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2020-10-14

anond:20201014000622

全部読んでない子供嫌いアラサーだけど子供は宝だと思ってる

子供はめちゃくちゃ苦手だけど子供産まないって決めてから他人の子供大切にしてる

子供産まないって生物的にも国民としてもクズだと思うし

子供って将来国を支える存在しかも今少子化だし

そう考えると世の中のママと子供を支えたいと思うようになった

みんなスクスク元気に育て

2020-09-10

クソデカ桃太郎

昔々、それはもうあきれかえるくらい昔。重箱の隅をつつくようなこの世界の片隅に

仙人のごとく白髪白鬚を腰にまで下ろした枯草のような顔のおじいさんと、

齢千年に及ぶ木の皮の表面のようにしわくちゃな顔のおばあさんが住んでいました。

おじいさんは大気圏を超えるほどそびえ立つ山へ芝狩りに、

おばあさんは大河のように広い川へ、一億二千枚の服の洗濯に行きました。

おばあさんが川で怒涛のように洗濯をしていると、

ドドドドドドドドドドドドドンブラコ、

ドドドドドドドドドドドドドンブラコと、

大河の両岸を削りながら超巨大な桃が流れてきました。

婆「おお、こいつは重畳(ちょうじょう)!!じいさんへのみやげにしてくれるわ!

おばあさんは超巨大な桃によってできた洪水を乗り越え、その桃を片手でつまみあげると一飛びで家へと持ち帰りました。

そして、おじいさんとおばあさんが桃を食べようと、対城用超超巨大白銀刃(しろがねやいば)で舞空術(ぶくうじゅつ)から天地開闢かいびゃく)切りで桃をたたっ切ると、

なんと中から家の屋根をぶち破るほどクソデカ男の子が飛び出してきました。

爺「でかぁあああい説明不要!こいつは神様からの超贈り物ぉ!」

子どものいなかったおじいさんとおばあさんは三日三晩踊り狂うほど大喜びし、二人は男の子をクソデカ桃太郎と名付けました。

クソデカ桃太郎は笑っちゃうほどスクスク育って、クソ強い男の子になりました。

そしてある日、クソデカ桃太郎が言いました。

桃「このちっぽけな銀河の端くれでクソ鬼どもが悪さをしているらしい。俺は惑星鬼ヶ島へ行って、悪鬼羅刹(あっきらせつ)を退治してくる」

婆「ならばクソデカ桃太郎。これを持っておいき!」

おばあさんは天界仕入れた黍(きび)を使い、地表の三分の二を覆い尽くすレベルの黍団子を作って渡すと、クソデカ桃太郎は、その九割を一口で食べると思い切り跳躍して宇宙へと飛んでいきました。

アステロイドベルトにまで到着すると、月くらい大きい犬に出会いました。

犬「クソデカ桃太郎、どこへ行く?」

桃「クソ鬼ヶ島へ、クソ鬼退治に」

犬「それでは、お腰に着けた黍団子!一つと言わず全部くれ!お伴してやろう!」

桃「貴様には一つだけで十分だ!」

犬は隕石大のきび団子を口に突っ込められ、桃太郎のおともになりました。

そして、アンドロメダ銀河を飛び越えると今度は木星くらいあるサル出会いました。

猿「クソデカ桃太郎、どこへ行く?」

桃「クソ鬼ヶ島へ、クソ鬼退治に」

猿「それでは、お腰に付けたきび団子!1つと言わずお前ごと食らってやろう!」

桃「貴様にはその辺の星で十分だ!」

サルは近くの星を口に突っ込められ、桃太郎のおともになりました。

そして、別の宇宙にまで到達すると今度は銀河系どころの大きさじゃないキジ出会いました。

雉「クソデカ桃太郎、どこへ行く?」

桃「クソ鬼ヶ島へ、クソ鬼退治に」

雉「それでは、お腰に付けたきび団子!1つと言わずこの世の全てを食らい尽くす!」

桃「貴様にはその辺の宇宙で十分だ!」

キジは無数にある宇宙の1つを口に突っ込められ、桃太郎のおともになりました。

こうして、イヌサルキジの仲間を手に入れたクソデカ桃太郎は、ついに一片の光もない虚無の底、全宇宙の始まり場所である「無」に存在するクソ鬼ヶ島へやってきました。

桃「惑星と聞いたが、まさか貴様らは」

鬼「察する通りだ。我らは全生命体の魂に潜む『悪』『欲望』『怨念』を司る鬼である

闇に巣食うは一兆一京(いっけい)を超えた無量大数の鬼。蛇蝎魔喝(だかつまかつ)にして、永劫不変(えいごうふへん)の、人の原罪

鬼「我らは人の数ほど存在し、ありとあらゆる欲求の渇望、競争を生む概念のもの!」

鬼「我らを滅するは全宇宙腑抜けにすること。繁殖欲求すら失うならば人の滅亡!それでいいのかクソデカ桃太郎!」

犬「こいつらは諸悪の根源にして等身大人間だと!?

猿「ば、ばかなぁあああああ」

雉「鬼は人。人は鬼。それもまた一つの側面ということか」

三匹の視線がクソデカ桃太郎に集まる。彼は今の一瞬で三千世界悟りを開いた。

桃「ふはははははははははあ!」

彼が手を叩くと、その衝撃が宇宙を超え、銀河を超え、ある惑星の、大河に佇む老婆の横に咲く、無数の花を揺らした。

桃「俺はこのために生まれたのかもしれん」

鬼「何?」

桃「なぜなら俺はクソデカ桃太郎からだ」

桃「かかれええええええ!」

クソデカ桃太郎と三匹は無限の鬼の大群に突っ込んでいきました。それはどれだけ時間をかけても終わらない戦いでした。無の外では、宇宙の滅亡と誕生を繰り返す輪廻りんね)の輪が広がっています生命が一つでも宇宙にある限り、鬼は滅ぶことはない――彼らはいしか互いに相反(あいはん)する概念として溶け込んでいきました。

やがて混沌とした無の中で一つの芽が生まれ、宙(そら)に向かって落ちていきます原初の海から数万億光年先へと飛び立つと大きな爆発を起こして新しい世界が始まりました。

岩が星となり、その地に生命が生じ、絶滅進化を繰り返していきます。知恵ある生物文明を興し、それもまた滅亡と勃興(ぼっこう)を数えきれないほど繰り返していきました。

やがて、束の間の平和を手に入れた人類男の子が言います

子「ももたろさん、ももたろさん、おこしにつけたきびだんごひとつわたしにくださいな」

そんな他愛のない昔話を読む姿を両親は優し気に微笑むのでした。

今、本当のクソデカ桃太郎はどうしているのでしょう?

そう――彼らは今、かけがえのない善性となって全ての人間の心の中にいるのです。

https://youtu.be/FOhGVCAwW-A

親が愛してくれます

もうとっくに成人して久しく久しいのに。

これだけでも、生まれてきて良かったかなぁ、なんて思う。


私がこれまで知っていた「親」という人は、継母で、私の存在を知った時から、私が消滅するようにと日々願っていた。

それで私は、私が自殺したら「家族」が喜ぶのだと、ヒシヒシと感じながら成長した。

『「親」を喜ばせられない子供は悪い子供なのです。』

私が日々繰り返してきたリスカは、手首を切るとか肉体に分かりやすい傷を付けるなんかじゃなくて。

自分の心を自分で押し潰し押し殺し、自分の魂を殺し、ボロボロで何も無い自分を更に切り取って、何の不自由もない「家族」のために捧げ続けることだった。

そんなんで、生きることなんか、当然、できる訳が無くて。


生きられない私は、やがて「家族」罵倒され嘲笑されて。

ボロ雑巾存在最後までボロ雑巾しかなかった。


両親と家族愛情を一身に浴びて、スクスクと育つ腹違い兄弟にとっても、両親が嫌がる私の存在は許せないようだった。

同じ「両親」の光と陰を彼らは知らなくて、知る必要もなくて、「両親」の陰を一身に投影した私を殊の外、蔑むのだった。

兄弟平等にする方針」と「両親」は言うなかで、彼らは同じ家の中にいながら、別世界生物だった。

いや、私こそが別世界エイリアン

心象風景は、室内で団欒する家族暖かい光を、夜毎、暗い外にある見すぼらしい死ぬ小屋から私は独り眺めている、そんな感じ。


本当に私は生きられなかった。

それは、とりもなおさず、全て私自身が悪いのだ。「誰も」がそう思っていた。「家族」もそう思っている。

きっと紛れもない事実でもあるのだろう。


しかし、そんな私のままで、今は多分、生きかけている。

私を愛している実の親に出会たから。親が私に「生きて」と思ってくれているから。

それで今や、私は他人を愛すことすらできるようになった。

いや、下手な新米から、他の人に比べれば、きっと、あんまり愛せて無いけど。

辛く思う時があっても、それは一瞬たまたま雨雲の下に居るだけだと知っている。

闇の中で闇しか知らなかった時、実は私のための光が常にあったのだから

ただ、私にその光は届いていなかっただけで。在り続けていたから。


この愛を人生の初めからずっと、当然に受け続けてこれる普通人達を思うと、ああ。

ため息が出る。素晴らしいんだね、人生は。

2020-07-30

親にインターネットをやめさせてくれ

身バレ覚悟で書いてます。昔、親がネトウヨになっててヤバいみたいな記事を読んだのですが、その逆みたいなやつです。

元々両親ともに政治に関心が高く、幼少期はサンデーモーニングを見るためにチャンネル権を奪われ、プリキュアが見れなかった。まあ、政治の話するのは自由だし(プリキュアが見れないのは嫌だけど)いっかとは思っていた。幼〜高とスクスク育っていった私だったが、小学校高学年の時に「インターネット」に出会った。当時の私はインターネット情報をすぐ鵜呑みにしてしまい、掲示板に溢れる陰謀論のようなものもすぐ信じてしまい、親に話してしまった。(今となっては黒歴史である)その度に親は「インターネット情報は嘘が多いんだから、気をつけなさい!」と言っていた。

数年が経ち、私はTwitterを始めた。最初は使い方がわからなかったが、今では慣れ、オタクトークを楽しくやっている。そんなある日の事だった。両親がFacebookを始めた。

まあ、両親共趣味がある人だったのでそういう趣味のことを話すためなんだろうなと思った。数日後に父親が「面白い動画があるよ!」とタブレットを見せてきた。犬とか猫の動画なのかなと期待して覗いた。

……そこには文字けがゴテゴテと載った陰謀論を流し続ける動画があった。

「本当に首相のものだよな〜」父は笑いながら見せた。そうだね、と私はちょっと引き気味に同調した。

まあ、その時からそういう傾向はあったのかもしれない。

話は変わるのだが、私は幼少期から「人の悪口」を聞くのがメチャクチャに苦手だ。たとえ嫌いな人だったり、悪人だとしてもその人の預かりしれぬ所で悪口を言うという行為がなんというかとても卑怯に思え、すごく嫌な気持ちになるのだ。

文字だけの動画を見た時、私が「嫌だな〜」と思ったのは、こういう事なのだろう。

数年後、私は家を出て働きはじめた。そしてこの2~3年前くらいになってから、勤務先が近いとの理由実家に住むことにした。実家に帰ると、親がTBSラジオにどっぷり浸かっていた。朝から晩までラジオによる政治愚痴を聞かされ、部屋に籠ったり出かけることが増えた。食卓でも政治愚痴政治家の悪口を聞かされた。同調しないと、納得するまで反論された。

正直しんどかった。いや、全てが全て逆の考えを持ってるとかそういう訳じゃないけどあいちトリエンナーレの件では「一方の政治的な主張ばかりするのはどうなの?」と言ったら、同意するまで「今までの安倍政権が…」「歴史的もの無視するな」と言われた。福祉とかそういうのに関してはわりかしまあそうだよな…という気がしたけど、めちゃくちゃな事を言うこともあったので話を逸らしたり同意をしながら過ごした。

また、両親が特にキレていたのが「NHKはアベのことばかり報道する」と言う点だった。いや、完全にお前の認知バイアスだろ……と思っていたが、そうだねと同意するしか無かった。

そのうちに母親Twitterを始めた。「政治情報収集をするから」との事だった。いわゆるROM専とのことだし、スマホ関係に疎い母親のことだからオタクアカウント(下ネタとかBLのことしか呟いていない)が見つかることはないだろう、と思ったが怖かったので、こっそり盗み見してアカウント特定した。初期アイコンかつ初期id母親アカウントは、ネット論客や偏った報道で有名なメディアが。いいね欄にはツッコミどころ満載のアベアンチの漫画があった。

親の気持ちはわかるし、今の政府不安気持ちも分かる。森友問題とか説明しろよと思うしね。だからといって、コロナの件で経済医療も回すのわりと無理ゲーなのに、四六時中ずっとそういう話を聞いて共感して同調して不満をぶくぶくと膨れ上がらせている人にもなりたくない。というか、不満ぶくぶくクリーチャーに親がなってしまっているのがとてもしんどい

これをもし親がみているなら、インターネット政治的な考えと少し距離を取って欲しい。まず、穏やかな気持ちになって欲しい。あなたが不満に飲まれ必要は無いんだ。

穏やかになったうえで、ダメなことにはダメと抗議してくれ。

2020-02-19

パパ活成功者ってやっぱいる訳でしょ

年収億超えで優しくて自分の将来まで考えてくれる人生のエンハンサーみたいなパパに慈愛を受けながらスクスク育ってる女もいるんだろ?

そんなパパなら俺もアナル差し出せるんだが…。

2020-01-28

ねこしごと

おとそ気分もすっかり抜けて、日々の生活平常運転に戻っている今日この頃

きょうだいスクスクと成長されている。

こちらに住まいを移された日から比べると、体重はお二人とも700グラム増えられた。

1週間に100グラムずつ、この分だと1年、52週間後には恐ろしい大きさになりそうである

また、体が大きくなり行動範囲が広がっているごきょうだいは新しい任務従事されている。

すなわち、「目につくものは落っことせ」である

カウンターキッチン上のメモ帳ボールペン洗濯バサから

机の上のメガネレシートコースターなど

落とさなければならないアイテムは多岐にわたる。

手でちょいちょいと控えめに追い詰めつつ、カタンと確実に、しかクールに落としていく。

綿棒を落とされた後は、さすがに満足そうなお顔をしておられた。

いつまでこの任務に励まれるのか、また新たな任務がいつ増えるのか

きょうだい多忙にならないよう少し不安な日々が続く。

2019-10-10

不妊治療マウンティングいいっすか

自分結婚してすぐ夫婦ブライダルチェックってやつやったんすよ。子ども可愛いし欲しくね?て。ならちゃん検査しといたほうがいいじゃんねって。

そしたら旦那のほうが引っかかったんすよ。精子ぜんぜん動いてなくね?って。いるにはいるけどほぼ死んでんじゃんウケるて。

で、お医者センセに自然状態での妊娠はまず不可能っすねって言われて、まじかよーて。ちょーショックで。

でもまー不可能なら科学の力借りるしかないじゃんねって専門のクリニックいったんすよ。

顕微授精ってゆー、たまご精子を直接プチュって入れるやつしか方法はありませんってなったんだけど、ちょーラッキーだったのはウチがばちくそ健康だったこと。AMH実年マイナス10歳分はあるし検査結果はオールA。

採卵てやつやるとき注射器たまご採取する様子がモニターで見れるんだけど、担当のせんせーもう入れ食い状態注射器でチュッチュチュッチュ吸ってく。結果見た看護師さんが「すごく取れましたね」て言うくらい。よかったよかった。

そのあとは培養師さんが注射器おたまじゃくしIN。旦那も直前までトマトちょー食べまくってがんばってくれたのでそれなりの数のおたまじゃくしは確保。途中でザセツしたたまごちゃんもたくさんあったけど、なんとサッカーチーム(補欠込み)ができるくらいの数は凍結できることに。看護師さんまた「すごいたくさんできましたね」て。すげー。科学の力まじすげー。

そのあとたまご凍らせてまたお腹に戻す移植ってやつするんだけどこれまた一発で成功特に大きいトラブルもなく天使爆誕。いまもスクスク育ってる。

ちなみに治療スムーズじゃないと、この最終フェーズの顕微授精でも、採卵でたまごが取れない、取れても1個2個、せっかく取れても育たない、育って戻しても着床しない、着床しても育たない、育っても流れてしまう等々、弊害がたくさんあったりする。

そうなると、不妊治療の界隈だともはや自分は仲間ではないらしい。男性不妊で大して検査もしてなくてAMH高くて治療期間も短かくて子供も生まれてると、ツイッターフォローもしちゃだめと。まあそらそうよな、とは思う。

最近 #不妊治療費が保険適用外っておかしくね てタグが盛り上がってたので応援しようと思ったけど、本垢では「オメーの席ねーから」だったのでここで放流。

2019-08-14

姪っ子の性格が少し心配な話

妹はデキ婚して姪っ子が生まれた直後すぐ離婚して実家に帰ってきた。

俺は妹の言い分しか聞いてないか実態を全て把握してる訳じゃないが、まぁ元旦那はロクでもない男。金銭面もだらしなく貯金はほぼゼロ家電家具を揃える資金生活費は全部妹の貯金こちら側実家負担家族ほったらかして飲み歩きは日常茶飯事。食べ物は平気で粗末にする(支援のつもりで送った米袋、中身が半分程残ってるのにゴミ袋にしてやがった)。

付き合ってられないという事で離婚する時も「娘に会う気はない」「だから養育費も払うつもりはない」とのこと。妹も俺の両親もそれを承諾。

俺はその話を聞いて反論。「養育費は親がどうこうではなく子どものために受け取るべきでは無いのか。妹や両親が向こうと関わり合うのが嫌だってんなら俺が代わりに裁判したって良い」と。しかし返ってきた返事は、その必要はない、とのこと。曰く「養育費だろうが何だろうが、あんクズと金輪際関わりを持ちたくはない」。要はそこまで言わしめる程のクズだったってこと。

さて、姪っ子はスクスク育って現在4歳。俺は今実家を出てるから姪っ子に会うのはひと月かふた月に1度。会うたびに成長してるのが嬉しいし可愛い。その反面、やんちゃすぎる性格不安がよぎる事がある…。

というのも、結構暴力的で口が悪い。機嫌が悪くなるとすぐ手が出るし、平常時にも面白がりながら手を出す事がある。そして注意されたり咎められたりすると、まず言い訳からまりその後は罵詈雑言の嵐、最終的には暴力

そして食べ物も粗末にしがち。出された料理を残したり、あれ食べたいと我儘を言う割には一口食べてもう要らない、と言う事も多い。

幸い幼稚園問題等は起こしておらず、給食もよく食べるし、外では比較的良い子にしてるらしい。内弁慶な感じなのかな。

もちろん「子どもはそんなもんだ」と言われればそれまでのこと。今後の教育次第で落ち着いて行く可能性は十分あるしその努力はしていかないといけない。

でも頭をよぎるのは、やっぱり元旦那クズっぷり…血、なんて安易な考えしてる自分自己嫌悪する事もあるんだけど、なかなか不安が拭えない。ウチの家系はどちらかというと物静かな性格で、俺たち兄妹を育てた両親も姪っ子の事を「あんた達の時とは似ても似つかないほどやんちゃで多動的」と評価してる。その持って生まれ性格が、今後元旦那のように悪い方向に働かなければ良いけど…将来的に家庭内暴力を振るうようになったりね。妹や両親は姪っ子の事を1番に考えてるけども、俺は妹や両親自身の事も心配だ。

養育費は得られない、妹は非正規で働きながら姪っ子の面倒を見てかなきゃならない、両親も現役で働けるのがあと何年になるか分からない。性格面以外にも姪っ子を取り巻く環境不安なことばかり…ただただ、健康に、元気に、まっすぐ育ってくれる事を祈るばかり。

読みづらいし意味分からん文章なっちゃって申し訳ない。実家に帰るたびに頭をよぎる事を取り留めもなく吐き出した話。

2019-06-17

行き場がない

ただ母の興味が欲しかった。

ただ幸せになりたかった。

私には2つ下の弟がいる。10ヶ月になったばかりの頃、父の不注意で弟は頭を強打し、一時期は生死の境を彷徨った。一命を取り留めたが、重い麻痺知的障害が残った。一度とて歩くことも話すことも出来ず、今も体だけが20歳に成長した赤ん坊のまま。

母はこの不憫な弟が可哀想でたまらないらしい。

弟の件があり両親は離婚した。私たち姉弟は母に引き取られた。母には仕事があり、障害を抱えた弟の世話はとてもじゃないが見れなかった。幸いにも面倒を見てくれる施設が市内にあったので、弟はそこに入所した。母は、平日は仕事をこなし、土日には自宅へ弟を帰省させたりしていた。母はとても頑張っていたように思う。しかし母はとてつもなく不器用だった。仕事と弟の帰省。これ以上に何かをこなす事はキャパシティオバーしていた。平日は仕事に疲れ帰ってきて、土日は弟の帰省時間が潰れる。当然家はメチャクチャゴミも片付かず、ご飯は出来合いは当たり前、次の日着る制服は夜に洗濯を回すから乾かず生乾きだった。アイロンなんてかけてもらった事ない。私は鍵っ子で、8時近くに帰ってくる母を1人待つ生活高校卒業まで過ごした。夜や休日であっても母との会話はなく、母は私に興味がないようだった。それもそうだ。母は家族を養うため無我夢中だったし、五体満足の私よりいつまでも手のかかる弟の方が心配だ。幼心より、母に迷惑をかけては行けない、弟が辛い目にあってるから私は甘えては行けないと思っていた。私は自分のことは自分解決する癖がついていた。それに身の回りのことは自分でやりなさい、が母の方針だった。しか方針だけで、教育には意識が向かなかったようで、箸の使い方や横断歩道渡り方、人への挨拶、身嗜みは全て学校、叔母や従兄弟から教えられた。そもそも学校とはそういうところだし、母に世のルール全て学ぶなんてことは私も求めてはなかったが、それでも母から何か教わるなんてことは小学生の時はなかったように思う。そもそも会話が少なく、抱きしめられることも、手を繋いで歩くことも、一緒に歌を歌うとか、そんな親子の思い出が少なく、教育として受けるものも無かった。無関心、ではないけど関心が低い。ネグレクトまではいかないけれど、放置気味。よく自分社会ルールを知って育ったなと自分ながらに思うくらい母からの低関心が酷かった。

話が少し逸れるが、私は少し発達障害の気がある。小さい頃から忘れ物が多く、人とのコミュニケーションが下手くそで、いつも遅刻ギリギリ。でも言い訳をさせて欲しいが、それは親のフォローがあってこそ治るものではないのか。宿題を見てもらったことは一度もないし、忘れ物チェックもない、遅刻は親も常習犯。母と会話しないかそもそも話し方を教わっていない。その気になれば発達障害テストもできるけど、私はこれを不教育による弊害だとして受診を避けている。いや、まあ、単に診断されたらダメージが大きすぎることもあるけど。

イジメられても、不審者に会っても、テストの点数が悪くても、親に相談できなかった。だが自分解決できず、限界が近くなった時、もう学校行きたくないと泣いて親に話したことがある。その時の母の顔と言葉は忘れられない。

「アンタまで、私にどこまで迷惑かければ気がすむの!!!

今まで母のため弟のため自分を殺して生きて、辛いことを悲しいことも抱えて、でもやっぱり母の愛が少ないことから生じる人格の綻びがイジメにつながったと思う。なのに、助けを求めることすらしてはいけないのか。母にとって私は、何か問題が起こるだけで迷惑存在なのか。

それから十数年経って、私は成人して医療系の職種につくことができた。母は仕事を続け、弟も変わらず体の大きな赤ん坊。母の関心は相変わらず弟。成人したので私への関心はさらに減った。母をご飯に誘っても疲れているから嫌だ。遊びも同様。ご飯を作れば冷蔵庫にあるお弁当を食べ、私の手料理には手をつけない。

なにも変わらない。あるといえば、私は彼氏が出来て依存先を変えた。彼氏は優しく、私のことを大好きでいてくれて、いつも私のことを考えてくれている。嬉しい。誰かにこんなに思ってもらったことは初めてだ。聞けば彼はご両親の元、一人っ子としてスクスクと育ったようだ。通りで自信に満ち溢れ、愛は無償なことを知り、人生悩むことはあるけど2人なら幸せになれるよと語れるわけだ。

私はちゃんと彼に愛を返せているか。きっと返せていないんだろうな。彼はよく私の態度を見て不安になるようだ。ごめんね。

フラッと立ち寄ったバーで知らない人から、「貴方言葉に棘があり、人を信頼せず、自分本心も隠しているね。そういう子は幸せになれないよ」と言われた。初対面の人にも分かるくらい、私は歪んでしまっているのだ。そのことを突きつけられた気がして、十数年来の気持ちがブワッと湧き出した。蓋を被せてきた感情が夜毎に強くなった。

私をこんな人間にした全てが憎い。

私に興味を持たない母が嫌い。

母が私に興味を持てなくした元凶の弟が嫌い。

両親と仲良く休日を過ごす友人たちが嫌い。

なんの苦労を知らず日々楽しく過ごす同級生たちが嫌い。

私のなにも知らないのに好きだという彼氏が嫌い。

なにより、いつまで経っても親や環境のせいにして、自分正当化し逃げ続ける自分が殺したいほど憎い。

この感情には行き場がない。誰にも言ったことがない。言い方が分からない。彼氏にも友達にも、家族のことをなにも話していない。私は相当嫌な人間に育ってしまった。笑顔で話してる裏で死ねとすら思ってしまっている。

行き場がない。

私の理性が人のせいにするな、自己責任だろうとストップをかける。感情を飲み込んで、また明日から母に愛される弟を横目に、幸せになれない自分人生を歩まねばならない。

私はただ、母に愛され、そして幸せになりたいだけだったのに。

2018-09-20

anond:20180920011754

努力すると上の階層に行けなくはないんだけど、実感としてはその後歳を取るほどきつくなってくるんだよな。

上の階層に行くと、努力はみんなしてるから時間がたてばたつほどそこは平準化されて生まれ持った遺伝子とか育った環境とかの本人ではどうしようもないところでしか差がつかなくなってくる。

例えば今流行りのプログラミング能力とか、俺がどんだけ勉強しても中々馴染まなくて困ってるところをどうやって勉強したのか聞くと「小さい頃に親父に習って自然と身についたわ」みたいな反応が返ってきたりする。一事が万事そんな感じになっていく。

持って生まれた高い能力で幼少期から無駄な苦労をせずにスクスクと育ってきているか人間的余裕も桁違いだしね。仕事にはそういうところが効いてくるなとしみじみ思う。

最近研究で(参照先はいま見つけられないんだが)、生まれ育ちと後天的努力のどちらが人生成功寄与するかという研究があって、歳を重ねるほど親の能力で子の成功ほとんど説明できるようになっていくという結論だった。

2018-05-27

anond:20180526233213

そのままスクスク伸びて研究者になるやつもいれば、早々に勉強落ちこぼれるやつもいれば、最初から遊ぶことしか考えてないやつもいるさ。

2018-05-20

ある能力

 その青年特に際立った特徴もなく、かといって不真面目と呼べるような人間ではなかった。ようするに平凡な人物なのだ。ある日、青年がいつものように会社への道を歩いていると、突然、青年の心に語りかける声が響いた。

あなたは惜しいことをしている。あなたには時間をさかのぼ能力が生まれつき備わっているのだ。こんな素晴らしい能力を埋もれさせていたのでは実にもったいない

「そんなにいうのでしたらどうです、ひとつ証拠でも見せてもらえないだろうか」

「いいでしょう」

 そんな声がして、視界は一変して青年の部屋の天井へと移った。青年はベッドに横になっていた。

「これはどういうことだ」

 青年は首を傾げた。確かい会社への道にいたのだ。どうして自分の部屋に戻ってきたのか。これは夢なのだろうか。そう考えるのが一番自然だろう。青年は確かにベッドの中で横になっているのだ。

 しかし、青年テレビをつけて驚いた。なんと今日ではないか青年はいつも出勤前にニュースを見る習慣がある。キャスターあいさつをして、今日が何月何日なのかを告げる。すると不思議なことにほんの一時間前にみたものと内容がぴったり一致する。新聞の朝刊をみても確かに同じ日付…正夢になったとはいいがたかった。

「どうしてしまったんだ」

 しかしそんな青年の問いかけに答えてくれる人物などどこにもいない。答えられるのは…

「どうです…?」

 青年の心にまたもや声が響いた。

「これは信じるしかないようだな」

「分かっていただけましたか

「ああ分かった。それじゃあ早くそ能力を僕にくれないか

「ご安心下さい、その能力は初めからあなたに備わっているのです。戻りたい時間のことを強く念じていただければそれだけでよいのです。ちなみに先程やったのはあなた潜在意識に呼びかけて…」

「そうなんですか」

「ただし、注意していただかないとならない点が一つあります。それは残り一度きりしか使えないということです。それではよく時を考えて…」

 そこまで言うと、声は響かなくなった…

「これは素晴らしい能力に目覚めたぞ」

 青年は胸をワクワクさせ、この能力をどう使ったものだろうかと考えはじめた。

 それからも、青年は色々とこの能力の使い道を考えていた。そして考え付いた結果が、出来るだけたくさんの知識を持ち、もう一度過ぎ去った時をやり直すというものだった。はじめから何が起こるかを予め知っていれば、どうしたものかと考えられる。これから先、いつそんな事件があるか分からないのだ。そのような点に注意深くならなければ…

 青年はそんなわけで何事にも注意深く、積極的に、熱心に取り組むようになった。すべて未来のためにと思っての行動だが、青年のまわりの人間はその変貌ぶりにただ驚くばかりだった。あれほど平凡でパッとしなかった人間が、様々なことに情熱を注ぎ、そして意欲を持ち、いきいきと取り組んでいるのだ。友の中には、どうしたらそんなふうになれるのかと問いかけるものもあった。そんなとき青年は決まってこういうのだ。

「素晴らしい未来のためだよ」

 もちろんこの言葉意味するところはもっと別のところにあるのだが、その言葉に感動し自分目標を持って生きようと意気込むものもあった。

 しかし、やはりそんな目先だけの目標はいつまでも長続きするはずもなく、途中で音を上げてしまものほとんどだった。

 そんな生活を続けて数年たったある時、青年は重大なことに気がついた。それまでは知識書き込みという作業によって蓄えられたと考えていた。しかし、良く考えてみると過去に戻れるのは自分記憶だけなのだ。つまり、こんな紙っ切れに書き込んだところでどうしようもない。

 そんなわけで、さら青年の熱心さは増していった。記憶法を学び、なるべくたくさんの知識記憶に詰め込むことに努めるようになった。多方面のことに手を出し始め、ついには新聞社に転職した。そのほうが情報が入りやすいと考えたのだ。そして着々と成果を上げていった。

 いまや青年新聞社の社長にまでなっていた。青年としてはそんなつもりはなかったのだが、その熱心さやら積極性やら努力やら、他色々と認められ、驚くほどのスピード出世劇をやってのけた。世の中からも注目を浴び、いまやテレビにも度々登場する有名人となった。多くの業界知識人とも知り合いになれた。そうなると、入ってくる情報量もますます増え、青年にとっては嬉しい限りだった。

 能力に目覚めてから色々なことがあった。いまではそれを全て覚えている。これだけの知識があればそろそろ…とも思いもしたが、いざ能力を使おうとすると、もう少し待ってから使ったほうが賢明というものだと考えてしまい、知識は溜まる一方だった。

 もちろん青年もその間人並みに恋をし、そして結婚にまでこぎつけた。社会的地位は高いのだ。自分から求めずとも自然相手は寄ってくる。その中で互いに心惹かれる相手出会い、そして結婚した。青年はやり直したその時も、この人とまた結婚したいと考えていた。子供も二人産まれ、まさに幸せ絶頂といえるであろう状態になれた。

 気がつけばもう50代後半になっていた。青年はもう青年とは呼べなかった。青年は夕日が差し込む社長室の椅子に一人で腰掛けていた。

 どっと疲れた感覚、体内の節々が老朽を訴えていた。世間一般からみればまさに恵まれ人生だっただろう。幸せな家庭を築き、社会的には高い地位に就いている。子供らもスクスクと成長していく。

「さすがに疲れたな。そろそろあの若き日の自分に帰るとす…」

 しかし待てよ、いま思えばそんな事をする意味はあるのだろうか。そんな事をすれば、確かに今より遥かに多くの金や地位を手にすることだって出来るであろう。

 しかし妻はどうなる?会社は?子供は?この世界はどうなる?青年はふとそんなことを考えて始めていた。こんな寂しい事は今までなかった。今までやってきたことを全て捨て、全く新しい世界果たしてうまくやっていけるだろうか。そんな気力が果たして残っているのだろうか。

 突然秘書が部屋に入ってくる。そしてこう言った。

社長の奥様とお子様二人がたった今、交通事故に遭われまして…重症で三人とも助かる見込みは…」

 いよいよ決断に迫られたようだった。しか青年の心は既に決まっていた。青年はほんの数時間前に戻り、買い物に出かけようとする妻と子供らを止めた。もちろん事故も起こらずに済んだ。妻と子供らは不満の声を漏らしたが、青年はただ優しい微笑みを浮かべるばかりで何も言わなかった。妻はこんな微笑み方をする夫を見るのは初めてだと思った。

 その一年後、青年は長年の疲労などが祟り、病に伏しそして逝った。

 これで良かったのだ。人生なんて一度きりで十分だ。この世界を離れるなんてこれ以上の哀しみはない。最期青年はこういい残した。

「素晴らしい未来のために…」

2018-01-09

()をつけると読みづらい

あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました(むかしむかしの話)

おばあさんが川でせんたくをしていると(ちなみにおじいさんは山へ芝刈りに行った)、大きな桃が流れてきました(ドンブラコ、ドンブラコって感じで)

おばあさんは大きな桃をひろいあげて、家に持ち帰りました(家で食べるつもりだった)

そして、おじいさんとおばあさんが桃を切ってみると、なんと中から赤ちゃん(元気の良い男の)が飛び出してきました。

「これはきっと、神さまがくださったにちがいない」

おじいさんとおばあさんは大喜びです(おじいさんとおばあさんには子どもがいなかった)

おじいさんとおばあさんは(桃からまれ男の子なので)桃太郎と名付けました。

桃太郎は(スクスク育って)やがて強い男の子になりました。

 

__

 

適当に書いた(別の増田への返信のつもりだった)のが伸びて悔しい(嬉しい)

あとLispはもう見たくない(トラウマ

2017-12-22

anond:20171222004608

はあちゅうに関しては今までも童貞いじりは非難はされても止めなかったという経緯がある。

言い訳だらけだったりするしね。

彼女は『他人への共感』や自省みたいな能力がない。基本的自分を売る、自分のみ感じたことが彼女世界という所がある(最新の著作もそんなテーマ

から彼女童貞いじりをやめさせるには『彼女の中で「自分の要素」をいじられるのはこんなに辛いんだ』という事を彼女自身の中で感じるしかない、と思ってる。

彼女の中の世界ではネガティブな要素に対しても愛があれば大丈夫みたいなので行き遅れって言い続けたいと思うよ。

(いや、はあちゅうさんの行き遅れていく姿を見ると愛が止まらないですよ、まぁあれだけ一部男性へのDISを繰り返してたら男性観点結婚なんて考えられない、というのは当たり前ではある。が、それでもやめられない、そして行き詰まりつつある状況で次のキャリアを作ろうとする姿。傾きを変えると様々な色を見せてくれる万華鏡のような精神性は素敵です!このままスクスクと行き遅れて頂いて新しい地平を切り開いていただきたく)

2017-11-12

愛犬が死んだ

愛犬が死んだ。

もう5日前のことになる。貴重な体験だと思うので文字にしておきたいと思う。もう心の整理はついているので、慰めたりしてほしいわけではない。ペットを飼っている人の何かの参考になれば、同じ動物好きとして嬉しい。

親バカしかないが愛犬は「いい子」だった。お手、お座り、待て、伏せなどの芸をすんなり覚えた。散歩の時は自然と人の歩に合わせることを覚えた。おかげで足の弱ったじいちゃんの散歩にも付き合うことができた。じいちゃんの散歩は1人と1匹になり時間距離も伸びたようだ。散歩の時にはどんな犬と出会っても仲良くした。吠えられることはあっても、吠えるようなことはなかった。近所の飼い犬とはお友達になった。野良犬さえ、愛犬と何やらコミュニケーションをとっていた。当然、人当たりも良く、ご近所のみなさんに愛された。散歩中に、近所の小・中学生によく遊んでもらった。お前はいつも楽しそうだった。怖がる子も、お前がペロッと舐める笑顔になった。番犬としてもしっかり働いた。家族ご近所さん足音をしっかり覚え、聞きなれない足音にしっかり吠えた。本当にお前は理想的な飼い犬だった。

大きな病気もせず、スクスク育ち元気に生きた。年老いて体が弱ったが、それでも死の2日前まで日課の散歩を続けた。死の前日に、以前から弱っていた後脚が立たなくなって寝たきりになった。急激に食欲が落ち、水を飲むのもめんどくさがるようになった。それでも自由のきく上半身で、お前はいもの愛嬌を振りまいていた。家族の一挙手一投足をお前は見ていた。半日だけ有給を使って、ぼくが実家へ帰ってこれたのはこのタイミングだった。

夜には呼吸が苦しくなってきたようだった。自分で体勢を変えられないので、時々体を動かしてあげた。ただ、どうしても楽な姿勢は見つからなかった。それでも、一瞬は楽になるらしく、その間だけ眠っていた。最後の夜ゆっくり眠らせてやれなくて申し訳ない。でも、最後の夜を一緒に過ごしたことをぼくは忘れないだろう。ただただ生きようとするお前の姿があった。

最後の日の朝。とうとう上半身も動かせなくなった。僕が朝食を食べていると「自分にも分けろ」と甘えた鳴き声を出し始めた。でも、口元に食べ物を持っていってもお前は食べられなかった。精一杯の愛嬌だったのだろう。もう眼も鼻もきいていないようだった。ほどなくして意識も失われた。お前はお気に入りの、部屋の日当たりのいい場所眠るようだった。

母が仕事のために出かけた。その音が耳に入ったのか、お前は意識を取り戻した。最後の力を振り絞ってか、動かない身体を動かして窓から外を見た。いつも誰かが出かけると、窓から家族を見ていた。自分も連れて行って欲しかったのだろう。その気持ち最後最後身体を動かしたようだった。ほどなくして意識がなくなったようだった。最後の力を使い果たしたのだろう。ほんの少しの痙攣のあと、お前は旅立ってしまった。ぼくが仕事に出るわず10分前のことであった。帰省できたのはわず12時間程度だった。最期を見届けられるとは思っていなかった。最後に会えれば十分だった。おまえはいつも、本当にタイミングがいい。

僕たち家族は十分にお前の死を受け入れる準備はできていた。お前はそれだけの時間をしっかりつくってくれた。それでも涙が出てきた。どんな本を読んでも、泣ける映画をみても、泣いたことの無い僕が泣いた。たぶん、痛みや苦しみ以外の理由で僕が泣いたのはこれが初めてだろう。溢れ出る感情というものを初めて知った。

仕事のために家を出た。電車の中でも少し泣いた。職場仕事をした。いつも通り仕事をしたつもりだけど、今思えばそんなことはなかったのだろう。一人暮らしをする家に帰り、夕食を食べた。徹夜ということもあって少し疲れたので、近所のスーパー銭湯に行った。不思議なことに、いつもは混み合う銭湯が空いていた。露天風呂にのんびりとつかった。突然、涙が溢れてきた。30分ほど泣いていただろうか。色々な思い出が頭を巡った。

最後に、愛犬に思うことは「感謝である。本当に「いい子」だった。もともとは他の家の子になるはずだったのに、不思議な縁で我が家にやってきた。いつも家族のみんなを笑顔にした。イタズラをすることもあったけど。家族が成長し、それぞれの暮らしが始まっても、愛犬が家族をつなぎとめた。愛犬は家族の楔だった。

本当に「ありがとう」。それしか言葉がみつからない。

2017-09-18

超絶生命体カポック

我が家飼育して10年目のカポックの鉢植が台風で倒れた。

さっそく鉢植を起こしてやろうとするが、何回トライしても倒れてしまう。

よく見てみると、鉢植の下から太い根が何本も突き出て地面に根を生やしている。

今年はやけにスクスク元気に育ってるなぁとノンキに思っていたら、お前……。

鉢植に入れてあげた「観葉植物用の土」では飽きたらず、地面から栄養をもらっていたのか。

2017-07-26

パンダ名前でも考えるか

パンダ赤ちゃんスクスク成長しているね。僕のチンチンはまだだよ。

2016-11-29

ピチ太郎

むかしむかし、ある地方都市に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

 おじいさんはショッピングセンタービアードパパシュークリームを買いに、おばあさんはマジェスティで市営の温水プールに行きました。

 おばあさんが市営の温水プールで水中ウォーキングをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな五郎丸写真プリントされたニチレイ本格炒めチャーハンが流れてきました。

「おや、これは良いおみやげになるわ」

 おばあさんは大きな五郎丸写真プリントされたニチレイ本格炒めチャーハンをひろいあげて、マジェスティに乗せて持ち帰りました。

 そして、おじいさんとおばあさんが大きな五郎丸写真プリントされたニチレイ本格炒めチャーハンを食べようと袋をヘンケルス包丁で切ってみると、なんと中から元気の良い男の赤ちゃんヌルっと出てきました。

「これはきっと、ニチレイ本格炒めチャーハンにちがいない」

 おじいさんとおばあさんは諦めきれず食べようと頑張りましたが、どう頑張ってもこれは男の子だったのでやっぱり諦めました。

 そしてとりあえず大きな五郎丸写真プリントされたニチレイ本格炒めチャーハンからまれ男の子写真を撮ってとりあえずインスタに上げました。

おじいさんとおばあさんはこの男の子を育てることにし、二人の名前からそれぞれ2文字とってピチ太郎と名付けました。

 ピチ太郎スクスク育って、やがてやや性欲の強い男の子になりました。

 そしてある日、ピチ太郎が言いました。

「ぼく、鬼ヶ島へ行って、わるい鬼を退治(意味深)します」

 おばあさんに低糖質プロテイン団子やサラダチキンを作ってもらうと、鬼ヶ島へ出かけました。

 旅の途中の高速のサービスエリアで、ボディビルダーでゲイのイッヌに出会いました。

「ピチ太郎さん、ここはどこですか?」

「高速のサービスエリアです」

「それでは、お腰に付けた低糖質プロテイン団子を1つ下さいな。おともしますよ」

「は?」

 なんだかんだあってイッヌは低糖質プロテイン団子をもらい、ピチ太郎のおともになりました。

 そして、こんどは幹線道路の高架下でボディビルダーのサッルに出会いました。

「ピチ太郎さん、どこへ行くのですか?」

鬼ヶ島へ、鬼退治(意味深)に行くんだ」

「それでは、お腰に付けたサラダチキンを1つ下さいな。おともしますよ」

「いや別にこなくていいけど」

「あ、暇なんで行きますよ」

そんなこんなでまた一人おともになりました。

 そしてこんどは場末飲み屋街で元SM女王様キッジに出会いました。

あなた、どこへ行くの?」

鬼ヶ島へ、鬼退治(意味深)に行くんだ」

「それでは、お股に付けたキンタマを1つ蹴らせて下さいな。おともしますよ」

はい女王様…」

ドン

「ウッ…ありがとうございます

 こうして、イッヌ、サッル、キッジの仲間を手に入れたピチ太郎は、ついに鬼ヶ島へやってきました。

 鬼ヶ島では、鬼たちが近くのカルディからぬすんだ生ハムの切り落としやハニーローストピーナツちょっと高いチーズをならべて、酒盛りの真っ最中です。

クッキングシートに大麻を挟んでヘアアイロンで挟み、ワックス状の成分を抽出し水パイプで吸ってラリっている鬼もいます

「気をつけ!」

ピチ太郎が号令をかけましたがボディビルダーの二人は筋肉邪魔して気をつけの姿勢が取れません。

「まぁいい、適当に行って、適当制圧して帰るぞ。よし今だっ。」

 イッヌは鬼のアナルを舐めまわし腕を入れたり出したりしました。サッルは鬼のせなかを身体を使って丁寧に洗いました。キッジはムチで叩いたり 乳首に針をさして低周波治療器で電気を流したりしました。

 そしてピチ太郎もおちんちんをふり回して大あばれです。

 とうとう鬼の親分が、

「あぁあぁ"あぁ"あ"あ"ぁぁぁ」

と、恍惚の表情で逝きました。

 ピチ太郎とイッヌとサッルとキッジは、鬼から取り上げた生ハムの切り落としやハニーローストピーナッツちょっと高いチーズなどをハイエースつんで、元気よく家に帰りました。

 おじいさんとおばあさんは、ピチ太郎の無事な姿を見て大喜びです。

 そしてピチ太郎は、おちんちんプリンスアルバートというピアスをあけて幸せ暮らしましたとさ。

めでたし めでたし。

2016-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20160727101415

本当に1個前の増田しか読めないんだな。海馬を損傷してるとか何かなのか?

俺が言ってるのは最初に書いた以下の話だけ。悪いとか悪くないとかいう話も、義務などという話も、何を与えたいと思うかという話もしていない。

いっつも疑問なんだけど、自分子供の頃に与えられたかった体験教育文化自分じゃなく子供に与えてその子供がそれを当然だと思ってスクスク成長していくなんて我慢ならなくないか

それともやっぱみんな自分は満足するまで十分に与えられて育ったという自覚を持ってるから他人に与えようみたいな発想になるの?

http://anond.hatelabo.jp/20160727054734

http://anond.hatelabo.jp/20160727052335

いっつも疑問なんだけど、自分子供の頃に与えられたかった体験教育文化自分じゃなく子供に与えてその子供がそれを当然だと思ってスクスク成長していくなんて我慢ならなくないか

それともやっぱみんな自分は満足するまで十分に与えられて育ったという自覚を持ってるから他人に与えようみたいな発想になるの?

2015-09-16

田舎が好き

東京駅にいまつ。

みなさん気取ってますね。


オシャレな服

決まってる化粧

頭のよろしい会話


楽しいでつか?

嬉しいでつか?


劣った田舎者を心の中で笑い

自分優越感に浸る気持ちはどうでつか?


まれ境遇に恵まれ

スクスクぬくぬくと吸う甘い蜜はおいちいでつか?


自分は頭が良い

自分は美しい

自分金持ち


そんなあなたが1番毒汚れた糞の匂いしまつ。

2015-08-30

太陽がなければ園芸用LEDライトを買えばいいじゃない?

日当たり絶無の部屋、キツイ

とりわけ季節性うつ病患っている人間にはシンドイ。

健常者でもダウナーになる。

からeBayで園芸用LEDライト買って、天井に吊るしてるわ。

レタスとかヤワ植物育てる光源じゃなくて、ハッ◯がスクスクと育つ高出力のやつ。

太陽光スペクトルとほぼ同じだからマジで太陽買ったようなもんだね。

300Wで1万円(送料込み)。5WのLED電球を60個密集させたやつ。

バッタもん(specでは5W×60個だけど、実は1W×60個とか)には気をつけろよ。

6畳までなら300Wでカバーできる。

消費電力は140Wくらい(なんで300Wじゃないか説明するのは面倒過ぎるから省く)。

ちと消費電力高いけど、明るさに比べたらパフォーマンス良い。

この照明のおかげで正月は越せそうです(五体投地)。

医療LED? 光療法?

ありゃダメだ。

アホみたいに高い。

Amazonとかで売ってるけど、ボッタクリだよ。

消費者庁動かないのが不思議

園芸用LED欠点は痛くもない腹を探られることかな。

マトリ、うちには来るなよ。何にも出てこんぞ!

2015-07-16

弱い人間子供を産むな

子供を生む権利があるのは社会的強者のみである

このことを勘違いしている人間がこの時代にはあまりにも多い。

高度経済成長期の社会的強者にあふれていた時代感覚が抜けていないようだ。

そもそも野生の世界において弱いものが子孫を残せずに淘汰されるのは当然のことなのだ。

それが長い年月の間に歪み「子供を作るのは当然の権利」となってしまった。

これが大きな間違いである。

弱者子供を作れない。作った所で育てられない。

この余りにも当たり前すぎることを無意識化で否定するようになってきている。

これは誰もが子供を作れる(と思われていた)時代が長すぎたせいだろう。

人間は結局のところ経験によってしか人生を学ぶことが出来ないし、社会空気を感じることも出来ない。

そのため幼少期にそういった社会を生きた者達が大人となり社会的な支配層になると彼らの語る思い出話によって世間認識がズレてしまう。

そう、今の社会で語られる常識と現状の社会本来あるべき状態がズレているのだ。

子供を作ってスクスク育てて最後は看取られるのが当然の人生」という認識を今すぐ捨てよ。

弱者子供を生むな。

それは強者にのみ与えられた権利だ。

そして嘆くな。

弱者自分に子孫が居ないことを嘆くよりも前に、子孫を作れるような立場になれなかったことを嘆け。

そして万一子孫を作れたとしても、ソイツがまともに育つなんて思わないことだ。

歪な出発点からは歪なゴールにしかたどり着かないと肝に命じろ。

からいい加減「俺いいとしこいて家族がいないんだよね~」みたいな話を聞かせるのはやめろ。

聞き飽きたわ。

あと中身がないわ。

クソが!

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