「少年漫画」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 少年漫画とは

2017-04-09

みんな気づいてくれ、ネットカウンターカルチャーから

 世間話をしよう。

 今日では、男性嫌悪なおばちゃんが何かと槍玉に挙げられる。こんなの↓(見なくてよい)

https://twitter.com/kobayashigiriko/status/826378866646081537

これは「女性嫌悪ネットにもいっぱいあるから、男が嫌いにもなる」と読める。なるほどワシも男じゃ。正直、スマンカッタ

しかネット上の伝統的な女性嫌悪は弁護することもできる。

ちょっと昔の、2000年代的なネットの負の側面は加藤智大象徴されると思われる。(※加藤智大2008年秋葉原通り魔事件犯人。この事件加藤17人を負傷させ、うち7名が死亡した)

彼の名言(?)とされるもの

最初からなにもしない奴なんていない

結果が出ないからなにもしなくなる

負け組は生まれながらにして負け組なのです

まずそれに気付きましょう

そして受け入れましょう

お前らには当たり前のように彼女いるからわからないだろうね

顔だよ顔

全て顔

とにかく顔

顔、顔、顔、顔、顔

……00年代ネットでは「非リア(友達が一人もいない人々)」がまだ目立っていて「リア充(話し相手が一人はいる恵まれたヤツラ)」への、どす黒い感情が渦巻いていた(※アンサイクロペディアの該当ページぐらいにしか名残がないけど本来、非リアは完全に孤立した人間の意)

ちょっと昔のネットの中には、こんなへんないきものが、どうもいたらしいのです。ブサイクで、ハゲで、チビで、デブで、ガリガリで、友達が一人もいなくて、家族からも疎まれている。おっさん? おっさんかも。

まり、みんな非リアのことを忘れちまったのです。

どうしてネット女性が「マンコ」「ま〜ん(笑)」と呼ばれたか友達が一人もいない男にとって、女性は全く接点がなくて人間ではなかった。人間以上のもの人間未満のもの幸福社会や抑圧や差別象徴だった。

ちょっと前までネット女性蔑視弱者の声だった。素直な感情だった。

今となってはネット人口が急増したことも気づかない。「リア充爆発しろ」「他人の不幸でメシがうまい」は死語で、非リアの原義も忘れ去られた。普通の人がネットをするようになった。

そうすると素直な感情論でおばちゃんが「女性蔑視はひどい! 男性嫌悪にもなるわ」と言う。男性保育士にザワザワして少年漫画にザワザワして巨乳とか童顔のオタクアートにザワザワしたりする。

言わせてくれ。2ちゃんねるが始まってから我々は全く進歩していない!

男性嫌悪女性嫌悪否定されるものじゃない。どれも弱者の声、どれも素直な感情かもしれない。

でもこれ、結局はカウンターカルチャーですよね? 正義ではないよね?

別に男女の話だけじゃなく。政治にしても。北方領土どうにもならないから反露親米になったり沖縄基地どうにもならないか反米親中親韓になったり。左翼にしても右翼にしても。ただの反発なのではなかろうか?

ネットやってると「四月入社の新社員アドバイス」とかいう、どうでもいい内容がアクセス数を稼ぐわけですよ。あたか会社絶対悪みたいな。みんなはヒラ社員から長時間労働ヤバいとか会社はキツいしか感想がないんだろうけど、経営陣もツラいからね? アレな社員いるからね?

育児話題になったら親を叩いとけば無難みたいな。毒親とか言ってる割にみんなみんな毒子じゃろ。きいつけや。「育児は大変」と「子供は最高」は両立できるんやで。子供テストで0点取ってきた時の正解なんてないからの。


最初の三行だけ読んで脊髄反射レスくれるんだろうなって分かってます。つまりそれなんだよ、ネット性格ってさ。

(※ネトウヨ2ちゃんねる発祥とか、アメリカトランプフランスルペンネット的な風潮から誕生したんではなかろうかとかは、あまりにも安直なのでカットしました)

(※昔のネットには負の側面ばかりじゃなくてアスキーアートのような、創造的な、人生楽しくなかろうがどんちゃん騒ぎで祭りじゃワショーイ的なムーブメントがあった。ヌクモリティガイドラインを読め。ネット出身漫画家作品死ぬほどアニメ化されてんだろ! ネットが好きだ! 俺の想いよネットへ届け!! ハルギニアネットへ届け)

2017-04-07

[]福地翼サイケまたしても」8巻まで

うーん新刊でてたから改めて最初から読んでみたけど、

やっぱり能力バトルになってからはいまいちだなあ

面白くないわけじゃないし、ゴスロリの子とかかわいいんだけどね・・・

うえきは読んでないけど、たぶんうえきもこんな感じの能力マンガなんだろうなと思うと、これしか書けないのかなって気がする

サイケしか読んで無くてもマンネリ感じるから、うえきを読んだらああやっぱりってなりそう

編集にそういうの書けって言われるからかなあ・・・

でも序盤のバトルないところのほうが面白かったなあ・・・

少年漫画からしょうがないのか

あとネクストとひーろーってきーわーど でてくるとタイバニ思い出しちゃう

2017-03-17

http://anond.hatelabo.jp/20170317001852

なんかベイマックスの時もこういうノリの人多かった気がする

んでポリコレに縛られててうぜえとか言い出すのが出て来るのも定番だが

ディズニー恋愛入れなかったり、一見女児向けなのに内容を少年漫画風味にするのは

恋愛を入れると子供にウケなかったり親に嫌がられる(男児は勿論幼い女児もオッサンが思っている程は恋愛に興味ないし

親も恋愛に興味ない娘にわざわざ女=恋愛脳と言う刷り込みをさせたくないと考える人は多い)

&女主人公ものだろうと男児ターゲットにしているから、ってだけなんだけどね

アメリカ子供向け映画第一選択肢ディズニーであって、日本みたいに日本の子アニメが先に来る訳ではないし

男児特撮女児プリキュア」みたいな性別による明確な区分もないか

オタク映画館SAOを見るよりモアナを見ろ

モアナ伝説の海、とにかく凄かった。

まりに凄すぎたので、とにかくこのホットな感動を伝えたいという衝動に突き動かされて今これを書いている。

もう本当に凄い。

クオリティという意味でもそうだし、面白さという意味でもそうであるし、何かもうこの映画の全てを総合して凄いとしか表現しようがない。

もう色々な人に出来る限り観に行って欲しいくらいに素晴らしい映画なのだが、その中でも特にオタク達に観に行って欲しいのだ、この映画を。

何故ならこの映画普段ディズニーアニメのメインターゲット層であるお子様達よりも、素敵なお姫様王子様とのラブストーリーに憧れる少女達よりも、大人になってもディズニーラブなお姉様方よりも、それらのどの層よりも、何より冒険と戦いと伝説勇者にいまだに憧れる馬鹿野郎共にこそ深々と心にぶっ刺さる熱い熱い熱い映画であるのだから

そう、この映画は大いに感動も出来るし、ハートフル気持ちにもなれるという普段ディズニー看板を全く偽ることなく、果てしなく広がる海を旅する冒険と、心を奮わせる激しい戦いと、熱き血潮と筋肉入れ墨をも同時に詰め込んだスーパーマッチョアクション巨編なのである

しかしこのまま熱く内容についても語り尽くしたいところではあるのだが、まだ公開して一週間も経っていない今そこまでネタバレしてしまうのは気が引けてしまう。

何よりこれを書いている目的はより多くの人にモアナを見て欲しいという気持ちからであるからして、そんな未視聴の人達から初見の感動を奪ってしまうのも忍びない。

なので、大筋のネタバレを避けつつ「モアナ伝説の海」という作品の魅力をいくつかピックアップして紹介していきたい。


1.ストーリーがいい

すでに巷では海のマッドマックスだのワイルドスピードだのと評判であるが、まずモアナは決してそんなインパクト重視な部分だけの映画ではないことを強く主張したい。

確かに途中から明らかにマッドマックスだし、終盤のセーリングバトルはまさしくワイルドスピードである

そういう面がモアナのわかりやすキャッチー面白であることは否定しないが、それらに劣らぬ魅力がそんな荒唐無稽描写を単なるパロディギャグで終わらせない骨太ストーリー展開にある。

序盤の展開を少しネタバレしてしまうことになるが、ここで軽くその一端を語らせて欲しい。

村長である両親や周囲の期待に応え、村を継ぐという自分の将来がすでに決まってしまっている少女モアナ

しかし同時に彼女は小さい頃から抱き続ける、海を越えて旅することへの憧れを捨てきれずにいた――。

ここまではディズニーでよくある抑圧されたプリンセスという構図であるが、モアナはここからが少し、いやかなりいつもと違う。

しかし、村長の娘として過ごす内に、彼女が暮らす島には徐々に異変が現れ始める。

・島の命が涸れていく――。

異変の原因は、今も口伝で伝わる神話の昔に起きたある伝説に原因があった。

伝説は嘘ではない。海へ出ることを夢見るモアナの唯一の味方である祖母は、島に危機が訪れた今こそ彼女真実を語る。

・島の先祖達の真なる歴史、そして島の中のとある場所封印された船達。そして幼少の頃より海に選ばれし者であった自分運命

・島に、いやこの世界全てに危機が迫る今こそ、少女は己の運命先祖から受け継いだ血に突き動かされて、封印された船を駆り、世界を救う旅へと出発する――!

これである。これがモアナの真の姿なのである

そう、もう完全に少年漫画なのだジャンプに連載されていても違和感がないほどに完全に少年漫画なのである

何だったら船をロボットに置き換えても通じる。

飄々とした老人が語る真実。選ばれし血筋運命。島に封印された兵器世界を救う旅に出る少女

まさしくロボットアニメ文法そのまんまである。そんな作品を見てみたいと思わないオタクがいるだろうか。

俺は見たい。そして実際に見た。凄い。この序盤以降も、もう本当に自分が望むままの血湧き肉躍る冒険活劇が繰り広げられるのである

そう、冒険活劇。まさしくモアナとはそれである

この時代ガッチリと、一分の隙も無く見事な、全く伝統的でブレることな王道を真っ直ぐ突き進む冒険活劇が見られるのだ。

それこそが、そんなストーリーこそがモアナ最大の魅力であると、自分はまず自信を持ってオススメしたい。


2.ラブストーリーじゃないバディものである

そして二つ目ポイントもそのストーリーに掛かってくる部分なのであるが、「この映画は全くラブストーリーではない」というところをそれとして挙げたい。

そうは言ってもディズニーで、一応プリンセス主人公なんだぜ? ラブストーリーじゃないなんてことあるの?、と思われるかもしれない。

しかし、安心して欲しい。

自分のようにモテない独身男が一人で観に行っても全く闇を抱えることがない程に、清々しいくらいにラブストーリー要素は一切ないのである。(一応カップリング的なものはあるが、あくまファンの受け取り方次第である)

前年度のディズニー映画ズートピア」も恋愛関係というよりはバディものに近い関係性であったが、モアナはそれよりも更にバディもの、なんだったら師弟もののような関係性となっている。

一応に一応を重ねて今作のプリンス立ち位置であるマウイというキャラクター存在するし、彼と二人でモアナは旅をすることになるのだが、映画全編通して二人の間には一切恋愛を匂わせるような心の交流存在しない。

しかしだからと言って二人の関係が薄いということは全くなく、冒険を通じてモアナという少女とマウイという英雄の間には友情のような、あるいは兄妹のような、あるいは師弟のような、固い固い絆が結ばれることになる。

そしてそこに恋愛というモチーフが一切入ってこないというのが、本当に爽やかで気持ちよく思えるのである

恋愛感情の一切無い男女のコンビというと「シュガーラッシュ」の例も存在するが、デフォルメの効いたキャラクター同士であるあちらよりも一人の人間としての形を色濃くデザインされた男女二人が恋には落ちないモアナはより珍しく映るだろう。

そしてそんな関係の二人だからこそ、シンプル恋愛だけでない複雑な魂の結びつきを感じる余地も生まれキャラクターとしての奥行きを生み出しているようにも感じられるのだ。

独身男の心を傷つけない優しさという点だけではなく、そういう作品的な深みを生んでいる意味としても、ラブストーリーでないということはかなりオススメ出来る点である個人的には考えている。


3.単純な悪役のいる物語ではない

これまたストーリーに掛かっているポイントであるが、個人的にもこのポイント独立したものとして強く推したかったので語らせて欲しい。

さて、ディズニー映画と言えば必ずわかりやすヴィラン(悪役)がいるというのが御約束である

時には極悪非道、時にはコミカルで憎めない、そんな多種多様ヴィランディズニー映画には登場するのだが、彼らはまた必ず物語最後には主人公達に打倒されるものでもある。

単純な小悪党というパターンも多いが、彼らは多かれ少なかれ作品内の歪みを体現した存在でもあり、彼らが単純に倒されるだけでいいのだろうかというモヤモヤを残していったりもする。

それをして作品に奥行きと考察余地を与えたり、現代における社会問題を反映させた構図としてみせたりするのがディズニー映画の一つの魅力ではある。

それは個人的にも長所ではあるとも思うのだが、やはり作品を見終えた後でいくらかの引っ掛かりや疑問を抱えたままになるし、それがあまり気持ちのいい感情ではないことも否定は出来ないだろう。

しかし、今回のモアナにはそれが一切存在しなかった(と、個人的には感じている)。

単純に歪みと闇を抱え、倒されるだけのヴィランというもの存在しないのである

確かにモアナ冒険の途中には、モアナ達を狙う敵達が登場したりはする。

しかし、いずれも己の信念、というよりは生き方に基づいて立ち塞がるのであり、憎み合う敵というよりは障害物に近いものとなっている。

そしてその全てが憎めなくてどこか面白い、魅力のあるキャラクター達となっているのだ。

からと言って、モアナという作品がそんなただ優しいだけの世界を描き、テーマ性の薄いものになっているのかというとそんなことも一切ない。

作品テーマ最後まで一本筋の通ったもの存在しているし、それは様々なことを深く考えさせられるものである

モアナを取り囲む世界も優しさに満ちていることは否定しないが、時にどうしようもない厳しさというのも十分に描かれている。

そして、この世界におけるこれまでのようなヴィラン体現する歪みというものは、モアナとマウイを含む全ての人物が己の心の中に持っているものとされている。

モアナとマウイは冒険を通じて自分の歪みと向き合うことでそれを打倒し、誰にも押しつけることなくそれを昇華する。

からこそ、明確なヴィラン存在しない物語というもの存在し得るのである

そして、そんな物語の迎える結末というものが、もう本当に、涙が出るほど清々しく、爽やかな気分にさせてくれるのだ。

何の引っ掛かりも疑問もなく、ただただ爽快感だけを残してモアナという作品は終わってくれるのである

単純なハッピーエンドではなく、みんながこれからも考え続けていかなければならない。確かにそういう作品大事だし、素晴らしいこともわかる。

しかし、たまにはここまで気持ちよく、優しい世界を描いた作品を讃えるのもいいではないか

さらに加えてこの作品プリンセスの不遇を描くに辺り、誰かしらや何かしらからの悪意が存在したりしないことも個人的には素晴らしいと思っている。

物語の序盤のモアナは抑圧された状況下にあることは確かなのだが、それは全て優しさと正当な理由があってのことなである

からこそ、モアナの旅立ちのシーンが本当に胸を打つものになっている。

そしてそれはプリンセスの生い立ちや状況だけでなく、マウイという存在や行く手を阻む様々な困難の全てに単純な意地悪や悪意だけで構成されているものがない。

そういった部分も、この作品の優しさと爽やかさと気持ちの良さを支えているように思う。

作為的な悪というもの存在しない点。それもまたこの作品における重要オススメポイントとさせていただきたい。


4.ディズニー渾身の映像

これについては今更自分のような者が語ることはないほど周知されていることだとは思うのだが、それでも今一度ここではモアナの魅力としてオススメさせて欲しい。

南洋の島々の楽園のような景色雰囲気

そして透き通るような美しさを持ちつつも精巧絵画のように鮮やかな色をも見せ、生き物のようにうねる、これがアニメーション可能なのかと驚愕しきりの海の表現

愛くるしくも時に凜々しいキャラクター達の活き活きとした表情と動き。

そして何より激しいアクション! グリグリと動きまくる格闘戦! ド迫力な神と英雄のバトル! 躍動する筋肉! 精緻美術設定によって作られた変態改造船舶

もう枚挙に暇がないし言葉も足りない程に美しくて活気に満ち溢れた、そして過激かつマッチョモアナ世界スクリーンの向こうには広がっているのだ。

なのでこれはもう是非ともディスク化を待たずに劇場へ足を運んで、ドデカスクリーンでこの映像美を拝んでいただきたい。

そのマッチョマッハアクションにはとてつもなく興奮することは間違いないし、そのあまりに美しい世界観に感動することもまた間違いがない。

特に予告編でも一部見ることが出来る夜の海を光る船団が行くシーンは本当に、本当に美しすぎて溜息が出るので絶対劇場で見て欲しい。

そして海のマッドマックスと呼ばれる所以たるシーンも併せて是非。いや、マジでスゲーのよ。


5.挿入歌の使い方が最高

これもまあ今更自分が語るようなことではないと思うのだが、それでもあまりに感動したので書かせて貰いたい。

とにかくこのモアナという作品劇中歌が強い。

劇中歌の強さで天下を取ったディズニー作品と言えば「アナと雪の女王」が記憶に新しいが、個人的にはモアナのそれはアナ雪に勝るとも劣らぬ力があると感じた。

その上で、更にアナ雪よりも強いモアナの要素として劇中歌が挿入されるタイミングがとにかく最高ということが個人的には挙げられると思っている。

アナ雪で一番有名かつ作品テーマソングともなっている「Let It Goであるが、実は劇中での使用は一度のみなのである

それもエルサが城から逃げ出して自身能力で氷の城を作り上げるという、映像的には圧巻の美しいシーンではあるのだがタイミングとしてはいまいちカタルシスを感じていいのか微妙な部分で使用される楽曲であった。

対してモアナにおけるメインテーマソングである「How Far I'll Go」は、作中で数回に渡って使用される。

そして、それは主人公であるモアナが悩む時、壁にぶつかった時に、己を慰めるように、あるいは鼓舞するかのように歌い上げるのだ。

この劇中歌の流れるタイミングと、ストーリー的なカタルシスの一致がとにかく素晴らしいのである。素晴らしいシンクロ具合を見せてくれるのだ。

そしてこのテーマソングが一度ならず幾度も使用されるというのもありがたい。

作中のシーンに合わせて幾つもの曲を書き下ろすディズニーにしては珍しいしそこを欠点に感じる人もいるかもしれないが、一つの曲を大事に使ってくれる今回の方が個人的にはより好みであった。

そして何より言うまでも無いこの「How Far I'll Go」という楽曲自体の素晴らしさ。

切なくも力強いこの曲のサビの部分は、何度も使用されてこの歌を覚えていくことで作品の後半に進む程により心を震わされ、感動させられる作りになっているように思える。

更にモアナ役の吹き替え声優である屋比久知奈さんの歌声もこれまた最高で、これがあってこそと思えるものであり、この歌声と曲が合わさる相乗効果は本当に言葉にならない。

そして無論、「How Far I'll Go」以外にもモアナには素晴らしい劇中歌の数々が存在しているし、それらの使い方も言うまでもなく素晴らしい。

特に「We Know The Way」という曲はこれまた複数回使用される曲なのだが、映像と力強いメロディーとを合わせて自分の中の冒険心というものをこれでもかとかき立てられる素晴らしい曲であった。

とまあ、とにかくモアナ劇中歌は「曲自体の素晴らしさ」、「それが使用されるタイミング」、「その曲を覚える程繰り返し使用してくれる演出」と三拍子揃ってとてつもない感動を与えてくれるものとなっているのだ。

そしてそれを劇場の迫力ある音響で堪能出来る至福といったらもう、是非とも映画館に足を運んで味わって貰いたい。それ程大きなオススメポイントである。というかモアナでも極上爆音上映とかないですかね……。


さて、以上が自分モアナという作品で素晴らしいと感じたポイントであり、オタク達にオススメするポイントである

いかがだろうか、正直書いてる内に止まらなくなって自分でもちょっと引くほど長くなってしまったが、それくらい情熱に任せて書いてしまえる程モアナという作品面白かったのだ。

なので、これを読んで少しでも食指を動かされた人には、本当に是非、すぐにでも劇場で観ていただきたい。

というか今すぐ観よう、今日レイトショーで観よう、明日レイトショーでもいい、休日は言うまでもなくモアナで予定を埋めよう。

自分もあと三回くらいは観るつもりである

誰に何を言われたからでも、観覧特典のような配布があるわけでも、ディズニーから金を貰ったからというわけでもない。

ただただあの優しくも熱い冒険世界をまた味わいに行きたいかである

そしてこれを読んでいる皆様にも、是非ともそれを味わっていただきたい。

純粋にそう願いながら、この文章をようやくここで終わらせることにしよう。

いや、やはり最後にもう一度。

オタクよ、モアナを観よう。絶対にハマるから



……

………

…………

……さて。おまけで、かなりネタバレになってしまうがもう一つのオススメポイントを書き残しておきたい。




6.特殊性

それは巨女巨女だ。

ディズニー渾身の映像クオリティで作られた巨女

巨女こそが女神の姿であり、自然であり、豊かな緑であり、巨女が島となり、大地となり、命を生む!

これこそまさしく地母神信仰の姿!!!

この映画は紛れもなく巨女信仰映画であり、子供達に巨女属性を幼い頃より刷り込ませ、更に一般的認知をも拡大せんとする目的で作られた映画であることは間違いがないだろう。

そう、巨女一般性癖!

みんなでモアナを観て巨女の素晴らしさを知ろう!

2017-03-10

少年漫画主人公ってこの3パターンしかないよな

・昼行灯だけど実は鍛え抜かれた凄い奴

・一芸のみの素人だったけど敵味方の技をみるみる吸収していつしか最強クラスにも食らいつていく

・生まれつきほぼ最強だが修行自己流でまだポテンシャルを引き出しきれていない

年取ったな~って思うとき

昔は好きだった少年漫画が全く面白くなくなった時

2017-03-05

男性向けコンテンツ女性向けコンテンツ

ちょっと前に、「ラブライブ!」が某バラエティで紹介され、ライブシーンのVTRが流されているときに、ワイプに写っていた芸人が「これ少女マンガ?」とつぶやいていたのが気になった。

私自身も、田舎に行ったときから持って行った「ぱにぽに」を読んでいたら祖父から「お前、男なのに少女マンガ読んでいるのか!情けない!」と言われたのを覚えている。

また、軽巡矢矧」の生き残りであるハウステンボス経営者への雑誌取材で、艦これ矢矧を見せたら、彼は「最近女の子も船に興味を持ってくれてるんだね」的なことを言っていた

私のようなオタクからしたら、このような系コンテンツはどう見ても男性向けとしか思えないので、不思議だった。

中年以上には、萌えコンテンツは女向けのように思われてしまうのだ。

でも最近ようやくわかった。彼らは男向けのコンテンツとは「巨人の星」や「あしたのジョー」みたいに、ほとんど男しか出てこないコンテンツと思っているのではないかと。

逆に女向けコンテンツも「アタックNo.1」、「エースをねらえ」のようなほとんど女しか出てこないコンテンツと思っているのではないかと。

逆なんだよなぁ・・。むしろ今では「女ばかり出ている」作品こそ男向け、「男ばかり出ている」作品こそ女向けなんですよ・・。もちろん例外はあるけどね。

からプリキュアに男が群がって、ジャンプ少年漫画に女が群がるんだよね。

2017-02-16

http://anond.hatelabo.jp/20170216135026

少年漫画28冊読んで男性心理が分かった気になってるやつがいたら殺すぞと思わない?

2017-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20170212083507

処女厨云々より物語構成上の問題では。

・無事ではないと救出のモチベーションの低下

強姦済だと物語に対して波が出ない

レーティング問題

ルパン三世がそもそも大人向けの作品であったことを忘れるべきではない。

また、不二子が性を武器にしていることも重要。そして性的陵辱を(直接的な描写ではないにしろ)作中では結構与えられているが、乗り越えていたりするので、それを前提にしたキャラクターでもある。

変わってきてるのは、青年向け漫画モチーフ少年漫画っぽくなってきてて、そこが中途半端エロ要素につながってきてるじゃないかと思う。

昔はガンガンレイプされてたと思うけど、調べてないので留保

2017-02-09

女性向けソシャゲ二匹目のドジョウを狙ってくれ

女性向けソシャゲ市場あんさんぶるスターズ!二匹目のドジョウを狙いたいソシャゲ会社ーーーーーー!!!!!!!!

まず絵をアニメ寄りのかわいいやつにしろーーーーーー!!!!!!!!

有名イラストレーターに頼むとネームバリューファンがついてるけどその個性故に敬遠する客もいるぞーーーーーーーーーー!!!!!!

乙女ゲーによくあるくどくて使い古された絵柄は乙女ゲーに抵抗のない客層にしか響かないぞーーーーーー!!!!!!!!

さっぱり目のそれこそ京アニとかに寄せたような絵柄にしろーーーーーーーー!!!!!

ガチャの単価を下げろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

乞食って言われそうだけど、一般的女性の平均年収男性の平均年収を下回ってるから男性プレイヤーが主要顧客アプリと同じくらいのガチャ単価に設定してるとそれだけでちょっと敷居がいんだと思う。

中にはじゃぶじゃぶお金をいれられる廃課金の女オタクももちろんいるけど、微課金層を取り込んでいきたいならガチャ単価は1万円で30連じゃなくて1万円で40連に調整するといいよ。

ちなみにあんさんぶるスターズは5400円でダイヤ360個買えるので、ダイヤ135個使う10連を2回回してもちょっとダイヤが手元に残るくらいの感覚だぞーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!これめちゃくちゃ絶妙だし課金への敷居さげて微課金層増やす要因になってると思うぞーーーーーーーーー!!!!!!

あとピックアップガチャピックアップ確率を上げろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

☆5とかUR排出テーブルにのってもほしくもないキャラの恒常高レアがきたところでドブはドブだーーーーーーーーーー!!!!!!

そこで絞るより最高レアテーブルにのったら確実に限定カードが出るくらいの調整の方が女の財布の紐はゆるむぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!


あと乙女ゲーは女オタク至上ではニッチ市場な部類だから完全にオタク女を狙うなら無理にキャラクターとの恋愛を推さんでいいしキャラクター同志の関係性を描けーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

腐女子の食いつくCPとかを狙わなくていいか普通に人間関係とかを描けーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!勝手に食いつくから少年漫画みたいな作風を目指せーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イケメン○○みたいな乙女ゲーっぽいのに食いついてる女性客と、女性オタクの客層は似て非なるものだと思うぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!







普通にあんスタageガチャゆるめてほしい乞食たわごとだと思われそうだけど、あんスタがどうして微課金層を幅広くつかんで女性向けアプリしからぬ売上を維持しているか理由は、プレイしてドはまりした自分身の回り経験から

女性向けにあまりない可愛い絵柄とつややかな塗りのjpeg

・気軽にガチャに手を出しやすガチャ単価・ガチャ内訳の設定と、イベントを走れば確実にもらえる☆5報酬の設定

・匂わせはあるけどがちがち恋愛要素絡めた乙女ゲーにしないキャラクタープレイヤー距離感

あたりがでかいのではと思っているという話で、ヒットしてそろそろ2年たつのにいまだに後追いゲーが出てこないのなんでだろうなあって不思議に思っている。

2017-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20170203051843

少年誌場合最終回結婚するのは

最終回としての主な内容は別にあって、結婚はただのオマケ」

平和になった事の象徴

結婚した=大人になった=最早少年ではない=『少年漫画』としては終わりという事の現れ(数年後、という設定が多い)」

ってのが多いんじゃなかろうか

つか、恋愛ものでもない限り結婚最終話主題ってのはほとんどないと思うんだが

恋愛もので低年齢向けだと逆に主人公まだ子供ってのが多いか結婚しないし)

増田がそのオマケに過ぎない結婚ネタにやたらこだわっている恋愛厨ってだけじゃね?

2017-01-31

少食とか男として恥ずかしい

こういう価値観があると思う。

ネットでもしばしばこのような意見を見かける。

顕著な例では、運動部体育会あたりでは、この思想が受け継がれているのではないか

もちろん、スポーツに打ち込む人や身体を作りこまなければならない人たちは、食事の量が少なければなんにもならないのだから当然である。苦しくとも多量の食事をしなければならない世界がそこに形成される。つらくても沢山食べるというミッションを達成することによって価値が生じ、認められるのである

そして、それを男性一般価値として拡張してしまときに、問題がでてくる。そのような問題体育会系と呼ばれる職場ではハラスメントとなってよく起こるようだ。

かといって、では運動部体育会的なもの排除すれば問題解決なのかというと、そういう話でもないように感じる。

少年漫画主人公はよく食べるキャラが多い。大食漢という言葉もある。男子は食に対して量的に貪欲であるという表現は実に多い。

そしてそれは表現世界ではなくてもそうであるように思う。量が少ないと満足できない、量が多ければ満足という食の接し方をしている男子マジョリティを占めているようにみえる。それはおそらく成長期に身体生理的に沢山のエネルギー摂取を欲しているために、しょうがないという側面がある。そして、少年たちは自分たちがそうであることについて、特に葛藤はなく、肯定的に受け入れているようにみえる。

その裏返しに、大人になって食が細くなったということを嘆く男性がよく見られる。中年の衰えの実感が食の量に左右されるというのは、アイデンティティいくらか大食に結びついているということになる。程度の問題はあれど、沢山食べることができるということに人間、あるいは男性としての価値を置いているわけである

そこらへんを見ると、食ハラスメントにいたりやすい土壌は男子の間に形成され、それが大人男性にも根強く存在していることが問題になっているのだとわかる。少年時代の考えそのままで成熟した大人価値観を育むことができなかった人間ハラスメントをしてしまいがちである。食ハラスメントもそのひとつであるならば、単純に沢山食べることがアイデンティティとなるような感覚は、少年のうちから是正される必要性検討されるべきだろう。

まり「世の中には同性愛者というのがいてね…」という教育があるのと同様に、「沢山食べればいいってもんじゃなくてね…」という教育必要になるのだ。「いっぱい食べて強くなろう」との折り合いが懸念される。

2017-01-25

日本漫画文化での、友達とか仲間至上主義ってなんなの?

なぜサトシは戦わないか?ってエントリ読んで思った

http://news.denfaminicogamer.jp/column01/pokemon-contribute

例えば、子供ケンカ大人がしゃしゃり出るのは変だし、スポーツ監督試合乱入するのも変でしょう

乱入して一緒に戦わないからって、それは決して、仲間を見捨てるとか安全圏で好き勝手言うとかではないのは理解できるはず

大人監督プレイヤーと、それぞれの役割分担があるだけだ


なのに、ポケモンを戦わせるだけで自分は戦わないからってサトシ卑怯だとか奇異だとか、はあ?って感じ

自分ポケモンが負けそうになったからって、トレーナーが殴りにいっちゃおかしいでしょうが

仲間と共闘してるというより、ポケモンバトルをしている、という大前提を忘れちゃいか

自分も殴りに行かず鼓舞するだけ、という行動に対して卑怯だとか思ってしまうのって、やっぱり友達至上主義文化に犯されてると思う

何よりも仲間が大切とか、仲間を切り捨てるのは鬼畜所業とか、ああい刷り込みってどこから始まったんだ?

それぞれがそれぞれの責任役割を果たすことが集団利益になるというのも、またひとつの正しいあり方だと俺は思う

その過程で仲間を直接的に助けないことがあっても、それはそれでひとつ正義だろう、と俺は思うのだが、日本漫画文化では、これは絶対悪とされている気がする

この刷り込み教育によって、従順社畜が量産されているような気もする

最近の、仲間に溶け込まないゆとり新人みたいに言われる人って、こういう仲間至上主義少年漫画を読まず、無気力省エネ主人公ラノベで育ったんじゃないかって思う

これはこれで問題もあるのかもしれないが、仲間至上主義一色よりは絶対にいい

いや、色んな考えがあって世の中は良くなると思う

少なくとも戦わないサトシを奇異に思う感性作品作りする人は、もうちょっと考えを深めてもいいと思う

2017-01-20

クズの本懐原作者(作画)がエロ漫画家だった件

どうりでエロいカットがやたらエロかった訳だ。

最近本家というか本職の人が少女漫画少年漫画なりでエロいシーン書くから困惑する。

アニメエロアニメブランドでいうQueen Beeと同じで漫画の絵にアニメ的な動画トレースして描写してるから

原作エロい部分がより強調されて深夜とはいえ、R-15以上のアダルトな内容になってた。

今の所アニメ面白いので、このままエロいもの1話以上に描いて欲しい。

2017-01-02

祖母宅にぶっさいくな野良猫が住み着いた

オスの老ブチ猫。でかくて不細工白髪混じり。歯はほぼない。

野良生活中は喧嘩に明け暮れていたようで、頰の皮膚は硬く、おたふく風邪のようにぶっくり膨らんでいる。

体の皮膚には生々しい傷跡がイッパイアッテナだ。彼が少年漫画キャラなら確実に元傭兵だし、暗い過去を背負っているだろう。

ビジュアル的にはかのスプラトゥーンに登場するジャッジくんに激似なので、そんな感じでイメージしてほしい。

彼の名前はそのままブチ。

5年ほど前から祖母宅に来はじめた。

祖母の家にはミーコというメス猫(手術済み)がおり、彼女を追っかけて庭先に来たのがきっかけらしい。

祖母は大の動物好きなので、ブチが来るたびに喜んで餌を与えていた。

野良生活には安定した餌場が必要なのだろう。この家は安全だと判断したブチは、そのうち毎日来訪するようになった。

先述したようにブチは大変凶暴そうな顔をしているため、当初は祖母と猫好きの伯父以外の親族に恐れられていた。

ブチ自身も人を警戒していたし、家に上がり込んでも人の姿をみるとすぐに逃げていた。

しか時間が経つにつれブチは家の奥の方まで入ってくるようになり、一昨年あたりからついにリビング家族と一緒にくつろぐまでになった。

少しずつ接触を図っているうちに、背中を撫でてやればゴロン、と寝転んで腹を見せるようになった。

猫好きの伯父は、ブチが撫でるのを許した頃からフロントライン(ダニノミ駆除薬)を施してやっていた。

ここに来ると良いことがあると学習したのだろうか。

徐々にブチは祖母宅に居る時間が増え、ついに去年(2016年)、祖母宅で寝起きをするようになり、ほとんど敷地から出なくなった。

人間に「ブチちゃん」と呼ばれると、くるりとふりかえって目を細め、ニャーンニャーンと鳴く。

祖母いわく「もうウチの子」だそうで、元野良トイレをなかなか覚えられないブチの粗相の始末をせっせとしている。

辛い目にもイッパイアッテナだろうにニャーンと嬉しそうに鳴いてくれるブチを見ると、何だか抱きしめたいような気持ちになる。

年始挨拶祖母宅に行ったとき、重ねた毛布の上でまったり牢名主しているブチを見て書いてみた思い出話。

余談だが、祖母宅のミーコはブチとは対照的クール&バイオレンス猫猫しい女子なのだが、ブチは彼女が非常に好きでいつもそばに居ようとする。

ミーコが居なくなるとナオーンナオーンと鳴いて呼ぶ。

基本2匹はとても仲良しだが、ミーコは気分次第でブチを猫パンチで殴ったり、ヘッドロックをキメて首筋に甘噛みしたりして、その都度祖母に叱られている。

ブチ自身幸せそうなので良かったが、古傷だらけの暗い過去背負い男が気の強い女と長い交際を経て同棲ってパーフェクト死亡フラグやないかいと思ってしま自分がいるのだった。

2016-12-30

少女漫画が読まれないのは少女漫画読者からの拒絶

本当は少女漫画ってものすごくジャンル豊富面白いものなんだけど、

少女漫画を読んでいる層が、一定ジャンルを強烈に拒否ってる感がものすごくある。

原因はオタク臭さだ。

例えば、「花とゆめ」は少女漫画に含まれない(「赤ちゃんと僕」までは含まれたが、その後オタク色が濃くなって拒絶された)

新書館NGだ。

正統派少女漫画ファンタジーSFであってはいけない。ギャグであってもいけない。メカ戦闘シーンがあってもいけない。

ひたすら好きだ嫌いだと言い合って、他人との関係が変化して愛を囁くだけのもの少女漫画だ。

花より男子や、NANAじゃないと「少女漫画」とは呼ばれない。

から少女漫画は読まれない。


子供のころ、「銀曜日のおとぎばなし」という漫画が大好きだった。

中学生ではまったのは樹なつみ

高河ゆんを読んでいると言ったらクラスから失笑された。「そういうのは私達はちょっと(笑)」と言われた。

風と木の詩」や「BANANA FISH」は最高に面白いのに、いわゆる少女漫画には含まれない。他に分類先が無いから仕方なく少女漫画と呼ばれている名作漫画だ。

面白い漫画を「少女漫画ではない」と蹴落としているのは、少女漫画読者層だ。

もう面倒くさいか少女漫画少年漫画ってくくりやめようや。

2016-12-27

http://anond.hatelabo.jp/20161227135038

女の下着なんて興味ない男の方が多いと思うけど

昔の少年漫画に出て来る下着好き男(ギャルパンティ欲しがるウーロンとか)を見てあれが本当だと思い込んでるだけでは?

あれは女体そのものが好きだと子供向けとしてあからさま過ぎるからそういう設定にしているだけで

現実だったら特殊フェチ扱いだろ

キャラバリエーション大事

格闘などゲームシリーズが続いていくとデブチビなど美しくない色物キャラが削られていき美形キャラばかりが残っていく事はよくある、大概極端な体型のキャラは使い勝手も悪いので仕方がないと言えば仕方がないが似たようなキャラばかりと戦うのは面白くない。

バトル物の少年漫画でも極端な体型のキャラが居ない物が多い。

でもキャラバリエーション作品の魅力に繋がる、集まった時のシルエットではっきり見分けがつくとそれだけでワクワク感があるし、美形ばかりの中で髪形目の形服筋肉などで細々と変化をつけるより解りやすく取っつきがいい、そして美形キャラ存在も映える。

キャラバリエーションの取り揃えはバトルありの洋画アメコミ児童向け漫画ではかなり意識されてると思う。

少年漫画ワンピースのヒットで美形一辺倒にストップがかかった感じがあるが、意識的に色んなシルエットのキャラを取り揃えてほしい。

2016-12-26

熱いバトルがメインだった3部のあとの4部は、リアルタイムでは微妙な評判だった

でもその後の5部、6部が、4部以上に少年漫画的には微妙だったので「4部実は面白かったよな」っていうやつが増えた

その後はリアルタイムジャンプの話する友達がいなくなったのでよくわからない

2016-12-25

サイタマ小野田と緑谷は本来の道で報われてほしい

ワンパンマンのサイタマに対してこうあって欲しいという思いが見る人ごとに異なっている。

俺のサイタマは最強だが日常を逸脱することができず、就活という変化すら許されなかった男だ。

ヒーロー活動本来自分を取り戻したように見えて、実は3歩後退したまま突き抜けてしまったように見える。

ずば抜けた力を認められるわけでもなく、ただ日常が過ぎていく。

一方で村田版サイタマコミュ力が高く、好奇心旺盛で、己の力を試し、誇示し、世界に影響を与えたいと願っている。だからその他大勢の主張には深い信念がこもっており、それを理解した上でぶっ壊す所に面白さの重点を置いている。

ONE版サイタマ世界ルール理解できない。だからその他大勢正論が的を外しているように描く。サイタマ真剣相手ルール理解しようと試みるも、いつもすれ違ったまま勝負がつく。そこに笑いの重点を置いている。

俺が見たサイタマと、そこから弱虫ペダル小野田僕のヒーローアカデミアの緑谷が進む道を重ねて見れば

強大な力を持ちながら一番大切なものをことごとく守れていない共通点を見出すことができる。

彼らは本来一番大切であったであろうもの(髪の毛、アニ研、生まれつきの個性)に救いが無い。

物語構造的に異世界転生して無双するパターン類似している。

から俺は誰にも憧れることができず、ただただ救われてほしいと祈るばかりなのである

村田はよく自分限界とどう向き合うかというテーマを描いている気がする。

努力根性で好きなだけインフレできる少年漫画でやる内容じゃねえなと思いつつも俺自身そのテーマは大好きだ。

結局は気持ち問題解決するしかないのかもしれないけれど、読み手に生きる希望を考えさせるきっかけになる。

力があれば努力に見合った報酬が得られる。

主人公は力もあるし努力もする。だから報われる。

そういう状態になるために一回死んで異世界転生すればいいよっていう救いを物語は与えてくれる。

・・・・・・いやいやそうじゃない。

そうではない結末を見せるために、

サイタマヒーローと決別して就職成功するべきだし、

小野田自転車辞めてアニ研作るべきだし、

緑谷は個性を使わずヒーローになるべきだ。


でもかわいい女の子のためなら仕方ない。なりふり構わずやることやるだけだ。それでいい。

でも少年漫画から望み薄だな。

2016-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20161221114430

しろそういうリアリティがあるからこそヒットしたんだと思ってたけど

あれ、原作のみくりは別に美人ではない平凡な女性なんだよね、絵面的にも設定的にも

それがドラマではガッキーなもんだから

「冴えない童貞男の元に美少女が舞い降りて世話焼いてくれる系男向け萌え漫画」と同じだと勘違いしている男が多いけど

から原作はそういう漫画じゃないし、ドラマ制作者の意図もそんなんじゃない

そういう勘違い男に受けたのはあくまで予想外で、あれはあくま女性向け漫画原作女性向けドラマ

増田が言ってるのは、痛い系腐女子少年漫画最終回見て

最後主人公ヒロイン結婚したのが許せない!主人公相棒(男)と愛し合っているべきなのに!」とか言うのと同じ

そもそも最初からそんな話じゃないか

2016-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20161219224832

え!そうなの?

少年漫画テンプレってラスボスが実の父親パターンが多いのかと思ってた。刃牙とか、幽白とか、あと細かい作品いろいろ。

H✕Hは父親を「絶対に追いつけない偉大な存在」にしておいて、作者が年食ったらオヤジ目線シフトしていったのが面白いなと思ってた。

今40~50代くらいの男作者って戦争経験者のジジイとか、高度成長期一財産築いた団塊世代父親プレッシャーかけられて育った世代から父親を「超えられないもの」みたいに萎縮しちゃってるみたいでキモいと思ってたんで、それに真っ向からアンチテーゼ唱えたジョジョはやっぱすげえな、先見の明があったなって素直に感心するわ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん