はてなキーワード: 社内seとは
トランス女性が「戸籍は男のままだけど、トイレや風呂は女として扱って」と盛んに主張し男性戸籍の維持をするカラクリの一つがこれ
@melon_twist
想定通りだけどかなり厳しいね
無理に押し通したら路頭に迷うことになりそうなので諦めるよ
えふてむさんは女性であるってことで受ける社会的不利益に違和感が強いって印象
わたしだってそうだ。女性戸籍にしたら年収150下げるって社長に言われてる
元々ひとり社内SEなのでほとんど表に出る仕事でもないですし、やることは変わらないはずです
扱いにするみたいなこと言われてまして...
営業さんは稼いでくるけどその他要員は利益を産まないみたいな考えもあって...
うちの事務チームのお給料、めちゃめちゃ安いって噂で聞いたことあるので恐ろしいのです
SRS、改名と来まして残すは戸変を残すのみの状態です。声オペの有給申請をした際この先移行進めるなら女性として雇用契約を結びなおすって、その際今の役職は全て解いて総合職の見込み残業代はカットになって内勤扱いにするって言われて、4万と8万の減額になります。なお声オペはキャンセルしました
会社としての看板とか職位だとか、周りの社員への示しだとか、いろんなことがあるから放置はできんって、うちは小さな会社なので社長からストレートに言われてますよ
降格や配置転換もチラつかせてくる
今回の社員旅行で社長にやっぱり髪伸ばしてるの完全にバレたみたい
私のいないところでそういう話があったみたい、同僚が守ってくれたみたいだけどそこでも給与体系について話出たみたい
明日が怖い
エンジニアだけど俺もそう思う
内製ソフトウェアエンジニアはスキル次第で同じ仕事でも天国から地獄まで変わるのでその辺かな
私は広義のITエンジニアとして、SI/SES、情シス、自社サービス開発などを経験していて割と働き易いなと思う職場が多かった。ただしこれらの職種には相変わらず女性は多くないのでちょっとオススメだよという思いで当増田を書いてみる。
他にも女性人口少ないけどオススメな職種の話とかに発展したら嬉しいなとも思う。
女性が働きやすい、と書いているけど比較的出産希望がある、あるいは子持ちのママが働きやすいという観点に寄ってるかも。
これは母になる希望がある人あるいは現在母な人とそうではない人で多少違うかも。とはいえ後者にとっての働きやすさは前者にとっても共通する場合が多い。
1つ目は大前提だがまああるところにはある。2つ目はよほどそれを望む人にとって以外は女性よりも男性が有利なので1つ目に繋がりやすい。
女性にとっての働きやすさにプラスしてワークライフバランスの取りやすさが肝になってくるかも。
とかかな。
まず私は普段この言葉は使いません。何を指しているのか分かりづらいので。
間口を広げる為に今回この言葉を選んでみた。
私が今回語るITエンジニアはざっくり以下のイメージ。職種というよりは働く企業の事業内容と社内の役割から分けてみる。
受託開発はあまり経験していないので書きませんが、対企業向けに技術提供するという意味でSEの働き方に近いイメージ。
まず中長期で働く上で男女の賃金格差が出づらい。この業界男性が中心で作られた世界なのでそもそも女性用の席がない。しかし男性用の席というわけでもなく比較的女性も座りやすい(つまり若くない女も座りやすい)。基本的にデスクワークなので筋力は問われないし業務外の根回し(飲み会、喫煙所コミュニティなど)も比較的おとなしい。
コミュニケーションスキルは一定必要だが営業職ほど(一般的には)近距離なコミュニケーションは求められないので男女による相性の差みたいなものは出づらい(と思う)。
リモートワーク、フレックスタイム制度などを導入している企業が比較的多い。昨今リモート廃止の企業が目立つ中で、今もえり好みしなければフルリモフルフレも十分狙っていけると思う。
ワークライフバランスぶっ壊れてそうなイメージもあるけど所属企業と当人の働き方次第かなと思う。波はあるものかもだけど。
まずシステム内製してる会社って体力か志がある。無難なのは前者だけど後者なら死ぬ気で働けば見返りもきっと大きい!はず。
基本的に出産の希望がある人、あるいは素手にママな人は体力のある企業に所属するのが間違いない。
あと組織の規模とか働くポジションにも依るがここで上げた職種の中では比較的スケジュールの都合がつけやすいと思う。調整先が社内留まるケースが比較的多いので。
また、違うアプローチで大きく勧められる点が2点ある。
わりとコンパクトな開発体制をとっている企業を狙えば気合とスキルで20代のマネージャーとかざらにいる。
所属する企業とスキル次第だが年収400万円~800万円くらいは平でも狙える(これを少ないとは言わせないぞ!)。
(自己研磨を求められる職種であるというのは大前提だが)ゆるキャリで続けたいが一定安定した収入がほしい人にも向いていると思う。
ITエンジニアって女性が少ないわりに女性にも働きやすく母にも働きやすいと思ったのですがどうかな。
参入障壁ありそうな雰囲気もあるけどガチの上澄みじゃなければ文系エンジニアだってたくさんいるのでそこまで間口は狭くないような。
消極的な死にたさがある。
今は零細企業でのらりくらりやってるけど、ここ何年かしたら潰れそうな感じはあるんだよな。
で、その後また求職しようと思っても、年いった高卒元社内SEで、ストレス耐性低めだからそういうとこを望む人間が、続けられる職場に行けるとはあまり思えない。
あんまキツイとこ行くとすぐ病むのが目に見えてる(おなじ愚は犯さないぞ!)。
そもそも学歴もないのに雇われで食っていこうってのがこれからの時代無理あるんだよな。
じゃあフリーでやりますかって別にそこまでするほどかって感じ。
人脈も何もねーよ。めんどくさー
今はなんか楽に生きてられるから生きてるだけで、生きるのがめんどくなったらじゃあ死にたいですみたいな。
そういう消極的な死にたさがある。
社内SEやってる
しかし社内の非IT部門のリテラシーが低すぎる、というかシンプルに頭が悪い
地方の低偏差値高卒とか集めた中小企業だから頭悪いのも当たり前だが
平社員も管理職もバカすぎるので要件定義できない、仕様が決められない
決められるのはゴールだけ
ボタンを押したら手でやってた業務が自動で終わるようになれば良いな!以上!
後はIT部門に丸投げ、ちょっと突っ込んだ仕様の話をするともう無理
性格悪いのだと怒り出したりする
どういう画面にするの?例外的なデータはどういう結果を返す?そもそも扱ってる商品の種類って全部把握してる?
画面のラフ書いて、無理
なんとit部門が業務を整理してフローの形にまで落としてやらないと話もできないのだ
バカってすごいね、自分達がなにやってるかもわかってないんだね
これで一丁前に役職ついてお手当まで貰ってたりするんだぜ
はー、めんどくさ、転職しよーかなー
ユーザー企業と言っても、総合商社とか、自動車系とか有名すぎるところはダメ。
不動産、サービス、メーカー。エンジニアを持たずにITの仕事の大半をコントラクターにやらせてるところがいい。
こういうところはたくさんある。当たれば上場企業にも入れる。
だいたい社内のIT部門がコントラクターの管理をしていて、IT部門の人ができるのはSQLぐらい。
コントラクターより社員エンジニアがやってくれたほうが安いし、信頼できる。
ということで、
「AWSみて。は?クラウド初めてなの?まあいいや。とりあえずググってやって」
「Pytyonできる?ちょっとできるんだね。クラスってなんだかわかるかい?よし、じゃあこのバッチ作って。」
「SQLかけるね?じゃあデータベース見てよ、最近なんか知らんけど止まるんだよ。え?どうやって見たらいいかって?
こんな感じでボンボン仕事くれる。上場企業に入れればホワイト確定。
採用されるわけねーだろって?
自分で学習してエンジニアになろうとしています。学習は完了しました。雇ってください」
と。
まあやる気ありそうだったし、希望給与も大したことなかった。上司と一緒にそいつを面接してこう言った。
「勉強するチャンスはあげます。こちらも教えます。でも仕事ができるようになるかどうかはあなた次第です。
仕事ができるようにならなかったら、あなたのやりたい仕事は回しませんよ?」
と言ったら。
で、面接通した。
(でも「バックグラウンドチェックだしたくない」と本人が行ったので辞退された。
うーん、前職で犯罪を犯した、とかでなければ雇いたかったが・・・
チェックで営業としての適性なんぞ見てもしょうがないし・・・)
ということで「フリーでやってますが限界なので正社員になりたいです」と受けまくればいいと思う。
ウエブディレクター、社内SE、何でもいい。ITに関われそうなら。
年がら年中セックスのこと考えている界隈ならありふれた罵倒やで
性を売る人は例外なくエイジズム患者になるし、なんでもセックス中心に考える
なお、増田は雑創作のお仕事増田が多い(2024年に本当にオフィスワークしてる?)が、
増田の夜職の解像度は非常に高い (ホストの動画見ただけでテキトーなこと書いてるアホもゼロじゃないが)
その稼ぐ手段が、キャバ・風俗などの夜職なのか、曲がりなりとも研究職分類されるなにかなのか、
看護師などの医療従事者なのか、IT屋さんなのかは知らないけどね
とりあえず増田で『社内SE』や『SIネタ』や『自称コンサルネタ』(たぶん本人がそう思ってるだけでIT部隊の子) 書いてる子、
たぶん女だと思う
なんとなくだけどこの子も女っぽい → IT業界に巣食う性差別について https://anond.hatelabo.jp/20240309213726#
なお、悲しい気持ちになるような職業噓松増田が多い中、やたら増田のキャバ・風俗などの夜職の解像度が高いのもオタク女が多いから
最近、客先常駐から社内SEに転職することが決まった。忘れないうちにこの転職に関する備忘録を残しておきたい。
この理由に至った現職の内容を話そう。
なってしまった、とネガティブに書いているが全否定するつもりはない。新卒で入った会社は客先常駐であることだけが悪かった。COBOLも別に悪い言語とか思っているわけじゃあない。
ただし『客先常駐とCOBOL』という組み合わせは、将来の展望を描けなかった。これから新卒の人にはあまりお勧めできない。
なぜか。
まず、『客先常駐』。
これは全くもって良くない。責任が少ない仕事で十分で、人間関係を適度にリセットしたい人には向いていると思う。もしくは、よっぽどのニッチかつ高スキル保持者くらいだろうか。
問題点を述べていこう。
問題点そのいち。
常駐先ガチャが待っている。どんな地獄の案件が待っているか行かないと分からない。しかも、客先と戦わない営業マンの方が給料が高いなんてやっていられない。最近はSier側が強気に出られるパターンも小耳に挟むが、まだ稀な印象である。
問題点そのに。
上流工程に携われるかは運である。そもそも要件定義とか予算とかを他所から来た人間に任せることは難しい。底辺下請けにはもってのほかである。よって、下流工程のみの経験でスキルは身につかないまま、30代に突入する可能性すらある。
問題点そのさん。
契約形態によるが1ヶ月の勤務時間が決まっている。1ヶ月最低〇〇時間以上勤務となっている。これがネックとなり連休を取ることが非常に難しい。さらに、GWや年末年始休暇があると残業必須になる月が発生する。勤務時間縛りプレイ未経験者は大したことではないと思うかもしれないが、ワークライフバランスにおいてストレスになる。
次に、『COBOL』。
先ほども書いたが悪い言語だとは思っていない。
ただし、大型新規開発は今後ないと思えと言いたい。必然的にCOBOLを書き書きしていた時代のおじさま方には、技術の点で一生勝つことはない。彼らがくたばるまでは。
それと、たまに聞く「コボラーはこれからずっと需要があるし、新規参入者も減っているから将来安定だよ」なんて話。この嘘、ほんと?
確かにCOBOLは自分が死んだ後も生き残るだろうが、それほど大きなパイが残るだろうか。元請けか自社の社員にしか仕事が残らないのではないか。あったとしても金がどの程度分配されるというのだ。
個人的には、将来の選択肢を増やすためにCOBOL以外"も"経験した方がいいのではないかと思った。加えて、COBOLしか経験がないと求人が少なく30代以降の転職のハードルが高いため、その前に一度足抜けした方が安牌だと判断した。まあ、逃げ切れる世代には関係ございませんけれども。
悪魔合体させるといけない。
まず、COBOLはほぼ金融業界でのみ生き残っておりコボラーの生息範囲は限られることとなる。結果的に、客先常駐していると別の常駐先で出会った人かその関係者とかち合う可能性が非常に高くなる。個人情報や噂が一気に広まってしまうわけであり、一回でも社会からすってんころりんしたら戻りにくい。
なにより、両者ともに揃うと別業界や別ポジションに転職しにくくなる。客先常駐コボラーから客先常駐コボラーに転職する人が結構いるのが現実。コボラーになりたいなら最初からIT土方ピラミッドの頂点コボラーにならなければならない。
という様々な思いがあって、
客先常駐の働き方はこの先これ以上は無理だなとなり、COBOLだけではない肩書きを持ちたいと思って転職を決意したわけである。
現職の忙しさで心も身体もすり減っており、スケジュール管理や企業とのやり取りなんてとても無理だったからである。
さて、ステマなし・エージェント会社名無記載の個人的なエージェントの印象を述べていく。
まず、当初は大手のエージェントに登録していたが、こいつは全く使えなかった。自社開発か社内SEを希望しても、客先常駐とずっと求人出している営業職と介護職の求人票を寄越してくる。
最終的には、客先常駐コボラーは美味しくないため全くフォローされなくなり、ついにはエージェントの気配が消えた。
経歴に自信がある人か自主的に転職活動を進められる人以外は、大手向きではない。
次に中規模のエージェントに登録した。疲れて自主的に動けない自分向きであった。
エージェントの対応としては、大手より転職希望者が少ないためか連絡が頻繁かつ口調が砕けたものであり、転職活動の並走者感を演出することを意識されていたように感じた。
そのため、マメに連絡欲しくない人には向いていないと思う。
なお、結果的にこちらで内定まで到達したが、登録してから内定まで平均より1ヶ月ほど長かったようである。これも客先常駐コボラーの呪いか。
面接対策については、2つ目の中規模エージェントで書類添削及び面接対策の申し出があって実施していただいた。それに従えばおよそ間違いないと思うが、参考として面接経験を書き残す。
面接での質問は、これまでの仕事のことを深掘りされることが多かった。
一問一答で準備しておけるようなものではないため、成功したこと・失敗したこと・仕事中に心がけていることなどを整理しておくことが必須である。新卒からコボラーの人間に技術は期待されないから、アピールできるところが仕事の進め方や考え方だけだからだ。
また、気になるITの話題や自己研鑽の質問への回答をそれぞれ2〜3くらい用意しておくとベスト。
志望理由は、表向きの転職理由と求人票の職務内容を結びつけて言えばいい。ここを起点に他の話に発展していくことも多く、嘘の理由であっても結びつきをブレさせない意識を持つといいだろう。
企業研究はインターネットで調べて、事業内容と今後数年の計画を口で語れれば十分かと思われる。新卒と違って会社説明会なんてものはなかったが、面接担当者が面接中にどのような会社か親切に語ってくれるから、そこから志望動機にも繋げていくことができた。
そして、自分と同じく経歴がクソだと思う転職希望者たちには次のことを言いたい。
たとえ転職先で希望のキャリアや待遇が手に入れられなくても足がかりになるような経験が得られるか、でエントリーしていくといいと思う。
もしかしたら、転職した後に「失敗した」「隣の芝生が青いだけだった」なんてことになっているかもしれないが、そのときはまた転職活動を頑張る所存。
採用と教育のコストを考えろよというご意見には、退職されないように経営しろと回答させていただく。
ここまで来て一点大きな訂正をさせて欲しい。
コボラーを名乗っているが、実際はCOBOLよりJCLに触る時間の方が多かった。なんなら、JCLで一番動かしたものは読めないアセンブラのツールだったかもしれない。汎用機バンザイ。
いい区切りだったので乱文になるけど吐き出させてほしい
8年ほど前、まだ20代後半だった自分が今の会社に中途採用された際に同時入社の同期が1人いた
自分とは歳の離れた40代後半であった同期である彼こそが後に、時限爆弾を仕掛ける人物である
入社した会社はその時期に基幹システムの刷新を考えていたらしく
その募集でシステム部として採用されたのが自分とその同期であった
当時のシステム部の社員は2名体制で1人が60代で定年間近の上司A、もう一人は50代の上司B
2人でなんとか基幹システムの維持だけを行っている状態であった
会社としては基幹システムの刷新以外にも社員の世代交代を徐々に行っていくための採用だったと入社直後に言われた記憶がある
60代の上司A、50代の上司B、40代の同期、そして20代の自分
確かにそのまま行けば年齢層は順調に推移して、10年単位で20代を採用することを繰り返せばいい感じにも思えた
入社してからの仕事としては60代上司Aの定年退職が控えているため、まずは稼働中の基幹システムの仕様理解に日々の業務の引継ぎ
そんな多忙な業務をこなすなか同期と話すうちに彼の人柄が徐々にわかってきた
箇条書きでまとめるとこんな感じだったと思う
・今の会社に採用される前、同じような職を転々として現在8社目であること
・受託システム開発ばかりやっていたが、そろそろゆっくり仕事ができる社内SEでまったり過ごしたいこと
・年齢と経歴の割にプログラムが雑なこと(※これは自分視点だがそう的外れではないと思う
また、今の会社に対してのスタンスや不満が溜まってきていることも伝わってきた
・システムを作る自分たちのチームが上で、運用するチームを下だと見下していること
・その運用チームから稼働テストの際にミスを指摘されると不機嫌になること
中々怪しい気配が漂ってきたと当時の自分は思った
残業に関しては、毎日という程ではないが20時頃までは働いていたと思う、遅くても21時までだったはずだ
ただこれはシステムの刷新が終わるまでという明確なゴールがあったのでそれまでは申し訳ないが対応してほしいと事前に説明があったし残業代もきっちり出ていた
自分は前職が完全にブラックで終電帰り、残業代なしが当たり前という環境もあったため特に問題なく仕事ができていたが同期はかなりストレスだったようだ
給料については会社の方針として勤続給ではなく年齢給であったため同時入社であるものの同期は自分よりかなり貰っていたはずであるが、それでも不満だったようだ
トラブルといってもただ上司Bが打ち合わせ中の同期の態度について不真面目だと切れて説教したのだ
この上司Bと同期の彼は相性が悪いようで度々小さな衝突はあったが上司Bが声を荒げて説教するのは始めてのことであった。
しかしこのことがきっかけで上司Bは同期に対して我慢がきかなくなったのかこの後もおよそ2ヶ月に1度のペースで業務のミスといったことから朝に挨拶をしなかったといった細かいことまで説教は続いた
この状態に嫌気が差した同期はある時を境にプライベートの予定があるからと基本残業はしなくなった
たまにどうしても必要がある際は業務命令という形で残業を依頼していたが、それでも19時くらいまでであった
しかし同期はそれもかなり不満だったらしく
残業した日は会社の最寄り駅と会社の間にあるビジネスホテルに泊まり
翌朝、ホテルの前を出勤中の社長や役員の前を偶然を装ってチェックアウトして遭遇し上司Bが無茶な残業を強要するせいでホテルに泊まる羽目になったとアピールするということもあったという
そのため、ちょくちょくシステム部にたいして過度な残業に関する指導が入っていたと後に上司Aから聞いたことがある
そして入社からおよそ3年が過ぎ、なんとか新システムも完成に近づいた時
しかしこの時は同期も相当機嫌が悪かったのか、それとも今まで積もり積もったストレスが限界だったのか、もしくは両方か分からないが
上司Bも同期もお互いに売り言葉に買い言葉で収集が付かず、上司Bが一旦頭を冷やすといって席を離れた際に同期はPCを少しいじると私物をまとめ無断で早退として帰っていった
なおこの時、上司Aは有給で休み、自分は電話応対中であったため止める者がおらず気がついたら終わっていたといっていいスピード感だった
そして同期は翌日、人事部に退職すると電話するとその後出社することはなかった
新システムの作成中データを取り出すために起動したがそれ以降はそのまま一度も起動することなく放置という状態であった
上司Bは撤去したい様子ではあったが、ある役員から戻って来るかもしれないからとりあえずそのままにしておくようにと指示があったので触れることもしなかった
その後、同期の担当分を自分が引継ぎ新システムの作成にとりかかるが彼の担当していた機能はなんとなく察してはいたが、かなり雑な作りな上
運用部門の要望をまったく聞かなかったため、とてもリリースできる状態でないことが発覚
改めて要望に沿った形で修正をする方針で進めると彼が作成したコードで残った部分は30%も残らなかった、ほとんど作り直しと言っていいレベルだ
そのときには定年から雇用延長となっていた上司Aは区切りがついたと退職
会社の業績もあまり安定しない時期でもあったため追加人員の採用は見送られシステム部は上司Bと自分の2名体制となった
その際に新システム作成が評価されたのと2名体制で苦労をかける事情からか自分は課長に昇進した、4年目のことである
新システムはその後、小さなトラブルはあるものの順調に稼働を続ける
なお小さなトラブルの大半は同期の彼が作った部分が関わっていることが多く
その度に彼が作ったコードは修正され、今では機能の殆どに彼のコードは残っていない
残っているのはせいぜい彼が名付けた関数名や変数名くらいである、中身はもう別物だ
そして6年目のある日、上司Bが突然亡くなった
腹痛を訴え病院へ、で即入院してそのまま復帰することなくという形だ
癌だったらしい
その時の会社の上層部はかなり大慌てであったらしいがシステム部としては正直あまり変わりがなかった
というのも新システムを作る際に運用部門の要望をほぼ取り込んだ結果
システム部の基幹システムに関する仕事はほとんどなくなったといっていいレベルとなったのだ
しかし周りはそうは思っていないらしく、システム部は1人しかいないのだから極力負担をかけないようにと各部門には通達がいったらしい
しかし実態はあれだけ忙しく残業していた日々が嘘のように毎日定時で帰っても問題ないのだ
同期の彼が望んでいたゆっくり仕事ができる環境がここに完成していた
そんな中、同期のPCを残しておくよう指示を出した役員も退職する時期となり
そこで改めてPCを起動して中をいろいろ確認していったのだが、そこであることに気づく
起動回数は1回限りで未実行、起動予定はかなり過去の日付が指定されており、とっくにその日付は過ぎていた
バッチ処理の内容を詳しく見てみるとPCの全ドライブの消去コマンドが書かれていた
同期の嫌がらせだったらしい
起動予定の日付を良く確認すると彼が退職を連絡した日の翌月が指定されていた
しかし実際は彼が退職した翌日以来、PCを起動した事はないしバッチも動作していない
※今回は不発だったから良いけど実際にやると損賠賠償になるから
このことは報告していないが、業務でバッチ処理に関わる度に同期のことを思い出す
もし彼が残っていたら昇進したのは自分ではなく同期となり、彼の言う満足いく給料を貰えたかもしれない
もし彼が残っていたら上司Bがいなくなりストレスがない職場で彼は働けたかもしれない
もし彼が残っていたら運用部門からの要請はなくなり、残業とは無縁な仕事が出来たかもしれない
いや最後のは無理かな
作ってたコード雑だったし、人の話聞かなかったし
ふと彼のその後が気になって調べてみたことがある
世間話で同期がSNSをやっていると聞いたことがあり検索してみたのだ
アカウントは知らなかったが彼の話していた世間話の内容で検索してみると意外なほど簡単に見つけることができた、アイコンも自身の顔写真にしており間違いないと思われた
また次(の次?)の職場で残業がらみのトラブルを起こした愚痴が書いてあった
うちの会社を退職したときの事は何を書いていたのか過去の在職期間の投稿を見てみると大半は案の定愚痴の羅列が並んでいた
そして、その連続した投稿の中で退職直後の時期に面白い投稿があった
要約するならこうだろうか
社内システム作っている自分に無茶ぶりばかり、データ全部消去して退職してやった
直してくれと謝罪の連絡してももう遅い、既に新しいホワイトな職場でまったり仕事中です
彼の中でうちの会社は有用スキルを持った人間を無能と決めつけ追放したギルドのように写っていたらしい
しかし実際はデータ削除の時限爆弾は不発であったし、仮に成功していても
現在彼の書いたコードはほぼ残っていないから直してくれと依頼することもない
そして彼の新しい職場は現在のSNSの投稿を見るに彼基準ではホワイトな職場ではないと自白をしている始末だ
ところで実際彼に連絡した人がいたのかという話だが
上司Bは既に亡くなっているので分からないが、おそらく連絡はとらなかっただろう
彼が退職の連絡をしてきた後、残っていた有給を消化したくらいのタイミング(大体1か月後)で退職に伴う書類の送付先の確認で何度か電話をしたが繋がることはなかったという
どうやら彼はこの連絡を会社からの謝罪の連絡だと思っていたのかもしれない
SESで長い事働いてる。正直仕事はギリギリ退場にならない程度の働きしかしてない。とは言ってもサボってるわけじゃない。真面目に仕事はしている。
でも基本受け身姿勢。言われなきゃやらない。気を利かせることもしない。仕事はギリギリまで終わらせない。
言って出来なかったときのリカバリを考えると言わないほうが得だから。というか提案できるほど余裕なんてないから。
もちろん案件自体が大規模でだましだまし改修してるようなレガシーシステムが多いってのもある。
あとから参画した他社の人がドキュメントが不十分だって憤る姿を見て、そうだよね、って思ってもよかったらこれどうぞなんて渡そうとは思わない。
渡したところで給料が上がったりはしないし、ノウハウは隠しておいて、プロパー経由で教えてあげてって言われてから動いたほうが評価される。
(鍵屋さんが3分で鍵開けて3万円ですってお金取るより、1時間かけて時間かかってすいませんって3万取るほうが感謝されるって話と似てる)
マネジメント系とかの本とか動画見ると俺はどうやら駄目社員の典型らしい。
でもどうしたら良いんだろう。俺が環境に適応した結果、腐ってしまった。
今更SESやめて、社内SEとか自社開発系のエンジニアに転職出来るとは思えないし。
手術(更改)は嫌だから痛み止め飲んで(改修して)だましだましやってるレガシーシステムと一緒。
手術(転職)に耐えられる体力があるかわからないけど、勇気を気力を出して勉強して今の環境を脱するべきか。
若さがなくても手元に十分な金があれば、この腐った働き方に見切りをつけられるのに。
社会人として若輩だった頃の話をする。手短かにやりたい。二千字以内をめざす。
2018年頃だったか。当時社会人2年目だった俺は、会社帰りに同じ高校出身の先輩とチャリを漕いでいた。
当時、俺は地元にある成型メーカー勤めで、先輩は福山市役所で働いていた。チャリを漕いでいたのは……まだ車を持ってなかったからだ。そんなわけで、社会人2人は自転車で居酒屋を目指していた。県道沿いを走っていた。
午後7時を過ぎてた。道は暗かった。目当ての居酒屋まで、もうちょっとだった。
当方のチャリは、漕いだらライトが光るタイプだった。で、先輩のは……? と思ったら、その瞬間がやってきた。
「無灯火~! 明かり付けろ!!」
という声とともに、後ろから高そうな自転車に乗ったおじさんが来た。圧倒的な速度感だった。先輩は……ライトを点けていなかったのだ。おじさんは、俺らを追い越してから自転車を止めた。
そして、説教を始めた。
先輩はさ。確かこの時、すげー腰が低そうにしていた。
「ありがとうございます! いや~、気が付かなくて。本当にありがとうございました」
という具合だった。おじさんが溜飲を下げて、どっかいった後だった。
自転車にまたがる時に、先輩はこんなことを言ってた。
「ああいうKITTYには気いつけや。オレみたいにうまくやらんと、どんどん因縁つけてきよるけえのお~」
先輩は、また無灯火で自転車を漕ごうとしていた。無灯火の理由を聞いたところ、「夜7時30分以降に点けるタイプじゃけ~」と言っていた。
ところで、居酒屋は楽しかった。料理もトークも普通に楽しめた。あの頃は、若かったのもある。何でも楽しかった。あと、ヤリイカやツブ貝やしめ鯖や寒ブリのおいしさを知らなかった。
当時は、味が濃い料理が好きだった。まだ20代前半の頃である。
その一月後に、また同じシチュエーションがあった。本当にまったく同じだった。
先輩は市役所帰りで、俺はメーカー帰りで、一緒に夜に自転車に乗って、あの大衆向けの居酒屋に向かっていた。
県道沿いのあの箇所だった。あのおじさんが、また俺らを追い越した。先輩は案の定、無灯火だった。おじさんは俺らの前に自転車を停めたよ。
先輩は、また申し訳なさげに謝っていた。しかし、何分経っても許してくれそうにない。俺は先輩ほどメンタルが強くない。こういうシチュエーションで出くわすと、メシがまずくなってしまう。
だが、ある瞬間だった。俺はビビったよ。
「あ!!? 何じゃお前、さっきから。コラ」
先輩が激高すると、おじさんの動きが止まった。
「さっきからお前。つまらんことを、グチグチグチグチと……ワシはのう、お前に手を出そうとするんを、ずっと我慢しとるんやぞ!!」
おじさんが何か言おうとしてたけど、先輩は近づいていって、顔を限界まで近づけてメンチを切った。暗かったけど、あれは高校時代に殴り合いの喧嘩とかする時の、先輩のマジなやつだった。
おじさんがすごすごと自転車に乗ってどっか行くと、先輩はまた、俺に向かってこんなことを言った。
「増田君。お前もさ。キレたかったらキレてええんやぞ。ある程度はな……。その代わり、閾値を超えたら悲惨なことになる。そこは気を付けろ」
先輩は笑っていた。当時の先輩は社会人3年目だった。俺は2年目。そこまで年の差はなかったけど、でも先輩は世の中の何かをわかってるような気がした。
結論なんだが、キレたり怒鳴ったりするのって、現代社会においてはNGだ。国会議員でも市町村長でも大企業の社長でも芸能人の司会者でも、そういうのがバレたら職を追われることがある。
しかし、これはポイント制じゃないかって、30代が近くなった今では思う。ある程度であれば、怒ってもいいのだ。
先輩の例で言うと、もしあのおじさんが先輩のキレ芸に耐えられなかったら、その場で警察を呼んでいただろう。そしたら、先輩は処分とか受けて、市役所をもっと早く辞めていたかもしれない。
でも、そうじゃない。おじさんがあの状況を我慢できたり、まだ理性が働くレベルで先輩は怒鳴った。だから、なんとかなった。
その数年後、先輩は福山市役所を辞めて営業の仕事に就いている。どこの会社かは覚えていない。すっかり疎遠になってしまった。
俺の方はというと、逆に地方公務員になった。成型メーカーで行き詰った(先輩に対してフェアじゃないんで言うけど、キャステムという会社だ。)わけじゃないけど、死ぬほど忙しくて、家族との時間が取れなかった。
それで、経理と社内SE(※素人に毛が生えた程度)の経験を生かして、とある市町村の役場に転職した。人生はわからないものだ。
長くなってしまったけど、「キレるのがポイント制」というのが言いたかった。読者の人も、別に怒りたかったら怒っていいと思う。ただ、やりすぎると公的あるいは非公的な制裁を食らう。だから考えてやろうね、ということを伝えたい。