はてなキーワード: イラクとは
今のプーチンや多数のロシア国民は狂っている。民間人も殺してる。何が自由と正義だ。
けれど、アメリカ側もシリア空爆で1400人の民間人を殺害し、80人の子ども殺しを隠蔽していた。
名古屋高等裁判所の判決文(自衛隊のイラク派兵に関して)によれば、
アメリカ側は【国際的に禁止された兵器】【化学兵器】を使用しながらイラク人を15万人から21万人も殺害し、
2007年は2万4千人もイラクの民間人を殺した。だが日米国民はその侵攻を自由と正義とほざいた。
名古屋高裁は航空自衛隊が運んでいたのは人道支援物資ではなくほとんど武装兵と断定し、
その部分が「武力行使」で憲法違反と判決した。だが日本の天皇や国民は「平成は平和で戦争がなかった」
「イラク派兵は人道支援だった」と認識障害を起こしている。それはプーチンやロシア国民と変わらない。
かつて日本は西洋や中国語にない「植民地」の造語を発明し、アイヌ国や琉球王国や韓国を侵略併合した。
けれど日本は学校やメディアで「開拓使の設置(1869年))「琉球処分(1879年)」「乙未事変(1895年)」
と言い張り、【アイヌ国侵略】【琉球王国侵略】【韓国侵略】と表現しない。日本人はプーチンと同じだな?
イングランドはイギリス一国一旗を主張せず、4か国のUK🇬🇧(連合王国)を名乗り、日本人以外はUK🇬🇧と呼ぶ。
保守的な君主制の島国を見習い、最低レベルの民主主義に基づけば、沖縄は国で、沖縄県旗は国旗だ。
日本国と沖縄国の「連邦」、日の丸と沖縄県旗のユニオンフラッグを具体化しなければ日本はロシアと同レベル。
「イギリス」「日本」「沖縄県」と教育し、報道し、出版し、コメントしてる日本人はプーチンと同レベル。
これらを忘れるな。
よくある反応が「テロリストと日本軍を同列に扱うのか」とか「経済制裁で追い込まれていたからあの攻撃は仕方なかったしあれは奇襲じゃない」とか「真珠湾攻撃は民間人を標的にしてない」とか。
で、それへの反論として「日本軍の奇襲攻撃はテロといっても過言ではない」とか「経済制裁を言い訳にするなら今回のロシアのこと悪く言えないでしょ」とか「民間人の犠牲も出てる」とか。
まあお互い丁々発止やりあってるわけだけどさ。
ちょっとまてと。
「真珠湾を思い出してほしい。1941年12月7日、あのおぞましい朝のことを。あなた方の国の空が、攻撃してくる戦闘機で黒く染まった時のことを」「9月11日を思い出してほしい。2001年のあのおぞましい日のことを。悪があなた方の都市を、独立国の領土を、戦場にしようとした時のことを」と呼び掛けたゼレンスキー氏は、「わが国は同じことを毎日経験している」と語った。
はい、では上の文を読んでゼレンスキーの言いたいことを答えよ。
「ロシア軍の攻撃は大日本帝国軍の真珠湾攻撃のように卑怯で卑劣だ」
はい、どれもハズレですね。
正解は「あなたの国が攻撃された時のことを思い出してほしい」だ。
第二次大戦、朝鮮、ベトナム、アフガン、イラク、その他数々の軍事介入。
それほどまでにアメリカという国は攻めることはあっても攻められることはない国なんだ。
だから「攻められたときのこと思い出して?」っていいたいときに例示できるのは真珠湾くらいしかない、マジで。
アメリカがやった東京大空襲とか原爆は民間人標的だからわけが違うんだよねw
民間人標的にした911だけど、アメリカは911のあと大量破壊兵器あるとかプーチンみたいにとち狂った事いいだしてイラクに戦争吹っ掛けた
民間人大量虐殺もやってるんでまさに今のロシアなんですわアメリカは
どさくさに紛れて同じ問題だよねみたいに言わないでほしい
ゼレンスキーアホだろ
【悲報】欧米メディア、ナチュラルにたぬかなレベルのド畜生発言をしてしまうも炎上せず
https://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1646042941/
2 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 8ad6-uPnK)[] 2022/02/28(月) 19:09:14.50 ID:rCMwkk1W0
1. BBC
「青い目とブロンドの髪を持つヨーロッパ人が殺されているのを見ると、とても感情的になる」-ウクライナ副主任検事、デイヴィッド・サクヴァレリゼ氏
「これはイラクでもアフガニスタンでもありません。これは比較的文明的で、比較的ヨーロッパの都市です」 - CBS外国特派員チャーリー・ダガタ
3.アルジャジーラ
「魅力的なのは、彼らの服装です。 彼らは裕福で中流階級の人々です。 彼らは明らかに中東や北アフリカから逃れようとしている難民ではない。 隣に住むヨーロッパ人の家族みたいですね」
「私たちは21世紀にあり、ヨーロッパの都市にいて、イラクやアフガニスタンにいるかのように巡航ミサイルを発射しています。想像できますか?」
今回、戦争は間違っています。なぜなら、人々は私たちに似ていて、InstagramとNetflixのアカウントを持っているからです。 もはや貧しい辺境の国ではない。-ダニエル·ハンナン
「考えられないことが起こった。ここは発展途上の第三世界国家ではなく、ヨーロッパです!」
「それは重要な質問です。私たちはここでシリア人が逃げることについて話しているわけではありません。私たちはヨーロッパ人について話しています。
9. "はっきり言って、彼らはシリアからの難民ではなく、ウクライナからの難民だ...彼らはキリスト教徒で、白人だ。 彼らは(私たちと)とてもよく似ている」。 - ポーランドが難民を受け入れている理由を説明しています。
目出度く「ゴルディアン・ノット」作戦こと21世紀型ABCD包囲網の打破を目指すロシアン真珠湾の概要が公表されたので訳す。なお註釈のうち文中のものはすべて英訳者により、数字のものは註釈ではない和訳者のたわごとである。例により和訳者は頭の悪いのと精神病質者が大嫌いだがまあ共産趣味者とかインテリゲンツィヤとかアリストクラットが労働者を"対象"と捉えるのは今に始まったことではないから特に後ろめたく考えてはいない。
第三次世界大戦は始まったようだ; 同僚たちはシャンパンの封を切っている[1] - イラン・米国間の戦争は核合意を阻害しロシア産原油のイラン産原油による置き換え余地を封じる。ホルムズ海峡の避けられぬ封鎖は原油価格をうなぎ上りにする。筆者は[ロシア・イラン間の]一般的には理解不能な合意がある可能性すら信じているが、裏付けるいっさいの事実は持ち合わせていない。
今日はただわれわれ[組織としてのFSBにとって、#WindofChange個別ではなく]の目から見て差し迫ったロシアの"出口"と、クレムリンの"廷臣"について伝えようと思う。(帝政における皇宮について言っている)
これは(実際の摘要の)"複写"ではないがきわめて正確な再話であり、いかように扱ってもかまわず、内容を伏せずに全文を転載してもよい。
この作業はまだ取り掛かったばかりであるので現在はまだ輪郭があるのみで、最終的な報告書は分量があり、詳細で、より堅固になる。今はイラン-米国紛争にかかりきりであるので、筆者はのちより自身の(この新計画に対する)意見をくわえる予定である。『ゴルディアスの結び目』は深く修正・適合される(イランが在イラク米軍基地へミサイルを発射しているため)。
本気でウクライナ侵攻にロシア国民の責任がないと思ってるなら、大日本帝国がやったことについて日本国民に責任がないと思ってるのか、ユーゴ空爆やイラク空爆にアメリカ国民の責任がないと思ってるのか聞いてもらいたいわ
アメリカ張本人→イラクやアフガニスタンを侵略。シリア、リビアをぐちゃぐちゃにする。民間人を虐殺することも枯葉剤など非人道兵器を撒き散らすことも厭わない。チリでは軍事独裁政権を支援し、民主化を妨害してきた。
イスラエル→アメリカの大親友。パレスチナに攻め込んでは一般住民を大虐殺。アラブ人のジェノサイドも行っており、大量破壊兵器も保有。侵略は手慣れたものだ。
サウジアラビア→アメリカのお友達の独裁国家。アサドよりも残虐で反対者や異教徒は斬首刑。その様子はまるでイスラム過激派。しかも隣国イエメンに軍を送り込んで虐殺をしている。
トルコ→クルド人やアルメニア人を迫害。隣国シリアに侵攻してまで迫害したがる徹底ぶり。
友達「気をつけてね」
増田「何に」
増田「よくあることだし多分大丈夫だと思うよ(自分の心配をしろ)」
友達「ロシアでワールドワイドウェブが使えなくなるらしい」
増田「そうしたらもう本当に終わりだね。どこで知ったの?」
増田「そうなんだ。(そんなもの信憑性があるのだろうか)プロキシとかtorとかも使えないの?」
増田「そう」
友達「でもtorとプロキシは前に用意しておいた。うまくいくかどうかはわからない」
増田「そうなんだ(結局ブロックされてるのかされてないのかどっちだろう? でもきっと話聞いてもわからないだろうな)」
友達「このポルトガル語の看板には『ロシア人には食事を提供しません。石でも食べていてください。bon appetit :)』と書いてある」
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増田「あー」
増田「(あっ、あのグループって英単語から取ってたのか。初めて知った)レストランはロシア人とそうでない人の見分けがつくんだろうか」
友達「オンラインゲームでロシア語を話すことももうできない。あいつらは私が戦争を支持してないことなど気にもしない」
友達「『ロシアのパスポートをお持ちのお客様は歓迎致しません。"普通の"ロシア人が政府の罪の責任を負わないことは承知していますが、
それでも私たちは何かをしなければいけないのです。ロシア人の入店を拒むことにより、子供たちのための自由な欧州に貢献します。』と書いてある」
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増田「何?」
友達「ロシア人に暴言を吐くのはやめてほしいというトピックに『悪いがこの戦争の前からロシアは嫌いだ』とコメントがついていた」
増田「そう」
増田「(ん……)」
友達「本当に残念だ。私はロシア人であるというだけで魔女狩りにあっているんだ。これではヒトラーがしたことと何が違うというんだ」
増田「(ロシアが民主主義国家だったら国民にも責任を求めたけどロシアの選挙は偽装工作の塊だから実質民主主義じゃないんだよね)
国同士なんて仲がいい方が珍しいしそんなもんだよ。今ごろ気がついたの?
日本のネットでも評判がいい国なんてほとんどないって。99%の国は嫌われてるか知られてないかだよ」
友達「アメリカが世界平和を語るなんて馬鹿みたいだ。彼らがユーゴスラビアを爆撃したときは誰もアメリカを嫌ったりしなかった。
それがロシアがやったとたんこれか」
増田「アメリカは仕方ないね。東京裁判も不当だったみたいだし」
友達「これからはアジアだけしか頼りにしない。中国と日本について学ぶつもりだ」
増田「(また始まったよ)」
友達「これまでは国と国民には区別をつけるようにしていた。アメリカ政府がどんなひどいことをしてもアメリカ人には罪はないと思っていた。
こんなに憎まれるのならもう早くロシアから逃げ出したい。ある意味ではここは北朝鮮より悪い」
友達「彼らはまるで英雄のように扱われる。でもロシア人は誰にも求められない」
増田「そう」
増田「(あれ? そのredditのトピック読んでみたけどロシア人に同情的な意見の方が断然人気あるぞ。なんでこんなに怒ってるんだろう)」
友達「戦時法が3/5か3/6に発令されるらしい。ワールドワイドウェブは全部切断されるし徴兵もされるそうだ」
増田「本当?」
友達「そういう噂だ」
増田「そうなんだ」
友達「でも殺人には絶対反対だから徴兵される気はない。どこかに隠れているつもりだ」
友達「逮捕されても野垂れ死ぬことになっても徴兵よりはましだ」
増田「そこそこ良いんじゃない?」
増田「知らん」
友達「6割のロシア国民は愚かで怠惰だ。ソビエト時代には、戦争はいいものでナチはあらゆるところに巣食っていて略奪はいいことだと教えられていたから」
増田「そう」
友達「我々は我々自身の、プーチンや汚職のない自由なロシアを作らなければいけない」
でも私はもうロシア国民ではいたくない。ロシアの文化は愛しているが政府のことは憎んでいる」
増田「そう」
友達「みんなロシア人は全員クズだという。あの偽善者どもが。アメリカがユーゴやイラクやリビアやシリアや広島長崎を爆撃したときには何も言わなかったのに。
西洋人は『我々は寛容で、自由で、人種差別をしない』と言っていたがただの偽善だった」
増田「(ふむ……)そう」
友達「でも日本人だけは、政府と関係ないロシア人は罪を負わないと言ってくれる」
増田「(また始まったよ)はいはい。というかそれ本当に言ってるの?」
友達「日本人の友達に聞いたら全員そう言った。ある人は『日本人の多くはロシア人ではなくプーチンを非難しています』と言ってくれたんだ」
友達「……うん」
増田「私が知る限りそのredditのトピックと日本のネットでそこまで雰囲気変わらないと思う。ロシア食品店が襲われて壊されたらしいし」
増田「ところで他の国の友達にもロシア人についてどう思ってるか聞いたの?」
増田「あっ」
増田「(あれだけ同情的なreddit記事に怒ってたのはつまり…)」
友達「彼らが世論に流されて友達を裏切るなら、それはもう私の友達じゃない」
増田「そう」
友達「ロシアには『真の友は苦境の中でのみわかる』ということわざがある」
増田「(……)」
増田「日本語に似たようなことわざがあった気がしたけど今調べたら『昨日の友は今日の敵』しかなかった」
増田「よかったね。……あ、ウクライナ人の友達は話してくれるんだ」
友達「うん、彼らとは今も親しくしている。考えてみてよ。戦争の被害者たちは今も私の友達で、あの偽善者の西洋人たちは違うんだ」
友達「あの西洋人どもは私たちが反撃できないのを知って罵声を浴びせてくる。
ただ戦争反対と叫ぶだけでなにもしない」
増田「そう」
増田「(……)」
増田「●●さんは本当に自分のことを西洋人とは思ってないんだな」
友達「今まで私は少しくらいは西洋人だった。でも今はもうそんなものでありたくない」
増田「たいていの日本人にとって白人=西洋。私も●●さんに会って話すまではそう思ってた」
友達「でも今は違うとわかっただろう」
増田「うん」
増田「制裁はロシア国民が政府に反旗を翻すことを目的に行われているらしい」(注:よく調べずに適当なことを言ったので間違ってるかも)
友達「でも無意味だ。人々はプロパガンダにやられてゾンビのようになっているから政府には逆らわないだろう」
友達「何が楽観的だって?罪もない国民全員がファシストと同じ扱いにされているのに」
増田「ヴェルサイユ条約のドイツじゃないことを祈っておくといいよ」
友達「ああ…」
友達「戦争を支持しないとネットで発言したら15年も刑務所に入ることになる」
増田「それにしてはあのredditのロシア人は普通にプーチン批判や戦争反対を言ってたけど」
増田「ええっ」
友達「今プーチンは権力の座に居座るために大慌てで法律を乱造してる。Russia-Japan war以来のロシア史で最悪の一ページになりそうだ」
友達「アメリカはいつだってロシアを嫌ってきた。ロシアを滅ぼす機会をずっとうかがっている。
もしフィンランドや中国がウクライナを侵略したならばあいつらはなにもしなかっただろう。
ロシアは今までに何度かアメリカと親交を結ぼうとしてきたがいつも冷たくあしらわれてきた。
それでも私は彼らに偏見を抱いてはいなかったが、今は憎悪しかない。やっぱり日本人が最高だ」
増田「(また始まったよ)また始まったよ」
友達「第二次世界大戦中、彼らはレンドリースで私たちを助けてくれた。
戦後私たちはアメリカと仲良くしようとしたがアメリカはソ連が弱いうちに叩き潰すつもりだったのでそれを断った」
増田「(……援助を打ち切られて恨んでるの? それはちょっと)」
Bush's chicken legsという政策でアメリカが鶏肉を提供するのと我々が大きな軍事基地を閉鎖するのを交換条件にした。お互い助け合っていたんだ」
増田「(鶏肉を提供するのが援助なのはわかるけど、基地閉鎖は自分で勝手に建てた軍事施設潰しただけなのに援助になるのか?)」
友達「だがアメリカがユーゴスラビアに空爆して友好は終わった」
友達「当時の首相だったプリマコフは、ロシアに大きな利益をもたらしただろう条約を結ぶためにアメリカに向かう機上にいた。
だがユーゴ空爆の報を聞いた彼はパイロットに命じてモスクワに引き返した。ロシアではPrimakov's turnとして知られている」
増田「(……)」
増田「(戦争犯罪に断固として当たる清廉さが条約を破談にして今のロシアの窮状を招いたのなら……何を言えばいいんだろう)」
増田「プリマコフという人は今の日本ではあまり知られてませんよ。私も今初めて聞きました」
増田「失脚させられたみたいだからね。こんな政治家について今のロシアで報道されないのは自然だ」
増田「……
エフゲニー・マクシモヴィチ・プリマコフ(ロシア語: Евгений Максимович Примаков、ラテン文字転写の例:Evgenii Maksimovich Primakov、1929年10月29日 - 2015年6月26日」
友達「あっ」
増田「やっぱりさ、西洋の人たちがロシア人全部を雑に罵倒してくるの仕方ないと思うんだよ」
増田「charmという単語があるでしょう。likable appealという意味だよね」
友達「そうだね」
増田「でもmagicという意味もある。超自然的で恐ろしくて強いものだ」
友達「そうだね。それで?」
増田「日本語では魅力というけどこの"魅"は実は化け物のこと。
人間はこのcharmとか魅力とかいう恐ろしいものに支配されて生きている。
なんでアメリカの空爆のときとロシアの侵略のときで世論が全然違うのか? それはアメリカやウクライナには魅力があるけどロシアやユーゴにはないからだよ。人間にはかわいくもかっこよくもない人々の命より好きな人ひとりのほうが大事なんだ」
増田「(ひえっ……なんだこの人)」
増田「●●さんはそうでもたいていの人はそうではないからね。だから仕方がないんだ」
増田「(戦争ではたくさんの人が傷ついて死んでいくのは最初からわかっているのに、個別の子供の姿が報道されると人々は思い出したように改めて動揺する。子供には魅力があるから。でもロシアだってこの方法は使える。そのうち制裁で物資が足りなくなったら、ミルクがなくて飢えた赤ちゃんの写真を出してアピールするロシア人も出てくるだろう。そのとき人々にできるのは二つに一つだ……赤ちゃんの可愛さに絆されて無責任にも制裁緩和を望んでしまうか、それとも自らの正当性を保つべく命の重みを国籍によって差別するか)」
増田「(そして私は……)」
増田「(……)」
増田「実のところ私も他人のこと言えないんだよ。だって私もシリアの内戦とかクリミア侵略とか外国のニュースは気にしなかったのに、●●さんに出会ったからってだけでウクライナ侵略ばかり気にしてるからその『西洋人たち』と同じなんだよ。だから、仕方がないと思う」
友達「わかった」
友達のチャット原文はほぼ英語なので増田が訳しています。(増田はもともと日本語でチャットしていました)
もし友達に言いたい・聞きたいことがあれば書いてください。ロシアとネットがつながっている間は代わりに尋ねて回答を載せるつもりです。
ロシアにとって許容範囲の政権が出来るまで、侵攻と虐殺を繰り返すだけかも知れない。
コリン・パウエルはイラク戦争に反対した後、ブッシュに「我々はイラクに勝つだけではなく、統治しなければならない、その負担の大きさをお分かりになっていますか」と言ったが、アメリカがマシな国だからその負荷が生じるのであって、別に殺してレイプして飢えさせて放置、でも構わないわけである。十九世紀の戦争はそう言う戦争だった。
ロシアの侵攻を招いた時点で、ゼレンスキーの外交政策上の失敗は失敗として認識されるべきだと思う。別にロシアが悪くないと言う話ではない。
ただ、アメリカがキューバ領内に帝国主義の遺物としてグアンタナモ基地を保有しているように、フランスがヨーロッパではなく南太平洋で核実験を行うように、脛に傷を持たない国は無い。繰り返すがだからと言ってロシアを正当化しようと言う話ではない。
BSフジのニュース番組で、駐日ロシア大使のガルージンは、小野寺元防衛相に対して、「イラク戦争はどうなんだ?日本政府はあれを支持していたではないか」といかにも外交官的「ああいえばこう言う」の発言をしていたが、それはその通りなのである。大国が疑念を持ち、疑念を晴らすための適切な行動をとらなかったため、イラクは侵攻を受けた。もちろんフセインの言動とゼレンスキーの言動は異なるが、基本構造は同じである。イラク国際戦犯民衆法廷はブッシュとブレアを戦争犯罪人として断罪している。小泉純一郎も一部においては有罪とされている。
少なくとも小泉純一郎を泳がせている私たちに首尾一貫性が欠けていることは間違いない。
だからと言ってそれをどうにかしろと言う話ではない。それが国際政治の現実だと言うだけのことだ。
その現実に即して言えば、少なくともエリツィン政権下、プーチン政権下でNATO不拡大の要求を内々でもロシア政府が行って来たのはロシア側にとっては事実であって、宥めの言葉もあったと解釈する方が自然だ。ロシア側がNATO拡大を問題視しないはずが無いし、「まあまあ。そこまでうちらは積極的ではないし」くらいのことは実際に西側は言っている。重要なのはソフィズム的な外交文書の有無の話ではなくロシア側がそう解釈しているという事実である。
NATOはむろん対ソ連包囲網として結成されたもので、単なる多国間安全保障機構ではない。この期に及んでも、ドイツは国防予算TOP10にも入っていない。日本はもとより、韓国よりも額が少なく、海外領土を持たないドイツがいかに安保ただ乗りを続けてきたかの証左である。NATOがあるからこそ、ドイツは安保と言う公共インフラを重視せず、むしろそれに負荷をかける政策を続けてきた。この意味だけでもNATOの存在は冷戦後はネガティヴなものであったのだが、アメリカはその廃止に踏み切れていない。単なる多国間の安保機構ならばロシアを入れても良かったはずだが、エリツィン政権においてすらそれはクリントンが拒絶している。
NATOの拡大は、加盟国が増えれば加盟国全体が戦争に巻き込まれるリスクを負うことを意味するのだが、アメリカがけつもちをしているため、そのリスクが曖昧になってしまった。ゼレンスキーはそこを読み違えたと言うべきだろう。
ゼレンスキーは今になってNATO非加盟もロシアとの交渉であり得ることを言いだしているが、侵攻が現実になってはっきりしたことは、西側は核リスクを冒してまで実際に手持ちの地上軍を投入する意思は無いと言うことであり、フォルトラインの焦点となっているウクライナを、実際にはNATOに入れるつもりはないということである。場合によってはアメリカはNATOに引きずられるくらいならば、NATOから脱退するであろうし、NATOにそこまでの安全確保機能は期待できないということである。
ゼレンスキーは踊り踊らされて、はしごを外された形になっている。もちろん意外と上手く踊っているのは確かである。ロシアは苦境に立たされるであろうし、場合によっては撤退に追い込めるかもしれない。しかしウクライナは戦場になり、多くの国民が殺され、それでいて賠償金は一ルーヴルもとれないだろう。クリミアや東部の回復もままならない。ゼレンスキーは英雄であるかもしれない。しかし司馬遼太郎が言った通り「英雄を必要とする国は不幸な国」なのであって、ただのぼんやりとしたコメディアン大統領として統治をまっとうできなかったゼレンスキーはやはり失敗した政治家なのだ。
大戦は小国の暴発で起きることが多い。善悪の観点からではなく、国際政治はそうした暴発をどう管理してゆくべきかと言う視点で考えられるべきだ。