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はてなキーワード: 裁量権とは

2017-01-06

[] H26行政コメント

設問1

1.

裁量基準認定には、①要綱が行政規則であることの認定委任の有無・内容)、②「跡地防災保証考慮に入れて認可の許否を決する裁量」(採点実感)が知事に認められることの認定必要だと思う。

2.

◇と思ったらここで要件裁量認定が来た。

裁量基準合理性趣旨から認定したい。当てはめがいいだけにもったいない

参考「本件基準①、②それぞれについて、法令関係規定趣旨に照らし裁量基準として合理的かどうか・・・、検討することが求められる」(H27出題趣旨

個別事情配慮義務違反についても趣旨から認定したい。これも当てはめがいいのでもったいない

参考「裁量権濫用論の一般的な定式を挙げた上、関係法令趣旨を十分踏まえずに、『考慮すべき事情考慮していないか違法』、あるいは『考慮すべきでない事情考慮しているか違法』と平板に論じる答案が相当数見られた。」(H27採点実感)

設問2

1.

三段論法も守れているのでいいと思う。

2.

趣旨から規範定立もきちっとできてて好印象。あてはめもいい。

3.

◇ばっちり。言うことなし。

設問3

原告適格規範むちゃくちゃ省略されててわろた

◇何の利益侵害問題になっているかふわふわしている。今回ならDの林業利益問題ってことをきちっと書いた方がいいと思う(法33条の4も引けるし)。

参考「X1とX2について、それぞれの保護対象となり得る利益について正確に書けている答案は思いの外少な〔かった〕」(H23実感)

2016-12-11

[] H27行政コメント

設問1

2.

(1)

処分」のあてはめをしよう。

(2)

「重大な損害」は趣旨から解釈できるといい。趣旨取消訴訟執行停止とのすみ分けだそうな。

設問2

0. 論述の流れ

(0) 本件命令要件

仮定:[Ⅰ] 本件基準が法10条4項の技術上の基準に当たる、ないし、[Ⅱ] 本件基準考慮に入れて「安全であると認める場合」の判断をする要件裁量が認められる。

結果:本件基準の①②を充足しないことが要件となる。

検討:[Ⅰ]⇒ほんとに当たるの?、[Ⅱ]⇒そんな要件裁量あんの?本件基準合理的なの?、これらをクリアしたとして「安全であると認める場合」のあてはめがおかしいんじゃないの?

(1) 本件基準が法10条4項の技術上の基準に当たるか。

(2) 本件命令に関して、本件基準考慮し得る要件裁量が認められるか。

(参考:「跡地防災保証考慮に入れて認可の許否を決する裁量」〔H26実感〕)

(3) もっとも、裁量基準法令関係規定趣旨に照らして合理的でなければ考慮できない。

(不合理な裁量基準考慮してなされた命令は他事考慮による裁量権の逸脱〔30条〕となる)

(4) さらに、機械的適用してはならない。

機械的適用すれば考慮不尽による裁量権の逸脱又は濫用となる)

設問3

特別犠牲侵害行為財産権に内在する社会的制約として受忍すべき限度を超えて財産権本質的内容を侵すほど強度なものである場合

2016-07-28

なぜリアル系ロボットアニメは少なくなったのか

リアル系スーパー系境界曖昧なのは理解しているし、スーパー系の中にもリアル的な要素を持った作品があることは承知しているが、それでも全体としてリアル系が少ないことは事実ではないだろうか。特に完全新作オリジナルリアル系ロボットアニメとなると、下手をすればコードギアスまで遡ることになりかねない。

リアル系の人気がなくなったわけではないはずだ。(リアル系代表格たる)ガンダムマクロスでも、なんだかんだで新作は歓迎されている。にもかかわず、近年の野心的といっていい新企画の数々が、ことごとくリアル系を外しているのは何故なのだろう。

ひとつ考えられるのは、リアル系土俵で戦えばガンダムには勝てないから、あえて捻った企画を上げている…ということである。そうしないと企画が通らないのかもしれない。あるいは、ガンダム登場以前のスーパーロボットに親しんでいた人たちが、上のほうで裁量権を握るようになったのかもしれない。

どうあれ、リアル系ロボットアニメの新作を、どうかまた作って欲しいものであるスパロボの主役機も、最近スーパーっぽいのが多いので、リアル系選択できるようにして欲しいものである。よろしくお願いします。

「どういう基準リアルだとかスーパーだとか言ってるんだ」と突っ込まれそうなので、私が考える「リアル系」の定義を書いておく。

マジンガーZのように、ロボット世界に数少ない特別存在として、スーパーヒーロー的に扱われている作品エヴァンゲリオンのように、ロボット機械ではなく生物的な存在だったり、ファンタジー的な不思議な力を持っているような作品。それらを除く、すなわち「(主役機も含めた)ロボットがただの機械として作中世界に広く存在している作品」が、私の定義するリアル系である

ただし、この定義について納得してもらいたいわけではない。あしからず

トラバアルドノアとアルジェヴォルンに加えてシュヴァルツェスマーケンシドニアの騎士あたり。

シュヴァルツェスマーケンシドニア原作きじゃないですかー

この手の界隈が原作もの忌避する傾向があるのが我ながら謎である

原作付きを忌避してるのではなくて「オリジナル作品特に少なくない?」という話に原作付きを挙げて「あるじゃん」という人がいたからですよー

翠星のガルガンティアとかはどっちよ

宇宙人オーバーテクノロジーで作られたロボットが一体だけ地球にやってきて人々を守る話」だと認識しています

増田定義だと水道橋重工のクラタスはまだ量産化されていないかスーパーロボットだということになってしまうのだが。

もし今、宇宙人が攻めてきて、まだ量産化されていないクラタスがたった一機で戦うのを描けば、それはスーパー系ロボットアニメでしょう。

クラタスが量産されて兵器化して各国軍隊に配備された世界での戦争を描くのであれば、それはリアル系ロボットアニメだと思います

スパロボ辺りから流行った「リアル」って概念は厳密に適用するとほとんど残らないぞ。

ガンダムリアル系に含まれる程度の緩さ」を維持しないかぎりは、

キャタピラのほうがリアル」とか言い出す馬鹿が出てきちゃうので注意しなきゃですよね。

2016-07-21

僕は、社畜として死にたかった

僕は何のスキルもなく頭も悪いコミュ障デブ不細工でまさにゴミクズなんだけど、自分が売ってる商品のことはとても好きだ。

色々出来ないことも多くて不便なとこもあるけど、すごいことが出来る商品なんだ。

僕はゴミクズ自分自身の代わりに自分の売っている商品自分自身として思い込んで、そうして人生ではじめて自己肯定感を覚えることが出来て、本当に毎日しかった。


商品の改良プロジェクトが始まって、僕はとても嬉しかった。

すごい商品だけど色々出来ないことも多くて歯がゆい想いをしていた。「出来ないこと」はいつも同じだからだ。この点をクリアしたらもっと売れるのに、もっと使いやすくなるのに、って。

僕が入社した当時の上司は、商品の改良をほとんど諦めていた。そんなコストがかかることを口に出せる空気ではない、と上司は思っていたように記憶している。

から僕も、改良は出来ないという前提でいた。僕の上司も辞めてしまって、たくさんのひとがいなくなって、結果的に、僕みたいに何にもできないクズでもそこそこの裁量権を持てるようになったんだけど、大幅な改良は出来ないと思い込んでいたし、でも何か変えなければいつか時代遅れになって全く売れなくなってしまうだろう、という焦りが常にあって、僕はそれをとても恐れていた。僕にとっては、やっと意味を持ち始めた僕自身価値が再びゼロになることと同義だったからだ。

から、改良に着手出来ることが決まって、僕は本当に嬉しかった。本当に嬉しかったんだ。


そして、そのプロジェクトが取りやめになってしまった今、僕の毎日はまた無価値ものに戻った。

取りやめになったのは、僕がやっぱりコミュ障仕事ができなかったことが原因の1つ。いや、僕ごとき経営判断材料の1つになったなんておこがましいかあなた担当でなくても取りやめていた、と偉いひとは僕に言った。それは自暴自棄になった僕を慰めるために形式上発せられた、発することを強いられた空虚言葉だったような気もするし、結局のところお前に出来ることなど何もなくお前の存在はまったく影響を及ぼさないのだ、という正当な評価あるいは本心から感想だったような気もする。

いずれにしてもプロジェクトは取りやめになった。僕はお情けで仕事を辞める猶予をもらって、まだ仕事を続けさせてもらっている。


作業自体プロジェクト開始前と同じなんだけど、だからこそ、毎日地獄だ。

すごい商品だけど色々出来ないことも多くて歯がゆい想いを毎日するんだ。この点をクリアしたらもっと売れたはずだった、もっと使いやすくなるはずだった、と、僕にもっと価値があれば実現出来たはずの未来を想いながら、自分自身の無価値さを思い知らされ、それらすべてを押し隠し、笑顔をとりつくろってクライアントに惰性で商品を売り込む。なんとむなしいことだろう。無価値な僕にはぴったりな仕事かもしれない。

そもそも無価値な僕に認められたのは、仕事を続けることではなく、仕事を辞める猶予だ。来年5月納品の案件について、担当欄に僕の名前を入れて見積書を作る。その頃たぶん僕はこの会社はいないが、たぶん商品自体存在するだろうから問題はないだろう。




あのとき仕事をやめたくなかったけど、やめないことで僕に何か出来ると勘違いしてたみたいだ。

ただでさえ仕事が出来ないくせに、このところずっと仕事が手につかなくて、なんでこれで給料でてんだろ、って、いっそ不思議だ。

あのとき辞めてた方が、この商品にとってもよかったんだろう。僕がいなくなれば、もっと頭の良いひとが受け持ってくれてきっともっと良いものにしてくれるに違いない。

僕は、社畜として死にたかった。

価値な僕自身から目をそらして、思考を停止させた社畜のまま死にたかった。

なんて贅沢な苦しみなんだろう、さっさと死ねばいいのに

2016-07-18

大企業ベンチャーの違いについて真面目に返信してみる。

前提

元増田ベンチャースタートアップ定義が非常に曖昧なので、ひとまず以下のように定義してみるね。

元増田はここには書いていない中小企業区別できてない部分もあると思うんだけど、そこについては僕が詳しくないからここでの説明は省きます

大企業:数百人以上の上場済、もしくはそれに類する企業

ベンチャー:数十半ば〜数百人規模の上場を目指す、もしくは上場直後の企業

スタートアップ:数人〜十人程度の上場、もしくはバイアウトを目指す企業

また、この日記以外にもそれっぽいアドバイスをしてくる人はいるけれども、どれが正しいのかはこの日記も含めきちんと自分判断してみてください。

教育制度

大企業

教育制度がきちんとしているところは多いというのは事実

ただ、それが本当に将来役に立つのかはまた別の話なので、自分が興味のある企業の人に研修の内容やそれがいか業務に役立っているのかは聞いた方が良いんじゃないかな。

僕は周りに転職考える人が増えてきた年齢なんだけど、大手にいった友人の多くは自分スキル不足を不安に思っているよ。

ベンチャー

ないところもあるが、研修に力を入れているところも多いですよ。

以下は最初定義した規模とは少し異なるしエンジニア研修に寄っているけど、空気を捉えるためには参考になるんじゃないかな。

明確なフレームワークがない企業であったとしても、試行錯誤しながら良い研修を作ろうとしていく感じ。

http://zerotsuku.hatenablog.com/entry/2015/11/02/010421

これも、自分が行きたい会社の人に話を聞くのが一番だと思う。

ただ、教育とか研修とかの内容を気にしすぎているな、という印象を与えると採用では不利に働く場面もあるかもしれない。

やっぱり、とにかく会社事業を成長させたいです!という人が採用されやすいから。

スタートアップ

ほぼないと思った方がいい。

即戦力が求められるので、自分努力で成長を掴みとる!みたいなモチベーションがないならいかない方がいい。

働き方

※稼働面というのがよくわからなかったけど、おそらくこれを指す「働き方」というトピックについて答えるね。

大企業

そこまで頑張らなくてもしっかりと給料がもらえるという点は素晴らしいと思う。

あんまり潰れないし。

全国や海外支店がある場合、転勤が発生する場合があるからそれには注意してね。

ベンチャー

定時で帰る人もたくさんいるよ。

もちろん徹夜で働くような人もいるけどこれくらいの規模であれば強制されるようなことはないと思う。

上場を目指している企業ならなおさら

スタートアップ

遅くまで働いている人が多いけど、必ずそうなってしまうというわけではない。

ただ、もし自分創業するのであれば長時間労働覚悟しておいた方がいい。

給与福利厚生

※内容がかぶるのでまとめちゃうね。

大企業

初任給はたいして高くないけれども、家賃補助などによって使えるお金はわりと多かったりもする。

ローンが組みやすいっていうのもおっしゃる通り。

ベンチャー

初任給から高いところも昇給がしっかりあるところも多いから、行きたいところがあるならばきちんと調べるべし。

福利厚生の充実具合もまちまちなのでそこも含めて。

スタートアップ

新卒に限ると、給与は低いだろうし福利厚生ほとんどないケースがほとんど。

ただ、時期やあなた能力によってストックオプションをもらえる可能性もある。

将来の独立可能

大企業

コネクションを得られるって書いてるけど、例えば独立する際に助けになるようなそれを得られるケースはレアだよ。

大企業だと裁量権を持った仕事を任せられるまでに時間がかかるから、結局能力コネも30半ば以降でしか得られず独立するには遅きに失する、というケースも多い。

ベンチャー

ビジネスの回り方を間近で見られるという点において良い。

そういう雰囲気会社であれば社内起業という選択肢もある。

スタートアップ

サバイバル能力は得られるかもしれないけど、将来自分事業を大きくしたいのであればお勧めしない。

もちろん伸びるスタートアップに入っていれば色んな成長機会があるけど、それを見定めることを元増田に求めるのは酷だろうし。

特に絶対独立するという強い気持ちがないのであればなおさら

結論

率直に書くと文面から優秀さをあまり感じられなかったこと、独立志望度もそれほど高くないことから、それなりの規模の会社まったり働きつつ、空いた時間があればクラウドソーシング等で副業収入を得るぐらいがいいんじゃないかな。

育休や復職などの制度は大きい企業の方が整っているし。

今やるべきことがあるとすれば、実際に自分が興味のある業界企業の人に話を聞いてみることかと思います

元増田http://anond.hatelabo.jp/20160718081608

2016-06-03

普通のやつは大企業か堅実な中小企業に行った方が楽だと思った話


大学4年生。かなり出遅れたけどようやく重い腰を上げて就職活動し始めた身である

大学はいわゆる意識高い系

数社のベンチャーインターンプログラミングイベント開催・登壇。

最近よく思う。普通のやつほど素直に大手に行く方が人生楽だと。

昔は馬鹿にしてた。なんで出来る人ほどもっと自分のしたいようにしないのか、ベンチャー行けばいいのに、もっとさなところで働けばいいのに、謎だった。自分は一回就職活動したけどそのあと休学した身。一回目の就職活動は、30〜100名規模ぐらいのベンチャー企業ばかり受けていた。


大学までは、いい大学に行っていい企業に入るのが一番と教育されてきた。いわゆるいい子ちゃんである

指示を受けたものはそつなくこなせる、ルーティンワークが得意。

けれども、自発的に動け、もっと熱くなれ、情熱的にバイタリティもって、自分仕事を取って来い、アピールしろ



そういうところで働いてみた。無理だ。自分はレールをうまく歩いて行く方が得意だ。ようやく気付いた。


ゆとりなんだろうか。がむしゃらに頑張れない。70%の力でいることが楽。それが嫌だった。言い訳かもしれないけれど。




周りにも言われた、お前は大手向きだ、思ってたより情熱的じゃないんだな、やりたいことやってきただけなのにむしゃくしゃした。

大手にいる人が情熱的じゃないわけじゃない、でもやっぱりベンチャー大手で働いている人は志向が違う気がした。


ベンチャーで働いている人たちを見て、なんで薄給残業も多くて福利厚生もない、サービスが好きでもない、なんのためにこの人たちは働いているんだろうと。(ベンチャーでも給料高い所もあるけれども。)


大手なら給料が安くても、福利厚生もしっかりしてる、寮費が安いところもある、教育研修もしっかりしてる。

ベンチャー裁量権がある、成長できる、そのメリットデメリットと天秤にかけた時、自分大手の方がいいなって思ってしまった。


ベンチャー企業非難したいのかもしれないし、そうじゃないかもしれない、いい企業だってもちろんあるはずだ。でも日本を動かしているのは大手企業だ。

普通のやつほど夢を見るなと思った。しんどいしんどいしんどい自分に期待しすぎたんだと思った。


よくわからなくなってしまったのでここで終わり。

2016-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20160518100614

プログラマから裁量労働制ね」←わかる

人員少ないかユーザーサポート電話もそっちで受けてね」←やりたくないがまあわかる

電話サポートの受付時間は9時~20時」←おい裁量権なくなったじゃねーか

2016-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20160108111741

ただしイベント出展とか、時間裁量権がない場面で超過労働させられる時も裁量扱いになるので手当なし

ですよね、よくあります

2015-08-30

難民認定に関する法務省の決定に関して行政法観点から補足する

先日、難民問題を巡る法務省性格には法務大臣)の決定に関して、はてブ上で大きな批判がありました。行政司法の決定を無視することに対する疑義が生じていたのです。しかしながら、そうした見解は、日本における行政訴訟体系に関して、正確な知識を有していないことから生じる誤解によるものです。ざっくりと解説します。

1.行政行為と公定力

まず、難民認定申請を認める、あるいは認めないという決定をくだすことは、「行政処分」もしくは「行政行為」と呼びます。厳密には、両者の意味合いは異なると訴える学者もいます

さて、この行政行為は、「公定力」と呼ばれる非常に重要性質を有しています。どういった性質かというと、行政行為法律条例規定違反していても、権限ある機関正式にこれを取り消さないかぎり、法律上有効とされる、というものです。つまり、お役所の言うこと・やったことが間違っていたとしても、裁判といった、正規ルートでそのやったことを取り消さないと、お役所の言いなりにならないといけないのです。

一見すると理不尽なように見えますが、もし違法ならすぐに無効、という風にすると、みんなが勝手にお役所のやったことは間違っていると判断してしまい、収拾のつかない事態になってしまます社会の秩序を維持するためには、必要性質と言えるでしょう。そういう訳で、「行政不服審査法」及び「行政訴訟法」と呼ばれる法律に基づかなければ、お役所のやったことを否定できない、というルールがあります

2.行政訴訟

行政不服審査法は、裁判によらないものなので割愛します。以下では行政訴訟法にしぼって軽く解説します。詳しく知りたい方は専門書をどうぞ。

行政訴訟法は、次の六つの訴訟類型を想定しています

(1)処分の取消の訴え、(2)裁決の取り消しの訴え、(3)無効確認の訴え、(4)不作為違法確認の訴え、(5)義務付けの訴え、(6)差止めの訴え、です。(余談ですが、判例学説の積み重ねによって、権力妨害排除訴訟義務確認訴訟も、行政訴訟の在り方として含まれるのではないかとする見解もあります

本件で問題になってくるのは(1)になってくることは、その文言からも分かると思います

行政処分によって被害を受けたら、その処分を取り消すよう裁判所に訴えることができます。そして、取消判決が出た場合は、行政処分は初めからなかったものとして扱われることになり、処分がくだされる前の状態に戻ることになります。また、申請を拒否する処分が取り消された場合は、同じ理由で再び申請が拒否できないようになっています。専門的には、同一事情の下で同一の理由で同一処分をくだせない、と言いますが、これを、反復禁止効と呼びます。裏を返せば、仮に事情が変更していなくても、最初理由とは異なる理由で再処分をすることは許容されているとも言えます。そして、この考えが通説です。だとすると、本件の場合法務大臣事情が変化していることを根拠に同一処分をくだしたことは、道義上はおかしな話に見えますが、法律上は間違っていないのです。

そこで、本件では(5)の義務付け訴訟を起こすことが考えられます。これは、申請に対して拒否処分がだされた場合に、裁判所に訴えて、申請許可を無理やりさせる訴訟です。2004年に行政訴訟法が改正された際に付け加えられた、比較的新しい訴訟類型です。ただ、非常に強力な手段であることから分かるように、なかなかハードルが高いです。どれくらい高いかというと、拒否処分に対する取消訴訟も提起しなくてはならないし、勝訴するためには、その取消訴訟が認められるだけではなく、申請を認めないことが「裁量権の逸脱濫用」であると認められる必要があります。今後どういった訴訟戦略を考えているか分かりませんが、話題となっていた記事を読む限りでは、おそらく義務付け訴訟で戦うのではないかと考えています

3.最後

結局のところ、取消訴訟取消訴訟しかないのです。被害者不利益を受けることになった行政処分を取り消す、ただそれだけでしかないのです。したがって、本件において、行政府法の支配という原理無視している、と主張することは失当ではないでしょうか。現行法が上記の状況を認めている以上、これは立法政策問題と言えるでしょう。

参考文献

とりあえず、宇賀先生による「行政法概説II 行政救済法」を読んだら、行政訴訟法の全体像をかなり正確に細かく知ることができます。ついでに行政法判例百選もぜひ。

行政法全般なら、定番どころでは塩野先生の一連の「行政法I・II・III」ですね。一冊で済ませたい場合原田尚彦先生の「行政法要論」をおすすめします。

はいえ、これも厚いし法律書を読むのが初めてなら読みにくいかもしれないので、場合によっては有斐閣アルマの「はじめての行政法」をおすすめします。

2015-08-25

仕事で一番つらいこと

一緒に考えてくれる人がいないこと。

裁量権があるとかないとか、

自分の考えを言える雰囲気があるとかないとか、

そういったことよりも一緒に考えてくれる人がいないことが一番つらい

2015-05-28

裁量労働制本来あるべき姿

裁量労働制って、現状では

http://anond.hatelabo.jp/20150527032408

のように、残業代を増やすことなく、こき使うシステムしかなっていないんだよね。

集中して効率よく仕事すれば、労働時間を減らせるはずだと妄想している人もいるらしいけど、

ぶっちゃけ、8時間仕事を5時間で終えたら、経営者は追加の仕事を割り振るだけだから

絶対労働時間が減ることはない。

一方で、労働時間が増えても会社側のコストは増えないから、9-10時間分の仕事を振リたくなる方向にインセンティブが働く。

本来あるべき姿はどうなのかなって考えて思いついたのが、

週間定時労働制もしくは月間定時労働制。(たぶん、造語

週40時間分の労働時間をその週の中で自由裁量で割り振って働いてくださいといった感じの制度

今日は集中して12時間働いたから、翌日は4時間働こうみたいな働き方ができる。

時間の割り振り方に裁量を持たせれば、ほぼ確実に裁量権行使できるだろうし、

出勤退勤時刻が自由な割に、一定時間労働担保されるからまっとうな経営者にはありがたい制度だと思うのです。

日本でも普及しないかな。。

2015-02-17

孤独な酒

歳とともに自分裁量権が大きくなってきた。

ある部分では自分最高責任者となってしまっており、

自分決断が本当に正しいのか不安になる事もある。

でも自信満々で自説をぶちまけるしかない。すると皆も信じて従ってくれる。

誰も良し悪しの判断をしてはくれない。事の結果があるだけだ。

得体のしれない孤独で塞ぎこむ夜も多い。一人で酒を飲む日も増えた。

今のところ大きな失敗は少ないから今日も生き延びたと、及第点の酒で胃が熱くなる。

たった一部分で参ってる俺からしたら、経営者ってのは本当に凄いと思う。。

俺より強い酒で胃を焼いているのだろうか。一人暗い部屋で。

いや、経営者たるものはそもそもハートの強い人が多いのかも知れないな。

他人のことはともなく、俺は、何となく自分能力限界を超えた仕事をしてる気がするが、、、

明日こそは、よくやった!俺!と美味い酒が飲めるようも少し頑張ってみよう。

2015-01-22

転職って難しいかな

私は所謂IT業界で働いている今年の3月で34歳になる男。

元々は化学科の大学卒業して、ゴム部品製造をしている会社図面を書いていた。

ある時、設計から管理に移動して、CADのアドインを自前で作るようになり、プログラミングっておもしろいじゃん!と思い

転職を考えるようになったが、そんなアクティブ転職をすすめるようなことはしなかった。

結婚し、子供が生まれ、家を買い、まぁこのまま製造業していくんだろうなと思っていた矢先、会社経営が傾き希望退職者の募集が始まった。

会社からは残ってほしいと言われたが、千載一遇のチャンスだと思い、割増退職金無償就職支援会社斡旋をもって会社を辞めた。

これが2013年の5月(32歳)。

就職支援を得ていくつかのIT企業を紹介され、業界経験であるにも関わらず前職とほぼ同じ給料で雇ってくれた会社が今の会社

入社したのが2013年の7月。

この会社は、大手SIerの2次請を主な生業としており、細々と自社パッケージを取り扱う感じの従業員100名前後の会社

まず驚いたのは、求人票に「残業手当あり」と書いてあったので当然残業代全額支給だと思っていたが

内定書には「裁量労働制適用」とありみなし残業代が毎月10時間分つくだけだということ。

「これがIT業界というやつなのですね!」と、前職の製造業では考えられない条件を簡単に受け入れられたのは今でも不思議

入社してからおおよそ1年半、携わったのは1人から3人程度の小プロジェクトのみで、官公庁向けシステムの改造がほとんど。

しかも、言語はすべてVB系(6.0、.NEtVBA)、データベースアクセススーパーマイナーなみたこともないもののみ。

それでも、知らないことを初めてやるのは新鮮で楽しかったし、勉強にもなったが、最近なんか違う、このままじゃだめかも、って不安になってきた。

理由はいくつかあるが、一番は将来のこと。

このまま、VBで小さいシステムの改造だけやってて、将来大丈夫

最近SIer未来は暗いっていう記事たくさんみるけど、今の会社クラウドとかの今風の技術はまったくやらないし、大丈夫かなって感じてきた。

つい最近掲示板に「SVNってすごくいいツールがあるから、みんなVSSから乗り換えてみない?」って書いてあって、とても不安になった。

二番に、ちゃんとソースレビューとかしてもらって、もっと色々学びたいって思ってること。

自分勉強しろ!!」って思うかもしれないが、社内にソースの内容について語れる人がほとんどいないし、既存ソースはとても古臭く

オブジェクト指向すらあやしいものばっかりで、とりあえず動けばいいやって感じが読んでて伝わってくるし、プロジェクトでも実際にそう言われてる。

成長しづらい環境だなって最近感じだして、困っている。

あとは月並みだけど給料のこと。

残業代でないって普通だと思ってたけど、出るとこも普通にあるんですね。

時間働いても同じ給料で、裁量権なんて全然ない。

年末、別プロジェクト納期3カ月おくれてるとこにヘルプで行った人達は、平日は毎日まり込みで休日出勤も当然して

年末年始休みは三が日だけ。

労働時間は私の倍はいってるはずなのに、たぶん給料は私と同じくらいしかもらえない。

ヘルプから言われたテストをもくもくとこなしていくだけ。

自分のことじゃないけど、これはやってられないなと思った。

てなことで会社を変えたいなって思ってるんですが、私の経歴で他に雇ってくれる会社ありますかね?

もうシステム開発とかVBとかじゃなくて、パイソンとかルビーとかでWebとかやりたいなぁ。

無理かなぁ。

2014-12-27

ゲームディレクターコードも絵もかけないんだから雑用に徹しろ

俺は心底、ディレクターという職種人間と接するときは注意を払わないと、

そいつ仕事を経由して人生や家庭を壊されかねないと痛感している。

彼らにとって、プログラマデザイナーというのは、いわばおまんまの種であり、

生産をしていくための道具として扱っていくことに本分を見出すべき存在なのだ

その道具であるべき存在が為すべき成果というのは、

プログラマであれば動くものであり、ゲームだったら、面白いゲームであったり、webだったら、客の問題を解決するページだ。

デザイナなら、絵でありUIであり、問題解決するイケてるクリエイティブだ。

クリエイティビティを発揮することが彼らの絶対的命題だ。

言い換えるならば、それを為せる技術を持ったもの責任だ。

決して、スケジューリング社内政治や調整ではない。

では、その技術を持たない「作れない」職種であるディレクターは何をすべきなのかというと、

プログラマデザイナーしかできないこと「以外」の糞面倒くさい作業「全部」だ。

これを勘違いして各職種に、各メンバー裁量権を持たせようと

責任分散化」を図るディレクター存在する。これはサボっているだけだ。

上流でサボったら、しわ寄せを受けるのは下流だ。

それも上流であればあるほど、小さいサボりでもクリティカルに影響する。

メンバー生活を壊しながら進むプロジェクトの完成だ。

プロダクトをイケてるものにしたかったら、メンバークリエイティビティを発揮させろ。

クリエイティビティを発揮させる土台を死ぬ気になって整えろ。

それができなかったら、います辞表を出すか、毎日詫びながら仕事しろ

2014-09-28

属人性排除」という奴こそ、自分仕事の超属人化を推進

していたりするからな。トラップだらけなシステムだよな。

http://anond.hatelabo.jp/20140928081303

能力評価するジョブ社会じゃなくて属人的な要素で評価するメンバーシップ社会からな。

同意するとともに、「属人性排除」を言う奴の目的が、部下や同僚の利権を吐き出させることであって、自分のそれは念頭にないことを指摘したい。

自分の持っている取るに足りない裁量権でもなんかの屁理屈とセットで手放そうとしないのを見たら、その下の人間も「属人性」にしがみつこうとするよな。

2014-07-14

http://anond.hatelabo.jp/20140714054123

おまえさんが会社内の話だと思い込んでるそれ

実は会社内だけで閉じる話じゃないんだよ。

理解範囲が狭すぎる。

そして、ジョブディスクリプション一つの話にしても

「では、それを実務にどのように落とし込むか?」

「そこにかかる経費をどのように投資家に説明つけるか?」

「そもそも、それは可能か?」

「個人の業務範囲を過剰に明確化することは利益に直結するか?」

等の問題を、投資家とすり合わせないことには先に進めない。

経営者王様だと思い過ぎ。実際の経営者裁量はそんなに大きくない。

ジョブディスクリプションの徹底は、下手すると従業員から裁量権簒奪なっちまうし。

経営者を叩けば全ては上手く解決すると思ってるなら、それは間違いだよってお話

そして、現在日本経営者の現状には多くの外部的要因が影響していることを理解してくれと思う。

まぁ、理解しなくてもいいんだけどね。あくまでも経営者問題に過ぎないから

労働者自分権利を主張すればいい。その結果、誰が損失を蒙ろうとまぁ結局のところそれは仕方ないわけだから

世の中そんな単純なら誰も苦労しないよってお話でした。

ついでに、経営者仕事って資金繰りからビジョン策定まで非常に多岐に渡るから

ジョブディスクリプションが経営者責任になってるってのも違和感ある。おたく会社にそれをやるべき役職の人いないの?

俺だったら「経営者自身が全ての労働者の職域を把握して整理しろ!」なんて無理ゲーを提案する前に

管理職のクビすげ変えたら?」って思うけど。それホント最高経営責任者お仕事?だとしたらものすごい非効率ですよ。

これって結局、技術的な問題かあるいは会社システム問題じゃないの?

それを「経営者を甘やかすな!」で片付けるのは流石に無理というか、誰も幸せにならないですよ。

株主投資家から労働者に至る全てのシステムを見直さないと改善しないし、更に言えば市場環境要因も大きいわけで。

もし、この課題あなたが「簡単に解決できる」というなら僕の会社代表取締役になってもらいたいです。

このお話の通り全ての解決が出来るなら、あなたは多分労働者に留まるべき人材じゃないでしょう。

2014-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20140418185503

アフィとドロップシッピング現代の水呑み百姓なんて悲観ぶってみたくもなるけれど、

こういう参入障壁が低い代わりに碌な裁量権がないビジネスモデルっていつでもあるよな。

当のAmazonに潰された!!って騒いでる街の本屋家電屋なんて問屋と取次に全身寄生したまさに水呑み百姓だった。

2014-04-08

2014年4月9日以降もWindows XPが使い続けられる理由

日本の伝統的な組織体系だと、だいたいPC購入の裁量権を持った人は40代後半か50代の部長総務部長あたりである

だいたいこのあたりの中間役職は、売上業績アップと、コストカットの数値を眺めるのが生きがいの職である

大きなフロアに、島式の向かい合わせ席をいくつか作り、誕生席に役職が座るという、これまた日本の伝統的な職場配置で、

役職が使うPCはWindows XPOffice 2003、メモリは1GB、ハードディスクは120GBで1280x1024のモニタといったところである

何年か前に、客先からOffice 2007のファイルが送られてきたが、さんざん大騒ぎした挙句

ファイルコンバーターインストールすれば読み書きできることを知ったらしい。不幸か幸いか、未だにOffice 2010以上で

作られたファイルが送られてきたことがないことから、客先も似たような現状なんだろう。

ちなみに客先の従業員PCインターネットに繋がっておらず、閉じたイントラしかなく、XPにSP2こそ入っているようだが、

その後のサービスパックが一切当たっていないPC殆どで、今年の1月に、いつPCリプレースしますか?と聞いたら、来年まで予定はないそうな。

来年というのは年度なのか、文字通2014年という意味なのかはわからないが、おそらく来年リプレースの予定はないのだろう。

Windows 2000が現役で稼働している現場だし。

話が脱線してしまったが、部長エロサイトを見るのが好きらしい。

この前、閉じても閉じてもポップアップウィンドウが表示されて、利用代金を支払えみたいな内容が表示されると困っていた。

「よくある架空請求の類だから無視しておいていいですよ。」と助言しておいたが、その後どうなったかは知らない。

PCリプレースについて相談してみた。

俺氏部長Windows XPサポートが今月4月8日に切れるんですけど」

部長「知ってるよ。でもまだ使えるよね?どこも厳しいんだ。使えるうちは買い換えるお金は無いよ。」

  「変なサイトとか見てウィルスとかに感染しないように注意しなさい」

「「お前が言うか!」」と言いたいのグッとこらえて、まあ予想通りの答えが返ってきて安心した。


というわけで、これからWindows XPを使い続けます

2013-08-27

ソフトウェアエンジニア医師という職業はすごく似ている

ソフトウェアエンジニア医師という職業は、以下3つの点ですごく似ていると思う

1. 常にここ1年の最新の技術を学んでないとすぐに技術陳腐化し、見当違いの対応をしてしまう点

昨今ここまで技術革新がめまぐるしく変わる領域も珍しいのではないかと思う。2,3年で技術トレンドがガラリと変わる。また、日々新しく見つかるウイルスセキュリティホールに関しても知識を仕入れ、一生勉強し続けなくてはいけない。

2. 技術力があるもの現場マネジメントをしなくてはならない点

技術的な内容と仕事の内容が密接に絡み合っているため、マネジメント技術エンジニアリング技術を分離することが難しい。そのプロセス自体が高度な学問化している。また、現場の泥臭い対応が多く、裁量権を持つもの現場にいないと迅速な対応ができないことがある。

3. ちょっとしたミスで、莫大な損害や訴訟問題を引き起こすことが多い点

たった一つのセキュリティホールの見逃しが、大量の顧客情報流失や電子犯罪の温床となり、簡単に職を失う。また、損失規模によっては業務上過失としてクライアントから訴えられるケースもある。

以上三点で、他に似ている職業と言えば技術の移り変わりがそんなに早いのはさておき、飛行機の機長などがわりかし似ているかなと思う。

これだけ大変な仕事をしているのだから、ソウトウエアエンジニアは土方のような扱いをされていたとしても、誇りを持ってよいと思う。

2013-07-13

http://anond.hatelabo.jp/20130713033639

日本会社に「裁量権」って考え方をもっと根づかせるべきだよな。

日経BPなんかで

「いま注目されている「裁量権」とは?」とか

「『裁量権』で会社を強くする!決断できる会社の作り方!」

かいったエントリを誰かがどんどん書けばいいんだよ。

2013-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20130310181105

なんだろう、下請けにいいものを作ることを求められても困るぞ?

 

できた後に、発注書に書いてないような高スペックを求められたり、常識ですよねとセキュリティーを求められたりするが

必要仕様があるなら、全部 発注前に!書いてくれ。

とくに、監視CPUがどうのこうの、というのは 仕様書に明確に どういう値でどう監視するか、という仕様を書いてくれ。

 

そうじゃないなら、最高の製品を求めるなら、下請け、ではなく社内エンジニアを使ってくれ。

できるかできないか?という話題をすれば出来ることがあるが、

見積もっているか見積もっていないか?という話題では、発注書に書かれていないことは見積もってないし、

発注書に書かれていない事は、下請け側に裁量権がある。

 

勝手なことを言うようだし、いろいろあるし、言ってることも最もだと思うことも沢山あるが

下請けにいろんなことを期待しすぎ。

下請けじゃなく、納品業者で製品ならともかく、下請けしているものに、発注書以上のことを求められてもな。

 

正直、クオリティーを求めることは、製品として出ているパッケージを買うか、社内エンジニアでヤッてくれ。

常識的な品質というものは、ひとによって違うからどうにもならんし

 

そもそも、金額の問題による所が多すぎる。僕が年収XXで、僕の能力がこのぐらいですから、1人月でこのぐらい出来るはず。

というのは、正直 通じない。

2013-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20130121134602

もちろん。

「ぼくがかんがえたわるもん」像について「ぼく(君)」以外の誰にも裁量権はありません。

2012-12-21

我慢するとき・逃げるとき

昔某所に書いた文章の転載。今の私はフリーランスwebエンジニアをやってます

「この仕事は合ってません!」と1カ月で辞める新人の“事情

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120508/23...

自分社会人1年目のころ「プログラマーなんてくだらない仕事はやってられないし、そもそも向いてないので早くやめて作家になりたい」とかアッパラパーなことを本気で思っていたので判らないでもないのだけれど、同時に「ジョブホッパーにはなりたくない」という理由で5年我慢したので今フリーで飯が食えている。

我慢する時と逃げるべき時というものがあって、20代のころはそれがよく判っていなかったのだけれど、現時点での所感をまとめるとこんな感じ。

我慢すべき時

始めたばかりの仕事がつまらない時

我慢していればそのうち裁量スキルが増えて面白くなる可能性あり。またスキルとある程度の期間の雇用経験がないと条件のいい転職が出来ないので、まあ最低3年くらいはその職場でやったほうがいいかなと思う。

明確にやりたいことがない時

もっと面白そうな仕事がしたい」とかいぼんやりしたイメージではなく、子供の頃からほっといてもコツコツ自分で取り組んでいるようなライフワークがあったり、キャリアを重ねる中で「次はこっちに行きたい」という明確なイメージがある時、ネクストステージに行くために辞めるというのはあり。ただそういうものがない場合は我慢したほうがよい。そのうちやりたいことが見えてくる。

逃げたほうが良い時

仕事の量が多すぎて心身が破壊されかねない、それが今後も延々と続く時

最悪死に至るので、それまでに逃げたほうが得策。多すぎる仕事ってマネジメント的に問題がある場合が多くて、裁量権のない現場が頑張ってもあんまり学ぶものが多くない。経験則

パワハラモラハラ、それに準ずるモンスター上司(同僚)がいて、心身を破壊されかねない時

これも逃げたほうが無難政治的にモンスター上司を追い詰めても、逆恨みされそうだし。

まあでも

ジョブホッパーになっても餓死するわけじゃないし、心の主向くままに退職届を叩きつけて自分らしく生きるというのもありかとは思う。そのうちいい仕事に巡り逢えるかも。ただそれって丁半博打なので、ギャンブルをしたくない人は上記のような感じで判断して、石橋の上をわたっていくのがいい気がする。

2012-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20121219091519

仕事で嫌な事があったとき

仕事関係者上司とか)がクソだったとき

そもそも仕事自体がどうしても好きになれないとき

「何でこんなの耐えなきゃならない!?誰のためにこんな苦労してんだ俺は!→妻子のため」って言い訳が立つじゃん。

女房が働いてたら「アタシだって勤めてんだよボケゴロゴロテレビ見てないで家事しろ!!」って反撃されたらぐうの音も出ない。

「俺がこんなに嫌な思いして稼いだ金で暮らしてんだから専業主婦なんて気楽なもんだ、出来ることなら代わりたいくらいだ」が「専業主婦の女は幸せ」「女はみんな専業主婦になりたい」ってなる。

専業主婦の一般的イメージタスクのいちいちに裁量権があって作業が楽しそう、お茶飲み友達作れて楽しそう、昼寝出来てテレビ見れて愛する人に仕えられて楽しそう)がそれを加速する。

ぶっちゃけ嫌なら辞めろ一言に尽きる。リーマン(笑)もそうだが専業主婦が不満でくすぶってる奴もだ。

辞めるだけの度胸と能力と今後のプランもないくせに、そういう奴に限って反論できない相手(恵まれて満足してる人間とか子どもとか)を選んでぶすぶす愚痴ぶちまけて八つ当たり食らわすんだから始末に負えない。

嫌なら辞めろ。せめてマジで本人にも言えよ鬱陶しい。

人間言わなきゃわかんないんだし不満が出なけりゃ(へたすりゃ出ても)自分の都合に最適化して考えるのは当たり前だ。

2012-12-09

何が年功序列だよクソが

題のままだよ。何なんだこの制度、ってかこれどこの会社もそうなわけ??まじでやってられん。

自分はわりと大きな(全社員トータルで2000人くらいだったかな)企業勤めてて20前半のまだまだ下っ端。で、普通に働いてんだけどさ、部署の上の方の連中まあ働かない。別事業部が実は割りと成績良くて、その分がうちの事業部の不採算性補って余りある感じで、トータルでは全然好調って感じらしいんだけど、それにしてもその辺気に負う感じが全く無いかのようにまあ働かないんだわ。呑気に昼前に出てきて新聞開いてべらべら私語ってる、みたいな。こっちは6時台に起きて会社出てきてんだけどね。

別にいいよ、下働きはまあ最初は多少苦労しろみたいなんもわかるよ。でもさ、歳とってる連中が仕事できるのかってさ、それもう全然関係なくてさ。会議なり業務連絡で伝えたいことなりあっても、ちょっと新奇な提案すると結局うやむやにされて終わったり、ひどい時はあー、こいつ話の中味理解してないんだろうな(苦笑)的な。うちとかでも1伝えて10わかってくれるような連中って、みんな20後半から30とかなんだよね。無駄に歳ばっかり喰ってる連中なんて無理無理。それでいながらポストなり裁量権なり給料ばっかり持ってやがる。なんでいちいちお前ら通さなきゃいかんのか意味わからん。なんでこっちがレクチャーしなきゃいけないんだよ。たまには黙殺じゃなくて合理的に反論してみろよ。

これでも多分うち下手するとマシな方とかだったりするんだろうなって思ったらげんなりしてきたわ… あんな連中が安穏としてる中で今就活してる連中が枠回って来なかったとかで自殺までしてる奴とか出てきてるわけ?意味分かんねーよ、席譲れよカス共。

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