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2024-07-31

オリンピックがムカつく

オリンピックが悪いわけではないけど、トランスジェンダーに関する話題がムカつく。

前提として、自分トランス(女)だ。ニッキーヒルツが陸上で勝ち上がったときヒルツが出生時女のノンバイナリーで男寄りのトランスジェンダーだと公表していたことで、「トランスジェンダー」という言葉だけに反応した「女自認男がごぼう抜き」みたいな馬鹿げたデマ情報が出回って、トラ女が叩かれた。今度はボクシング性分化疾患セックスチェックで問題になったことがあるシス女が出て対戦相手圧勝したというので、「トランスジェンダー女子スポーツ蹂躙」というデマが出回って、トラ女が叩かれてる。男っぽい外見のシス選手がいたらトラ女が叩かれる流れはもはやXでは定番だ。

前回と違って、今回のオリンピックにトラ女選手公表されてる限り一人も出てない。一人もだ。一人も出てなくて、もはや何の関係もないのに、それでも攻撃される。まったく関係なく何もしてなくても攻撃されるなら、どうしたら攻撃をやめてくれるのかわからない。一人も出てなくても「トランスジェンダー女子スポーツ破壊」とか言われてる。

ひたすらムカつく。オリンピックなんて消滅して欲しい。まったく楽しくない。

スポーツ以外でも、シス男が犯罪をすればトラ女が叩かれる。シス女がシス男の命令犯罪をしてもトラ女が叩かれる。なんなんだ。

2024-07-21

ジジェクコラム英語版

ジジェク韓国語コラム微妙なのは英語版を改変してるからだと言ってる人がいたけど、英語版微妙やんね

単に賞味期限切れだろこの人…

https://english.hani.co.kr/arti/english_edition/english_editorials/1149192.html

現在右翼ポピュリズムの再興について最も重要な点は、この再興がその支持者によってどのように認識されているかということです。異なるバリエーションで繰り返し現れる単一の修辞的な図式が見られます。新しいポピュリストは、企業メディア極左による暴力的強制に対抗して穏健な正常性を擁護しています。「LGBT+イデオロギー」の絶え間ない圧力により、自分がただの普通の「シスジェンダー」の女性または男性であるだけで、何かしら罪悪感を感じるようにさせられ、「バイナリー」であること自体が抑圧の行為であるかのように感じること。過去発言や行動が急に禁止され、どのルール自分を責め立てるか事前にはっきりと示されないため、何か行動や発言をする際に「キャンセル」されるという絶え間ない脅威。人種差別性差別がただの自分特性ではなく、自分存在のものに刻まれいるかのように絶えず自己卑下を強いられる衝動。これらすべてが、多くの周縁的で「破壊的」とされるアイデンティティを十分に享受するように促されるのとは対照的に、停滞して息苦しい雰囲気効果的に生み出しているように見えるのです。

「目の覚めるような新鮮な空気が、窒息するようなウォーク主義圧力一時的に流れ込んだ極端な事例は、アメリカハイデガー主義者であり、アレクサンドル・ドゥーギンに共感するマイケルミラーマンによって最近提供されました。彼は最近YouTubeで『なぜ普通のものすべてがファシストと呼ばれるのか?』というタイトルポッドキャストエピソード公開しました。彼自身立場の要約は以下の通りです。

『「私が嫌いな人はみんなヒトラー」という現象はどうしたのか?奇妙ですが、理解できないわけではありません。戦後リベラル熱狂左翼反ファシズムと結びついて)により、多くのことが「極右」としてコード化され、禁忌となりました。しかし、それらの中には、政治人間生活をよく理解するために必要重要なことも含まれています。』

また、ミラーマンポッドキャストに対する多数の反応にも注目すべきです。これらは文脈を明確にしています。『彼らが私をファシストと呼ぶなら、それは私が正しいことをしている証拠だ。』『私の友人は多様性包摂原則に基づいて外科医を選びました。彼女は亡くなりました。』『WW2前のすべての普通の人は「ファシスト」だった。血と土、自分のものへの愛、他者への警戒心は私たちに組み込まれものであり、完全に健康的なものだ。』『イスラム教公然批判してイスラム教徒をやめたためにファシストと呼ばれた。』『すべての普通のものファシストなら、ファシズムは...』『「極右」の最良の定義は、間違っていないものすべてだ。』

マリーヌ・ルペン彼女の周囲の人々は、この論理に大いに依存していますが、彼らは自分たちがネオファシストであることを断固として否定します。彼らは、健全常識ファシズム混同しているのは左翼リベラルだと主張します。しかし、この論理を徹底的に追求する人もいます。『すべての普通のものファシストなら、ファシズム普通だ。』

7月4日選挙労働党圧勝し、保守党をほぼ壊滅させたとき、多くのリベラルは、英国がこの傾向に対する明るい例外を示したと考えました。しかし、ナイジェル・ファラージリフォームUK党が400万票以上を獲得したこと過小評価すべきではありません(ただし、英国投票制度のため、これが議会議員5人に翻訳されました)。保守党事実上弱体化する場合、その位置を占めるのは、より公然とした人種差別的でポピュリスト的な新しい右翼運動である可能性があります

新しいポピュリズムの広範な魅力をイデオロギーミスティフィケーションと操作に帰するのはあまりにも簡単です。事態もっと微妙です。新しいポピュリストの台頭は、私たちリベラルな「啓蒙された」者たちが無視している不満の層が存在することを示しています。この層は、深く埋め込まれ伝統的な人種差別還元されるものではありません。

したがって、新しいファシズムを「非自然化」または非正常化する必要がありますが、そのテーマをただ拒絶するだけではいけません。愛国心自分自身特定生活様式への愛着には本質的に虚偽や「ファシスト」なものはありません。ジョージ・オーウェル英国パブの称賛を思い出してみてください。これは労働者階級生活様式の具現化です。新しい右翼ポピュリズムが行っているのは、愛国心偏執的なねじれを与えることです。自分自身コミュニティを自信を持って楽しむのではなく、外部の脅威(外国人や「逸脱した」性的習慣)に対する嫉妬と憤りに焦点を当てています

いわゆるTERF(トランス排除ラディカルフミニスト)の問題は、彼らがこの多様な流動的なアイデンティティに反対する方法が、アイデンティティ政治の枠内にしっかりと根付いていることです。彼らのターゲットは、トランス女性であると主張する男性であり、TERFの見解では、女性としての密接な物質プロセスに実際に参加することなく、女性であると主張する男性です。要するに、TERFは女性アイデンティティを望まない侵入者から守ろうと必死になっています

それが、新しいポピュリスト右派が一様な形成ではない理由です。彼らの愛国心は偽物であり、自信がありません。ここで最初パラドックス出会います。新しいポピュリスト右派は、愛国心が強すぎるのではなく、愛国心が足りないのです。これは、グローバル資本主義への抵抗神秘化された形態であり、経済的にもイデオロギー的にも、いわゆる普通の人々の大多数がエスタブリッシュメント国家大企業メディア教育から圧力を受けているという事実に反応しています。新しいポピュリストは、エスタブリッシュメントに対して普通労働者の声として、自分たちを明瞭かつ卑猥に介入させています。新しいポピュリスト右派確立された秩序に対する急進的な抵抗を装っていますが、トランプのイデオロジストであるスティーブ・バノンでさえ自分レーニン主義者と呼んでいますが、実際にはそれには程遠いのです。多くの億万長者によって支持されているため、資本主義基本的構造は手つかずのままです。

しかし、新しいポピュリスト右派抵抗する人々は、まず自分たち自身批判的に見つめる必要があります。彼らも同様のパラドックスに陥っているからです。ウォーク主義的な左派は、実質的には支配エリートによる操作として正しく経験される、破壊的な超自我体制押し付けています。彼らは(性的人種的経済的に)排除され、周縁化された人々の保護者として自分たちを提示しますが、その活動形態自体が深く抑圧的であり、したがって彼らの公式目標を損なっています。「キャンセル文化」に浸透しているのは「議論なしの立場」です。人や立場排除されるだけでなく、その議論自体排除され、排除に対する賛否両論対立排除されます

ヘーゲルはここで、ラカンが呼んだ、述べられた内容と発話の基盤となる姿勢の間のギャップを動員するでしょう。多様性包摂を主張しますが、自分たちの定義する多様性包摂に完全に同意しないすべての人を排除することで、それを行います。結果として、常に人々や立場排除し続けるだけです。このようにして、包摂多様性のための闘争は、いつあなたプライベート発言が公の場から排除につながるか分からないような、スタージのような疑惑告発雰囲気を生み出します。

ここで、最後カニバルを食べるというジョークの極端なバージョンを見ているのではないでしょうか?「我々のグループには多様性包摂の反対者はいません――最後の一人を除外したばかりです...」このようにして、唯一の楽しみは、自分超自我の抑圧者に同一化することです。他の誰よりも厳しくなり、超自我規則に従おうとすればするほど、ますます罪悪感を感じることに耐えるしかありません。「ついにやり遂げた、今はリラックスして自分らしくいられる」という瞬間は決して訪れません。

新しいポピュリスト右派基本的な動きは、「リラックスして、自分が何者であるかに誇りを持て」と言うことです。これをはっきりと言うことで、膠着状態を打破し、状況に新鮮な空気をもたらすように見えますしかし、ポピュリストたちは支配的な既存生活様式を維持したいと考えていますが、今日現実である動的な世界に対しては、強引に介入せざるを得ません。一方で、ウォーク主義的な左派は急進的な変化を提唱しますが、彼らが想定する変化は「何も実際に変わらないように、常に物事を変える」という古い知恵に完全に適合しています

したがって、二重のパラドックス結論を出しましょう。新しいポピュリスト右派愛国心が足りず、ウォーク主義的な左派は急進的ではありません。新しいポピュリスト右派公然ユーロセントリックですが、ウォーク主義的な左派もその形態自体ユーロセントリックです。彼らは特権的な層のように振る舞い、周縁化され排除された人々を保護しています。彼らは後見的な方法で行動し、被抑圧者にとって何が利益になるのかを被抑圧者よりもよく知っているふりをし、被抑圧者があるべき行動を取らないときには何の制約もなく叱責します。要するに、「政治的に正しい」ウォークの言説は、最終的には被抑圧者に対して彼らが真に何者であるかを伝え、彼らをイデオロギー宇宙の中の適切な場所に配置することです(たとえその場所が無場所として提示されていても)。そのため、被抑圧者はヒステリックな反応を起こします。「なぜ私はあなたが言っているような人間なのか?」

このようにして、新しいポピュリスト右派ウォーク主義的な左派を結びつける深い共謀があります。彼らは同じコインの表裏であり、今日我々が直面している巨大な問題回避する二つの方法なのです。どちらも、今日グローバル資本主義の核心に刻まれ対立無視しています

2024-07-16

anond:20240716105151

そんなに心配しなくても岸田首相選挙はしてくれないか大丈夫

次の選挙は新総裁の勢いで自民圧勝だよ

2024-07-11

anond:20240711222759

今の論点は怖いかどうかなので、一切権力を持ってない現状において何を恐れることがあるのか私には理解できません

実際、小池さん圧勝したわけなので、民主主義勝利以外の何物でもないでしょう

anond:20240711214042

小池さん圧勝なのになぜそんなに危機感募らせてるんですか?

やっぱり今の権力側の陣営もガッタガタなんでしょうね

みんなお年寄りから

連合政治力という点でいま最高潮なのかも

都知事選小池圧勝組織としてアシスト

惨敗した立憲には支持母体なのでケチをつける

与野党どっちにもコミットして言いたい放題ができるのってつよい

立憲党首選でも存在感を強めそうだね

2024-07-10

終わってみれば蓮舫石丸選挙前より支持者減らしててワロタ

石丸にも負けて予想以上に支持者がいないことが露呈した蓮舫

応援団キモいし、ステッカー問題と事後処理ミスって自爆して終了

石丸選挙後の受け答えが社会性を疑われるレベルでやべー奴なのが明らかになり

もはやこれ以上政治家として上は望めないだろうな

終わってみれば単なる小池圧勝ってだけでなく

小池が追ってくるライバルをきっちり息の根まで止めた展開だったな

やはりゆりこは選挙には強い、政策とか実績以前に戦術異次元

2024-07-09

[]【J1】上位陣は軒並み白星京都湘南が劇的勝利鳥栖中京が連勝で残留争い混沌……。千葉札幌は痛恨の敗北。

 J1第26節が5、6、7日に行われた。

 5日に行われたオレオレFC神戸神戸が4ー1で圧勝した。オレオレFC2019年9月10月以来の本拠地ワーストタイの4連敗。

 6日に行われた上位陣は町田名古屋を1ー0でシャットアウト。英2部クラブ移籍が濃厚なパリ五輪代表MF平河悠のラストマッチを飾った。名古屋は4連敗。2位の鹿島札幌を、3位のG大阪千葉をそれぞれ下した。最下位札幌は8連敗。千葉は痛恨の敗北。

 中京横浜FMを下し、大分広島を、鳥栖新潟を、湘南浦和ロスタイム2発で下した。湘南は6試合ぶり、大分は2試合ぶりの白星鳥栖は連勝、中京もJ1初の3連勝を飾った。横浜FMキューウェル監督の去就問題に発展する4連敗。磐田川崎引き分けで両者は残留争いに巻き込まれた。その他では柏対東京は柏が白星東京V対C大阪引き分けた。

 7日は福岡京都戦が行われ、京都ラストプレー決勝点を奪い、連勝。この結果、残留争いは札幌千葉出遅れ、19位鳥栖から15位磐田まで勝ち点4差の大混戦に。次節は湘南磐田中京千葉残留争い直接対決となる。

ひまそらあかね (暇空茜) の都知事選評価する

2024年東京都知事選挙は、大方の予想通り現職小池百合子氏の圧勝に終わりました。午後8時の投票締切と同時に当確が発表される、いわゆる「ゼロ打ち」であり、他候補そもそも勝負土俵にすら上がらせてもらえなかったというのが率直な評価ではないでしょうか。

けれども、X (旧Twitter) などネット上で大きく注目され、毀誉褒貶半ばの話題を集めていたのは、東京都福祉政策に対する不明瞭な支出を追求しており、電撃的出馬宣言したひまそらあかね (暇空茜) 氏であったように思います

私自身も、ひまそら氏に対してはColaboとの争い当初から注目しており、今回の選挙戦も興味深く見守っていました。今回のひまそら氏の都知事選挙の結果評価について書き残しておきたく、初めて投稿してみます

ひまそら氏の選挙結果

ひまそら氏の最終的な得票数は、大方の下馬評を覆す11万196票でした。これは区議都議を十分に狙える得票数であり、結果だけを見れば大健闘と言って差し支えないでしょう。実際のところ、得票数10万を超えると予想していた人はごく少数であり、私自身もせいぜい5万票程度に留まるだろうと考えていました。顔出しなし、政見放送なし、街頭演説なし、ポスター貼りなしという「縛りプレイ」で、純粋ネットのみの選挙運動可能性を強く感じさせるものだったと言えます

けれども、この都知事選はひまそら氏にとって得るものが少ない割に失ったものは多く、ひまそら氏にとっては完全な「失敗」であったと私は考えています

石丸伸二氏の大躍進の阻止失敗

ひまそら氏が電撃的出馬を決意した理由は、石丸伸二氏の当選を「阻止する必要がある」と考えたからだと述べています

https://www.dailyshincho.jp/article/2024/06251240/

最初に述べた通り、今回の都知事選は序盤から終盤まで終始現職小池氏の独走状態でした。仮にひまそら氏が出馬しなかったとしても、今回石丸氏が都知事になる可能性はほぼゼロだったでしょう。歴史にイフはないので、ひまそら氏の出馬がどれだけ石丸氏の票を「喰った」のかは分かりません。

けれども、ひまそら氏の得票数 (約11万) を石丸氏の得票数 (約160万) に足しても、小池氏の得票数 (約290万) に遠く及ばないことを考慮すると、ひまそら氏が立候補しようがしまいが、いずれにせよ石丸氏は今回都知事にはなれなかっただろうし、ひまそら氏の選挙活動選挙大勢ほとんど影響を与えなかっただろうと言えます

そもそも都知事選挙告示前に公表された情勢調査では、石丸伸二氏の支持率供託金没収ライン(10%)を下回る8~9%程度だったと報道されていました。

https://president.jp/articles/-/83050

蓋を開けてみると、石丸氏はそこから15ポイント以上も上昇した24.30% の票を得ています。これは大躍進と評価できますし、石丸氏は経歴と年齢を考えれば十分に「次」へと繋がる実績を残せたと言えます

私自身は、石丸氏のパーソナリティにはかなりの不信感を抱いており、公職に就く人間としては不適格であると考えていますが、少なくともこの結果だけ見れば、ひまそら氏は石丸氏を止められなかった、ひまそら氏の批判石丸氏にほぼ何の影響も与えなかったと評価せざるを得ません。

ひまそら氏が都知事選挙から新たに得たものほとんどない

ひまそら氏が今後真剣公職を目指すのであれば、今回の都知事選得票数一定の影響力を持ちうるでしょう。そうではなくとも、たとえば内野愛里氏のように、純粋に売名のために選挙を使うこともできたはずです。けれども、ひまそら氏は今後政治家を目指す野心はないと述べており、政見放送ポスター街頭演説などを効果的に使って自身政策課題を広くアピールすることもしませんでした

私が見る限りでは、ひまそら氏のXやYouTubeでの選挙活動は、既にひまそら氏のことをある程度知っている人間 (支持者であれアンチであれ) にしか見られていなかったように思います。ひまそら氏のことを全く知らない人に、いか自分自身と(いわゆる)WBPC問題を知ってもらうかという観点での運動はありませんでした。そのため、ひまそら氏は選挙期間中にもそれほど多くの新規フォロワーYouTubeチャンネル登録者を獲得できていません。ひまそら氏の敵視する石丸氏が、XやYouTube効果的に活用して自分を知らない人 (特に若年層) に効果的に名前を売り込んでいたのとは対照的であると言えます

ひまそら氏は支持者の忠誠心と信頼を浪費した

先に述べた通り、ひまそら氏は、新しい支持者を得るためのアピールをするよりは、既存の支持者の忠誠心を高め、コアな支持者の口コミ活動に注力する選挙活動指向していたように見えます。ところが、ここでもひまそら氏は大きな失敗を犯しています。端的に言えば、支持者の期待のコントロールに失敗し、その信頼と忠誠心無駄に浪費してしまったのです。

都知事選投票日の数日前、ひまそら氏は「あ、これ俺マジで一位狙える位置だわ 一か二位の予想出てるんじゃないかな」、「「ひまそらあかね」と「小池百合子」の一騎打ちになっている」 と主張していました。

https://x.com/himasoraakane/status/1809420085226008590

この主張がどれほど本気だったのかは分かりません。戦争最中大将弱気を見せるわけにはいかないという理屈も分かります。けれども、実際のところ、全選挙期間を通してひまそら氏の情勢はせいぜいが泡沫候補中位~上位であり、これはあまりにも事実認識を欠いた発言でした。

ひまそら氏本人が書いたものではありませんが、投票日の数日前「都知事選百合子とひまそらの一騎打ちになったという情勢についての解説」というnoteがひまそら支持者の間で広く流れていました。

https://note.com/ks_kaz_game/n/n286e6f7c1ac0

少なくない支持者が、本気でひまそら氏が都知事になれる可能性があると考えて、口コミショート動画作成によるひまそら氏の周知・投票呼び掛けの活動をしていたようです。また、ひまそら氏自身も、「この国が終わる」「自分逮捕される」と支持者の危機感を強く煽るような選挙活動を行なっていました。ところが、結果的には文字通り「桁違い」の敗北であり、支持者の信頼と忠誠心を大きく裏切ったとしか言い様がありません。また、出馬判断から選挙情勢・票読みに対するひまそら氏の「カン」に対する信頼は大きく損なわれたと言えるでしょう。辛辣に言えば、大将事実認識を誤り、兵士を負け戦に突撃させ無駄死にさせた状況です。

いわゆる時事系YouTuberと呼ばれるような、動画でひまそら氏の言葉拡散する本当の中核的な「信者」は、何が起こってもひまそら氏から離反することはないでしょう。けれども、積極的発信をするわけではないもののひまそら氏を支持しているコアな支持層忠誠心と信頼は大きく削がれたように見えます

ひまそら氏の今後について

先に述べた通り、今回の都知事選におけるひまそら氏の選挙活動は、かなりの健闘だったと言えます。けれども、ひまそら氏が今後この政治的影響力を有効活用することは、以下の理由から非常に困難です。

・ひまそら氏自身名誉欲や公職への野心がない

・氏のパーソナリティ上の問題から既存政党からの推薦を得ることは非常に難しい

・ひまそら自身が、選挙への出馬は今回限りであり別の選挙に出るつもりはないと主張している

(ウソをつかない、一度口にしたことを覆さないというブランディングをしている以上、すぐに別の選挙に出ることはできない)

・電撃的出馬によるサプライズ効果や、候補者の新鮮さは選挙を繰り返す度に剥落するため、今後選挙に出るたびに得票数は減少する

(ひまそら氏のプライドの高さから考えると、今回の選挙結果すら下回るような惨敗を何度も許容できるとは思えない)

・コアな支持者の危機感を強く煽るタイプ選挙戦略は、そうそう何度も使えない

・ひまそら氏の「カン」の鋭さに対して、ひまそら氏自身も支持者も信頼を失った

結語

既存政治団体後ろ盾を持たない無名候補者の選挙活動として純粋評価すれば、ひまそら氏はかなり健闘したと言えます。一方で、ひまそら氏自身が掲げた戦略目標(石丸氏の政治的影響力排除)は達成できなかった上に、自軍リソースを徒に浪費しながらも何ら今後に繋がる利益を得られなかったという意味で、彼の都知事選挙出馬は「失敗」であったと評価せざるを得ないでしょう。

当選してたらきっと東京でもとんでもないことしてましたよ」

過去最多の56人が立候補した都知事選投票率60.62%(前回55.00%)で小池氏が291万8015票で圧勝、続いて石丸氏は165万8363票を集め、蓮舫氏は128万3262票の3位に終わった。

人口約2万6千人の安芸高田市首長を辞し、500倍以上の人口約1400万人を擁する首都東京に乗り込んだ知名度もない男が、強烈な旋風を巻き起こした。

さぞや地元で実績を残して絶大な人気を誇り、「後継者」がすんなり当選を決めたのかと思いきや、当選したのは反石丸色を前面に打ち出した元郵便局長の無所属新人藤本悦志氏(51)だった。

市議会で数少ない「石丸派」として路線継承を訴えた前市議の熊高昌三氏(70)は2000票以上差をつけられ、次点にとどまった。藤本氏は昨年11月末に立候補を表明、「石丸氏は市議会市民との対話も少なく、その手法対立と分断を招いた」と訴えていただけに、石丸市政の落とした影は思いのほか色濃かったようだ。

♯1で報じたように、地元公立中高を経て京都大学経済学部に進学、卒業後は三菱東京UFJ銀行に入行、ニューヨーク駐在員も経験した石丸氏は2020年7月に突如、安芸高田市長選に立候補して当選

華々しいキャリア凱旋救世主感に満ちていたが、他者を寄せ付けない攻撃的な一面が次第に表面化し、その摩擦と軋轢広島の小都市疲弊した。現職の安芸高田市議は今回の都知事選の結果を含めた一連の経緯をこう分析した。

「危うく東京都民も騙されるとこだったから、小池さんが3選してよかったって思いますわ。石丸さんが掲げる政治再建や財政再建は、よく聞くと中身もほとんどないんだけど、人気取りだけは上手いからね。

安芸高田市長選の時もそうでしたけど、『よし、わしらが手伝ってやる』と名乗り出た地域のおじさんたちの手を『選挙カー応援もいらない。1人でやる』と払いのけ、駐車場にイスを並べて演説ばっかりしてましたよ。それで『このニューヨーク帰りの若者は何かやってくれそう』という期待感であっという間に人気者になりました。

今回の都知事選でも小池さんや蓮舫さんは政治の話ばかりでしょうから、そんな中で『石丸ちゅうんは面白い』と思われて人気は出たんでしょう。でも、あれが当選してたら、きっと東京でもとんでもないことしてましたよ」

「これまでより市政は間違いなくよくなると思う」

安芸高田市の現況を例に挙げ、市議は続けた。

「今回、当選した藤本さんは『市議会市民との対話大事』と言い続けている人で、議会と激しく対立ばかりしていた前任者と比べたら、わしらも大歓迎です。

結局、市民石丸市政はダメだって気づいたって事ですわ。人気取り市長になったものの、やったことは自分意見を押し通すだけ。

彼が議会の反対を押し切って進めてきた認定こども園問題も、藤本新市長は方針を改めるそうなので期待しています。この問題吉田町(旧高田郡吉田町)内にある保育所幼稚園の立地場所に土砂崩れ危険性があり、別の地区移転必要があるとされたことに起因します。

普通なら町内のなるべく他の場所移設しようと考えようもんですが、石丸さんは『校区をまたいで移設する』と言い出した」

石丸氏の提唱する移設先には私立保育園もあった。ところが…

「そんな地域であれば、まずは計画書を持って地元の人や私立保育園説明すべきだと議会は主張したんだけど、石丸氏は『予算使って計画書なんて作っても反対されたらお金をドブに捨てるようなもんでしょ』でしたからね。

その移設計画に関しても藤本新市長はまずは吉田町の中で土地しから始めようという方針です。議会市長も、対立ではなく対話できる関係の方がいいでしょう。今まで異常だったことがようやく平常に戻っていけそうです」

別の市議もこう胸をなでおろした。

「そりゃあもう選挙藤本さんが市長に選ばれたんだからそれが民意なんでしょう。市民石丸市政の継続を望んでいれば、後継者である熊高さんが当選したはずですから

石丸は結局のところ、4年間何の実績もなく安芸高田市をガタガタにするだけして、このままじゃ次の選挙は無理だと思って東京に逃げていったわけでしょう。

彼は地方議会の特色である二元代表制をまったく重んじることなく、とにかく自分の好き勝手物事を進めるだけの独裁者でしたから。

そのパワハラぶりについて今、こと細かにうつもりはありませんが、議会議員をアホ呼ばわりしたり、私自身も高圧的な物言いをされたことがありますよ。

こうして『対立』を選んだ前任者に対し、新市長の藤本さんは『対話』を重視すると言っているので、これまでより市政は間違いなくよくなると思うし、またよくしていかないといけません。

一方でなんの実績もない石丸氏が知名度抜群の蓮舫さんをおさえて2位になった都知事選に関しても、東京都民の『民意』なんだと思います

その都民民意が反映された都知事選後の民放各社の選挙特番で、石丸氏はコメンテーターアナウンサー質問をはぐらかしたり逆質問でキレてみせる様子がSNSなどで拡散され、パワハラ体質が早くも懸念されている。

今後は「まだ決めていない」としながら国政転身について「選択肢としては当然考えます。例えば衆院選広島1区。岸田首相選挙区です」と述べるなど、強気キャラにも拍車がかかったようだ。驕る平家は久しからず。どうぞご随意に。

https://news.yahoo.co.jp/articles/742c4dea089b23506482ee3bccf5a568cc58b0b2

なるほどなあ

小池百合子圧勝できた理由

老人は新しい名前を覚えられないし受け入れられない。

単純接触効果とわかりやすくて馴染みのある名前が肝要。

選挙終わった瞬間から蓮舫石丸の話しかねえ

ステッカーがどうとかサブウェイとかさあ

圧勝したゆりこはどうなったんだよ

特に蓮舫応援してたやつの言動見ても、百合子をほっぽりだして石丸叩きしかねえんだよな

選挙中はファシストかいって痛罵してたのに選挙終わったらファシスト当選東京地獄と化すのはどうでもいいのかよ

蓮舫から石丸に票が行ったのはミソジニー!とか意味わからんよな 

所詮は都政とかどうでもよく極一部で党派性お祭りしてただけやんけ

2024-07-08

anond:20240708092916

20代以下に限ると石丸勝利だよ。

60代以上は小池圧勝で、蓮舫もかなり得票しているが、石丸は完全に泡沫候補レベルの得票しかない。明らかに普段接しているメディアの差が出ているだけ。

できれば日本以外のメディアは当たり前にそうしているように、世代だけじゃなくて所得職業学歴なども調査してほしいのだけれど。

エクストリーム東京都知事選2024結果

https://anond.hatelabo.jp/20240610211933

総評

選挙自体小池百合子が291万票を得てゼロ打ちで当確が出るほどの圧勝。当初4年前の小野泰輔よりも厳しいと予想していた石丸伸二が小池批判票と立共批判票を集めて善戦し165万票獲得で次点蓮舫は8年前の鳥越俊太郎すら下回り128万票で3位の惨敗。2位にすらなれず無党派層石丸にとられたどころか、本来立憲民主党支持層すら石丸に取られている。蓮舫個人の人望の無さに加え、手下による選挙終盤の小池への野次自身へのデバフとして効果した。自滅以外の何物でもない。

はっきり言って立憲民主党執行部を総入れ替えして、市民連合共産党との協力体制を見直すレベルだが恐らくそうはならないだろう。直近の基礎自治体選挙補選での成功体験から抜けられず恐らく同じ失敗を繰り返すだろう。次の選挙でも大敗してまた党が消滅(3回目)するかもしれない。

エクストリーム競技田母神俊雄が26万票の3.9%で優勝。10年前の半分以下になっておりやはり過去の人感が強い。むしろ公民権停止の喪明けな割には善戦したとも言える。

2位にははてブアノン大人気の安野貴博が入った。15万票の2.3%なので泡沫候補としては久々の大物とも言える。今回のエクストリーム競技田母神と安野の後ろに、反ワク医師内海、おなじみ暇空茜が10万票台入っていてハイレベルな激戦だった。一方でかつての常連桜井高田が前回の半分以下の8万票、タレント清水国明最後の大物ドクター中松は1%も取れずに大敗桜井高田は2年前の下半身スキャンダルが影響したか、あるいは暇空茜に票を吸われたかエクストリーム競技もいよいよ世代交代が進むと思われる。アディーレ石丸石丸伸二と間違えられて得票できた可能性大で、次の選挙では1%も取れないだろう。

総評

この総評10周年なのでいろいろ書く

SNSだけでは20万票も集められない

エクストリーム競技準優勝の安野と3位の内海、4位の暇空茜はそれぞれ15万票と12万票と11万票。次点石丸SNSの力と言われがちだが、選対に百戦錬磨自民党組織実質的に入っていて旧来的などぶ板選挙もしている。はてブアノンにやたら持て囃される安野も、はてブアノンから蛇蝎のごとく嫌われる暇空も世間から見たら同レベルの影響力である

N国

今回もN国が大暴れしたため公職選挙法改正議論ますます活発化するだろう。おそらくいたちごっこになり、N国が消滅するか立花選挙違反で公民権停止になるまで続くだろう。エクストリーム競技的にももはや競技を荒らすだけの邪魔存在なので、次回以降は扱いを検討したい。

伝統泡沫候補消滅

今回中松が1%も取れない大敗をした上に、清水国明後藤輝樹、大和行男、小林弘AIメイヤーなど「非N国系で伝統泡沫候補」となりうる候補で得票率1%を超える候補がひとりも出なかった。今後のエクストリーム競技の主役は、安野内海暇空のような「支持者や組織はあるけどインディーズレベル」の下位候補と、今回の田母神や前回の小野のように「知名度行政経験はあるけど供託金返還に届かない」の上位候補が中心となるだろう。

得票数と傾向

今回の選挙に限らず、過去20年ほどの都知事選の傾向

1%以下の候補はまた別のルールでの競技検討したい。N国以外でもここ10年で明らかに増えたので。

anond:20240708092446

言うても、小池圧勝してるからその論法微妙なところがあるぞ

ネット戦略バカにできなくなったってところじゃねえの

過去3回の都知事選での上位得票者の得票数・得票率を比較するよ~

蓮舫はなぜ負けたのか」とかのインターネットおしゃべりが盛大に開催される気がするけど、流石にググったらすぐ出てくるくらいのデータは踏まえた上でおしゃべりしようよ~ということで、小池百合子出馬してる過去3回の結果をまとめて比較してみたよ~

ちなみに数字基本的に全部「約」がつくけど省略してるからね。


2016年

1位 小池百合子

得票数…291万

得票率…44.5%

2位 増田寛也

得票数…179万

得票率…27.4%

3位 鳥越俊太郎

得票数…135万

得票率…20.6%

4位 上杉隆

得票数…18万

得票率…2.7%


2020

1位 小池百合子

得票数…366万

得票率…59.7%

2位 宇都宮健児

得票数…84万

得票率…13.8%

3位 山本太郎

得票数…66万

得票率…10.7%

4位 小野泰輔

得票数…61万

得票率…10.0%


2024

1位 小池百合子

得票数…292万

得票率…42.8%

2位 石丸伸二

得票数…166万

得票率…24.3%

3位 蓮舫

得票数…128万

得票率…18.8%

4位 田母神俊雄

得票数…27万

得票率…3.9%




小池百合子得票数・得票率は、

291万(44.5%)→366万(59.7%)→292万(42.8%)

と推移。

2016年自公増田氏を立てて保守分裂の形。2020年は自公小池支援に回る。そのため2020年は2016年以上の大圧勝となっている。

しかし、2020年と同様に自公小池支援に回った今回は得票水準が2016年と同程度まで下がっている。

一方、旧民主党候補鳥越宇都宮蓮舫は、

135万(20.6%)→84万(13.8%)→128万(18.8%)

と推移。

2020年の山本太郎宇都宮健児と合算して左派票としてまとめた場合は、

135万(20.6%)→150万(24.3%)→128万(18.8%)

となる。

まあ、山本太郎宇都宮健児ガッチャンコするという計算自体がわりと無理矢理なのでここは高めに出てしまう模様。


以上から言えそうなこととしては、

蓮舫はその高い知名度を活かせず、2016年鳥越をやや下回る結果に。

・ただし、その下がり幅はそこまで大きくない。今回石丸に負けて惨敗イメージのある蓮舫だが、旧民主党候補として見ると8年前と比べて微減程度。

都内左派票は130万前後で、今回低めに出る結果になったと言うこともできるか。

小池は実は前回より大きく票を減らしている。

2016年増田が179万(27.4%)で今回の石丸が166万(24.3%)とまあまあ近いくらいの得票で、小池2016と今回で同じくらいの得票と考えると、石丸蓮舫よりも小池から多くの票を奪ったと見るべきか。

・仮に蓮舫石丸から多くの票を奪われたと仮定すると、山本と票を奪い合うことになった2020宇都宮と同水準の得票しかできなかった可能性もあるわけで、しかしそうはなっていない。

2024-07-07

暇空はちゃん責任取れよ

かにおかしい。事前の人気ではひまそらあかね氏の圧勝だったのに。まさか選挙なのに不正があるの?日本大丈夫かな😰

https://megalodon.jp/2024-0707-2157-24/https://x.com:443/yamayama785/status/1809933738991845751

こういう人達が増えてなにか行動起こしたら、SNSブロック(笑)解決する話じゃねーから

都知事選(百合子除く)

蓋を開けてみたら石丸圧勝

完全に予想外の結果だった

選挙ってわからんもんやな

ひまそらがそんなに怖かったのか?

東京都知事選小池圧勝

 

ひまそらあかね蓮舫どころか田母神にすら負けてる

なのに、なんで暇空茜アンチあんなに大騒ぎしてたんだ?

そんなに怖かったのか?暇空が都知事立候補したぐらいで過剰反応して

あんな長文書くほど

anond:20240707115803

どうだろうなぁ。規制すると、美容目的メイクなんて要らん美男美女たちの圧勝になるだけで、その他の人たちは得しないんじゃないか

anond:20240707102919

対抗馬の得票数普通に影響あるでしょ

百合子が圧勝すれば以降はゴリ押しもしやすくなるし

百合子が辛勝ならあまり無茶はできないなとなる

2024-07-04

暇空氏は落選するだろうが、彼は当選目的としていないように見える

 まず前提として、彼は都知事選には勝てない。

 というのも、絶対的に票田が狭すぎるためである

 前回の都知事選は、小池百合子圧勝だった。

 その数、366万。

 彼が勝つには、概ねこの値に匹敵する必要がある。

 ところで、彼を支持する層はどのような層だろうか?

 観測した限りでは、クリエイターや反フェミニスト。一部のオタク層も入りそうな気がする。

 票読みをするうえで、参考になりそうなものを挙げるなら、参院比例での赤松健氏だろうか。

 彼の得票数が52万。切り捨ててはいるが、全国で52万だ。

 暇空氏が立候補したのは、都知事選である

 当然ながら、条件として全国と比べれば有権者自体が少ない。

 仮に赤松氏に入れていた票が全部入るという楽観的な観測をしたとしても、当選ラインには遠く及ばない。

 

 ……という事実に、暇空氏が気づいていないとは思えない。

 

 私の立場を表明しておこう。

 私は彼のアンチだ。Xではブロックされているし、そもそもAIユーザーなので食い合わせが悪い。

 だが、彼ははっきり言って頭が良いので、アンチとしてもその動向を無視できないというのが実情である

 話を戻そう。

 暇空氏は、都知事選という無謀な戦場で戦っている。

 個人的には2-3万票、得票できたとしても5万票が精々であるように思う。

 当然、得票ラインは大きく割る。供託金没収されるだろう。

 思うに、彼の目標はハナから都知事選での当選ではないと考える。

 先程の、「参院選に比べると都知事選有権者数が少ない」という話を思い出していただきたい。

 これはつまるところ、逆方向にも言える。

 

 都知事選で、仮に3万票でも取ってしまったならば。

 有権者数をそのままスケールさせると参院比例での当選が見えてしまうわけだ。

 (彼の協力をする政党があるなら、という条件はつくかもしれないが……)

 

 供託金も、彼にとってははした金だ。それこそ、問題にならない程度の。

 本命プロジェクト遂行するにあたって、小規模低予算実験プロジェクトを経ることは、よくあることだ。

 

 まとめると、都知事選を票読みに使い、その結果次第で参院選に出るのではないか……という話である

 

 なお、表自の目線でいうと、彼が参院比例に出られると困る。

 それはもう、非常に困る。

 彼は表自を自称していないし、政治のやり方で政治をやってる候補者の票を食うからね……本当に、そこは辛いところである

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