……なるほど
個人的には、童貞問題ってまだ解決していなかったのか、と少し感慨深くなってしまった
単なる個人的な見解だが、要するに、童貞問題というのは、オールドミス問題に近いのではないだろうか
つまり、「異性に対して縁が無い(故に、性的魅力が無い)」というからかい方かなと思う
無論、「自分の意志で童貞を貫いている」あるいは、「自分の意志で結婚しない」という人が多数いるとしても、世間の目には一般論としてそう映る、という話だ
他にも例えば、男性が「ジジイ」と言われるよりも、女性が「ババア」と言われる方が辛いと思う
これもまた一般論として、男性の場合、力を持っていれば女性は集まってくるが、女性の場合、若さが性的魅力と結びついていることが否定しづらく、個人的にも言うべきで無い言葉だと思う(はあちゅうさんも「ババア」と言われたら、結構グサリとくるのではないかと思う)
ただ、一方、そういう差別問題というか格差問題というかグサリと来る現実を描いていくのが、文学でもある
名作「赤毛のアン」にしても、マシュウとマリラの兄妹のように、高齢童貞問題とオールドミス問題も入っている訳だが、それでも、後味が悪くない、というか、非常に爽やかな作品だ
では「問題は何か?」と言ったら、「悪い大人」というか、「大人がいない」ということなのかも知れない
米国がまだ日本より大人の部分があるとすれば、例えば、映画「40歳の童貞男」では、当然、40歳の童貞の男がからかいの対象になる訳だが、それでも周りの人間は何とか「一人前にしてやろうと(この表現が議論が分かれるのは分かるが、これも社会的な一般論として考えて頂きたいが)」、その男を応援する、だから後味は悪くない
多少、足りない部分があるとしても、許容し、何とか社会的に一人前に育てようとする社会が機能している、という話だ
(これも一般論だが、そうしないと、社会は存続できない訳だが……なので、現代の日本社会は「非常に存続の危機に瀕している」と個人的には思う)
日本の場合、童貞問題が立ち上がると、それを商売にする大人が出てきたりするのは良いのだが、後味が非常に悪い
童貞達は利用されるだけ利用され、食い物にされて、いつの間にか話題に上がらなくなる、つまり使い捨てられる
もちろん、童貞問題だけではなく、セクハラ問題も、むしろ、問題だけですらなく、ギャルの言動やネットの議論ですら、広告として消費され、全てが無意味化していく訳だが
(所で、そう言えば、シリコンバレーのセクハラ問題を取り上げたハリウッド映画って作られてないな)
というか、早稲田や慶応、電通、マスコミ業界、大体の問題の根源はある程度は推測はつくのではないかな
そして、「大人がいない、大人がいない」と言うが、「ではあなたはちゃんと大人をやっているのか?(20歳を過ぎたら一応、大人のはずだが)」ということにもなる
同情するなら穴を貸せ これに尽きる
はあちゅうに関しては今までも童貞いじりは非難はされても止めなかったという経緯がある。 言い訳だらけだったりするしね。 彼女は『他人への共感』や自省みたいな能力がない。基...