2024-07-08

過去3回の都知事選での上位得票者の得票数・得票率を比較するよ~

蓮舫はなぜ負けたのか」とかのインターネットおしゃべりが盛大に開催される気がするけど、流石にググったらすぐ出てくるくらいのデータは踏まえた上でおしゃべりしようよ~ということで、小池百合子出馬してる過去3回の結果をまとめて比較してみたよ~

ちなみに数字基本的に全部「約」がつくけど省略してるからね。


2016年

1位 小池百合子

得票数…291万

得票率…44.5%

2位 増田寛也

得票数…179万

得票率…27.4%

3位 鳥越俊太郎

得票数…135万

得票率…20.6%

4位 上杉隆

得票数…18万

得票率…2.7%


2020

1位 小池百合子

得票数…366万

得票率…59.7%

2位 宇都宮健児

得票数…84万

得票率…13.8%

3位 山本太郎

得票数…66万

得票率…10.7%

4位 小野泰輔

得票数…61万

得票率…10.0%


2024

1位 小池百合子

得票数…292万

得票率…42.8%

2位 石丸伸二

得票数…166万

得票率…24.3%

3位 蓮舫

得票数…128万

得票率…18.8%

4位 田母神俊雄

得票数…27万

得票率…3.9%




小池百合子得票数・得票率は、

291万(44.5%)→366万(59.7%)→292万(42.8%)

と推移。

2016年自公増田氏を立てて保守分裂の形。2020年は自公小池支援に回る。そのため2020年は2016年以上の大圧勝となっている。

しかし、2020年と同様に自公小池支援に回った今回は得票水準が2016年と同程度まで下がっている。

一方、旧民主党候補鳥越宇都宮蓮舫は、

135万(20.6%)→84万(13.8%)→128万(18.8%)

と推移。

2020年の山本太郎宇都宮健児と合算して左派票としてまとめた場合は、

135万(20.6%)→150万(24.3%)→128万(18.8%)

となる。

まあ、山本太郎宇都宮健児ガッチャンコするという計算自体がわりと無理矢理なのでここは高めに出てしまう模様。


以上から言えそうなこととしては、

蓮舫はその高い知名度を活かせず、2016年鳥越をやや下回る結果に。

・ただし、その下がり幅はそこまで大きくない。今回石丸に負けて惨敗イメージのある蓮舫だが、旧民主党候補として見ると8年前と比べて微減程度。

都内左派票は130万前後で、今回低めに出る結果になったと言うこともできるか。

小池は実は前回より大きく票を減らしている。

2016年増田が179万(27.4%)で今回の石丸が166万(24.3%)とまあまあ近いくらいの得票で、小池2016と今回で同じくらいの得票と考えると、石丸蓮舫よりも小池から多くの票を奪ったと見るべきか。

・仮に蓮舫石丸から多くの票を奪われたと仮定すると、山本と票を奪い合うことになった2020宇都宮と同水準の得票しかできなかった可能性もあるわけで、しかしそうはなっていない。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん