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2023-12-18

書いたな、俺の前で、ニッチ同人合同誌の話を!

https://note.com/loseheroine_wsd/n/n2b8cdb169664

まとめ

古参ジャンルには、「広告概念合同」、「メディアミックスアンソロジー」、「映画ポスターパロディ合同」のように他メディアテーマにした合同誌や、「プレ遣合同」(小さな漁港にあるプレハブ拠点艦娘たちを示す「プレハブ分遣隊」という共通概念がどうやらあるらしい。何?)、「艦娘化合同」、「終末物語合同」(ネット上で調べた限り初出はC92らしいが、カタログ上には掲載されている)、「ミステリ合同」といった特定世界観ジャンルを共有する合同誌が存在するが、新参ジャンルには存在しない。新参ジャンルの合同誌は、こう言ってよければテーマ常識的だ。

さらに注目したいのが、性癖合同誌に登場するキャラクターだ。

性癖合同誌は有名なキャラクターカップリング製作される傾向にある。たとえば、サービス開始時点では存在しなかった艦これ海外艦や、ラブライブ!シリーズの続編であるラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』、『ラブライブ!スーパースター!!』が中心の性癖合同誌は調査した全8回のコミケには存在しなかった。

(中略)

そのほかのコンテンツでも、性癖合同誌にはコンテンツ初期に登場したキャラクターばかりが登場する。

ほーんなるほど面白いじゃないですか丁度手元に艦娘化合同誌があるので見てみようじゃないですか

https://imgur.com/a/NDbncRf

アイオワビスマルクじゃねえか

まあ4年近く前の同人誌情報なんて中々ネット上に残ってないですよねと言おうとしたら駿河屋に表紙画像貼られているしなんなんだ

仮に"中心の"が主題だったとしても「このキャラクターカップリングで〇〇を見たい」という同人と「単に〇〇を見たい」という同人を同列に語ってる時点で片手落ちですし

…と「実物見て語ってないよね」と言って話を終わらせても良いのですが今手元にある艦娘化合同誌2冊とゴムボート化※合同誌2冊をみて本当に"性癖合同誌にはコンテンツ初期に登場したキャラクターばかりが登場する"のか見てみましょう

上記記事でも非エロ合同として記載されているコレ、字面だけ見たら「艦娘ゴムボート漂流してるシチュエーションだけ揃えたんかな」みたいな印象を受けますが…

Pixiv百科事典なんか見てもらえば察してもらえると思うんですけど状態変化・人体改造系のGが付くタイプR-18ジャンルです。これが非エロなわけねえだろ真面目に見てんのか

検証

最近」の定義曖昧なのでキャラクターを挙げていっても何とでも言えてしまう(最近じゃないだろ、とか直近で改二が来てるのは最近じゃないのか、とか)ので初手からどうしようもないのですが…

"サービス開始時点では存在しなかった艦これ海外艦"というところを挙げていらっしゃるので、丁度表紙にもあるアイオワ実装(2016年5月)をひとつ区切りとして見ていきましょう(ビスマルク実装がそれなりに早いので今回は例外します)

言うて7年前なのですが今回見るのが最新で2019年の本なので艦これサービス開始から丁度半分の期間となるということでご容赦を…

また今回は改二を無視して純粋実装時期だけを見ています

ということで

に分類して見ていこうと思います

対象
結果
2013年4月9人(長門/加賀/鳳翔/飛鷹/吹雪/如月/島風/朝潮/電)9人(金剛/利根/那智/那珂/球磨/島風/鳳翔/朝風/ヴェールヌイ)12人(長門/陸奥/山城/鳳翔/妙高/青葉/古鷹/天竜/竜田/初霜/雪風/時雨)19人(長門/陸奥/高雄/愛宕/摩耶/鳥海/利根/筑摩/天竜/由良/球磨/五十鈴/島風/村雨/子日/初春/初霜/霞/潮)
2013年4月2016年5月4人(伊19/伊58/鈴谷/春雨)6人(ビスマルク/伊19/鈴谷/磯風/萩風/嵐)4人(大和/矢矧/初風/明石)16人(鈴谷/熊野/夕張/阿武隈/香取/鹿島/浜風/清霜/海風/浜風/浦風/ビスマルク/プリンツ・オイゲン/Z3/飛行場姫/戦艦棲姫)
2016年5月3人(アイオワ/ウォースパイト/浦波)5人(ウォースパイト/ガリバルディ/ジョンストン/タシュケント/水無月)7人(神威/峯雲/ネルソン/ウォースパイト/アークロイヤル/ゴトランド/ジャーヴィス)
その他ケーニヒスベルク(戦艦少女R)/アーノ(サモンナイト)テイルレッド/レイセン(東方Project)/ポートランド(アズールレーン)/インディアナポリス(アズールレーン)/カードファイト!!ヴァンガードより若干名

見てもらえばわかると思うんですが"コンテンツ初期に登場したキャラクターばかりが登場する"というのはあっても弱い相関しかない、「参加者に依る」としか言いようがないというものなんですよね

4誌中3つ埋まっているウォースパイトなんか全員同一人物が描いてますし(つまり一見関係ない同人誌渡り歩いて買うような増田のような人間参加者側にもいるということです)、

そもそも艦これ関係ないやんというキャラクターが出てきてますし…まあ、こういうのよくあるんですよ

一度でも手に取ってもらえれば流石に無茶言ってるだろうというのもわかると思うのですが、こればっかりはどうしようもないですね

やっぱりこういう齟齬が生まれしまう原因って、一つ一つの本を実物としてではなくひとつ知識として捉えてるせいなのではないかと思うのですよ

数年分のコミケカタログ全部見て集計したんですって?素晴らしいじゃないですか!

ただ、そういう"文字通りの"カタログスペックだけを見て分析していくのもよろしいのですが、せっかくなのだから実物を見て糧としていきませんか?

たとえ「コミケ時代の終わり」がこれから来ようとも、少なくとも今は生きているのですから!!

追記

高度に発達した性的嗜好は非性的な嗜好と区別できなくなる(少なくとも性的ものを除外・制限ゾーニングすることが困難になる)

この手に類すること…「フェティシズム極致において性行為はむしろ不純物だよな」ということは常々考えてるんですよね

増田普段自分エッチだと思う妄想文をインターネットの海に放流しているのですが(今回全部艦これ本だったんでそういう話しかしてないけど別にお船二次創作ではないです)、

別に裸も行為もない文章を本当にR-18として出してもいいのか…?」という意識に苛まれながら投稿してたりしますね

まあ面倒くさくなったら無駄に脱がせて成人向けということにしたりするんですけど

それはそれとして件の合同誌はゴムちんぽとゴムまんこが合体(比喩)したり合体(物理)してる上そもそも表紙にR-18とハッキリ書いてあるので非エロなわけがないです

手に取ろうと言うならC103で買う予定の合同誌のひとつくらい教えてやったらどうだ

コミケ醍醐味は目当ての二次創作を買う瞬間ではなく、自分の知らない分野の島を散策している時にある気がする。

と原文にはありますがこれには基本的同意でして、増田10ちょっとサークル買いの参加状況確認以外一切事前情報収集せずに突撃して、全探索して(企業ブースへは行きませんが)色々漁る…というかたちで毎回やってるのでほぼ予定が無いんですよね

例の艦娘化合同の新作が夏に出てたのを今更把握した(マジで情報収集しないのでこれ書いてるときに初めて知った)ので例に挙げたからには買いに行けよ、とアドバイスできるくらいでしょうか

後確定してるのは…夏に買った首チンコ合同の第二段くらいですかね…

仮にカタログ集計の際にこれがあったとするならば普通にブルアカ判定されてそうなんですが、「ブルアカオリジナル」と書いてある上に実際3人がオリジナル描いてるやつですね

そういうのもあるのかという経験のためにみんなもニッチな合同誌、買おう!

2019-07-07

艦これ2019春イベントで実感した「緩いソーシャル」の限界崩壊

2019春イベントは、俺にとって引退を決意させるだけのクソイベントだった。

しかし、原因となった怒りの矛先は運営に対してではない。

「緩いソーシャル」と呼ばれる、艦これ攻略コミュニティに対してだった。

長くなるが、ある程度の背景から説明する。

背景 ~E-4という調整ミス

今回のイベント難易度はかなり高かったが、ゲージクリアするだけならそれほどでもなかった。

しかし、新艦娘の掘りや、取り逃した艦の入手まで含めて全て終わらせることを考えると、常軌を逸した難易度であった。

具体的に言えば、E-4にドロップが設定されたFletcher(とJohnston)である

このマップはS勝利が極端に難しく設定されていた。

陸上の装備を固めつつ、難易度丙以上では随伴にいるクソみたいに固く倒しづらい敵を倒す必要があった。

イベント期間終盤になって強力友軍艦隊が来訪するようになるまでは、「まともにS勝利は取れないから、A勝利で頑張って掘ろう」とされていた。

しかこちらの艦隊ボコボコにされるため、1周するたびに各資材が2000ほど、バケツが7~8個失われる上、1周あたり10分程度かかるため、入手できないと時間も資材もあっという間に食われていく。

さて、Fletcherのドロップ率はというと、難易度甲のボスS勝利で4%、A勝利1%程度であった。

これは、平均的な運を持つプレイヤーの9割が入手するには、S勝利57回もしくはA勝利230回をこなす必要があった。

ただし期待値なので実際には入手タイミングバラつくしそもそもボス前で大破撤退してしまうこともあることに注意が必要である

そもそもこの確率設定が酷すぎるが、俺はここに対してはそこまで憤慨することはなかった。

先に述べたとおり、攻略コミュニティに対して強い怒りを感じていた。

誤情報蔓延地獄コミュニティ

今回のイベント攻略においては、先陣を切る攻略勢の編成例が上手く機能せず、後発の攻略勢が誤った編成を模倣して広めていった結果、攻略コミュニティ情報を信じた人は最終的なFletcher掘りにおいて著しい不利益を被ることになった。

具体的には、Fletcher掘りに使うべき艦であった翔鶴および瑞鶴は、どこもかしこもE-4のゲージ削り時にどちらも使用すべきとしていた。

(お札システムの都合で、ゲージ削りに使用した艦は掘りには使用できない)

そして、E-4開放から2週間ほど経過した頃、ようやく「翔鶴瑞鶴の片方は掘りに使うべき」という風潮になった。なお、言っている人は別の人だった。

俺はこの流れの中で、以下の点に対して怒り、失望し、ゲームのもの引退することにした。

最終的に翔鶴瑞鶴をE-4攻略で使う判断したこと自体は俺の責任である

しかし、その誤った判断をした元となる情報源がそもそも誤っていたこと、指摘しても訂正されなかったこと、この情報以外はほぼ信頼されていなかったこと。これらは自責ではない。

その情報源となった人たちに対し、誤った情報を流したという事実批判することはタブーなのだろうか。

間違ったことを信用したことばかり責められるが、本当にそれだけのせいにしてよいのか。

いくら説明しても、無駄だったようだ。

攻略コミュニティの腐敗、衰退

今回の件でよく分かったのは、艦これは緩いソーシャルに頼らざるを得ないゲームであるにも関わらず、攻略コミュニティが上手く機能しないためにゲームとして成立しないということが如実に示されたという点である

攻略コミュニティを失ったり、信頼できなくなったとき、このゲーム攻略していくことはもはや不可能に近い。

そして、情報を訂正できるだけの攻略勢を擁するコミュニティはもはや存在しないと考える。

検証勢と呼ばれたコミュニティは少し前に爆発四散し、個人による特効倍率検証くらいしか行われていない。

この中で、果たして今後同様の事態になったとき攻略コミュニティの自浄作用機能するのだろうか。

また、上手く行かなかったり情報に踊らされた人を非難したり笑い物にしたり、人格や考え方までも責めたりする攻略コミュニティは、果たして「緩いソーシャル」と言えるのだろうか。

今回の件で、もはや艦これ攻略コミュニティに対し、健全コミュニティと見なしてつきあっていくことは俺には不可能だと感じた。

まあ、もう5年もやっていたし、生活状況も変わってきているし、俺の中でのゲームに対する熱意も冷め、惰性で続けていたことではあったので、ある意味いい辞め時ではある。

しかし、ゲームに対する飽きではなく、他人というか周囲に失望して辞めることになったということが非常に悲しい。

特に今回は有名どころが次々引退しているようだし、ある意味潮時なんだろう。

2016春以来のクソ度だし、大規模離脱も仕方ないと思う。そのまま衰退していくのかどうか。まあもう積極的に関わらないことにする。

以上。今回のことで思っていたことは吐ききったはず。

# 最後はFletcher・U-511・コロラド球磨・夕雲・矢矧コマンダンテストのLv99艦隊にしようと思ってたけど、レベリングはおろか編成してくる気力も無くなったから、不満抱えてる人の為のネタとして残しておく。

2018-10-08

まらないことにつきあわされた

2013秋に始めた艦これだが、ここ数年は休止していた。

やりこみ上等かつ屋上屋を架すような、行き当たりばったりな仕様追加や変更に嫌気が差しモチベが無くなったことが理由だ。

そのままフェードアウトと思っていたのだが…

8月になってHTML5移行して、海域リセットとか抜かしやがった。

知らねーよそんなことで済ましても良かったのだが、もし今後やりたいイベントがあって、その時に海域攻略提督が締め出しを食らうのも気に食わないと思い、全く気は進まなかったけど再攻略に乗り出した。


ちなみに休止前は6-3までクリアしていて、6-4は基地航空隊を開放したところで力尽きた。

というか5-1の新編三川艦隊任務鬼のようにキツかったのが堪えた。なんだよ古い大正時代重巡軽巡が中核を占める艦隊機動部隊と戦えって。ふざけてんのかバカジャネーノ。

支援艦隊のうち前線支援の方は全艦キラつけても来るかどうか怪しかったし、前線と決戦の両方のガチ砲撃支援のために、火力と命中を上げる装備整えるのもメチャクチャ大変だったし、そこまでしても羅針盤はじめとする運頼みのおかげでクリアはかなり厳しかったし。


ともかく、全く気乗りしない攻略でもなんらかの動機づけがあればと思い、攻略対象海域関係する未達成任務を消化しながら進め、現在やっと6-4の2ゲージ目まで終わったところ。

上述のように死ぬ思いで基地航空隊開放したのに、その航空隊を使った6-4がこれまた攻略超大変とか、いい加減にしろよクソ運営が。

つか、正直5-3以降の攻略は本当に苦痛苦痛で仕方なくて、「早く終われ」以外の感想はない。

まりゲーム提供側としていちばん大事な「新しい楽しみの提供」に完全に失敗しているわけで。もうマジで一期より楽しくなった要素皆無だし。

いやそもそもそのための二期リニューアルじゃないって?そんな変更、プレイヤーの俺らには関係なくね?

なんでテメーらの勝手な都合に付き合わなきゃいけねーんだよ、舐めてんのかコラ。


こうなったら、明日か今週末までには持てる資材と時間つぎ込んで、こんなクソ攻略さっさと終わらせてやるわ。

そして信濃実装されるその日まで、また長い長い休眠期間に入ると。

だって本当に艦これ続ける理由がないし。

まず艦娘の育成は駆逐艦の改二改造が全く追いつかない。特に陽炎型・夕雲型・朝潮型はほぼ手付かずで、かつ改造に漕ぎ着ける見込みもない。

こうも次から次へと改二が湧いてきて、しかも改造レベルが遠いだけでも負担なのに、改装設計図戦闘詳報だとか付き合ってらんねーよ。

次に大型建造、ビス子とサラは多分永久にウチの鎮守府には来ない。

ビス子は狙ってるとき矢矧が出た時点で、サラは神威をどうにか建造した時点で心が折れて、それ以来放置してるから

どっちもイベでドロップする機会なさそうだし。

それで何を頑張れと?


というわけで、なんとか艦これを片付けたら、1年間ずっと様子見していたアズレンをようやく始めようと思う。

あっちはオープンから今の今まで、少なくとも艦これ並のクソ改悪はなかったみたいだから、まあ安心して遊べそうだし。

ラフィーちゃん初期艦に英米独ごた混ぜの国際的艦隊()を作るつもりなので、待ってろエンタープライズ

2018-04-28

5年目提督から、4年前への死体蹴り

どうも。元増田不安から大体4年がたちました。なので今更ながら答え合わせをしようと思います

書いてる増田は、横須賀(非・大井初期組)で、イベントする前に離脱(2年ほどジオン大佐業に忙しかったのである)、復帰は15年秋イベからになる。なので、元増田の味わった時代ほとんどを知らない。離脱前に2-3ぐらいまでは到達していたと思うが。

また、元増田記述が2014/05/11であることに留意必要。なんなら艦これ年表を手元において確認してほしい。この時期はイベントで言うと、索敵機、発艦始め!=明石天津風酒匂実装直後、AL作戦MI作戦である

で、元増田懸念は5点。

1)キャラキャップによる拘束が強すぎる

2)装備の入手困難性

3)結局お祈りゲー

4)大艦巨砲のみが強い

5)アナウンスが不確実

まず3。これは変わりませんでした。一応ロスト防止アイテムが登場したので若干緩和気味ではあるが。だがこれはこのゲームシステムを取る以上しょうがない。所詮艦これ自体は壮大な「間接ガチャ」なのである

5)は、、、、、飼いならされた提督は慣れてしまったよ………。ただ、矢矧みたいな不実なことはあんまりなくなった…と思うが…それを喰らっていないのでどのくらいのダメージだったかからないんだよスマヌ。

1)と4)これは2方面から緩和されつつある(気がする)。

一方はシステムからのもので、この増田の直後にやってきた連合艦隊システムであったり、夜戦の重要性が増したり、ルート制御教化だったりで、大艦巨砲と制空さえあれば、という状況ではなくなりつつある。

イベントで「見せ場」を意図的に作ることもルート固定やら、特効やらでやってきた。賛否あるが一時的に強い、というのは急に強きゃらをぶっこんでくるよりはインフレ抑制すると思われる。ただしこれも逆に「特定艦がいないと/育ってないと無理ジャン」という別方向の縛りになりつつあるが。

一つは改二の多用。これは、当初は改装で拾えなかった分の補遺という感じだったが、どんどん「if改装」という名目史実への縛りを薄れさせている。

#まあ、元から震電改とかあったけど・・・

こうなると「史実が足かせになる」というのは、逆にインフレをいい具合に抑えてくれました、ということになる。この先は判らないが。

あと、通常ステージがほぼ出そろって、ゲームの主眼はもはや突破じゃない。元から兵站ゲーと言われていたが、結局イベントへの備蓄とレべリング(目指すならランキング狙い)になった。こうなると、ひたすら力で殴るのではなく、平時にどれだけ戦力を間引けるか、みたいなことにもなってくる。となると、強くはないけど弱くもない、みたいなクラスも使いでが出てくることになる。

ただ、大人の事情やら、多分これ忘れられてるわ、みたいなことで救済がないキャラ結構いる。自分の嫁に救済が回ってこなければ、その救済はないも同じだ。

なお、元増田夢想した「駆逐艦縛りや軽巡縛りにすることで事前工作活動を行い、主力攻略を有利に進められるようなシステムであれば良いものだが」は、やや方向性を変え、ギミックという形で現役提督を苦しめているぞ。どっちも主力投入が必要だしな。

4)は入手機会をいくつかの形で増やすことで埋めようとはしている、とおもう。一つはイベントごとのドロップ配当で、もう一つは課金で(前提条件はある程度あるが)作れるようにした、という形で。ただし、これも完全ではない。いくつかの装備は結局イベントでの「壁」になる。

というわけで、元増田不安は解消されたりされなかったりで、なんとか5年も持ってしまったわけだ。

んで、不安がないかというと、今現在としては3つある。

一つは徐々に徐々にP2W化が進んでいること。課金アイテムが強力になってきたことで、ドックと枠だけ開けときゃいいか、ではそのうち回らなくなる気がする。イベント一部だともはやそれ前提の作戦、ということまであるし。更に救済策と書いた装備強化はかなり直接的に札束で殴れるシステムでもある。

所持枠だって、100の初期枠はいまや全艦艇の半分以下。さらに装備枠とのバランスが悪いので、ゲームを進めると枠だけでも結構かかる。それでもまあ、お安いんだけどね・・・

次は、拡張性がやっぱもうないよね、という不安。残る目玉はほぼ信濃だけで、あとは軽空母が若干と数少ない未登場駆逐艦がのこってるだけ(なお、個人的には神風級・海防艦をぶっこんでくるとはこちらの予想外だったのであるが)。史実縛りがあるということは、これはいずれ枯れる鉱脈なんですよ。それはもう目に見えてるわけで、どうしようもない話ではある。

あとは海外頼みだがこれもどこまで増やせるのか。そりゃカサブランカ級全部ぶっこみました!次はフレッチャー級だ!!ってことになれば話は違うけど、ね。

最後頓死可能性。P2W化して本体収益を強化したところで、それでも実はまだお安いわけです。つまりそれってば、すでに公言されている通り本体だけじゃ儲からないエコシステムなわけです。となると、外部収益コラボとかからの“みかじめ”頼みなわけだが、これは動員人数が減ればあっという間に誰も組んでくれなくなって死ぬしかもそのライン一般ガチャゲーよりは、多分はるかに高い。1000万円払う一人がいれば済む訳でもないんですよこの形態は。

で、なんかすれば古参はすぐにイチャをつけて(理屈と膏薬はどこにでもつくのである)離反するわ、これみたいな増田がおわこんおわこん騒ぐわで、流出絶対に留まらんわけですよ。諸行無常

かといって、ご新規さんがどのくらい来るかというと、うーんまあ普通に考えたら、そうねぇ、厳しいよねぇ、ということになるわけです。さらにそこに救済策の反動として生まれた複雑怪奇システムの壁が立ちはだかる。ってか、大体のゲームは初っ端のブースト後、あとは落ちるだけという運命はまあ逃れられないわけです。盛者必衰

とすると、一般提督はまだ大丈夫やろ、ツイも渋もまだ供給あるし、とか思って慢心してたら、実は絶対国防圏抜かれててもうだめです、突然こんなこと言ってごめんね、でも本当です、2、3日後にものすごく赤い朝焼けがあります、それが終わりの合図です、ってこともありうる(ような気がする)。

じゃあお前無限アイテム買って支えろよ、と言われるかもしれないが、そこまでの忠誠心はないわけですよゲームに。

というわけで死体を蹴ってみました。

この死体を次に蹴る奴が現れることを祈って。

anond:20140511001043

2017-09-27

艦これにもあんな頃があった

から見れば初期の初期ということにしていいだろう。

ヒラコーショックを経て、大量のプレイヤーが押し寄せ、まともに着任すらできなかった頃。

艦これはその辺のよくある、大して期待もされない木っ端ブラウザゲーのひとつに過ぎなかった。

そこに光を与えたのが、札束で殴り合うような重課金必須としないシステムと、

そして「急に人気が出たせいで中の人がまともに休めない」的かわいそう要素だった。

意識的無意識的かは知らないが、同情マーケティング的な効果があったのは確かだろう。

誰も彼もが終わらぬ戦いに疲れていた中、安住の地のように見えたのかもしれない。

だが、そんな状態はいつまでも続くものではない。

秋イベではさっそく、あの張り付き必須難易度に加えて、矢矧を後から追加という暴挙に出る。

以後、艦これ改の度重なる延期→突然の販売終了、アニメ騒動などを経て、

残ったプレイヤーは多少の炎上騒ぎではいちいち驚くのもバカバカしくなったのだろう。

諦めなければ生き残れないのだ。

炎上繋がりで言うと、グラブルも当初は「あまり課金しなくても装備を集めれば強くなれる」

ギルド戦のようなものはないので張り付かなくてもいい」みたいな評判だったのが、

結局後から古戦場が追加され、一通りのトラブルを経て今みたいな状況になったのだから皮肉である

話を艦これに戻そう。

当初の牧歌的コミュニティ自然発生したものか、人為的に作られたものかはわからない。

だがいずれにせよ、そんなものはとっくの昔に死んだ。

新しい(そしてクソな)要素が出るたびに萎えた者が去り、まったり勢は片隅に追いやられ、

今ではイベント最終マップの頭禿げ上がりそうなストレスに耐えられる奴ばかり残っている。

まさに荒野なのだ

2017-05-28

例によって酷い仕様

http://anond.hatelabo.jp/20170506031453

↑で書いた通り、GW艦これを再開した元増田です。

元増田を書いた当時はイベガ無視で行く方向だったけど、E-1とE-2でドロップが大盤振る舞いであることが判明し、イベ終了日である22日早朝まで粘った結果、鹿島、磯風、水無月、風雲、伊13と入手でき、あとは朝霜さえ出ればパーフェクトだったんだけど、残念ながらそこまでの運は無かった。

まあでも収穫はあったかな。

あとはいい加減イタリア戦艦を通常海域実装しろやRoma掘るためだけにいちいちイベ海域最深部まで行かねーからという感想はさておき、Libeccioはお迎え済みなので、今度Zara狙いで大型艦建造を回すつもり。


それから大型艦建造といえば、来たる6-3攻略のために優秀な水母と巷で言われる瑞穂の入手も気がかり…というわけで一昨日超久々に大型艦建造を回したら、なんと一発で成功

欲しい物が一発で当たったのは当鎮守府初の出来事だったり。

ちなみに過去には一番狙いの大鳳が割とあっさり出た他、大和武蔵造成功率Upの特別期間で何故かやってきて、武蔵はこれまた妙なご縁というか、ビス子狙いの時に登場。

そして結局ビス子は出ないまま、矢矧が出た辺りでゲームについていけない感が強くなり、中断して今に至ると。


と、前置きが長すぎて何の話だって感じだけど、今回の本題は、そもそも再開した一番の目的だった基地航空隊開放の話。

実は未だに達成できてません。

これは6-3未攻略なのもさることながら、開放までの一連の流れの中に途方も無く難しい任務があって、それをクリアできないから。

任務名前は「新編「三川艦隊ソロモン方面へ!」。

要は指定された艦娘指定されたMAP勝利する出撃任務で、具体的には

第一艦隊鳥海改二を旗艦にし、かつ古鷹、加古、青葉、衣笠天龍夕張から5隻で編成した艦隊で5-1ボス勝利S

という内容なのだが、指定された艦隊MAPの相性が最悪すぎて、例の2-4を更にヤバくしたような、正しく運頼み・神頼みの鬼畜難易度に。

ちなみに当任務の難しい要素は以下の通り。

おわかりいただけただろうか。

勘の良い提督諸兄はこの時点で「ねーよ!」と叫んだことだろう。

即ち

誰だよこんなアホな任務考えたの。しか基地航空隊開放の必須任務に据えるとか、そんなに提督課金して欲しいのか。

(当任務クリアしないで開放を目指す場合とあるアイテムショップで買うしかない)


…とここまで把握した所で、試行回数稼ぐしかないということで、イベ後は毎日必ず一回やってるけど、どう考えても無理ゲー

Zara建造予定と上では書いてみたけど、一回の出撃で資材、特に弾薬の消費がえらいことになってるので、建造は暫くお預けかな。


てかさー、三川艦隊ってそもそも第一ソロモン海戦ぶっちゃけ夜戦での武勲が有名なんでしょ?

それなのに真っ昼間から制空権下でボス艦隊突撃とかおかしくない?レイテ沖と勘違いしてんの?

これが重巡無双の夜戦MAP攻略だったらまだ理解できるというか諦めがつくんだけど。

あ、でも5-3であってもこの艦隊だったら大して易しくならないか。あー腹立つ。


やっぱ艦これダメゲームだ。

分かっててやってるダメ自分が言うのもなんだけど。

2017-03-05

男性向けコンテンツ女性向けコンテンツ

ちょっと前に、「ラブライブ!」が某バラエティで紹介され、ライブシーンのVTRが流されているときに、ワイプに写っていた芸人が「これ少女マンガ?」とつぶやいていたのが気になった。

私自身も、田舎に行ったときから持って行った「ぱにぽに」を読んでいたら祖父から「お前、男なのに少女マンガ読んでいるのか!情けない!」と言われたのを覚えている。

また、軽巡矢矧」の生き残りであるハウステンボス経営者への雑誌取材で、艦これ矢矧を見せたら、彼は「最近女の子も船に興味を持ってくれてるんだね」的なことを言っていた

私のようなオタクからしたら、このような系コンテンツはどう見ても男性向けとしか思えないので、不思議だった。

中年以上には、萌えコンテンツは女向けのように思われてしまうのだ。

でも最近ようやくわかった。彼らは男向けのコンテンツとは「巨人の星」や「あしたのジョー」みたいに、ほとんど男しか出てこないコンテンツと思っているのではないかと。

逆に女向けコンテンツも「アタックNo.1」、「エースをねらえ」のようなほとんど女しか出てこないコンテンツと思っているのではないかと。

逆なんだよなぁ・・。むしろ今では「女ばかり出ている」作品こそ男向け、「男ばかり出ている」作品こそ女向けなんですよ・・。もちろん例外はあるけどね。

からプリキュアに男が群がって、ジャンプ少年漫画に女が群がるんだよね。

2014-11-01

この光人社NF文庫がすごい!

特に理由はないのだが、光人社NF文庫おすすめをまとめる需要があるのではないかと思ったので。

第5位

飛龍 天に在り

中の人による淡々としたノンフィクション。進水から轟沈までを描く。タイトルがいささか大げさだが艦に命を預けたものの重みが感じられる。

第4位

空母入門

とりあえずこれだけ読んでおけば空母については理解できる。その思想運用、発展の歴史について駆け足でも理解できるのは「今後」に役立つだろう。

第3位

駆逐艦五月雨」出撃す

五月雨の生涯をつづる。ほんと休暇が欲しかったんだなと思える中の人の手記。

第2位

重巡最上」出撃せよ

書名が最上なんだけど、他にも矢矧熊野などの重巡に特化した手記。表題作はとにかく一読してほしい。

第1位

空母瑞鶴

瑞鶴最後のみを書き記した一冊。日米の視点から語られるその最後は壮絶にすぎる。興味がなくてもおすすめ。今アマゾンでみたら高い。

NF文庫は記録物だったり、数字だけだったり内容のブレ幅が大きいのだけれど、これらは手記が多いので楽しめると思う。

2014-05-15

anond:20140511001043

大型建造と秋イベント矢矧について書いてないのでやり直し。攻略本片手にプレイするしか能がないライト層の文句としてはあり。

2013-12-11

艦これが凡百のネトゲになる予感

秋のイベを見るに、いよいよ艦これも、過去の名作ネトゲが辿った道を進むことになりそうだ。

要するに、そう遠くないうちにコアプレーヤーばかりを優遇する施策に走るということ。

ここでいうコアプレーヤーとは、艦これでは「職業提督」と言われる超長時間プレーヤー、「米帝提督」と言われる廃課金者、そしてスクリプトバグ技を駆使するチーターだ。

少なくとも武蔵矢矧は、そうしたコアプレーヤーを慰撫し、労い、溜飲を下げさせる仕掛けだったわけで。


ちなみに古今東西の名作ネトゲの運営がコアプレーヤーを優遇してきたのは、その方が利益になるというか、「がっぽり集客きっちりボロ儲け」を実現するには、それしか手段がないから。

課金者が落とすお金は物凄い額になるし、彼らコアプレーヤーの発言力はユーザサイドで最も強い影響力があり、ゲームの人気に直結するため、切るわけにはいかないのだ。

具体的には、廃課金者や廃プレーヤー意見ばかり取り入れるし、チーターはBANなどせず基本黙認するようになる。


話は少々脱線するが、艦これのようなブラゲで最もお金がかかっているのは、間違いなく実装や運営などの人件費

ガチFPSMMOなどに比べたら、ブラゲにかかる鯖や回線コストなんて大した額じゃないはずなので、鯖の増強が追いつかないのも含めて、全て人の問題と言える。

なので今後は運営の人件費も減らすだろうし、ますます声の大きいプレーヤー意見しか汲まなくなるだろう。


から艦これに対して文句がある人は、最低でも半年1000時間以上遊んで、廃課金してから苦情を言うことをお勧めする。

またチート技を使っているプレーヤーは、修正で使えなくなるまで使い続けてしまって問題ないだろう(ただし自己責任で)。

そうじゃないプレーヤーで愛想を尽かした人はさっさとやめればいい。

リアルブラック企業よりは苦しまずにやめられるだろうし。


しかし、まさか先日のイベで、ここまで馬脚を表すとは思わなかった。

それこそ「この予想が全部外れたらはてな退会してやんよwww」と言い切ってしまえるくらい、分かりやすい話だったというか。

 
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