが検知しきれずアラート鳴らない。とか全然あり得る。
ループして記憶をなくしてもう一回ハロウィンをやり直したとして、どうやったら助かったの?
みんな、どうやって生き残る?
仮病お荷物正社員(以下、仮病)にお悩みの経営者・管理職への一助となれば。
「我慢しよう」は厳禁です。
「ハラスメントは許せない」とこちらから勝手に仲間ヅラをする事が何よりも大事です。
この「相手に合わせる形で自分達も同じ属性だよと意識づける」のが最も大切です。
特に管理職層で勘違いされている方が多いのですが、仮病をバラけさせるのは愚の骨頂です。
必ず仮病属性は一箇所に集めましょう。
自分だけという被害者ヅラをさせないように、「沢山いる悲劇のヒロインの中の1人」という風に環境を少しずつ整えて追い詰めていきます。
仮病をバラけさせると職場の数だけ悲劇のヒロインが生まれます。
これだけは絶対に避けてください。
ここで可能であれば管理職も仮病を揃えます(これは信頼できる者であれは演技を打ってもらうのもありです)。
ADHDやADDは本人がミスをする事には寛容を求めますが、上司や同僚がミスする事には批判的な者が多いです。
上司や同僚も同じ仮病属性でADHDやADDを訴える者が不利益を被るようなミスを「仲間も同じ病気なんだから仕方ない」という環境に追い込む事が大切です。
周りが助けてくれる事を期待するサイクルをぶっ壊すのです。
自分のミスはそのまま、周囲の人間も同じ仮病でミスだらけという環境に落とし込んで自分1人だけの仮病を言い訳にできないようにします。
並みの仮病はこの「全員仮病」に堪えきれず、辞めるか何故か普通に戻ります。
この普通に戻る効果が案外馬鹿に出来ず、仮病をしていた頃が嘘のように以前の真面目な性格に戻るケースが少なくないのです。
一見人材の墓場のように思われる職場が、皮肉な事に再生工場にもなるのです。
本物の仮病キングみたいなのが猛威をふるえばふるうほど、並みの仮病は耐えきれずに立ち去るか運が良ければ目を覚まします。
そして目を覚ました元仮病には仮病を演じた代償を存分に支払ってもらった方がいいです。
このタイミングならハラスメント云々も言わなくなるので、厳しめの営業系に飛ばすのもアリです。
耐えきれなくなればまた墓場に戻り、その先は辞めるかキングになるだけなので。
組織の中に最高の反面教師がいるというのは組織運営と人材育成の上で非常に便利です。
健常者にとっては敵意をほぼ一箇所に集中できるというのは精神衛生上快適になります。
仮病には仮病をぶつけましょう。
話の達者なマイノリティーの声を聞くときは、同じようなマイノリティーを沢山集めて何十分の一に落とし込む事が大切です。
協調性がない人間には、協調性がないと自分の痛みを伝えることも出来ない環境に落とすのが正しい対処法です。
くれぐれも対処療法で相手が言うままに健常者が困るような組織運営はしないように。
全員を同じ場所に集める。
使えない奴は使えない奴同士で同じ場所にいてもらう。
いや全くその通りだ。
専門の本に書いてあることを体験から言い当ててるじゃないかよ。頭いいな君は。
自分が特にいじめられることもなく、学生生活を終えたことは、ある種の偶然、ただの幸運に過ぎないんだろうな、と思う。大学生の時は友達がなかなかできず、学校に行くのがつまらないな、とはじめて思ったけど、それは自分自身の問題で、他人に害されたわけではないし。
同じく、自分の子どもがいじめられるかどうか、なんてことは、運以外の何者でもないよな。人付き合いとか人当たりとか、コミュ力の助けになるようなことはできるかもしれないが、子どもの周りの人間をコントロールできるわけでも、調整できるわけでもないし。
対処療法的に、一緒に時間を過ごすことや、未来の可能性を示すこと、別の世界がある可能性を示すことくらいしか出来ないだろうな。
元増田は法を犯さない範囲なら宗教の自由を認めようねって主張だと受け取ったんだけど君は違う受け取り方したの?
私は、元増田の主張は
「法はその当時の社会性や時代性によって左右されるものだから、法に反する行動自体は裁かれても、教義そのものが法を犯す原因だとしても、これを否定すべきではない」
という論調かなととらえました。
>教義を実行したら犯罪になる場合だけ、それを犯罪行為として対処できるし、それが多発するなら公安の監視対象になるのが現状
と言ってるわけで、表出した犯罪行為に対してのみ対処すべきで、その原因となる教義や、団体そのものは罪に問われない、と言っているわけですよね。
いわば、病原体が原因で体に不調をきたしているとして、その症状に対してのみ対処療法をして、病原体に対する根治治療はすべきでないと言っているわけです。
それに対して、私は教義や思想そのものが法を犯す原因となっているのであれば、それはその根底から対処すべきと考えます。
たとえば、今や暴力革命は志向しないと断言している共産党すら世間ではこれだけ警戒されているわけですが、
仮に共産党が今でも「革命のためには暴力によるクーデターも辞さない」と公言し、実際に赤軍時代のような暴力事件が多数起きていたとしたら、
当然共産主義思想自体が危険視され、規制されますよね。というか、実際そうなってましたよね。
赤狩りの負の側面はもちろんあると思いますし、何ならその副作用の最たるものが勝共連合、すなわち渦中の統一教会であるわけですが。
そういう意味では、今統一教会の影響力が政界から一斉に排除されようとしているのは、レッドパージのバックラッシュのようでいかにも皮肉というか、運命的なものを感じます。
いずれにせよ、反社会的な団体は宗教だろうが容赦なく排除すべきで、実際に被害者が多数出ている以上、信仰の自由を理由にした擁護には反対の立場です。
23か4の時に沖縄旅行行くことになって、生理ずらしたくて婦人科に行ったら何故か内診することになり、5cm大の筋腫発見
今思えばその時にピル飲んでおけばよかったって思うんだけど、当時の母親の「ピルなんて将来妊娠しにくくなるから絶対ダメ!!!!」って発狂により経過観察になった。そんな根拠ないのに
それから今結婚して30になって、年内にようやく手術することを決めたところ
筋腫は年々大きくなって10cm超えて、生理もどんどんしんどくなって規定量以上の鎮痛剤飲んでようやく仕事できて、貧血腰痛頻尿便秘PMSの何十苦、
ネットで「生理痛 ひどい」って調べても出てくるのは「子宮の病気の可能性があります!病院行きましょう!」
そうじゃないんだよもう病気なのはわかってるんだよ緩和法が知りたいんだよ・・・って毎月絶望してる 子宮筋腫は経過観察が多いんだから、同じ気持ちの人絶対いると思うんだけど
今は一応妊娠希望扱いだからピル飲めなくて、でもどうせ避妊全くしてなくても妊娠しないんだから飲んでも良い気がしてきた。旦那になった人は子ども望んでないから、それはありがたいところ
大容量タンポン突っ込んで夜用クソデカナプキンして吸水ショーツ履いて3日目まで過ごすの出費もバカにならないし対処療法が知りたい 医者は過多月経ですねしか言わない
あと筋腫が前に出てるからうつ伏せになれないのがキツい 背筋鍛えたいのにお腹に体重かけられないから弓のポーズなんて絶対できない(ヨガの話)
こんな思いも筋腫取ったらなくなるんだよねって信じたいけど 筋腫手術レポは大概経産婦のマダムばっかり見かける 20〜30代のレポあったら教えてください
手術めちゃめちゃ怖いけどそれ超えたら生理が楽になると思えば頑張れる気がする でも今は手術までの生理の乗り切り方が知りたい
朝起きて「今日も腹が痛いな〜生理終わったのにな〜」と思っていたら突然激痛が襲ってきて汗がダラダラ出て立ち上がれなくなった。怖すぎ。トイレにいっても吐くばかりでどうにもならないし、通っても様子見としか言わないクリニックに行くよりも救急行く方がちゃんと診てもらえるかもという期待で救急車にお世話になった。先に#7119にも電話したけど、思ったより痛みで口が回らず救急につなげてもらった。持っててよかったスマートフォン。
運良く近くに大きい病院がある地域ゆえ搬送先はすぐに見つかって、レントゲンだのCTだのとってもらったけど結局は婦人科での検査でチョコレート嚢胞の破裂が原因っぽいことが発覚。「破裂」の言葉のインパクトが強くてちょっと泣いた。結局痛み止めだけもらって帰ったけど、こんなにしんどくて検査たくさんしてもらっても対処療法しかないんだな〜。つまり放置できる痛みじゃなかったけど放置するしかないってことなの?つらいが?
しかし、自分で救急にかかってみて、自分の感覚を言語化できるスキルと記憶力がないとまともに診断出ないのかもしれないと思った。しかもたらい回しだから誰も総括してくれない。いや、まああらゆる可能性があるから断言できないのもわかるんだけど。最後に診てくれた産婦人科医の「うーんここ(エコーの写真)の黒くなってるところ、チョコレート嚢胞が破裂したあとっぽいねーでも血液もそんなに流出してないみたいだから痛みが大丈夫そうなら今日は帰ってもらって」を聞くために休日1日を費やして救急車で運ばれてきたのか私は。破裂したらどうなるのか、これから何に気をつけたらいいのか、別の治療は必要なのか、聞きたかったけどその場では頭が回らず疑問符だらけのまま…。ウイルス検査をしてくれるそうなので結果待ちではあるけど、治療しないなら家で耐えてるのと同じだな、と結局思ってしまった。
20代からアラフォーの今までずっと鬱、あるいは適応障害と診断されて、それが良くなったり悪くなったりを繰り返してきてるんだけど、ストレスから抑うつ状態になるという風潮に違和感を感じている。
この20年近くを振り返ると、自分が体調悪化している時期はストレスとはほぼ関係なく、睡眠時間が減ったタイミングだった。
もっと具体的に言うと、仕事や私生活で人間関係に困っていたり、お金に困っていたり、まあなんでもいいんだけど、そういったストレスや悩みはないんだけど単に生活リズムが崩れたりとかして睡眠時間が減っていくと、急に死にたいと思うようになるとか、とにかくだるいとか、趣味の読書やゲームにもまったく集中できないとか、そういう症状が出てきていた。
一応病院に通っていた時期に向精神薬も処方されていたけど、これは自分にとって効果がないとは言わないが、多少ぼーっとするが故に身体の不調を紛らわせるという対処療法でしかなく、一番効果があったのは睡眠薬で強制的に自分を眠らせて睡眠時間を確保することだった。
仕事や私生活で悩みがあって寝れないとか、そういう場合はたしかにストレスも関係しているかもしれない。なのでストレスから距離を置くというのは、この場合たしかに効果がある。
しかし大してストレスがなくても、ちょっとしたきっかけで睡眠のリズムが崩れて抑うつ状態になってしまうことはある。
やたらと世間でストレスが鬱の原因と言われているような気がしているが、大事なのはどんな状況でも睡眠時間を確実に確保することだと感じる。
逆に言えば、ストレスがあっても寝れてさえいれば抑うつ症状はなかった。自分は。
ストレスが減るに越したことはないが、やみくもに「ストレスっぽいもの」を回避し続けていくと、それはそれで生活がジリ貧になってしまう(職を限定した結果収入が大幅に下がるなど。あと自分は独身だし、一応親兄弟もいて仲悪くはないけど、迷惑もかけられないし…)。
もし睡眠時間が確保できていないのであれば、まずはなんとかして寝れる環境を作ってみてほしい。
(いやまあ、そこが難しいから、当事者としては反感あるかもしれないけど。自分もひどいとき、仕事やめてずっと休養しててむりやり直してたし)
あと筋トレが鬱に効くみたいな記事も見たことはあるが、睡眠を改善してからでいいと思う。
一時期仕事が激務だった時期にも睡眠時間を削ってまで筋トレをし続ける生活をしていて(筋トレやってる人ならわかると思うけど、筋トレ始めると休みたくなくなるんだよね)、その時期は鬱が悪化していた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ザーメン汚染(ざーめんおせん)とは、海域や海水が人間の活動によって排出されたザーメン(精液)で汚染されることをいう。このようなザーメンには、有毒な元素や化学物質だけでなく、一般家庭から排出されるコンドームやティッシュなどのすべてのおちんちんに触れた可能性のある製品、オナホール(TENGA)など様々な容器[1]、ぶっかけフィギュア、夢精パンツ、フェラチオ後の排便、など多種多様なものがある。
これら全てが汚染源になる可能性があるため、その対策が必要となる。
概要. ザーメンは海産物を腐らせる原因にもなることから、海の汚染の原因の一つとされる。また、海産資源の乱獲により魚の数が減少することで生態系への影響も懸念されている。このように様々な悪影響があるにも関わらず、人間がこの問題を解決するのは容易ではない。なぜならば、例えばザーメンに対するアレルギーを持つ人がいたとしても、それを特定することは困難であるからだ。また、家庭排水として毎日大量のザーメンが海に流出しているにもかかわらず、それらが原因であると認識できる人は皆無に近いだろう。そのため、汚染対策としては「清掃」「規制」といった対処療法的な方法しかできないのが現状である。
しかし、これらの方法で汚染を完全に防ぐことは不可能であるし、仮に清掃を行って汚染を防ぎえたとしても、それは一時的な解決にすぎない。そこで、より根本的な問題として、汚染の元凶となるザーメンそのものを減少させる必要がある。そのために最も簡単な方法は、「セックスそのものを禁止すること」であるが、これは現実的とは言えない。性欲を抑制することは健康上非常に重要なことであるため、これを禁止すれば多くの男性が自殺に追い込まれることが予測されるためだ。また、女性の貞操観念の問題もある。男性器を汚物と見なすような女性では、そもそも性行為自体を拒否する可能性が高く、その結果ザーメンとの接触機会を減らすことも不可能である。
一方で、人類史上、戦争・紛争は絶えず行われてきたが、それらの戦争の要因としてザーメンが挙げられることがある。すなわち、国家間における深刻な対立が生じてお互いを殺しあうことで、環境破壊に繋がるザーメンが発生するというわけである。これは、地球規模に考えれば非常に大きな規模の戦争でなくても起こりうる。例えば、小規模な部族間の争いであっても、それは戦争と呼ぶべきものであり、そのような場合は大量のザーメンを発生させることになると考えられる。
したがって、ザーメンによる海洋汚染を防ぐには、世界規模での取り組みが必要になるといえる。そして、それを実現するための方法の一つとして考えられるのが「避妊具の使用」である。これを使用することで、セックスはもちろんのこと、性交を行わなくとも子供をつくることが可能になり、結果的に人口爆発を抑えられるかもしれないと考えられている。
また、ザーメンは「水よりも軽く」、「熱伝導率が低い」性質を持っているため、精子や卵子が付着したティッシュペーパーやコンドームを海中に投げ入れるだけでもある程度は浄化され、生物に与える影響を抑えることができることが知られている。このため、海上に漂流するゴミについても回収が行われつつある。しかしながら、回収できたとしても、それらは既に人間によって汚染されているため、そのまま海へ戻すことはできない。つまり、海中への投棄を防ぐためのルール作りが必要になってくるということである。
さらに、ザーメンの海への流出を抑えるために最も効果的な方法として、現在研究が進められているのが「水中での射精管理法」である。すなわち、射精時にコンドームを装着してもらい、これを海へ捨てることで海洋汚染を未然に防ごうというものである。これにより、人間のおちんちんに直接触れることなくコンドームを装着する技術や、ゴム製のマスクを用いてザーメンを処理する技術を開発できれば、さらなる効果が期待できるとされている。
ザーメンの人体に対する影響. ザーメンには以下のような有害な問題が指摘されている。
・望まない妊娠
・癌リスクの増大 特に、精子を含むザーメンを膣内に出された場合、女性が受ける危険はきわめて高く、レイプ被害において最も注意すべき点である。
また、ザーメンに含まれる亜鉛などが陰部の皮膚を刺激し、炎症を起こすこともある。
・体内に取り込まれた精液は、タンパク質分解酵素により消化吸収される。その際、残留精液中の精子が死滅して卵子に到達しても受精しない なお、精液が体内に取りこまれた場合、ほとんどの人は腹痛などの症状を感じることはないといわれている。
ザーメンの平和的利用.ザーメンはさまざまな用途で用いられるため、その有益性も評価されている。たとえば、ザーメンからDNAを取り出すことによって、遺伝子疾患の治療などに応用することもできる。この治療法が確立されれば、より多くの人々が救われることになるだろう。
また、ザーメンは化粧品の材料ともなる。これは、肌に塗ったあとに汗などにより体外へ放出される際、美容成分となるアミノ酸などを豊富に含むためと考えられる。ただし、ザーメンの安全性については未だ疑問が残る。
このほかにも、精力剤などの薬品の原料としても用いられるほか、精液は石鹸製造時のアルカリ剤としても使われる。
ザーメンから抽出される栄養分としてはビタミンAがあり、レバーなどに多く含まれる栄養素である。このほかにも、血糖値上昇抑制作用がある食物繊維なども含まれており、これらを利用した食品も開発されている。
このザーメンに関する話題は、古くは古代ギリシャの時代にまで遡り、当時から「精液を飲むと寿命が延びる」といわれていた。
しかし、ザーメンそのものに効果があるのではなく、それを摂取することによってもたらされる生命エネルギーが長寿をもたらすのではないかと考えられていたのだ。そのため、古代ギリシアの人々はザーメンを採取するため、男色家同士の同性愛行為が盛んに行われていたという。
また、中世ヨーロッパでは、処女との性交の前に「聖水」と称してザーメンが用いられたこともあった。これは、当時のキリスト教では売春は罪とされていたことに起因するものであり、この習慣は現在も残っている国が多い。
さらに、古代ローマにおいては、健康な男性の精液を乾燥させて粉末状にしたものが薬として用いられていた。
このように、ザーメンには古くから医療的な目的として用いられてきた歴史があるが、現在ではそのような用法はほとんど見られない。なぜならば、ザーメンを飲んだところで病気が治るわけではないし、むしろ不衛生であるからだ。とはいえ、ザーメンの持つ効能についての研究は現在でも行われている。
ザーメンは、精巣内で生成された後、尿道を通っておしっこと一緒に排泄されるため、新鮮なものは無味であるが、時間がたつと苦みが出てくる。このようなことから、「熟成されたザーメンはおいしい」という意見も存在するが、これは単なる嗜好の問題にすぎない。
また、ザーメンには独特の香りがあるため、匂いに敏感な人の中には「生臭い」という感想を抱く人もいる。
しかし、実際にはザーメンの悪臭の原因は、射精直後におけるペニスの包皮内の雑菌の繁殖によるものであることがわかっている。したがって、適切に洗浄を行っておけば、それほど臭うものではない。
さらに、ザーメンの成分のうち、90%以上が水分である。残りの10%に含まれている精子には、人間の精子と同じく生殖能力が存在する。つまり、ザーメンを飲んでいれば妊娠する可能性もあり得るわけだ。
ザーメンがどのような経路で女性の子宮に到達するかは不明だが、女性側の体質によっては着床する場合があるかもしれない。その場合、出産の際に何らかの障害が発生する可能性も否定できない。
ザーメンは、その見た目やにおいなどから嫌悪感を示す人もおり、特に初体験の場合などは相手に対して拒絶反応を見せる場合もある。
また、ザーメンにはアレルギーを引き起こす物質が含まれている場合もあり、これを知らずに経口摂取してしまった場合はアナフィラキシーショックを生じる危険性もある。
さらに、ザーメンには「精液病」と呼ばれる一種の奇病を引き起こす原因となりうる要素も含まれている。
精液に微量に存在する亜鉛やセレンなどが、長期に亘って体内へ蓄積されると、人体に影響が出る可能性があると言われている。
ちなみに、この精液中に含まれる亜鉛やセレンなどの含有量によって、精子の質・量・運動性・生存率などに違いが生じることが知られている。
また、亜鉛は皮膚への吸収率が非常に高いため、皮膚からの過剰摂取による害が起こる可能性もある。
アメリカでは2004年以降、毎年約2億ガロン(6千万立方メートル)ものザーメンが海に流出していると推定されている。
また、アメリカだけで年間700万人近くにのぼる男性が、性的関係を持たないままコンドームを装着して自慰を行い、その際に排出したザーメンをティッシュペーパーなどで受け止めているといわれている。
このため、海に流れ出たザーメンの量だけでも相当なものだが、これ以外にもアメリカ国内のあちこちに捨てられたザーメンがゴミとともに海底へと沈んでいくことで、海洋汚染はますます深刻化する恐れがある。
日本でも、一部の海岸では不法投棄されたザーメンが固まり、数メートルに及ぶ長さの漂着物が発見されている。
日本においても、環境保護団体の活動などによってこの問題が取り上げられるようになりつつあるが、まだまだ認識不足な部分も多く、問題解決への道のりは遠いといえるだろう。
なお、こうした問題に対し、国レベルでの対策も進められているが、具体的な成果はあまり上がっていないようだ。
そのため国を跨いだザーメン汚染に関する環境保護の取り組みのため2018年に国連において「持続可能な開発のための次世代型ザーメン国際会議」が開催される予定となっている。
精液の利用方法とその問題点. ザーメンはさまざまな利用価値がある一方、その使用方法が不適切であった場合、健康被害を及ぼすおそれもある。たとえば、精液をそのまま飲むことは、一般的にはあまり勧められない行為である。
まず第一に、飲み込む際に喉に引っかかるような不快感を感じることがある。精液を飲んだ経験がない人がそれを口にすると、たいていそのような感覚を覚えることになる。
第二に、精子は体内に摂取しても基本的には無害とされているが、それでも大量に摂取すればなんらかの影響が現れる可能性はある。
また、精液中には、精子以外の細菌も生息していることがあり、口腔内に入ったものを噛むことによって、歯や顎関節、舌を傷つけることもある。
そして第三に、精液を体外へ放出したあとの男性器は、精液とカウパー腺液との混合物により汚れやすくなっており、そのままの状態で放置しておくことは必ずしも衛生的とはいえない。
さらに、精液を飲んだあとは口臭が気になることもある。これは、ザーメンが分泌される尿道口から放出されるアンモニアが原因だ。
このように精液を飲用することには大きなリスクがあるとされている。
特に、ザーメンを飲むことを推奨しているサイトや掲示板などでは、「ザーメンは健康に良い」というデマが流れており、誤った知識を広めるような行為が行われている。
このような行為は、精液そのものにはほとんど栄養分が含まれていないという事実を隠すためのものでしかなく、そのような行為を行えばかえって身体に悪い影響を及ぼす可能性があるのだ。
また、精液を飲んだだけで妊娠すると考えている人もいるが、実際にはそんなことはない。
https://note.com/kuma1206/n/n9a5bf1261462
を読んだので勝手に補足する。
"行政は野良犬やネズミの対策も必要でしょう。「プラジクアンテル」を混ぜた餌の散布も必要になるかもしれません。"
主にこの部分について。
・言いたいこと
キツネ・イヌに対する駆虫薬の投与ではエキノコックスの根絶(清浄化)はできない。
以下本文
・エキノコックスについて
エキノコックスの幼虫はノネズミ類(北海道では主にエゾヤチネズミ、愛知県ではまだ不明であろう)の肝臓で成長し、キツネ・イヌにネズミごと捕食され、キツネ・イヌの消化管で成虫になる。
成虫は消化管で虫卵を生み、キツネ・イヌの糞の中に虫卵が混ざる。その虫卵をネズミが食べ、ネズミ体内で幼虫が孵化する。
キツネ糞便に虫卵、ネズミに幼虫、キツネに成虫。この話を読んでいる間だけでも覚えておいてほしい。
キツネ・イヌ体内のエキノコックス成虫に対する寄生虫用薬としてプラジクアンテルがあり、これはキツネ・イヌのエキノコックスに対してはほぼ100%の駆虫効果がある。
具体的には、経口投与を行うと、感染している成虫が死に、糞便と一緒に排出される。いわゆる虫下しだ。
1.虫卵に対する効果がない
2.ネズミに投与しても幼虫には効かない
という問題がある。
1.虫卵に対する効果がない
については、この薬は虫卵を殺す(感染性を失わせる)ことはできない。
虫卵を十分形成している成虫をプラジクアンテルで駆虫した際にも、成虫ごと虫卵が糞便中に排出され、それは感染性を持つ。
なので、元記事にもあるように、プラジクアンテル投与後には、糞便の適切な処理が必要になる。
投与してしばらく(次に感染したネズミを食べ、体内で成虫が育つまで)は、虫卵の排出が一定期間抑えられる。
プラジクアンテルは経口投与が可能なため、この効果を期待して、定期的にプラジクアンテルをキツネの嗜好性の高い餌に混ぜて散布する事業(ベイト散布)が北海道の一部地域では行われている(後述)。
ちなみに、エキノコックスの虫卵は耐性がそもそもめちゃめちゃに高く、そこらの洗浄剤、消毒薬はほとんど効果がない。
実験的にエキノコックスを扱う施設では、消毒に高温水を用いて熱で殺している。
一般家庭であやしい糞を処理する場合は、糞に触らず袋で何重かにつつみ、燃えるゴミだろうか。廃棄物の扱いについては詳しくないのでこれ以上は言及しない。
手についた場合は石鹸と水でよく洗い、物理的に流すのが最も効果的だと思われる。アルコールをかけても駄目。
水分が多い環境(川・泥・雪上など)では感染性を数か月失わないという研究もあったはず。
2.ネズミに投与しても幼虫には効かない
については、現在のところ、ネズミ体内の幼虫を駆虫する手段は存在しない。
少し話がそれるが、エキノコックスのヒトへの感染は、「ネズミの代わりに間違ってヒトに感染する」というルートと考えてよい。
つまり、キツネの糞の中の虫卵をネズミの代わりに食べることで、ヒトは感染しているのだ。
ネズミと同様、ヒトでも薬による駆虫はあまり成功していない(というか、ヒトに対する治療の研究の方が盛んにされている。)
1.2.を踏まえて、キツネ・イヌに対するプラジクアンテルを投与を行うと、どうなるかというと……
・投与した飼いイヌについては、エキノコックスの成虫が駆虫される。定期的な投与によって、その後も虫卵の排出を防げる。
(そもそもネズミを食べなければ感染しないのだが、散歩中に意外と食べてるみたいな話もあるので……)
・ベイト散布によって投与したキツネについては、エキノコックスの成虫が駆虫される。定期的な投与も人手があれば可能。
・ノネズミに感染したエキノコックスの幼虫は、駆虫できない。(ネズミ寿命の1~数年は残存)
このようになり、卵と幼虫が残ってしまうのだ。
この卵と幼虫は、もちろんネズミやキツネが摂食することで、再び感染環が成立する。
また、別の問題として、すべてのキツネにプラジクアンテルの投与ができないという問題もある。
キツネは縄張りをもつ動物で、同じシーズンに限っては同じ場所に同一個体(同一家族)がいるとみなせ、個体数が確認しやすい方ではある。
何十個かのプラジカンテル入りのベイト散布を縄張り内で行うことで、狙ったキツネへの投与は可能である。
しかし、人里離れた地域のキツネの数をすべて把握するのは実際のところ無謀であり、すべてのキツネの駆虫は難しい。
しかし、逆に言えば、決まった地域で駆虫を行い、ある地域での虫卵の排出を抑えることはできる。
これを目的として北海道の一部で行われているのが、大学キャンパスや公園等のキツネと人が接しやすい場所でのベイト散布だ。
嗜好性の高い餌にプラジクアンテルを混ぜた餌を、範囲内に定期的にまくことで、その場所での虫卵からヒトへの感染を防ぐことができる。
別の地域には依然としてエキノコックスは残るし、ベイト散布をやめればネズミやキツネの移動によりエキノコックスがまた浸潤することとなるが、対処療法的には実績を残している方法のようである。
・結論
イヌ・キツネに対するプラジクアンテルの投与を行っても、卵と幼虫がときには年単位で残ってしまい、再び感染環が成立する可能性がある。
また、投与漏れがあれば、そこで感染環が維持される可能性がある。一般的に、投与漏れを防ぐのは難しいのではないか。
一部地域にプラジクアンテル入りのベイトを散布する方法は、エキノコックスの根絶こそはできないものの、
(余談)
・愛知県はどうすべきか?
愛知で確認されているエキノコックスは野犬からのみの検出であるが、同じ地域にキツネもいるため、キツネの検査を行うことが望ましい。当然動いてるとは思うが。
ちなみに、エキノコックスはネコ、タヌキに感染しても感染性のある虫卵を形成できないことが知られている。(ネコは一例だけ例外があるが、基本は安全とみてよい)
また、中間宿主のノネズミの種が不明であるため、ネズミの捕獲調査も必要。
北海道では、街中にはいないエゾヤチネズミが感染環のメインなので、都市部に住むキツネは比較的感染環が成立しづらいという意見を聞いたことがある。
しかし、愛知での状況は不明であるので、確認したい。また、都市部に住むネズミ(ドブネズミ等)もエキノコックスの感染例はある。
感染の範囲が狭いのであれば、もしかするとベイト散布だけで清浄化できる可能性もある。
理論上、すべてのイヌ・キツネに定期的にプラジクアンテルを投与し続けることで、
成虫を排除し続け、虫卵とネズミ体内の幼虫の絶滅を待つという形はとれるかもしれない。
これは単なる想像で、実績があるわけではない。
十分感染が広がってしまっている場合は、現状では清浄化は難しい。
例えば、イヌ・キツネのエキノコックスワクチンの開発等が必要であろう。
・愛知県民はどうすべきか?
元記事にもあるが、エキノコックスは北海道中に広がっているのに、年間の感染者は20人程度に過ぎず、発症したものを放っておけば死亡するにもかかわらず、死亡例もほとんどない。
これは疫学的にはなかなかすごいことで、wikipediaによるとエキノコックス症の全世界での発生率が10万人あたり1人程度であるにもかかわらず、
北海道での感染率が10万人当たり0.5人以下しかないということになる。なんとエキノコックス症が発生していない地域も含めた全体より低いのである。
(発生と感染を同等に扱っているので厳密には違うが、エキノコックスの場合はそんなに変わらない数字になるはず)
これについての主な理由としては、北海道民のエキノコックスへの理解の高さがあるとされている。
つまり、沢水を飲まない、キツネに触らない、山菜などはしっかり洗う、といった啓蒙が成功している例である。
また、スクリーニング検査が自治体によっては無料で受けられ、山に入るような人は検査を受けているようだ。
検査の精度は高く、エキノコックス症のヒトでの経過が非常にゆっくりであることから、10年に1回程度検査をすれば問題ない。
愛知県民も同様に、正しい知識の取得と啓蒙が現状では最も重要であろう。
手を洗おう。