はてなキーワード: miXiとは
わたし氏、25歳。
18歳になる前からネットの紹介制度?を使ってひそかに入会し、なんだかんだで大学のころにどっぷりと浸かって、21歳くらいまでは現役mixiユーザーだった。
・日記、旅行記を書く(当時は主流だったけど、その中でもディープな方だったかもしれない)
・趣味のコミュニティに参加(300とかそれ以上のコミュニティ。似たり寄ったり)
・ごくごくごくたまにオフ会も参加(しょうもねえオフ会やパーティーに参加し地雷を踏んで帰宅)
・mixiニュースにコメントする(これが一番多かった)&コメント欄でディスカッションする(たまに)
読み返すと若さゆえなところあった。
自分史でも作れるんじゃないかという文章を残していたように思うけど、思い切って退会した。
いま読めば恥ずかしいこと書いてても、当時はそれだけ考えることにも発信することにも情熱があったんだなぁと、利用しなくなって数年放置してきたけれども、なんか思い立った。
きっかけはなんだろう。
日記みたいな長い文章、今は頻繁に書かなくなった。なにか吐き出したいことがあれば、ここで書くし。短いことなら鍵付きツイッターでいい。
途中でフェイスブックを始めたから、写真アルバム的要素はそっちに移った。
オフ会は、もう参加する気が起きないんだけども。たまに新しい誰かと知り合いたいなぁと思うので、mixiじゃないなにかが生まれないかな?
過去の書いたものを完全に消去するのって、ちょっと寂しい気もするけど、なんかすっきりするね。多ければ多いほどすっきりするのかも。
いずれツイッターも削除したくなるのかな?これも18歳のころぐらいからずっと同じアカウントで続けてるので2~3万ツイートになってる。
掘り返す気がまったく起きないというかタイムラインっていう形がそれを起こさせないのが、消さない理由なのかも。
日記だとすぐ見返せちゃって、ウワァアアアアってなるしね。
そんなウワァァァァァアってなるような酸味の強い青春時代を削除しましたって感じがするけど、まぁ、25だし、四半世紀だし、区切りだよね。もうすぐ26になるから厳密にはタイミングまったくよくないんだけどね。
Todoとかスケジューラーとかと同期して、美人が次は何時からなにがありますとか
なんの仕事を今日はしましょうとか。進捗はどのくらいですとか、教えてくれて、
時々天気とか、がんばってますねとか、気の利いたことを言ってくれるサービス。
そこまででなくても昔のガラケーとか電子手帳、Windows95のPCのバンドルとかに
そういったサービスの原型となるものがあったように思うのだが、
スマホ&Corei7&クラウドの時代の現代にそういったサービスが本気で開発されないのはなんでなんだぜ?
ザッカーバーグが最近そういうのつくりたいとか言っているけど、
欧米仕様だと機能はすぐれていてもどうせ萌え要素0で無機的なものになるに違いないから、
DeNAとか、mixiとか、ゲームつくってる場合じゃなくて萌え要素いれてそういうのつくるいい時期だろ。
なんJ民(なんJの利用者のこと)は野球というコンテンツを通じて馴れ合っているだけで、本当は野球に対してあまり興味がない。
応援してるチームの実況スレに行って「キター」とか「いけええ」とか「うわああ」とかどうでもいいことを書きこんで一体感を味わいたいだけ。
ニワカを指摘されると顔真っ赤にしてルールブックの知識(インフィールドフライとか)をひけらかしてくる。
でも経験者ならわかると思うけど、何かスポーツをやる上で最初にすることは、ルールブックを読むんじゃなくて、実際にやってみることでしょ。
なんJでは猛虎弁と呼ばれる似非大阪弁を使ってる人が多くて、最初は大阪をバカにしてるだけだと思っていた。
しかし、全国に散らばるプロ野球のチームのそれぞれのファンがいて、関西、九州、東北、北海道などの田舎の人たちの比率が高い。
今時「アンチ巨人」が当たり前で、巨人を馬鹿にするスレッドが結構立つ。(嫌いな球団は?「巨人」とかおまけの中身~とか。)
巨人ファンはなんJでバカにされるのが嫌だから基本的に別のコミュニティで実況してる。
アニメと野球、水と油のように思えるけど結構相性がいいらしい。
アニメオタクと野球ファン、別の人なのでは?と思ってID検索してみたが、野球もアニメも両方実況していた。
①と合わせると野球未経験のアニメオタクが2chで野球知識をひけらかすという構図がわかる。
なんJ民は「なんJ民であること」に対してプライドを持っているらしく、
書き込み数が2chの中で一番なことを根拠に、「2ch代表」だと勝手に思い込んでる。
⑤「なんJ語」と呼ばれる「VIP語」のパクリなようなものをよく使う
「ンゴwwww」とか「~な模様」とか、正直言ってあまり面白くないワードを使ってレスをする。
使わないと「お客さんか?」と呼び、排他性を見せる時がある。
こういうのは2000年代の中盤頃に流行った「VIP語」(ニュース速報VIP板の言葉)に近いものがあるが、
「ツイッターやネットでなんJ語を流行らせたワイたちはすごい」と思っている。
「高校時代、50m5秒だった」とか、「ベンチプレス100kg余裕」とか、
そういう類のレスで自分がフィジカルエリート(肉体的に優れる者)だと自慢するレスが多い
でも50m5秒ってウサインボルトより早いし、ベンチ100kgは調べる限りではかなり難しいように見える。
⑦まとめブログが大嫌い
「~した結果ww」とかまとめブログっぽいスレが立つと、「アフィ」と連呼してスレを荒らそうとする。
なんJ民は「ワイの面白いレスをまとめて金稼ぐのは許さん」という器の小さい人が多い。
でも大体そういう人のレスはまとめられなかったりする。つまらないから。
⑧MLBは不人気
世界で一番レベルが高い野球のリーグはアメリカのMLBだけど、意外とそのスレは伸びない。
MLBは時間的に早朝や午前中に試合をしていることが多いけど、平日ならともかく、休日でもスレが伸びない。
同じアメスポでもバスケファンはNBLよりNBA、アメフトファンはNFLを見ることが多いと思うが、
野球自体が好きなんじゃなくて、ただのナショナリズム、ローカリズム(地方主義)でプロ野球見てるだけ。
オラが村のチームが~、の感覚。
⑨低学歴
その人の学歴は国●舘大でとても高学歴といえる大学ではないが、
なぜかその学歴に対して異様に敵愾心を燃やして攻撃してるなんJ民が多い。
なんJ民がそのコテハンの周辺人物に嫌がらせをして逮捕されたことがあり、
その犯人は岡●県の20歳の派遣社員だったり、17歳で無職(高校すら出てない)だったり、低学歴が多くて学歴コンプがすごい。
⑩意外と年齢層が高い
でも実際にはそういう中高生は少数派で、20代30代の「おっさん」が多い。
なぜならプロ野球自体が中高年向けのおっさんが見るスポーツになっちゃっていて、
プロ野球がテレビで放送されなくなったのが当たり前だし、もう若い人は全然見なくなってしまった。
「洋楽スレ」とか「アニメスレ」でも20代後半、30代前半と思われるバンドや作品の話で盛り上がってることが多く、
「中高生になりすますオッサンの集団」という実態なのがなんJ。
なんJでは「童貞」スレや「底辺」スレがかなり伸びて、完走(1000レス到達)することも珍しくはない。
「勝ち組」を自称することが多いなんJ民も、ふと現実に帰るとそういったスレで愚痴をこぼしたくなるようだ。
かつてネットで隆盛を築いた2chだが、もうそれは10年以上前の話になり、現在は凋落してしまった。
mixi、ツイッターやフェイスブックなど実名で他人とコミュニケーションするメディアが台頭すると、匿名メディアユーザーは「自分を出せない負け犬」扱いされ、
そして現在の2chで最大勢力を誇るのがなんJであり、そのなんJこそオワコン2chの象徴なのである。
おわり。
吐き出しておきたいことがある。
「チケットフリマ」と名乗り、Twitterや各種広告、テレビCMも打って、ビジネス的には順調に成長しているみたい。
だけど、どうしてもこのサイトは好きになれない。
それが大手を振って、さも見事なサービスをしております、という風にしているのが嫌いだ。
…なら見なければいいという話なんだけど。
自分は、月に何度かライブハウスに足を運ぶくらいのライブ好きだ。
mixiやTwitterでチケットのやりとりをすることもある。
そうしていると、どうしても目に入ってくるのがチケットキャンプの広告やTweetだったりする。
今まで通りの自分の行動をすると、チケットキャンプが目に入る。
見えなくするためには自分が努力を払わなければいけないというのが、とても不愉快だ。
そもそもで、チケットの転売禁止は、ほとんど名目上とはいえ各チケットに記載されている。
アーティストによっては転売禁止のための施策を導入しているところもある。
そういうルールを土足で踏みにじって、ビジネスチャンスだドヤァ…ってしてるのがチケットキャンプ。
サイト自体は、ビジネス的に大丈夫なラインで運営しているんだろう。
あくまで売買の場と仕組みを提供しているだけで、最終的な責任は、売る人・買う人にあるっていうことなんだろう。
きたないな。
武道館やらの前にいる昔ながらのダフ屋なら、まだ見ないこともできた。
苦笑いしながら通り過ぎることができた。
でも、昔ながらのダフ屋もここを使うようになってるだろうし、素人も気楽にダフ屋紛いのことをできるようになってる。
ヤだなあ。
興行ってのはこんなもんなんだろうな。
ただできることは、チケットキャンプのサイトを使わないようにすることくらい。
上手な付き合い方があれば知りたいところです。
愚痴を吐くのが癖になっており,度々長文の愚痴を書き散らすのがストレス解消の一環となっている。取り留めの無い愚痴を文章化するメリットとしては,①書いているうちに頭が整理される,②後日読み返すことで当時の自分の思考の偏りを見つけることができるという点が挙げられる。
一方でデメリットというか,これは自分に関してのみ当てはまるかもしれないデメリットであるが,愚痴を吐く場所としてこっそりやればいいものをそれをSNSなどに書いてしまうという点である。人目をはばかる思いから,「mixiの「一部の友人にのみ公開」機能(そもそもmixiは最近閑古鳥が鳴いているのでリスクは小さいであろうという考え)」や「増田(匿名だから)」などを主に選んでいるが,それでもたまに少しだけ騒ぎになる。大抵が思考を整理する前のとりとめの無い愚痴であるため,読んだ相手に不快感を与えてしまう危険性が少なからずあるようだ(ちなみに増田だと,別に炎上してもへいちゃらだが,一番気持ちの行き場がないのが釣り認定だ)。クリックしなければ読めないのだし,私自身は他人の愚痴を読んでも「ふーん大変だね」としか思わないタイプだが,一方で自分が公然わいせつをしているという事実は変わらない。けれども一方で,人目につくところに愚痴をかくとたまに驚くほど的確な助言がもたらされることもあり,それに救われているのも事実だ。自分の中に複数の他人の視点を持ったり,あるいは建設的批評ができるようになれば,他人の目に付かないところでひっそりと,もっと自己完結的に事が行えるのだが。
弊社の新規事業でWebサービスを作っていて、セキュリティトレンドの常時SSLってやつをやってみようと思った。
世のWebサービスを見てみるとやっている所が何故かほとんどなく、mixiやニコニコなどの大手もやってないようだ。ニコニコのURLを試しにhttpsにしてみたら繋がらず、mixiはhttpにリダイレクトされる。
うちは新規だから最初からhttps化することで特にデメリットはないと判断、安いSSL証明書を買ってhttpをhttpsにリダイレクトするようにした。技術的な難所はまったくないので問題なく実装完了し、これで安心度がちょっと上がったと思っていたのだが…。
つづく。
続き。
弊サービスではユーザーがYouTubeなどの動画を貼り付ける機能が重要なのだが、テストしてみるとニコニコ動画の埋め込みが動作しなくなっていた。調べてみるとニコ動の埋め込みコードがhttpなせいで、さらに最近のブラウザはhttpsページの中にhttpコンテンツがあると、警告も出さずまったく表示しない仕様になっているようだ。
何か解決方法はないかと調べてみると逆に、同じ理由でhttps未対応の広告やアフィリエイトも貼れないことが判明。広告モデルの無料サービスなのでこれは致命的。
というわけで当初の予定とはまったく反対の、httpsをhttpにリダイレクトする羽目になるという笑えるオチになってしまった(httpsで見られると広告なくなっちゃうため)。それでmixiもニコニコも対応してなかったのか…。
http://anond.hatelabo.jp/20151110111053
これ青二才が書いた増田なんだけど、結構面白い。エロ漫画語りは受容の割に供給が少なから連載してくれ。
逆に言うとtwitterやmixiで語るといろいろまずいからそっちはやめとけ。
twitterでエロ漫画について熱く語ってたからどんなマンガかと思ってチェックしてみたら
http://ntryakata.blog.fc2.com/blog-entry-1477.html こんなんだった。
mixiでも銭湯で現実のロリ少女の乳首興奮したみたいなこと書いてたしガチっぽい。
でも今後はtwitterで書くのはやめとけ。ヘタしたら捕まるぞ。
その分増田で思う存分その欲求をぶちまけるんだ。楽しみにしてる。
http://anond.hatelabo.jp/20151029171320
おそらくはてなの中でももっとも冷静に青二才のことを評価しているであろうfut573さんのコメントは信頼がおける。発達障害や躁うつ病についての知識もあり、青二才に干渉せずに評価だけをしているためシロクマさんのように偏った評価を下してはいないと思われる。raf00さんたちも冷静に評価しているとは思うが「下手に褒めて調子に乗せてはいけない」という姿勢を明確にされているのでプラスの面を評価することは無いだろう。今までraf00さんが青二才をほめたことがあるのはmixiの記事だけだ。
fut573さんのコメントを見てみる。
オフ会関係の情報の扱い方を見ると、ちょっと仕事の話は……書いちゃいけないことをブログのネタにするのではないかという懸念がある。
青二才氏のレベルまで到達していれば能力的には問題ないライター仕事ってありますよ。/そういうこと書くと信用落とすからやめたほうが良い系のことは何回も言ってるんだけど、聞き入れられなかったから
fut573さんの話では、青二才がライターとして務まらないのは能力の問題ではないらしい。能力的には十分つとまりうるとさえ書いてある。では何が問題か。
あまりにも「こいつを信用していいのか?」という面が大きすぎて仕事を任せられない、仕事の話を振ることすら出来ない、という点が大きいのではないか、と指摘している。これは私としても大いに賛同するところである。確かに青二才は他人の注目をあつめる能力「だけ」でみればそこらへんのライターより優れているかもしれない。だが、それでも今の青二才に仕事を依頼したい人間はいない。青二才があまりに一般人の常識がたりないため何をしでかすのかわからないのでリスクが高過ぎるのだ。
実際にそういう判断をした人がいるようだ。
一件、紹介できて実際紹介しようかなってライターの案件があるにはあったんだけど、クライアントからの信用失いそうだったから結局やめたんだよね。
青二才はよくツイッターで、自分よりも能力がない人間がライターとして仕事をしていることにブチブチ文句を言っている。場合によってはそのライターにたいして侮蔑的な言葉を平気で吐いたり、嫌がらせのようなことも何度かしている。本当にライターになりたいのだとしたら、ライターという仕事に対して青二才がとっている行動は境界性人格障害のメンヘラに近い。もっと言うと小学生のガキ以上に幼稚な態度を取っているといえる。そういうことをしているから職が遠のくのだということをわかっているのだろうか。
ライターといえば、以前青二才がPRの記事を1つ書いてそれを元にライターの仕事を募集し、それに対して気をつけるべき点をアドバイスをしていた増田に対して逆切れのような反応を返していたのが印象に残っている。
http://anond.hatelabo.jp/20150920205925
こういうことを言ってる間はライターの仕事を貰う機会は無いだろう。ライターのことをどう思っているのか知らないが、ライターは芸能人やアーティストじゃない。職人だ。依頼主の依頼に応えて望む結果を出すための業務請負に過ぎない。それをわからず、依頼する側が俺に合わせるのが筋だ、などと思っているような人間は上がってきた原稿を完全にこちらで編集する権利がない限りとてもじゃないが仕事を任せられない。しかも青二才の場合、口のチャックがガバガバ過ぎて下手に編集したらtwitterで大騒ぎするだろうからやはり無理になってしまう。
社会人でなく人間としての最低限の常識マナーさえあればライターの仕事くらいはすぐに手に入るのではないかと思うがそれこそが一番むずかしいのかもしれない。大変もったいない次第である。本当にライターになりたいならちょっとは自分の行動を振り返って改めるべきだし、そういうつもりがないならライターへの文句を言うのをすっぱりやめて、電子書籍や有料ブロマガの方向を目指せば良いのではないだろうか。
インターネット網を通じて展開されるホームページ、ウェブページコンテンツ界(俗にネット)という話であれば、
パソコン通信から始まったBBSを引き継ぐ形でグラフィカルなBBSが始まり、それがTwitterやfacebookやmixiなどの
ソーシャルサービスが広がったというのはネットが生み出した新しい形だと思うが、それ以上の価値や評価はできないかな。
それより今も黎明期だと思ってるんだけど2005年ごろまでは本当に黎明でカオスだったことのほうが
印象が強い。
基本的に、これまで僕は匿名で文章を書くということをしてこなかった。
パソコン通信にしろブログにしろmixiにしろTwitterにしろ、誰かと議論したり何かを主張したりするときは、常に素性をオープンにし続けてきた。腰をすえて議論する気もなく匿名で書き逃げするような連中に、僕自身、さんざん苦しめられてきたから、同じようにはなるまいと思っていたのである。
それがSF小説の批判だったらなおのこと。自分の愛するジャンルであるからこそ、逃げも隠れもせず持論を述べ、反論を迎え撃つ――それが本来の筋だと思う。
しかし今回は、自分の名前を出して発言するのはあまりにリスクが大きいと判断して、不本意ながらこういう形を取らせてもらった。実は匿名で書くことにすら尻込みを感じている。
なぜなら僕が今から批判しようとしているのは熱狂的なファンを多くもつ作家――伊藤計劃氏の作品だからだ。
2009年に亡くなった伊藤計劃氏だが、いまだにSFマガジンで特集が組まれたり、映画が3作も公開されたりで、その人気はとどまるところを知らない。
僕が始めて読んだ氏の作品は、『虐殺器官』だった。新人のデビュー作ながらその年の、SFが読みたい! の1位を取ったというので、期待をもって読み始めたのだ。
しかし、あまり感心しなかった。なぜなら作中のメインアイデアである「虐殺の文法」というものが、言語SFの歴史の中ではさほど捻ったものではなく、更に2005年に別の日本人作家が発表した短編とも酷似している。プロットの方も、ミイラ取りがミイラになってしまったというありふれたもの、逃げのようなもので、短編ならともかく、長編としてはガッカリするような結末だった。だもんで、個人的には年度ベスト1位を取るほどの作品とは思えなかった。
年刊日本SF傑作選『虚構機関』に収録されている「The Indifference Engine」をたまたま読んだ時も、僕の評価は覆らなかった。
舞台を紛争地に置き換えてはいるものの、アイデアから構成からテッド・チャン「顔の美醜について」にそっくりで、決して独創的とは思えなかったのだ(余談だが、「顔の美醜について」は、世間で変に高評価されている「あなたの人生の物語」よりもよほど構成のちゃんとした、優れたSFだと思う)
出版されるSF作品の数も、世間のSFファンの数も膨大なので、僕が好きではない作品や、アイデアが目新しいとも思えない作品が、評価されたりランキングの上位にのぼることもある。とはいえ、趣味に合わない作家を追い続けるのもあまり建設的ではないので、僕はその後、伊藤氏の作品をずっと読んでこなかった。
だから、もしかしたら永久に他の作品を手に取ることもなかったかも知れない――
2014年に、伊藤氏の『ハーモニー』が、日本SF長編部門オールタイムベスト1位を取らなければ。
いくら避けてきたとはいえ、傑作『百億の昼と千億の夜』の牙城を、2000年代に発表された作品が崩したとなれば、さすがに読んで確かめざるを得なかった。
大きな戦争のあと、生命至上主義によって、医療技術が高度に発達した世界。
人間は16歳になると健康管理用のナノマシン群「WatchMe」を体内にインストールし、その恒常性と健康を、常にモニタリングされる。
健康に生きることを強いる社会に反逆するため、御冷ミァハ、霧慧トァン、零下堂キアンの3人の少女は、餓死による自殺を試みるが、失敗した。
その十数年後、ミァハは、新たな目的をもって暗躍をはじめ、その結果、トァンの目の前でキアンが犠牲になる。
ミァハの願いは、Watchmeに組み込まれていた自意識喪失プログラム「ハーモニクス」を発動させ、人間たちの意識を奪うことだった。
最終的に、ミァハはトァンに殺害されるが、ミァハの計画は実現し、全人類がハーモニクスされた結果、そこには誰もが意思を持たない完全に調和がとれた世界が誕生する……。
この結末を読んで、僕はひっくり返った。
ちょっと待て、「ハーモニクス」できるのは、WatchMeを体内にインストールしている人間だけじゃなかったのか!?
確か作中では、人々がWatchMeをインストールしていない地域のことも書かれていたはずだ。
そして何より――子どもたちのことはどうなったんだ?
16歳未満の子どもには、WatchMeがインストールされていない。WatchMeを入れられたくないからこそ、ミァハたちは16歳になる前に心中しようとしたはずだ。
つまり、16歳未満の子どもはハーモニクスすることが物理的に不可能である。
にもかかわらず、エピローグでは、全人類の意識がハーモニクスされたように書かれている。作中の設定どおりなら、こんなことはあり得ないのだ。
この作者は、自分が書いた設定を忘れている!
だいたい、ミァハの目的については、健康な世界に苦しむ、「意識」ある子どもの自殺をなくす、というのも書かれていたはずだ。
にもかかわらず、彼女の行動で出来上がったのは、「先進国の大人だけが意識を失い、先進国の子どもたちや、一部地域の人間は意識を保ったままである世界」だ。 子どもの自殺はなくならないだろう。出発点と正反対だし、エピローグの、全人類が意識を失った調和の取れた世界、という光景は有り得ない。はっきり言って無茶苦茶である。
そう、『ハーモニー』という長編は、その評判とは裏腹に――完全に破綻しているのだ。
作家というのも一人の人間である。あまりに大きなミスとはいえ、病床の伊藤氏が見落としてしまったのも仕方ないのかもしれない。
情けないのは早川書房だ。自分で書いたものをそのまま世に出してしまえる同人誌と違って、商業出版には校正という作業が存在する。誤字や誤植のほか、作中の矛盾などを指摘して、作者に修正を促す大事な行程だ。 『ハーモニー』のこの矛盾は、プロット自体を完全に崩壊させる、校正が厳格な出版社だったら絶対に許さないようなミスだ。これが講談社や新潮社のように校正がしっかりしている出版社だったら、こんな欠陥を抱えたまま作品が世に出ることはなく、伊藤氏も、恥をさらさずに済んだだろう。
それに輪を掛けて情けないのがSFファン。
けれど、その作品のプロットや構成が、最低限成立しているかどうかくらいは、アイデアの好き嫌い以前に、ちゃんと見極めるべきだ。
ちなみに、僕は『ハーモニー』のアイデアも独創的だとは思わない。
ユートピアを追求したら自由意思の存在しないディストピアになってしまったという結末は、星新一や、アシモフの代表作のほか枚挙にいとまがないし、クラークの某長編をはじめとする「人類補完もの」のバリエーションのひとつとも読める。 また、ラスト以降の世界が、「自由意思を失った大人が、自由意思をもった子どもたちと暮らしており、子供も大人になると自由意思を失うことになる」、というものであれば、ほぼ、『キノの旅』1巻の重要エピソードである「大人の国」と同じ世界になる。
ともあれ、これほどまでに構成の破綻した作品を日本SF大賞の受賞作にしたり、オールタイムベストの1位に選んでしまうのは問題だろう。
考えてみて欲しい。SFというジャンルに興味を持ってくれた人が、こういうランキングを参考にして、まず第1位の作品から読み出したとき、「SFって、こんなにいい加減なプロットの作品を評価しているんだ」と失望してしまったら? 「SFなんて適当な構成でも許されてしまう、低レベルな小説ジャンルなんだ」と思ってしまったら?
それはきっと、SF作家たちとジャンルにとって大きなダメージになるだろう。
この文章を書いている途中で、僕は奇妙なことに気づいた。
SFマガジンのような活字媒体と違って、WEB上では、この大きな穴について言及している感想もぽつぽつ見かける。だが、そういうミスを指摘できているのは、SF作家やSFライター、SF評論家ではなく、ごく一般の読書ブログをつけているような人、「SF界とは繋がりが薄そうな人」ばかりなのだ。
そこでふと思い至った。
いくらなんでも、あれだけ多くのSFファンやSF評論家が持ち上げているのに、誰一人として欠陥に気づかないというのは、どう考えてもおかしい。
みんな、欠点に気づいていながら、それを指摘してしまえば伊藤氏のファンから一斉に反発を食らってしまうために、沈黙しているのではないか?
あるいは、伊藤氏が亡くなってしまっていて、作品の欠陥を指摘したところで訂正の機会がないから、批判するのは忍びないと感じているのではないか?
だとすれば、これはまるっきり、童話の「裸の王様」だ。みんなで持ち上げるうちに引っ込みがつかなくなって、誰かが声を上げるのを待っている。童話と違うのは、誰ひとり「王様は裸だ!」と言う勇気がなくて、とてつもない歪みが生じていることだ。
僕は、この歪みが決定的な打撃をもたらすのは、『ハーモニー』の映画公開時だと睨んでいる。「夭逝の天才が残した傑作SF」の評判を聞き付けて、SFファンや伊藤氏のファン以外にも、たくさんの観客が訪れるだろう。その時、プロットがぐちゃぐちゃに壊れているのを発見した観客たちによって、「さよならジュピター」なみの珍作として扱われることになるのではないか。
誤解しないで欲しい。僕は何も、伊藤氏の人格を貶めようとしている訳ではないし、『ハーモニー』を賞賛するのはやめよう、と言っているわけでもない。
ただ、彼の作品を持ち上げようとするために、SF読者、それもジャンルにどっぷりつかっているような人間たちが、構成上の欠陥に対して目をつぶり、盲目的になってしまうのは、SFの未来を考える上で、間違っている、と主張したいのだ。もしも、「この『ハーモニー』という作品は、これだけ小説としては崩壊しているけど、それでも僕は好きなんです」と言える読者がいるのなら、僕もそれは否定しない。作品の出来不出来と、個人的な好き嫌いは必ずしも一致するものではないからだ。 僕だって、出来は悪いけど好きだと胸を張って言えるSF作品は沢山ある。
たとえ何年か後、オールタイムベストの上位から滑り落ちたとしても、今のように、宗教的で無批判な礼賛ではなく、伊藤氏のファンが「こういう風に壊れている部分もあるけれど、好きな部分もある」という主張を大っぴらにできるようになったら、その時はじめて、『ハーモニー』は、正当な評価を受けられるのではないか、それこそが伊藤氏のためになるのではないか――僕はそう信じる。
昔mixiが流行ってしばらくした時にmixi疲れなる言葉が流行った。
今、増田に疲れ始めている。
もちろん他人のネタ投稿も気になるので、ざっと読まなくてはいけない。
この悩んでいる時がまた楽しみでもある。
そして業務が開始するも増田のネタがうまくまとまっていない間は、
なるべくコードを書いているふりをするために
「この行に間違いがあったのか……。したりしたり。」
などと意味もなく呟いてみる。
そしてお昼ごはん。
飲食店の混雑が嫌いなので11時50分にはきっちり会社を出る。
なるべく早く食べて、ドトールでタバコを吸いながら増田をチェックする。
午後になるとMTGが入っている日が多く、それだけで数時間が過ぎていく。
この時間帯は不作時間帯であまりおもしろいネタが無いことを経験的に知っているが、
そうこうしているうちに退社時間になっていることが多い。
晩ごはんは外食はしない。お金はあるが増田のチェックがおざなりになるからだ。
近所のスーパー玉出でかってきた安い鶏肉を食べながら、増田をチェックする。
適当に「釣り針太すぎ。」などと半分本気になった投稿に突っ込んでみたりする。
あれは本当なのだろうか?と突っ込んでみてから気になったりする。
何かもうどっちもどっちというか
普通の人は知らん「刀剣乱舞のヘイト創作」というものをはてなで全国的に晒すという行為が、無関係のファンでもない粘着荒らし(未プレイの男性である場合が多い)を呼んだり、刀剣乱舞ファンのイメージを激下げするって気付いてないの?確信犯なの?
むしろ君が荒氏か?
何であんなにつまらないものがランキングに載ってるのか…と思いつつ、あえて弄らないでいる。
知らないお子様に被害がーって大体18歳未満があんなとこ見てる方がおかしいだろ。
mixiもpixivも子供入れるから要らん規制が必要になる。
ヘイト創作も同じ。
読むヤツが大勢いるのが原因で、少なければそもそもランキングに載らないし、踏むこともない。
つまり持て囃す読者がいるのが問題なのに作者晒しても何も解決しない。
読者は晒されないからな?コメント書かない限り、読んだだけで名前出るってことないからね。
作者が刀剣乱舞から撤退しても、ヘイト創作読む読者は他の二次創作に的を変えて、ヘイト創作を探して読むだけ。
新たにヘイト好き読者が生まれて、ヘイト大好きって読み続ける限り、別の何かで同じ騒動が起きるだけ。
こういう人を減らすことは出来ない。
そんなことができたら、今頃世界平和が達成してるし、愚劣な芸能人スキャンダルのニュースも流れないし、ここだけの話とトイレや給湯室で他人の粗探しや不幸話を楽しそうに話したりしない。
そして、こんなとこで騒ぐ君も、その愚劣な一般大衆の一人だよ。
誤爆して読んだという人へ。
オタク仲間が欲しくてmixi に復帰して、ようやく少しオタク仲間ができた。
その中で一人、わりと頻繁にコメントやりとりとかしてて、私の中では相手の印象も凄く良かったし、
こまめにコミュニケーション取ってたから仲がいいほうだと思ってる人が居た。
同性で年も近い。話もとても合う(と思っていた)
もう二つ返事でOK。
オタク全開のコラボカフェに行って、自分は楽しく過ごしていたつもりでいた。
次回は○○に行きましょう。と話してその日は別れた。
で、2週間くらいしてその○○に誘ってみたら、「都合が悪い」というざっくりしたお断りが来た。
この時点で、ああもうこの人は私と会う気が無いなというのはなんとなく悟っていた。
そのお断りが来た後、しばらく姿が見えず、その1ヶ月後くらいにマイミクを外された。
マイミク切られたものはもうしょうがないんだけど、一体何がそんなに不愉快だったのか、
考えても考えても出てこない。
出かける前にちゃんとお風呂入って歯も磨いたよ?笑顔を心がけたよ?
あとはもう、顔がキモいとか服がダサいとかそういう理由くらいしか思いつかない。
前にもオフ会に参加した時、最初は女性陣が固まって会話してたのに、突然数名が「あっち行こう」と言って離れてしまった事があったりしたので、