2012-12-21

我慢するとき・逃げるとき

昔某所に書いた文章の転載。今の私はフリーランスwebエンジニアをやってます

「この仕事は合ってません!」と1カ月で辞める新人の“事情

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120508/23...

自分社会人1年目のころ「プログラマーなんてくだらない仕事はやってられないし、そもそも向いてないので早くやめて作家になりたい」とかアッパラパーなことを本気で思っていたので判らないでもないのだけれど、同時に「ジョブホッパーにはなりたくない」という理由で5年我慢したので今フリーで飯が食えている。

我慢する時と逃げるべき時というものがあって、20代のころはそれがよく判っていなかったのだけれど、現時点での所感をまとめるとこんな感じ。

我慢すべき時

始めたばかりの仕事がつまらない時

我慢していればそのうち裁量スキルが増えて面白くなる可能性あり。またスキルとある程度の期間の雇用経験がないと条件のいい転職が出来ないので、まあ最低3年くらいはその職場でやったほうがいいかなと思う。

明確にやりたいことがない時

もっと面白そうな仕事がしたい」とかいぼんやりしたイメージではなく、子供の頃からほっといてもコツコツ自分で取り組んでいるようなライフワークがあったり、キャリアを重ねる中で「次はこっちに行きたい」という明確なイメージがある時、ネクストステージに行くために辞めるというのはあり。ただそういうものがない場合は我慢したほうがよい。そのうちやりたいことが見えてくる。

逃げたほうが良い時

仕事の量が多すぎて心身が破壊されかねない、それが今後も延々と続く時

最悪死に至るので、それまでに逃げたほうが得策。多すぎる仕事ってマネジメント的に問題がある場合が多くて、裁量権のない現場が頑張ってもあんまり学ぶものが多くない。経験則

パワハラモラハラ、それに準ずるモンスター上司(同僚)がいて、心身を破壊されかねない時

これも逃げたほうが無難政治的にモンスター上司を追い詰めても、逆恨みされそうだし。

まあでも

ジョブホッパーになっても餓死するわけじゃないし、心の主向くままに退職届を叩きつけて自分らしく生きるというのもありかとは思う。そのうちいい仕事に巡り逢えるかも。ただそれって丁半博打なので、ギャンブルをしたくない人は上記のような感じで判断して、石橋の上をわたっていくのがいい気がする。

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